JP2002259011A - 携帯情報端末および携帯情報端末の画面更新プログラム - Google Patents

携帯情報端末および携帯情報端末の画面更新プログラム

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JP2002259011A
JP2002259011A JP2001056122A JP2001056122A JP2002259011A JP 2002259011 A JP2002259011 A JP 2002259011A JP 2001056122 A JP2001056122 A JP 2001056122A JP 2001056122 A JP2001056122 A JP 2001056122A JP 2002259011 A JP2002259011 A JP 2002259011A
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Takashi Miyagawa
貴志 宮川
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Hitachi Ltd
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置情報などの通信手段から得られる情報か
らユーザが欲するであろう情報を推測し、メニュー等の
表示の構成を変更することにより、ユーザが所望の情報
を見つけやすくした携帯情報端末104を提供するこ
と。 【解決手段】 携帯情報端末104と通信するための手
段と、製品の種類を示す情報やIDなどの固有情報を返
す手段を持つ機器が存在する場所において、携帯情報端
末104の周りにどのような機器があるかを調べる。こ
れを定期的に行うことで、ユーザが場所を移動したこと
を察知し、移動後の場所がどのような場所(台所、テレ
ビの前、車中、など)であるかを推測し、そのシチュエ
ーションに関連する情報を集めたメニュー画面を携帯情
報端末104が自動作成する。このようにメニュー画面
の構成を自動的に変更することにより、できる限り少な
いキー操作と作業時間で、ユーザが所望の情報を見つけ
る確率を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】インターネットのような階層
的に配置された情報から必要な情報を選択するためのユ
ーザ・インタフェースを備えた携帯情報端末104に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インターネットのホームページ
は、1つの画面を入り口として、多種多様な情報をユー
ザに提供しようとするものである。このような構成で
は、1つの画面に表示できる情報には限りがあることか
ら、メニュー等を階層構造としなければならない。従っ
て、用意されている情報が多くなればなるほど、階層が
深く複雑になり、ユーザがこれらの中から所望の情報や
コンテンツを得ることが難しくなる。この解決策とし
て、次のような従来の技術がある。第一の従来技術は、
検索機能である。検索機能は、ユーザが指定した文字列
を含む情報を検索し、検索結果である情報について、そ
の一部、例えば情報のタイトル等をリスト表示する機能
である。リスト表示された情報の中から、カーソルを移
動して所望の情報を選択すると、選択された情報が画面
に表示される。検索機能は、所望の情報の所在について
の手がかりが少ないときなどに有効である。
【0003】第ニの従来の技術は、ブックマーク機能で
ある。ブックマーク機能は、頻繁にアクセスする情報に
ついて、アクセス先の所在を示す情報、例えばURLを
ブックマークとして記憶しておく機能である。登録した
ブックマークのリンク先にアクセスする場合には、ブッ
クマークの内容をリスト表示し、カーソルを用いて所望
のブックマークに選択すれば、所望の情報やメニュー画
面が表示される。これは、情報の提供元が用意した画面
とは別に、ブックマークのリスト画面を用意する方法で
ある。
【0004】第3の従来技術は、カスタマイズ機能であ
る。この機能は、提供元が用意する画面自体をユーザが
カスタマイズする手段を提供元が用意し、カスタマイズ
情報を端末側、もしくは、情報を提供しているサーバ側
に格納しておくことで、カスタマイズされた画面を常に
ユーザが使用できる機能である。
【0005】また、現在位置の認識方法としては、全地
球方位システム(GPS)などがあり、これらを用いれ
ば、地図上の絶対位置を認識することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術では、
見つかった情報の数が多い場合や携帯電話のような表示
画面が小さい場合、結局リスト表示が数ページにもおよ
ぶこととなり、所望の情報をリストの中から見つけるの
に同様に時間を要することになってしまう。
【0007】また、第1の従来技術では、ユーザがある
情報を欲してから、所定の作業を行うことで検索が開始
されるので、ユーザによるキーワード入力などの入力作
業や検索サービスの提供元での検索作業のために、検索
結果を得るまでにかなりの時間を要してしまう。
【0008】そして、第2の従来技術だけでなく、第3
の従来技術も、ユーザが何らかの処理、すなわちブック
マークのリスト変更や画面のカスタマイズを行わない限
り、メニュー等の画面構成は変化しない。このため、ユ
ーザが場所を移動し、必要な情報の種類が変化しても、
画面構成がそれに追随するわけではない。
【0009】また、現在位置の認識方法の従来技術は、
地図上の絶対位置を認識するものである。従って、得ら
れる位置情報から現在位置がどのような場所であるかを
知るためには、ナビゲーション装置のように、地図上の
絶対位置とどのような場所であるかを関連付けるデータ
ベースが必要となる。しかしながらデータベースのデー
タ量は膨大であり、携帯情報端末104への実装が難し
い場合もある。また、店舗の移設などは頻繁に行われて
おり、データベースの更新がその度に必要となる。ユー
ザが携帯情報端末104を使用する場所だけをデータベ
ースに登録することで、データベースのデータ量を減ら
し、検索時間を短縮することは可能であるが、その場合
には、それらの位置情報を全てユーザが入力する手間が
発生し、ロケーションの移動がある度に、データベース
を更新しなければならない。さらに、車中等の移動体を
認識することができない。
【0010】本発明の主な目的は、ユーザが移動してい
る場合に、できる限り少ないキー操作と作業時間で、ユ
ーザが所望する、ユーザのいる位置近辺の情報を見つけ
ることができる携帯情報端末104を提供することにあ
る。
【0011】本発明の他の目的の一つは、データベース
の更新頻度が少なくてすみ、移動体の中であってもどの
ような場所であるかを認識できる位置情報取得手段を備
えた携帯情報端末104を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】携帯情報端末104と通
信するための手段と、機器の種類を示す情報やIDなど
の固有情報を返す手段を持つ機器が存在する場所におい
て、携帯情報端末104の周りにどのような機器がある
かを調べる。これを定期的に行うことで、ユーザが場所
を移動したことを察知し、移動後の場所がどのような場
所(台所、リビング、車中、など)であるか、つまり、携
帯情報端末104が使用されている環境・シチュエーシ
ョンを認識する。その使用環境・シチュエーションに関
連する情報を、ユーザが見に付きやすく、アクセスが容
易な上位のメニュー画面へ移動する。
【0013】携帯情報端末104の周りにどうような機
器があるかということを元に、携帯情報端末104が使
用されている環境を判断しているため、例えば、台所に
は冷蔵庫やレンジがあり、リビングにはテレビやビデオ
があり、車中にはカーステレオやナビゲーション装置が
あると言ったように、ある程度汎用的な形で場所を特定
するためのデータベースを作成し、予め用意しておくこ
とができる。ロケーションの移動により、台所の位置が
移動したとしても、新しい場所の役割は台所のままであ
るので、そこに置かれる機器が変化する可能性は低く、
データベースを更新しなければならない可能性も低い。
車などの移動中の移動体であっても、そこに搭載されて
いる機器が移動中に入れ替わることはないので、使用さ
れている環境に変化がないことを判断できる。
【0014】よって、このように使用されている環境を
認識し、ユーザが必要とする情報の変化を推測して、メ
ニュー等の表示の構成を変更することにより、データベ
ースの更新頻度が少なくてすみ、移動体の中であっても
どのような場所であるかを認識できる位置情報取得手段
を備えた携帯情報端末104を提供することが可能とな
る。
【0015】また、例えば、台所では、レシピや近所の
スーパーの安売り情報、リビングでは、テレビの番組案
内やレンタルビデオの貸し出しランキング、車中では、
道路の渋滞情報、というように、使用されている環境・
シチュエーションは、その場所で必要と推測される情報
に関連付けやすい。このように画面構成を自動的に変更
し、使用されている環境に関連する情報を上位のメニュ
ー画面へ移動することにより、できる限り少ないキー操
作と作業時間で、ユーザが所望の情報を見つける確率を
高めることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
例を説明する。
【0017】まず、図1の本実施例のシステム構成を説
明する。図1は、本実施例の機器の構成例を示すブロッ
ク図である。本実施例を実現するシステムは、携帯情報
端末104と据置型電子機器100から構成される。
【0018】据置型電子機器100は、不揮発性メモリ
101、コントローラ102、機器間通信手段103を
備えている。据置型電子機器100は、例えばパーソナ
ルコンピュータ、電子機器、テレビ、オーディオ装置な
どによって実現され、機器間通信手段は、例えばBlueto
othが考えられる。
【0019】携帯情報端末104は、例えば携帯電話
や、PDA(Personal Digital Assistant)によって
実現される。携帯情報端末104において、システムバ
ス109には、機器間通信手段106、公衆回線用通信
手段107、不揮発性メモリ108、メモリコントロー
ラ110、表示コントローラ112、キーコントローラ
114が接続され、CPU105からアクセス可能な構
造になっている。また、メモリコントローラ110には
DRAM111が、表示コントローラ112には表示部
113が、キーコントローラ114にはキー入力部11
5が、それぞれ接続されている。
【0020】後述するように、携帯情報端末104は周
辺の据置型電子機器100と通信し、どのような据置型
電子機器100が周囲にあるかの情報を取得する。従っ
て据置型電子危機100は、少なくとも一つあればよ
く、二つ以上検出される場合もある。そしてこれらの情
報は、携帯情報端末104のある場所、すなわち携帯情
報端末104を携帯しているユーザがいる場所が、どの
ような種類の場所であるかを判別するために用いられ
る。
【0021】図4に、携帯情報端末104のソフトウェ
ア構成を示す。携帯情報端末104のソフトウェア構成
は、ファームウェア401、オペレーションシステム
(以下、OS)402、デバイスドライバ403、ブラ
ウザ404となっている。ファームウェア401は、電
源投入後、最初にCPU105が実行するプログラムで
あり、OS402を実行する前に必要なハードウェアの
初期化処理を行い、OS402の起動を行う。OS40
2は、携帯情報端末104の動作全体を管理するための
もので、タスク管理を行う。デバイスドライバ403
は、機器間通信手段106を通して据置型電子機器10
0と通信するためのドライバソフト、キー入力部115
からの指示を受け取るためのドライバソフト、表示部1
13の画面制御を行うためのドライバソフトなどから構
成されている。
【0022】ブラウザ404は、図3に示されるページ
情報から図2に示されるメニュー画面を表示したり、イ
ンターネットの情報を表示したりするためのソフトウェ
アである。図2は、携帯情報端末104の表示部113
に表示される情報メニュー画面の一例である。この情報
メニュー画面は、最上位メニューから選択表示される。
そして、この情報メニュー画面が表示されている場合
に、ユーザは携帯情報端末104のキー入力部115か
らのキー入力でカーソルを移動し、参照したいメニュー
アイテムを選択する。
【0023】図3は、ブラウザ404が使用するページ
情報のデータ構造の一例である。トップページアドレス
301は、最上位メニュー画面のテーブルの格納先アド
レスを保存するデータエリアである。最上位のメニュー
画面に対しては、情報メニュー画面用のテーブル302
を用意する。情報メニュー画面用のテーブル302およ
び各メニューアイテムに対してもアドレスが設けられて
いる。テーブル中のメニューアイテムのアドレスを示す
数値もしくは文字列が位置情報303である。情報メニ
ュー画面用のテーブル302には、更に、各メニューア
イテムに対して、画面に表示する文字列304、メニュ
ーアイテムが選択されたときの処理対象となる、さらに
下位のメニュー画面やコンテンツやプログラムの格納先
アドレス(以下、リンク先アドレス305)が格納され
ている。格納先アドレスの例としては、インターネット
のURL(Uniform Resource Locator)などがある。
【0024】ブラウザ404は、所定のキー入力により
起動され、トップページアドレス301で示されたテー
ブルに従い、最上位メニュー画面を最初に表示する。こ
のとき、テーブルに登録されている文字列を、テーブル
の上から下へ順番に表示し、カーソルは最上位のメニュ
ーアイテムの文字列に重ねて表示する。所望のメニュー
アイテムの位置へカーソルを移動し、メニュー選択のた
めのキー入力が行われる。選択されたメニューアイテム
のリンク先アドレスが、メニュー画面の情報メニュー画
面用のテーブル302である場合には、テーブルに記録
された情報を元に、最上位のメニューと同様の画面表示
処理が行われることによって、図2のような情報メニュ
ー画面が表示されることになる。さらに、テーブル30
2に格納されているメニューアイテムが選択されること
により、ブラウザ404は、そのメニューアイテムに対
応した別のメニュー画面への移動処理や、コンテンツの
表示処理、所定のプログラムを実行処理などの各種処理
を行う。
【0025】また、ブラウザ404はブックマーク機能
を有しており、ブラウザ起動後に、最上位メニュー画面
に対して所定のキー入力を行えば、ブックマークのメニ
ュー画面表示、および、ブックマークの登録・編集が行
われる。ブックマークのためのテーブルは、図3のテー
ブルと同様のデータ構造をとる。尚、図3のテーブルや
ブックマークのテーブルは、インターネットで広く用い
られているHTML言語(HyperText Markup Languag
e)や、STML言語(Spoken Text Markup Language)
を用いて記述されていてもよい。
【0026】次に、図15を用いて、ユーザがいる場所
に対応した情報メニューであるカスタマイズメニューを
表示するためのカスタマイズメニュー表示処理の概要に
ついて説明する。
【0027】図15において、カスタマイズメニュー表
示処理が開始されると、携帯情報端末104を用いて、
その携帯情報端末104がある場所、すなわち、その携
帯情報端末104を有するユーザのいる場所を判定する
処理をおこなう。その処理が、位置情報取得処理105
1である。
【0028】次に、取得した位置情報にふさわしい情報
メニューを携帯情報端末104に表示するために、準備
処理1502と、画面の構成を変更する処理(以下、画
面変更処理)1503が行われる。画面変更処理にて、
カスタマイズメニューを作成し、携帯情報端末104の
画面に表示することで、一連のカスタマイズメニュー表
示処理が終了する。
【0029】次に、位置情報取得処理1501、準備処
理1502、画面変更処理1503について、それぞれ
説明する。まず、図5、図12、〜図14を用いて、位
置情報取得処理1501について説明する。
【0030】図5は、位置情報取得処理1501におい
て用いられる場所名501と機器の種類502とキーワ
ード503を関連付けるためのテーブル500の一例で
ある。テーブル500は、携帯情報端末104の不揮発
性メモリ108に格納されている。
【0031】図5において、「場所名」欄501は、地
図上の位置を示す名前ではなく、携帯情報端末104の
使用目的が変わる可能性のある場所ごとに区分けするた
めの名前であり、使用されている環境を示すものであ
る。「機器の種類」欄502には、据置型電子機器10
0のIDとクラスコードを、論理演算子(AND、O
R)を用いて記述した論理式が格納されている。これ
は、据置型電子機器100を用いて各場所名501を定
義したものである。すなわち、それぞれの論理式にあう
据置型電子機器100が検出された場合は、現在その場
所名にいることを意味するものである。また、「キーワ
ード」欄503には、各場所名にいる場合に、表示すべ
きメニューアイテムを定義したものである。
【0032】ここで、クラスコードとは、据置型電子機
器100の種類を特定するためのコードであり、IDと
は、据置型電子機器100を特定するための情報であ
る。従って、同じクラスコードの据置型電子機器100
であっても、IDによって、それぞれを識別することが
可能である。
【0033】「PCI Local Bus Specification」(PCI Sp
ecial Interest Group)で定義されているクラスコード
は、PCI Deviceの機能をあらわす値であるが、本実施例
におけるクラスコードも、携帯電話、テレビ、冷蔵庫、
ストレオ、パーソナルコンピュータなど、機器の機能・
種類を示す値である。本実施例のクラスコードも、上位
・中位・下位とクラス分けのレベルを設け、上位レベル
のクラス分けをさらに細かく分類したいときには、1つ
下のクラスを用いて、分類の精度を上げる。クラスコー
ドの例を、図12に示す。クラスコードは、16進数の
6桁であらわし、上位から2桁づつ、上位・中位・下位
のクラスに割り当てる。クラスコードを図12のように
割り当てることで、クラスコードの上位2桁を見れば、
その機器が、台所用品かどうかがわかるというように、
クラスコードを受信した携帯情報端末104が送信元で
ある機器100の機能や種類を判断することが可能とな
る。
【0034】携帯情報端末104は、テーブル500を
編集する機能を持つ。編集画面の表示例およびその処理
の流れの一例を図14に示す。この例では、場所名「書
斎」に対して登録されている機器の種類を、パーソナル
コンピュータのみから電子辞典を追加する処理と、キー
ワードにスキーを追加する処理を行うものとする。
【0035】まず、画面(a)において、既存情報を編集
するか、新規に作成するかを選択する。既存情報の編集
が選択された場合には、既存の場所名の一覧を画面
(b)のように表示する。編集対象となる場所名「書
斎」が選択されたら、選択された場所名に対して現在登
録されている論理式を画面(c)のように、表示する。
図では、編集前に「書斎」に対して登録されている機器
の種類「パーソナルコンピュータ」と、登録されている
キーワード「コンピュータ」、「本」が表示されてい
る。
【0036】次に、この論理式の編集方法、修正か削除
かを選択するための画面(d)に移動する。この編集画
面(d)において「修正」を選択すると、場所名の修正
を行う画面(e)に移行する。本実施例では、場所名に
ついては変更をおこなわないので、ここでは、そのまま
次の画面(f)に移行する。
【0037】次の画面(f)は、機器の種類について修
正を行う画面である。ここでは、既登録のパーソナルコ
ンピュータが表示されている。本実施例では、修正を行
うために、次に、クラスコードとIDを追加するための
別画面(g)に移行する。画面(g)に示す編集画面上
でクラスコードの追加を指示するキー入力が行われる
と、クラスコードとクラスコードの意味を表す文字列の
対応表を用いて、クラスコードの文字列の一覧を表示す
ることにより、一覧の中から追加するクラスコードを選
択できる別画面(h)に移動する。この画面(h)で、
「電子辞書」のクラスコードが選択されると、機器の種
類を修正する編集画面(i)に戻り、論理式には、追加
されたクラスコードが、文字列で「電子辞書」と表示さ
れる。ただし、テーブル500にはクラスコードの値が
そのまま格納される。
【0038】次に、IDを追加するためのキー入力が行
われると、問い合わせ要求を送信し、受信したIDおよ
びクラスコードを一覧表示し、その中から追加するID
を選択できる別画面(図示していない)に移動する。ク
ラスコードを追加する別画面と同様に、この画面でも、
クラスコードは、意味を表す文字列で表記される。
【0039】論理式の編集が終了すると、キーワードの
編集画面(j、k、l)に移動する。現在登録されてい
るキーワードとは別のキーワードを使用する場合には、
テープル500で選択可能なキーワードを一覧表示した
画面(m)に移動し、使用するキーワードを選択する。
一覧の中に期待するキーワードがない場合には、画面
(j、k、l)にて、直接文字列を入力してもよい。こ
の場合には、文字列入力後に「決定」を選択すると、画
面(m)でキーワードを選択した場合と同様に,入力さ
れた文字列がキーワードとして、テーブル500に登録
されるとともに、テーブル500で選択可能なキーワー
ドの一覧にも登録する。本実施例では、1つの場所名に
対して、複数のキーワードを登録できるものとし、ま
た、キーワードの優先順位についても、設定できること
とした。なお、キーワードの優先順位は、各キーワード
の編集画面で選択することとしてもよいし、キーワード
1を一番優先度の高いキーワードとし、順次、優先度を
低くするようにしてもよい。ここでは、キーワード1、
キーワード2に既にコンピュータ、本が登録されている
場合に、新たにキーワード3に「スキー」を登録するの
であるから、キーワード3の編集画面の次に、一覧表示
した画面(m)から、「スキー」を選択する。このよう
に選択した新たなキーワード「スキー」は、設定した優
先順位とともに、テーブル500に格納される。最後
に、以上のように編集した画面の登録を確認する画面
(n)となる。この画面では、あらたに追加した機器の
種類として、「電子辞書」が追加されており、またキー
ワード3に新しくスキーが登録された論理式が表示され
る。なお、説明では、機器の種類、キーワードのそれぞ
れの編集画面において、追加されるデータがテーブル5
00に格納される構成としてが、それぞれの処理では、
DRAM111に格納し、最後の登録確認がおこなわれ
た時点で、テーブル500に格納するようにしてもよ
い。そのようにすれば、登録を中止したい場合に、改め
て編集処理を行う必要がなくなり、処理が簡易化され
る。この画面(n)で登録が確認され、キーワードの編
集が終了すると、既存情報の編集が終了したこととな
り、上位画面に戻る。
【0040】なお、新規に場所情報を登録する場合に
は、場所名を文字入力するための画面に移動し、場所名
の入力が終了すると、既存情報の編集と同様に、論理式
の入力画面、キーワードの入力画面に移動し、キーワー
ドの入力が終了すると上位画面に戻ることとなる。
【0041】次に、このように編集されたテーブル50
0を用いて、位置情報を取得する処理の流れについて、
図13を用いて説明する。
【0042】機器を特定するためのIDと種類をあらわ
すクラスコードは、据置型電子機器100の不揮発性メ
モリ101に格納されている。携帯情報端末104は、
据置型電子機器100に対してIDとクラスコードの問
い合わせ要求を機器間通信手段106から発行(130
1)し、一定期間応答をまつ(1302)。据置型電子
機器100において、携帯情報端末104からの問い合
わせ要求を機器間通信手段103が受信すると、コント
ローラ102が不揮発性メモリ101からIDとクラス
コードを読み出し、機器間通信手段103を経由して、
携帯情報端末104へ送信する。
【0043】応答待ちの状態(1302)だった携帯情
報端末104は、周辺の機器から取得したIDおよびク
ラスコードと条件があう論理式を検索する(1303〜
1406)。条件があう場所が複数存在する場合があ
る。従って、テーブル500においては上の行が下の行
よりも優先順位が高いものとし、1行目から順番に検索
する。また、優先順位を示す値を格納する列をテーブル
に設けて、優先順位の順番に検索することとしてもよ
い。
【0044】検索の結果、最初に条件があった論理式の
行にある場所名とキーワードが、それぞれ、携帯情報端
末104の所在、その所在に関連するキーワードとして
判定される(1307)。携帯情報端末104の所在
は、携帯情報端末104の記憶手段、DRAM111ま
たは不揮発性メモリ108に格納される。前回の位置情
報取得処理で得た前回の所在も同様に格納されている。
これは、後述の準備処理で更新され、画面変更処理15
03で用いられる。
【0045】このようにして、携帯情報端末104の使
用環境の認識が実現される。すなわち、本実施例の携帯
情報端末104は、機器のIDおよびクラスコードを取
得するための問い合わせ要求(以下、問い合わせ要求)を
機器間通信手段106を経由して送信し、この問い合わ
せ要求を受信できる範囲にいる機器全てが、IDおよび
クラスコードを返信する。そして、このIDとクラスコ
ードを用いて、携帯情報端末104の周りにどのような
機器が存在するかを調べることができる。また、この処
理を定期的に行うことで、ユーザが場所を移動したこと
を察知し、移動後の場所がどのような環境(台所、リビ
ング、車中、など)であるかを判断することができる。
【0046】次は、図15でのカスタマイズメニュー作
成を行う前の準備処理1502である。カスタマイズメ
ニューとは、位置情報取得処理1501において把握で
きた移動後の環境に適するメニューのことである。この
作成処理について、図6、図8、図16を用いて説明す
る。
【0047】図6は、位置情報取得処理1501におい
て得た位置情報とメニューアイテムとを関連付けるため
のテーブルである。図6に示すテーブルの構成は、図3
のテーブル、図3を元にしたブックマークのテーブル
に、キーワードを登録するための欄605・611をそ
れぞれ設けたものである。欄605、611には、テー
ブル500に登録が可能なキーワードの一覧のほかに、
テーブル500に登録済みの場所名を私用し、キーワー
ドまたは場所名の中から一つの情報を選択する。この欄
605、511は、位置情報として、位置情報取得処理
1501でえた場所名、及びその場所名に対応したテー
ブル500上のキーワードと図6のテーブルのメニュー
アイテムを関連付けるために使用される。さらに、60
5,611には、空白を選択することも可能である。空
白が選択されたメニューアイテムは、テーブル500と
直接リンクされずに、上位のメニューアイテムとテーブ
ル500の関係に依存する。
【0048】また、本実施例では、カスタマイズメニュ
ーの画面構成を決める際のヒントとして、前記述のキー
ワードのほかに、前回その場所にいたときに最後にアク
セスしたポイントや、その場所でのアクセス回数のベス
トn(n=1、2、3など)のポイントを用いる。図1
6にラストアクセスポイントと、ベストアクセスポイン
トの格納テーブル1601を示す。ラストアクセスポイ
ントと、ベストアクセスポイントは、場所名501ごと
に、格納するエリアが用意されている。ベストアクセス
ポイントについては、本実施例のブラウザでは、場所名
501ごとに、各情報へのアクセス回数をカウントす
る。アクセス回数の初期値では、ベスト1がn、ベスト
2がn−1、・・・、ベストnが1とし、他は0とする
ことで、過去のアクセス回数の保存が不要となり、最近
アクセスした情報がベストnに入りやすくなる。メニュ
ーが階層構造であるため、下位のメニューを参照するた
めには、上位のメニューを経由する必要があり、上位の
メニューのアクセス回数の方が、多い。そこで、最上位
テーブルと、その1つ下のテーブルへのアクセスはカウ
ントの対象としないこととし、具体的な情報である可能
性が高い下位のメニューへのアクセスを優先的にカウン
トすることとする。また、テーブル1601には、ベス
トnの格納エリアを設けてあるが、実際にカスタムメニ
ューの画面構成を決める際に使用するのは、ベストmま
で(n≧m)の設定とすることも可能である。
【0049】次に、図8に、カスタマイズメニューを作
成する前の準備処理1502(ステップ802〜80
7)を説明する。図8の処理フローは、OS402のタ
スク管理機能により、定期的に実行される。
【0050】まず、カスタマイズメニューを作成しなお
す必要があるかどうかを判断するために、位置情報取得
処理1501(ステップ801)により得た場所名が、
格納しておいた前回位置情報取得処理を行ったときの場
所名と同一であるかどうかを判定する(ステップ80
2)。同一であれば(ステップ802でYes)、場所の
移動がなかったと判断して、本処理フローを終了して、
次回の位置情報取得処理の実行を待つ。
【0051】場所名が異なっていた場合には(ステップ
802でNo)、場所の移動があったと判断し、前回の場
所名を格納していたエリアに今回の場所名を格納(ステ
ップ804)する。そして、移動する前の場所で最後に
アクセスしていた情報へのメニューアイテムの格納先ア
ドレスを格納し(ステップ805)、画面変更処理15
03を実行する(ステップ808)。
【0052】ただし、ユーザが何らかの情報を参照して
いる途中で、不必要な画面構成の変更を行わないように
するため、ステップ802と804の間で、最後のキー
入力から一定時間以上経過しているかいないかを判断す
る(ステップ803)。一定時間以上経過していなければ
(ステップ803のNo)、ユーザが何らかの操作をして
いる途中だと判断し、場所名が異なっていても、ステッ
プ804へは進まず、本処理フローを終了して、次回の
位置情報取得処理1501の実行を待つ。
【0053】ステップ805とステップ808の間で、
前述の画面変更のヒントとなる、ラストアクセス場所と
アクセス回数ベストnの場所についての情報を格納する
処理を行う。まず、ステップ806で、前回の場所で最
後にアクセスしたポイントを、テーブル1601に格納
する。さらに、移動前の場所におけるアクセス回数のベ
ストnの各情報へアクセスするためのメニューアイテム
が格納されているアドレスを格納し(ステップ80
6)、現在の場所に前回いたときのアクセス回数ベスト
nを初期値として、アクセス回数のカウントの再開を要
求する(ステップ807)。
【0054】なお、自動メニュー更新機能の停止・再開
を指示するためのキー操作手順を設けるようにしてもよ
い。このキーにより停止が指示された場合には、位置情
報取得処理および画面変更処理を停止し、再開が指示さ
れた場合には、前回の場所名を格納しているエリアをク
リアした後、位置情報処理から処理を再開する。停止と
再開のキー操作手順を同一にし、キー操作が図8のフロ
ーの実行中に行われたかどうかで、指示内容が停止か再
開かを判断することで、実行中には、再開が、実行して
いないときは、停止が、それぞれ指示されないようにす
ることが可能となる。
【0055】次に、画像変更処理1503について、図
7、図9、図10を用いて説明する。
【0056】図7は、作成したメニュー構成を示すテー
ブル(カスタマイズテーブル701)の一例である。画
像変更処理1503では、図6のテーブルを直接変更す
るのではなく、変更したメニュー構成を一時的に記録し
ておくためのカスタマイズテーブルを作成し、作成した
このテーブル701を元に変更後のメニューを表示す
る。カスタマイズテーブル701は、最上位のテーブル
のアドレスを格納するカスタマイズページアドレス70
0と、変更された各メニュー画面に対応したテーブル
(カスタマイズテーブル701)からなる。カスタマイ
ズテーブル701には、メニューアイテムをメニュー画
面で表示するときに使用する文字列702と、リンク先
アドレス703を格納する。
【0057】以降、情報提供元が用意しているメニュー
を標準メニュー、その画面を標準メニュー画面、ブック
マークがメニュー表示された画面をブックマーク画面、
カスタマイズテーブル701を元にしたメニューをカス
タマイズメニュー、その画面をカスタマイズメニュー画
面と呼び、区別する。
【0058】図9に、画像変更処理1503のフローチ
ャートを示す。カスタマイズページアドレスで示された
トップページを初期化(ステップ901)し、メニュー
アイテムのカスタマイズテーブル701への登録が一度
でも行われたかどうかを示すフラグを0に設定する(ス
テップ902)。現在の場所名をキーに、図6のテーブ
ルのキーワード欄605・611を検索し、現在の場所
名とキーワード欄が一致したメニューアイテムをカスタ
マイズテーブル701へ登録する(ステップ903)。
この処理については、以下のステップ904、906、
909とともに、後で詳細に説明する。カスタマイズテ
ーブル701への登録は、メニューアイテムの文字列6
04・610とリンク先アドレス606・612を、そ
れぞれ、カスタマイズテーブル701の文字列702と
リンク先アドレス703にコピーすることで行う。
【0059】場所名による検索と登録の後、場所名に対
応したキーワードをキーワード欄503から取得し、優
先度1のキーワードをキーにした検索と登録を行う(ス
テップ904)。優先度2のキーワードがキーワード欄
503にあるかどうかを判断し(ステップ905)、あ
れば(ステップ905のYes)、優先度2のキーワード
をキーにした検索&登録を行う(ステップ906)。
【0060】次に、なければ(ステップ905のNo)、
アクセスベストnのためのサブメニュー用のテーブルを
作成する。最上位のカスタマイズテーブルの文字列70
2には、「アクセスベストn」と格納し、リンク先アド
レス703には、サブメニュー用のカスタマイズテーブ
ルの格納先アドレスを格納する(ステップ910)。こ
のサブメニュー用のテーブルも、図7のテーブルと同様
の構成とする。ステップ910におけるサブメニュー用
カスタマイズテーブルの作成時には、ステップ806が
格納するエリアから、現在の場所に前回いたときのアク
セス回数ベストnのメニューアイテムの格納アドレスを
取得し、ベストn全てに対して、格納先のメニューアイ
テムの文字列604・610とリンク先アドレス606
・612を、それぞれ、サブメニュー用カスタマイズテ
ーブルの文字列702とリンク先アドレス703にコピ
ーする処理を行う。
【0061】場所名、優先度1のキーワード、優先度2
のキーワードのなかで、検索903・904・906に
おいて、見つからなかったキーがあるかどうかを判断し
(ステップ907)、なければ(ステップ907でN
o)、ステップ910へ進む。あれば(ステップ907
でYes)、優先度3のキーワードがキーワード欄503
にあるかどうかを判断し(ステップ908)、優先度3
のキーワードをキーにした検索&登録を行う(ステップ
906)。優先度3のキーワードがなければ(ステップ
908でNo)、ステップ910へ進む。
【0062】現在の場所に前回いたときの最後にアクセ
スした情報へのメニューアイテムの格納アドレスを、ス
テップ805が格納するエリアから読み出し、そのメニ
ューアイテムのキーワード欄605・611が空白かど
うかを判断し(ステップ911)、空白なら(ステップ
911でYes)、メニューアイテムの文字列とリンク先
アドレスを、それぞれ、最上位のカスタマイズテーブル
の文字列702とリンク先アドレス703にコピーする
(ステップ912)。空白でなければ(ステップ911
でNo)、優先度1のキーワードが、現在の場所の場所名
501およびキーワード503と異なるかどうかを判断
する(ステップ913)。
【0063】異なれば(ステップ913でYes)、サブ
メニュー用のテーブルを作成し、最上位のカスタマイズ
テーブルの文字列702には、「ラストアクセス」と格
納し、リンク先アドレス703には、サブメニュー用カ
スタマイズテーブルの格納先アドレスを格納する(ステ
ップ914)。同一であれば(ステップ913でNo)、
ステップ912へ進む。サブメニュー用カスタマイズテ
ーブルの1行目に対して、ステップ912と同様のラス
トアクセスポイントの登録を行い(ステップ915)、
2行目以降に、ラストアクセスポイントのキーワードを
キーにした検索の結果を登録する(ステップ916)。
この検索では、当然、ラストアクセスポイントは検索対
象から除く。
【0064】図10に、ステップ903・904・90
6・909の検索&登録のフローチャートを示す。ステ
ップ902で0に設定されたフラグが0かどうかで、最
上位のカスタマイズテーブルに対してのメニューアイテ
ムの登録を行ったかどうかを判断する(ステップA0
1)。
【0065】0であれば(ステップA01でYes)、以
前のキーで登録が行われていなかったと判断し、キーワ
ード欄605・611を検索(ステップA02)した結
果、キーとキーワード欄が一致するメニューアイテムが
見つかった場合(ステップA03でYes)には、見つか
ったメニューアイテムを最上位のカスタマイズテーブル
に登録し(ステップA04)、フラグを1に設定し(ス
テップA05)、カスタマイズテーブルに空欄があるか
どうかを判断する(ステップA06)。最上位のカスタ
マイズテーブルには、他のキーやアクセスベストnやラ
ストアクセスポイントのサブメニューのためのエントリ
欄が必要になるので、それらを除いて、空欄があるかど
うかをステップA06では判断し、空欄があれば(ステ
ップA06でYes)、検索を再開し、なければ(ステッ
プA06でNo)、処理を終了する。
【0066】検索でメニューアイテムがみつからなかな
ったら(ステップA03でNo)、処理を終了する。メニ
ューアイテムの登録は、ステップ912と同様に、メニ
ューアイテムの文字列とリンク先アドレスを、それぞ
れ、カスタマイズテーブルの文字列702とリンク先ア
ドレス703にコピーすることで行う。
【0067】フラグが1であれば(ステップA01でN
o)、サブメニュー用のカスタマイズテーブルを作成
し、最上位のカスタマイズテーブルの文字列702に
は、キーを文字列で格納し、リンク先アドレス703に
は、サブメニュー用のカスタマイズテーブルの格納先ア
ドレスを格納する(ステップA07)。フラグが0であ
ったときと同様に、キーワード欄605・611の検索
(ステップA08)、キーとキーワード欄が一致するメ
ニューアイテムが見つかったかどうかの判断(ステップ
A09)、見つかったメニューアイテムのサブメニュー
用のカスタマイズテーブルへの登録(ステップA1
0)、カスタマイズテーブルに空欄があるかどうかの判
断(ステップA11)、を行う。
【0068】図9のフローによりカスタマイズテーブル
が作成された後、カスタマイズページアドレスで示され
たカスタマイズテーブルを元にメニュー画面を表示する
(ステップ917)。このメニュー画面が、移動後の場
所でのカスタマイズメニューの初期画面となる。
【0069】図11にカスタマイズメニューの初期画面
の例を示す。
【0070】ユーザがカスタマイズメニューを使用した
くない場合には、ブラウザを起動するためのキー操作を
行えば、標準メニュー画面に移動し、ブックマークを表
示させるためのキー操作を行えば、ブックマーク画面に
移動する。
【0071】図8〜11のフローに示すように、位置情
報の定期的な取得により、場所の移動を感知し、移動後
の場所に関連する情報を集めたカスタマイズメニューを
自動的に作成することにことで、請求項2におけるメニ
ュー画面の構成を変更する携帯情報端末104を実現
し、少ないキー操作と作業時間でユーザが所望の情報を
見つけられる確率を高められる。
【0072】また、前述の実施例では、周辺にある機器
のIDとクラスコードから、携帯情報端末104の所在
を求めて、現在の所在に関連する情報でメニュー画面の
作成を行っていたが、IDやクラスコード自体に関連す
る情報でメニュー画面を作成する実施例も考えられる。
例えば、美術館のような場所で、美術品ごとにユニーク
なIDを設けて、そのIDを返す通信手段を美術品のそ
ばに設置する。このIDからそばにある美術品を認識
し、美術品の名前をリスト表示する。美術品の名前を選
択すると、美術の解説が表示される。また、画面の下段
にある作者名や作成年月日を選択すると、作者について
の情報や作成された時の時代背景などの情報にリンクさ
れたメニュー画面を作成する。メニュー画面の更新は、
定期的にIDの取得を行い、取得できるIDの一覧に変
化があったときに行う。取得できなくなった機器の情報
をリスト画面から削除し、新たに取得できるようになっ
た機器に関連する情報を表示するためのサブメニューを
作成し、そのサブメニューを選択するためのメニューア
イテムをリスト表示に追加する。
【0073】このような場合には、複数のID返信装置
が同じ場所に存在し、それぞれに対応した情報をリスト
表示するため、情報過多となり、ユーザのそばにある機
器に関連する情報(美術品の名前)を見つけにくくす
る。そこで、ID問い合わせメッセージ送信時の送信出
力レベルを携帯情報端末104側で調整するための手段
を用意し、ユーザのある一定範囲内にある機器のIDだ
けを取得できるように調整する。
【0074】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、周辺に存在する機器の固有情報や位置情報の定期的
な取得により、場所の移動を感知し、機器や移動後の場
所に関連する情報を集めたメニュー画面を自動的に作成
するので、少ないキー操作と作業時間でユーザが所望の
情報を見つけられる確率を高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される携帯情報端末104の構成
例を示す。
【図2】携帯情報端末104のメニュー画面の例を示
す。
【図3】メニュー画面を構成するために必要な情報を格
納したテーブルの例を示す。
【図4】携帯情報端末104のソフト構成を示す。
【図5】場所名と機器の種類とキーワードを関連付ける
ためのテーブルの例を示す。
【図6】図3にキーワードを登録するための欄を設けた
テーブルの例を示す。
【図7】カスタマイズメニューを構成するためのテーブ
ルの例を示す。
【図8】位置情報取得処理を行ってから、画面構成の変
更が終了するまでのフローチャートを示す。
【図9】画面変更処理のフローチャートを示す。
【図10】キー検索およびカスタマイズメニューへのア
イテム登録のフローチャートを示す。
【図11】カスタマイズメニューの初期画面の例を示
す。
【図12】クラスコードの例の一覧を示す。
【図13】位置情報取得処理のフローチャートを示す。
【図14】位置情報に関するテーブルの編集画面におけ
る画面の表示例を示す。
【図15】全体の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図16】過去にアクセスしたポイントのアドレスを格
納するテーブルの一実施例を示す図である。
【符号の説明】
100・・・据置型電子機器、101、108・・・不
揮発性メモリ、102・・・コントローラ、103、1
06・・・機器間通信手段、104・・・携帯情報端末
104、105・・・CPU、107・・・公衆回線用
通信手段、109・・・システムバス、110・・・メ
モリコントローラ、111・・・DRAM、112・・
・表示コントローラ、113・・・表示部、114・・
・キーコントローラ、115・・・キー入力部、401
・・・ファームウェア、402・・・OS、403・・
・デバイスドライバ、404・・・ブラウザ、301、
601・・・トップページアドレス、302、602、
608・・・1ページ分のメニュー画面情報のテーブ
ル、303、603、609・・・位置情報の格納欄、
304、604、610、702・・・文字列の格納
欄、305、606、612、703・・・リンク先ア
ドレスの格納欄、500・・・場所名と機器の種類とキ
ーワードを関連付けるためのテーブル、501・・・場
所名の格納欄、502・・・機器の種類の格納欄、50
3、605、611・・・キーワードの格納欄、607
・・・ブックマークページアドレス、700・・・カス
タマイズページアドレス、701・・・カスタマイズメ
ニューの1ページ分の画面情報のテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04M 1/725 5K101 H04M 1/00 3/42 U 1/725 11/00 302 3/42 H04B 7/26 106A 11/00 302 109T Fターム(参考) 5B075 KK07 ND20 NK02 PP10 PP13 PQ02 PQ42 UU40 5E501 AA04 AB03 AC15 BA05 EA32 FA05 FA22 FA46 5K024 CC11 GG01 GG05 GG10 5K027 AA11 BB01 FF01 FF22 5K067 AA34 BB04 DD51 EE02 FF02 FF23 FF31 JJ52 JJ56 5K101 KK12 LL12 NN01 NN18 NN21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部の電子機器の情報を問い合わせる通信
    装置と、前記通信装置より取得した前記外部の電子機器
    の情報を格納する第一の記憶部と、所定の位置に表示す
    るメニューを前記位置と対応づけるメニュー情報を格納
    する第二の記憶部と、前記外部の電子機器の情報から最
    新の位置を判定し前記判定した最新の位置に対応したメ
    ニューを作成する処理装置と、前記作成されたメニュー
    を表示する表示装置とを備えることを特徴とした携帯情
    報端末装置。
  2. 【請求項2】請求項1における携帯情報端末において、
    前記第一の記憶部は揮発性メモリであることを特徴とす
    る携帯情報端末。
  3. 【請求項3】前記第ニの記憶部は不揮発性メモリである
    ことを特徴とする携帯情報端末。
  4. 【請求項4】請求項1における携帯情報端末において、
    前記外部の電子機器の情報は、当該電子機器の種別を示
    すデータを含むことを特徴とする携帯情報端末。
  5. 【請求項5】請求項1における携帯情報端末において、
    さらに前記メニュー情報を編集するための入力装置を備
    えることを特徴とする携帯情報端末。
  6. 【請求項6】携帯情報端末と電子機器からなる通信シス
    テムにおいて、前記電子機器は、自己の種別情報を格納
    する記憶装置と、前記電子機器からの問合せにおうじて
    前記種別情報を出力する第一の通信装置とを備え、前記
    携帯情報端末は、前記電子機器の情報を問い合わせる第
    二の通信装置と、前記通信装置より取得した前記外部の
    電子機器の情報を格納する第一の記憶部と、所定の位置
    に表示するメニューを前記位置と対応づけるメニュー情
    報を格納する第二の記憶部と、前記外部の電子機器の情
    報から最新の位置を判定し前記判定した最新の位置に対
    応したメニューを作成する処理装置と、前記作成された
    メニューを表示する表示装置とを備えることを特徴とし
    た通信システム。
  7. 【請求項7】通信装置を介して外部の電子機器の情報を
    問い合わせるステップと、前記通信装置より取得した前
    記外部の電子機器の情報から処理装置が最新の位置を判
    定するステップと、所定の位置に表示するメニューを前
    記位置と対応づけるメニュー情報から判定した最新の位
    置に対応したメニューを作成するステップと、前記作成
    されたメニューを表示装置に表示するステップとを備え
    ることを特徴とした携帯情報端末装置におけるメニュー
    表示プログラム。
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