JP2002258934A - 設備機器管理システム - Google Patents

設備機器管理システム

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JP2002258934A
JP2002258934A JP2001056219A JP2001056219A JP2002258934A JP 2002258934 A JP2002258934 A JP 2002258934A JP 2001056219 A JP2001056219 A JP 2001056219A JP 2001056219 A JP2001056219 A JP 2001056219A JP 2002258934 A JP2002258934 A JP 2002258934A
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JP
Japan
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equipment
power consumption
management server
amount
control
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Application number
JP2001056219A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Miki
敏至 三木
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭に設置される空気調和機などの設備機器
を遠隔操作して電気料金を低減することにある。 【解決手段】各家庭に設置された設備機器の消費電力履
歴を作成しておき、この消費電力履歴と最高気温予測値
とから消費電力予測データ及び月間電力量予測値を算出
し、また、ユーザが設定した電気料金以下になるように
月間電力量上限値を算出し、月間電力量予測値が月間電
力量上限値以下となるように設備機器を遠隔操作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、設備機器管理シス
テム、特に、設備機器を遠隔操作又は遠隔監視するため
のシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機などの設備機器は、広く一般
住宅や集合住宅、ホテル、工場、病院、店舗、駅構内な
どに普及している。これらの設備機器の電気料金は、業
務用の電力供給の契約の場合、前年のピーク電力値に基
づいてその後1年間の基本料金が設定される。そのた
め、電気料金を低減するデマンド制御としては、設備機
器のピーク電力量が設定値を越えないように制御してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、一般家庭の電気
料金は、ブレーカ容量に基づいて一律に基本料金が設定
され、ピーク電力値にはよらない。この基本料金に、月
間の消費電力量(電力積算値)に応じて従量料金が加算
され、月間の電気料金が決められている。したがって、
業務用契約の場合のようにピーク電力を抑える制御によ
り、一般家庭の電気料金を低減することはできない。
【0004】本発明の目的は、家庭に設置される空気調
和機などの設備機器を遠隔操作して電気料金を低減する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の設備機
器管理サーバは、設備機器の運転状況及び設備機器の設
置場所における現在の環境情報を取得して設備機器の運
転状況を監視するための監視情報を提供し、設備機器を
遠隔操作するための制御信号を送信する設備機器管理サ
ーバであって、消費電力取得手段と、履歴作成手段と、
蓄積手段と、第1算出手段と、制御手段とを備えてい
る。消費電力取得手段は、設備機器から通信回線を介し
て消費電力データを取得する。履歴作成手段は、取得さ
れた消費電力データを気象データに関連付けて消費電力
履歴を作成する。ここで、気象データとは、気温や湿度
であり、例えば、1日の最高気温と消費電力履歴とを関
連づける。最高気温は、設備機器から外気温を取得し、
1日の最高気温を算出するようにしてもよい。蓄積手段
は、関連づけられた消費電力履歴を格納する。第1算出
手段は、蓄積手段に格納されている消費電力履歴と気象
予測データとに基づいて、設備機器の所定期間の消費電
力量である消費電力量予測値を算出する。ここで、気象
予測データは、気温や湿度であり、例えば最高気温を用
いる。また気象予測データは、気象情報サービス会社か
ら通信回線を介して取得してもよいし、書面により取得
して設備機器管理サーバに入力するようにしてもよい。
また気象予測データは、過去数年間のその地域の温度履
歴の平均をとり、予測値として使用してもよい。制御手
段は、消費電力量予測値と予め設定された消費電力量上
限値とに基づいて、上記所定期間の消費電力量が消費電
力量上限値以下になるように設備機器を制御するための
制御信号を送出する。
【0006】請求項1に係る設備機器管理サーバでは、
履歴作成手段により設備機器から取得した消費電力は例
えば1日の最高気温と関連付けて消費履歴が作成され、
作成された消費履歴は蓄積手段に格納される。第1算出
手段では、蓄積手段に格納された消費履歴のうち予め取
得しておいた最高気温の予測値(気温予測データ)と一
致するものを選択し、上記所定期間に設備機器で消費す
る電力量として消費電力量予測値を算出する。制御手段
では、算出された消費電力量予測値と予め設定された消
費電力量上限値との差から上記所定期間に低減すべき電
力量を算出し、設備機器の消費電力から算出された電力
量を低減して設備機器の消費電力が消費電力上限値を越
えないように制御する。
【0007】請求項1に係る設備機器管理サーバでは、
設備機器の所定期間における消費電力量を低減するの
で、従量制である一般家庭の電気料金を所定の範囲に制
御することができる。
【0008】請求項2に係る設備機器管理サーバは、請
求項1に係る設備機器管理サーバにおいて、制御手段
は、第2算出手段と送出手段とを有している。第2算出
手段は、消費電力量予測値と消費電力上限値とから単位
期間に削減すべき電力量である制御量を算出する。送出
手段は、上記単位期間の消費電力量から制御量を低減す
るように設備機器を制御するための制御信号を送出す
る。
【0009】請求項2に係る設備機器管理サーバでは、
第1算出手段で算出された消費電力量予測値と消費電力
量上限値との差を上記所定期間の日数で割り算し、単位
期間に削減すべき電力量(制御量)を算出し、送出手段
において、設備機器の単位期間の消費電力から制御量を
削減するように、設備機器を制御するための信号を送出
する。
【0010】請求項2に係る設備機器管理サーバでは、
単位期間当たり削減すべき電力量(制御量)を算出し、
単位期間毎に設備機器の消費電力量を制御するので、設
備機器の消費電力量を無理なく低減することができる。
【0011】請求項3に係る設備機器管理サーバは、請
求項2に係る設備機器管理サーバにおいて、設備機器が
収集する所定時刻の気温に基づいて制御量を補正する第
2補正手段をさらに備えている。1日の最高気温は、上
記所定時刻の気温と高い相関関係を持つことが知られて
いる。そこで、設備機器より上記所定時刻の最高気温を
取得し、最高気温の予測値を修正し、この修正後の最高
気温に基づいて制御量を補正する。この場合、最高気温
の予測値が実際の予測値と差がある場合であっても、随
時制御量を補正して、設備機器の電力量を確実に低減す
ることができる。
【0012】請求項4に係る設備機器管理サーバは、請
求項2に係る設備機器管理サーバにおいて、設備機器が
既に消費した電力量に基づいて制御量を補正する。毎
日、予め算出した制御量を削減するように設備機器を制
御するが、設備機器が予測より多く電力量を消費する場
合には、所定期間の消費電力量を消費電力量上限値以下
に制御できなくなるおそれがある。そこで、既に消費し
た電力量と予測したその期間の電力量との差を算出し、
その差を取り戻すように上記所定期間の残りの制御量を
補正する。このようにすれば、上記所定期間の残りの期
間で超過した電力量を補正することができる。
【0013】請求項5に係る設備機器管理サーバは、請
求項1から4のいずれかに係る設備機器管理サーバであ
って、気象データの実測値に基づいて気象予測データを
補正する第1補正手段をさらに備える。請求項5に係る
設備機器管理サーバでは、例えば最高気温(気象デー
タ)を実測し、その実測値に基づいて以後の最高気温
(気象予測データ)を補正する。最高気温の予測値は、
気象情報サービス会社から取得するか、過去数年間のそ
の地域の温度履歴の平均をとり、予測値として使用する
が、10℃程度の誤差があると考えられる。そこで、設
備機器から最高気温を取得し、その実測値に基づいて以
後の最高気温の予測値を補正するようにしても良い。ま
た、最高気温の実測値は、設備機器管理サーバが設置さ
れる場所において測定してもよいし、気象情報サービス
会社から実測値を入手するようにしてもよい。この場
合、気象予測データが実際の予測値と差がある場合であ
っても、実測値にもとづいて以後の気象予測データを随
時補正して制御量を補正して、設備機器の電力量を確実
に低減することができる。
【0014】請求項6に係る設備機器管理サーバは、請
求項1から5のいずれかに係る設備機器管理サーバにお
いて、気象データは、設備機器から取得する気温及び/
又は湿度のデータである。気象予測データは、気象情報
サービス会社から取得する気温及び又は湿度のデータで
ある。気象情報サービス会社から取得する気温だけでな
く湿度にも基づいて、消費電力と関連付けて消費電力履
歴を作成すれば、消費電力量予測値をさらに精度良く算
出することができる。
【0015】請求項7に係る設備機器管理サーバは、請
求項1から6のいずれかに係る設備機器管理サーバでに
おいて、気象予測データは、気象情報サービス会社から
取得する気温及び又は湿度のデータである。気象情報サ
ービス会社から取得する気温だけでなく湿度にも基づい
て、消費履歴から消費電力量予測値を算出すれば、消費
電力量予測値をさらに精度良く算出することができる。
【0016】請求項8に係る設備機器管理サーバは、請
求項1から7のいずれかに係る設備機器管理サーバにお
いて、ユーザが希望する月間の電気料金を設定可能な電
気料金設定手段と、電気料金設定手段で設定された電気
料金に基づいて消費電力量上限値を算出する上限値算出
手段とをさらに備えている。この設備機器管理サーバ
は、電力会社ごとに又は各地域ごとに課金体系を保持
し、ユーザが電気料金を予め設定すると、各電力会社又
は各地域の料金体系に従い、上記所定期間の消費電力量
上限値を逆算する。電気料金の設定は、通信回線を介し
て設備機器管理サーバに行っても良いし、書面で申し込
みオペレータが設備機器管理サーバに入力するようにし
てもよい。また、通信回線は専用回線、公衆回線又はイ
ンターネット等であり、ユーザはこれらに接続可能なパ
ソコンやテレビ等の情報端末機器や携帯電話や携帯コン
ピュータ(PDA)等の携帯端末機器を使用して電気料
金を設定する。請求項8に係る設備機器管理サーバによ
れば、ユーザは電気料金を設定するのみで、設定された
電気料金に基づき所定期間の消費電力量が制御される。
また、電力会社ごと又は地域ごとに課金体系を保持して
いるので、機器が置かれている地域に合わせた制御が可
能である。
【0017】請求項9に係る設備機器管理サーバは、請
求項1から8のいずれかに係る設備機器管理サーバにお
いて、制御手段は、電気料金の高い時間帯に集中的に消
費電力を削減するように設備機器を制御するための信号
送出する。このようにすれば、電気料金を効果的に制御
することができ、電気料金の低いときには設備機器を十
分に利用することができる。
【0018】請求項10に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムであって、設備
機器の運転状況及び設備機器の設置場所における現在の
環境情報を取得して設備機器の運転状況を監視するため
の監視情報を提供し、設備機器を遠隔操作するための制
御信号を送信する設備機器管理サーバとしてコンピュー
タを機能させるプログラムであって、消費電力取得手段
と、履歴作成手段と、蓄積手段と、第1算出手段と、制
御手段とを備えている。消費電力取得手段は、設備機器
から消費電力を取得する。履歴作成手段は、取得された
消費電力を気象データに関連付けて消費電力履歴を作成
する。蓄積手段は、消費電力履歴が格納される。第1算
出手段は、蓄積手段に格納されている消費電力履歴と気
象予測データとに基づいて、設備機器の所定期間におけ
る消費電力量である消費電力量予測値を算出する。制御
手段は、消費電力量予測値と予め設定された消費電力量
上限値とに基づいて、上記所定期間の消費電力量が消費
電力量上限値以下になるように設備機器を制御するため
の制御信号を送出する。請求項10に係るプログラムに
よれば、請求項1に係る設備機器管理サーバの場合と同
様の作用効果を奏する。
【0019】請求項11に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムは、請求項10
に係るプログラムにおいて、制御手段は、消費電力量予
測値と前記消費電力上限値とから単位期間に削減すべき
電力量である制御量を算出する第2算出手段と、上記単
位期間の消費電力量から前記制御量を低減するように前
記設備機器を制御するための制御信号を送出する送出手
段とを有している。請求項11に係るプログラムによれ
ば、請求項2に係る設備機器管理サーバの場合と同様の
作用効果を奏する。
【0020】請求項12に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムは、請求項11
に係るプログラムにおいて、備機器が収集する上記所定
時刻の気温に基づいて制御量を補正する第2補正手段を
さらに備えている。請求項12に係るプログラムによれ
ば、請求項3に係る設備機器管理サーバの場合と同様の
作用効果を奏する。
【0021】請求項13に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムは、請求項12
に係るプログラムにおいて、設備機器が既に消費した電
力量に基づいて制御量を補正する。請求項13に係るプ
ログラムによれば、設備機器管理サーバの場合と同様の
作用効果を奏する。
【0022】請求項14に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、設備機器の運転状
況及び設備機器の設置場所における現在の環境情報を取
得して設備機器の運転状況を監視するための監視情報を
提供し、設備機器を遠隔操作するための制御信号を送信
する設備機器管理サーバとしてコンピュータを機能させ
るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、消費電力取得手段と、履歴作成手段
と、蓄積手段と、第1算出手段と、制御手段とを備えて
いる。消費電力取得手段は、設備機器から消費電力を取
得する。履歴作成手段は、取得された消費電力を気象デ
ータに関連付けて消費電力履歴を作成する。蓄積手段
は、消費電力履歴が格納される。第1算出手段は、蓄積
手段に格納されている消費電力履歴と気象予測データと
に基づいて、設備機器の所定期間における消費電力量で
ある消費電力量予測値を算出する。制御手段は、消費電
力量予測値と予め設定された消費電力量上限値とに基づ
いて、上記所定期間の消費電力量が消費電力量上限値以
下になるように設備機器を制御するための制御信号を送
出する。請求項14に係る記録媒体によれば、請求項1
に係る設備機器管理サーバと同様の作用効果を奏する。
【0023】請求項15に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項14に係る
記録媒体において、制御手段は、消費電力量予測値と前
記消費電力上限値とから単位期間に削減すべき電力量で
ある制御量を算出する第2算出手段と、上記単位期間の
消費電力量から制御量を低減するように設備機器を制御
するための制御信号を送出する送出手段とを有してい
る。請求項15に係る記録媒体によれば、請求項2に係
る設備機器管理サーバと同様の作用効果を奏する。
【0024】請求項16に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項15に係る
記録媒体において、設備機器が収集する上記所定時刻の
気温に基づいて制御量を補正する第2補正手段をさらに
備えている。請求項16に係る記録媒体によれば、請求
項3に係る設備機器管理サーバと同様の作用効果を奏す
る。
【0025】請求項17に係る設備機器管理サーバとし
てコンピュータを機能させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項16に係る
記録媒体において、設備機器が既に消費した電力量に基
づいて制御量を補正する。請求項17に係る記録媒体に
よれば、請求項4に係る設備機器管理サーバと同様の作
用効果を奏する。
【0026】請求項18に係る設備機器を遠隔操作する
方法は、設備機器の運転状況及び設備機器の設置場所に
おける現在の環境情報を取得して設備機器の運転状況を
監視するための監視情報を提供し、設備機器を遠隔操作
する方法であって、第1段階から第4段階を含んでい
る。第1段階では、設備機器から消費電力を取得する。
第2段階では、取得された消費電力を気象データに関連
付けて消費電力履歴を作成する。第3段階では、消費電
力履歴と気象予測データとに基づいて、設備機器の所定
期間消費電力量である消費電力量予測値を算出する。第
4段階では、消費電力量予測値と予め設定された消費電
力量上限値とに基づいて、上記所定期間の消費電力量が
消費電力量上限値以下になるように設備機器を制御する
ための制御信号を送出する。請求項18に係る設備機器
を遠隔操作する方法によれば、請求項1に係る設備機器
管理サーバの場合と同様の作用効果を奏する。
【0027】請求項19に係る設備機器を遠隔操作する
方法は、請求項18に係る遠隔操作方法において、第4
段階は、消費電力量予測値と消費電力上限値とから単位
期間に削減すべき電力量である制御量を算出する第5段
階と、上記単位期間の消費電力量から制御量を低減する
ように設備機器を制御するための制御信号を送出する第
6段階とからなっている。請求項19に係る設備機器を
遠隔操作する方法によれば、請求項2に係る設備機器管
理サーバの場合と同様の作用効果を奏する。
【0028】請求項20に係る設備機器を遠隔操作する
方法は、請求項19に係る遠隔操作方法において、設備
機器が収集する上記所定時刻の気温に基づいて制御量を
補正する第7段階をさらに含んでいる。請求項20に係
る設備機器を遠隔操作する方法によれば、請求項3に係
る設備機器管理サーバの場合と同様の作用効果を奏す
る。
【0029】請求項21に係る設備機器を遠隔操作する
方法は、請求項20に係る遠隔操作方法において、設備
機器が既に消費した電力量に基づいて制御量を補正する
第8段階をさらに含んでいる。請求項21に係る設備機
器を遠隔操作する方法によれば、請求項4に係る設備機
器管理サーバの場合と同様の作用効果を奏する。
【0030】請求項22に係る設備機器管理システム
は、設備機器制御装置と設備機器管理サーバとを備えて
いる。設備機器制御装置は、設備機器に内蔵又は接続さ
れ、設備機器の運転情報及び設備機器の設置場所におけ
る現在の環境情報を取得して送信するとともに、設備機
器の運転制御を行うための制御信号を受信して設備機器
に送出する。設備機器管理サーバは、設備機器制御装置
からの運転情報及び環境情報を受信して、設備機器の運
転状況を監視するための監視情報を提供し、設備機器を
遠隔操作するための制御信号を送信する、請求項1から
9のいずれかに記載の設備機器管理サーバである。請求
項22に係る設備機器管理システムによれば、請求項1
から9のいずれかに係る設備機器管理サーバの場合と同
様の作用効果を奏する。
【0031】
【発明の実施の形態】〔設備機器管理システム〕図1
は、本発明の一実施形態が採用される設備機器管理シス
テムの概略構成を表す図である。このシステムは、有料
で各住宅3などに設置された設備機器35を遠隔監視及
び遠隔操作することにより、設備機器35の消費電力量
を制御し、設備機器35での電気料金を設定額以下にな
るように制御するサービスシステムである。このシステ
ムは、管理センタ2を運営する事業者によって提供さ
れ、事業者が設備機器35の電気料金の制御を希望する
ユーザを有料で登録し、そのユーザの設備機器35を制
御するデマンド制御を提供する。
【0032】本システムは、主として事業者により運営
される管理センタ2内の管理サーバ機器21と、各住宅
3などに設置される設備機器コントローラ31とから構
成される。
【0033】管理センタ2内に設置されている管理サー
バ機器21は、管理センタ2内のLANを介してデータ
ベース22、接続装置23と接続されており、接続装置
23、通信回線50を介して住宅3内に設置されている
設備機器コントローラ31と通信可能となっている。通
信回線50としては、通常の公衆回線網、PHSや携帯
電話などの無線回線網、インターネット、ケーブルテレ
ビ網、専用回線などのいずれを利用することも可能であ
る。
【0034】管理サーバ機器21は、主制御サーバとウ
ェブサーバと認証サーバと課金サーバとを備えている。
主制御サーバは、後述する制御方法により消費電力量が
所定値以下になるように設備機器35を制御するため
に、制御信号を設備機器コントローラ31に送信する。
また主制御サーバは、設備機器コントローラ31から送
信されてくる設備機器35の消費電力及び気象データを
取得し、消費電力を気象データに関連づけて消費履歴と
してデータベース22に格納する。また主制御サーバ
は、気象情報サービス会社60から通信回線52を介し
て気象予測データを取得する。また主制御サーバは、例
えば、ユーザが所有する携帯端末機器41や情報端末機
器32から後述するデマンド制御の申し込み及びその制
御の条件を受け付ける。制御の条件としては、例えば、
ユーザが希望する1ヶ月の電気料金や消費電力を抑制す
るパターンなどである。また電力会社ごとに課金体系を
保持する手段を持ち、これにより機器が設置されている
地域に合わせた制御が可能である。
【0035】ウェブサーバは、インターネット51を介
してアクセス可能なウェブページをユーザに開放するた
めのサーバである。ウェブサーバは、ユーザが所有する
携帯端末機器41や情報端末機器32に対して種々の情
報を発信するとともに、携帯端末機器41や情報端末機
器32からインターネットを介して送信されてくる情報
を受け付ける。携帯端末機器41としては、PHSや携
帯電話、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistan
ts)などのインターネット接続が可能な端末機器を用い
ることができる。情報端末機器32としては、インター
ネット接続が可能な通信機能を有するパソコン、ケーブ
ルテレビ回線やインターネット回線に接続されたセット
トップボックス(STB:Set Top Box)を備えるテレビなど
を利用することができる。ユーザは、携帯端末機器41
及び情報端末機器32からウェブサーバにアクセスし、
上述した電気料金や電力抑制パターンを設定することが
できる。
【0036】認証サーバは、インターネット51を介し
てウェブサーバにアクセスしてきたアクセス者が正当な
アクセス権を有するものであるか否かを判別するための
サーバである。認証サーバは、アクセス者が入力するユ
ーザIDやパスワードをデータベース22に登録されて
いる顧客情報と照合して、正当なアクセス権を有すると
判断した場合はにウェブページへのアクセスを許可す
る。
【0037】課金サーバは、契約内容などに応じた各ユ
ーザの課金情報を管理するサーバである。この課金サー
バにより、デマンド制御や電力使用への課金情報が管理
される。
【0038】データベース22には、消費電力履歴、登
録時に入力された顧客情報、課金の状態を示す課金情
報、携帯端末機器41や情報端末機器32に対してイン
ターネット上で提供するコンテンツを集めたコンテンツ
メニューなどの各種情報が格納されている。
【0039】設備機器35が設置されている住宅3に
は、設備機器35が接続される設備機器コントローラ3
1が設置される。この設備機器コントローラ31は、ユ
ーザに販売又は貸与され、設備機器35と有線又は無線
で接続されている。設備機器コントローラ31は、通信
回線50を介して管理センタ2との通信が可能な通信機
能を備えており、各設備機器35の消費電力や外気温・
湿度等の気象データを管理センタ2側に送信することが
可能であるとともに、管理センタ2から送信されてくる
制御信号を各設備機器35の制御コマンドに翻訳して送
出する。管理サーバ機器21の主制御サーバと設備機器
コントローラ31との間の通信は、どちらからでも開始
・切断することができるように構成される。また、設備
機器コントローラ31は、管理センタ2のアドレス情報
を格納する記憶手段を備えており、このアドレスデータ
を用いて管理センタ2との通信を行う。なお、設備機器
コントローラ31は、いずれかの設備機器35内に内蔵
されるものであってもよい。
【0040】〔デマンド制御(電力制御)〕図2には、
主制御サーバにおいて行われるデマンド制御を説明する
ための制御ブロック図である。主制御サーバは、履歴作
成手段71と上限値算出手段72と予測データ算出手段
73と制御量算出手段74と補正手段75と制御データ
送出手段76とを備えている。これらの履歴作成手段7
1と上限値算出手段72と予測データ算出手段73と制
御量算出手段74と補正手段75と制御データ送出手段
76とは、CPUや主制御サーバのメモリに格納される
プログラムによって実現される。
【0041】履歴作成手段71は、設備機器35の消費
電力を収集し、その日の最高気温と関連付けて設備機器
35の消費電力履歴を作成し、データベース22に格納
する。消費電力は、通信回線50及び設備機器コントロ
ーラ31を介して取得することができる。また、その日
の最高気温も、通信回線50及び設備機器コントローラ
31を介して外気温を取得して求めることができる。こ
のようにして取得した消費電力履歴は、例えば図3のよ
うになる。図3では、最高気温の異なる1日の消費電力
のカーブA,B,Cを示している。消費電力は最高気温
が高い程高く、カーブA,B,Cの順に最高気温が高い
カーブである。
【0042】上限値算出手段72は、ユーザが設定した
電気料金に基づいて1ヶ月の月間電力量上限値を算出す
る。電気料金は、電力会社ごとに又は地域によって料金
体系が異なるため、各電力会社ごと及び各地域ごとの料
金体系を予めデータベース22に格納しておき、ユーザ
が設定した電気料金から1ヶ月の月間電力量上限値を算
出する。ユーザは、携帯端末機器41や情報端末機器3
2からインターネットを介して電気料金の設定ができ、
書面によって電気料金の設定をすることもできる。
【0043】予測データ算出手段73は、消費電力履歴
及び最高気温の予測値から1ヶ月の消費電力予測データ
を作成する。最高気温の予測値は、図4に示すような1
ヶ月の予測データを気象情報サービス会社60から入手
したものを用いても、図9から図12のような過去の気
温履歴の平均値を用いても良い。1日当たりの消費電力
履歴は、例えば図3に示すような消費電力データのカー
ブであり、この中からその日の最高気温に該当するカー
ブを選択して、1日当たりの消費電力予測データを得
る。1ヶ月の各日ごとに図3のような消費電力データを
作成することにより、1ヶ月分の消費電力データを作成
する。また、この1日の消費電力予測データを図5のよ
うに積分して1日の消費電力量を算出し、1日の消費電
力量にその月の日数を掛けることにより1ヶ月の月間電
力量予測値を算出する。
【0044】制御量算出手段74は、上記で算出した月
間電力量予測値及び月間電力量上限値を用いて1日に削
減すべき電力量(制御量)を算出する。具体的には、月
間電力量予測値と月間電力量上限値とから、式(1)を
用いて1日に削減すべき制御量を算出する。 1日の制御量=(月間電力量予測値−月間電力量上限値)/1ヶ月の日数(1) 補正手段75は、制御量算出手段74で算出した制御量
を補正する。実際の電力の使用状況が予測と異なってく
る場合に、制御量を適時補正するためであり、補正は、
その月に既に使用した電力量とその期間の消費電力量予
測値との差を、その月の残りの日数で修正できるよう
に、式(2)(3)のように行う。 補正後の1日の制御量=1日の制御量+補正値 (2) 補正値=(その月に既に使用した電力量−その期間の消費電力量予測値) /その月の残りの日数 (3) 制御データ算出手段76は、1日の制御量と消費電力予
測データとを用いて、1日の消費電力から制御量を削減
するように消費電力制御データを作成し、設備機器35
に送出する。消費電力制御データは、1日の各時間での
削減する電力量のデータであり、ユーザが設定した電力
抑制パターンによって異なる。ユーザが設定する電力抑
制パターンとしては、例えば、図6に示すようなピーク
カットによる電力抑制(a)、一律低減による電力抑制
(b)、電気料金の高い時間帯による電力抑制(c)が
ある。図中の斜線部は、1日に削減される電力量であり
制御量と等しい。このように、電力抑制のパターンによ
り、斜線部(制御量)をどのように分配するか、即ち、
1日の各時間において電力をどのように削減するかが異
なる。ユーザがピークカットによる電力の抑制を選択し
ている場合は、ピーク値をカットして制御量を削減する
ように消費電力制御データを作成する(a)。また、ユ
ーザが一律カットによる電力抑制を選択している場合に
は、1日の各時間で均等に消費電力をカットして制御量
を削減するように消費電力制御データを作成する
(b)。また、ユーザが電気料金の高い時間帯による電
力抑制を選択している場合には、電気料金の高い昼間や
夜の早い時間帯に電力量を集中的に削減するように消費
電力制御データを作成する(c)。
【0045】このようにして作成された消費電力制御デ
ータは、主制御サーバから通信回線50を介して、設備
機器コントローラ31に送出される。設備機器コントロ
ーラ31は、主制御サーバから消費電力制御データを受
信すると、これを設備機器35の制御コマンドに翻訳し
て送出し、設備機器35を消費電力制御データに基づい
て運転する。
【0046】また制御量の補正は、気温予測値を修正す
ることによっても行われる。気温予測値は、気象情報サ
ービス会社60から入手するか、過去数年間のその地域
の温度履歴の平均値を用いているが、10℃程度の誤差
がある。そのため、図7に示すように、気温予測値が実
測値からずれることがある。この場合、実測値とのずれ
Δtを用いて、既に格納しているそれ以後の気温予測値
をΔtだけ下方に修正する。このようにして、気温予測
値を修正し、制御量を補正することもできる。
【0047】なお、上記の制御においては、設備機器3
5側と管理センタ2側とで頻繁にデータのやりとりを行
うが、データ量があまり多いと通信費がかさみ、電気料
金の抑制効果よりも通信費の負担が大きくなってしまう
おそれがある。そこで、消費電力制御データのように曲
線で表すことのできるデータは、図8のように、サンプ
ル曲線を用いてやりとりを行う。設備機器35側と管理
センタ2側とに予めサンプル曲線を用意しておき、
(a)のように実際のデータをサンプル曲線と最大値・
最小値のみで近似できる場合は、曲線番号Aと最大値・
最小値のみを送信する。また、サンプル曲線が実際のデ
ータに部分的に近似できる場合には、(b)のように、
サンプル曲線番号(a)(b)(c)とそれぞれの終始
時刻のみを送信する。これにより設備機器35側と管理
センタ2側との間の送受信量を低減し、通信費を低減で
きる。
【0048】本実施形態では、消費電力を最高気温に関
連付けて消費電力履歴を作成したが、最高気温だけでな
く湿度に対しても関連づけて消費履歴を作成すれば、消
費電力の予測がより正確になる。また、デマンド制御を
かけたくない1ヶ月のスケジュールを予めセンターに通
知し、これ以外の日又は時間帯で電力量を抑制するよう
にしてもよい。
【0049】
【発明の効果】請求項1に係る設備機器管理サーバで
は、設備機器の1ヶ月間の消費電力量を低減するので、
従量制である一般家庭の電気料金を所定の範囲に制御す
ることができる。
【0050】請求項2に係る設備機器管理サーバでは、
1日当たり削減すべき電力量(制御量)を算出し、1日
毎に設備機器の消費電力量を制御するので、設備機器の
消費電力量を無理なく低減することができる。
【0051】請求項3に係る設備機器管理サーバでは、
最高気温の予測値が実際の予測値と差がある場合であっ
ても、随時制御量を補正して、設備機器の電力量を確実
に低減することができる。
【0052】請求項4に係る設備機器管理サーバでは、
実際の消費電力が消費電力の予測値を超過する場合も、
1ヶ月の残りの期間で超過した電力量を補正することが
できる。
【0053】請求項5に係る設備機器管理サーバによれ
ば、気象予測データが実際の予測値と差がある場合であ
っても、実測値にもとづいて以後の気象予測データを随
時補正して制御量を補正して、設備機器の電力量を確実
に低減することができる。
【0054】請求項6に係る設備機器管理サーバによれ
ば、気象情報サービス会社から取得する気温だけでなく
湿度にも基づいて、消費電力と関連付けて消費電力履歴
を作成すれば、消費電力量予測値をさらに精度良く算出
することができる。
【0055】請求項7に係る設備機器管理サーバによれ
ば、気象情報サービス会社から取得する気温だけでなく
湿度にも基づいて、消費履歴から消費電力量予測値を算
出し、消費電力量予測値をさらに精度良く算出すること
ができる。
【0056】請求項8に係る設備機器管理サーバによれ
ば、ユーザは電気料金を設定するのみで、設定された電
気料金に基づき1ヶ月の消費電力量が制御される。請求
項9に係る設備機器管理サーバは、このようにすれば、
電気料金を効果的に制御することができ、電気料金の低
いときには設備機器を十分に利用することができる。
【0057】請求項10に係るプログラムによれば、請
求項1に係る設備機器管理サーバの場合と同様の作用効
果を奏する。請求項11に係るプログラムによれば、請
求項2に係る設備機器管理サーバの場合と同様の作用効
果を奏する。
【0058】請求項12に係るプログラムによれば、請
求項3に係る設備機器管理サーバの場合と同様の作用効
果を奏する。請求項13に係るプログラムによれば、設
備機器管理サーバの場合と同様の作用効果を奏する。
【0059】請求項14に係る記録媒体によれば、請求
項1に係る設備機器管理サーバと同様の作用効果を奏す
る。請求項15に係る記録媒体によれば、請求項2に係
る設備機器管理サーバと同様の作用効果を奏する。
【0060】請求項16に係る記録媒体によれば、請求
項3に係る設備機器管理サーバと同様の作用効果を奏す
る。請求項17に係る記録媒体によれば、請求項4に係
る設備機器管理サーバと同様の作用効果を奏する。
【0061】請求項18に係る設備機器を遠隔操作する
方法によれば、請求項1に係る設備機器管理サーバの場
合と同様の作用効果を奏する。請求項19に係る設備機
器を遠隔操作する方法によれば、請求項2に係る設備機
器管理サーバの場合と同様の作用効果を奏する。
【0062】請求項20に係る設備機器を遠隔操作する
方法によれば、請求項3に係る設備機器管理サーバの場
合と同様の作用効果を奏する。請求項21に係る設備機
器を遠隔操作する方法によれば、請求項4に係る設備機
器管理サーバの場合と同様の作用効果を奏する。
【0063】請求項22に係る設備機器管理システムに
よれば、請求項1から9のいずれかに係る設備機器管理
サーバの場合と同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る設備機器管理システ
ムの概略構成図。
【図2】その主制御サーバにおける制御ブロック図。
【図3】設備機器の消費電力と1日の最高気温との関係
(消費電力履歴)。
【図4】1ヶ月の最高気温。
【図5】月間電力量予測値の計算。
【図6】電力抑制パターン。
【図7】気象予測データ(最高気温)の修正。
【図8】サンプル曲線を用いた送信。
【図9】過去3年間の最高気温。
【図10】過去3年間の最高気温。
【図11】過去3年間の最高気温。
【図12】過去3年間の最高気温。
【符号の説明】
21 管理サーバ機器(設備機器管理サーバ) 22 データベース 31 設備機器コントローラ(設備機器制御装置) 35 設備機器 71 履歴作成手段 72 上限値算出手段 73 予測データ算出手段 74 制御量算出手段 75 補正手段 76 制御データ送出手段
フロントページの続き Fターム(参考) 5H223 AA11 CC08 CC09 DD03 DD07 EE13 FF06 5K048 AA16 BA12 DC07 EB02 EB10 EB12 HA01 HA02 5K101 KK11 LL01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設備機器の運転状況及び前記設備機器の設
    置場所における現在の環境情報を取得して前記設備機器
    の運転状況を監視するための監視情報を提供し、前記設
    備機器を遠隔操作するための制御信号を送信する設備機
    器管理サーバであって、 前記設備機器から消費電力データを取得する消費電力取
    得手段と、 前記取得された消費電力データを気象データに関連付け
    て消費電力履歴を作成する履歴作成手段と、 前記消費電力履歴が格納される蓄積手段と、 前記蓄積手段に格納されている消費電力履歴と気象予測
    データとに基づいて、前記設備機器の所定期間の消費電
    力量である消費電力量予測値を算出する第1算出手段
    と、 前記消費電力量予測値と予め設定された消費電力量上限
    値とに基づいて、前記所定期間の消費電力量が前記消費
    電力量上限値以下になるように前記設備機器を制御する
    ための制御信号を送出する制御手段と、を備える設備機
    器管理サーバ。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、 前記消費電力量予測値と前記消費電力上限値とから単位
    期間当たりに削減すべき電力量である制御量を算出する
    第2算出手段と、 前記単位期間の消費電力量から前記制御量を低減するよ
    うに前記設備機器を制御するための制御信号を送出する
    送出手段と、を有する請求項1に記載の設備機器管理サ
    ーバ。
  3. 【請求項3】前記設備機器が収集する所定時刻の気温に
    基づいて前記制御量を補正する第2補正手段をさらに備
    える、請求項2に記載の設備機器管理サーバ。
  4. 【請求項4】前記設備機器が既に消費した電力量に基づ
    いて前記制御量を補正する、請求項2に記載の設備機器
    管理サーバ。
  5. 【請求項5】気象データの実測値に基づいて前記気象予
    測データを補正する第1補正手段をさらに備える、請求
    項1から4のいずれかに記載の設備機器管理サーバ。
  6. 【請求項6】前記気象データは、設備機器から取得する
    気温及び/又は湿度のデータである、請求項1から5の
    いずれかに記載の設備機器管理サーバ。
  7. 【請求項7】前記気象予測データは、気象情報サービス
    会社から取得する気温及び又は湿度のデータである、請
    求項1から6のいずれかに記載の設備機器管理サーバ。
  8. 【請求項8】ユーザが希望する電気料金を設定可能な電
    気料金設定手段と、 前記電気料金設定手段で設定された電気料金に基づいて
    前記消費電力量上限値を算出する上限値算出手段とをさ
    らに備える、請求項1から7のいずれかに記載の設備機
    器管理サーバ。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、電気料金の高い時間帯に
    集中的に消費電力を削減するように前記設備機器を制御
    するための信号送出する、請求項1から8のいずれかに
    記載の設備機器管理サーバ。
  10. 【請求項10】設備機器の運転状況及び前記設備機器の
    設置場所における現在の環境情報を取得して前記設備機
    器の運転状況を監視するための監視情報を提供し、前記
    設備機器を遠隔操作するための制御信号を送信する設備
    機器管理サーバとしてコンピュータを機能させるプログ
    ラムであって、 前記設備機器から消費電力を取得する消費電力取得手段
    と、 前記取得された消費電力を気象データに関連付けて消費
    電力履歴を作成する履歴作成手段と、 前記消費電力履歴が格納される蓄積手段と、 前記蓄積手段に格納されている消費電力履歴と気象予測
    データとに基づいて、前記設備機器の所定期間の消費電
    力量である消費電力量予測値を算出する第1算出手段
    と、 前記消費電力量予測値と予め設定された消費電力量上限
    値とに基づいて、所定期間の消費電力量が前記消費電力
    量上限値以下になるように前記設備機器を制御するため
    の制御信号を送出する制御手段と、を備える設備機器管
    理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプログ
    ラム。
  11. 【請求項11】前記制御手段は、 前記消費電力量予測値と前記消費電力上限値とから単位
    期間に削減すべき電力量である制御量を算出する第2算
    出手段と、 前記単位期間の消費電力量から前記制御量を低減するよ
    うに前記設備機器を制御するための制御信号を送出する
    送出手段と、を有する設備機器管理サーバとしてコンピ
    ュータを機能させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】前記設備機器が収集する所定時刻の気温
    に基づいて前記制御量を補正する第2補正手段をさらに
    備える、請求項2に記載の設備機器管理サーバをコンピ
    ュータとして機能させるためのプログラム。
  13. 【請求項13】前記設備機器が既に消費した電力量に基
    づいて前記制御量を補正する、請求項2に記載の設備機
    器管理サーバをコンピュータとして機能させるためのプ
    ログラム。
  14. 【請求項14】設備機器の運転状況及び前記設備機器の
    設置場所における現在の環境情報を取得して前記設備機
    器の運転状況を監視するための監視情報を提供し、前記
    設備機器を遠隔操作するための制御信号を送信する設備
    機器管理サーバとしてコンピュータを機能させるプログ
    ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
    あって、 前記設備機器から消費電力を取得する消費電力取得手段
    と、 前記取得された消費電力を気象データに関連付けて消費
    電力履歴を作成する履歴作成手段と、 前記消費電力履歴が格納される蓄積手段と、 前記蓄積手段に格納されている消費電力履歴と気象予測
    データとに基づいて、前記設備機器の所定期間の消費電
    力量である消費電力量予測値を算出する第1算出手段
    と、 前記消費電力量予測値と予め設定された消費電力量上限
    値とに基づいて、前記所定期間の消費電力量が前記消費
    電力量上限値以下になるように前記設備機器を制御する
    ための制御信号を送出する制御手段と、を備える設備機
    器管理サーバとしてコンピュータを機能させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  15. 【請求項15】前記制御手段は、 前記消費電力量予測値と前記消費電力上限値とから単位
    期間に削減すべき電力量である制御量を算出する第2算
    出手段と、 前記単位期間の消費電力量から前記制御量を低減するよ
    うに前記設備機器を制御するための制御信号を送出する
    送出手段と、を有する設備機器管理サーバとしてコンピ
    ュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】前記設備機器が収集する所定時刻の気温
    に基づいて前記制御量を補正する第2補正手段をさらに
    備える、請求項2に記載の設備機器管理サーバをコンピ
    ュータとして機能させるためのプログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】前記設備機器が既に消費した電力量に基
    づいて前記制御量を補正する、請求項2に記載の設備機
    器管理サーバをコンピュータとして機能させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  18. 【請求項18】設備機器の運転状況及び前記設備機器の
    設置場所における現在の環境情報を取得して前記設備機
    器の運転状況を監視するための監視情報を提供し、前記
    設備機器を遠隔操作する方法であって、 前記設備機器から消費電力を取得する第1段階と、 前記取得された消費電力を気象データに関連付けて消費
    電力履歴を作成する第2段階と、 前記消費電力履歴と気象予測データとに基づいて、前記
    設備機器の所定期間の消費電力量である消費電力量予測
    値を算出する第3段階と、 前記消費電力量予測値と予め設定された消費電力量上限
    値とに基づいて、前記所定期間の消費電力量が前記消費
    電力量上限値以下になるように前記設備機器を制御する
    ための制御信号を送出する第4段階と、を含む設備機器
    を遠隔操作する方法。
  19. 【請求項19】前記第4段階は、 前記消費電力量予測値と前記消費電力上限値とから単位
    期間に削減すべき電力量である制御量を算出する第5段
    階と、 前記単位期間の消費電力量から前記制御量を低減するよ
    うに前記設備機器を制御するための制御信号を送出する
    第6段階と、からなる請求項18に記載の設備機器を遠
    隔操作する方法。
  20. 【請求項20】前記設備機器が収集する所定時刻の気温
    に基づいて前記制御量を補正する第7段階をさらに含
    む、請求項19に記載の設備機器を遠隔操作する方法。
  21. 【請求項21】前記設備機器が既に消費した電力量に基
    づいて前記制御量を補正する第8段階をさらに含む、請
    求項19に記載の設備機器を遠隔操作する方法。
  22. 【請求項22】設備機器に内蔵又は接続され、前記設備
    機器の運転情報及び前記設備機器の設置場所における現
    在の環境情報を取得して送信するとともに、前記設備機
    器の運転制御を行うための制御信号を受信して前記設備
    機器に送出する設備機器制御装置と、 前記設備機器制御装置からの運転情報及び環境情報を受
    信して、前記設備機器の運転状況を監視するための監視
    情報を提供し、前記設備機器を遠隔操作するための制御
    信号を送信する、請求項1から9のいずれかに記載の設
    備機器管理サーバと、を備える設備機器管理システム。
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