JP2002258403A - 投映装置 - Google Patents

投映装置

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JP2002258403A
JP2002258403A JP2001055350A JP2001055350A JP2002258403A JP 2002258403 A JP2002258403 A JP 2002258403A JP 2001055350 A JP2001055350 A JP 2001055350A JP 2001055350 A JP2001055350 A JP 2001055350A JP 2002258403 A JP2002258403 A JP 2002258403A
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reflecting mirror
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JP2001055350A
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English (en)
Inventor
Hirokuni Nishihara
弘訓 西原
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Kansai Technology Licensing Organization Co Ltd
Original Assignee
Kansai Technology Licensing Organization Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバヘッドプロジェクタおよび透過形液晶
表示パネルを備えるプロジェクタなどの投映装置におい
て、スクリーン26などの投映面27上で被投映物の画
像を歪むことなく移動する。 【解決手段】 装置本体11の下部に設けられた光源1
3からの光は、支持部材15上に導かれ、この支持部材
15上の透光性を有する原稿17の画像は、組立体18
の投影レンズ19から反射鏡21を経て、鉛直であるス
クリーン26の映像面27に投映されて表示される。反
射鏡21は、支持部材15上の原稿17が載置される案
内面16と45度の角度θ1を有する。組立体18を移
動手段22によって投映面27に関して近付く方向31
および遠去かる方向に移動することによって、投映面2
7上の原稿画像が、歪みを生じることなく、上下に変位
し、投映面27上の上下の希望する位置に表示すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スクリーンなどの
投映面に、画像を投映して表示し、多数の人々に表示を
行うオーバヘッドプロジェクタ(略称OHP)などとし
て好適に実施することができる投映装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は、先行技術のオーバヘッドプロジ
ェクタの簡略化した断面図である。光源1からの光は、
透明な平板状の支持部材2に照射され、この支持部材2
上には、透明シートに文字、図形などが描かれた原稿3
が載置される。原稿3の画像は、投影レンズ4を経て、
反射鏡5によって反射され、スクリーンである投映面9
に投映されて結像される。図8において光源1、支持部
材2、投影レンズ4および反射鏡5は、投映装置本体8
に設けられる。反射鏡5が、支持部材2に平行な水平面
に対して45度の角度で傾斜した参照符5aで示される
基準となる姿勢では、原稿3の画像は水平な光経路6を
経て、鉛直な投映面9に投映される。このとき、投映面
9に投映される画像は、後述の図3(1)に示されるよ
うに原稿3の拡大画像であって、歪むことはない。映像
面9上の画像を光経路7で示されるように上方に移動
し、さらに多くの観客に見えるように投映するには、反
射鏡5が、参照符5aの基準となる姿勢よりもさらに大
きい角度、すなわち45度を超える角度で、図7の実線
で示される反射鏡5の姿勢に設定される。これによって
光経路7を辿る原稿3の投映面5上の画像は、後述の図
3(2)で示されるように上方の辺17b2が下方の辺
17a2よりも長くなって台形に歪んでしまう。反射鏡
5を、45度未満の角度に設定し、水平な光経路6より
も下向きに投映面9上に投映するとき、その投映面9上
の画像が歪む。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、投映
面上に投映される画像の位置を移動しても、その投映さ
れる画像が歪まないように、または歪みを抑制するよう
にした投映装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、被投映物が載
置される案内面を有する支持部材と、支持部材の上方に
間隔をあけて配置される投影レンズと、案内面と45度
の角度で傾斜し、投影レンズを介する被投映物の映像
を、案内面に垂直な投映面に導く反射鏡と、支持部材の
下方に配置される光源と、投影レンズと反射鏡とのいず
れか少なくとも一方と、支持部材と、光源とを相対的
に、案内面と平行に、投映面に関して近付く方向および
遠去かる方向に移動可能とする移動手段とを含むことを
特徴とする投映装置である。
【0005】本発明に従えば、支持部材のたとえば水平
である案内面上に、たとえばシートなどの原稿である被
投映物が載置され、この被投映物の画像は、投影レンズ
から反射鏡を経て、たとえば鉛直であるスクリーンなど
の投映面に投映されて表示される。
【0006】本発明に従えば、移動手段によって、投影
レンズと反射鏡とのいずれか少なくとも一方と、支持部
材と、光源とを相対的に、案内面と平行に、投映面に関
して後述の図1に示されるように右方の近付く方向に移
動し、これによって投映面上の被投映物の画像を、図1
の上方に変位することができ、あるいはまた遠去かる方
向に移動し、すなわち図1の左方に移動し、これによっ
て被投映物の画像を図1の下方に移動することができ
る。このように投映面上で被投映物の画像を移動して
も、図8の先行技術に比べて画像が歪むことを抑制する
ことができるようになる。したがってたとえば図1にお
いて投映面上の画像を上方に移動し、多数の観客に映像
を表示することができるようになる。
【0007】本発明に従えば、投影レンズと支持部材と
光源とを相対的に移動可能としてもよく、このとき反射
鏡を固定位置に保ってもよい。また反射鏡と支持部材と
光源とを相対的移動可能とし、このとき投影レンズを固
定位置に保ってもよい。さらには投影レンズと反射鏡と
を後述のように固定して組立体を構成し、この組立体と
支持部材と光源とを相対的に移動可能としてもよい。投
影レンズと反射鏡とのいずれか少なくとも一方を、移動
可能とし、支持部材と光源とを固定位置に保ってもよ
い。投影レンズと反射鏡とのいずれか少なくとも一方
と、支持部材との両者を相対的に移動可能としてもよ
い。
【0008】また投影レンズと反射鏡との少なくともい
ずれか一方と、光源との両者を相対的に移動可能として
もよい。さらに投影レンズと反射鏡との少なくともいず
れか一方と、支持部材と、光源との三者を相対的に移動
可能としてもよい。
【0009】また本発明は、支持部材は、透光性材料か
ら成ることを特徴とする。また本発明は、支持部材はフ
レネルレンズを含むことを特徴とする。
【0010】本発明に従えば、支持部材は、透光性材料
から成り、たとえばガラス、プラスチックなどの材料か
ら成ってもよく、特に集光のためのフレネルレンズのみ
から成り、またはフレネルレンズを含む構成とすること
によって、光源の直上だけでなく、周辺部においても均
一な光量で、明るさのむらを生じることなく、支持部材
上の原稿などの被投映物に光を導いて透過させることが
できるようになる。これによって投映面上の画像の明る
さのむらが生じることを抑制することができる。
【0011】また本発明は、移動手段は、投影レンズと
反射鏡とが固定された組立体を、支持部材と相対的に移
動可能とすることを特徴とする。
【0012】本発明に従えば、図1〜図4に示されるよ
うに、投影レンズと反射鏡とが相互に固定されて組立体
が構成され、この組立体が、支持部材と相対的に移動可
能とされる。こうして比較的簡単な構成で、投映面上の
画像の歪みを防いで、被投映物の画像を表示することが
できるようになる。
【0013】また本発明は、移動手段は、投影レンズと
反射鏡とが固定された組立体を、光源に対して移動可能
とし、かつ支持部材もまた、光源に対して移動可能とす
ることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、後述の図5に示されるよ
うに、投影レンズと反射鏡とを含む組立体とともに、被
投映物が載置される支持部材もまた、光源に対して移動
可能とする。これによって組立体とともに支持部材上の
被投映物もまた移動されることになり、投映面上の画像
の歪みをさらに一層抑制することができるようになる。
【0015】また本発明は、移動手段は、投影レンズと
反射鏡とが固定された組立体を、支持部材に対して移動
可能とし、かつ光源もまた、支持部材に対して移動可能
とすることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、後述の図6に示されるよ
うに、投影レンズと反射鏡とを含む組立体とともに、光
源もまた、支持部材に対して平行移動または回転移動可
能とする。これによって、組立体とともに光源もまた移
動されることになり、光源の光量分布を均一にすること
ができ、投映面上の画像の歪みをさらに一層抑制するこ
とができるようになる。
【0017】また本発明は、被投映物の映像を、投影レ
ンズを介して投映面に投映し、投影レンズを、その投影
レンズの光軸に垂直な方向に、移動可能とすることを特
徴とする投映装置である。
【0018】また本発明は、被投映物は、液晶表示パネ
ルであることを特徴とする。本発明に従えば、後述の図
6に示されるように、被投映物と投影レンズとを相対的
に移動することによって、投映面上の画像の歪みを抑制
して投映面上の画像の位置を移動することが容易に可能
となる。特に被投映物を、液晶表示パネルとすることに
よって、たとえばパーソナルコンピュータの出力、テレ
ビジョン受信機の映像出力を、投映面上に投映すること
ができる。被投映物は、上述の液晶表示パネルの画像だ
けでなく、そのほかたとえば陰極線管などの画像であっ
てもよい。
【0019】本発明に従えば、被投映物は、たとえば透
光性を有するプラスチック製シートに文字、図形などが
描かれた原稿などであってもよく、あるいはまた遮光性
の紙などのシートに文字、図形などが描かれた原稿であ
ってもよく、さらにまた被投映物は3次元立体形状を有
してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
断面図である。オーバヘッドプロジェクタの装置本体1
1の下部のハウジング12内には、光源13が設けられ
る。光源13に近接して配置された凹面反射鏡14は、
光源13の光を図1の上方に導く。装置本体11のハウ
ジング12の上部には、集光のためのフレネルレンズか
ら成る支持部材15が配置される。この支持部材15の
上面である案内面16上には、被投映物である原稿17
が載置される。原稿17は、たとえばプラスチックなど
の材料から成る透光性シートに文字、図形などが描かれ
て構成される。
【0021】支持部材15から図1の上方に間隔をあけ
て、装置本体11には、組立体18が配置される。この
組立体18は、凸レンズから成る投影レンズ19と、平
面反射鏡21とが、一体的に固定されて構成される。組
立体18は、装置本体11の上部に設けられた移動手段
22によって支持部材15の案内面16と平行に移動可
能である。反射鏡21は、支持部材15の案内面16、
したがってたとえばこの実施の形態では水平面に関し
て、45度の角度θ1で傾斜する。図1において光源1
3の直上に、組立体18の投影レンズ19の中心47を
配置し、後述の図2のように、光軸23を形成すること
ができ、また移動手段22によって組立体18を移動
し、図1に示される光経路24,25を経て光を導くこ
とができる。反射鏡21からの光は、スクリーン26の
投映面27に投映されて表示される。この投映面27
は、支持部材15の案内面16に垂直であり、たとえば
この実施の形態では鉛直である。図1に示されるよう
に、組立体18を光源13の直上の光軸23から投映面
27に近付く方向31に移動した状態では、原稿17の
画像は、光経路24,25を経て、投映面27の比較的
上方の位置に表示されることができる。
【0022】図2は、図1に示される投映装置の図1と
は異なる動作状態を示す断面図である。組立体18は、
投影レンズ19が光源13の直上の光軸23となるよう
に移動して設定されている。これによって原稿17の画
像は、光軸23から投影レンズ19および反射鏡21を
経て光経路29を経て、スクリーン26の投映面27に
投映されて表示される。光経路29は、投映面27に垂
直である。
【0023】図3は、スクリーン26の投映面27にお
ける原稿17の画像を示す。原稿17が矩形であって、
組立体18が図1のように、投映面27に近付く方向3
1に移動された状態において、および図2に示されるよ
うに基準となる光軸23を有するように図1の状態から
前記方向31とは逆方向の投映面27から遠去かる方向
に移動された状態において、原稿17の画像は、図3
(1)に示されるように原稿17の画像が拡大され、歪
むことなく、表示される。原稿17のスクリーン26側
の一端部17aと、スクリーン26とは反対側の他端部
17bとは、投映面27上で画像の各辺17a1,17
b1の長さが等しく、同一長さで歪むことなく図3
(1)に示されるように原稿17の画像が表示される。
これに対して、前述の図7に示される先行技術では、反
射鏡5の角度が45度を超えるように変化され、図7に
おける原稿3の画像が光経路7を経て投映面9の上方の
位置に表示されるとき、矩形の原稿3の形状は、図3
(2)に示されるように各辺17a2,17b2の長さ
が異なり、歪んで表示される。本発明は、このような図
3(2)に示される歪んだ画像が表示されることを防
ぐ。
【0024】図4は、組立体18の拡大断面図である。
組立体18の凸レンズ19は、鉛直軸線を有する筒体3
3に固定され、保持体34に、図4の上下に移動調整可
能に設けられる。保持体34には、取付部材35によっ
て、反射鏡21が固定される。保持体34は、移動手段
22の水平な案内レール36によって投影レンズ19が
光源13の直上の光軸23を有するように図2および図
4の基準位置から、投映面27に近付く方向31に移動
可能であり、また組立体18は、この基準位置から前記
方向31とは逆方向である投映面27から遠去かる方向
に移動可能である。保持体34は、移動手段22の案内
レール36に沿って前記方向31およびその逆方向に、
希望する位置で設定調整可能とされる。こうして原稿1
7の画像を、スクリーン26の投映面27に図1および
図2の上下に移動して希望する位置で、原稿17の画像
を結像し、投映表示することができる。組立体18を投
影レンズ19の光軸23の位置よりも移動手段22によ
って前記方向31の逆方向に、すなわちスクリーン26
から遠去かる方向に、図1の左方に変位した状態では、
原稿17の画像は、図2に示される光経路29よりも下
方の光経路を辿り、投映面27の下方の位置に移動され
て表示される。
【0025】図5は、本発明の実施の他の形態のオーバ
ヘッドプロジェクタとして使用される投映装置の断面図
である。この実施の形態は、前述の図1〜図4に示され
る実施の形態に類似し、対応する部分には同一の参照符
を付す。特にこの実施の形態では、組立体18を移動手
段22によって水平面内で移動可能とされるだけでな
く、さらに、支持部材15もまた、もう1つの移動手段
38によって水平面内でスクリーン26の投映面27に
近付く方向41およびその方向41とは逆方向の遠去か
る方向に移動可能に構成される。
【0026】移動手段22,38は、操作者が組立体1
8を移動するとき、支持部材15が連動して移動可能に
構成される。組立体18と支持部材15とは、光源13
を通る水平軸線42を通る一光経路24上で光源13の
位置42と支持部材15の予め定める位置43との間の
距離L1と、光源13の位置42と反射鏡21の反射位
置44との間の距離L2との比η(=L2/L1)が一
定に保たれるように移動手段22,38によって組立体
18と支持部材15とが平行に移動するように構成され
てもよい。支持部材15の位置43と反射鏡21の反射
位置44とは、投影レンズ19が光源13の前記位置4
2を通る光軸23を有する状態で、この光軸23上に存
在する。組立体18が投映面27に近付く方向31に移
動されたとき、支持部材15、したがって原稿17もま
た投映面27に近付く方向41に移動されることによっ
て、投映面27に投映して表示される原稿17の画像の
歪みがさらに抑制されることができるとともに、光源1
3の光量分布をさらに均一にすることができる。
【0027】図6は、本発明の実施のさらに他の形態の
オーバヘッドプロジェクタとして使用される投映装置の
断面図である。この実施の形態は、前述の図1〜図5に
示される実施の形態に類似し、対応する部分には同一の
参照符を付す。特にこの実施の形態では、組立体18を
移動手段22によって水平面内で移動可能とされるだけ
でなく、さらに、光源13および凹面反射鏡14もま
た、さらにもう1つの移動手段61によって水平面内で
スクリーン26の投映面27に近づく方向62およびそ
の方向62とは逆方向の遠去かる方向に移動可能に構成
される。
【0028】組立体18と光源13および凹面反射鏡1
4とは、光源13の位置42と支持部材15の予め定め
る位置43と反射鏡21の反射位置44とが、一つの光
経路63上に位置する状態が保たれるように、移動手段
22,61によって平行に移動するように構成されても
よい。組立体18が投映面27に近づく方向62に移動
されたとき、光源13および凹面反射鏡14は方向62
とは逆の投映面27から遠去かる方向に移動されること
によって、投影レンズ19、反射鏡21および光経路6
4を経て投映面27に投映される画像の歪みがさらに抑
制されるとともに、光源13の光量分布を均一にするこ
とができる。
【0029】本実施の形態では、光源13および凹面反
射鏡14は、移動手段61によって、水平面内で投映面
27に近づく方向62およびその方向62とは逆方向の
遠去かる方向に移動可能に構成されるけれども、これに
限定されることなく、たとえば支持部材15の予め定め
る位置43を中心として角変位させる移動手段によっ
て、投映面27に近づく方向62およびその方向62と
は逆方向の遠去かる方向に移動可能に構成されてもよ
い。
【0030】本発明の実施のさらに他の形態では、組立
体18および/または支持部材15の移動に連動し、光
源13の反射鏡14もまた、光源13からの光が支持部
材15および組立体18に導かれるように、傾斜される
ように構成されてもよい。
【0031】本発明の実施のさらに他の形態では、支持
部材15は遮光性材料から成ってもよく、このとき光源
13および凹面反射鏡14は省略され、支持部材15上
の原稿17の上面に光が、光源13から照射されるよう
に構成される。原稿17に代えて、3次元立体形状を有
する被投映物であってもよい。
【0032】図7は、本発明の実施の他の形態の投映装
置の簡略化した断面図である。装置本体48のハウジン
グ49内には、光源13と、この光源13からの光をス
クリーン26の投映面27に向けて導く凹面反射鏡14
とが設けられる。光源13および凹面反射鏡14からの
光は、透過形液晶表示パネル51を経て、投影レンズ1
9から光経路25を辿り、投映面27に投映されて表示
される。投影レンズ19は、筒状の保持体52に固定さ
れる。この保持体52は、投映面27に平行に移動手段
53によって図7の上下に移動可能に設けられる。投影
レンズ19が参照符19aで示される基準位置に、移動
手段53によって移動されて設定された状態では、投影
レンズ19の光軸29は、光源13を通り、液晶表示パ
ネル51の表示面およびスクリーン26の投映面27に
垂直である。投影レンズ19はまた、移動手段53によ
って基準位置19aよりも図7のさらに下方に移動可能
であり、これによって投映画像を下方に移動することが
できる。こうして液晶表示パネル51の画像が、投影レ
ンズ19によって投映面27に結像されて拡大表示され
る。液晶表示パネル51には、たとえばパーソナルコン
ピュータまたはテレビジョン受信機などの処理手段55
からの映像信号が与えられ、液晶表示パネル51が駆動
される。図7の実施の形態におけるそのほかの構成と動
作は、前述の実施の形態と同様である。
【0033】本発明の実施の他の形態では、図7の液晶
表示パネル51に代えて、この液晶表示パネル51の位
置に被投映物が配置され、投影レンズ19側(図7の右
方)から、非投映物に光が照射されて照明され、この非
投映物の画像が投影レンズ19によって投映面27に結
像、投映されるように構成されてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、支持部材の案内面に載
置された被投映物の画像を、投映面上で移動することが
でき、この投映面上の画像は、その表示される位置にか
かわらず、歪みを生じることを防ぎ、または抑制するこ
とができるようになる。
【0035】支持部材を透光性材料とし、光源からの光
を照射して被投映物を透過する光を、投映面に表示する
ことができ、これによってたとえば透光性フィルムに描
かれた文字、図形などの画像を投映面に投映して表示す
ることができ、この支持部材は、フレネルレンズを含む
構成とすることによって、光源の直上だけでなく、その
周辺部においても光量を均一にして光を導くことがで
き、これによって投映面上の画像の明るさのむらが生じ
ることが防がれ、これによって被投映物に均一な光量分
布で光源からの光を導くことができる。
【0036】本発明によれば、投影レンズと反射鏡とを
含む組立体が、支持部材、さらには光源と相対的に移動
可能としてもよく、また組立体と支持部材との両者が光
源に対して移動可能とし、組立体と支持部材とが相対的
に移動可能に構成されてもよく、また、組立体と光源と
の両者が支持部材に対して移動可能とし、組立体と光源
とが相対的に移動可能に構成されてもよい。
【0037】さらに本発明によれば、液晶表示パネルな
どの被投映物の映像を、投映面に投映するにあたり、投
影レンズをその投影レンズの光軸に垂直な方向に移動
し、このことによってもまた、画像の歪みを抑制して投
映面上で画像を移動することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の断面図である。
【図2】図1に示される投映装置の図1とは異なる動作
状態を示す断面図である。
【図3】スクリーン26の投映面27における原稿17
の画像を示す図である。
【図4】組立体18の拡大断面図である。
【図5】本発明の実施の他の形態のオーバヘッドプロジ
ェクタとして使用される投映装置の断面図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態のオーバヘッド
プロジェクタとして使用される投映装置の断面図であ
る。
【図7】本発明の実施の他の形態の投映装置の簡略化し
た断面図である。
【図8】先行技術のオーバヘッドプロジェクタの簡略化
した断面図である。
【符号の説明】 11 装置本体 13 光源 14 凹面反射鏡 15 支持部材 16 案内面 17 原稿 18 組立体 19 投影レンズ 21 反射鏡 22,38,53,61 移動手段 26 スクリーン 27 投映面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被投映物が載置される案内面を有する支
    持部材と、 支持部材の上方に間隔をあけて配置される投影レンズ
    と、 案内面と45度の角度で傾斜し、投影レンズを介する被
    投映物の映像を、案内面に垂直な投映面に導く反射鏡
    と、 支持部材の下方に配置される光源と、 投影レンズと反射鏡とのいずれか少なくとも一方と、支
    持部材と、光源とを相対的に、案内面と平行に、投映面
    に関して近付く方向および遠去かる方向に移動可能とす
    る移動手段とを含むことを特徴とする投映装置。
  2. 【請求項2】 支持部材は、透光性材料から成ることを
    特徴とする請求項1記載の投映装置。
  3. 【請求項3】 支持部材はフレネルレンズを含むことを
    特徴とする請求項2記載の投映装置。
  4. 【請求項4】 移動手段は、 投影レンズと反射鏡とが固定された組立体を、支持部材
    と相対的に移動可能とすることを特徴とする請求項1〜
    3のうちの1つに記載の投映装置。
  5. 【請求項5】 移動手段は、 投影レンズと反射鏡とが固定された組立体を、光源に対
    して移動可能とし、かつ支持部材もまた、光源に対して
    移動可能とすることを特徴とする請求項1〜3のうちの
    1つに記載の投映装置。
  6. 【請求項6】 移動手段は、 投影レンズと反射鏡とが固定された組立体を、支持部材
    に対して移動可能とし、かつ光源もまた、支持部材に対
    して移動可能とすることを特徴とする請求項1〜3のう
    ちの1つに記載の投映装置。
  7. 【請求項7】 被投映物の映像を、投影レンズを介して
    投映面に投映し、 投影レンズを、その投影レンズの光軸に垂直な方向に、
    移動可能とすることを特徴とする投映装置。
  8. 【請求項8】 被投映物は、液晶表示パネルであること
    を特徴とする請求項6記載の投映装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006178473A (ja) * 2004-12-22 2006-07-06 Lg Electronics Inc プロジェクタ

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