JP2002255124A - 容器の殺菌方法及び殺菌装置 - Google Patents
容器の殺菌方法及び殺菌装置Info
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- JP2002255124A JP2002255124A JP2001054995A JP2001054995A JP2002255124A JP 2002255124 A JP2002255124 A JP 2002255124A JP 2001054995 A JP2001054995 A JP 2001054995A JP 2001054995 A JP2001054995 A JP 2001054995A JP 2002255124 A JP2002255124 A JP 2002255124A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器に均一な電子線が照射される容器の殺菌
方法及び殺菌装置を提供する。 【解決手段】 空気より重い不活性ガスが供給された与
圧室11内に容器3が搬入されると容器3の内外が不活
性ガスで覆われる。この状態で電子線5が照射されると
電子線5が不活性ガスの分子と衝突して散乱するので、
容器31内外に均一に電子線5が照射される。また、空
気より重い不活性ガスが充填された容器3内に電子線5
を照射すると、電子線5が不活性ガスの分子と衝突して
散乱するので、容器3内に均一に電子線5が照射され
る。さらに、電子線5のエネルギーを20keV〜50
0keV程度の低いエネルギーとすることにより、より
一層電子線5が散乱し、より均一な電子線5の照射が行
われる。
方法及び殺菌装置を提供する。 【解決手段】 空気より重い不活性ガスが供給された与
圧室11内に容器3が搬入されると容器3の内外が不活
性ガスで覆われる。この状態で電子線5が照射されると
電子線5が不活性ガスの分子と衝突して散乱するので、
容器31内外に均一に電子線5が照射される。また、空
気より重い不活性ガスが充填された容器3内に電子線5
を照射すると、電子線5が不活性ガスの分子と衝突して
散乱するので、容器3内に均一に電子線5が照射され
る。さらに、電子線5のエネルギーを20keV〜50
0keV程度の低いエネルギーとすることにより、より
一層電子線5が散乱し、より均一な電子線5の照射が行
われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器の殺菌方法及
び殺菌装置に関する。
び殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の容器の殺菌方法を適用した
殺菌装置の概念図である。
殺菌装置の概念図である。
【0003】この殺菌装置1は、電子線照射装置2と、
電子線照射装置2の電子線照射領域内をPETボトル等
の空の容器3が横断するように(図の右方向に)搬送す
る搬送手段4とで構成されたものである。
電子線照射装置2の電子線照射領域内をPETボトル等
の空の容器3が横断するように(図の右方向に)搬送す
る搬送手段4とで構成されたものである。
【0004】この殺菌装置1が作動すると、電子線照射
装置2から容器3に電子線5が照射されることにより容
器3が殺菌されるようになっている。
装置2から容器3に電子線5が照射されることにより容
器3が殺菌されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した従来の殺菌装置1では、容器3の肩の部分3aや
口の部分3b等は電子線5が充分に照射されるものの、
容器3の側面3cや内部3dには電子線5が充分に照射
されないという問題があった。
示した従来の殺菌装置1では、容器3の肩の部分3aや
口の部分3b等は電子線5が充分に照射されるものの、
容器3の側面3cや内部3dには電子線5が充分に照射
されないという問題があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、容器に均一な電子線が照射される容器の殺菌方法及
び殺菌装置を提供することにある。
し、容器に均一な電子線が照射される容器の殺菌方法及
び殺菌装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の容器の殺菌方法は、容器に電子線を照射して
容器を殺菌する容器の殺菌方法において、空気より重い
不活性ガスが供給された与圧室内に容器を搬入し、与圧
室内に搬入された容器に電子線を照射して容器を殺菌す
るものである。
に本発明の容器の殺菌方法は、容器に電子線を照射して
容器を殺菌する容器の殺菌方法において、空気より重い
不活性ガスが供給された与圧室内に容器を搬入し、与圧
室内に搬入された容器に電子線を照射して容器を殺菌す
るものである。
【0008】本発明の容器の殺菌方法は、容器に電子線
を照射して容器を殺菌する容器の殺菌方法において、空
気より重い不活性ガスを容器内に充填し、不活性ガスが
充填された容器に電子線を照射して容器を殺菌するもの
である。
を照射して容器を殺菌する容器の殺菌方法において、空
気より重い不活性ガスを容器内に充填し、不活性ガスが
充填された容器に電子線を照射して容器を殺菌するもの
である。
【0009】上記構成に加え本発明の容器の殺菌方法
は、電子線のエネルギーを20keV〜500keV程
度の低いエネルギーとするのが好ましい。
は、電子線のエネルギーを20keV〜500keV程
度の低いエネルギーとするのが好ましい。
【0010】本発明の容器の殺菌装置は、電子線照射装
置と、電子線照射装置の電子線照射領域内を容器が横断
するように搬送する搬送手段と、搬送手段上の電子線照
射領域を容器ごと覆うと共に開閉自在な搬入口及び搬出
口が設けられた与圧室と、与圧室内に空気より重い不活
性ガスを供給する供給手段とを備えたものである。
置と、電子線照射装置の電子線照射領域内を容器が横断
するように搬送する搬送手段と、搬送手段上の電子線照
射領域を容器ごと覆うと共に開閉自在な搬入口及び搬出
口が設けられた与圧室と、与圧室内に空気より重い不活
性ガスを供給する供給手段とを備えたものである。
【0011】本発明の容器の殺菌装置は、電子線照射装
置と、電子線照射装置の電子線照射領域内を容器が横断
するように搬送する搬送手段と、搬送手段上の電子線照
射前の容器内に空気より重い不活性ガスを供給する供給
手段とを備えたものである。
置と、電子線照射装置の電子線照射領域内を容器が横断
するように搬送する搬送手段と、搬送手段上の電子線照
射前の容器内に空気より重い不活性ガスを供給する供給
手段とを備えたものである。
【0012】上記構成に加え本発明の容器の殺菌装置
は、電子線のエネルギーが20keV〜500keV程
度の低いエネルギーであるのが好ましい。
は、電子線のエネルギーが20keV〜500keV程
度の低いエネルギーであるのが好ましい。
【0013】本発明によれば、空気より重い不活性ガス
が供給された与圧室内に容器が搬入されると容器の内外
が不活性ガスで覆われる。この状態で電子線が照射され
ると電子線が不活性ガスの分子と衝突して散乱するの
で、容器内外に均一に電子線が照射される。また、空気
より重い不活性ガスが充填された容器内に電子線を照射
すると、電子線が不活性ガスの分子と衝突して散乱する
ので、容器内に均一に電子線が照射される。さらに、電
子線のエネルギーを20keV〜500keV程度の低
いエネルギーとすることにより、より一層電子線が散乱
し、より均一な電子線の照射が行われる。
が供給された与圧室内に容器が搬入されると容器の内外
が不活性ガスで覆われる。この状態で電子線が照射され
ると電子線が不活性ガスの分子と衝突して散乱するの
で、容器内外に均一に電子線が照射される。また、空気
より重い不活性ガスが充填された容器内に電子線を照射
すると、電子線が不活性ガスの分子と衝突して散乱する
ので、容器内に均一に電子線が照射される。さらに、電
子線のエネルギーを20keV〜500keV程度の低
いエネルギーとすることにより、より一層電子線が散乱
し、より均一な電子線の照射が行われる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
図面に基づいて詳述する。
【0015】図1は本発明の容器の殺菌方法を適用した
殺菌装置の一実施の形態を示す概念図である。本実施の
形態では空のPETボトルの殺菌の場合について説明す
る。尚、図3に示した従来例と同様の部材には共通の符
号を用いた。
殺菌装置の一実施の形態を示す概念図である。本実施の
形態では空のPETボトルの殺菌の場合について説明す
る。尚、図3に示した従来例と同様の部材には共通の符
号を用いた。
【0016】この殺菌装置10は、電子線照射装置2
と、電子線照射装置2の電子線照射領域内をPETボト
ル3が正立状態で横断するように搬送する搬送手段とし
てのコンベア4と、コンベア4上の電子線照射領域をP
ETボトル3ごと覆うと共に搬入口11a及び搬出口1
1bにゴムカーテン12、13が設けられた与圧室11
と、与圧室11内にアルゴンガスを供給するアルゴンガ
ス供給系14とで構成されている。
と、電子線照射装置2の電子線照射領域内をPETボト
ル3が正立状態で横断するように搬送する搬送手段とし
てのコンベア4と、コンベア4上の電子線照射領域をP
ETボトル3ごと覆うと共に搬入口11a及び搬出口1
1bにゴムカーテン12、13が設けられた与圧室11
と、与圧室11内にアルゴンガスを供給するアルゴンガ
ス供給系14とで構成されている。
【0017】電子線照射装置2は、20keV〜500
keV程度の低いエネルギーの電子線を照射する能力を
有する。
keV程度の低いエネルギーの電子線を照射する能力を
有する。
【0018】アルゴンガス供給系14は、アルゴンガス
が充填されたアルゴンガスボンベ15と、アルゴンガス
ボンベ15の開閉を制御する電磁バルブ16と、アルゴ
ンガスボンベ15から与圧室11内へアルゴンガスを供
給する配管17と、配管17に接続された噴射ノズル1
8とで構成されている。尚、19は与圧室11内の余分
な空気を排気するための排気管である。
が充填されたアルゴンガスボンベ15と、アルゴンガス
ボンベ15の開閉を制御する電磁バルブ16と、アルゴ
ンガスボンベ15から与圧室11内へアルゴンガスを供
給する配管17と、配管17に接続された噴射ノズル1
8とで構成されている。尚、19は与圧室11内の余分
な空気を排気するための排気管である。
【0019】アルゴンガスは空気より重いためアルゴン
ガス供給系14の噴射ノズル18は、与圧室11の上部
に設けられるのが好ましい。また、噴射ノズル18は与
圧室11内に搬入されたPETボトル3の口部3bにア
ルゴンガスを充填するように配置されている。
ガス供給系14の噴射ノズル18は、与圧室11の上部
に設けられるのが好ましい。また、噴射ノズル18は与
圧室11内に搬入されたPETボトル3の口部3bにア
ルゴンガスを充填するように配置されている。
【0020】この殺菌装置10が作動すると、コンベア
4上を矢印20方向にPETボトル3が搬送されると共
に、アルゴンガスが与圧室11内に供給され与圧室11
内にアルゴンガスが充填される。PETボトル3がゴム
カーテン12をくぐり抜けて与圧室11内に搬入される
と、PETボトル3内にもアルゴンガスが充填される。
このような状態で電子線照射装置2から電子線5がPE
Tボトル3に照射されると、電子線5はPETボトル3
の内外でアルゴンガスの分子と衝突して散乱するので、
PETボトル3の内外に電子線5が均一に照射され殺菌
される。殺菌後PETボトル3は与圧室11のゴムカー
テン13をくぐり抜けて与圧室11の外に搬送される。
PETボトル3内にはアルゴンガスが充填されているが
このまま飲料水等の内容物が充填されてもよく、アルゴ
ンガスを排出してもよい。
4上を矢印20方向にPETボトル3が搬送されると共
に、アルゴンガスが与圧室11内に供給され与圧室11
内にアルゴンガスが充填される。PETボトル3がゴム
カーテン12をくぐり抜けて与圧室11内に搬入される
と、PETボトル3内にもアルゴンガスが充填される。
このような状態で電子線照射装置2から電子線5がPE
Tボトル3に照射されると、電子線5はPETボトル3
の内外でアルゴンガスの分子と衝突して散乱するので、
PETボトル3の内外に電子線5が均一に照射され殺菌
される。殺菌後PETボトル3は与圧室11のゴムカー
テン13をくぐり抜けて与圧室11の外に搬送される。
PETボトル3内にはアルゴンガスが充填されているが
このまま飲料水等の内容物が充填されてもよく、アルゴ
ンガスを排出してもよい。
【0021】図2は本発明の容器の殺菌方法を適用した
殺菌装置の他の実施の形態を示す概念図である。
殺菌装置の他の実施の形態を示す概念図である。
【0022】図1に示した実施の形態との相違点は、P
ETボトル3の内部にアルゴンガスを充填した後で電子
線5を照射する点である。
ETボトル3の内部にアルゴンガスを充填した後で電子
線5を照射する点である。
【0023】すなわち、この殺菌装置21は、電子線照
射装置2と、電子線照射装置2の電子線照射領域内を正
立したPETボトル3が横断するように搬送するコンベ
ア4と、コンベア4上の電子線照射前のPETボトル3
内にアルゴンガスを供給するアルゴンガス供給系22と
で構成されている。
射装置2と、電子線照射装置2の電子線照射領域内を正
立したPETボトル3が横断するように搬送するコンベ
ア4と、コンベア4上の電子線照射前のPETボトル3
内にアルゴンガスを供給するアルゴンガス供給系22と
で構成されている。
【0024】アルゴンガス供給系22は、アルゴンガス
が充填されたアルゴンガスボンベ15と、アルゴンガス
ボンベ15の開閉を制御する電磁バルブ16と、アルゴ
ンガスボンベ15からPETボトル内へアルゴンガスを
供給するための配管17と、配管17に接続され噴射ノ
ズル18を昇降させる昇降機構23と、噴射ノズル18
とで構成されている。
が充填されたアルゴンガスボンベ15と、アルゴンガス
ボンベ15の開閉を制御する電磁バルブ16と、アルゴ
ンガスボンベ15からPETボトル内へアルゴンガスを
供給するための配管17と、配管17に接続され噴射ノ
ズル18を昇降させる昇降機構23と、噴射ノズル18
とで構成されている。
【0025】この殺菌装置21が作動すると、コンベア
4上の正立したPETボトル3の口部3bが噴射ノズル
18の真下に搬送される。昇降機構23が作動して口部
3b内に噴射ノズル18を挿入し、昇降機構23と連動
して電磁バルブ16が開き、噴射ノズル18からPET
ボトル3内にアルゴンガスが充填される。アルゴンガス
が充填されたPETボトル3が搬送されて、電子線照射
領域を通過する際にPETボトル3内に照射された電子
線5はアルゴンガスの分子と衝突して散乱するので、P
ETボトル3内に均一に電子線5が照射される。殺菌後
のPETボトル3はそのまま内容物を充填してもよく、
アルゴンガスを排出してもよい。
4上の正立したPETボトル3の口部3bが噴射ノズル
18の真下に搬送される。昇降機構23が作動して口部
3b内に噴射ノズル18を挿入し、昇降機構23と連動
して電磁バルブ16が開き、噴射ノズル18からPET
ボトル3内にアルゴンガスが充填される。アルゴンガス
が充填されたPETボトル3が搬送されて、電子線照射
領域を通過する際にPETボトル3内に照射された電子
線5はアルゴンガスの分子と衝突して散乱するので、P
ETボトル3内に均一に電子線5が照射される。殺菌後
のPETボトル3はそのまま内容物を充填してもよく、
アルゴンガスを排出してもよい。
【0026】図2に示した殺菌装置はPETボトル内を
重点的に殺菌するのに適した装置である。
重点的に殺菌するのに適した装置である。
【0027】以上において本実施の形態によれば、容器
に均一な電子線が照射される。尚、本実施の形態では容
器としてPETボトルの場合で説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、医薬品の容器や化粧品の
容器の殺菌にも適用できる。また、本実施の形態では不
活性ガスとしてアルゴンを用いたがキセノンでもよい。
さらに、本実施の形態では搬入口及び搬出口にゴムカー
テンを用いたが、ゴムカーテンの代わりにシャッタを用
いてもよい。
に均一な電子線が照射される。尚、本実施の形態では容
器としてPETボトルの場合で説明したが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、医薬品の容器や化粧品の
容器の殺菌にも適用できる。また、本実施の形態では不
活性ガスとしてアルゴンを用いたがキセノンでもよい。
さらに、本実施の形態では搬入口及び搬出口にゴムカー
テンを用いたが、ゴムカーテンの代わりにシャッタを用
いてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0029】容器に均一な電子線が照射される容器の殺
菌方法及び殺菌装置の提供を実現することができる。
菌方法及び殺菌装置の提供を実現することができる。
【図1】本発明の容器の殺菌方法を適用した殺菌装置の
一実施の形態を示す概念図である。
一実施の形態を示す概念図である。
【図2】本発明の容器の殺菌方法を適用した殺菌装置の
他の実施の形態を示す概念図である。
他の実施の形態を示す概念図である。
【図3】従来の容器の殺菌方法を適用した殺菌装置の概
念図である。
念図である。
2 電子線照射装置 3 PETボトル(容器) 4 コンベア(搬送手段) 5 電子線 10 殺菌装置 11 与圧室 12、13 ゴムカーテン 14 アルゴンガス供給系 15 アルゴンガスボンベ 18 噴射ノズル
フロントページの続き (72)発明者 片岡 義経 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 打越 千恵子 東京都江東区豊洲三丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 Fターム(参考) 4C058 AA25 BB06 CC04 EE02 EE23 KK01 KK50
Claims (6)
- 【請求項1】 容器に電子線を照射して該容器を殺菌す
る容器の殺菌方法において、空気より重い不活性ガスが
供給された与圧室内に上記容器を搬入し、上記与圧室内
に搬入された上記容器に電子線を照射して上記容器を殺
菌することを特徴とする容器の殺菌方法。 - 【請求項2】 容器に電子線を照射して該容器を殺菌す
る容器の殺菌方法において、空気より重い不活性ガスを
上記容器内に充填し、該不活性ガスが充填された容器に
電子線を照射して上記容器を殺菌することを特徴とする
容器の殺菌方法。 - 【請求項3】 上記電子線のエネルギーを20keV〜
500keV程度の低いエネルギーとする請求項1また
は2に記載の容器の殺菌方法。 - 【請求項4】 電子線照射装置と、該電子線照射装置の
電子線照射領域内を容器が横断するように搬送する搬送
手段と、該搬送手段上の上記電子線照射領域を上記容器
ごと覆うと共に開閉自在な搬入口及び搬出口が設けられ
た与圧室と、該与圧室内に空気より重い不活性ガスを供
給する供給手段とを備えたことを特徴とする容器の殺菌
装置。 - 【請求項5】 電子線照射装置と、該電子線照射装置の
電子線照射領域内を容器が横断するように搬送する搬送
手段と、該搬送手段上の電子線照射前の容器内に空気よ
り重い不活性ガスを供給する供給手段とを備えたことを
特徴とする容器の殺菌装置。 - 【請求項6】 上記電子線のエネルギーが20keV〜
500keV程度の低いエネルギーである請求項4また
は5に記載の容器の殺菌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001054995A JP2002255124A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 容器の殺菌方法及び殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001054995A JP2002255124A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 容器の殺菌方法及び殺菌装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002255124A true JP2002255124A (ja) | 2002-09-11 |
Family
ID=18915248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001054995A Pending JP2002255124A (ja) | 2001-02-28 | 2001-02-28 | 容器の殺菌方法及び殺菌装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002255124A (ja) |
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-
2001
- 2001-02-28 JP JP2001054995A patent/JP2002255124A/ja active Pending
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