JP2002254708A - 色再現方法およびこの方法を用いるデジタルカラーハードコピー装置、並びに上記方法を実行するためのプログラム - Google Patents

色再現方法およびこの方法を用いるデジタルカラーハードコピー装置、並びに上記方法を実行するためのプログラム

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JP2002254708A
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誠 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力されるスペクトル情報を、4色以上の色材
を用いるデジタルハードコピー装置により出力する際
に、必要な色材量を短時間に得ることを可能とする色再
現方法およびこの方法を具体化した装置、並びにコンピ
ュータにこの方法を実行させるためのプログラムを提供
すること。 【解決手段】入力スペクトル情報を主成分ベクトルの加
算比率で表わし、予め求めておいた加算比率と各色材使
用量との関係を用いて、必要とする各色材使用量を決定
することを特徴とする色再現方法。これを具体化したカ
ラーハードコピー装置およびコンピュータにこの方法を
実行させるためのプログラム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は色再現方法およびこ
れを用いるデジタルカラーハードコピー装置に関し、よ
り具体的には、入力されるスペクトル情報を、4色以上
の色材を用いるデジタルハードコピー装置により出力す
る際に、必要な色材量を短時間に得ることを可能とする
色再現方法およびこの方法を具体化したデジタルカラー
ハードコピー装置、並びにコンピュータにこの方法を実
行させるためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタルカラーハードコピー装置でフル
カラー再現を行うためには、Y,M,Cの3色の色材
(または、これに黒の色材を加えた4色の色材)が使用
されることが、一般的である。また、近年では、特に印
刷系などにおいて、特別な色を再現するために特色と呼
ばれるインクを使って、所望の色再現を達成するという
手法が採用され、この場合には、黒インクを除いて4色
以上の色材を用いて色再現を行っていることになる。こ
のように、従来のY,M,Cの3色のインクに加えて、
R,G,Bなどの色を加えた4色以上の色材を使用する
ことで、従来の3色材系では達成できなかった色再現を
達成することが可能になってきている。
【0003】また、近年、より高品位な色再現が求めら
れるようになり、画像情報の入力システムとして、マル
チバンドカメラが用いられるようになってきた。ここ
で、マルチバンドカメラとは、被写体を複数の波長バン
ドで撮影することで、従来の3チャンネル入力系に対し
てより多くの被写体情報を入力可能なカメラを指してい
る。このマルチバンドカメラと、前述の多色色材を用い
たデジタルカラーハードコピーシステムとを組み合わせ
ることで、被写体のスペクトル情報をそのまま再現可能
な色再現システムを構築することが可能となる。
【0004】従来、このようなスペクトル情報を4色以
上の色材により再現する場合には、各波長で生じるスペ
クトル誤差を可視域全域にわたって加算して、その誤差
を最小にするような色材量を選択するという方法が採用
されていた。しかしながら、この手法では、目的とする
色材量を解析的に解くことは困難であり、繰り返し法等
を使用する必要があったため、画像中の全画素について
このような計算を行うと、膨大な時間がかかってしまう
という問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、従来
の技術における問題を解消し、入力されるスペクトル情
報を、4色以上の色材を用いるデジタルハードコピー装
置により出力する際に、必要な色材量を短時間に得るこ
とを可能とする色再現方法およびこの方法を具体化した
デジタルカラーハードコピー装置、並びにコンピュータ
にこの方法を実行させるためのプログラムを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る色再現方法は、4色以上の色材を用い
て色を再現するデジタルカラーハードコピー装置でフル
カラー再現を行う際に、入力スペクトル情報を主成分ベ
クトルの加算比率で表わし、予め求めておいた加算比率
と各色材使用量との関係を用いて、必要とする各色材使
用量を決定することを特徴とする。
【0007】また、前記主成分ベクトルの加算比率と各
色材使用量との関係は、主成分ベクトルの加算比率を変
化させて得られるスペクトルデータに対して、各波長で
生じるスペクトル誤差を可視域全域にわたって加算し
て、その誤差を最小とする色材使用量を求めることによ
り、データベース化しておくことが好ましい。
【0008】なお、前記データベース化は、主成分ベク
トルの加算比率と各色材使用量との対応関係をテーブル
化したものであることが好ましい。
【0009】ここで、前記入力スペクトル情報は、マル
チバンドカメラにより撮影された画像の各点のスペクト
ル情報であることが好ましい。
【0010】上述のように構成される本発明に係る色再
現方法によれば、4色以上の色材を用いて色を再現する
際に、入力されるスペクトル情報を、4色以上の色材を
用いるデジタルハードコピー装置により出力する際に、
必要な色材量を短時間に得ることが可能な、色再現方法
が実現できる。
【0011】また、本発明は、上述のような色再現方法
を用いるデジタルカラーハードコピー装置として具体化
することが可能である。
【0012】すなわち、本発明は、上述のような特徴を
有する色再現方法を用いるデジタルカラーハードコピー
装置であり、入力スペクトル情報を主成分ベクトルに分
解し、その加算比率で表わす主成分ベクトル加算比率算
出部と、主成分ベクトルの加算比率と各色材の使用量と
の関係を算出し、算出された変換情報を保持する変換情
報算出・保持部と、前記主成分ベクトル加算比率算出部
で算出された主成分ベクトル加算比率から、前記変換情
報算出・保持部で算出・保持されている変換情報を用い
て、必要とする各色材使用量を決定するよう制御する画
像データ変換部と、この画像データ変換部により決定さ
れた各色材使用量に従い、画像記録部に供給する各色材
量を制御する画像出力部とを有することを特徴とするデ
ジタルカラーハードコピー装置として具体化することが
可能である。
【0013】さらに、上述の色再現方法は、コンピュー
タにこれを実行させるためのプログラムとしても商品化
可能なものであり、本発明の権利範囲は、このようなプ
ログラムをも含むことはいうまでもない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下の説明
では、本発明を、カラーハードコピー装置の一例として
のインクジェットプリンタに適用した場合を例に挙げ
る。
【0015】図1は、本発明の一実施形態に係る色再現
方法を用いるインクジェットプリンタの概略構成を示す
斜視図である。図1に示したインクジェットプリンタ
(以下、単にプリンタという)30は、インクジェット
記録ヘッド(以下、単に記録ヘッドという)32をキャ
リッジ40によって一方向に走査することで、記録紙P
に画像を記録する、いわゆるキャリッジタイプのプリン
タである。このプリンタ30は、本発明の一実施形態に
係る色再現方法を用いること以外は、基本的に、公知の
インクジェットプリンタと同様の構成を有するものであ
る。
【0016】本実施形態に係るプリンタ30において、
記録ヘッド32としては、例えば図2に示したようなチ
ップ34を有するものであり、このチップ34を図示さ
れていないマウントに実装してなるヘッドユニットやイ
ンクタンクから構成されている。この記録ヘッド32
は、ノズル列36(Y,M,C,B)を走査方向(図1
中の矢印X方向)と直交して、かつ、インク吐出面であ
るオリフィスプレート38表面(すなわち、チップ34
表面)を下方に向けて、キャリッジ40の所定位置に装
着される。
【0017】一方、記録紙Pは、送りローラ44によっ
て走査方向と直交する方向に搬送される。図示例におい
ては、記録紙Pは、図1中に矢印Yで示されるように、
プリンタ30手前の記録紙挿入口48から挿入され、プ
リンタ30内を奥方向に進行し、次いで、上方に折り返
されるようにして手前に搬送される。また、記録ヘッド
32の走査に対応する、所定の記録位置には、記録紙P
の記録位置に存在する領域を下方から支持するガイド4
6が配置されている。
【0018】ここで、記録紙Pの搬送は間欠的(断続
的)で、停止している際にキャリッジ40によって記録
ヘッド32を走査して、記録紙Pの記録位置に存在する
領域に画像を記録する。走査が終了すると、記録紙Pが
所定量だけ搬送されて停止し、再度、記録ヘッド32の
走査による画像記録を行う動作を繰り返し、記録紙Pの
全面に画像記録を行う。例えば、前述のような、各ノズ
ル列36が、360npiで128ノズルであれば、記
録紙Pは9mmずつ断続的に搬送される。
【0019】上述の記録ヘッド32の移動制御および記
録紙Pの搬送制御に、以下に述べる記録ヘッド10での
インク(すなわち、色材)の噴射制御を加えることによ
り、前述のような好ましい色再現方法が実現できる。な
お、記録ヘッド32は、メンテナンスユニット50を走
査した際に、オリフィスプレート38の表面を清掃さ
れ、オリフィス36(ノズル)の詰まり等が予防される
ように配慮されている。
【0020】図3に、図4に示すような分光反射率特性
を有する5種類の色材を使用するものとして、これらの
各色材の使用量を短時間に決定することを可能とする色
再現方法を実現するための、本実施形態に係るプリンタ
の色再現制御部の機能ブロック図を示す。
【0021】図3において、10はプリント出力すべき
画像の入力信号であり、ここでは、本出願人の出願に係
る特願平11−16725号「マルチバンドカメラ」
(特開2001−5046号公報参照)に開示されてい
るマルチバンドカメラを用いて被写体を撮影して得た画
像(マルチバンド画像)、すなわち、各点がスペクトル
情報を持った画像を、入力画像としている。
【0022】このマルチバンド画像の画素数は例えば1
024×1024であり、また、各画素は、波長が38
0nmから780nmまで、5nm間隔の81点(81
チャンネル)の情報を持っている。図3において、12
は上述のマルチバンド画像に含まれるスペクトル情報に
対して主成分分析を行い、主成分ベクトルを求める主成
分導出部を示している。
【0023】なお、ここでは、上述の主成分導出部12
において導出された主成分ベクトルVi(j)(ここ
で、iは第1から第n主成分までを表わす添字、jは波
長情報を表わし、前述のようにj=1〜81である)の
うちから、5つの主成分(第1〜第5主成分まで)ベク
トルを用いることとする。図5に、上述の5つの主成分
の具体例を示した。なお、図5においては、最大値を1
として、5つの主成分ベクトルを規格化して示してい
る。
【0024】図3に戻って、14は上述の5つの主成分
(第1〜第5主成分まで)を用いて、これらの5つの主
成分ベクトルの加算比率を種々の値に変化させて、後述
する変換テーブルを作成する変換テーブル算出・保持部
を示している。この変換テーブル算出・保持部14の機
能については後に詳述する。
【0025】また、18は主成分ベクトル加算比率値算
出部16と、色材量算出部20とから構成される画像デ
ータ変換部を示している。ここで、主成分ベクトル加算
比率値算出部16は、入力画像10の各点のスペクトル
情報を近似する、主成分ベクトルの加算比率を求める機
能部分、色材量算出部20は上述の変換テーブル算出・
保持部14の内容(変換テーブル)を参照して、主成分
ベクトル加算比率値算出部16で求めた主成分ベクトル
の加算比率に対応する色材使用量(各色材の使用量)を
算出する機能部分である。
【0026】さらに、22は色材量算出部20で算出さ
れた色材使用量に基づいて、前述の(インクジェット)
記録ヘッド32を制御して、インクジェット記録を行う
画像出力部を示している。以下、上述のように構成され
た、本実施形態に係るプリンタ(インクジェットプリン
タ)の動作について説明する。
【0027】まず、準備として、プリンタ内の色再現制
御部(図3参照)の主成分導出部12では、前述のマル
チバンドカメラを用いて被写体を撮影して得た画像(マ
ルチバンド画像)10に含まれるスペクトル情報に対し
て主成分分析を行い、主成分ベクトルを求める。前述の
ように、以後は、このうちの第1〜第5主成分までの5
つの主成分ベクトルを用いる。
【0028】そして、変換テーブル算出・保持部14で
は、上で得られた5つの主成分ベクトルの加算比率を様
々に変化させて得られるスペクトルデータに対して、各
波長で生じるスペクトル誤差を可視域の全域にわたって
加算して、その誤差を最小とする色材使用量を求め、こ
れらの、主成分ベクトルの加算比率と色材使用量との関
係を記憶させたテーブル(変換テーブル)を作成してお
く。
【0029】この準備は、具体的には、変換テーブル算
出・保持部14で、以下のように行われる。すなわち、
1)上述の5つの主成分ベクトルを係数ai(i=1〜
5)倍して加算することで、入力スペクトル情報を近似
することを考える。近似されたスペクトルデータをRM
(j)とすると、これは下記の式(1)で表わされる。
【0030】
【数1】
【0031】2)次に、それぞれの係数aiをある範囲
で数段階(m段階)に変化させることで、前述の式
(1)により求められるスペクトル情報RM(j)に対
して、色材量を微少量ずつ変化させて得られるスペクト
ル情報RH(j)との、下記の式(2)で表わされる誤
差Eが最小となるような、5つの色材量の組み合わせを
求める。
【0032】
【数2】
【0033】3)このようにして、m5 個の入力値に対
してそれぞれスペクトル誤差Eが最小となるような、5
つの色材の組み合わせを求めておく。なお、上述のmの
値は、大きくするほど後の補間精度が高まるが、必要と
する計算時間が増加する。ここでは、一例として、m=
7を採用している。以上が、準備の段階である。
【0034】このような準備が完了したところで、実際
のマルチバンド画像の入力を待つ。マルチバンド画像が
入力された場合には、この情報から、画像データ変換部
18中の主成分ベクトル加算比率値算出部16は、入力
画像10の各点のスペクトル情報を近似する、前述の5
つの主成分ベクトルの加算比率値を算出する。
【0035】4)具体的には、入力画像10のある1点
のスペクトルをRA(j)としたときに、前述の5つの
主成分ベクトルの加算比率aiを、下記の式(3)によ
り求める。
【0036】
【数3】
【0037】5)次に、色材量算出部20で、2)で得
られた加算比率−色材量の組み合わせの関係、すなわ
ち、前記変換テーブルに記憶されている関係を用いて、
4)で得られた加算比率値に対して線形補間を行って、
使用すべき色材量を決定する。この情報は、画像出力部
22に送られる。
【0038】画像出力部22では、色材量算出部20か
ら送られた色材使用量に基づいて、プリンタ30の記録
ヘッド32を制御して、インクジェット記録を行い、画
像を出力する。
【0039】以上のような動作により、本実施形態に係
るプリンタによれば、5種類の色材を用いてカラーハー
ドコピーを行う場合に、必要な色材量を短時間に得るこ
とができるという効果が得られる。
【0040】上記実施形態においては、主成分ベクトル
を5つ(第1〜第5まで)用いるようにした例を示した
が、これは適宜変更可能である。また、加算比率を求め
る際に係数aiを変化させる場合の段階の数も、適宜の
段階に変化させてよく、その幅も自由に決定してよいも
のである。
【0041】上記実施形態は本発明の一例を示したもの
であり、本発明はこれに限定されるものではなく、本発
明の要旨を変更しない範囲内で、各種の変更,改良を行
ってもよいことはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、入力されるスペクトル情報を、4色以上の色材
を用いるデジタルハードコピー装置により出力する際
に、必要な色材量を短時間に得ることを可能とする色再
現方法およびこの方法を具体化した装置、並びにコンピ
ュータにこの方法を実行させるためのプログラムを実現
することが可能である。
【0043】なお、上記説明中では、本発明をインクジ
ェットプリンタに適用した例を挙げたが、本発明は、こ
れ以外にも、熱昇華型インクを使うプリンタなどにも好
適に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る色再現方法を用い
るプリンタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】 プリンタのインクジェット記録ヘッドの構成
の詳細を説明する図である。
【図3】 実施形態に係るプリンタの色再現制御部の機
能ブロック図である。
【図4】 実施形態に係るプリンタで使用する5種類の
色材の分光反射率特性を示す図である。
【図5】 実施形態において用いた5つの主成分ベクト
ルの具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 入力画像 12 主成分導出部 14 変換テーブル算出・保持部 16 主成分ベクトル加算比率値算出部 18 画像データ変換部 20 色材量算出部 22 画像出力部 30 (インクジェット)プリンタ 32 (インクジェット)記録ヘッド 34 記録ヘッドに用いられるチップ 36(Y),36(M),36(C),36(B) ノ
ズル列 38 オリフィスプレート 40 キャリッジ 42 ガイド軸 44 送りローラ 46 ガイド 48 記録紙挿入口 50 メンテナンスユニット P 記録紙
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C065 AB10 DC29 2C262 AA02 AA24 AC08 BA01 BA09 BA15 BC01 EA11 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE17 CH07 CH08 5C077 LL19 MP08 PP01 PP33 PP37 PQ12 PQ23 TT05 5C079 HB03 KA15 LB02 MA01 MA11 NA03 NA11 PA02 PA03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4色以上の色材を用いて色を再現するデジ
    タルカラーハードコピー装置でフルカラー再現を行う際
    に、入力スペクトル情報を主成分ベクトルの加算比率で
    表わし、予め求めておいた加算比率と各色材使用量との
    関係を用いて、必要とする各色材使用量を決定すること
    を特徴とする色再現方法。
  2. 【請求項2】前記主成分ベクトルの加算比率と各色材使
    用量との関係は、主成分ベクトルの加算比率を変化させ
    て得られるスペクトルデータに対して、各波長で生じる
    スペクトル誤差を可視域全域にわたって加算して、その
    誤差を最小とする色材使用量を求めることにより、デー
    タベース化したものであることを特徴とする請求項1に
    記載の色再現方法。
  3. 【請求項3】前記データベース化は、前記主成分ベクト
    ルの加算比率と各色材使用量との対応関係をテーブル化
    したものであることを特徴とする請求項2に記載の色再
    現方法。
  4. 【請求項4】前記入力スペクトル情報は、マルチバンド
    カメラにより撮影された画像の各点のスペクトル情報で
    あることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記
    載の色再現方法。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1項に記載の色再
    現方法を用いるデジタルカラーハードコピー装置であっ
    て、入力スペクトル情報を主成分ベクトルに分解し、そ
    の加算比率で表わす主成分ベクトル加算比率算出部と、
    主成分ベクトルの加算比率と各色材の使用量との関係を
    算出し、算出された変換情報を保持する変換情報算出・
    保持部と、前記主成分ベクトル加算比率算出部で算出さ
    れた主成分ベクトル加算比率から、前記変換情報算出・
    保持部で算出・保持されている変換情報を用いて、必要
    とする各色材使用量を決定するよう制御する画像データ
    変換部と、この画像データ変換部により決定された各色
    材使用量に従い、画像記録部に供給する各色材量を制御
    する画像出力部とを有することを特徴とするデジタルカ
    ラーハードコピー装置。
  6. 【請求項6】コンピュータに請求項1〜4のいずれか1
    項に記載の色再現方法を実行させるためのプログラム。
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