JP2002254376A - ロボット及びロボットシステム - Google Patents

ロボット及びロボットシステム

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JP2002254376A
JP2002254376A JP2001055923A JP2001055923A JP2002254376A JP 2002254376 A JP2002254376 A JP 2002254376A JP 2001055923 A JP2001055923 A JP 2001055923A JP 2001055923 A JP2001055923 A JP 2001055923A JP 2002254376 A JP2002254376 A JP 2002254376A
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JP2001055923A
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English (en)
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Shinya Kataoka
信哉 片岡
Seiji Murakami
誠治 村上
Tomoyoshi Tokumaru
智▲祥▼ 徳丸
Naoto Tojo
直人 東條
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの精神状態に応じて音声を出力し、動
作するロボット及び該ロボットを用いたロボットシステ
ムを提供する。 【解決手段】 携帯電話機2によって、ユーザの通話時
の音声レベル、着信数、発信数、及びユーザの顔色の情
報を収集し、万歩計3によって、ユーザの1日の歩数の
情報を収集し、ウェアラブルセンサ4によって、ユーザ
の心拍数の情報を収集する。これらの情報をロボット1
の無線通信部110で受信し、CPU16によって、前
記情報に応じた音声を出力させ、動作を行わせるよう
に、音声再生回路19及び駆動回路17,17,…へ制
御信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの生活を支
援するロボット及び該ロボットを用いたロボットシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】愛玩動物又は想像上の動物等に形状及び
動作を模し、ユーザに親しみを感じさせるロボットが提
案されている。このようなロボットは、マイクロフォン
によって取り込んだ音声、又はCCDカメラによって撮
像して得た画像等に応じて、可動部を動作させたり、音
声を出力するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の如き
従来のロボットにおいては、ユーザの喜び、悲しみ、又
は緊張等の精神状態に合わせて音声を出力したり、動作
を行うことができない。
【0004】また、糖尿病等の生活習慣病患者又は老齢
者等にあっては、各人の体温、血圧、及び心拍数等の生
理量が、各人の健康管理に利用されているが、このよう
な生理量の計測は、医者又は介護者によって行われるこ
とが多く、このとき被計測者が医者又は介護者から生理
量の計測姿勢を指示されることによって、被計測者が緊
張し、正確に生理量を計測できないことがあるという問
題があった。
【0005】また、家屋内に設置されている空気調和
機、テレビジョン受像機、及び洗濯機等の装置には、家
人に故障等の発生を通知するための表示灯が設けられて
いるが、故障等の発生を家人に通知するときには、家人
がこれらの装置に近付く必要があるという問題があっ
た。
【0006】また、家屋内においては、家屋内に設置さ
れている装置に対して、家人の生活習慣により、例えば
毎日午後9時頃に空気調和機を動作させる等、略一定時
刻に、略一定の操作が行われることが多く、その都度家
人が操作を行う必要があるという問題があった。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、ロボットに、対象者(ユーザ)が携帯する携帯
装置によって収集された情報を受信する受信手段と、該
情報に基づいて音声を決定する音声決定部とを備え、ロ
ボットが音声決定部にて決定した音声を出力することに
より、ユーザの精神状態に応じた音声を出力することが
できるロボット及び該ロボットを用いたロボットシステ
ムを提供することを目的とする。
【0008】本発明の他の目的は、ロボットに、対象者
(ユーザ)が携帯する携帯装置によって収集された情報
を受信する受信手段と、該情報に基づいて可動部を駆動
制御する制御部とを備えることにより、ユーザの精神状
態に応じて動作することができるロボット及び該ロボッ
トを用いたロボットシステムを提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、ユーザの生理状
態に関する情報に基づいて、出力すべき音声を決定する
ことにより、各種の生理量に表れるユーザの精神状態に
応じた音声を出力することができるロボット及び該ロボ
ットを用いたロボットシステムを提供することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、ユーザの生活に
関する情報に基づいて、出力すべき音声を決定すること
により、ユーザの生活に表れる精神状態に応じた音声を
出力し、ユーザに更に親しみを感じさせることができる
ロボット及び該ロボットを用いたロボットシステムを提
供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、対象者(ユー
ザ)の生理量を計測する場合に、可動部を反復動作させ
るように駆動制御する制御部を備えることにより、ユー
ザの緊張を緩和させ、ユーザの精神状態を前記生理量の
計測に適した落ち着いた状態とすることができるロボッ
トを提供することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、外部の装置の状
態を表す情報を受信する受信手段と、前記情報に基づい
て、外部の装置の状態を外部へ報知する音声を決定する
音声決定手段とを備えることにより、外部の装置に故障
等が発生した場合に、ユーザが外部の装置に近付かなく
とも、ユーザに音声によってこれを通知することができ
るロボットを提供することにある。
【0013】本発明の更に他の目的は、対象者(ユー
ザ)の外部の装置に対する操作履歴に関する操作履歴情
報を記憶する記憶手段と、前記操作履歴情報に基づい
て、外部の装置を操作する操作手段とを備えることによ
り、ユーザが毎日略一定時刻に略一定の操作を外部の装
置に行わなくとも、ユーザの生活習慣に応じて外部の装
置を操作し、ユーザの手間を軽減することができるロボ
ットを提供することにある。
【0014】本発明の更に他の目的は、外部の装置によ
って、複数日に亘って略同一の時刻に特定の送信元から
情報を受信したことを表す操作履歴情報を受信した場合
に、前記外部の装置を前記複数日の後の日の前記時刻に
対応する時刻に前記特定の送信元から情報を受信させ、
受信した前記情報を送信するように操作し、外部の装置
から送信された情報を受信する受信手段と、前記情報に
基づいて、音声を出力する音声出力部とを備えることに
より、ユーザが前記外部の装置を操作しなくとも、ユー
ザの生活習慣に応じて、毎日一定の時刻に前記特定の送
信元からの情報を収集し、これをユーザに通知して、ユ
ーザの手間を軽減することができるロボットを提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るロボット
は、音声出力部を備えるロボットにおいて、外部から情
報を受信する受信手段と、該受信手段によって受信した
情報に基づいて、音声を決定する音声決定部とを備え、
前記音声出力部は、前記音声決定部によって決定された
音声を出力すべくなしてあることを特徴とする。
【0016】第2発明に係るロボットは、1又は複数の
可動部を備えるロボットにおいて、外部から情報を受信
する受信手段と、該受信手段によって受信した情報に基
づいて、前記可動部を駆動制御する制御部とを備えるこ
とを特徴とする。
【0017】第3発明に係るロボットは、第1又は第2
発明に係るロボットにおいて、前記情報は、対象者の生
理状態に関する情報を含むことを特徴とする。
【0018】第4発明に係るロボットは、第1乃至第3
発明の何れかに係るロボットにおいて、前記情報は、対
象者の生活に関する情報を含むことを特徴とする。
【0019】第5発明に係るロボットは、1又は複数の
可動部を備えるロボットにおいて、対象者の生理状態に
関する生理量を計測する場合に、前記可動部を反復動作
させるように駆動制御する制御部を備えることを特徴と
する。
【0020】第6発明に係るロボットは、音声出力部を
備えるロボットにおいて、外部の装置の状態を表す情報
を受信する受信手段と、該受信手段によって前記情報を
受信した場合に、前記情報に基づいて、前記外部の装置
の状態を外部へ報知する音声を決定する音声決定手段と
を備え、前記音声出力部は、前記音声決定手段によって
決定された音声を出力すべくなしてあることを特徴とす
る。
【0021】第7発明に係るロボットは、対象者の外部
の装置に対する操作履歴に関する操作履歴情報を記憶す
る記憶手段と、該記憶手段によって記憶された操作履歴
情報に基づいて、前記外部の装置を操作する操作手段と
を備えることを特徴とする。
【0022】第8発明に係るロボットは、第7発明に係
るロボットにおいて、前記操作手段は、前記操作履歴情
報が、前記外部の装置によって、複数日に亘って略同一
の時刻に特定の送信元から情報を受信したことを表す情
報である場合に、前記外部の装置を操作して、前記複数
日の後の日の前記時刻に対応する時刻に前記特定の送信
元から情報を受信させ、受信した前記情報を送信させる
ようになしてあり、前記外部の装置から送信された前記
情報を受信する受信手段と、該受信手段によって受信し
た前記情報に基づいて、音声を出力する音声出力部とを
更に備えることを特徴とする。
【0023】第9発明に係るロボットシステムは、対象
者の状態に応じた情報を収集する携帯装置と、音声出力
部を有するロボットとを備えるロボットシステムにおい
て、前記携帯装置は、収集した情報を送信する送信手段
を備え、前記ロボットは、前記送信手段によって送信さ
れた情報を受信する受信手段と、該受信手段によって受
信した情報に基づいて、対象者の状態に応じた音声を決
定する音声決定部とを備え、前記音声出力部は、前記音
声決定部によって決定された音声を出力すべくなしてあ
ることを特徴とする。
【0024】第10発明に係るロボットシステムは、対
象者の状態に応じた情報を収集する携帯装置と、1又は
複数の可動部を有するロボットとを備えるロボットシス
テムにおいて、前記携帯装置は、収集した情報を送信す
る送信手段を備え、前記ロボットは、前記送信手段によ
って送信された情報を受信する受信手段と、該受信手段
によって受信した情報に基づいて、前記可動部を駆動制
御する制御部とを備えることを特徴とする。
【0025】第11発明に係るロボットシステムは、第
9又は第10発明に係るロボットシステムにおいて、前
記情報は、対象者の生理状態に関する情報を含むことを
特徴とする。
【0026】第12発明に係るロボットシステムは、第
9乃至第11発明の何れかに係るロボットシステムにお
いて、前記情報は、対象者の生活に関する情報を含むこ
とを特徴とする。
【0027】第1及び第9発明による場合は、例えば、
対象者(ユーザ)の心拍数が多いときには、ユーザが緊
張していると判断することができ、ユーザの携帯電話機
の着信数が多いときには、ユーザが忙しく感じていると
判断することができることから、ユーザが携帯する携帯
装置によって、ユーザの状態(精神状態)に応じた情報
を収集し、この情報を携帯装置の送信手段からロボット
の受信手段へ送信し、ロボットの音声決定部によって、
前記情報に基づいて音声を決定することにより、ユーザ
の精神状態に応じた音声を出力することができる。
【0028】第2及び第10発明による場合は、ユーザ
が携帯する携帯装置によって、ユーザの状態(精神状
態)に応じた情報を収集し、この情報を携帯装置の送信
手段からロボットの受信手段へ送信し、ロボットの制御
部によって、前記情報に基づいて可動部を駆動制御する
ことにより、ロボットにユーザの精神状態に応じた動作
を行わせることができる。
【0029】第3及び第11発明による場合は、対象者
(ユーザ)の生理状態に関する情報に基づいて音声を決
定することにより、例えば、ユーザの心拍数が多いとき
には、ユーザを落ち着かせるような音声を出力するよう
に、ユーザの各種の生理量に表れるユーザの精神状態に
応じた音声を出力することができる。
【0030】また、ユーザの血圧が高すぎるような場合
には、他者にこれを通知するような音声を出力すること
により、ユーザの身の安全を確保することができる。
【0031】第4及び第12発明による場合は、対象者
(ユーザ)の生活に関する情報に基づいて音声を決定す
ることにより、例えば、ユーザの1日の歩数が多いとき
には、ユーザを誉めるような音声を出力し、ユーザを喜
ばせて、ユーザに更に親しみを感じさせることができ
る。
【0032】第5発明による場合は、対象者(ユーザ)
の生理量を計測する場合に、制御部によって、可動部を
反復動作させるように制御し、例えば人が落ち着いてい
るときの呼吸リズムに合わせて、あたかも呼吸を行って
いるかのような動作を行わせる。人は傍に落ち着いた呼
吸を行っている他者がいるときには、この他者の呼吸に
合わせて呼吸を行うようになるので、このようにするこ
とにより、ユーザの呼吸を整えて、ユーザの緊張を緩和
させ、ユーザの状態を前記生理量の計測に適した落ち着
いたものとすることができる。
【0033】第6発明による場合は、受信手段によっ
て、外部の装置の状態を表す情報を受信し、音声決定部
によって、前記情報に基づいて、出力すべき音声を決定
することにより、例えば外部の装置に故障が発生した場
合に、外部の装置から送信された前記故障を示す情報
を、前記受信手段によって受信し、前記故障を通知する
ような音声を出力する。これによって、ユーザが外部の
装置に近付かなくとも、ユーザに音声によって前記故障
を通知することができる。
【0034】また、前記情報を受信した場合に、ユーザ
の近くに移動するか、又は頭部若しくは脚部等の可動部
を動作させることにより、ユーザが前記音声を聞き取れ
ない位置にいる場合、又は騒音のために前記音声を聞き
取れない場合であっても、ユーザに外部の装置の故障等
を通知することができる。
【0035】第7発明による場合は、記憶手段に操作履
歴情報を記憶し、操作手段によって、前記操作履歴情報
に基づいて外部の装置を操作することにより、対象者
(ユーザ)の生活習慣に応じて外部の装置を操作するこ
とができ、ユーザが毎日略一定時刻に略一定の操作を外
部の装置に行う必要がなく、ユーザの手間を軽減するこ
とができる。
【0036】第8発明による場合は、操作履歴情報が、
外部の装置によって複数日に亘って略同一の時刻に特定
の送信元から情報を受信したことを表す場合に、前記複
数日の後の日の前記時刻に対応する時刻に、前記特定の
送信元から情報を受信させ、受信した情報を送信させる
ように、前記外部の装置を操作し、受信手段によって、
外部の装置から送信された前記情報を受信し、受信した
情報に基づいて、音声を出力することにより、ユーザが
前記外部の装置を操作しなくとも、ユーザの生活習慣に
応じて、毎日前記時刻に前記特定の送信元から情報を収
集し、これを音声によりユーザに通知するので、ユーザ
が毎日前記時刻に前記特定の送信元から情報を受信する
ために外部の装置を操作する必要がなく、ユーザの手間
を軽減することができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 (実施の形態1)図1及び図2は、本発明に係るロボッ
トの実施の形態1の要部の構成を示す斜視図及びブロッ
ク図である。図において、1はロボットである。ロボッ
ト1は、プラスチック又は布地等で外殻が形成されてお
り、ユーザに親しみを感じさせるように、愛玩動物又は
想像上の動物等を模した形状をなしている。ロボット1
は、頭部11及び胴部12から構成されており、頭部1
1を上下方向に揺動するうなずき動作、上下方向に設け
られた軸(図示せず)を中心として頭部11を左右方向
に揺動する首振り動作、頭部11に設けられた口11a
の開閉動作、頭部11に設けられた眼球11b,11b
を上下左右に回動させる眼球11b,11bの移動動
作、瞼11c,11cを上下方向に揺動するまばたき動
作、及び胴部12に設けられた図示しない車輪を回転す
ることによるロボット1の移動動作を夫々行わせる複数
のモータM,M,…を含む動作機構(図示せず)が内蔵
されている。
【0038】ロボット1の胴部12の正面には、マイク
ロフォン12aが設けられており、該マイクロフォン1
2aは、増幅器14a及びA/D変換器15aを介して
CPU16に接続されている。
【0039】ロボット1の付近にいるユーザからの音声
は、マイクロフォン12aによってアナログ信号の音声
信号に変換され、この音声信号が増幅器14aによって
増幅される。この増幅器14aから出力された音声信号
は、A/D変換器15aによってデジタル信号に変換さ
れ、CPU16に与えられる。
【0040】CPU16は、複数の駆動回路17,1
7,…に接続されており、該駆動回路17,17,…が
夫々モータM,M,…に接続されていて、駆動回路1
7,17,…によってモータM,M,…が駆動されるよ
うになっている。
【0041】また、CPU16は、音声再生回路19に
接続されている。該音声再生回路19は、複数の音声デ
ータを記録してあるROMを内蔵しており、CPU16
から出力された制御信号によって、前記ROMから音声
データを読み出し、デジタル信号の音声信号を出力する
ようになっている。音声再生回路19は、D/A変換器
19aに接続されており、該D/A変換器19aは、増
幅器14bを介して胴部12の側部に設けられたスピー
カ12bに接続されていて、音声再生回路19から出力
された音声信号が、D/A変換器19aによってアナロ
グ信号に変換され、これが増幅器14bによって所定量
増幅された後、スピーカ12bに与えられ、可聴音とし
て出力される。
【0042】胴部12のマイクロフォン12aの上側に
は、CCDカメラ12cが設けられており、ロボット1
の周囲を撮像するようになっている。CCDカメラ12
cは、A/D変換器15cに接続されており、該A/D
変換器15cは、画像メモリ18に接続されている。該
画像メモリ18はCPU16に接続されている。
【0043】CCDカメラ12cによって周囲の画像が
撮像され、この画像のアナログ信号がCCDカメラ12
cから出力されて、A/D変換器15cによってデジタ
ル信号へ変換され、画像メモリ18に画像のデジタルデ
ータ(画像データ)として格納される。格納された画像
データは、CPUに与えられて、後述する処理に用いら
れる。
【0044】また、CCDカメラ12cの横には、所定
距離隔てて赤外線センサ12dが設けられている。赤外
線センサ12dは、A/D変換器15dに接続されてお
り、該A/D変換器15dがCPU16に接続されてい
る。赤外線センサ12dは、周囲の赤外線の量に応じた
アナログ信号を出力し、該アナログ信号がA/D変換器
15dによってデジタル信号へ変換されて、CPU16
へ与えられる。
【0045】そして、CPU16は、後述する処理を行
うためのプログラムが格納されているROM16a、及
びCPU16の前記プログラムの実行時に一時的に発生
するデータを格納するRAM16bに接続されている。
【0046】このような構成により、マイクロフォン1
2aから取り込まれた音声に対し、CPU16によって
音声認識を行い、この結果に応じた音声を再生すべく、
CPU16から音声再生回路19へ制御信号を出力する
と共に、前記マイクロフォン12aから取り込まれた音
声に応じて動作すべく、CPU16から駆動回路17,
17,…へ制御信号を出力するようになっている。ま
た、CCDカメラ12cによって撮像して得た画像に対
して、CPU16によって画像処理を行い、画像内のユ
ーザの位置を検出して、ユーザが画像の中心に位置する
ように、CPU16から胴部12の下部に設けられた車
輪を駆動するための駆動回路17へ制御信号を出力する
ようになっている。
【0047】また、図2において、110は、PHSデ
ータ通信又はBluetooth 等の通信機能を有する無線通信
部である。図中2は携帯電話機であり、携帯電話機2
は、1日のユーザの通話中の音声レベル、着信履歴、及
び発信履歴の情報(生活情報)を内蔵するRAM(図示
せず)に記憶することができるようになっている。更
に、携帯電話機2は、CCDカメラ(図示せず)を内蔵
しており、ユーザが携帯電話機2を操作することによ
り、該CCDカメラでユーザの顔を撮像し、撮像して得
た画像を携帯電話機2が備えるCPU(図示せず)によ
って画像処理を行い、ユーザの顔色を良い、普通、悪い
の3段階で評価し、評価結果の情報(生理情報)を前記
RAMに記憶することができるようになっている。
【0048】また携帯電話機2は、前記無線通信部11
0と通信することが可能な無線通信部(図示せず)を備
えており、記憶した音声レベル、着信履歴、及び発信履
歴、並びにユーザの顔色の情報をロボット1へ送信する
ことができる。
【0049】図中3は、ユーザの歩数を計数する万歩計
である。万歩計3は、計数した1日の歩数の情報(生活
情報)を記憶するようになっており、前記無線通信部1
10と通信することが可能な無線通信部(図示せず)を
備えていて、記憶した歩数の情報をロボット1へ送信す
ることができる。
【0050】また、図中4は、ユーザの身体に装着する
ことが可能なウェアラブルセンサである。ウェアラブル
センサ4は、ユーザの心拍数(生理量)を計測すること
ができるようになっており、心拍数の計測が行われたと
きには、ウェアラブルセンサ4に内蔵されているCPU
(図示せず)によって、心拍数が正常か否かの判断が行
われる。具体的には、正常な心拍数の範囲が予め定めら
れており、計測した心拍数がこの範囲内である場合に
は、心拍数が正常であると判断され、計測した心拍数が
前記範囲外である場合には、心拍数が異常であると判断
される。ウェアラブルセンサ4も、前記無線通信部11
0と通信することが可能な無線通信部(図示せず)を備
えており、心拍数が異常であると判断されたとき、ロボ
ット1へ心拍数の異常を表すデータ(生理情報)を送信
するようになっている。
【0051】また、ロボット1のCPU16は、携帯電
話機2又は万歩計(登録商標)3が、無線通信機110
の通信可能範囲に入ってきたことを検出することができ
るようになっている。
【0052】更に、ロボット1のRAM16bには、ロ
ボット1が使用される建物内の地図データが予め記憶さ
れており、胴部12の下部には、ロボット1の移動に用
いられる車輪の回転を検出するロータリエンコーダ(図
示せず)が設けられている。CPU16は、ロータリエ
ンコーダの出力から移動距離及び移動方向を検出するこ
とができ、この移動距離及び移動方向と、前記地図デー
タとに基づいて、ロボット1の現在位置を検出すること
ができるようになっている。
【0053】図3は、本発明に係るロボットの実施の形
態1のCPU16の処理手順を示すフローチャートであ
る。まず、CPU16は、携帯電話機2又は万歩計3
が、無線通信機110の通信可能範囲に入ってきたか否
かを判別し(ステップ11)、携帯電話機2が前記通信
可能範囲に入ってきた場合には、後述する第1制御処理
を行い(ステップ12)、万歩計3が前記通信可能範囲
に入ってきた場合には、後述する第2制御処理を行う
(ステップ13)。携帯電話機2及び万歩計3の何れも
前記通信可能範囲に入ってきていない場合には、無線通
信部110がウェアラブルセンサ4から心拍数の異常を
表すデータを受信したか否かを判別し(ステップ1
4)、受信していないときには、ステップ11へ戻る。
無線通信部110が、ウェアラブルセンサ4から前記デ
ータを受信したときには、後述する第3制御処理を行っ
て(ステップ15)、処理を終了する。
【0054】図4は、CPU16の第1制御処理の処理
手順を示すフローチャートである。まず、携帯電話機2
へ情報の送信を要求する信号を無線通信部110に送信
させる(ステップ1201)。携帯電話機2は、前記信
号を受信したとき、音声レベル、着信履歴、及び発信履
歴、並びにユーザの顔色の情報をロボット1へ送信す
る。そして、前記情報を無線通信部110が受信し、該
情報をCPU16が受け付ける(ステップ1202)。
【0055】次に、ユーザの1日の活動の度合いを表す
カウンタCを0にセットし(ステップ1203)、受信
した情報に含まれる音声レベルから、ユーザの通話時の
声の大きさを判断して、これに応じて前記カウンタCを
更新する(ステップ1204)。具体的には、声の大き
さが普通のときの音声レベルの範囲を予め定めておき、
受信した情報に含まれる音声レベルが前記範囲内に入っ
ている場合には、普通の声の大きさであると判断してカ
ウンタCを変更せず、前記音声レベルが前記範囲を上回
る場合には、声が大きいと判断してカウンタCに1を加
え、前記音声レベルが前記範囲を下回る場合には、声が
小さいと判断してカウンタCから1を減ずる。
【0056】また、受信した情報に含まれる着信履歴か
ら、1日の携帯電話機2の着信数の多さを判断して、こ
れに応じて前記カウンタCを更新する(ステップ120
5)。具体的には、普通のときの着信数の範囲を予め定
めておき、受信した情報に含まれる着信履歴から、着信
数が前記範囲内に入っている場合には、普通の着信数で
あると判断してカウンタCを変更せず、着信数が前記範
囲を上回る場合には、着信数が多いと判断してカウンタ
Cに1を加え、着信数が前記範囲を下回る場合には、着
信数が少ないと判断してカウンタCから1を減ずる。
【0057】同様に、受信した情報に含まれる発信履歴
から、1日の携帯電話機2の発信数の多さを判断して、
これに応じて前記カウンタCを更新する(ステップ12
06)。具体的には、普通のときの発信数の範囲を予め
定めておき、受信した情報に含まれる発信履歴から、発
信数が前記範囲内に入っている場合には、普通の発信数
であると判断してカウンタCを変更せず、発信数が前記
範囲を上回る場合には、発信数が多いと判断してカウン
タCに1を加え、発信数が前記範囲を下回る場合には、
発信数が少ないと判断してカウンタCから1を減ずる。
【0058】更に、受信した情報に含まれる顔色の情報
に応じて前記カウンタCを更新する(ステップ120
7)。具体的には、受信した情報に含まれる顔色の情報
が、顔色が普通と評価された結果を表すものである場合
には、カウンタCを変更せず、前記顔色の情報が、顔色
が良いと評価された結果を表すものである場合には、カ
ウンタCに1を加え、前記顔色の情報が、顔色が悪いと
評価された結果を表すものである場合には、カウンタC
から1を減ずる。
【0059】次に、カウンタCの大きさを判別し(ステ
ップ1208)、C>0である場合には、ユーザが活動
的に1日を過ごしたと判断して、「楽しい1日でした
ね」という音声を出力させ、あたかも踊っているかのよ
うに振る舞わせるように、音声再生回路19及び駆動回
路17,17,…へ制御信号を出力し(ステップ120
9)、リターンする。
【0060】また、ステップ1208において、C=0
である場合には、ユーザが普通に1日を過ごしたと判断
して、「普通の1日でしたね。明日は楽しい1日です
よ」という音声を出力させるように、音声再生回路19
へ制御信号を出力し(ステップ1210)、リターンす
る。
【0061】また、ステップ1208において、C<0
である場合には、ユーザが活動的に1日を過ごせなかっ
たと判断して、「明日は楽しい1日ですよ」という音声
を出力させ、前述したうなずき動作を行わせるように、
音声再生回路19及び駆動回路17,17,…へ制御信
号を出力し(ステップ1211)、リターンする。
【0062】図5は、CPU16の第2制御処理の処理
手順を示すフローチャートである。まず、万歩計3へ情
報の送信を要求する信号を無線通信部110に送信させ
る(ステップ131)。万歩計3は、前記信号を受信し
たとき、1日の歩数の情報をロボット1へ送信する。そ
して、前記情報を無線通信部110が受信し、該情報を
CPU16が受け付ける(ステップ132)。
【0063】次に、受信した情報から、ユーザの1日の
歩数の多さを判断する(ステップ133)。具体的に
は、普通のときの1日の歩数の多さの範囲を予め定めて
おき、受信した情報に含まれる歩数が前記範囲内に入っ
ている場合には、普通の歩数であると判断し、歩数が前
記範囲を上回る場合には、歩数が多いと判断し、歩数が
前記範囲を下回る場合には、歩数が少ないと判断する。
【0064】ステップ133において、歩数が多いと判
断した場合には、「たくさん歩きましたね」という音声
を出力させ、あたかも踊っているかのように振る舞わせ
るように、音声再生回路19及び駆動回路17,17,
…へ制御信号を出力し(ステップ134)、リターンす
る。
【0065】また、ステップ133において、普通の歩
数であると判断した場合には、「普通の歩数でしたね。
明日はもっと歩きましょう」という音声を出力させるよ
うに、音声再生回路19へ制御信号を出力し(ステップ
135)、リターンする。
【0066】また、ステップ133において、歩数が少
ないと判断した場合には、「運動量が不足しています。
明日はもっと歩きましょう」という音声を出力させ、前
述したうなずき動作を行わせるように、音声再生回路1
9及び駆動回路17,17,…へ制御信号を出力し(ス
テップ136)、リターンする。
【0067】図6は、CPU16の第3制御処理の処理
手順を示すフローチャートである。第3制御処理がCP
U16によって実行されるのは、無線通信部110がウ
ェアラブルセンサ4から心拍数の異常を表すデータを受
信した場合であるので、この場合、ユーザが興奮状態に
あると推定することができる。ユーザの精神状態が興奮
状態となる原因として、例えば火災の発生が考えられ
る。そこで、第3制御処理では、以下に説明するよう
に、火災の発生を検出し、これに応じた動作をロボット
1に行わせる。まず、赤外線センサ12dの赤外線の検
出量に基づいて、火災が発生しているか否かを判別する
(ステップ151)。具体的には、前記赤外線の検出量
と所定の閾値とを比較し、前記赤外線の検出量が前記閾
値を越える場合には火災が発生していると判別し、前記
赤外線の検出量が前記閾値を越えない場合には火災が発
生していないと判別する。火災が発生していないと判別
した場合には、「落ち着いてください」という音声を出
力させるように、音声再生回路19へ制御信号を出力し
(ステップ152)、リターンする。
【0068】また、ステップ151において、火災が発
生していると判別した場合には、CPU16が検出した
現在位置と、RAM12bに記憶してある地図データと
を用いて、現在位置から建物の非常口までの最短経路
(避難経路)を算出する(ステップ153)。そして、
「非常口へ誘導します」という音声を繰り返し出力さ
せ、前記避難経路に沿って移動させるように、音声再生
回路19及び駆動回路17,17,…へ制御信号を出力
し(ステップ154)、リターンする。
【0069】なお、本実施の形態1においては、ユーザ
の携帯電話機2での通話時の音声レベル、携帯電話機2
の着信履歴及び発信履歴の情報(生活情報)を、携帯電
話機2で収集し、ユーザの1日の歩数の情報(生活情
報)を万歩計3で収集し、これらの情報に基づいて、ロ
ボット1の制御を行う構成について述べたが、これに限
定されるものではなく、例えば、携帯電話機2の電子メ
ールの送信履歴及び受信履歴のような、前記音声レベ
ル、着信履歴及び発信履歴、並びに歩数とは異なるユー
ザの生活情報を、携帯電話機2で収集し、この生活情報
に基づいて、ロボット1の制御を行う構成であってもよ
い。
【0070】また、本実施の形態1においては、ユーザ
の心拍数の情報(生理情報)をウェアラブルセンサ4で
収集し、この生理情報に基づいて、ロボット1の制御を
行う構成について述べたが、これに限定されるものでは
なく、例えば、ユーザの血圧のような、心拍数とは異な
るユーザの生理情報をウェアラブルセンサ4で収集し、
この生理情報に基づいて、ロボット1の制御を行う構成
であってもよい。
【0071】また、本実施の形態1においては、第3制
御処理にて火災の発生を検出し、火災が発生していると
判別した場合に、ユーザを非常口まで誘導する構成につ
いて述べたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、ユーザの心拍数が異常であることから、ユーザの容
態が急変したと判断し、周囲の人にこれを通知する構成
としてもよい。
【0072】(実施の形態2)図7及び図8は、本発明
に係るロボットの実施の形態2の要部の構成を示す斜視
図及びブロック図である。ロボット1は、前後方向に設
けられた軸を中心として頭部11を左右方向に揺動さ
せ、首を傾げる動作を行わせることができるように、モ
ータMを含む動作機構と、該モータMを駆動する駆動回
路17とを内蔵している。また、頭部11には呼吸セン
サ11eが設けられている。呼気センサ11eは、マイ
クロフォン(図示せず)を備え、マイクロフォンによっ
て取り込まれた音声(ユーザの呼吸音)に応じた信号
を、A/D変換器15eを介してCPU16に与えるよ
うになっている。
【0073】なお、本実施の形態2においては、周囲の
音から近くにいるユーザの呼吸を検出する呼気センサ1
1eを備える構成としたが、これに限定されるものでは
なく、例えばユーザの身体に装着し、呼吸に伴う胸部の
伸縮を検出することによって、ユーザの呼吸を検出する
呼気センサを備える構成であってもよい。
【0074】また、胴部12の正面下端部には、血中酸
素濃度センサ12fと、脈拍センサ12gとが並設され
ている。血中酸素濃度センサ12f及び脈拍センサ12
gは、ユーザが指先でこれらに触れたときに、ユーザの
血中酸素濃度及び脈拍を計測し、これらに応じた信号を
出力する。そして、胴部12の側部からは、ケーブル5
1が延設されており、該ケーブル51を介してロボット
1の外部に設けられた血圧センサ5に接続されている。
血圧センサ5は、ユーザがこれを装着したときに、ユー
ザの血圧を計測し、該血圧に応じた信号を出力する。こ
れらの血中酸素濃度センサ12f、脈拍センサ12g、
血圧センサ5が夫々出力した信号は、夫々A/D変換器
15f,15g,15hを介して、CPU16に与えら
れる。
【0075】本実施の形態2に係るロボット1のその他
の構成は、実施の形態1に係るロボット1の構成と同様
であるので、同符号を付し、その説明を省略する。
【0076】図9は、本発明に係るロボットの実施の形
態2のCPU16の処理手順を示すフローチャートであ
る。CPU16は、血中酸素濃度センサ12f、脈拍セ
ンサ12g、又は血圧センサ5から信号が出力されたか
否かを判別し(ステップ201)、信号が出力されてい
ない場合には、ステップ201を繰り返し、信号が出力
された場合には、呼気センサ11eの所定時間分の出力
信号から、該所定時間内でのユーザの呼吸周期の平均値
Tを算出する(ステップ202)。
【0077】算出した呼吸周期の平均値Tを、所定の閾
値T0と比較し(ステップ203)、呼吸周期の平均値
Tが前記閾値T0を越えない場合は、該呼吸周期の平均
値Tより所定時間長い周期、例えば呼吸周期の平均値T
より1秒長い周期で、ロボット1に前述した傾げ動作を
繰り返し行わせるように、駆動回路17に制御信号を出
力し(ステップ204)、ステップ202へ戻る。
【0078】ステップ203において、呼吸周期の平均
値Tが前記閾値T0を越える場合には、血中酸素濃度セ
ンサ12f、脈拍センサ12g、及び血圧センサ5の何
れから信号が出力されているかを判別し(ステップ20
5)、血中酸素濃度センサ12fから信号が出力されて
いる場合には、血中酸素濃度センサ12fからの出力信
号から、血中酸素濃度を算出し(ステップ206)、ス
ピーカ12bから算出した血中酸素濃度を通知する音声
を出力させるように、音声再生回路19へ制御信号を出
力する(ステップ207)。そして、処理を終了する。
【0079】ステップ205において、脈拍センサ12
gから信号が出力されている場合には、過去所定時間分
の脈拍センサ12gからの出力信号から、前記所定時間
分の脈拍数を算出し(ステップ208)、スピーカ12
bから算出した脈拍数を通知する音声を出力させるよう
に、音声再生回路19へ制御信号を出力して(ステップ
209)、処理を終了する。
【0080】ステップ205において、血圧センサ5か
ら信号が出力されている場合には、血圧センサ5からの
出力信号から、血圧値を算出し(ステップ210)、ス
ピーカ12bから算出した血圧値を通知する音声を出力
させるように、音声再生回路19へ制御信号を出力して
(ステップ211)、処理を終了する。
【0081】以上の如き構成により、ユーザの呼吸周期
の平均値Tが予め設定された閾値T0よりも小さい場合
には、ユーザが緊張しているとみなして前記呼吸周期の
平均値Tよりも少し長い周期でユーザに呼吸させること
により、ユーザの呼吸を整えてユーザの緊張を緩和さ
せ、またユーザの呼吸周期の平均値Tが前記閾値T0よ
りも大きい場合には、血中酸素濃度、脈拍、及び血圧等
の生理量の計測に適した状態であるとみなして、生理量
の計測を行う。
【0082】なお、本実施の形態2においては、ユーザ
の血中酸素濃度、脈拍、及び血圧の計測を行う構成につ
いて述べたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、ユーザの体温のような、血中酸素濃度、脈拍、及び
血圧とは異なる生理量の計測を行う構成としてもよい。
【0083】(実施の形態3)図10は、本発明に係る
ロボットの実施の形態3の要部の構成を示すブロック図
である。図において、6は空気調和機、7はテレビジョ
ン受像機である。空気調和機6及びテレビジョン受像機
7には夫々PHSデータ通信又はBluetooth 等の通信機
能を有する無線通信部(図示せず)を内蔵しており、該
無線通信部によって、ロボット1が備える無線通信部1
10と通信することができるようになっている。
【0084】また、空気調和機6及びテレビジョン受像
機7は、ユーザによって操作されたときに、この操作の
内容、例えば冷房の運転開始、又は放送チャンネルの指
定等に応じたデータを前記無線通信部から送信するよう
になっており、更にテレビジョン受像機7は、例えば放
送衛星によるデータ放送によって天気予報に関するデー
タを受信したとき、ユーザの操作に応じて、該データを
無線通信部から送信することができるようになってい
る。
【0085】空気調和機6及びテレビジョン受像機7
は、フィルタの目詰まり又は故障等が発生したとき、点
灯してこれをユーザに通知する表示部が設けられてい
る。また、フィルタの目詰まり又は故障等の発生時に
は、表示部を点灯すると共に、無線通信部からこれらを
通知する信号が送信される。
【0086】一方、ロボット1は、ROM16a内に空
気調和機6及びテレビジョン受像機7を操作するための
操作データが格納されており、該操作データを無線通信
部110から送信することによって、空気調和機6及び
テレビジョン受像機7を遠隔操作することができるよう
になっている。
【0087】本実施の形態3に係るロボット1のその他
の構成は、実施の形態1に係るロボット1の構成と同様
であるので、同符号を付し、その説明を省略する。
【0088】次に、空気調和機6又はテレビジョン受像
機7にフィルタの目詰まり又は故障等が発生した場合の
ロボット1の動作を説明する。空気調和機6のフィルタ
に目詰まりが発生したとき、又は空気調和機6若しくは
テレビジョン受像機7に故障が発生したとき、空気調和
機6又はテレビジョン受像機7から、これらの状態を通
知する信号が送信される。これらの信号は、無線通信部
110によって受信され、CPU16に与えられる。C
PU16はこれらの信号に応じた音声をスピーカ12b
から出力させるように、前記信号に応じた制御信号を、
音声再生回路19へ出力する。そして、制御信号に応じ
た音声信号が音声再生回路19から出力され、スピーカ
12bから音声が出力される。
【0089】このとき、ロボット1は、ユーザが離れた
場所にいる場合には、ユーザの近傍まで移動し、ユーザ
に空気調和機6のフィルタの目詰まり、又は空気調和機
6若しくはテレビジョン受像機7の故障の発生をユーザ
に通知する。
【0090】次に、空気調和機6又はテレビジョン受像
機7の遠隔操作を行う場合のロボット1の動作を説明す
る。空気調和機6又はテレビジョン受像機7に対して、
ユーザが操作を行ったとき、空気調和機6又はテレビジ
ョン受像機7は、この操作の内容を表すデータを無線通
信部から送信する。このデータはロボット1の無線通信
部110によって受信され、CPU16に与えられる。
【0091】CPU16は、このようなデータをRAM
16bに格納し、以下に説明するような処理を行って、
空気調和機6及びテレビジョン受像機7の遠隔操作を行
う。CPU16は、前記データに基づいて、5日続けて
所定時刻の前後30分間に、同一の操作が行われたか、
例えば、5日続けて6時45分から7時15分の間に、
空気調和機6に対して冷房の運転が開始されたかを判断
する。
【0092】そして、例えば、5日続けて6時45分か
ら7時15分の間に、空気調和機6に対して冷房の運転
が開始された場合、5日続けて7時に空気調和機6に対
して冷房の運転が開始されたものとみなして、7時まで
待機する。そして、7時に無線通信部110から空気調
和機6へ冷房の運転開始を指示する操作データを送信し
て、空気調和機6を遠隔操作する。
【0093】図11は、ロボット1がテレビジョン受像
機7を遠隔操作するときのCPU16の処理手順の一例
を示すフローチャートである。前述したような処理によ
って、5日続けて、同一の時刻に同一のデータ放送のデ
ータが受信されたとみなされた場合、前記時刻に到達し
たか否かを判別し(ステップ31)、前記時刻に到達し
ていない場合、ステップ31を繰り返す。前記時刻に到
達した場合、無線通信部110からテレビジョン受像機
7へ前記データ放送のデータの受信を指示する操作デー
タを送信させると共に(ステップ32)、無線通信部1
10からテレビジョン受像機7へ、テレビジョン受像機
7が受信したデータの送信を指示する操作データを送信
させる(ステップ33)。
【0094】テレビジョン受像機7は、無線通信部によ
ってこれらの操作データを受信し、該操作データに応じ
て動作する。そして、テレビジョン受像機7の無線通信
部からは、前記データ放送のデータが送信される。この
データは、無線通信部110によって受信され、CPU
16に与えられる。CPU16は、このデータを受け付
け(ステップ34)、該データによって表される内容の
音声をスピーカ12bから出力させるように、前記デー
タに応じた制御信号を音声再生回路19へ出力する(ス
テップ35)。そして、処理を終了する。
【0095】このようにすることにより、例えば毎日7
時に天気予報のデータをテレビジョン受像機7で受信し
ている場合、7時に天気予報の内容を通知する音声をロ
ボット1が出力する。
【0096】なお、本実施の形態3においては、ロボッ
ト1が空気調和機6及びテレビジョン受像機7のフィル
タの目詰まり又は故障の発生をユーザに通知し、ロボッ
ト1が空気調和機6及びテレビジョン受像機7の遠隔操
作を行う構成について述べたが、これに限定されるもの
ではなく、ロボット1が、例えば冷蔵庫のような、空気
調和機6及びテレビジョン受像機7とは異なる装置の故
障の発生をユーザに通知する構成としてもよいし、ロボ
ット1が、例えば空気清浄機のような、空気調和機6及
びテレビジョン受像機7とは異なる装置の遠隔操作を行
う構成としてもよい。
【0097】また、本実施の形態3においては、複数日
に亘って、テレビジョン受像機7にて略同一の時刻に特
定の送信元からデータを受信した場合に、前記複数日の
後の前記時刻に対応する時刻に、テレビジョン受像機7
に前記送信元からデータを受信させ、このデータに応じ
た音声をロボット1が出力する構成について述べたが、
これに限定されるものではなく、複数日に亘って、例え
ばラジオ装置のようなテレビジョン受像機7とは異なる
装置にて略同一の時刻に特定の送信元からデータを受信
した場合に、前記複数日の後の前記時刻に対応する時刻
に、前記装置に前記送信元からデータを受信させ、この
データに応じた音声をロボット1が出力する構成として
もよい。
【0098】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1及び第9発明に
よる場合は、対象者(ユーザ)が携帯する携帯装置によ
って、ユーザの状態に応じた情報を収集し、受信手段に
よってこの情報を前記携帯装置から受信し、音声決定部
によって、前記情報に基づいて音声を決定することによ
り、ユーザの精神状態に応じた音声を出力することがで
きる。
【0099】第2及び第10発明による場合は、ユーザ
が携帯する携帯装置によって、ユーザの状態に応じた情
報を収集し、受信手段によってこの情報を前記携帯装置
から受信し、制御部によって、前記情報に基づいて可動
部を駆動制御することにより、ロボットにユーザの精神
状態に応じた動作を行わせることができる。
【0100】第3及び第11発明による場合は、対象者
(ユーザ)の生理状態に関する情報に基づいて音声を決
定することにより、例えば、ユーザの心拍数が多いとき
には、ユーザを落ち着かせるような音声を出力するよう
に、ユーザの各種の生理量に表れるユーザの精神状態に
応じた音声を出力することができる。
【0101】また、ユーザの血圧が高すぎるような場合
には、他者にこれを通知するような音声を出力すること
により、ユーザの身の安全を確保することができる。
【0102】第4及び第12発明による場合は、対象者
(ユーザ)の生活に関する情報に基づいて音声を決定す
ることにより、例えば、ユーザの1日の歩数が多いとき
には、ユーザを誉めるような音声を出力して、ユーザを
喜ばせて、ユーザに更に親しみを感じさせることができ
る。
【0103】第5発明による場合は、対象者(ユーザ)
の生理量を計測する場合に、制御部によって、可動部を
反復動作させるように制御し、例えば人が落ち着いてい
るときの呼吸リズムに合わせて、あたかも呼吸を行って
いるかのような動作を行わせることにより、ユーザの呼
吸を整えて、ユーザの緊張を緩和させ、ユーザの精神状
態を前記生理量の計測に適した落ち着いた状態とするこ
とができる。
【0104】第6発明による場合は、受信手段によっ
て、外部の装置の状態を表す情報を受信し、音声決定部
によって、前記情報に基づいて、出力すべき音声を決定
することにより、例えば外部の装置に故障が発生した場
合に、外部の装置から送信された前記故障を示す情報
を、前記受信手段によって受信し、前記故障を通知する
ような音声を出力し、これによって、ユーザが外部の装
置に近付かなくとも、ユーザに音声によって前記故障を
通知することができる。
【0105】また、前記情報を受信した場合に、ロボッ
トがユーザの近くに移動するか、又はロボットの頭部若
しくは脚部等の可動部を動作させることにより、ユーザ
が前記音声を聞き取れない位置にいる場合、又は騒音の
ために前記音声を聞き取れない場合であっても、ユーザ
に外部の装置の故障等を通知することができる。
【0106】第7発明による場合は、記憶手段に操作履
歴情報を記憶し、操作手段によって、前記操作履歴情報
に基づいて外部の装置を操作することにより、対象者
(ユーザ)の生活習慣に応じて外部の装置を操作するこ
とができ、ユーザが毎日略一定時刻に略一定の操作を外
部の装置に行う必要がなく、ユーザの手間を軽減するこ
とができる。
【0107】第8発明による場合は、操作履歴情報が、
外部の装置によって複数日に亘って略同一の時刻に特定
の送信元から情報を受信したことを表す場合に、前記複
数日とは異なる日の前記時刻に前記特定送信元から情報
を受信させ、受信した情報を送信させるように、前記外
部の装置を操作し、受信手段によって、外部の装置から
送信された前記情報を受信し、受信した情報に基づい
て、音声を出力することにより、ユーザが前記外部の装
置を操作しなくとも、ユーザの生活習慣に応じて、毎日
前記時刻に前記特定の送信元から情報を収集し、これを
音声によりユーザに通知するので、ユーザが毎日前記時
刻に前記特定の送信元から情報を受信するために外部の
装置を操作する必要がなく、ユーザの手間を軽減するこ
とができる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロボットの実施の形態1の要部の
構成を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るロボットの実施の形態1の要部の
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明に係るロボットの実施の形態1のCPU
の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】CPUの第1制御処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】CPUの第2制御処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図6】CPUの第3制御処理の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明に係るロボットの実施の形態2の要部の
構成を示す斜視図である。
【図8】本発明に係るロボットの実施の形態2の要部の
構成を示すブロック図である。
【図9】本発明に係るロボットの実施の形態2のCPU
の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明に係るロボットの実施の形態3の要部
の構成を示すブロック図である。
【図11】ロボットがテレビジョン受像機を遠隔操作す
るときのCPUの処理手順の一例を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
1 ロボット 11 頭部 11a 口 11b 眼球 11c 瞼 12 胴部 12a マイクロフォン 12b スピーカ 12c CCDカメラ 12d 赤外線センサ 16 CPU 16a ROM 16b RAM 17 駆動回路 19 音声再生回路 110 無線通信部 2 携帯電話機 3 万歩計 4 ウェアラブルセンサ
フロントページの続き (72)発明者 徳丸 智▲祥▼ 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 東條 直人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2C150 BA11 CA01 CA02 CA04 DA05 DA24 DA25 DA26 DA27 DA28 DF03 DF04 DF06 DF33 ED42 ED52 EF07 EF16 EF23 EF29 EF34 EF36 3C007 AS36 CS08 JS02 KT01 KV11 WA04 WA16 WB14 WB17 WB19 WB21 WB25 WC07 WC15 WC16 5D045 AB11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声出力部を備えるロボットにおいて、 外部から情報を受信する受信手段と、該受信手段によっ
    て受信した情報に基づいて、音声を決定する音声決定部
    とを備え、前記音声出力部は、前記音声決定部によって
    決定された音声を出力すべくなしてあることを特徴とす
    るロボット。
  2. 【請求項2】 1又は複数の可動部を備えるロボットに
    おいて、 外部から情報を受信する受信手段と、該受信手段によっ
    て受信した情報に基づいて、前記可動部を駆動制御する
    制御部とを備えることを特徴とするロボット。
  3. 【請求項3】 前記情報は、対象者の生理状態に関する
    情報を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のロ
    ボット。
  4. 【請求項4】 前記情報は、対象者の生活に関する情報
    を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載
    のロボット。
  5. 【請求項5】 1又は複数の可動部を備えるロボットに
    おいて、 対象者の生理状態に関する生理量を計測する場合に、前
    記可動部を反復動作させるように駆動制御する制御部を
    備えることを特徴とするロボット。
  6. 【請求項6】 音声出力部を備えるロボットにおいて、 外部の装置の状態を表す情報を受信する受信手段と、該
    受信手段によって前記情報を受信した場合に、前記情報
    に基づいて、前記外部の装置の状態を外部へ報知する音
    声を決定する音声決定手段とを備え、前記音声出力部
    は、前記音声決定手段によって決定された音声を出力す
    べくなしてあることを特徴とするロボット。
  7. 【請求項7】 対象者の外部の装置に対する操作履歴に
    関する操作履歴情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段
    によって記憶された操作履歴情報に基づいて、前記外部
    の装置を操作する操作手段とを備えることを特徴とする
    ロボット。
  8. 【請求項8】 前記操作手段は、前記操作履歴情報が、
    前記外部の装置によって、複数日に亘って略同一の時刻
    に特定の送信元から情報を受信したことを表す情報であ
    る場合に、前記外部の装置を操作して、前記複数日の後
    の日の前記時刻に対応する時刻に前記特定の送信元から
    情報を受信させ、受信した前記情報を送信させるように
    なしてあり、前記外部の装置から送信された前記情報を
    受信する受信手段と、該受信手段によって受信した前記
    情報に基づいて、音声を出力する音声出力部とを更に備
    えることを特徴とする請求項7に記載のロボット。
  9. 【請求項9】 対象者の状態に応じた情報を収集する携
    帯装置と、音声出力部を有するロボットとを備えるロボ
    ットシステムにおいて、 前記携帯装置は、収集した情報を送信する送信手段を備
    え、前記ロボットは、前記送信手段によって送信された
    情報を受信する受信手段と、該受信手段によって受信し
    た情報に基づいて、対象者の状態に応じた音声を決定す
    る音声決定部とを備え、前記音声出力部は、前記音声決
    定部によって決定された音声を出力すべくなしてあるこ
    とを特徴とするロボットシステム。
  10. 【請求項10】 対象者の状態に応じた情報を収集する
    携帯装置と、1又は複数の可動部を有するロボットとを
    備えるロボットシステムにおいて、 前記携帯装置は、収集した情報を送信する送信手段を備
    え、前記ロボットは、前記送信手段によって送信された
    情報を受信する受信手段と、該受信手段によって受信し
    た情報に基づいて、前記可動部を駆動制御する制御部と
    を備えることを特徴とするロボットシステム。
  11. 【請求項11】 前記情報は、対象者の生理状態に関す
    る情報を含むことを特徴とする請求項9又は10に記載
    のロボットシステム。
  12. 【請求項12】 前記情報は、対象者の生活に関する情
    報を含むことを特徴とする請求項9乃至11の何れかに
    記載のロボットシステム。
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