JP2002254134A - チェーン用連結ピン交換装置 - Google Patents

チェーン用連結ピン交換装置

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JP2002254134A
JP2002254134A JP2001053794A JP2001053794A JP2002254134A JP 2002254134 A JP2002254134 A JP 2002254134A JP 2001053794 A JP2001053794 A JP 2001053794A JP 2001053794 A JP2001053794 A JP 2001053794A JP 2002254134 A JP2002254134 A JP 2002254134A
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JP2001053794A
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Masao Ogawa
正夫 小河
Tatsuzo Takahashi
辰三 高橋
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HOOWA KK
Honda Motor Co Ltd
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HOOWA KK
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦ローラユニットと横ローラユニットが十字
型ピンで交互に連結されるチェーンのいずれか一方側の
ローラユニットが分解不能である場合、十字型ピンだけ
を交換出来るようにする。 【解決手段】 取外し装置1のセット治具6の位置決め
機構13に分解不能の縦ローラユニット50を位置決め
セットし、クランプ爪8のフック部8fを一方側の支持
板52の両端縁部に引掛けた状態にして、プッシャ5に
よりセット治具6を前進させ、一方側の支持板52の両
端縁部をこじ開くように変形させて十字型ピン56を取
出す。また、この縦ローラユニット50の十字型ピン5
6を交換した後、第1、第2取付け装置20、30に送
り込み、カシメ具22により、変形した支持板52の両
端部を押圧して元の状態に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンベアチ
ェーン等の一部を取り換えるための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車組立工程等におい
て、車体やドア等を搬送するためのコンベアチェーンと
して、例えば図12の平面図に示すように、縦ローラ5
1を左右一対の支持板52で保持する縦ローラユニット
50と、横ローラ54を上下一対の支持板55で保持す
る横ローラユニット53を、十字型ピン56で交互に連
結するようなコンベアチェーンが知られており、このよ
うなコンベアチェーンのローラユニット50、53とし
て、図13に示すように、例えば横ローラユニット53
の支持板55を連結する連結軸57は、ネジ部とナット
58で分解可能にされるとともに、図14に示すよう
に、縦ローラユニット50の支持板52を連結する連結
軸59は、カシメ止めにより分解不能にされている。ま
た、十字型ピン56は、本体部56hから四方向に4本
のピンpが突出し、それぞれのピンpが各支持板52、
55の長溝m内に挿入されるとともに、ピンpの先端に
はフランジ部fが形成されており、通常の組付状態で
は、フランジ部fが支持板52、55の長溝mに係合し
て抜け出ることが出来ないようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なチェーンを使用中、十字型ピン56のピンpに繰り返
し荷重等が掛かって摩耗し、図15に示すように、折損
等を起こすことがある。この場合、ピンp先端のフラン
ジ部fは、そのままの姿勢では支持板52、55の長溝
mに引っ掛かって抜け出ない状態にあり、本体部56h
を90度回転させると、支持板52、55の長溝mから
抜け出るようになるが、横ローラユニット53を分解し
て、十字型ピン56から横ローラユニット53の支持板
55を取外しても、縦ローラユニット50の連結軸59
を取外すことが出来ないため、十字型ピン56を縦ロー
ラユニット50の支持板52から取外すことが出来なか
った。このため、例えば十字型ピン56が折損したよう
な場合には、縦ローラユニット50ごと交換しなければ
ならず、無駄が生じてコスト高になるという問題があっ
た。
【0004】そこで本発明は、上記のようなチェーン構
造において、十字型ピンが折損等を起こした場合でも、
十字型ピンだけを交換出来るようにすることを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、縦ローラが左右一対の支持板によって支持さ
れる縦ローラユニットと、横ローラが上下一対の支持板
で支持される横ローラユニットとの支持板同士が十字型
ピンによって連結されるチェーンのうち、分解不能型の
ローラユニットから、取外し装置によって十字型ピンを
取外した後、取付け装置によって十字型ピンを取付ける
ようにした交換装置において、前記取外し装置として、
分解不能型のローラユニットを位置決め可能とし且つ装
置本体に対して所定方向にスライド可能なセット治具
と、基端側が装置本体に連結され且つ先端側にフック部
を備えた左右一対のクランプ爪と、前記セット治具をス
ライド一方側に押圧して所定ストローク前進させること
の出来るプッシャを設け、前記クランプ爪先端のフック
部を、セット治具にセットされるローラユニットの一方
側の支持板の両端縁部に掛止可能にした。
【0006】そして、セット治具上に分解不能型のロー
ラユニットを位置決め固定し、十字型ピンの本体部を回
転させて、ピン先端のフランジ部が長溝から抜け出るよ
うな方向にセットした後、一方側(前進方向に対して後
側)の支持板の両端縁部に、クランプ爪のフック部を引
掛けた状態にし、プッシャによりセット治具を前進させ
ることで、ローラユニットを前進させれば、一方側の支
持板の両端縁部がクランプ爪のフック部により後方に引
張られて他方側の支持板との間隔がこじ開かれ、連結軸
を取外さなくても十字型ピンが抜出せるようになる。
【0007】また本発明では、縦ローラが左右一対の支
持板によって支持される縦ローラユニットと、横ローラ
が上下一対の支持板で支持される横ローラユニットとの
支持板同士が十字型ピンによって連結されるチェーンの
うち、分解不能型のローラユニットから、取外し装置に
よって十字型ピンを取外した後、取付け装置によって十
字型ピンを取付けるようにした交換装置において、前記
取付け装置として、前記分解不能型のローラユニットが
位置決め可能とされるセット治具と、セットされるロー
ラユニットの一方側の支持板の両端縁部を押圧すること
の出来る押圧治具を設けるようにした。
【0008】すなわち、前記取外し装置により十字型ピ
ンが取外されたローラユニットの一方側の支持板は、両
端縁部が他方側の支持板から離れる方向に変形してい
る。このため、本取付け装置は、十字型ピンを交換した
後、変形した側の支持板の両端縁部を押圧治具で押圧す
ることにより、元の形状に復するものであり、セット治
具にローラユニットを位置決めし、変形した支持板の両
端縁部を押圧治具で押圧する。
【0009】ここで、例えば1回の押圧だけではスプリ
ングバック等により変形が元の形態に復さないような場
合、必要に応じて複数の押圧工程に分けて押圧するよう
にし、各押圧工程に応じた専用の押圧治具を設けるよう
にしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図1は本発明に係る
取外し装置の平面図、図2は同側面図、図3は同正面
図、図4は図2のA−A線断面図、図5は取外し装置の
作用図、図6は本発明に係る第1取付け装置の平面図、
図7は同作用図、図8は第2取付け装置の作用図、図9
は第1取付け装置で押圧する際の十字型ピンの姿勢の説
明図、図10は第2取付け装置で押圧する際の十字型ピ
ンの姿勢の説明図、図11は同側面図、図12はコンベ
アチェーンの平面図、図13は横ローラユニットの断面
図、図14は縦ローラユニットの断面図、図15は十字
型ピンの折損状態の説明図である。
【0011】本発明に係るチェーン用連結ピン交換装置
は、縦ローラユニットと横ローラユニットが十字型ピン
を介して交互に連結され、一方側のローラユニットが分
解不能にされている場合に、分解不能のローラユニット
から古い十字型ピンを取出すとともに、新しい十字型ピ
ンを取付けることが出来るような交換装置として構成さ
れ、ローラユニットから十字型ピンを取外す取外し装置
と、取外したローラユニットに十字型ピンを取り付ける
取付け装置を備えている。
【0012】このようなチェーンは前述の通りである
が、再度簡単に説明すると、図12に示すように、縦ロ
ーラ51を左右一対の支持板52で保持する縦ローラユ
ニット50と、横ローラ54を上下一対の支持板55で
保持する横ローラユニット53が十字型ピン56で交互
に連結されており、横ローラユニット53の支持板55
を連結する連結軸57は、図13に示すように、ネジ部
とナット58で分解可能にされるとともに、縦ローラユ
ニット50の支持板52を連結する連結軸59は、図1
4に示すように、カシメ止めにより分解不能にされてい
る。
【0013】そして、十字型ピン56は、本体部56h
から四方向に張出す4本のピンpを備えており、それぞ
れのピンpが各支持板52、55の長溝m内に挿入され
るとともに、ピンpの先端にはフランジ部fが形成され
ており、組付状態では、フランジ部fの長手方向が長溝
mの長手方向と90度位相が異なり、そのままでは抜け
出せないようにされている。
【0014】このため、例えば従来、十字型ピン56が
折損したような場合は、折損した十字型ピン56に連結
される横ローラユニット53を分解して、当該横ローラ
ユニット53の支持板55を取り除くとともに、縦ロー
ラユニット50の他方側の十字型ピン56に連結する横
ローラユニット53を分解してその支持板55を取り除
くことにより、縦ローラユニット50をチェーンから取
外し、縦ローラユニット50全体を交換していたもので
あることは前記の通りである。
【0015】そこで本発明は、上記形態の縦ローラユニ
ット50から折損等が生じた十字型ピン56を取外し、
その後、新しい十字型ピン56に交換して縦ローラユニ
ット50に取付けることが出来るようにされている。勿
論、必要に応じて、縦ローラユニット50の両方の十字
型ピン56を交換するのは自由である。
【0016】取外し装置1は、縦ローラユニット50か
ら十字型ピン56を取外す装置として構成され、図1乃
至図4に示すように、装置本体としての本体ベース2の
一端側上部に取り付けられるシリンダリヤブラケット3
と、このブラケット3の前方に配設されるエアシリンダ
4と、このエアシリンダ4の作動によって進退動自在な
プッシャ5と、本体ベース2に対して所定ストロークス
ライド可能なセット治具6と、ベース本体2と一体のフ
ックブラケット7から前方に延出する左右一対のクラン
プ爪8を備えている。
【0017】前記プッシャ5は、エアシリンダ4のシリ
ンダロッドに対して着脱自在にされており、以下に述べ
るセット治具6の位置決め機構13の受圧板16を押圧
出来るようにされている。
【0018】前記セット治具6は、前進位置を規制する
エンドストッパ9と、後退位置を規制する原位置ストッ
パ10の間をスライド自在なスライド板12と、このス
ライド板12の上部に固設される位置決め機構13を備
えており、この位置決め機構13に縦ローラユニット5
0を位置決めし得るようにされるとともに、前記スライ
ド板12の左右には、スライド板12の両側面を規制す
るサイドストッパ11が設けられている。
【0019】そして、前記位置決め機構13は、図3に
も示すように、縦ローラユニット50の一対の支持板5
2の間に挿入される一対の位置決めピン14と、支持板
52の下面を受ける一対の受け座15と、前記プッシャ
5の前面が当接する受圧板16を備えており、プッシャ
5が前進すると、受圧板16を介してセット治具6全体
が前進するようにしている。
【0020】前記フックブラケット7から延出する左右
一対のクランプ爪8について説明すると、フックブラケ
ット7には、それぞれリンク部材17の基端部が枢着さ
れており、このリンク部材17の先端部にクランプ爪8
の中間部がリンク連結されている。そしてこのクランプ
爪8の基端側内面は、フックブラケット7の外面に当接
しており、またクランプ爪8の先端部には、フック部8
fが形成され、このフック部8fは、前記位置決め機構
13に縦ローラユニット50を位置決めした際、一対の
支持板52の間に入り込むようにしている。
【0021】以上のような取外し装置1の作用等につい
て図5に基づき説明する。まず、図5(a)に示すよう
に、セット治具6の位置決め機構13に縦ローラユニッ
ト50を位置決めセットする。この際、支持板52の間
に位置決めピン14を差込むと同時に、クランプ爪8の
フック部8f先端を支持板52の間に入れ込んだ状態に
する。また、十字型ピン56の本体部56hの姿勢は、
ピンp先端のフランジ部fが長溝mから抜け出る方向に
回転させておく。
【0022】次いで、エアシリンダ4を作動させてプッ
シャ5を前進させると、図5(b)に示すように、受圧
板16が押されてセット治具6が前進し、フック部8f
が手前の支持板52の両端縁部に引っ掛かり、後方に引
張られて支持板52の両端縁部がこじ開かれるように変
形し、ピンp先端のフック部fが長溝mから抜け出る。
すなわち、このようにして十字型ピン56を抜出すこと
が出来る。
【0023】次に、図6に基づき取付け装置について説
明する。尚、本実施例では、十字型ピンを縦ローラユニ
ット50に取付けるにあたり、2回の工程によって取付
けるようにし、それぞれの工程に応じて第1、第2取付
け装置20、30を設けているため、以下、順次説明す
る。
【0024】最初の工程に使用する第1取付け装置20
は、図6に示すように、前記取外し装置1のセット治具
6を固定状態にし、また、取外し装置1のエンドストッ
パ9、サイドストッパ11上にカシメ押え板21を取り
付けるとともに、取り外し装置1のプッシャ5の代わり
に押圧治具としてのカシメ具22を取付けて構成してい
る。そしてその他の部分は前記取外し装置1と同一の構
成である。
【0025】そして、カシメ押え板21は、セット治具
6の位置決め機構13にセットされる縦ローラユニット
50の一方側の支持板52の両端縁部を支えることの出
来る左右一対のワーク受部21uを備えており、両方の
ワーク受部21uの内側には、縦ローラ51に干渉する
のを防止するための凹部が段部を介して形成されてい
る。
【0026】前記カシメ具22は、先端側が幅広形状に
されており、前面側に左右一対のカシメ用突起22tを
備えるとともに、これらカシメ用突起22tによって、
縦ローラユニット50の一方側の支持板52の両端縁部
を押圧出来るようにされている。尚、本実施例では、第
1取付け装置20は、前記取外し装置1の主要部を利用
し、一部を変更するだけで兼用出来るようにしているた
め、クランプ爪8等が取付けられたままであるが、本取
付け装置20には必要な部材ではない。
【0027】以上のような第1取付け装置20の作用等
を説明すると、図7(a)に示すように、位置決め機構
13に縦ローラユニット50をセットすると同時に、十
字型ピン56をセットする。この際、縦ローラユニット
50の一方側の支持板52は、前記取外し装置1により
間隔が広がるように変形させられているため、変形した
支持板52をカシメ具22側に向け、また十字型ピン5
6の本体部56hの姿勢は、ピンp先端のフランジ部f
が長溝mに入り込むことの出来る方向にセットしてお
く。
【0028】次いで、図7(b)に示すように、エアシ
リンダ4の作動によりカシメ具22を前進させ、カシメ
用突起22tによって支持板52の両端縁部を押圧する
ことにより、ワークをワーク受部21uとカシメ用突起
22tの間に挟み込んで圧力を加え、支持板52の変形
を元の状態に復帰させる。
【0029】ところで、実施例の場合、十字型ピン56
の本体部56hの形状は、図9、図10に示すように、
ピンp先端のフランジ部fが長溝mに入り込むことの出
来る方向と、それと直角方向の場合とで異なり、上記第
1取付け装置20で押圧する場合の本体部56hの姿勢
は、支持板52方向に対して、図9に示すようにほぼ正
方形に近い状態である。このため、カシメ用突起22t
に押圧される支持板52端部の押込み量が制限され、カ
シメ具22の押圧力を解除すると、支持板52の端部が
スプリングバックにより僅かに復帰して、正常の状態に
組み付けることが出来ない。一方、図10に示すよう
に、本体部56hを90度回転させてフランジ部fが長
溝mから抜け出ないような姿勢に変換すると、本体部5
6のテーパ面により、支持板52と本体部56hの間に
隙間eが生じるようになり、この隙間eを利用して再度
押圧すれば、支持板52端部の押込み量が多くなって、
確実に元の正常な状態に組み付けることが出来る。
【0030】そこで、本実施例では、前記第1取付け装
置20のカシメ具22で押圧した後、フランジ部fが長
溝m内に入り込んだ状態で、本体部56hを90度回転
させ、長溝mの内側に移動させた後、以下に述べる第2
取付け装置30で再度押圧するようにしている。
【0031】第2取付け装置30は、図8に示すよう
に、前記第1取付け装置20に対して、カシメ用突起2
2tの先端部に肉盛り部nを設け、また、カシメ具22
にストッパボルト31を追加した構成であり、その他の
構成は第1取付け装置20と同一である。
【0032】そして、図8(a)に示すように、第1取
付け装置20で取付けた十字型ピン56を90度回転さ
せ、更に、図11、図12に示すように、十字型ピン5
6を長溝mの一番内側にセットした後、図8(b)に示
すように、カシメ治具22の肉盛り部nで支持板52の
端部を押圧し、ワーク受部21uと肉盛り部nでワーク
を挟み込んで圧力を加える。
【0033】そして、ストッパボルト31により、押圧
される支持板52が本体部56hに当接するかまたはそ
の近辺まで押し込まれるようにすることで、元の正常な
組付状態に戻すことが出来る。
【0034】以上のような取外し装置1や、第1、第2
取付け装置20、30により、従来では十字型ピン56
が折損したような場合に、縦ローラユニット50ごと交
換していたものを、十字型ピン56だけを交換すること
が出来るようになり、無駄を無くすことが出来るように
なった。
【0035】尚、本発明は以上のような実施形態に限定
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば、分
解不能のローラユニットが横ローラユニット53の場
合、横ローラユニット53から十字型ピン56を取外
し、または取付けする場合にも適用可能であり、また、
第1、第2取付け装置20、30の2回の押圧工程を設
けるのは必須の要件ではない。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明に係るチェーン用連
結ピン交換装置は、縦ローラユニットと、横ローラユニ
ットを交互に十字型ピンで連結されるチェーンのうち、
分解不能型のローラユニットから、取外し装置によって
十字型ピンを取外し、また、取付け装置によって十字型
ピンを取付け出来るようにしたため、従来のようにロー
ラユニット単位で交換するような無駄を防止することが
出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る取外し装置の平面図
【図2】同側面図
【図3】同正面図
【図4】図2のA−A線断面図
【図5】取外し装置の作用図
【図6】第1取付け装置の平面図
【図7】同作用図
【図8】第2取付け装置の作用図
【図9】第1取付け装置で押圧する際の十字型ピンの姿
勢の説明図
【図10】第2取付け装置で押圧する際の十字型ピンの
姿勢の説明図
【図11】図10の側面図
【図12】コンベアチェーンの平面図
【図13】横ローラユニットの断面図
【図14】縦ローラユニットの断面図
【図15】十字型ピンの折損状態の説明図
【符号の説明】
1…取外し装置、4…エアシリンダ、5…プッシャ、6
…セット治具、8…クランプ爪、8f…フック部、20
…第1取付け装置、22…カシメ具、22t…カシメ用
突起、30…第2取付け装置、50…縦ローラユニッ
ト、51…縦ローラ、52…支持板、53…横ローラユ
ニット、54…横ローラ、55…支持板、56…十字型
ピン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦ローラが左右一対の支持板によって支
    持される縦ローラユニットと、横ローラが上下一対の支
    持板で支持される横ローラユニットとの支持板同士が十
    字型ピンによって連結されるチェーンのうち、分解不能
    型のローラユニットから、取外し装置によって十字型ピ
    ンを取外した後、取付け装置によって十字型ピンを取付
    けるようにした交換装置であって、前記取外し装置は、
    分解不能型のローラユニットが位置決め可能とされ且つ
    装置本体に対して所定方向にスライド可能なセット治具
    と、基端側が装置本体に連結され且つ先端側にフック部
    を備えた左右一対のクランプ爪と、前記セット治具をス
    ライド一方側に押圧して所定ストローク前進させること
    の出来るプッシャを備え、前記クランプ爪先端のフック
    部が前記セット治具にセットされるローラユニットの一
    方側の支持板の両端縁部に掛止可能であることを特徴と
    するチェーン用連結ピン交換装置。
  2. 【請求項2】 縦ローラが左右一対の支持板によって支
    持される縦ローラユニットと、横ローラが上下一対の支
    持板で支持される横ローラユニットとの支持板同士が十
    字型ピンによって連結されるチェーンのうち、分解不能
    型のローラユニットから、取外し装置によって十字型ピ
    ンを取外した後、取付け装置によって十字型ピンを取付
    けるようにした交換装置であって、前記取付け装置は、
    前記分解不能型のローラユニットが位置決め可能とされ
    るセット治具と、セットされるローラユニットの一方側
    の支持板の両端縁部を押圧することの出来る押圧治具を
    備えたことを特徴とするチェーン用連結ピン交換装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100992224B1 (ko) 2008-11-26 2010-11-05 한전케이피에스 주식회사 연속식 하역기용 체인핀 교체장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100992224B1 (ko) 2008-11-26 2010-11-05 한전케이피에스 주식회사 연속식 하역기용 체인핀 교체장치

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