JP2002251566A - 広告方法およびシステム - Google Patents

広告方法およびシステム

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JP2002251566A
JP2002251566A JP2001047905A JP2001047905A JP2002251566A JP 2002251566 A JP2002251566 A JP 2002251566A JP 2001047905 A JP2001047905 A JP 2001047905A JP 2001047905 A JP2001047905 A JP 2001047905A JP 2002251566 A JP2002251566 A JP 2002251566A
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broadcasting
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Kumahiro Miyama
熊裕 三山
Poruki Pashi
ポルキ パシ
Heerasu Jarmo
ヘーラス ヤルモ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ある程度絞り込んだ広告訴求対象に対して、
広告への誘因頻度を高いものとし、かつ確実な訴求効果
を簡便かつ低コストのもと発揮可能である広告方法およ
びシステムを提供する。 【解決手段】 放送局20からディスプレイ装置15へ
のテレビ番組の受信を所定時間帯ごとに放送局20を切
り替えて行う受信切り替え手順と、係る放送局20の切
り替え時に前記ディスプレイ装置15の設置場所に応じ
た広告情報をテレビ番組間に挿入し放映する広告挿入手
順とをもって広告を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多くの視聴者が
想定できる街頭等に設置のディスプレイ装置を利用し、
確実な広告訴求効果を発揮する広告方法およびシステム
に関する。
【0002】
【従来の技術】希代の名俳優が出演する人気ドラマ、往
年のスター選手が監督を務めて世間を沸かせるプロ野球
中継、世界的にも若者に絶大な人気を誇るサッカー中
継、これらはいずれもテレビ放送のプログラムとしては
高視聴率を確実に望める貴重な映像ソースである。この
ような人気のテレビ番組に前後して組み込まれるコマー
シャルフィルムは、テレビ視聴者からの注目度も当然高
く、それだけ広告訴求効果が確保できるはずである。し
たがって、人気番組に付帯する限られたコマーシャル枠
を巡り、高額な広告費用を投じて獲得競争が生じること
さえあった。一方、視聴率が低いテレビ番組に付帯する
コマーシャル枠は安い価格で取引されるが、それだけ広
告訴求効果も薄かったのである。
【0003】一方、街頭や待合所などに設置される大型
の液晶スクリーンやテレビなども、各種広告に利用され
てきた。これら大型ディスプレイ装置にはその設置場所
に関係した広告映像、例えば、渋谷など若者が多く集ま
るターミナル駅周辺では人気アーティストの新曲プロモ
ーションが、また病院待合所などでは介護用品や各種治
療薬の広告フィルムが継続的に繰り返し放映されてき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、人気テレビ番
組に付帯するコマーシャル枠を確保して自社製品の宣伝
をうつとすれば、わずか30秒程度のコマーシャル時間
にかなり高額の広告費用を捻出する必要がある。大企業
であればいざしらず、地域商店街などに密着した一般の
商店等には資本体力からいって無理なことであり、また
その投資に見合った広告効果が得られるとは限らない。
だが、このような一般商店にも、販売ターゲット層に認
知されて売上げを伸ばしたいという欲求は当然ながら存
在する。ただ、それに応えるテレビ広告の手段が残念な
がらほとんど存在せず、他に選択出来る広告方法も折り
込みチラシなど極めて限定されていた。
【0005】一方、大企業側としては、宣伝広告の重要
性と対費用効果の関係は充分認識しているため、広告を
高コストのテレビ主体に絞るより広告媒体を多元化した
いとの要求も勿論持っている。テレビ広告は確かに多く
の視聴者の目にさらされ、企業イメージや知名度のアッ
プ等の効果は期待できるが、テレビ視聴者は不特定多数
で広告ターゲットとしてあまりにも散漫になりがちであ
る。とにかく、自らがかけられる宣伝費用に対して、あ
る程度定まった広告ターゲットについて確実な効果が予
想できる広告方法を探し求めているといえる。
【0006】また、前述の街頭や待合所などに設置され
る大型ディスプレイ装置を利用して広告を行うとして
も、広告フィルムのみが連続的に繰り返し繰り返し放映
されることが多く、視聴者の立場からは飽きやすい広告
となっていた。こうなれば、視聴者にかえって嫌悪感に
近い感情すら生起させるおそれもあり、そうでなくても
大型ディスプレイ装置自体に目を向けなくなることも予
想されるのである。つまりはせっかくの広告も訴求効果
が薄くなりがちだったのである。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、ある程度絞り込んだ広告訴求対象に対し
て、広告への誘因頻度を高いものとし、かつ確実な訴求
効果を簡便かつ低コストのもと発揮可能である広告方法
およびシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するためになされたもので、第1の発明は繁華街およ
びショッピングモール内の街頭や、駅および病院等の各
種待合室などに設置されるディスプレイ装置を利用した
広告方法であって、放送局から前記ディスプレイ装置へ
のテレビ番組の受信を所定時間帯ごとに放送局を切り替
えて行う受信切り替え手順と、係る放送局の切り替え時
に前記ディスプレイ装置の設置場所に応じた広告情報を
テレビ番組間に挿入し放映する広告挿入手順とを含むこ
とを特徴とする広告方法。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、前記
広告情報を、前後するテレビ番組内で使用されるサービ
ス・商品と連動して選択することを特徴とする広告方
法。
【0010】第3の発明は、第1または第2の発明に記
載の広告方法を実現するシステムであって、テレビ番組
を構成する音声・映像信号を放送局から受信する受信装
置と、前記広告情報を格納した広告情報格納装置と、前
記受信装置を制御し前記放送局を所定タイミングで切り
替えて音声・映像信号の受信を時間制御するとともに前
記広告情報格納装置から所定の広告情報を抽出し前記放
送局の切り替え時にテレビ番組間に挿入する情報制御装
置と、前記情報制御装置からの音声・映像信号を復号し
てテレビ番組および広告情報を画面出力する前記ディス
プレイ装置とを有することを特徴とする広告システム。
【0011】第4の発明は、第1の発明において、前記
ディスプレイ装置がタッチパネル機能を備えて、前記デ
ィスプレイ装置の画面に映し出された前記広告情報のう
ち所定の広告商品画像に対して画面上で接触事象が発生
すると、該当商品の特性、サイズ、カラーバリエーショ
ン、価格などの詳細情報や取り扱い場所の案内情報をデ
ィスプレイ装置の画面上に表示することを特徴とする広
告方法。
【0012】第5の発明は、第1の発明において、イン
ターネット接続可能な携帯電話機から前記ディスプレイ
装置の管理者側に送信された番組リクエストに応じて受
信する放送局を選択し、当該番組リクエストで指定され
たテレビ番組を受信・放送することを特徴とする広告方
法。
【0013】第6の発明は、第5の発明において、前記
番組リクエストが、これを行う者の年齢、性別、居住地
域、職業などといった属性情報を付帯したものであり、
この属性情報に応じた前記広告情報を広告情報格納装置
より抽出しテレビ番組間に挿入することを特徴とする広
告方法。
【0014】第7の発明は、第5または第6の発明に記
載の広告方法を実現するシステムであって、第3の発明
において、インターネットに接続可能な通信装置と、当
該通信装置が前記インターネット接続可能な携帯電話機
から受信した前記番組リクエストのデータを処理・格納
して前記情報制御装置に適宜タイミングで受け渡すデー
タ処理装置とを有することを特徴とする広告システム。
【0015】第8の発明は、繁華街およびショッピング
モール内の街頭や、駅および病院等の各種待合室などに
設置されるディスプレイ装置を利用した広告方法であっ
て、放送局から前記ディスプレイ装置へのテレビ広告の
みの受信を所定時間帯ごとに放送局を切り替えて行う広
告受信切り替え手順と、係る放送局の切り替え時に前記
ディスプレイ装置の設置場所に応じた広告情報をテレビ
広告間に挿入し放映する広告挿入手順とを含むことを特
徴とする広告方法。
【0016】第9の発明は、第8の発明に記載の広告方
法を実現するシステムであって、請求項2において、前
記受信装置または情報制御装置が放送局から受信した音
声・映像信号のうちテレビ広告のみを抽出するテレビ広
告抽出機能を備えることを特徴とする広告システム。
【0017】
【発明の実施の形態】===主たるシステム構成=== 以下、本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を
参照して詳細に説明する。図1は本発明の広告システム
10を示す概念図である。広告システム10は具体的に
は、例えばコンピュータを基幹としてハードディスクや
磁気テープなど各種情報格納手段およびそれらの情報を
やりとりする情報インターフェースを備えたシステムで
あり、テレビ受像器などのディスプレイ装置へ広告を含
んだテレビ番組を供給可能なものである。また、本実施
例においては、インターネットなどの情報通信ネットワ
ークに接続された携帯電話機30もしくはコンピュータ
とアクセス可能な状況におかれている。状況として、例
えば駅前商店街の店主達が合同で街頭設置した屋外液晶
ディスプレイにおいて各店舗の広告を行うべく本発明の
広告方法およびシステムを適用した場合を想定する。
【0018】テレビ放送局20は地上波放送、衛星放
送、ケーブル放送の別を問わず、一般視聴者向けに各種
番組プログラムを放送する基地局であり、通常は自社製
あるいは番組制作会社から供給されたテレビ番組を視聴
者向けに無料放送する一方で、当該テレビ番組間に挿入
する広告の広告スポンサーからの広告料を得て主に運営
がなされている。本発明の広告システム10は、まず受
信装置11において前記テレビ放送局20から放送電波
を受信する。放送電波にはテレビ番組を構成する音声信
号と映像信号とが含まれており、この音声信号と映像信
号とを受信装置11にて検波・増幅し復号する。
【0019】受信装置11は情報制御装置12へと音声
・映像信号を受け渡す。情報制御装置12は、前記受信
装置11を制御しテレビ放送局20を所定タイミングで
切り替えて音声・映像信号の受信を時間制御する機能を
有するコンピュータである。また、広告情報格納装置1
3を備えて、前記各商店用のコマーシャルフィルムやそ
れに類する広告情報を管理している。これにより情報制
御装置12は、前記広告情報格納装置13から所定店舗
の広告情報を抽出し、テレビ放送局20の切り替え時に
テレビ番組間にこれを挿入する機能を発現する。本シス
テム10の根幹をなす装置といえる。ここで広告情報格
納装置13に格納されている広告情報は、前記の商店自
体や取り扱い商品をアピールする広告であったり、ある
いはその地域の公共情報や個人情報などであってもよ
い。
【0020】広告情報格納措置13には適宜な記憶資源
を採用することができ、格納するメディアの種別に応じ
て選定すればよい。広告情報はIDを付されてここに格納
され、その内容ごとにインデックス化された関係データ
ベースとして構成されていると、前記情報制御装置12
による広告情報の抽出時に処理の円滑化が図れる。ま
た、年齢、性別、居住地域、職業、趣味などといった個
人個人の属性に応じてどのような広告が訴求効果を発揮
しやすいのかといった相関データを格納したのが属性情
報格納装置14である。広告システム10がこの属性情
報格納装置14を備えていれば、広告がなされる対象層
(人あるいは場所柄)が予想できれば自動的に最も訴求
効果の高い広告を勘案し、前記広告情報格納装置13か
ら適宜な広告情報を自動抽出することが可能となる。こ
の属性情報格納装置14は、会員登録などを行って獲得
した会員データやアンケートを基に構成するものとして
もよいし、予め調査会社等が作成したデータを入手して
使用してもよい。
【0021】情報制御装置12は、受信装置11からの
テレビ番組の音声・映像信号をチャンネル・時間制御し
つつ受けとり、さらに適宜間隔にて広告情報格納装置1
3から広告情報を抽出し、前述のテレビ番組間に挿入す
る処理を行う。そして、その結果得られたテレビ番組と
広告との複合情報は、有線あるいは無線にてディスプレ
イ装置15に送信される。ディスプレイ装置15として
は、一般家庭に置かれたTV受像器15a、建物壁面な
どを利用した大型の液晶ビジョン15b、あるいはパー
ソナルコンピュータのディスプレイ15cなどが考えら
れる。例えば本実施例のように、駅前商店街の街頭に設
置された液晶ディスプレイであれば、駅前を行き交う人
々が、信号待ちや待ち合わせ時にふと係る液晶ディスプ
レイを眺め、広告に接することになる。
【0022】上記広告システム10に情報通信ネットワ
ークを通じてアクセス可能なのが、図に示すインターネ
ット接続機能付き携帯電話機30である。例えば、本発
明の広告システム10に対し、見てみたいテレビ番組
(あるいは広告)をリクエスト出来ることとなれば視聴
者にとって非常に親密度や好感度が高い広告を行うこと
が可能となるであろう。そこで、この携帯電話機30と
のリクエストデータのやりとりを行う為、インターネッ
ト等のネットワークに接続可能な通信装置16と、この
通信装置16からのデータを受けて所定のデータ形式に
処理し前記情報制御装置12に受け渡すデータ処理装置
17とが本システム10に配置される。なお、前記携帯
電話機30に代えて、パーソナルコンピュータ、インタ
ーネット接続機能を備えたTV受像器、ファックス機な
ど様々なコンピュータ機器を適用することも出来る。情
報制御装置12は、前記の携帯電話機30からの番組リ
クエストに応じて受信装置を制御し受信するテレビ放送
局20を切り替える。あるいは広告情報格納装置13よ
り広告情報を取り出し、ディスプレイ装置15において
放送する。
【0023】また上記のように、携帯電話機30により
番組リクエストを行える資格を会員登録を行った者のみ
とすれば、この会員の属性データを予めデータベース化
して管理しやすくなる。この会員らの属性データを前記
属性情報格納装置14と併合あるいは連動させれば、個
人ごとに訴求効果がより高い広告情報を広告情報格納装
置13より選び出して放送することも出来る。このデー
タベースにおいては、会員IDをベースに関係データベー
スを構築するのは勿論である。
【0024】なお、上記で言うテレビ番組には前後に付
帯されているテレビ広告も含めることが出来るものとす
る。したがって、前記情報制御装置12は受信装置11
を制御して受信する音声・映像信号のうち、番組部分の
みあるいはテレビ広告部分のみを選択的に受信し、テレ
ビ広告抜きの番組に広告情報格納装置13から広告情報
を挿入したり、テレビ広告のみの映像に広告情報を新た
に挿入したりすることも出来るのである。
【0025】===広告方法の実際=== 本発明の広告方法では、テレビ放送局20からテレビ番
組を構成する音声・映像信号を受信する一方で、受信放
送局を所定タイミングで切り替えて音声・映像信号の受
信を時間制御するとともに広告情報格納装置13から所
定の広告情報を抽出し放送局の切り替え時にテレビ番組
間に挿入する処理を行う。これにより、例えば高視聴率
番組のみを選択受信してディスプレイ装置15に映し出
すことで、街頭を行き交う人々の興味を惹きつけること
を確実にする一方で、同じ番組だけでなく時間毎に、あ
るいはリクエストに応じて放送番組(広告含む)を切り
替えることでディスプレイ装置15への興味を幅広い視
聴者層に対し維持し続ける。前記の視聴率に応じた受信
放送局の切り替えは、視聴率調査会社等からリアルタイ
ムで提供される視聴率データを受信放送局の選択に反映
できる構成に本広告システム10を設定して行えばよ
い。もちろん、ディスプレイ装置15に映し出す番組
は、前記のように視聴率に連動させて切り替え選択して
もよいが、一定時間ごとに切り替え選択することとして
もよい。
【0026】また、前記ディスプレイ装置15にタッチ
パネル機能を備え、当該ディスプレイ装置15の画面に
映し出された広告情報のうち所定の広告商品画像に対し
て興味をもった視聴者が画面上で触れると、該当商品の
特性、サイズ、カラーバリエーション、価格などの詳細
情報や取り扱い場所の案内情報をディスプレイ装置15
画面上に表示するとしても好適である。このような広告
を実施すれば、視聴者がただ眺めるだけで記憶に残らな
ければその場で終わりという従来の広告方法から脱却
し、視聴者とのコミュニケーションを多少なりとも実現
することができる。したがって、このような広告を見た
者が具体的な商品情報をその場で得ることにより、即時
消費行動にでる機会も飛躍的に延びることが予想され
る。
【0027】図2は本発明の広告方法における番組構成
例を示す説明図である。広告をテレビ番組等に挿入する
タイミングとして、様々なパターンが考えられる。
(a)図のパターンでは、一定時間ごとにディスプレイ
装置15で放映するテレビ番組をA、B、Cと変化さ
せ、その番組終端ごとに新たに広告a、b、cを挿入す
る。この場合、番組に予め付帯しているテレビ広告はカ
ットしてある。(b)図のパターンでは、ある一つのテ
レビ番組Aのみを受信し、番組中であっても一定時間毎
に広告a、b、cを各々挿入する。この例ではテレビ広
告a、b、cはカットしていない。(c)図のパターン
では、テレビ番組の放映時間はランダム、あるいは携帯
電話機30を通じた番組リクエストに応じて決定されて
いる。たとえばリクエスト数の多少により放映時間が変
化する設定としてもよい。この例では、テレビ番組間
(または番組終端ごと)に続き物の広告aを断続的に挿
入している。いずれにしても、新たに広告を挿入するタ
イミングとしては、テレビ番組の終端・始端あるいは途
中において、随意あるいは一定時間毎とすることがで
き、テレビ番組も挿入する広告も切り替え・固定自在で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の広
告方法およびシステムによれば、地域商店街などに密着
した一般の商店等であっても大企業であっても、その資
本体力にあまり関わりなく、低予算から高額の予算まで
幅広い広告予算に対応可能な現実的な広告手法を簡便に
提供することが出来る。しかも、同じ広告フィルムのみ
が連続的に繰り返し繰り返し放映されて視聴者に飽きら
れやすいなどといった従来広告方法の問題点は克服さ
れ、広告視聴者に高い関心度を発生させ、対費用効果も
高いものとなる。つまりその広告投資に見合った広告訴
求効果獲得が確実に予想されると言えるのである。これ
は、テレビ広告などのように不特定であまり互いにまと
まりのない視聴者を訴求ターゲットするのではなく、あ
る程度広告効果が予測可能である待合所等にいる訴求対
象について、対応した広告映像を適度に放映するため、
企業イメージや知名度のアップ等のみならず直接的な商
品やサービス購入に結びつきやすいといった効果へと繋
がるのである。
【0029】しかして、ある程度絞り込んだ広告訴求対
象に対して、広告への誘因頻度を高いものとし、かつ確
実な訴求効果を簡便かつ低コストのもと発揮可能である
広告方法およびシステムを提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の広告システムを示す概念図である。
【図2】本発明の広告方法における番組構成例を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 広告システム 15 ディスプレイ装置 20 テレビ放送局(放送局)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三山 熊裕 東京都町田市小川1丁目23番18号 (72)発明者 パシ ポルキ 東京都目黒区目黒3丁目5番12号 (72)発明者 ヤルモ ヘーラス フィンランド・ヘルシンキ エフアイエス −00210・イタラーデン カトゥ 19 Fターム(参考) 5C053 FA30 JA01 LA06 5C064 BA07 BB05 BB10 BC11 BC12 BC16 BC23 BC25 BD02 BD16

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繁華街およびショッピングモール内の街
    頭や、駅および病院等の各種待合室などに設置されるデ
    ィスプレイ装置を利用した広告方法であって、放送局か
    ら前記ディスプレイ装置へのテレビ番組の受信を所定時
    間帯ごとに放送局を切り替えて行う受信切り替え手順
    と、係る放送局の切り替え時に前記ディスプレイ装置の
    設置場所に応じた広告情報をテレビ番組間に挿入し放映
    する広告挿入手順とを含むことを特徴とする広告方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記広告情報を、前
    後するテレビ番組内で使用されるサービス・商品と連動
    して選択することを特徴とする広告方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の広告方法を実
    現するシステムであって、テレビ番組を構成する音声・
    映像信号を放送局から受信する受信装置と、前記広告情
    報を格納した広告情報格納装置と、前記受信装置を制御
    し前記放送局を所定タイミングで切り替えて音声・映像
    信号の受信を時間制御するとともに前記広告情報格納装
    置から所定の広告情報を抽出し前記放送局の切り替え時
    にテレビ番組間に挿入する情報制御装置と、前記情報制
    御装置からの音声・映像信号を復号してテレビ番組およ
    び広告情報を画面出力する前記ディスプレイ装置とを有
    することを特徴とする広告システム。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記ディスプレイ装
    置がタッチパネル機能を備えて、前記ディスプレイ装置
    の画面に映し出された前記広告情報のうち所定の広告商
    品画像に対して画面上で接触事象が発生すると、該当商
    品の特性、サイズ、カラーバリエーション、価格などの
    詳細情報や取り扱い場所の案内情報をディスプレイ装置
    の画面上に表示することを特徴とする広告方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、インターネット接続
    可能な携帯電話機から前記ディスプレイ装置の管理者側
    に送信された番組リクエストに応じて受信する放送局を
    選択し、当該番組リクエストで指定されたテレビ番組を
    受信・放送することを特徴とする広告方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記番組リクエスト
    が、これを行う者の年齢、性別、居住地域、職業などと
    いった属性情報を付帯したものであり、この属性情報に
    応じた前記広告情報を広告情報格納装置より抽出しテレ
    ビ番組間に挿入することを特徴とする広告方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の広告方法を実
    現するシステムであって、請求項3において、インター
    ネットに接続可能な通信装置と、当該通信装置が前記イ
    ンターネット接続可能な携帯電話機から受信した前記番
    組リクエストのデータを処理・格納して前記情報制御装
    置に適宜タイミングで受け渡すデータ処理装置とを有す
    ることを特徴とする広告システム。
  8. 【請求項8】 繁華街およびショッピングモール内の街
    頭や、駅および病院等の各種待合室などに設置されるデ
    ィスプレイ装置を利用した広告方法であって、放送局か
    ら前記ディスプレイ装置へのテレビ広告のみの受信を所
    定時間帯ごとに放送局を切り替えて行う広告受信切り替
    え手順と、係る放送局の切り替え時に前記ディスプレイ
    装置の設置場所に応じた広告情報をテレビ広告間に挿入
    し放映する広告挿入手順とを含むことを特徴とする広告
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の広告方法を実現するシ
    ステムであって、請求項2において、前記受信装置また
    は情報制御装置が放送局から受信した音声・映像信号の
    うちテレビ広告のみを抽出するテレビ広告抽出機能を備
    えることを特徴とする広告システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009175979A (ja) * 2008-01-23 2009-08-06 Fujitsu Ltd 広告表示方法、広告表示システム、広告表示プログラム
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JP2016187448A (ja) * 2015-03-30 2016-11-04 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 情報報知システム及び情報報知方法

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