JP2002251540A - 未公開株式流通システム - Google Patents

未公開株式流通システム

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JP2002251540A
JP2002251540A JP2001379261A JP2001379261A JP2002251540A JP 2002251540 A JP2002251540 A JP 2002251540A JP 2001379261 A JP2001379261 A JP 2001379261A JP 2001379261 A JP2001379261 A JP 2001379261A JP 2002251540 A JP2002251540 A JP 2002251540A
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Seiichi Tono
誠一 東野
Hiroshi Sasajima
宏 佐々島
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 飲食店舗の売り手と買い手とをインターネッ
ト上でマッチングさせる場を提供すると共に、飲食店舗
の適性な価格設定手段や、当該飲食店舗の様々な情報を
開示する手段を提供する。 【解決手段】 株式売買の対象となる店舗に関する情報
をデータベース内に蓄積し、予め設定された変換テーブ
ルあるいは計算式に当てはめてポイントを算出し、当該
店舗の価格を算出する。ユーザの端末から特定店舗に関
する株式の買い注文がインターネット経由で送信された
場合に、当該注文情報を店舗情報データベース内に格納
すると共に、他のユーザの操作する端末から株式の売り
注文がインターネット経由で送信された場合に当該注文
情報を店舗情報データベース内に格納し、売り注文と買
い注文とのマッチングを行う売買処理部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【発明の属する技術分野】この発明は未公開株式流通シ
ステムに係り、特に、一般ユーザが株式会社化された飲
食店舗等の未公開株式を、通信ネットワークを介して売
買することを可能にするシステムに関する。
【002】
【従来の技術】現在、飲食店等の店舗経営者が何らかの
事情によって廃業する場合には、店舗設備や備品を全て
撤去し、店舗内を現状回復した後にビルオーナーに返還
する必要がある。すなわち、如何に繁盛している飲食店
舗であっても、経営者が店の経営から手を引く段になる
と、当該店舗は単なる不動産としての価値しか認められ
ないこととなり、それまでのノウハウや信用、人材、顧
客といった有形無形の財産が消失してしまうことを意味
する。店舗の備品類に関しても、一部は中古品市場に出
回るとしても、そのほとんどは産業廃棄物として処分さ
れることとなる。
【003】
【発明が解決しようとする課題】一方で、終身雇用制の
崩壊等に伴い、脱サラして新たに飲食店の経営者に転身
したいと考えている者も増加傾向にあるが、このような
飲食業界への新規参入組の場合、経験やノウハウが絶対
的に不足しているため、一から飲食店を立ち上げて軌道
に乗せるのは至難の業である。このため、既存の繁盛店
の経営権(株式)を、スタッフや顧客と共に引き継ぎた
いという要望が実際に存在する。また、既存の株式投資
では飽き足らず、自己の保有する豊富な資金を未公開の
飲食店に投資して高利回りを稼ぎたいとか、あるいはお
気に入りの飲食店の株主となり、配当金の他に様々な優
待サービス(お食事券の配布等)を受けたいと希望する
者も存在している。
【004】しかしながら、飲食店の廃業を計画している
経営者と、これから飲食店を始めたいと考えている者や
飲食店に投資したいと希望している者同士を広くかつタ
イムリーに結び付けるシステムがこれまで存在していな
かったため、実際には買い手が見付からないまま店舗が
解体されてしまうことが多かった。また、飲食店の場
合、単純にインターネット上に売り手と買い手をマッチ
ングさせる場を設けてやれば事足りるというわけにはい
かない。すなわち、飲食店に関しては不動産のように相
場というものがなく、その価格設定が困難であるため、
何らかの客観的な価格設定手法を用意する必要がある。
さらに、飲食店の成功・不成功は、味や従業員の接客態
度、店の雰囲気、財務体質等よって大きく左右されるた
め、飲食店舗の円滑な売買を実現するためには、これら
の情報を買い手側に開示する仕組みを用意することも必
要となる。
【005】この発明は、従来の飲食店舗の株式売買にお
ける上記問題を解決するために案出されたものであり、
飲食店舗の売り手と買い手とを通信ネットワーク上にお
いてマッチングさせる場を提供すると共に、飲食店舗の
適性な価格設定手段や、当該飲食店舗の成功・不成功を
予測するのに役立つ様々な情報の開示手段を提供するこ
とにより、飲食店舗の有効な流通システムを確立するこ
とを目的としている。
【006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載した未公開株式流通システムは、
株式会社化された店舗の未公開株式を、通信ネットワー
クを介して流通させる未公開株式流通システムであっ
て、株式売買の対象となる店舗に関する情報を蓄積して
おく店舗情報記憶手段と、この店舗情報記憶手段内に蓄
積されている所定の店舗情報を、予め設定された変換テ
ーブルあるいは計算式に当てはめてポイントを算出し、
所定の記憶手段に格納するポイント算出手段と、上記ポ
イントを所定の計算式に当てはめて当該店舗の価格を算
出し、所定の記憶手段に格納する店舗価格算出手段と、
ユーザの操作する端末から特定の店舗情報の検索要求が
出力された場合に、上記の各記憶手段内を検索して該当
の店舗情報を抽出し、当該ユーザの端末に送信する店舗
情報抽出手段と、上記ユーザの端末から、特定店舗に関
する株式の買い注文が通信ネットワーク経由で送信され
た場合に、当該注文情報を所定の記憶手段に格納する手
段と、他のユーザの操作する端末から、上記株式の売り
注文が通信ネットワーク経由で送信された場合に、当該
注文情報を所定の記憶手段に格納する手段と、上記売り
注文と買い注文とのマッチングを行い、売買を成立させ
る手段とを備えたことを特徴としている。この結果ユー
ザは、店舗の株式を購入する前に当該店舗に関する様々
な情報を検討することができ、所定の基準に基づいて客
観的に算出された店舗価格をも参照できるため、安心し
て投資することが可能となる。
【007】請求項2に記載した未公開株式流通システム
は、上記ポイント算出手段が、上記店舗情報記憶手段内
に格納された各店舗のキャッシュフローを、所定の計算
式に当てはめてキャッシュフローポイントを算出する処
理と、上記店舗情報記憶手段内に格納された各店舗の投
資利回りを、所定の変換テーブルに当てはめて投資利回
りポイントを算出する処理と、各店舗に対する外部格付
け機関による格付け値を、所定の変換テーブルに当ては
めて当該店舗の格付けポイントを算出する処理と、各店
舗に属する個々の従業員のランクを所定の変換テーブル
に当てはめて個人ポイントを導き、当該店舗の全従業員
の合計ポイントを従業員数で割って平均従業員ポイント
を算出する処理とを実行するように構成したことを特徴
としている。この結果、店舗価格の算出に際しては、キ
ャッシュフローや投資利回りといった指標のみならず、
従業員の質や料理の味、店の雰囲気といった要素も加味
されることとなり、当該店舗の実体に即した価格が得ら
れることとなる。
【008】請求項3に記載した未公開株式流通システム
は、請求項2に記載のシステムを前提としつつ、さらに
上記ポイント算出手段が各店舗の立地条件を所定の変換
テーブル(基準)に当てはめて立地ポイントを算出する
処理を実行することを特徴としている。この結果、店舗
の成功・不成功を決する重要なファクタである「立地条
件」を店舗価格の算定に反映させることが可能となる。
【009】請求項4に記載した未公開株式流通システム
は、上記株式売買の対象となる各店舗内にレジ端末と連
動した通信端末を配置すると共に、この通信端末を通信
ネットワークを介して外部の経理処理サーバと接続して
おき、この経理処理サーバを介して各店舗の売上情報を
上記店舗情報記憶手段内に蓄積させるように構成したこ
とを特徴としている。この結果、各店舗の売上情報をシ
ステムの側で完全に把握することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、この発明に係る未公開株
式流通システム10の全体イメージを示すものであり、こ
のシステム10の運用者が管理するセンターサーバ12と、
各飲食店舗14内に設置されたレジ端末16と、このレジ端
末16とLAN接続された店舗内通信端末18と、外部の監査
法人や会計事務所(以下「会計監査機関」と称する)内
に設置された会計処理サーバ20と、外部の格付け機関内
に設置された格付け処理サーバ22と、各ユーザの所有す
るユーザ側通信端末24とを備えている。
【0011】上記店舗内通信端末18、会計処理サーバ2
0、格付け処理サーバ22、ユーザ側通信端末24は、ワー
クステーションやパソコン等のコンピュータシステムよ
り構成されており、それぞれCPU、RAM、ROM、ハードデ
ィスク装置、通信インターフェース等を少なくとも備え
ている。上記センターサーバ12は、ワークステーション
やメインフレーム等のコンピュータシステムよりなり、
CPU、RAM、ROM、ハードディスク装置、通信インターフ
ェース等を少なくとも備えている。また、WWWサーバ機
能、メールサーバ機能、DNSサーバ機能、アプリケーシ
ョンサーバ機能、データベースサーバ機能等を発揮す
る。
【0012】上記センターサーバ12は、専用回線やイン
ターネットを介して会計処理サーバ20及び格付け処理サ
ーバ22とネットワーク接続されている。なお、外部の会
計監査機関や格付け機関と、このシステム10の運用者と
の間では、事前に業務委託契約が締結されている。ま
た、センターサーバ12は、インターネットを介して各ユ
ーザの通信端末24とネットワーク接続されている。
【0013】図2は、このシステム10の主な機能構成を
示すブロック図であり、センターサーバ12は、ユーザデ
ータベース26と、店舗情報データベース28と、店舗情報
登録部30と、ポイント算出部32と、店舗価格算出部34
と、認証部36と、店舗情報抽出部38と、売買処理部40と
を備えている。上記店舗情報登録部30、ポイント算出部
32、店舗価格算出部34、認証部36、店舗情報抽出部38、
売買処理部40は、センターサーバ12のCPUが、OS及び専
用プログラムに従って所定の処理を実行することによっ
て実現される。また、上記ユーザデータベース26及び店
舗情報データベース28は、センターサーバ12のハードデ
ィスク装置内に格納されている。
【0014】このシステム10の利用を希望する一般ユー
ザは、予めこのシステム10に対してユーザ登録を行う必
要がある。具体的には、自己のパソコン24上に起動させ
たWebブラウザ・プログラムから所定のURLを入力し、イ
ンターネット経由でセンターサーバ12のウェブサイトに
アクセスする。そして、ユーザのパソコン画面に表示さ
れるサービスメニューの中から「新規ユーザ登録」を選
択する(図示省略)。これに対してセンターサーバ12
は、新規申込フォーム(図示省略)をユーザのパソコン
24に送信し、氏名や自宅の電話番号、住所、生年月日、
性別といった属性情報の他、希望パスワード等の入力を
求める。上記新規申込フォームの空欄部分に必要事項を
入力したユーザは、インターネット経由で入力データを
センターサーバ12に送信する。これを受けたセンターサ
ーバ12は、必要的記載事項が全て記入されていることを
確認した後、当該ユーザを新規ユーザとしてユーザデー
タベース26内に登録する。図3は、ユーザデータベース
26内に設定されるデータ項目例を示している。なお、新
規ユーザ登録に際しては、上記のようにオンラインでの
申込を受け付けた後に、運転免許証や保険証といった身
分証明書の提出を求めることもできる。
【0015】上記店舗情報データベース28内には、この
システム10において売買可能な多数の飲食店舗14に関す
る情報が蓄積されている。例えば、ある中華料理店の経
営者が事情によって店舗の売却を決意した場合には、こ
のシステム10の運用者に連絡を取り、当該店舗に関する
詳細な情報を提供する。また、この経営者自身、このシ
ステム10に対して新規ユーザ登録を行う。システム運用
者からは、中華料理業界に精通したコンサルタントや経
理・財務の専門家が当該店舗14に派遣され、詳細な実態
調査が行われる。このようにして、経営者から提供さ
れ、専門家によって裏付けの取られた店舗情報は、店舗
情報登録部30を介して店舗情報データベース28内に格納
される。
【0016】図4は、店舗情報データベース28内に設定
されるデータ項目例を示しており、店舗ID(店舗コー
ド)を筆頭に、店舗名や業種、店舗所在地等が設定され
ている。ここで「業種」とは、中華やフレンチ、イタリ
アン、ラーメン、和食、寿司、蕎麦、カレーショップと
いった、飲食店舗のカテゴリーを意味している。なお、
他のデータ項目については、必要に応じて後述する。
【0017】以上のようにして、ある飲食店舗14が店舗
情報データベース28内に売買対象店舗として登録される
と、以降は当該店舗の経理・財務情報はシステム10の管
理下におかれる。具体的には、飲食店舗14内のレジ端末
16に入力された売上情報は、店舗内通信端末18を経由し
て定期的に経理処理サーバ20に送信され、会計監査機関
によって集計される。また、仕入代金の支払いや従業員
に対する給与の支払い、社会保険関係の支払い、納税処
理も、外部の会計監査機関を通じて実行される。この結
果、当該飲食店舗14の経営実態や金の流れが完全にガラ
ス張りとなり、不正経理や脱税の生じる余地はなくな
る。上記のようにして会計監査機関が収集した経理・財
務データは、経理処理サーバ20を介して定期的にセンタ
ーサーバ12に送信され、店舗情報登録部30によって店舗
情報データベース28内の該当項目に記録される。
【0018】また、外部の格付け機関によって、当該飲
食店舗14に対する抜き打ちの調査が開始される。飲食店
の場合には「味」が命であり、例え一時期繁盛していた
としても、料理の質が低下したために客足が遠のくとい
うことは日常的に経験するところである。また、従業員
の接客態度や店の雰囲気等も、飲食店舗14が成功するか
否かを決する重要な要素となる。そこで、格付け機関か
ら定期的に専門調査員が登録店舗14に派遣され、客を装
って料理の味や接客態度等について厳正な審査が実施さ
れる。この審査結果は、格付け処理サーバ22を介して定
期的にセンターサーバ12に送信され、店舗情報登録部30
によって店舗情報データベース28内の所定の項目に更新
記録される。
【0019】その他、飲食店舗14の従業員の構成やメニ
ュー・価格構成に変動が生じた場合や、店舗の内装をリ
ニューアルした場合には、その都度変更情報が店舗情報
登録部30を介して店舗情報データベース28内に更新登録
される。
【0020】店舗情報データベース28内に登録された各
店舗14に対しては、予め設定されたデータ項目につい
て、ポイント算出部32によるポイントの算出が定期的に
実行される。また、このポイント算出部32によって算出
され、店舗情報データベース28内の該当項目に記録され
たポイントに基づき、店舗価格算出部34が当該飲食店舗
14の価格を定期的に算出する。図5は、ポイント算出部
32の詳細構成を示すブロック図であり、ポイント算出部
32は、キャッシュフローポイント算出部32aと、IRRポ
イント算出部32bと、格付ポイント算出部32cと、従業
員平均ポイント算出部32dから構成されている。
【0021】まず、キャッシュフローポイントの算出に
先立ち、当該飲食店舗14のキャッシュフローが算出され
ている必要がある。このキャッシュフローは、当該飲食
店舗14の売上や支出、従業員給与等の経理・財務データ
を基に、季節変動比や業種別の売上構成比、創業年数変
動比、決済種別の構成比といった所定の割引率を適用す
ることによって導き出されるものであり、会計監査機関
の経理処理サーバ20において算出され、店舗情報データ
ベース28内に予め登録されている。キャッシュフローポ
イント算出部32aでは、上記キャッシュフローを当該飲
食店舗14に対する総投資額で割ることにより、キャッシ
ュフローポイントを導き出す。
【0022】つぎに、IRRポイント算出部32bによっ
て、当該店舗のIRR(投資利回り)に基づくポイントが
導き出される。このIRRポイント算出の前提として、予
めIRRが経理処理サーバ20によって算出され、店舗情報
登録部30によって店舗情報データベース28内に格納され
ている必要がある。IRRポイント算出部32bは、このIRR
を予め設定された変換テーブルに当てはめることによ
り、IRRポイントを導き出す。例えば、「IRR5%=5ポ
イント」というように、IRRの利率をそのままポイント
に換算することが考えられる。
【0023】つぎに、格付けポイント算出部32cによっ
て、外部格付け機関による格付け値のポイント化が実行
される。例えば、格付け値がAAA(トリプルA)の場合に
は10点、AAの場合には9点、Aの場合で8点とういよう
に、格付け値とポイントとの対応関係が記述された変換
テーブルが予め設定されており、店舗情報データベース
28内に記述された当該店舗の格付け値を上記変換テーブ
ルに当てはめることにより、格付ポイントを算出する。
なお、この格付け機関としては、例えば外食産業に関す
る雑誌や単行本を出版している専門出版社などが該当す
る。
【0024】つぎに、従業員平均ポイント算出部32dに
よって、当該飲食店舗14に属する全従業員の平均ポイン
トが導き出される。すなわち、店舗情報データベース28
内には、各店舗14における全従業員の氏名や年齢、性別
といった属性情報の他に、それぞれのランクが記述され
ており、従業員平均ポイント算出部32dは、このランク
を予め設定された変換テーブルに当てはめることによ
り、個々の従業員のポイントを導き出す。図6は、この
変換テーブルの一例を示すものであり、最高ランクであ
る「1級」の認定を受けている従業員の場合、15ポイン
トが付与される。各従業員のポイント数を合計した値
を、全従業員数で割ることにより、当該店舗14の従業員
平均ポイントが得られる。なお、各従業員のランクにつ
いては、このシステム10の運用者に委託されたコンサル
タントが実際に当該飲食店舗14に赴き、面接や書類(履
歴書等)を審査することによって認定される。
【0025】上記のようにしてポイント算出部32によっ
て導き出された当該店舗14の各ポイントは、それぞれ店
舗情報データベース28内の該当項目に登録される。つぎ
に、店舗価格算出部34が起動し、各ポイントを所定の計
算式に代入して店舗価格を算定する。例えば、上記4つ
の指標における最高ポイントの合計が105であるとし
た場合に、以下の式によって店舗価格が算出される。 当該店舗の合計ポイント÷105×IRRポイント×10 この式はあくまでも一例であり、他の計算式に変更する
ことも当然に可能である。肝心なのは、このように店舗
価格算出の根拠となるデータや計算式が予め明確に公開
されている点にある。店舗価格算出部34によって算出さ
れた店舗価格情報は、店舗情報データベース28内の該当
項目に登録される。
【0026】後は、上記店舗価格を基に当該飲食店舗14
の希望株価(公募株価)が自動的に決定される。例え
ば、法令上の規制により株主の数を50名以下に抑える必
要がある場合には、上記店舗価格を発行株式数である50
で割ることによって一株の値段が決定される。もちろ
ん、この株価は希望株価であるため、後は需要と供給の
バランスによって実際の取引価格が決定されることとな
る。
【0027】ここで、図7のフローチャートに従い、こ
れまで説明してきた希望株価決定までのプロセスについ
て整理する。まず、当該飲食店舗14の経営者や、システ
ム運用者、外部の会計監査機関、格付け機関等によって
当該店舗14に関する様々な情報が収集され、店舗情報登
録部30によって店舗情報データベース28内に格納される
(S10)。つぎに、ポイント算出部32が起動し、店舗情
報データベース28内に格納された所定のデータを予め設
定された変換テーブルや計算式に当てはめることによ
り、各項目毎のポイントを算出する(S12)。つぎに、
店舗価格算出部34が起動し、上記の各ポイントを所定の
計算式に代入して店舗価格を算出する(S14)。最後
に、店舗価格を発行株式数で割り算して希望株価を決定
する(S16)。
【0028】このシステム10のユーザは、自己のパソコ
ン24からインターネット経由でセンターサーバ12のWeb
サイトにアクセスし、店舗情報の閲覧や売買を何時でも
行うことができる。図8のフローチャートに従い、ユー
ザが特定店舗の株式を購入する際の処理手順について以
下に説明する。まずユーザは、パソコン24上に立ち上げ
たWebブラウザ・プログラムにおいてセンターサーバ12
のURLを入力し、このシステムのWebサイトにアクセス
し、パソコン画面上に表示されるサービスメニュー中か
ら「店舗の検索」を選択する(図示省略)。これを受け
たセンターサーバ12においては、認証部36が所定の認証
用フォームをユーザのパソコン24に送信し、ユーザIDと
パスワードの入力を求める。これに対してユーザが自己
のユーザID及びパスワードを入力してセンターサーバ12
に送信すると、認証部36が入力されたユーザIDをキーと
してユーザデータベース26内を検索し、入力されたパス
ワードと登録されているパスワードとが一致するか否か
を判定する(S20)。
【0029】上記において当該ユーザの正当性が認証さ
れると、図9に示す検索条件入力ページ(検索メニュ
ー)が店舗情報抽出部38からユーザのパソコン24に向け
て送信される(S22)。ここでユーザは、必要な検索項
目に具体的な検索条件を選択・入力する。例えば、検索
対象となる店舗名を認識している場合には、キーボード
から「店舗名」項目に直接タイプ入力する。あるいは、
東京都内にある中華料理店に関する情報を広く閲覧した
い場合には、まず「業種」項目の「▼」をクリックして
プルダウン表示される業種リスト中から「中華」を選択
すると共に、「都道府県」項目の「▼」をクリックして
プルダウン表示される都道府県リスト中から「東京都」
を選択する。検索条件として1株の価格帯(買値)をも
特定したい場合には、「1株の価格帯」項目に希望の価
格帯を選択入力する。以上のようにして必要な検索条件
を特定したユーザは、「検索」ボタンをクリックして検
索条件をセンターサーバ12に送信する。
【0030】これを受けたセンターサーバでは(S2
4)、店舗情報抽出部38が店舗情報データベース28内を
検索し、検索条件に合致する店舗情報を抽出する。抽出
された店舗情報は、ユーザのパソコン24に送信され(S
26)、図10に示すように、パソコン画面上にリスト表
示される。ここでユーザが店舗名をクリックすると、当
該店舗に関連付けられた詳細情報ページ(図示省略)が
店舗情報抽出部38からユーザのパソコン24に送信され
る。この詳細情報ページ中には、当該飲食店舗14の株式
購入の判断材料となり得る多くの情報タイトルが記載さ
れており、これをクリックすることでさらに具体的な情
報がユーザのパソコンに送信される。例えば、「周辺地
図」をクリックすると、当該店舗の周辺地図(画像ファ
イル)が送信され、集客力の判断材料として利用可能と
なる。あるいは、過去の経理・財務データを表示させ、
その将来性を予測することも許される。もちろん、当該
店舗14に係る最新のポイント情報や店舗価格情報(理論
価格及び実勢価格)を閲覧することもできる。
【0031】飲食店舗14の詳細情報を十分検討した結
果、株式の購入を決定したユーザは、「購入」ボタンを
クリックする。この結果、図示は省略したが、株式購入
ページがユーザのパソコン24に送信される。ここで購入
希望の株式数等を選択・入力した後、確認ボタンをクリ
ックすることによって、「買い」の注文情報がセンター
サーバ12に送信される。これを受けたセンターサーバ12
では(S28)、売買処理部40が当該「買い」の注文情報
を、当該ユーザのIDと関連付けて店舗情報データベース
28内の該当項目に記録する。
【0032】そして、店舗情報データベース28内に当該
店舗14に関する「売り」の注文情報が既に記録されてお
り、しかもその「売値」が上記買い注文の「買値」と合
致する場合には、売買処理部40によって両注文のマッチ
ング処理が実行され、売買取引が成就する(S30)。具
体的には、買い注文を出力したユーザを新たな株主とし
て店舗情報データベース28内の該当項目(株主構成)に
記述すると共に、売り注文を出力していたユーザを同項
目から削除する。また、売買処理部40は、ユーザデータ
ベース26内における買い主及び売り主の「株式売買履歴
欄」に、それぞれ売買履歴を記述する。この売買履歴に
基づき、売り主及び買い主間の決済処理が後で実行され
る。
【0033】なお、特定の飲食店舗14について買い注文
を発した際、これに対応する売り注文が存在しない場合
には、売買処理部40は予め設定された期間(例えば1週
間)当該買い注文を保持しておき、その間に売り注文が
発生した場合には速やかにマッチング処理を実行する。
もちろん、ユーザは買い注文を出力する際に、上記保持
期間を自由に設定することも可能である。また、複数の
買い注文が競合した場合には、一定の優先順位に従って
マッチング処理が実行される。
【0034】つぎに、飲食店舗14の株式を所有している
ユーザが、当該株式の売却を行う場合について以下に説
明する。まずユーザは、パソコン24上に立ち上げたWeb
ブラウザ・プログラムにおいてセンターサーバ12のURL
を入力してこのシステム10のWebサイトにアクセスし、
パソコン画面上に表示されるサービスメニュー中から
「株式売却」を選択する(図示省略)。これを受けたセ
ンターサーバ12においては、認証部36が所定の認証用フ
ォームをユーザのパソコンに送信し、ユーザIDとパスワ
ードの入力を求める。これに対してユーザが自己のユー
ザID及びパスワードを入力してセンターサーバ12に送信
すると、認証部36が入力されたユーザIDをキーとしてユ
ーザデータベース26内を検索し、入力されたパスワード
と登録されているパスワードとが一致するか否かを判定
する。
【0035】上記において当該ユーザの正当性が認証さ
れると、売却店舗特定ページ(図示省略)がセンターサ
ーバ12からユーザのパソコンに向けて送信される。ここ
でユーザは、売却を希望している店舗名及び売却する株
式数を選択・入力した後、確認ボタンをクリックするこ
とによって、「売り」の注文情報がセンターサーバ12に
送信される。これを受けたセンターサーバ12では、売買
処理部40が当該売り注文を店舗情報データベース28内の
「売り注文」項目に当該ユーザと関連付けて登録する。
【0036】この未公開株式流通システム10において
は、各飲食店舗14の過去の経理・財務データや、定期的
に更新される各種ポイント情報、これらのポイント変動
に基づいて随時改定される店舗価格情報がインターネッ
ト上で公開されており、ユーザはこれらの情報を株式売
買の判断資料として利用できるため、未公開の株式であ
っても安心して取り引きすることができる。特に、飲食
店舗の場合には経理・財務情報を検討しただけでは足り
ず、料理の味や店の雰囲気といった情緒的な要素をも加
味して将来性を判断する必要があるが、上記のように店
舗情報データベース28内には格付けポイントや従業員従
業員平均ポイントといった情報が格納されているため、
これらを参照することでユーザはより的確な判断を下す
ことが可能となる。
【0037】上記においては、株式の購入を希望するユ
ーザが個別に店舗14を検索する例を示したが、予めシス
テム10の側で複数の店舗14に関する株式をグループ化し
ておき、ユーザにグループ単位で株式を購入する機会を
与えることもできる。図11はその一例を示すものであ
り、ユーザのパソコン画面上に多数の飲食店舗名をマト
リクス状に配置させたテーブル42が表示される。投資案
件を物色しているユーザは、「1」〜「6」の数字をク
リックすることで、縦方向に配列された複数の飲食店舗
をまとめて選択することが可能となる。また、「A」〜
「D」のアルファベットをクリックすることにより、横
方向に配列された複数の飲食店舗を一度に選択すること
が可能となる。
【0038】この場合、一つのグループに含まれる飲食
店舗14の組合せを工夫することにより、投資リスクを分
散させることが可能となる。例えば、縦のグループには
同じ業種に属しつつも創業年数の異なる飲食店舗を配列
させると共に、横のグループには創業年数がほぼ等しい
異業種の飲食店舗を配列させることが該当する。もちろ
ん、個々の飲食店舗名をクリックすれば、当該店舗の詳
細な情報が画面表示される。
【0039】このシステム10は飲食店舗14の円滑な流通
を目的として案出されたため、上記においては飲食店舗
14の流通に焦点を当てて説明してきたが、株式会社化さ
れた他の店舗(例えば、コンビニエンスストア、酒屋、
書店、衣料品店等)の株式の流通に際しても有効に適用
可能である。
【0040】上記においては、店舗価格算出の基準とな
る指標としてキャッシュフローポイント、IRRポイン
ト、格付けポイント、従業員平均ポイントを用いる例を
示したが、このシステム10はこれに限定されるものでな
い。例えば、「立地条件」は店舗(特に飲食店舗)の成
功・不成功を占う重要なファクタであるため、これを店
舗価格決定の算定基準に組み入れることが望ましい。
【0041】図12はその一例を示すものであり、ポイ
ント算出部32は、キャッシュフローポイント算出部32
a、IRRポイント算出部32b、格付ポイント算出部32
c、従業員平均ポイント算出部32dと並んで、立地条件
ポイント算出部32eを備えている。また、図13に示す
ように、店舗情報データベース28内には、各店舗の立地
条件を記述するためのデータ項目と、当該立地条件に基
づいて算出された立地条件ポイントを記述するためのデ
ータ項目が設定される。
【0042】ここで「立地条件」が具体的に何を意味す
るのかについては、システム運用者によって予め基準が
設定され、全ユーザに対して公開されている必要があ
る。最も一般的な立地条件としては、最寄り駅からの距
離や時間(徒歩何分)、幹線道路からの距離や時間(車
で何分)が挙げられる。また、最寄り駅自体の規模(一
日の平均乗降客数、停車本数)や幹線道路の規模(一日
の平均通行車両数)をも立地条件の一つとして捉えるこ
ともできる。
【0043】当該店舗が属している街の規模(一日の平
均来訪者数)を立地条件として評価することも有効であ
る。例えば、銀座や新宿、渋谷といった日本を代表する
繁華街に立地している場合には、当然ながら好立地条件
として高いポイントが付与される。これに対し、小規模
地方都市に立地している場合には、低いポイントしか付
与されないこととなる。
【0044】当該店舗の商圏内における競合店舗や共合
店舗、あるいは集客施設の存在や数によって立地ポイン
トに差異を設けることもできる。ここで競合店舗とは、
「同業者であり、コンペティタとなる店舗」を意味し、
競合店舗数が多いほど低いポイントが付与されることと
なる。これに対し、共合店舗は「同業者であるが、相乗
効果が期待できる店舗」を意味し、共合店舗数が多いほ
ど高いポイントが付与されることとなる。集客施設とし
ては、大型スーパーマーケットや大学、スタジアム、テ
ーマパーク等が該当し、集客施設数が多いほど高いポイ
ントが付与されることとなる。各店舗の商圏の範囲は、
取り扱う商品やサービスとの関係を考慮して具体的に設
定される。例えば、顧客が自動車や電車に乗ってまでも
来訪するような商品を取り扱っている店舗の場合、商圏
が比較的広いものと認定される。これに対し、日常生活
に密着した商品を扱う店舗の場合(コンビニエンススト
ア等)は、商圏が比較的狭いものと認定される。
【0045】店舗前における歩行者の平均通行量(昼間
通行量、夜間通行量、24間の通行量)や、歩行者の構成
(男女比率、年齢層比率)、アンケート調査によって集
計された来街目的(通勤、通学、散歩、買い物等)の統
計データによってポイントに差異を設けることもでき
る。
【0046】店舗の業種毎に立地条件による付与ポイン
トに差異を設けることもできる。例えば、ケーキ店であ
れば女性の通行量が多い場合に高いポイントを付与する
一方、ラーメン店の場合には男性の通行量が多い場合に
高いポイントを付与することが該当する。
【0047】さらに、当該店舗の視認性、すなわち看板
の設置個所や設置数、大きさ、外から店舗内の様子が認
識できるか否かなども立地条件の一種と観念し、ポイン
トに差異を設けることができる。
【0048】以上の各立地条件は、通行量のカウント調
査や実測調査、マーケティング調査等を通じて収集され
る。上記の各立地条件の中の何れをポイント付与の基準
として採用するか、どこまで精密な基準を設定するか、
またどのような配分でポイントを付与するかは、システ
ムの運用者が自由に設定できる。ポイント算出部32は、
店舗情報データベース28に記述された各立地条件データ
を予め設定された変換テーブルに当てはめることで個々
の立地条件のポイントを特定し、これらを総計すること
で立地条件ポイントを算出する。この算出結果は、店舗
情報データベース28の該当項目に立地条件ポイントとし
て記述される。後は、店舗価格算出部34が定期的に起動
し、各店舗のキャッシュフローポイント、IRRポイン
ト、格付けポイント、従業員平均ポイント、立地条件ポ
イントを上記と同様の計算式に代入して店舗価格を算出
した後、店舗情報データベース28内の該当項目に登録す
る。
【0049】以下に、立地条件ポイント算出用変換テー
ブルの一例を示す。 [立地条件項目] [立地条件] [ポイント] (1) 最寄り駅からの時間 徒歩1分以内 5 1〜3分 4 4〜7分 3 8〜10分 2 11分以上 1 (2) 最寄り駅の規模 50万人以上 5 (一日の平均乗降客数) 30〜50万人未満 4 10〜30万人未満 3 1〜10万人未満 2 1万人未満 1 (3) 立地している街の規模 50万人以上 5 (一日の平均来訪者数) 30〜50万人未満 4 ・ 10〜30万人未満 3 ・ 1〜10万人未満 2 ・ 1万人未満 1 ・ ・ ・
【0050】
【発明の効果】この発明に係る未公開株式流通システム
によれば、ユーザは店舗の株式を購入する前に当該店舗
に関する様々な情報を検討することができ、所定の基準
に基づいて客観的に算出された店舗価格をも参照できる
ため、安心して投資することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る未公開株式流通システムの全体
構成を示すイメージ図である。
【図2】上記未公開株式流通システムの機能構成を示す
ブロック図である。
【図3】ユーザデータベースのデータ項目例を示す説明
図である。
【図4】店舗情報データベースのデータ項目例を示す説
明図である。
【図5】ポイント算出部の詳細構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従業員のランクとポイントとの相関を規定した
変換テーブルの一例を示す説明図である。
【図7】各店舗の希望株価を算出する際の処理手順を示
すフローチャートである。
【図8】店舗の株式売買に際しての処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図9】店舗の検索メニューの一例を示す説明図であ
る。
【図10】検索結果をリスト表示した状態を示す説明図
である。
【図11】店舗をグループ買いする際の画面表示例を示
すレイアウト図である。
【図12】ポイント算出部の他の詳細構成例を示すブロ
ック図である。
【図13】店舗情報データベースの他のデータ項目例を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 未公開株式流通システム 12 センターサーバ 14 飲食店舗 16 レジ端末 18 店舗内通信端末 20 会計処理サーバ 22 格付け処理サーバ 24 ユーザ側通信端末 26 ユーザデータベース 28 店舗情報データベース 30 店舗情報登録部 32 ポイント算出部 32a キャッシュフローポイント算出部 32b IRRポイント算出部 32c 格付ポイント算出部32c 32d 従業員平均ポイント算出部32d 32e 立地条件ポイント算出部 34 店舗価格算出部 36 認証部 38 店舗情報抽出部 40 売買処理部 42 テーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】株式会社化された店舗の未公開株式を、通
    信ネットワークを介して流通させる未公開株式流通シス
    テムであって、 株式売買の対象となる店舗に関する情報を蓄積しておく
    店舗情報記憶手段と、 この店舗情報記憶手段内に蓄積されている所定の店舗情
    報を、予め設定された変換テーブルあるいは計算式に当
    てはめてポイントを算出し、所定の記憶手段に格納する
    ポイント算出手段と、 上記ポイントを所定の計算式に当てはめて当該店舗の価
    格を算出し、所定の記憶手段に格納する店舗価格算出手
    段と、 ユーザの操作する端末から特定の店舗情報の検索要求が
    出力された場合に、上記の各記憶手段内を検索して該当
    の店舗情報を抽出し、当該ユーザの端末に送信する店舗
    情報抽出手段と、 上記ユーザの端末から、特定店舗に関する株式の買い注
    文が通信ネットワーク経由で送信された場合に、当該注
    文情報を所定の記憶手段に格納する手段と、 他のユーザの操作する端末から、上記株式の売り注文が
    通信ネットワーク経由で送信された場合に、当該注文情
    報を所定の記憶手段に格納する手段と、 上記売り注文と買い注文とのマッチングを行い、売買を
    成立させる手段と、 を備えたことを特徴とする未公開株式流通システム。
  2. 【請求項2】上記ポイント算出手段は、各店舗のキャッ
    シュフローを所定の計算式に当てはめてキャッシュフロ
    ーポイントを算出する処理と、 各店舗の投資利回りを所定の変換テーブルに当てはめて
    投資利回りポイントを算出する処理と、 各店舗に対する外部格付け機関による格付け値を、所定
    の変換テーブルに当てはめて当該店舗の格付けポイント
    を算出する処理と、 各店舗に属する個々の従業員のランクを所定の変換テー
    ブルに当てはめて個人ポイントを導き、当該店舗の全従
    業員の合計ポイントを従業員数で割って平均従業員ポイ
    ントを算出する処理と、 を実行することを特徴とする請求項1に記載の未公開株
    式流通システム。
  3. 【請求項3】上記ポイント算出手段は、各店舗の立地条
    件を所定の変換テーブルに当てはめて立地ポイントを算
    出する処理をさらに実行することを特徴とする請求項2
    に記載の未公開株式流通システム。
  4. 【請求項4】上記株式売買の対象となる各店舗内には、
    レジ端末と連動した通信端末が配置されており、 上記通信端末は、通信ネットワークを介して外部の経理
    処理サーバと接続されており、 この経理処理サーバを介して、各店舗の売上情報が上記
    店舗情報記憶手段内に蓄積されることを特徴とする請求
    項1〜3の何れかに記載の未公開株式流通システム。
JP2001379261A 2000-12-18 2001-12-12 未公開株式流通システム Pending JP2002251540A (ja)

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AU2002222660A AU2002222660A1 (en) 2000-12-18 2001-12-17 Pre-listed share circulation system
PCT/JP2001/011040 WO2002050734A1 (fr) 2000-12-18 2001-12-17 Systeme de circulation d'actions prealablement cotes

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JP2000-384285 2000-12-18
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