JP2002251428A - 配管部材受発送システム - Google Patents
配管部材受発送システムInfo
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 引合いから発送までを短期間で行うことがで
きるとともに、正確かつ迅速な配管工事が可能な配管ユ
ニットを生産することができる配管ユニット受発送シス
テムを提供することである。 【解決手段】 顧客から提供された間取り図を含む物件
情報を受付ける受付手段と、物件情報に基づく見積に必
要な配管情報の作成日程を管理する設計管理手段と、配
管図及び配管部材集計表を含む配管情報を作成する設計
手段と、配管情報を含む見積情報の作成を行う見積手段
と、受注した配管部材の生産日程を管理する生産管理手
段と、生産日程に基づいて生産及び発送に必要なデータ
を作成する生産支援手段と、上記各々の処理が終了した
ことを通知されると前記各々の処理を順次実行するとと
もに上記各情報を格納する物件管理手段とを有すること
を特徴とする。
きるとともに、正確かつ迅速な配管工事が可能な配管ユ
ニットを生産することができる配管ユニット受発送シス
テムを提供することである。 【解決手段】 顧客から提供された間取り図を含む物件
情報を受付ける受付手段と、物件情報に基づく見積に必
要な配管情報の作成日程を管理する設計管理手段と、配
管図及び配管部材集計表を含む配管情報を作成する設計
手段と、配管情報を含む見積情報の作成を行う見積手段
と、受注した配管部材の生産日程を管理する生産管理手
段と、生産日程に基づいて生産及び発送に必要なデータ
を作成する生産支援手段と、上記各々の処理が終了した
ことを通知されると前記各々の処理を順次実行するとと
もに上記各情報を格納する物件管理手段とを有すること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建家内の給
水栓機器に給水給湯配管を行うための配管部材の引合か
ら発送までの工程を処理する配管部材受発送システムに
関する。
水栓機器に給水給湯配管を行うための配管部材の引合か
ら発送までの工程を処理する配管部材受発送システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】住宅やビルなどの給水・給湯設備に配管
施工する際、配管部材の設計や当該部材の積算のために
CAD装置が多用されている。この種CAD装置としては、例
えば、設計対象の住戸内の構造や配管条件等の室情報を
考慮したルールに基づいて衛生機器を自動配置しかつ衛
生機器間の配管を自動的に行うシステムが提案されてい
る(特開平6−282610号)。また建物全体の平面
図または系統図に配管配線情報のシンボルを記入し、さ
らにそのシンボルを集計して、配管配線表を自動的に作
成するCAD装置が提案されている(特開平11−158
62号)。しかしこれらに記載されたCADシステムで
は、配管図あるいは、さらに配管表を自動的に作成する
ことはできるが、受注から発送までの工程を管理するこ
とはできない。
施工する際、配管部材の設計や当該部材の積算のために
CAD装置が多用されている。この種CAD装置としては、例
えば、設計対象の住戸内の構造や配管条件等の室情報を
考慮したルールに基づいて衛生機器を自動配置しかつ衛
生機器間の配管を自動的に行うシステムが提案されてい
る(特開平6−282610号)。また建物全体の平面
図または系統図に配管配線情報のシンボルを記入し、さ
らにそのシンボルを集計して、配管配線表を自動的に作
成するCAD装置が提案されている(特開平11−158
62号)。しかしこれらに記載されたCADシステムで
は、配管図あるいは、さらに配管表を自動的に作成する
ことはできるが、受注から発送までの工程を管理するこ
とはできない。
【0003】また、現場での施工日数を短縮しかつ施工
ミスをなくすために、予め工場で配管部材の一部または
全部をユニット化しておき、それを現場に搬入・施工す
ることが行われている。このユニット化を実施するため
には、その生産に関連する各部門への指示書が必要とな
る。この製作指示書を効率よく作成するために、CAD
を用いて配管設備施工資料を作成することが提案されて
いる。例えば、特開平7−175850号には、物件認
識情報、各種配管設備図などからの配管情報(例えば、
配管の設計数量、分岐配管先とその分岐配管先の認識番
号、継手類とその個数、分岐管ヘッダーの分岐情報)を
データとして入力することにより、配管に関する画像情
報と配管データを対応させて表示した配管加工図表(分
岐管ヘッダーの姿図、その分岐に従属する配管先、配管
長及びCD管長の必要数量、各部品の数量等)を出力す
ることが開示されている。
ミスをなくすために、予め工場で配管部材の一部または
全部をユニット化しておき、それを現場に搬入・施工す
ることが行われている。このユニット化を実施するため
には、その生産に関連する各部門への指示書が必要とな
る。この製作指示書を効率よく作成するために、CAD
を用いて配管設備施工資料を作成することが提案されて
いる。例えば、特開平7−175850号には、物件認
識情報、各種配管設備図などからの配管情報(例えば、
配管の設計数量、分岐配管先とその分岐配管先の認識番
号、継手類とその個数、分岐管ヘッダーの分岐情報)を
データとして入力することにより、配管に関する画像情
報と配管データを対応させて表示した配管加工図表(分
岐管ヘッダーの姿図、その分岐に従属する配管先、配管
長及びCD管長の必要数量、各部品の数量等)を出力す
ることが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに上記配管加工
図表には、各部品の種類や数量が記載されているので、
配管材の加工指示書としては適用できるが、各部品の組
立指示には適用できないという問題がある。さらに、通
常の生産システムでは、引合い、設計、見積、受注、生
産、発送といった各工程は部門ごとに独立して管理され
ており、引合いから発送までの生産効率の大幅な向上は
困難である。
図表には、各部品の種類や数量が記載されているので、
配管材の加工指示書としては適用できるが、各部品の組
立指示には適用できないという問題がある。さらに、通
常の生産システムでは、引合い、設計、見積、受注、生
産、発送といった各工程は部門ごとに独立して管理され
ており、引合いから発送までの生産効率の大幅な向上は
困難である。
【0005】従って本発明の目的は、引合いから発送ま
での期間を短縮することができる配管部材受発送システ
ムを提供することである。本発明の他の目的は、正確か
つ迅速な配管工事が可能な配管部材を作成することがで
きる配管部材受発送システムを提供することである。
での期間を短縮することができる配管部材受発送システ
ムを提供することである。本発明の他の目的は、正確か
つ迅速な配管工事が可能な配管部材を作成することがで
きる配管部材受発送システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明においては、顧客から提供された間取り
図を含む物件情報を受付ける受付手段と、物件情報に基
づく見積に必要な配管情報の作成日程を管理する設計管
理手段と、配管図及び配管部材集計表を含む配管情報を
作成する設計手段と、配管情報を含む見積情報の作成を
行い、その情報を顧客に送達する見積手段と、一つの処
理が終了したことを通知されると次の処理を実行する手
段を起動するとともに上記各情報を格納する物件管理手
段とを有することを特徴としている。上記目的を達成す
るために、第2の発明においては、顧客から提供された
間取り図を含む物件情報に基づいて作成された配管図及
び配管部材集計表を含む配管情報を格納する物件管理手
段と、受注した配管部材の生産日程を管理する生産管理
手段と、生産日程に基づいて配管部材の生産及び発送に
必要なデータを作成する生産支援手段とを有し、物件管
理手段は一つの処理が終了したことを通知されると次の
処理を実行する手段を起動する機能を有することを特徴
としている。上記目的を達成するために、第3の発明に
おいては、顧客から提供された間取り図を含む物件情報
を受付ける受付手段と、物件情報に基づく見積に必要な
配管情報の作成日程を管理する設計管理手段と、配管図
及び配管部材集計表を含む配管情報を作成する設計手段
と、配管情報を含む見積情報の作成を行う見積手段と、
受注した配管部材の生産日程を管理する生産管理手段
と、生産日程に基づいて配管部材の生産及び発送に必要
なデータを作成する生産支援手段とを有し、一つの処理
が終了したことを通知されると次の処理を実行する手段
を起動するとともに上記各情報を格納する物件管理手段
とを有することを特徴としている。本発明においては、
配管部材は複数の分岐管を有するヘッダーを含み、配管
図は各分岐管ごとに属性が付加された配管系統を有する
ことができる。本発明においては、さらに配管図から3
次元図を作成する手段を有することが好ましい。本発明
においては、さらに配管図から2次元配管データを表す
展開図を作成する手段を有することが好ましい。
に、第1の発明においては、顧客から提供された間取り
図を含む物件情報を受付ける受付手段と、物件情報に基
づく見積に必要な配管情報の作成日程を管理する設計管
理手段と、配管図及び配管部材集計表を含む配管情報を
作成する設計手段と、配管情報を含む見積情報の作成を
行い、その情報を顧客に送達する見積手段と、一つの処
理が終了したことを通知されると次の処理を実行する手
段を起動するとともに上記各情報を格納する物件管理手
段とを有することを特徴としている。上記目的を達成す
るために、第2の発明においては、顧客から提供された
間取り図を含む物件情報に基づいて作成された配管図及
び配管部材集計表を含む配管情報を格納する物件管理手
段と、受注した配管部材の生産日程を管理する生産管理
手段と、生産日程に基づいて配管部材の生産及び発送に
必要なデータを作成する生産支援手段とを有し、物件管
理手段は一つの処理が終了したことを通知されると次の
処理を実行する手段を起動する機能を有することを特徴
としている。上記目的を達成するために、第3の発明に
おいては、顧客から提供された間取り図を含む物件情報
を受付ける受付手段と、物件情報に基づく見積に必要な
配管情報の作成日程を管理する設計管理手段と、配管図
及び配管部材集計表を含む配管情報を作成する設計手段
と、配管情報を含む見積情報の作成を行う見積手段と、
受注した配管部材の生産日程を管理する生産管理手段
と、生産日程に基づいて配管部材の生産及び発送に必要
なデータを作成する生産支援手段とを有し、一つの処理
が終了したことを通知されると次の処理を実行する手段
を起動するとともに上記各情報を格納する物件管理手段
とを有することを特徴としている。本発明においては、
配管部材は複数の分岐管を有するヘッダーを含み、配管
図は各分岐管ごとに属性が付加された配管系統を有する
ことができる。本発明においては、さらに配管図から3
次元図を作成する手段を有することが好ましい。本発明
においては、さらに配管図から2次元配管データを表す
展開図を作成する手段を有することが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の詳細を図面により説
明する。図1は、本発明の一実施形態に係わる配管部材
受発送システムの機器構成を示すブロック図である。本
実施の形態による配管部材受発送システムは、メールサ
ーバ8を介して顧客端末1に接続され、この端末から送
信された物件情報{例えば仕様確認書(物件番号、物件
名、顧客名、施工主等)、間取り図等}を受付ける受付
手段7、物件情報に基づく配管情報(例えば配管図、配
管部材集計表及び展開図)の作成日程を管理する設計管
理手段3、物件情報に基づいて配管情報(例えば配管
図、配管部材集計表及び展開図)を作成するCAD手段
4、配管部材の生産管理情報を作成する生産管理手段
5、生産管理情報に基づいて配管部材の生産に必要なデ
ータを作成する生産支援手段6及び前記各手段に接続さ
れるファイル管理サーバ2とから構成されている。図示
しないが、上記各手段は、各種演算を行う中央処理装
置、キーボードやマウスなどの入力装置、図面などの表
示を行う表示装置、データ等を出力する出力装置、FD
DやHDD等の外部記憶装置を含む。上記ファイル管理
サーバ2は、各手段からの情報をデータリンクするイン
タフェイス機能を有し、各手段から情報がリンクされる
と、その情報を格納するデータファイル20と、その情
報を処理するための手段を起動するプログラムファイル
25とを有する。データファイル20は、平面図(配管
図)を格納する平面図ファイル21、アイソメ図を格納
するアイソメ図ファイル22、配管部材集計表を格納す
る配管部材ファイル23、展開図を格納する展開図ファ
イル24を含む。
明する。図1は、本発明の一実施形態に係わる配管部材
受発送システムの機器構成を示すブロック図である。本
実施の形態による配管部材受発送システムは、メールサ
ーバ8を介して顧客端末1に接続され、この端末から送
信された物件情報{例えば仕様確認書(物件番号、物件
名、顧客名、施工主等)、間取り図等}を受付ける受付
手段7、物件情報に基づく配管情報(例えば配管図、配
管部材集計表及び展開図)の作成日程を管理する設計管
理手段3、物件情報に基づいて配管情報(例えば配管
図、配管部材集計表及び展開図)を作成するCAD手段
4、配管部材の生産管理情報を作成する生産管理手段
5、生産管理情報に基づいて配管部材の生産に必要なデ
ータを作成する生産支援手段6及び前記各手段に接続さ
れるファイル管理サーバ2とから構成されている。図示
しないが、上記各手段は、各種演算を行う中央処理装
置、キーボードやマウスなどの入力装置、図面などの表
示を行う表示装置、データ等を出力する出力装置、FD
DやHDD等の外部記憶装置を含む。上記ファイル管理
サーバ2は、各手段からの情報をデータリンクするイン
タフェイス機能を有し、各手段から情報がリンクされる
と、その情報を格納するデータファイル20と、その情
報を処理するための手段を起動するプログラムファイル
25とを有する。データファイル20は、平面図(配管
図)を格納する平面図ファイル21、アイソメ図を格納
するアイソメ図ファイル22、配管部材集計表を格納す
る配管部材ファイル23、展開図を格納する展開図ファ
イル24を含む。
【0008】本発明では、上記装置により、図2に示す
順序で処理することにより、配管部材の引合いから出荷
までを短期間で行うことができる。受付手段7では、顧
客端末1から送信された物件情報{例えば仕様確認書
(物件番号、物件名、顧客名、施工主、納期等)、間取
り図等}を受信すると、物件情報をファイル管理サーバ
2に送信する。ファイル管理サーバ2では、この通知を
受けると、受付プログラムが起動して、物件番号を設計
管理手段3に通知する(S1)。設計管理手段3でこの
物件番号を受取ると、ファイル管理サーバ2に通知し、
ファイル管理サーバ3で設計依頼プログラムが起動し
て、CAD手段4に設計依頼が行われる(S2)。この
依頼を受けると、CAD手段4で配管図と部材集計表が
作成される(S3)。CAD手段4では、配管図と部材
集計表をファイル管理サーバ2に送信し、そのデータフ
ァイル20に登録する(S4)。登録がなされると、配
管図と部材集計表は設計管理手段3で審査・承認を受け
(S5)、設計が完了したことを設計管理手段3からフ
ァイル管理サーバ3に通知する(S6)。配管図と部材
集計表が設計管理手段3で承認されない場合は、CAD
手段4に返送され、再作成後設計管理手段3で再度審査
・承認を受ける。設計が完了したことがファイル管理サ
ーバ2に通知されると、ファイル管理サーバ3の見積書
作成依頼プログラムが起動して、生産管理手段5では、
この配管図と部材集計表に基づき見積書を作成し(S
7)、配管図と部材集計表を添付し、顧客端末9に送信
する(S8)。また同時に、生産管理手段5から、見積
書を提出したことがファイル管理サーバ2に通知され
る。顧客は、この見積書を受容すれば、受付手段7に注
文書を送信し、見積書に不満がある場合は、受付端末7
に仕様変更を申し入れ、前記の手順を繰り返す。
順序で処理することにより、配管部材の引合いから出荷
までを短期間で行うことができる。受付手段7では、顧
客端末1から送信された物件情報{例えば仕様確認書
(物件番号、物件名、顧客名、施工主、納期等)、間取
り図等}を受信すると、物件情報をファイル管理サーバ
2に送信する。ファイル管理サーバ2では、この通知を
受けると、受付プログラムが起動して、物件番号を設計
管理手段3に通知する(S1)。設計管理手段3でこの
物件番号を受取ると、ファイル管理サーバ2に通知し、
ファイル管理サーバ3で設計依頼プログラムが起動し
て、CAD手段4に設計依頼が行われる(S2)。この
依頼を受けると、CAD手段4で配管図と部材集計表が
作成される(S3)。CAD手段4では、配管図と部材
集計表をファイル管理サーバ2に送信し、そのデータフ
ァイル20に登録する(S4)。登録がなされると、配
管図と部材集計表は設計管理手段3で審査・承認を受け
(S5)、設計が完了したことを設計管理手段3からフ
ァイル管理サーバ3に通知する(S6)。配管図と部材
集計表が設計管理手段3で承認されない場合は、CAD
手段4に返送され、再作成後設計管理手段3で再度審査
・承認を受ける。設計が完了したことがファイル管理サ
ーバ2に通知されると、ファイル管理サーバ3の見積書
作成依頼プログラムが起動して、生産管理手段5では、
この配管図と部材集計表に基づき見積書を作成し(S
7)、配管図と部材集計表を添付し、顧客端末9に送信
する(S8)。また同時に、生産管理手段5から、見積
書を提出したことがファイル管理サーバ2に通知され
る。顧客は、この見積書を受容すれば、受付手段7に注
文書を送信し、見積書に不満がある場合は、受付端末7
に仕様変更を申し入れ、前記の手順を繰り返す。
【0009】受付手段7は、注文書を受取ると、物件番
号をファイル管理サーバ2に通知する(S9)。この通
知をうけてファイル管理サーバ2で展開図作成依頼プロ
グラムが起動して、生産管理手段3からCAD手段4に
展開図作成が依頼される(S10)。この依頼を受け、
CAD手段4にて展開図が作成され(S11)、ファイ
ル管理サーバ2の展開図ファイル24に登録される(S
12)。この登録により、ファイル管理サーバ2の展開
図審査依頼プログラムが起動して、設計管理手段3にて
展開図は、審査・承認を受ける(S13)。設計管理手
段3からファイル管理サーバ2に、設計完了の通知が行
くと、この通知を受けて、生産管理手段5では、生産指
示書に展開図と部材集計表を添付して生産支援手段6に
送信し、同時にファイル管理サーバ2に通知される(S
14)。ファイル管理サーバ2で生産手配の通知を受け
ると、生産手配プログラムが起動して、生産支援手段6
で、この情報(展開図、部材集計表、生産指示書)に基
づき、寸法表、部材表及びシールが作成され、生産開始
がファイル管理サーバ3に通知される(S16)。生産
支援手段6では、さらに組立てられた配管ユニットに貼
付する製品ラベルを出力し(S17)、生産終了をファ
イル管理サーバ3に通知する(S17)。生産支援手段
6では、発送準備ができたことを確認後、送案を出力
し、出荷をファイル管理サーバ2に通知する(S1
8)。ファイル管理サーバ2がこの通知を受けると、納
品確認が生産管理手段4に送信され、そこから運送会社
の端末に発送の指示がされる(S19)。上述したよう
に、本実施例によれば、引合い、見積、受注、設計、生
産、発送までの全工程を一つのシステムとして構成して
いるので、配管施工までに要する期間を大幅に短縮する
ことができる。
号をファイル管理サーバ2に通知する(S9)。この通
知をうけてファイル管理サーバ2で展開図作成依頼プロ
グラムが起動して、生産管理手段3からCAD手段4に
展開図作成が依頼される(S10)。この依頼を受け、
CAD手段4にて展開図が作成され(S11)、ファイ
ル管理サーバ2の展開図ファイル24に登録される(S
12)。この登録により、ファイル管理サーバ2の展開
図審査依頼プログラムが起動して、設計管理手段3にて
展開図は、審査・承認を受ける(S13)。設計管理手
段3からファイル管理サーバ2に、設計完了の通知が行
くと、この通知を受けて、生産管理手段5では、生産指
示書に展開図と部材集計表を添付して生産支援手段6に
送信し、同時にファイル管理サーバ2に通知される(S
14)。ファイル管理サーバ2で生産手配の通知を受け
ると、生産手配プログラムが起動して、生産支援手段6
で、この情報(展開図、部材集計表、生産指示書)に基
づき、寸法表、部材表及びシールが作成され、生産開始
がファイル管理サーバ3に通知される(S16)。生産
支援手段6では、さらに組立てられた配管ユニットに貼
付する製品ラベルを出力し(S17)、生産終了をファ
イル管理サーバ3に通知する(S17)。生産支援手段
6では、発送準備ができたことを確認後、送案を出力
し、出荷をファイル管理サーバ2に通知する(S1
8)。ファイル管理サーバ2がこの通知を受けると、納
品確認が生産管理手段4に送信され、そこから運送会社
の端末に発送の指示がされる(S19)。上述したよう
に、本実施例によれば、引合い、見積、受注、設計、生
産、発送までの全工程を一つのシステムとして構成して
いるので、配管施工までに要する期間を大幅に短縮する
ことができる。
【0010】また、本発明では、上記実施例に限らず、
全工程のうちその一部を処理してもよく、これによって
も配管施工までに要する期間を従来よりも短縮すること
ができる。例えば、そのシステムを、図1において、生
産管理手段5及び生産支援手段6を除いた機器で構成
し、図2の各ステップの内、受付(S1)から見積書提
出(S8)までを実行し、受注以後は、従来と同様に各
部門で独立して処理してもよい。
全工程のうちその一部を処理してもよく、これによって
も配管施工までに要する期間を従来よりも短縮すること
ができる。例えば、そのシステムを、図1において、生
産管理手段5及び生産支援手段6を除いた機器で構成
し、図2の各ステップの内、受付(S1)から見積書提
出(S8)までを実行し、受注以後は、従来と同様に各
部門で独立して処理してもよい。
【0011】あるいは、本発明では、そのシステムを図
1の機器で構成し、図2の各ステップの内、物件情報の
受付から見積書提出までは従来と同様に各部門で独立し
て処理し、受注から納品確認までのステップ(S9〜S
19)を実行してもよい。
1の機器で構成し、図2の各ステップの内、物件情報の
受付から見積書提出までは従来と同様に各部門で独立し
て処理し、受注から納品確認までのステップ(S9〜S
19)を実行してもよい。
【0012】本発明では、配管工事期間の短縮と正確な
工事を実現するために、以下のような特定の配管CAD
システムを採用することが望ましい。図3は、本発明の
配管CADシステムを実施する配管CAD装置の機器構成
を示すブロック図である。同図において、4はCAD装置
で、配管図の作成及び部材集計表の作成のための演算を
行うCPUを内蔵したコンピュータ40、データや各種の
支持の入力操作を行うキーボード41、図面等を表示す
るディスプレイ42、処理結果を印刷するプリンター4
3、装填された磁気メディアに対しデータ読み出し及び
書き込みを行う磁気メディアドライブ44及びハードデ
ィスクに記憶されているプログラムや各種データの読み
出し及びデータの書き込みを行うHDD(ハードディスク
ドライブ)45を有する。HDD45には、設計に必要な
データやコンピュータ40の演算結果を格納するデータ
ファイル46と各種演算を実行するプログラムを格納す
るプログラムファイル47を有する。データファイル4
6は、衛生機器と機器周辺の配管部品とその位置関係を
示す収まり図の属性に関するデータを蓄積する収まり図
データベース46a、標準ヘッダーの属性を蓄積する標
準ヘッダーデータベース46b、設定ヘッダーの属性を
蓄積する設定ヘッダーデータベース46c、配管部材の
属性に関するデータを蓄積する配管部材データベース4
6d及び配管部材の集計結果を蓄積する集計データベー
ス46eを含む。プログラムファイル47は、間取り図
に収まり図を配置する処理を行う収まり図配置プログラ
ム、間取り図にヘッダーを配置する処理を行うヘッダー
配置プログラム、配管図自動作成プログラム、配管系統
に配管部材を配置する配管部材配置プログラム、配管図
を表示する表示プログラム、配管部材の集計を行う集計
プログラム、配管図から展開図を自動作成する展開図作
成プログラムを含む。なお、前述したようにデータファ
イル46は、ファイル管理サーバ2のデータファイル2
0とリンクされる。
工事を実現するために、以下のような特定の配管CAD
システムを採用することが望ましい。図3は、本発明の
配管CADシステムを実施する配管CAD装置の機器構成
を示すブロック図である。同図において、4はCAD装置
で、配管図の作成及び部材集計表の作成のための演算を
行うCPUを内蔵したコンピュータ40、データや各種の
支持の入力操作を行うキーボード41、図面等を表示す
るディスプレイ42、処理結果を印刷するプリンター4
3、装填された磁気メディアに対しデータ読み出し及び
書き込みを行う磁気メディアドライブ44及びハードデ
ィスクに記憶されているプログラムや各種データの読み
出し及びデータの書き込みを行うHDD(ハードディスク
ドライブ)45を有する。HDD45には、設計に必要な
データやコンピュータ40の演算結果を格納するデータ
ファイル46と各種演算を実行するプログラムを格納す
るプログラムファイル47を有する。データファイル4
6は、衛生機器と機器周辺の配管部品とその位置関係を
示す収まり図の属性に関するデータを蓄積する収まり図
データベース46a、標準ヘッダーの属性を蓄積する標
準ヘッダーデータベース46b、設定ヘッダーの属性を
蓄積する設定ヘッダーデータベース46c、配管部材の
属性に関するデータを蓄積する配管部材データベース4
6d及び配管部材の集計結果を蓄積する集計データベー
ス46eを含む。プログラムファイル47は、間取り図
に収まり図を配置する処理を行う収まり図配置プログラ
ム、間取り図にヘッダーを配置する処理を行うヘッダー
配置プログラム、配管図自動作成プログラム、配管系統
に配管部材を配置する配管部材配置プログラム、配管図
を表示する表示プログラム、配管部材の集計を行う集計
プログラム、配管図から展開図を自動作成する展開図作
成プログラムを含む。なお、前述したようにデータファ
イル46は、ファイル管理サーバ2のデータファイル2
0とリンクされる。
【0013】本発明では、上記CAD装置により、図4
及び図5に示す順序で処理することにより配管図及び配
管部材集計表が作成される。まず指定された建築間取り
図(平面図)を例えばFDに収容し、そのFDはFDD44に
セットされ、キーボード2の操作によりHDD45のデー
タファイル46の間取り図データ(不図示)に読み込ま
れる(S101)。なお、物件情報や間取り図がFAX
または郵送で送られてきた場合には、物件情報について
は表示装置の画面に表示させ、その画面と対話方式でキ
ーボードでファイル管理サーバ2に入力し、また間取り
図はイメージスキャナーで読み込んだ後、そのイメージ
情報を表示装置の画面に表示させ、コマンド方式により
その間取り図の輪郭をマウスなどでトレースしてCAD
データを作成し、上記ファイル管理サーバ2に登録させ
ればよい。
及び図5に示す順序で処理することにより配管図及び配
管部材集計表が作成される。まず指定された建築間取り
図(平面図)を例えばFDに収容し、そのFDはFDD44に
セットされ、キーボード2の操作によりHDD45のデー
タファイル46の間取り図データ(不図示)に読み込ま
れる(S101)。なお、物件情報や間取り図がFAX
または郵送で送られてきた場合には、物件情報について
は表示装置の画面に表示させ、その画面と対話方式でキ
ーボードでファイル管理サーバ2に入力し、また間取り
図はイメージスキャナーで読み込んだ後、そのイメージ
情報を表示装置の画面に表示させ、コマンド方式により
その間取り図の輪郭をマウスなどでトレースしてCAD
データを作成し、上記ファイル管理サーバ2に登録させ
ればよい。
【0014】次のステップ(S102)で、配管に使用
する配管部材13に対し施工等に必要な全ての情報を属
性コマンドで付加し、配管部材データベース46dに登
録しておく。すなわち属性付加コマンドを実行すると、
上記の配管部材13の情報にそれを施工する際に必要な
属性が付加され、配管データベース46dに登録され
る。属性の一例としては、ヘッダー16と衛生機器10
との接続口15の床面11からの高さがある。この高さ
情報は、アイソメ図の作成(S119)に用いられる。
間取り図に適した衛生機器10を読み出し、衛生機器1
0の床面11からの距離を指定し、衛生機器10に接続
される継手、固定金具及び管を含む配管部材13を選定
し、配管部材13の配置位置を指定し、配管接続口15
の属性(給湯用または給水用)とその位置情報を付加
し、配管部材13が接続された衛生機器1の配置基準点
Pを指定することにより、収まり図A(図6参照)を作
成し、収まり図データベース46aに登録する(S10
3)。
する配管部材13に対し施工等に必要な全ての情報を属
性コマンドで付加し、配管部材データベース46dに登
録しておく。すなわち属性付加コマンドを実行すると、
上記の配管部材13の情報にそれを施工する際に必要な
属性が付加され、配管データベース46dに登録され
る。属性の一例としては、ヘッダー16と衛生機器10
との接続口15の床面11からの高さがある。この高さ
情報は、アイソメ図の作成(S119)に用いられる。
間取り図に適した衛生機器10を読み出し、衛生機器1
0の床面11からの距離を指定し、衛生機器10に接続
される継手、固定金具及び管を含む配管部材13を選定
し、配管部材13の配置位置を指定し、配管接続口15
の属性(給湯用または給水用)とその位置情報を付加
し、配管部材13が接続された衛生機器1の配置基準点
Pを指定することにより、収まり図A(図6参照)を作
成し、収まり図データベース46aに登録する(S10
3)。
【0015】次に以下の手順でヘッダーの作成が行われ
る。図7に示す標準ヘッダー16は、ヘッダー本管17
へ流れる一つの供給口18と本管17から衛生機器(不
図示)に向かって伸びる複数の分岐管19(19a、1
9b、19c、19d)を有する。これらの分岐管19
はヘッダー本管17の軸廻りに独立して任意の方向に向
くことが可能である。またこの標準ヘッダー16は、図
7に点線で示すように、配管(不図示)が接続される接
続口20と末端に閉塞部21を有する本管17とそこか
ら分岐する複数の分岐管19とを有し、各分岐管19は
長手方向に同ピッチで配置されている。この標準ヘッダ
ー16に基づいて、所望のヘッダーを作成する。まず、
図7に一点鎖線で示す1ピッチ分の本管付分岐管である
基本構成単位22を作成し、この基本構成単位22とそ
のヘッダーの種類及び型番等を標準ヘッダーデータベー
ス46bに登録しておく。このデータベース46bから
所望の情報を読み出しヘッダー作成コマンドを実行す
る。まず図8に示すヘッダー設定一覧表90が表示され
る。この一覧表90の標準ヘッダー形式一覧91の中か
ら、上記データベース7bに登録された標準ヘッダーの
形式(例えばAHD16)92´を選択し(S104)、使
用標準ヘッダーの欄93に表示させる。さらにこの標準
ヘッダー(AHD16)92の分岐管の数を設定し、使用
分岐管数の欄94に入力すると(S105)、分岐管番
号の欄96に分岐管の数だけ番号順に表示される。角度
欄97に分岐管の方向を示す角度を入力する(S10
6)。
る。図7に示す標準ヘッダー16は、ヘッダー本管17
へ流れる一つの供給口18と本管17から衛生機器(不
図示)に向かって伸びる複数の分岐管19(19a、1
9b、19c、19d)を有する。これらの分岐管19
はヘッダー本管17の軸廻りに独立して任意の方向に向
くことが可能である。またこの標準ヘッダー16は、図
7に点線で示すように、配管(不図示)が接続される接
続口20と末端に閉塞部21を有する本管17とそこか
ら分岐する複数の分岐管19とを有し、各分岐管19は
長手方向に同ピッチで配置されている。この標準ヘッダ
ー16に基づいて、所望のヘッダーを作成する。まず、
図7に一点鎖線で示す1ピッチ分の本管付分岐管である
基本構成単位22を作成し、この基本構成単位22とそ
のヘッダーの種類及び型番等を標準ヘッダーデータベー
ス46bに登録しておく。このデータベース46bから
所望の情報を読み出しヘッダー作成コマンドを実行す
る。まず図8に示すヘッダー設定一覧表90が表示され
る。この一覧表90の標準ヘッダー形式一覧91の中か
ら、上記データベース7bに登録された標準ヘッダーの
形式(例えばAHD16)92´を選択し(S104)、使
用標準ヘッダーの欄93に表示させる。さらにこの標準
ヘッダー(AHD16)92の分岐管の数を設定し、使用
分岐管数の欄94に入力すると(S105)、分岐管番
号の欄96に分岐管の数だけ番号順に表示される。角度
欄97に分岐管の方向を示す角度を入力する(S10
6)。
【0016】分岐数が多いあるいは設置場所によって変
則的な形状とした、標準ヘッダー以外のヘッダーを使用
する場合は、複数の標準ヘッダーを組合せて単一のヘッ
ダーを構成することができる。この場合は、図9に示す
一覧表90の標準ヘッダー形式一覧91の中から、複数
種の使用するヘッダー(例えばAHD16とBHD16)
を選択し、使用標準ヘッダーの欄93に表示させると、
使用分岐管数の欄94に分岐管の数だけ番号順に表示さ
れる。これらの分岐管数を合計した数だけ分岐管番号の
欄96に分岐管の数だけ番号順に表示される。角度欄9
7に分岐管の方向を示す角度を入力することにより、単
一のヘッダーとして認識される。
則的な形状とした、標準ヘッダー以外のヘッダーを使用
する場合は、複数の標準ヘッダーを組合せて単一のヘッ
ダーを構成することができる。この場合は、図9に示す
一覧表90の標準ヘッダー形式一覧91の中から、複数
種の使用するヘッダー(例えばAHD16とBHD16)
を選択し、使用標準ヘッダーの欄93に表示させると、
使用分岐管数の欄94に分岐管の数だけ番号順に表示さ
れる。これらの分岐管数を合計した数だけ分岐管番号の
欄96に分岐管の数だけ番号順に表示される。角度欄9
7に分岐管の方向を示す角度を入力することにより、単
一のヘッダーとして認識される。
【0017】上記一覧表90の設定が完了すると、ヘッ
ダーイメージ図(不図示)が表示され(S107)、ヘ
ッダーの形状を確認できる(S108)。図7のヘッダ
ーは標準ヘッダー形式一覧91の中から選択された複数
の基本構成単位を組合せたものである。このヘッダーの
形状が所定のものであれば、設定が完了する。ヘッダー
の形状が間違っていれば、一覧表90に再入力し、上記
の操作を繰り返す。これにより、ヘッダーの一端に供給
側接続口20と末端閉塞部21が付加されたヘッダー確
定図(不図示)が自動作成され、設定ヘッダーデータベ
ース46cに蓄積される(S109)。ヘッダー確定図
は、標準ヘッダーデータベース46bのデータを使って
3次元CADで自動作成される。3面図作成コマンドを実
行すると、図10から正面図、平面図及び側面図が作成
される。またヘッダーとしては、図7に、矢印で示すよ
うな互いに異なる方向の分岐管24をもつヘッダーや、
各種ヘッダーを複数本組合せたヘッダーを作成できる。
S101からS109の手段により、予め収まり図、ヘ
ッダーのデータベースを作成し、データを蓄積する。
ダーイメージ図(不図示)が表示され(S107)、ヘ
ッダーの形状を確認できる(S108)。図7のヘッダ
ーは標準ヘッダー形式一覧91の中から選択された複数
の基本構成単位を組合せたものである。このヘッダーの
形状が所定のものであれば、設定が完了する。ヘッダー
の形状が間違っていれば、一覧表90に再入力し、上記
の操作を繰り返す。これにより、ヘッダーの一端に供給
側接続口20と末端閉塞部21が付加されたヘッダー確
定図(不図示)が自動作成され、設定ヘッダーデータベ
ース46cに蓄積される(S109)。ヘッダー確定図
は、標準ヘッダーデータベース46bのデータを使って
3次元CADで自動作成される。3面図作成コマンドを実
行すると、図10から正面図、平面図及び側面図が作成
される。またヘッダーとしては、図7に、矢印で示すよ
うな互いに異なる方向の分岐管24をもつヘッダーや、
各種ヘッダーを複数本組合せたヘッダーを作成できる。
S101からS109の手段により、予め収まり図、ヘ
ッダーのデータベースを作成し、データを蓄積する。
【0018】S110から配置図を作成する手段を示
す。HDD45のデータファイル46より3次元空間に
間取り図を配置する。ヘッダー配置等は図11に示すよ
うにZ軸方向からXY平面を見た間取り図と同じ状態で
行う。上記のヘッダーとS103でデータベースに登録
された収まり図Aは次のようにして建築間取り図に配置
される。建築間取り図を呼び出した後、配置基準点Pを
指示し、データベースに登録した衛生機器10を配置
し、ヘッダーを選択し(S110)、ヘッダーが配置さ
れる配置基準点Q、方向、床面11からの高さを指定し
(S111)、ヘッダー配置コマンドを実行する(S11
2)ことにより建築間取り図Bの配置基準点Qにヘッダー
6が自動配置される(S113)。次いで衛生機器10
を指定するとそれに対応した収まり図データベース46
aから所定の衛生機器10一覧が表示され、そこから適
した収まり図Aを選択し(S114)、収まり図自動配
置コマンドを実行する(S115)とともに、所望の衛
生機器10の全てについてこの操作を実行することによ
り、配管部材13が建築間取り図B上に配置される(図
10参照)。
す。HDD45のデータファイル46より3次元空間に
間取り図を配置する。ヘッダー配置等は図11に示すよ
うにZ軸方向からXY平面を見た間取り図と同じ状態で
行う。上記のヘッダーとS103でデータベースに登録
された収まり図Aは次のようにして建築間取り図に配置
される。建築間取り図を呼び出した後、配置基準点Pを
指示し、データベースに登録した衛生機器10を配置
し、ヘッダーを選択し(S110)、ヘッダーが配置さ
れる配置基準点Q、方向、床面11からの高さを指定し
(S111)、ヘッダー配置コマンドを実行する(S11
2)ことにより建築間取り図Bの配置基準点Qにヘッダー
6が自動配置される(S113)。次いで衛生機器10
を指定するとそれに対応した収まり図データベース46
aから所定の衛生機器10一覧が表示され、そこから適
した収まり図Aを選択し(S114)、収まり図自動配
置コマンドを実行する(S115)とともに、所望の衛
生機器10の全てについてこの操作を実行することによ
り、配管部材13が建築間取り図B上に配置される(図
10参照)。
【0019】配管図の自動作成は次の手順によって行わ
れる。各ヘッダー16毎にそれに接続される衛生機器1
0を指定し(S116)、ついでヘッダー16の分岐管
17と衛生機器10を繋ぐ配管34(例えばフレキシブ
ル管)の通過点Sをヘッダー6から衛生機器10に向か
って順次指定する(S117)ことにより、これらの位
置Sが建築間取り図B上に書き込まれ、配管系統30が書
き込まれ、配管図C(図10参照)が作成される(S11
8)。配管系統30で向きが変わる通過点位置Sでは、
配管を示す線は曲線で描かれるように処理される。分岐
管17と配管接続口15の口径が異なる場合は、接続部
に自動的に適切な異径の配管継手部材が挿入配置され
る。配管系統30が書き込まれた後、配管系統30上に
必要な配管部材33を配置する。ヘッダー16、配管3
0、衛生機器10、配管部材の4つの属性情報が集約さ
れ、一つの配管系統30として属性が付加された配管系
統が作成される。ヘッダー16の分岐管17毎にその分
岐管17と衛生機器10とが配管30で接続されると、
それぞれ別個の配管系統30と認識される。
れる。各ヘッダー16毎にそれに接続される衛生機器1
0を指定し(S116)、ついでヘッダー16の分岐管
17と衛生機器10を繋ぐ配管34(例えばフレキシブ
ル管)の通過点Sをヘッダー6から衛生機器10に向か
って順次指定する(S117)ことにより、これらの位
置Sが建築間取り図B上に書き込まれ、配管系統30が書
き込まれ、配管図C(図10参照)が作成される(S11
8)。配管系統30で向きが変わる通過点位置Sでは、
配管を示す線は曲線で描かれるように処理される。分岐
管17と配管接続口15の口径が異なる場合は、接続部
に自動的に適切な異径の配管継手部材が挿入配置され
る。配管系統30が書き込まれた後、配管系統30上に
必要な配管部材33を配置する。ヘッダー16、配管3
0、衛生機器10、配管部材の4つの属性情報が集約さ
れ、一つの配管系統30として属性が付加された配管系
統が作成される。ヘッダー16の分岐管17毎にその分
岐管17と衛生機器10とが配管30で接続されると、
それぞれ別個の配管系統30と認識される。
【0020】配管図表示切替コマンドを実行すると、表
示または非表示の画面が表示され、非表示を選択すると
配管図は表示されず、表示を選択し視点変更コマンド
(S119)を実行すると、アイソメ図D(図11)が
表示され、配管図(図10)では、現れない立上り部1
4を確認できる。アイソメ図で配管系統を確認し(S1
20)、正しければ次のステップを行い、誤りがあれ
ば、S117のステップに戻り前述したと同様の処理が
繰り返される。
示または非表示の画面が表示され、非表示を選択すると
配管図は表示されず、表示を選択し視点変更コマンド
(S119)を実行すると、アイソメ図D(図11)が
表示され、配管図(図10)では、現れない立上り部1
4を確認できる。アイソメ図で配管系統を確認し(S1
20)、正しければ次のステップを行い、誤りがあれ
ば、S117のステップに戻り前述したと同様の処理が
繰り返される。
【0021】配管部材集計コマンドを実行し、配管図C
の配管系統を検索すると、配管図上の配管に関する全て
の属性が取出され(S121)、配管部材集計データ4
6dに保存される(S122)。配管系統の検索は、例
えば配管系統で使用される管(例えばフレキシブル管)
の長さをCAD図面の座標値データから算出した長さ、
その敷設高さ、ヘッダーの配置高さ及び各衛生機器の接
続部高さデータからの上下方向長さを加算することによ
り行われる。このデータ使って、分岐管別配管系統作成
処理(S123〜S128)、配管系統上部材集計処理
(S129、S130)及び配管系統上順集計処理(S3
1)が実行され、図12に示す部材集計表Eが作成され
る。また図13は、図12の部材集計表Eに従って作成
された配管系統を模式的に示す図である。
の配管系統を検索すると、配管図上の配管に関する全て
の属性が取出され(S121)、配管部材集計データ4
6dに保存される(S122)。配管系統の検索は、例
えば配管系統で使用される管(例えばフレキシブル管)
の長さをCAD図面の座標値データから算出した長さ、
その敷設高さ、ヘッダーの配置高さ及び各衛生機器の接
続部高さデータからの上下方向長さを加算することによ
り行われる。このデータ使って、分岐管別配管系統作成
処理(S123〜S128)、配管系統上部材集計処理
(S129、S130)及び配管系統上順集計処理(S3
1)が実行され、図12に示す部材集計表Eが作成され
る。また図13は、図12の部材集計表Eに従って作成
された配管系統を模式的に示す図である。
【0022】分岐管別配管系統作成処理では、まず個々
の配管系統30について、ヘッダー分岐管17側から末
端の衛生機器10に向かって、ヘッダー16、配管部材
33及び衛生機器10の属性を判断する。すなわちヘッ
ダー16の種類(標準品またはそれを複数本連結した連
結品)の判別(S123)、ヘッダー16の型式の判別
(S124)、ヘッダー16の仕様(分岐管数と分岐管
の角度、また連結品の場合は、ヘッダー分岐管の合計数
及び各ヘッダー分岐管の角度)の判別(S125)を行
う。ついでヘッダー分岐管に順に割り付けられた番号の
属性を判断して、分岐管の番号順にそこに接続している
配管系統末端の衛生機器10の種類を判別し(S12
6)、配管が途中で分岐しているか否かを判断する(S
127)。非分岐の場合は、配管系統の種類(給水か給
湯)を判別する(S128)。(S127)で配管が途中
で分岐している場合は、分岐先の末端の衛生機器10の
種類を判別し(S126)、非分岐であることを確認し
てから(S127)、配管系統の種類(給水か給湯)を
判別する(S128)。
の配管系統30について、ヘッダー分岐管17側から末
端の衛生機器10に向かって、ヘッダー16、配管部材
33及び衛生機器10の属性を判断する。すなわちヘッ
ダー16の種類(標準品またはそれを複数本連結した連
結品)の判別(S123)、ヘッダー16の型式の判別
(S124)、ヘッダー16の仕様(分岐管数と分岐管
の角度、また連結品の場合は、ヘッダー分岐管の合計数
及び各ヘッダー分岐管の角度)の判別(S125)を行
う。ついでヘッダー分岐管に順に割り付けられた番号の
属性を判断して、分岐管の番号順にそこに接続している
配管系統末端の衛生機器10の種類を判別し(S12
6)、配管が途中で分岐しているか否かを判断する(S
127)。非分岐の場合は、配管系統の種類(給水か給
湯)を判別する(S128)。(S127)で配管が途中
で分岐している場合は、分岐先の末端の衛生機器10の
種類を判別し(S126)、非分岐であることを確認し
てから(S127)、配管系統の種類(給水か給湯)を
判別する(S128)。
【0023】ここで、本発明における配管系統のルール
を図13により説明する。各ヘッダー分岐管17から末
端の衛生機器10までの繋がりを1つの配管系統30と
し、その途中で配管主管から分岐して別の衛生機器に接
続している場合は、主管側のヘッダー分岐管17からそ
の衛生機器10aまでを1つの配管系統30aとし、そ
の分岐点から他の末端の衛生機器10bまでを別の配管
系統30bとする。さらにこの配管系統30bの途中で
分岐し別の衛生機器(不図示)に接続される場合は、こ
の分岐点からまた別の衛生機器(不図示)までを更に分
岐した別の配管系統(不図示)とする。
を図13により説明する。各ヘッダー分岐管17から末
端の衛生機器10までの繋がりを1つの配管系統30と
し、その途中で配管主管から分岐して別の衛生機器に接
続している場合は、主管側のヘッダー分岐管17からそ
の衛生機器10aまでを1つの配管系統30aとし、そ
の分岐点から他の末端の衛生機器10bまでを別の配管
系統30bとする。さらにこの配管系統30bの途中で
分岐し別の衛生機器(不図示)に接続される場合は、こ
の分岐点からまた別の衛生機器(不図示)までを更に分
岐した別の配管系統(不図示)とする。
【0024】図12の配管部材集計表Eを作成するため
の配管系統上の部材集計処理は配管系統毎の配管部材の
属性の判別と集計が行われる。まず図14に示すヘッダ
ー16に接続される配管部材33の型式、数量、位置関
係が集計される。1つの配管系統30上の配管34が継
手で上流側と下流側に区切られている場合は、区切られ
た各配管の長さ、数量、ヘッダー16から衛生機器10
までの配置順とその配管前後に接続している継手等の配
管部材33の接続関係の情報も集計される。各配管部材
13の種類、型式、数量とその配置順序と位置もあわせ
て集計される(S129)。次に、配管図Cには、施工に
必要な固定具等の配管部材33が配置されているので、
その種類、型式、数量を上記区切られた配管34のどれ
に配置されているか、またその配管上にどの順序で配置
されているのかの情報も含めて集計される(S13
0)。上記の手順で集計された全ての属性情報を、各配
管系統30の属性情報とヘッダー側から衛生機器10ま
での位置情報に基づいて整理することにより、部材集計
表が作成される(S131)。
の配管系統上の部材集計処理は配管系統毎の配管部材の
属性の判別と集計が行われる。まず図14に示すヘッダ
ー16に接続される配管部材33の型式、数量、位置関
係が集計される。1つの配管系統30上の配管34が継
手で上流側と下流側に区切られている場合は、区切られ
た各配管の長さ、数量、ヘッダー16から衛生機器10
までの配置順とその配管前後に接続している継手等の配
管部材33の接続関係の情報も集計される。各配管部材
13の種類、型式、数量とその配置順序と位置もあわせ
て集計される(S129)。次に、配管図Cには、施工に
必要な固定具等の配管部材33が配置されているので、
その種類、型式、数量を上記区切られた配管34のどれ
に配置されているか、またその配管上にどの順序で配置
されているのかの情報も含めて集計される(S13
0)。上記の手順で集計された全ての属性情報を、各配
管系統30の属性情報とヘッダー側から衛生機器10ま
での位置情報に基づいて整理することにより、部材集計
表が作成される(S131)。
【0025】図12の部材集計表Eは、最左列に「ヘッ
ダー番号」と「ヘッダー分岐管番号」を示し、例えば
(イ)行の「2」は連結ヘッダーNO.2の型番を示し、
給水用で「PBH3PS」のヘッダーを1個使用することを
示す。次の行から14行にわたって「2−1」が続く
が、「2」のヘッダーに分岐管側から14個の部材が配
置されることを示す。最初の行(ロ)の「2−1」は、
ヘッダー分岐管2−1に接続する部材で、「H」は主管
を示し、給水用で末端の衛生機器が洗面所で、部材RS1
0のEF継手を1個使用することを示す。次の(ハ)行
は、配管の種類、P5パイプを長さ2500mmだけ使
うことを示し、次の(ニ)行は、このパイプに使用する
部材T10チーズを示し、次の(ホ)〜(ト)行はこの
パイプ上に使用する鞘管で、(ホ)〜(ト)の順で配置
する。(ホ)行はSY−1鞘管でその長さは1000m
mであることを示し、次の(ヘ)(ト)行は、SY2鞘管
の長さ100mmを2本使うことを示す。次の(チ)行
は、T10チーズからS5のEF継手間に接続使用するパイ
プP6長さ1000mmを示し、(リ)行は、このパイ
プP6の末端に使う部材S5のEF継手を示す。以下の行
は、パイプP6上に順に配置される部材を示す。(ル)
行のB1はT10継手から分岐した系統の配管を示す。上記
集計表は、ヘッダー側から順に配管部材が配列されてい
るので、この集計表の配列順にユニットの組立を行うこ
とにより、配管組立を効率よく行うことができるととも
に、工程管理や組立後の確認も速やかに行うことができ
る。
ダー番号」と「ヘッダー分岐管番号」を示し、例えば
(イ)行の「2」は連結ヘッダーNO.2の型番を示し、
給水用で「PBH3PS」のヘッダーを1個使用することを
示す。次の行から14行にわたって「2−1」が続く
が、「2」のヘッダーに分岐管側から14個の部材が配
置されることを示す。最初の行(ロ)の「2−1」は、
ヘッダー分岐管2−1に接続する部材で、「H」は主管
を示し、給水用で末端の衛生機器が洗面所で、部材RS1
0のEF継手を1個使用することを示す。次の(ハ)行
は、配管の種類、P5パイプを長さ2500mmだけ使
うことを示し、次の(ニ)行は、このパイプに使用する
部材T10チーズを示し、次の(ホ)〜(ト)行はこの
パイプ上に使用する鞘管で、(ホ)〜(ト)の順で配置
する。(ホ)行はSY−1鞘管でその長さは1000m
mであることを示し、次の(ヘ)(ト)行は、SY2鞘管
の長さ100mmを2本使うことを示す。次の(チ)行
は、T10チーズからS5のEF継手間に接続使用するパイ
プP6長さ1000mmを示し、(リ)行は、このパイ
プP6の末端に使う部材S5のEF継手を示す。以下の行
は、パイプP6上に順に配置される部材を示す。(ル)
行のB1はT10継手から分岐した系統の配管を示す。上記
集計表は、ヘッダー側から順に配管部材が配列されてい
るので、この集計表の配列順にユニットの組立を行うこ
とにより、配管組立を効率よく行うことができるととも
に、工程管理や組立後の確認も速やかに行うことができ
る。
【0026】また、展開図作成コマンド(S132)を
実行すると、配管図に配置された全ての配管部材33の
2次元形状データが配管部材データベース46dから読
み出され、配管系統順に自動配置される。すなわち各配
管系統30について、配管34の全長が認識され、衛生
機器10側の配管部材33の位置が分かり、長い配管3
4の末端はヘッダー16から離れた位置に、短い配管3
4の末端はヘッダー16の近くに配置され、図14に示
す展開図Fが自動作成される。この展開図には、全ての
配管情報が集約されているので、この展開図Fを使っで
配管ユニットを組立の際組立指示を行うと、組立時間を
大幅に短縮することが可能となる。
実行すると、配管図に配置された全ての配管部材33の
2次元形状データが配管部材データベース46dから読
み出され、配管系統順に自動配置される。すなわち各配
管系統30について、配管34の全長が認識され、衛生
機器10側の配管部材33の位置が分かり、長い配管3
4の末端はヘッダー16から離れた位置に、短い配管3
4の末端はヘッダー16の近くに配置され、図14に示
す展開図Fが自動作成される。この展開図には、全ての
配管情報が集約されているので、この展開図Fを使っで
配管ユニットを組立の際組立指示を行うと、組立時間を
大幅に短縮することが可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上に記述の如く、本発明によれば、引
合い、見積り、受注から配管ユニット出荷までの工程の
うち、少なくとも連続した複数の工程が一連のシステム
で処理されるので、その期間を大幅に短縮することがで
きる。また正確かつ迅速な配管工事が可能な配管部材を
提供することができる。
合い、見積り、受注から配管ユニット出荷までの工程の
うち、少なくとも連続した複数の工程が一連のシステム
で処理されるので、その期間を大幅に短縮することがで
きる。また正確かつ迅速な配管工事が可能な配管部材を
提供することができる。
【図1】本発明の配管部材受発送システムを実施する装
置の機器構成を示すブロック図である。
置の機器構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の配管部材受発送システムの処理フロー
を示すフローチャート図である。
を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の配管CAD装置の機器構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】本発明の配管CADシステムの処理フローを示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図5】本発明の配管CADシステムの処理フローを示す
フローチャート図である。
フローチャート図である。
【図6】収まり図Aである。
【図7】ヘッダーの斜視図である。
【図8】ヘッダー設定一覧表の一例を示す図である。
【図9】衛生機器及びヘッダーを配置した間取り図Bで
ある。
ある。
【図10】配管図Cである。
【図11】アイソメ図Dである。
【図12】部材集計表Eを示す図である。
【図13】部材集計表に従って作成された配管部材の配
置を模式的に示す図である。
置を模式的に示す図である。
【図14】展開図Fである。
1 顧客端末 2 ファイル管理サーバ 3 設計管理手段 4 CAD手段 5 生産管理手段 6 生産支援手段 7 受付手段 8 メールサーバ 10 衛生機器 13 配管部材 15 配管接続口 16 ヘッダー 17 分岐管
Claims (6)
- 【請求項1】 顧客から提供された間取り図を含む物
件情報を受付ける受付手段と、物件情報に基づく見積に
必要な配管情報の作成日程を管理する設計管理手段と、
配管図及び配管部材集計表を含む配管情報を作成する設
計手段と、配管情報を含む見積情報の作成を行い、その
情報を顧客に送達する見積手段と、一つの処理が終了し
たことを通知されると次の処理を実行する手段を起動す
るとともに上記各情報を格納する物件管理手段とを有す
ることを特徴とする配管部材受発送システム。 - 【請求項2】 顧客から提供された間取り図を含む物件
情報に基づいて作成された配管図及び配管部材集計表を
含む配管情報を格納する物件管理手段と、受注した配管
部材の生産日程を管理する生産管理手段と、生産日程に
基づいて配管部材の生産及び発送に必要なデータを作成
する生産支援手段とを有し、物件管理手段は一つの処理
が終了したことを通知されると次の処理を実行する手段
を起動する機能を有することを特徴とする配管部材受発
送システム。 - 【請求項3】 顧客から提供された間取り図を含む物件
情報を受付ける受付手段と、物件情報に基づく見積に必
要な配管情報の作成日程を管理する設計管理手段と、配
管図及び配管部材集計表を含む配管情報を作成する設計
手段と、配管情報を含む見積情報の作成を行う見積手段
と、受注した配管部材の生産日程を管理する生産管理手
段と、生産日程に基づいて配管部材の生産及び発送に必
要なデータを作成する生産支援手段とを有し、一つの処
理が終了したことを通知されると次の処理を実行する手
段を起動するとともに上記各情報を格納する物件管理手
段とを有することを特徴とする配管部材受発送システ
ム。 - 【請求項4】 配管部材は複数の分岐管を有するヘッダ
ーを含み、配管図は各分岐管ごとに属性が付加された配
管系統を有することを特徴とする請求項1〜3のいづれ
かに記載の配管部材受発送システム。 - 【請求項5】 設計手段は、配管図から3次元図を作成
する手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいづ
れかに記載の配管部材受発送システム。 - 【請求項6】 設計手段は、配管図から2次元配管デー
タを表す展開図を作成する手段を有することを特徴とす
る請求項1〜3のいづれかに記載の配管部材受発送シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045355A JP2002251428A (ja) | 2000-12-19 | 2001-02-21 | 配管部材受発送システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-386066 | 2000-12-19 | ||
JP2000386066 | 2000-12-19 | ||
JP2001045355A JP2002251428A (ja) | 2000-12-19 | 2001-02-21 | 配管部材受発送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002251428A true JP2002251428A (ja) | 2002-09-06 |
Family
ID=26606143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001045355A Pending JP2002251428A (ja) | 2000-12-19 | 2001-02-21 | 配管部材受発送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002251428A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250618A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Geoplan:Kk | 複数経路部材一括配置作図システム、プログラムおよび情報記憶媒体 |
KR101995686B1 (ko) * | 2019-01-17 | 2019-07-02 | 최흥철 | 파이프 스풀 생산관리 시스템 및 이를 이용한 파이프 스풀 생산관리 방법 |
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001045355A patent/JP2002251428A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013250618A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Geoplan:Kk | 複数経路部材一括配置作図システム、プログラムおよび情報記憶媒体 |
KR101995686B1 (ko) * | 2019-01-17 | 2019-07-02 | 최흥철 | 파이프 스풀 생산관리 시스템 및 이를 이용한 파이프 스풀 생산관리 방법 |
WO2020149486A1 (ko) * | 2019-01-17 | 2020-07-23 | 최흥철 | 파이프 스풀 생산관리 시스템 및 이를 이용한 파이프 스풀 생산관리 방법 |
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