JP2002250227A - エンジンのフライホイールカバー冷却構造 - Google Patents
エンジンのフライホイールカバー冷却構造Info
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Abstract
を冷却することで、フライホイールマグネトーを冷却し
て発電容量を増大させ、またオイルポンプを冷却してオ
イルのベーパー化の防止を図ること。 【解決手段】フライホイールカバー61の外面のオイル
ポンプ取付座61aに、ウォータジャケット80を形成
している。また、フライホイールカバー61の外面のオ
イルポンプ取付座61aの周囲に、冷却フィン、リブを
設け、この冷却フィン、リブに冷却パイプを設けてい
る。また、フライホイールカバー61の外面に、オイル
ポンプ取付座とフランジ部を有するプレートを介在して
オイルポンプ62を取り付け、フランジ部に冷却パイプ
を設けている。
Description
カバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるエンジン
のフライホイールカバーの冷却構造に関する。
ンにおいては、クランク軸端に設けられたフライホイー
ルマグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイ
ルポンプを取り付ける構成が採用されている。
イホイールマグネトーやオイルポンプの発熱を防ぐため
にもフライホイールカバーの放熱性を高める必要があ
る。
ジンにおいては、フライホイールカバーに冷却フィンを
設けているが、フライホイールカバーの冷却が不十分で
フライホイールマグネトーが発熱してその発電容量に制
限を受けるとともに、オイルポンプが発熱してオイルが
ベーパー化する等の不具合が発生する可能性があった。
ので、簡単な構造でフライホイールカバーを冷却するこ
とで、フライホイールマグネトーを冷却して発電容量を
増大させ、またオイルポンプを冷却してオイルのベーパ
ー化の防止を図ることが可能なエンジンのフライホイー
ルカバー冷却構造を提供することを目的としている。
目的を達成するために、この発明は、以下のように構成
した。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバーの
外面のオイルポンプ取付座に、ウォータジャケットを形
成したことを特徴とするエンジンのフライホイールカバ
ー冷却構造。』である。
イホイールカバーの外面のオイルポンプ取付座に形成し
たウォータジャケットに冷却水を供給してフライホイー
ルカバーを冷却することで、フライホイールマグネトー
を冷却して発電容量の増大ができ、またオイルポンプを
冷却してオイルのベーパー化を防止することができる。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバーの
外面のオイルポンプ取付座の周囲に、冷却フィンを設
け、この冷却フィンに冷却パイプを設けたことを特徴と
するエンジンのフライホイールカバー冷却構造。』であ
る。
イホイールカバーの外面の冷却フィンに冷却パイプを設
け、この冷却パイプに冷却水を供給してフライホイール
カバーを冷却することで、フライホイールマグネトーを
冷却して発電容量の増大ができ、またオイルポンプを冷
却してオイルのベーパー化を防止することができる。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバーの
外面に、オイルポンプ取付座とフランジ部を有するプレ
ートを介在して前記オイルポンプを取り付け、前記フラ
ンジ部に冷却パイプを設けたことを特徴とするエンジン
のフライホイールカバー冷却構造。』である。
イホイールカバーの外面に、オイルポンプ取付座とフラ
ンジ部を有するプレートを介在してオイルポンプを取り
付け、フランジ部に冷却パイプを設け、この冷却パイプ
に冷却水を供給してフライホイールカバーを冷却するこ
とで、フライホイールマグネトーを冷却して発電容量の
増大ができ、またオイルポンプを冷却してオイルのベー
パー化を防止することができる。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバーの
外面のオイルポンプ取付座に、冷却パイプをインサート
して設けたことを特徴とするエンジンのフライホイール
カバー冷却構造。』である。
イホイールカバーの外面のオイルポンプ取付座に冷却パ
イプをインサートし、この冷却パイプに冷却水を供給し
てフライホイールカバーを冷却することで、フライホイ
ールマグネトーを冷却して発電容量の増大ができ、また
オイルポンプを冷却してオイルのベーパー化を防止する
ことができる。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバー
に、冷却ボックスを配置したことを特徴とするエンジン
のフライホイールカバー冷却構造。』である。
イホイールカバーに、冷却ボックスを配置し、この冷却
ボックスに冷却水を供給してフライホイールカバーを冷
却することで、フライホイールマグネトーを冷却して発
電容量の増大ができ、またオイルポンプを冷却してオイ
ルのベーパー化を防止することができる。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバー
に、オイルポンプ取付座とウォータジャケットを形成し
たオイルポンプ取付体を組み付けたことを特徴とするエ
ンジンのフライホイールカバー冷却構造。』である。
イホイールカバーに、オイルポンプ取付座とウォータジ
ャケットを形成したオイルポンプ取付体を組み付け、ウ
ォータジャケットに冷却水を供給してフライホイールカ
バーを冷却することで、フライホイールマグネトーを冷
却して発電容量の増大ができ、またオイルポンプを冷却
してオイルのベーパー化を防止することができる。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバー
に、空気取入口と空気排出口とを設け、サイレンサーか
らの空気を前記空気取入口からフライホイールカバー内
に供給して前記空気排出口からキャブレタに排出するこ
とを特徴とするエンジンのフライホイールカバー冷却構
造。』である。
イホイールカバーに、空気取入口と空気排出口とを設
け、サイレンサーからの空気を空気取入口からフライホ
イールカバー内に供給して空気排出口からキャブレタに
排出してフライホイールマグネトーを冷却して発電容量
の増大ができ、またフライホイールカバーを冷却するこ
とで、オイルポンプを冷却してオイルのベーパー化を防
止することができる。
に設けられたフライホイールマグネトーを覆うフライホ
イールカバーの外面にオイルポンプを取り付けてなるフ
ライホイールカバーを備えるエンジンのフライホイール
カバー冷却構造において、前記フライホイールカバー
に、ウォータジャケットを形成したスペーサーを介在し
て前記フライホイールマグネトーを支持し、前記フライ
ホイールカバーに前記スペーサーのウォータジャケット
に連通する冷却水通路を形成したことを特徴とするエン
ジンのフライホイールカバー冷却構造。』である。
イホイールカバーにスペーサーのウォータジャケットに
連通する冷却水通路を形成し、この冷却水通路から冷却
水をウォータジャケットに供給し、フライホイールカバ
ー及びスペーサーを冷却することで、フライホイールマ
グネトーを冷却して発電容量の増大ができ、またオイル
ポンプを冷却してオイルのベーパー化を防止することが
できる。
イホイールカバー冷却構造を、図面に基づいて詳細に説
明する。まず、エンジンのフライホイールカバー冷却構
造の第1の実施の形態を、図1乃至図4に基づいて説明
する。図1は水上滑走艇の一部を破断した側面図、図2
は水上滑走艇に搭載されたエンジンの正面図、図3はエ
ンジンのフライホイールカバーの正面図、図4はエンジ
ンの断面図である。
左右方向)略中央部であって、船体2のハル2aとデッ
キ2bとを接合して形成されるエンジン室S内には駆動
源である2サイクル3気筒のエンジン3が搭載されてお
り、このエンジン3の前方には燃料タンク4が配設され
ている。そして、船体2の燃料タンク4の上方はカウリ
ング5によって覆われており、燃料タンク4の上方のカ
ウリング5外には操舵ハンドル6が斜めに立設され、こ
の操舵ハンドル6の後方にはシート7が着脱自在に配設
されている。また、船体2はFRP(繊維強化プラスチ
ック)製のハル2aとデッキ2bをガンネル2cで結合
して構成されており、これの内部は前後の吸気ダクト
8,9を介して大気に連通している。
設されており、このエンジン3は複数のマウントラバー
10を介して船体2内の底部に弾性支持され、そのクラ
ンク軸11は船体の前後方向に配されている。図2に示
すように、エンジン3の右側(進行方向に向かって右側
であって、図2においては左側)の吸気系には各気筒毎
に吸気管12が接続されており、3本の吸気管12には
共通の吸気サイレンサ13が接続されており、各吸気管
12にはキャブレタ14がそれぞれ接続されている。ま
た、吸気系には、スロットル弁軸15、スロットル弁操
作ワイヤを巻き掛けるプーリ16が設けられている。
筒の不図示の排気ポートが前後方向に等間隔で開口して
おり、これらの排気ポートには排気マニホールド17が
接続されている。この排気マニホールド17は上方に立
ち上がり、その端部には排気管18が接続されている。
かって略水平に延びた後、折り曲げられて後方に向かっ
て延設され、エンジン3の後方に配されたウォータロッ
ク19に接続されている。ウォータロック19の上部か
らは排気管20が上方に向かって延び、この排気管20
は船体2の後方に向かって延出されている。
成されており、このポンプ室21の内部には推進ユニッ
ト22が配設されている。この推進ユニット22は、船
底及び後方に開口するハウジング23を有しており、こ
のハウジング23内には、クランク軸11と同軸に配さ
れたインペラ軸24が臨んでおり、このインペラ軸24
はカップリング25によってクランク軸11に連結され
ている。そして、このインペラ軸24の後端部には、ハ
ウジング23内に収納されたインペラ26が結着されて
いる。
かって開口しており、その開口部にはデフレクタ27が
左右に揺動自在に取り付けられている。そして、このデ
フレクタ27は不図示のケーブルを介して操舵ハンドル
6に連動連結されており、操舵ハンドル6によるステア
リング操作でデフレクタ27の方向を変えることによっ
て当該水上滑走艇1の操舵がなされる。
は、上下割のクランクケース40,41にクランク軸1
1が軸受42を介して軸支されている。このクランクケ
ース41に、シリンダブロック43、シリンダヘッド4
4が載置され、さらにシリンダヘッド44にヘッドカバ
ー45が取り付けられている。シリンダブロック43に
形成されたシリンダ46にはピストン47が往復動可能
に設けられている。このピストン47のピストンピン4
8と、クランク軸11のクランクピン49はコンロッド
50を介して連結され、ピストン47が往復動すること
でクランク軸11が回転する。
シリンダヘッド44により燃焼室51が形成され、シリ
ンダヘッド44には燃焼室51に望むように点火プラグ
52が設けられている。また、シリンダブロック43に
は、燃焼室51とクランク室53とを連通する掃気通路
54が形成されている。
ルマグネトー60が設けられ、このフライホイールマグ
ネトー60はクランクケース40,41に脱着可能に取
り付けられたアルミニウム合金製のフライホイールカバ
ー61によって覆われている。フライホイールマグネト
ー60は、クランク軸11と一体に回転するフライホイ
ール602と、フライホイール602の内側に配置され
た永久磁石603とからなるロータ部と、フライホイー
ルカバー61のステータ取付部61xに取り付けられた
コア604と、このコア604に巻付けたコイル605
からなるステータ部とを有している。
ルポンプ62が取り付けられ、このオイルポンプ62に
はオイル供給ホース66及びオイルポンプ操作ワイヤー
67が設けられている。
部には、オイルポンプ62を取り付けるためのオイルポ
ンプ取付座61aが形成され、その下方にはフライホイ
ールマグネトー60のワイヤーハーネスの取出孔61b
が穿設されている。そして、オイルポンプ取付座61a
にはオイルポンプ62の入力軸70が貫通するための円
孔61cが穿設されるとともに、オイルポンプ62を取
り付けるボルトが螺着されるべきネジ穴61dが形成さ
れている。
オイルポンプ取付座61aの両側には、横方向に延びる
複数の冷却フィン61eがオイルポンプ取付座61aの
上下方向全範囲に亘って適当な間隔で平行をなして一体
に突設されており、これらの冷却フィン61eはオイル
ポンプ取付座61aの両側に上下方向に延びるリブ61
fによって互いに連結されている。
は、エンジンマウント部28aが左右にオーバーハング
して一体に形成されており、エンジン3の前端部は左右
のエンジンマウント部28a及びマウントラバー10を
介して船体2の底部に弾性支持されている。そして、冷
却フィン61eの一部は左右のエンジンマウント部28
aまで延設されており、図3に示すように、冷却フィン
61eは全体として正面視で台形型枠状を成している。
れた複数の冷却フィン61eによってその放熱性が高め
られるため、フライホイールカバー61によって覆われ
たフライホイールマグネトー60やフライホイールカバ
ー61に取り付けられたオイルポンプ62で発生した熱
の一部はフライホイールカバー61を介して大気中に放
熱され、フライホイールマグネトー60やオイルポンプ
62の発熱が抑えられる。
ルカバー61の外面のオイルポンプ取付座61aの凹部
61a1と、オイルポンプ62の凹部62aとでウォー
タジャケット80を形成している。このウォータジャケ
ット80に冷却水を供給することで、フライホイールカ
バー61及びオイルポンプ62を冷却水で冷却し、さら
にフライホイールカバー61からフライホイールマグネ
トー60を冷却することで、フライホイールマグネトー
60の発電容量の増大ができ、またオイルポンプ62の
オイルのベーパー化を防止することができる。
却構造の第2の実施の形態を、図5に基づいて説明す
る。図5はエンジンのフライホイールカバーの正面図で
ある。
リブ61fに冷却パイプ81,82を設け、この冷却パ
イプ81,82を連結チューブ83で連結しており、図
1乃至図4の実施の形態と同じ部材は、同じ符号を付し
て説明を省略する。
外面の冷却フィン61e、リブ61fに冷却パイプ8
1,82をインサートして設け、さらに冷却パイプ8
1,82を連結チューブ83で連結している。この冷却
パイプ81から冷却水を供給し、この冷却水が連結チュ
ーブ83を介して冷却パイプ81に流れ、フライホイー
ルカバー61自体や冷却フィン61e、リブ61fを冷
却する。このフライホイールカバー61を冷却水で冷却
することで、フライホイールマグネトー60を冷却して
発電容量の増大ができ、またオイルポンプ62を冷却し
てオイルのベーパー化を防止することができる。
却構造の第3の実施の形態を、図6に基づいて説明す
る。図6はエンジンのフライホイールカバーの正面図で
ある。
ー61の外面に、オイルポンプ取付座84aとフランジ
部84bを有するプレート84を介在してオイルポンプ
62を取り付け、フランジ部84bに冷却パイプ85を
設けている。プレート84はSUSで形成され、フラン
ジ部84bに冷却パイプ85はロウ付けあるいは溶接で
設け、この冷却パイプ85の一方に冷却水配管86を接
続し、他方に冷却水配管87を接続しており、図1乃至
図4の実施の形態と同じ部材は、同じ符号を付して説明
を省略する。
外面に、プレート84を介在してオイルポンプ62を取
り付け、フランジ部84bに設けた冷却パイプ85に冷
却水配管86から冷却水を供給し、冷却水配管87へ流
すことで、プレート84を介してフライホイールカバー
61を冷却水で冷却することで、フライホイールマグネ
トー60を冷却して発電容量の増大ができ、またオイル
ポンプ62を冷却してオイルのベーパー化を防止するこ
とができる。
却構造の第4の実施の形態を、図7に基づいて説明す
る。図7はエンジンのフライホイールカバーの正面図で
ある。
ー61の外面のオイルポンプ取付座61aに、SUSで
形成した冷却パイプ88をインサートして設けており、
図1乃至図4の実施の形態と同じ部材は、同じ符号を付
して説明を省略する。
外面のオイルポンプ取付座61aに冷却パイプ88をイ
ンサートし、この冷却パイプ88に冷却水を供給するこ
とで、フライホイールカバー61を冷却水で冷却するこ
とで、フライホイールマグネトー60を冷却して発電容
量の増大ができ、またオイルポンプ62を冷却してオイ
ルのベーパー化を防止することができる。
却構造の第5の実施の形態を、図8に基づいて説明す
る。図8はエンジンのフライホイールカバーの正面図で
ある。
ー61に、冷却ボックス90を配置し、この冷却ボック
ス90の一方に冷却水配管91を接続し、他方に冷却水
配管92を接続しており、図1乃至図4の実施の形態と
同じ部材は、同じ符号を付して説明を省略する。
に、冷却ボックス90を配置し、この冷却ボックス90
に冷却水配管91から冷却水を供給し、冷却水配管92
から排出し、冷却ボックス90に貯留する冷却水でより
有効にフライホイールカバー61を冷却することで、フ
ライホイールマグネトー60を冷却して発電容量の増大
ができ、またオイルポンプ62を冷却してオイルのベー
パー化を防止することができる。
却構造の第6の実施の形態を、図9に基づいて説明す
る。図9はエンジンの断面図である。
ー61に、オイルポンプ取付座93aとウォータジャケ
ット93bを形成したオイルポンプ取付体93を組み付
け、締付ボルト94で締付固定する。このオイルポンプ
取付体93に、フライホイールマグネトー60のコア6
04を固定しており、図1乃至図4の実施の形態と同じ
部材は、同じ符号を付して説明を省略する。
に、オイルポンプ取付体93を組み付け、オイルポンプ
取付座93aにオイルポンプ62を取り付け、ウォータ
ジャケット93bに冷却水を供給してオイルポンプ取付
体93からフライホイールカバー61を冷却すること
で、フライホイールマグネトー60を冷却して発電容量
の増大ができ、またオイルポンプ62を冷却してオイル
のベーパー化を防止することができる。
却構造の第7の実施の形態を、図10に基づいて説明す
る。図10はエンジンの断面図である。
ー61に、空気取入口61hと空気排出口61iとを設
け、サイレンサー13からの空気を空気供給配管95を
介して空気取入口61hよりフライホイールカバー61
内に供給し、空気排出口61iから空気排出配管96を
介してキャブレタ14に排出しており、図1乃至図4の
実施の形態と同じ部材は、同じ符号を付して説明を省略
する。
に、空気取入口61hと空気排出口61iとを設け、サ
イレンサー13からの空気を空気取入口61hからフラ
イホイールカバー61内に供給して空気排出口61iか
らキャブレタ14に排出することで、フライホイールマ
グネトー60を空気で冷却し発電容量の増大ができ、さ
らにフライホイールカバー61を冷却することで、オイ
ルポンプ62を冷却してオイルのベーパー化を防止する
ことができる。
却構造の第8の実施の形態を、図11に基づいて説明す
る。図11はエンジンの断面図である。
ー61に、ウォータジャケット97aを形成したスペー
サー97を介在してフライホイールマグネトー60のコ
ア604を支持し、フライホイールカバー61にスペー
サー97のウォータジャケット97aに連通する冷却水
通路61j,61kを形成しており、図1乃至図4の実
施の形態と同じ部材は、同じ符号を付して説明を省略す
る。
スペーサー97のウォータジャケット97aに連通する
冷却水通路61j,61kを形成し、この冷却水通路6
1jから冷却水をウォータジャケット97aに供給し、
冷却水通路61kから排出することで、フライホイール
カバー61を冷却すると共に、フライホイールマグネト
ー60を冷却し発電容量の増大ができる。また、フライ
ホイールカバー61に取り付けたオイルポンプ62を冷
却してオイルのベーパー化を防止することができる。
ンジン3が駆動されると、そのクランク軸11の回転は
カップリング25を介してインペラ軸24に伝達され、
このインペラ軸24とこれに結着されたインペラ26が
所定の速度で一体的に回転駆動される。このように、イ
ンペラ26が回転駆動されると、インペラ26はハウジ
ング23内の船底開口部から吸引した水を昇圧してこれ
をデフレクタ27から後方へ向かって噴射するため、こ
の水の噴射によって所要の推進力が発生し、この推進力
によって水上滑走艇1が所定の速度で航走する。
エンジンに設けられたフライホイールカバーの冷却構造
について説明したが、この発明はその他任意のエンジン
に設けられたフライホイールカバーに対して同様に適用
可能であることは勿論である。
に記載の発明では、フライホイールカバーの外面のオイ
ルポンプ取付座に形成したウォータジャケットに冷却水
を供給してフライホイールカバーを冷却することで、フ
ライホイールマグネトーを冷却して発電容量の増大がで
き、またオイルポンプを冷却してオイルのベーパー化を
防止することができる。
ルカバーの外面の冷却フィンに冷却パイプを設け、この
冷却パイプに冷却水を供給してフライホイールカバーを
冷却することで、フライホイールマグネトーを冷却して
発電容量の増大ができ、またオイルポンプを冷却してオ
イルのベーパー化を防止することができる。
ルカバーの外面に、オイルポンプ取付座とフランジ部を
有するプレートを介在してオイルポンプを取り付け、フ
ランジ部に冷却パイプを設け、この冷却パイプに冷却水
を供給してフライホイールカバーを冷却することで、フ
ライホイールマグネトーを冷却して発電容量の増大がで
き、またオイルポンプを冷却してオイルのベーパー化を
防止することができる。
ルカバーの外面のオイルポンプ取付座に冷却パイプをイ
ンサートし、この冷却パイプに冷却水を供給してフライ
ホイールカバーを冷却することで、フライホイールマグ
ネトーを冷却して発電容量の増大ができ、またオイルポ
ンプを冷却してオイルのベーパー化を防止することがで
きる。
ルカバーに、冷却ボックスを配置し、この冷却ボックス
に冷却水を供給してフライホイールカバーを冷却するこ
とで、フライホイールマグネトーを冷却して発電容量の
増大ができ、またオイルポンプを冷却してオイルのベー
パー化を防止することができる。
ルカバーに、オイルポンプ取付座とウォータジャケット
を形成したオイルポンプ取付体を組み付け、ウォータジ
ャケットに冷却水を供給してフライホイールカバーを冷
却することで、フライホイールマグネトーを冷却して発
電容量の増大ができ、またオイルポンプを冷却してオイ
ルのベーパー化を防止することができる。
ルカバーに、空気取入口と空気排出口とを設け、サイレ
ンサーからの空気を空気取入口からフライホイールカバ
ー内に供給して空気排出口からキャブレタに排出してフ
ライホイールマグネトーを冷却して発電容量の増大がで
き、またフライホイールカバーを冷却することで、オイ
ルポンプを冷却してオイルのベーパー化を防止すること
ができる。
ルカバーにスペーサーのウォータジャケットに連通する
冷却水通路を形成し、この冷却水通路から冷却水をウォ
ータジャケットに供給し、フライホイールカバー及びス
ペーサーを冷却することで、フライホイールマグネトー
を冷却して発電容量の増大ができ、またオイルポンプを
冷却してオイルのベーパー化を防止することができる。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーの外面のオイルポンプ取付座
に、ウォータジャケットを形成したことを特徴とするエ
ンジンのフライホイールカバー冷却構造。 - 【請求項2】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーの外面のオイルポンプ取付座
の周囲に、冷却フィンを設け、この冷却フィンに冷却パ
イプを設けたことを特徴とするエンジンのフライホイー
ルカバー冷却構造。 - 【請求項3】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーの外面に、オイルポンプ取付
座とフランジ部を有するプレートを介在して前記オイル
ポンプを取り付け、前記フランジ部に冷却パイプを設け
たことを特徴とするエンジンのフライホイールカバー冷
却構造。 - 【請求項4】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーの外面のオイルポンプ取付座
に、冷却パイプをインサートして設けたことを特徴とす
るエンジンのフライホイールカバー冷却構造。 - 【請求項5】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーに、冷却ボックスを配置した
ことを特徴とするエンジンのフライホイールカバー冷却
構造。 - 【請求項6】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーに、オイルポンプ取付座とウ
ォータジャケットを形成したオイルポンプ取付体を組み
付けたことを特徴とするエンジンのフライホイールカバ
ー冷却構造。 - 【請求項7】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーに、空気取入口と空気排出口
とを設け、サイレンサーからの空気を前記空気取入口か
らフライホイールカバー内に供給して前記空気排出口か
らキャブレタに排出することを特徴とするエンジンのフ
ライホイールカバー冷却構造。 - 【請求項8】クランク軸端に設けられたフライホイール
マグネトーを覆うフライホイールカバーの外面にオイル
ポンプを取り付けてなるフライホイールカバーを備える
エンジンのフライホイールカバー冷却構造において、 前記フライホイールカバーに、ウォータジャケットを形
成したスペーサーを介在して前記フライホイールマグネ
トーを支持し、前記フライホイールカバーに前記スペー
サーのウォータジャケットに連通する冷却水通路を形成
したことを特徴とするエンジンのフライホイールカバー
冷却構造。
Priority Applications (1)
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JP2001046088A JP2002250227A (ja) | 2001-02-22 | 2001-02-22 | エンジンのフライホイールカバー冷却構造 |
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