JP2002250054A - 機械の保守方法および保守システム - Google Patents

機械の保守方法および保守システム

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JP2002250054A
JP2002250054A JP2001050283A JP2001050283A JP2002250054A JP 2002250054 A JP2002250054 A JP 2002250054A JP 2001050283 A JP2001050283 A JP 2001050283A JP 2001050283 A JP2001050283 A JP 2001050283A JP 2002250054 A JP2002250054 A JP 2002250054A
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Masahiko Umeda
昌彦 梅田
Masayuki Tanaka
雅之 田中
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Caterpillar Japan Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業車で不具合が発生した際、遠隔地にある
保守情報を作業車側で必要に応じて取得できるようにす
る。 【解決手段】 作業車11が有する個別の不具合基本情報
を遠隔地の管理局14に送信する。管理局14は不具合基本
情報を受信すると、保有する作業車11に関する保守情報
の中から不具合基本情報に該当する部分を検索して作業
車11に送信する。作業車11側では管理局14から送られて
きた保守情報を受信して作業車11の保守作業に役立て
る。管理局14にて一元的に集中管理された作業車11に関
する保守情報は更新が容易であるとともに確実である。
不具合が発生した作業車11側にいながら、遠隔地の管理
局14から作業車11の不具合個別の整備詳細情報を検索し
て取得でき、その情報にしたがって故障診断などの保守
作業を容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を遠隔地より
取得する機械の保守方法および保守システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平9−32039号公報に示される
ように、建設・土木用作業機械に設けられた電子制御コ
ントローラが、作業機械の各部に設けられた各種センサ
やコントローラ自身の異常・正常を検査する自己診断機
能を有し、この電子制御コントローラから通信コントロ
ーラを介して遠隔地の管理センタに、自己診断機能で得
られた故障コードを無線を利用して送信し、管理センタ
において、この故障コードを解析して、点検・修理の必
要があるかを判定し、必要があれば、作業機械の点検・
修理を実施するようにした異常通知システムがある。
【0003】この場合、作業機械で問題が発生して、作
業機械の点検・修理を実施する際は、例えば作業機械の
ディーラから担当者が作業機械のある現地に出向き、現
地にて作業機械の不具合基本情報(故障コード)を見
て、持参した整備解説書の該当部分を参照しながら修理
する方法が一般的である。
【0004】また、特開平6−11419号公報に示さ
れるように、車両に故障診断ツールを直接接続し、予め
ICメモリカードに記憶された故障診断マニュアルと車
両の故障コード又は測定値とを突合せて、診断手順、故
障項目(部品)、基準値との整合性を表示する車両の故
障診断装置もある。
【0005】作業機械の制御部は、装置の小型化、軽量
化、堅牢性を保つため、予め組込まれた限られた情報量
しか持つことができないので、上記のICメモリカード
のような外部記憶媒体を用いることで、その欠点を補う
ことが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】整備解説書は、該当部
分を見つけるのに時間を要し、最新情報を得るのには更
に時間を要する。
【0007】また、整備解説書またはICメモリカード
は、作業機械に応じた最新のものを個別に準備しておく
必要がある。
【0008】すなわち、作業機械の生産途中からその制
御ソフトウェアが改良されて変更になった際には、同機
種でも号機によって内容が異なる場合もあるので、修理
担当者は作業機械に該当する最新の整備解説書またはI
Cメモリカードを日頃から個別に用意しておき、トラブ
ル発生時に、それらを現地に持参して参照しながら保守
作業をする必要がある。
【0009】このため、最新情報については、随時発行
される追加情報をディーラなどで整理、保管し、修理担
当者に緊密に連絡する必要があるが、これらを個別に実
行することは容易でないとともに確実性に欠ける問題が
ある。
【0010】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、保守対象物で不具合が発生した際、遠隔地にある
保守情報を保守対象物側で必要に応じて取得できるよう
にすることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、保守対象物が有する個別の不具合基本情報を管理
局に送信し、管理局は不具合基本情報の受信により保有
する保守対象物に関する保守情報の中から不具合基本情
報に該当する部分を検索して保守対象物に送信し、保守
対象物側では管理局から送られてきた保守情報を受信し
て保守対象物の保守作業をする機械の保守方法であり、
管理局にて一元的に集中管理された保守対象物に関する
保守情報は更新が容易であるとともに確実であり、不具
合が発生した保守対象物側にいながら、例えば遠隔地の
管理局から保守対象物個別の保守情報を検索して取得で
き、その情報にしたがって保守作業を容易にできる。
【0012】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の機械の保守方法において、保守対象物が、不具合基
本情報として、保存蓄積された故障コードおよびキーワ
ードを管理局に送信し、管理局は、故障コードおよびキ
ーワードに該当する項目を検索して得た故障診断手順を
保守対象物に送信する保守方法であり、管理局は、自動
的に故障コードおよびキーワードに該当する項目を検索
して得た故障診断手順を保守対象物側へ送信するので、
常時管理者をおく必要がなく、また、保守対象物を保守
作業する者は、保守対象物を介して明示された故障診断
手順にしたがって保守対象物の故障原因、故障箇所など
を容易にかつ確実に探求できる。
【0013】請求項3に記載された発明は、不具合基本
情報を保存蓄積するとともに通信機能により外部と情報
を送受信可能の保守対象物と、保守対象物からの不具合
基本情報による問合せ通信を受信し保有している保守対
象物に関する保守情報の中から不具合基本情報に該当す
る部分を検索して保守対象物に送信する管理局とを具備
した機械の保守システムであり、保守対象物の不具合時
に現地で保守作業をする者が保守対象物を通じて発した
不具合基本情報から管理局が有する保守対象物に関する
保守情報のうち必要な該当部分の情報を検索して取得
し、これを利用しながら保守対象物の点検、修理などの
保守作業をするので、保守対象物とは別に特定のツール
を準備する必要がなく、また、管理局から得られた保守
情報にしたがって保守作業をするので、保守作業を効率
化して保守作業に要する時間を短縮化でき、また、最新
情報を一元的に集中管理する管理局より最新の追加情報
を検索して取得できるので、速報性に優れている。
【0014】請求項4に記載された機械の保守システム
は、請求項3記載の機械の保守システムにおいて、保守
対象物と管理局との間の通信に用いられる通信衛星を具
備したものであり、通信衛星を用いることで、管理局が
保有する保守対象物に関する保守情報を、任意の遠隔地
に位置する保守対象物に送信できる。
【0015】請求項5に記載された発明は、請求項3ま
たは4記載の機械の保守システムにおける保守対象物
が、外部記録媒体および外部記憶装置の少なくとも一方
からも保守情報を取得可能であるとしたものであり、管
理局にて一元的に集中管理された保守対象物に関する保
守情報を利用するとともに、外部記録媒体や外部記憶装
置からも保守情報を取得できるようにすることで、すな
わち外部記録媒体や外部記憶装置でバックアップ可能と
することで、保守対象物と管理局との通信に支障が生じ
た場合にも対応できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至3を参照しながら説明する。
【0017】図1に示されるように、保守対象物として
の機械、例えば油圧ショベル、ブルドーザ、ローダなど
の作業車11は、制御器および送受信器を備え、不具合基
本情報を、キーワードとともに故障コードの形で保存蓄
積するとともに、外部と情報を送受信可能の通信機能を
有する。キーワードは、作業車個別情報としての機種
名、号機などである。
【0018】作業車11の不具合基本情報は、通信衛星12
を介する無線通信および通信基地局13を介する有線通信
により、遠隔地の管理局14に送信される。
【0019】この管理局14は、様々な機種および号機の
作業車11に関する保守情報、すなわち整備解説に関する
詳細かつ最新の情報を保有しており、作業車11からの不
具合基本情報による問合せ通信を受信すると、保有して
いる情報の中から不具合基本情報に該当する詳細情報お
よび最新情報を検索して、これらの不具合個別の詳細情
報および最新情報を通信基地局13および通信衛星12を介
して作業車11に送信する。
【0020】作業車11は、後述するように磁気ディスク
(フロッピー(登録商標)ディスクなど)、光磁気ディ
スク(コンパクトディスクなど)またはメモリスティッ
クなどの外部記録媒体15からも保守情報を取得可能であ
る。
【0021】図2に示されるように、作業車11は機体コ
ントローラ21を搭載している。この機体コントローラ21
は、中央処理装置(CPU)27と、リードオンリメモ
リ、ランダムアクセスメモリ、不揮発性メモリなどの内
部記憶装置28とで構成され、コンピュータの機能を備え
ている。
【0022】この機体コントローラ21には、機体各部の
センサおよびキーボードやキーパッドなどの入力装置22
が接続され、また、油圧回路制御用の電磁弁、CRТま
たは液晶型モニタなどの表示装置およびプリンタなどの
出力装置23が接続されている。
【0023】さらに、作業車11の機体コントローラ21に
は、磁気ディスク(フロッピーディスクなど)、光磁気
ディスク(コンパクトディスクなど)またはメモリステ
ィックなどの外部記録媒体15から記録情報を読み出すた
めの外部記録媒体読込装置24が接続され、この外部記録
媒体読込装置24を用いて、外部記録媒体15からも保守情
報を取得可能である。また、機体コントローラ21は、外
部ハードディスクなどの外部記憶装置25と接続され、こ
の外部記憶装置25からも保守情報を取得可能である。
【0024】すなわち、この機体コントローラ21は、機
体各部のセンサおよび油圧回路制御用の電磁弁などとの
接続により作業車11の動作を制御する機能と、キーボー
ドやキーパッド、表示装置、外部記録媒体読込装置24お
よび外部記憶装置25との接続により情報を入出力すると
ともに保存蓄積する機能とを有する。
【0025】さらに、機体コントローラ21には、通信機
能を持つ制御プログラムを搭載することによって、通信
データの授受を制御する機能を有し、通信衛星12との通
信用の送受信装置26が接続されている。
【0026】一方、作業車11と通信衛星12および通信基
地局13を介して情報を交信する管理局14には、コンピュ
ータ本体31が設置され、このコンピュータ本体31には、
キーボードなどの入力装置32と、CRТまたは液晶型モ
ニタなどの表示装置およびプリンタなどの出力装置33
と、外部ハードディスクなどの外部記憶装置34とが接続
され、また、内部ハードディスクなどの内部記憶装置35
が内蔵され、これらにより、コンピュータ36が構成され
ている。
【0027】外部記憶装置34および内部記憶装置35は、
様々な機種および号機の作業車11に関する詳細な保守情
報を保有している。
【0028】さらに、このコンピュータ本体31には、通
信データの授受を制御する管理局14側のモデムなどの送
受信装置38が接続され、この送受信装置38には、通信基
地局13側のモデムなどの送受信装置41が接続され、この
送受信装置41には通信衛星12と通信するための通信装置
42が接続されている。
【0029】そして、作業車11の不具合時に現地で保守
作業をする者は、作業車11の通信機能を利用して、作業
車11が故障コードおよびキーワードで保存している不具
合基本情報を、通信衛星12および通信基地局13を通じて
管理局14に送信し、この管理局14で保有する作業車11に
関する詳細な保守情報のうち必要な該当部分の情報を検
索し、管理局14から通信基地局13および通信衛星12を経
て取得し、これらの保守情報を利用しながら、作業車11
の点検、修理などの保守作業をする。
【0030】例えば、作業車11に搭載されたCRТまた
は液晶型モニタなどの表示装置に表示されたり、プリン
タで印刷された整備解説書の手順にしたがって、あるい
は該当事例を参照しながら、作業車11の不具合原因を診
断したり、その不具合原因を解消するための手当てをす
る。
【0031】これにより、保守作業をする者は、作業車
11とは別に特定のツールを準備して持参する必要がな
く、また、管理局14から得られた保守情報にしたがって
保守作業をするので、効率の良い保守作業により保守作
業に要する時間を短縮でき、また、最新情報を一元的に
集中管理する管理局14より最新の追加情報を検索して取
得できるので、速報性に優れている。
【0032】また、管理局14から通信により作業車11に
関する保守情報を取得するだけでなく、作業車11の機体
コントローラ21に直接接続された外部記録媒体読込装置
24によりコンパクトディスクなどの外部記録媒体15から
も保守情報を取得できるとともに外部記憶装置25からも
保守情報を取得できるようにする。
【0033】この外部記録媒体15や外部記憶装置25は、
管理局14が保有する外部記憶装置34および内部記憶装置
35を補うもので、例えば、作業車11と管理局14との間の
通信が良好にできない場合のバックアップ用とすること
で、予期しない事態にも対応できるようにする。
【0034】さらに、作業車11の点検、修理などの保守
作業を行った後、保守情報をもとに点検箇所、修理箇所
の必要な保守部品を注文することもできる。
【0035】次に、図3は、作業車11と管理局14との間
でのやりとりを示すフローチャートである。なお、手順
を表わすステップ番号は図中に丸数字で示す。
【0036】作業車11は、日頃から入力装置22のセンサ
で検出した不具合基本情報を故障コードおよびキーワー
ドにより外部記憶装置25に保存し、修理が実施される
(ステップ1でYES)まで蓄積する(ステップ1、
2)。
【0037】作業車11の機体コントローラ21は、修理す
る者により操作されて、通信衛星12および通信基地局13
を介し管理局14のコンピュータ本体31ヘ問合せ(呼出
し)をして(ステップ3)、通信の確立を試み(ステッ
プ4)、通信が確立した時点で(ステップ4でYE
S)、作業車11に蓄積された故障コードおよびキーワー
ドを通信衛星12および通信基地局13を介し管理局14へ送
信する(ステップ5)。
【0038】一方、管理局14では、作業車11側からの問
合せを受付け(ステップ6でYES)、通信が確立した
ら(ステップ7でYES)、作業車11側からの故障コー
ドおよびキーワードを受信し(ステップ8)、外部記憶
装置34および内部記憶装置35に保存されている各機種お
よび各号機の作業車11に関する詳細な保守情報の中か
ら、該当機種および号機の故障コードに該当する項目を
検索し(ステップ9)、故障コードに対応する診断手
順、該当事例などの故障コード該当項目情報を、通信基
地局13および通信衛星12を経て作業車11側へ送信する
(ステップ10)。
【0039】作業車11は、この管理局14から送信された
診断手順などの故障コード該当項目情報を受信し(ステ
ップ11)、その受信内容を出力装置23の液晶型モニタな
どの表示装置またはプリンタなどで、作業者に明示する
(ステップ12)。
【0040】全ての故障コードについて、このような遠
隔地の管理局14から該当情報を取得して保守作業が終了
した(ステップ13でYES)後、必要な保守部品の注文
問合せをする(ステップ14)。保守部品を注文する場合
には、部品番号などの情報を管理局14に送信し(ステッ
プ15)、通信終了する(ステップ16)管理局14は、ステ
ップ10で、診断手順などの該当保守情報を作業車11側へ
送信した後に、作業車11から保守部品の注文問合せがあ
れば(ステップ17でYES)、部品注文内容を受信し
(ステップ18)、その部品注文内容を登録する(ステッ
プ19)。さらに、予め登録された送付先が有るか否かを
判断して(ステップ20)、登録先が有れば(ステップ20
でYES)、作業車11側から送られた故障コード、管理
局14から作業車11に送付した診断手順などの保守情報、
作業車11側から送られた保守部品の注文情報などの情報
を、ファクシミリ、電子メールなどの通信手段で登録先
へ送信し(ステップ21)、送信を終了したら通信終了処
理をする(ステップ22)。予め登録された他の送付先と
しては、例えば作業車11の所有者、販売会社の担当者な
どがある。
【0041】このように、作業車11を保守作業する者
は、故障診断後に、作業車11の通信機能を利用して、通
信基地局13を介し管理局14または他の部品発注に係る部
門と通信して、故障修理に必要な部品を直接発注するこ
ともできる(ステップ17〜21)。この場合は、故障に迅
速に対応できる。
【0042】作業車11と管理局14との間の通信ができな
い場合には(ステップ4でNO)、作業車11側から再び
管理局14に問合せるか判断し(ステップ23)、通信確立
を破棄する場合は(ステップ23でYES)、外部記録媒
体読込装置24または外部記憶装置25のバックアップで診
断手順などの故障コード該当項目情報を検索し(ステッ
プ24)、該当項目情報があれば(ステップ25でYE
S)、出力装置23の液晶型モニタなどの表示装置および
プリンタなどで、保守作業者に明示する(ステップ2
6)。全ての故障コードについて、該当項目情報を取得
したら(ステップ27でYES)、通信終了処理する(ス
テップ16)。
【0043】このように、作業車11が有する個別の不具
合基本情報を遠隔地の管理局14に送信し、不具合基本情
報を受信した管理局14は、保有する作業車11に関する詳
細な保守情報の中から不具合基本情報に該当する部分を
検索して作業車11に送信し、作業車11側では管理局14か
ら送られてきた保守情報を受信して作業車11の保守作業
に役立てる。
【0044】これにより、管理局14にて一元的に集中管
理された作業車11に関する保守情報は更新が容易である
とともに確実であり、保守作業をする者は、不具合が発
生した作業車11側にいながら、遠隔地の管理局14から作
業車11の不具合個別の最新整備詳細情報を検索して取得
でき、その情報にしたがって故障診断などの保守作業を
容易にできる。
【0045】また、作業車11は、保存蓄積された故障コ
ードおよびキーワードを管理局14に送信し、管理局14
は、自動的に故障コードおよびキーワードに該当する項
目を検索して取出した故障診断手順などを作業車11に送
信するから、管理局14に常時管理者をおく必要がなく、
また、作業車11を保守作業する者は、作業車11を介して
明示された故障診断手順などにしたがって作業車11の故
障原因、故障箇所などを容易にかつ確実に探求して修理
できる。
【0046】以上のように、作業車11を整備する者は、
作業車11が発した個別の不具合基本情報で、遠隔地の管
理局14で保有する詳細な保守情報にアクセスして、該当
する故障診断手順などの情報を検索し、作業車11の表示
装置などで得ることができるから、全てのトラブルに対
応する分厚い整備解説書などを現地に持参する必要がな
い。
【0047】なお、保守対象物は、油圧ショベル、ブル
ドーザ、ローダなどの建設機械だけでなく、ダンプトラ
ックなどの運搬機械も含むものである。
【0048】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、管理局に
て一元的に集中管理された保守対象物に関する保守情報
は更新が容易であるとともに確実であり、不具合が発生
した保守対象物側にいながら、例えば遠隔地の管理局か
ら保守対象物個別の保守情報を検索して取得でき、その
情報にしたがって保守作業を容易にできる。また、分厚
い整備解説書や故障診断ツールなどを現地に持参する必
要がない。
【0049】請求項2記載の発明によれば、管理局は、
自動的に故障コードおよびキーワードに該当する項目を
検索して得た故障診断手順を保守対象物側へ送信するの
で、常時管理者をおく必要がなく、また、保守対象物を
保守作業する者は、保守対象物を介して明示された故障
診断手順にしたがって保守対象物の故障原因、故障箇所
などを容易にかつ確実に探求できる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、保守対象物
の不具合時に現地で保守作業をする者が保守対象物を通
じて発した不具合基本情報から管理局が有する保守対象
物に関する保守情報のうち必要な該当部分の情報を検索
して取得し、これを利用しながら保守対象物の点検、修
理などの保守作業をするので、保守対象物とは別に特定
のツールを準備する必要がなく、また、管理局から通信
で得られた保守情報にしたがって保守作業をするので、
保守作業を効率化して保守作業に要する時間を短縮化で
き、また、最新情報を一元的に集中管理する管理局より
最新の追加情報を検索して取得できるので、速報性に優
れている。
【0051】請求項4記載の発明によれば、通信衛星を
用いることで、管理局が保有する保守対象物に関する保
守情報を、任意の遠隔地に位置する保守対象物に送信で
きる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、管理局から
通信により保守対象物に関する保守情報を取得するとと
もに、外部記録媒体および外部記憶装置の少なくとも一
方からも保守情報を取得できるようにすることで、すな
わち外部記録媒体および外部記憶装置の少なくとも一方
でバックアップ可能とすることで、保守対象物と管理局
との通信に支障が生じた場合にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る機械の保守システムを示す概要図
である。
【図2】同上システムのブロック図である。
【図3】同上システムのフローチャートである。
【符号の説明】
11 保守対象物としての作業車 12 通信衛星 14 管理局 15 外部記録媒体 25 外部記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 104 G06F 17/60 104 138 138 Fターム(参考) 2D015 GA03 GB00 5B042 GB07 GC10 JJ02 KK12 KK17 LA20 MC16 MC17 5B075 KK07 KK13 KK33 KK39 ND03 ND20 PP10 PP12 PP22 PQ05 5H223 AA17 BB04 DD07 DD09 EE11 EE30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保守対象物が有する個別の不具合基本情
    報を管理局に送信し、 管理局は不具合基本情報の受信により保有する保守対象
    物に関する保守情報の中から不具合基本情報に該当する
    部分を検索して保守対象物に送信し、 保守対象物側では管理局から送られてきた保守情報を受
    信して保守対象物の保守作業をすることを特徴とする機
    械の保守方法。
  2. 【請求項2】保守対象物は、不具合基本情報として、保
    存蓄積された故障コードおよびキーワードを管理局に送
    信し、 管理局は、故障コードおよびキーワードに該当する項目
    を検索して得た故障診断手順を保守対象物に送信するこ
    とを特徴とする請求項1記載の機械の保守方法。
  3. 【請求項3】 不具合基本情報を保存蓄積するとともに
    通信機能により外部と情報を送受信可能の保守対象物
    と、 保守対象物からの不具合基本情報による問合せ通信を受
    信し保有している保守対象物に関する保守情報の中から
    不具合基本情報に該当する部分を検索して保守対象物に
    送信する管理局とを具備したことを特徴とする機械の保
    守システム。
  4. 【請求項4】 保守対象物と管理局との間の通信に用い
    られる通信衛星を具備したことを特徴とする請求項3記
    載の機械の保守システム。
  5. 【請求項5】 保守対象物は、 外部記録媒体および外部記憶装置の少なくとも一方から
    も保守情報を取得可能であることを特徴とする請求項3
    または4記載の機械の保守システム。
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