JP2002249900A - バレルメッキ方法及び装置 - Google Patents

バレルメッキ方法及び装置

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JP2002249900A
JP2002249900A JP2001050441A JP2001050441A JP2002249900A JP 2002249900 A JP2002249900 A JP 2002249900A JP 2001050441 A JP2001050441 A JP 2001050441A JP 2001050441 A JP2001050441 A JP 2001050441A JP 2002249900 A JP2002249900 A JP 2002249900A
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plating
barrel
barrel unit
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JP2001050441A
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Kaneo Mori
金男 森
Akira Onodera
晃 小野寺
Jun Kudo
純 工藤
Takashi Sakurai
隆司 櫻井
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Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バレルユニットがメッキ浴槽に次々と投入さ
れメッキ浴槽内を間欠的に移動する構成において、バレ
ルユニット毎に確実に識別して収容されたチップ部品に
応じたメッキを施すことを可能とする。 【解決手段】 メッキ浴槽41内に、バレルユニット1
を間欠的に移動させる搬送手段を設け、メッキ用電源に
接続している給電器70を前記バレルユニット1が停止
する所定停止位置毎に備え、前記バレルユニット1は前
記停止位置で前記給電器70に接触して通電する集電器
31を備えるとともに、個々のバレルユニット毎に異な
る番号のバーコードのバーコード板10が付加されてお
り、個々のバレルユニット1が収容した電子部品の品種
を前記バーコードに関連づけ、前記バレルユニット1へ
の通電前に前記バーコードを認識することで、前記バレ
ルユニット1の所定停止位置毎のメッキ電流と通電時間
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品の外部電
極の形成等を行うにときに利用する電子部品のメッキ方
法及び装置に関するものであり、特に、チップ部品の端
子電極等をバレル電解メッキにより形成するバレルメッ
キ方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ部品の端子電極を形成する
バレルメッキ装置として、メッキ液を入れたメッキ浴槽
内にバレルユニットを浸漬させる構成が知られている。
バレルユニットにはチップ部品とメッキ用メディアを収
容し、そのバレルユニットにメッキ用電源からの電線を
接続してメッキ浴槽内に浸漬する。メッキ浴槽内には他
方の電極が設けられており、浸漬されたバレルユニット
と他方の電極に通電してメッキが行われる。チップ部品
の端子電極を形成するメッキの状態は電流値と通電時間
で制御するが、バレルユニットとメッキ用電源からの電
線は一対一に接続されており、バレルユニットはメッキ
が完了するまでメッキ浴槽内の所定の位置に置かれる。
【0003】しかし、本出願人が特願2000−180
995号において提案したように、メッキ浴槽内に集電
器を備えるバレルユニットを間欠的に横移動させる搬送
手段を設け、バレルユニットが停止する位置毎にメッキ
用電源に接続する給電器を備え、この給電器に集電器が
接触して通電しメッキが行われる構成では、通電時間は
バレルユニットが間欠的に移動し停止する時間に応じて
分割され、各給電器毎に設定する電流値と各停止位置に
おける通電時間の累計により、バレルユニット毎のメッ
キの状態を制御しバレルユニットを連続して横移動させ
効率的なメッキを行うが、その電流値と通電時間の制御
には新規な仕組みが求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑み、バレルユニットが間欠的に移動し停止する時間に
応じて通電時間が分割され、各給電器毎に設定する電流
値と各停止位置における通電時間の累計により、バレル
ユニット毎のメッキの状態を制御する場合において、バ
レルユニットがメッキ浴槽に次々と投入されメッキ浴槽
内を間欠的に移動する構成においても、バレルユニット
毎に確実に識別して収容されたチップ部品に応じたメッ
キを施すことを可能としたバレルメッキ方法及び装置を
提供することを目的とする。
【0005】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本願請求項1の発明に係るバレルメッキ方法は、メ
ッキ浴槽内に、バレルユニットを間欠的に移動させる搬
送手段を設け、メッキ用電源に接続している給電器を前
記バレルユニットが停止する所定停止位置毎に備え、前
記バレルユニットは前記停止位置で前記給電器に接触し
て通電する集電器を備えるとともに、個々のバレルユニ
ット毎に異なる番号のバーコードが付加されており、個
々のバレルユニットが収容した電子部品の品種を前記バ
ーコードに関連づけ、前記バレルユニットへの通電前に
前記バーコードを認識することで、前記バレルユニット
の所定停止位置毎のメッキ電流と通電時間を制御するこ
とを特徴としている。
【0007】本願請求項2の発明に係るバレルメッキ方
法は、請求項1において、前記バレルユニットに電子部
品を収容する際に、電子部品とともに当該電子部品の品
種を表示する標識部材を投入することを特徴としてい
る。
【0008】本願請求項3の発明に係るバレルメッキ方
法は、請求項1又は2において、前記バレルユニットの
所定停止位置毎のメッキ電流と通電時間のメッキ用レシ
ピデータが電子部品の品種毎に格納されている制御手段
を用い、該制御手段は前記バーコードで関連づけられた
電子部品の品種に対応するメッキ用レシピデータを読み
出して前記バレルユニットの所定停止位置毎のメッキ電
流と通電時間を制御することを特徴としている。
【0009】本願請求項4の発明に係るバレルメッキ方
法は、請求項3において、前記制御手段は前記所定停止
位置毎の実際のメッキ電流値と通電時間及び実際の最終
積算電気量を各バレルユニット毎に記録し、バレルユニ
ットの排出時に前記メッキ用レシピデータと照合するこ
とを特徴としている。
【0010】本願請求項5の発明に係るバレルメッキ装
置は、電子部品とメディアを収納するバレルと、該バレ
ル内に収納する電子部品とメディアに電気的に接触する
電極と、該電極を当該バレル外部に導出した集電器と、
外部より認識可能な位置に設けられたバーコードとを有
するバレルユニットと、メッキ液を貯留したメッキ浴槽
内にて前記バレルユニットを間欠的に移動させる搬送手
段と、前記バレルユニットの所定停止位置に設けられて
いて前記集電器が接触する給電器と、前記給電器を通し
て前記集電器に通電するメッキ用電源と、個々のバレル
ユニット毎に異なる番号となっているバーコードを読み
取るバーコードリーダと、前記バレルユニットの所定停
止位置毎のメッキ電流と通電時間のメッキ用レシピデー
タが電子部品の品種毎に格納されているとともに前記バ
ーコードリーダの読み取り出力を受ける制御手段とを備
え、前記バーコードリーダで前記バーコードを認識し、
前記制御手段は前記バーコードで関連づけられた電子部
品の品種に対応した前記メッキ用レシピデータに基づき
前記所定停止位置毎のメッキ電流と通電時間を制御する
ことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るバレルメッキ
方法及び装置の実施の形態を図面に従って説明する。
【0012】図1は本発明に係るバレルメッキ方法及び
装置の実施の形態を示す概略構成図であり、図2及び図
3は実施の形態で用いるバーコード板付きのバレルユニ
ットを示し、図4は実施の形態の具体的機構を示す正断
面図(バレルユニット進行方向に平行な断面を示す)で
ある。
【0013】まず、図2及び図3において実施の形態で
用いるバーコード板付きのバレルユニットについて説明
する。水平方向を回転中心軸とするバレルユニット1
は、メッキ浴槽にバレルユニット1を次々と連続的に投
入して搬送し、各々のバレルユニット1が収容するチッ
プ部品の端子電極に効率よくメッキする構成に用いられ
るものであり、バレル2、ユニット側板3,4及び連結
棒5等を有している。連結棒5はバレルユニット1の持
ち上げ個所として機能する。
【0014】ユニット側板4の上部位置、つまり外部よ
り容易に認識可能で、メッキ浴槽内のメッキ液に浸らな
い高さ位置にバーコード板10が取り付けられている。
バーコード板10には個々のバレルユニット毎に異なる
バレルユニット番号を少なくとも表すバーコードが付さ
れている。バレルユニット番号の他にロット番号等を同
時に表示するようにしてもよい。また、バーコードは1
次元配列に限らず2次元配列等であってもよい。
【0015】このバレルユニット1はバレル2を回転自
在に備えるもので、バレル2は、略円筒状の筒体11と
して、樹脂製の骨組でなるかごを構成し、骨組が構成す
る複数の開口を塞ぐように樹脂製の網を取り付け、筒体
11の両側開口に樹脂製の蓋12,13を取り付けて基
本的な容器を構成するものである。前記網のメッシュは
バレル2に収納しバレルメッキするチップ部品や共に収
納するメディアが通過しない値とする。前記蓋12は筒
体11に対して開閉自在であり、蓋13は筒体11に対
し常時固定とする。
【0016】樹脂製の蓋12,13は中心に穴を備え、
蓋12には樹脂製フランジ15を取り付け、蓋13には
樹脂製軸部16を取り付ける。軸部16はユニット側板
4に嵌着されたブッシュ17により回転自在に支持され
る。
【0017】前記ユニット側板3には円筒支持部材20
が固着され、これに嵌合して金属導体24,25,26
を有する電極構造体21の樹脂被覆された基部である軸
部が固定的に支持されている。また、電極構造体21の
軸部の外周にブッシュ22が嵌められ、ブッシュ22の
外側に前記蓋12側のフランジ15が回転自在に嵌合し
ている。従って、ユニット側板3,4でバレル2が回転
自在に保持されることになる。なお、電極構造体21の
金属導体24は中心の金属棒であり、これと直交する方
向に所定の間隔を有し複数本の電極棒が金属導体25と
して固着してあり、さらに金属導体25の先端部、つま
り電極棒の先端部は内部電極として露出した金属導体2
6となっていて、バレル2内に収容されたチップ部品及
びメディアに電気的に接触するようになっている。前記
金属導体24,25は樹脂被覆されている。
【0018】バレル2内に露出する内部電極としての金
属導体26は、金属導体25、金属導体24を経て電極
構造体21の左端に導出され、ここでリード線30の一
端に接続される。リード線30の他端はユニット側板3
の上部に設けられた集電器31に接続される。すなわ
ち、ユニット側板3の上端に庇状集電ベース34が固着
され、ここに集電器31が設置され、該集電器31は底
面が円弧状面の接触部となった集電子32をU字状板ば
ね部材33を介して庇状集電ベース34に固着する構造
を複数個(図示は2個)備える。各集電子32は庇状集
電ベース34の下方位置となり、それぞれにリード線3
0の他端が接続される。つまり、バレル2内部に露出し
ている電極構造体21の内部電極が集電器31の各集電
子32に導出されたことになる。また、各集電子32は
U字状板ばね部材33でそれぞれ独立に支持され、それ
ぞれ弾性力で下方に付勢されている。各集電子32は良
導電性金属部材、例えば銅、銅合金等である。
【0019】なお、リード線30と電極構造体21との
接続部分はカバー35で水密に覆われるとともに、リー
ド線30も保護管36で覆われる。これはバレルユニッ
ト1をメッキ浴槽に浸したときに前記接続部分及びリー
ド線30がメッキ液に直接触れないようにするためであ
る。
【0020】また、前記蓋12側のフランジ15にはバ
レル2を回転させるための駆動力を受けるスプロケット
6が固着されている。また、ユニット側板3,4の下端
にはユニット座7が固着されており、各ユニット座7が
メッキ浴槽側の搬送手段上に載るようになっている。
【0021】次に、図4でメッキ浴槽に投入されたバレ
ルユニットを間欠的に移動させる搬送手段や各バレルユ
ニットへの給電手段等について説明する。
【0022】図4において、架台40は複数の梁を組み
合わせてなり、メッキ浴槽41や搬送手段としての搬送
機構50や給電器70や複数個のバレルユニット1が載
る骨組みである。
【0023】バレルユニット1は矢印Dのようにメッキ
浴槽41の一端から投入し、メッキ浴槽41中のメッキ
液42に浸漬されたバレルユニット1は該メッキ浴槽4
1中を図4の矢印Sの如く右方向に間欠的に進行し他端
から矢印Uのように取り出される構成である。
【0024】メッキ浴槽41は上部が開口する長方形の
樹脂製容器である。メッキ浴槽41は長手方向にバレル
ユニット1が一列に進行する空間と、バレルユニット1
を間欠的に進行させる搬送機構50が組み込まれ、さら
にメッキ液42をバレルユニット1が有するバレル2の
大部分又は全部が浸る液面となるように貯留する。
【0025】バレルユニット1の搬送機構50は、各バ
レルユニット1を横方向に間欠的に移動させるチェーン
51を用いた第1の無端帯機構と、各バレルユニット1
のバレル2を自転させるチェーン52を用いた第2の無
端帯機構と、これらに付随する機構とを有している。
【0026】第1の無端帯機構の無端帯としてのチェー
ン51はメッキ浴槽41内に回転自在に支持されたスプ
ロケット53A,53B間に張架されている。メッキ浴
槽41の上方に支持されたベース54上には搬送モータ
55が設置され、一方のスプロケット53Aの取付軸は
図示しないスプロケット、チェーン56を介してモータ
55により回転駆動されるようになっている。前記チェ
ーン51はバレルユニット1側のユニット座7を保持す
るホルダー60を備えている。すなわち、チェーン51
にアタッチメントとしてホルダー60がバレルユニット
1を該チェーン51に搬送させる所定の間隔で取り付け
られる。1個のバレルユニット1に対してホルダー60
のアタッチメント61、62の1組が対応する。チェー
ン51は図4の手前と裏側(バレルユニットの右側と左
側を支持するため)に計2連を備えるので、1個のバレ
ルユニット1は計4個のアタッチメントで保持される構
成である。
【0027】第2の無端帯機構の無端帯としてのチェー
ン52はメッキ浴槽41内に回転自在に支持されたスプ
ロケット57A,57B間に張架されている。メッキ浴
槽41の上方に支持されたベース54上にはバレル回転
モータ58が設置され、一方のスプロケット57Aの取
付軸は図示しないスプロケット、チェーン59を介して
モータ58により回転駆動されるようになっている。前
記チェーン52は図3に示したバレルユニット1側のバ
レル2と一体のスプロケット6に係合し、バレル2を自
転させるようになっている。
【0028】停止位置(給電ステーションとなる)のバ
レルユニット1の集電器31に接触してメッキ電流を供
給する給電器70を説明する。図4で、バレルユニット
1の投入位置と取り出し位置以外にバレルユニット1の
停止位置は4箇所あり、これら4箇所の停止位置にある
バレルユニット1の集電器31にそれぞれ接触するよう
に4個の給電器70が架台40側にて固定支持された給
電ベース71に組み付けられる。
【0029】図3に示すように、給電器70は、給電ベ
ース71に対して固定された電気的絶縁部材でなる保持
板72上に給電レール73を固定配置したものであり、
給電レール73はバレルユニット1側集電器31の下側
配置となり、給電レール73上面がバレルユニット1側
の集電子32の接触面となる導体が露出した平坦面に形
成されている。給電レール73は良導電性金属板材、例
えば銅、銅合金等である。給電レール73は後述する図
1の整流器(メッキ用電源)のマイナス側に引出線74
を介して接続される。
【0030】図4において、メッキ浴槽41の内側底面
に電気的な絶縁部材でなる複数の台81を設ける。そう
して、台81に支持させてNi等のメッキ用金属部材で
なるアノード80を載置する。アノード80に一端を固
定した引出線を外部に引き出して後述する図1の整流器
(メッキ用電源)に接続する。ここで、アノード80
は、バレルユニット1の4箇所の停止位置に対応させて
それぞれ配置する。つまり、個々の停止位置で停止中の
1個のバレルユニット1の真下位置に1個のアノード8
0を配置する。なお、メッキ液42に浸漬される引出線
は例えばTi等の不溶性金属を用いる。
【0031】図1はバーコードを付したバレルユニット
毎のメッキ管理のための構成を示す。この場合、バレル
ユニット1の間欠搬送における4個の停止位置(給電ス
テーション)St.1〜St.4でのアノード80と給
電器70間に直流電流給電手段としての整流器#1〜#
4がそれぞれ接続されている。また、各整流器#1〜#
4の電流値及び通電時間は制御手段としての集中制御装
置CNTで集中管理される。この集中制御装置CNTは
各停止位置St.1〜St.4での電流値及び通電時間
を制御するだけでなく、個々のバレルユニット1がメッ
キ浴槽41に投入され、停止位置St.1〜St.4を
通過して取り出されるまでの電流値と通電時間の積、並
びに各々の積の総和を制御しかつ記録(記憶)する機能
を持っている。
【0032】各バレルユニット1の識別にはバーコード
を用いる。このために、図2及び図3で述べたように各
バレルユニット1にはバーコード板10が外部より認識
可能な位置に取り付けられている。バーコード板10の
バーコードは個々のバレルユニットの番号を表示する。
また、メッキ処理前のチップ部品を収納した容器90
(バレルユニットに移し替える前のチップ部品を収納し
た容器)には収納したチップ部品の品種を表示したバー
コードラベル91が付されている。これらのバーコード
を検出して認識するためにバーコードリーダ95が設け
られており、このバーコードリーダ95のバーコード読
み取り出力は前記集中制御装置CNTに入力されるよう
になっている。
【0033】前記集中制御装置CNTには、チップ部品
の品種に対応した積算電流値と、この積算電流値を各停
止位置におけるメッキ電流値と通電時間に振り分けた
値、つまりバレルユニットの停止位置St.1〜St.
4毎のメッキ電流及び通電時間の最適値がメッキ用レシ
ピデータDTとして内蔵する記憶装置に格納されてい
る。
【0034】そして、各バレルユニット1に対するメッ
キ処理の制御は以下の手順で実行される。
【0035】まず、受け入れるメッキ前のチップ部品の
容器90にバーコードラベル91を付加してあり、この
バーコードをバーコードリーダ95で認識し、読み取り
結果を集中制御装置CNTに入力し、集中制御装置CN
Tはその読み取り結果からチップ部品の品種を確認す
る。それと共に、容器90から当該品種のチップ部品が
移し替えられるバレルユニット1(メッキ浴槽の投入位
置に投入する直前のもの)のバーコードもバーコードリ
ーダ95で読み取り、その出力を集中制御装置CNTに
入力する。この結果、投入直前のバレルユニットに収納
されたチップ部品の品種を集中制御装置CNTは認識で
き、換言すれば個々のバレルユニット1の番号を表示す
るバーコードにチップ部品の品種を関連づけることがで
きる。そして、その品種に対応したメッキ用レシピデー
タDTを集中制御装置CNTは内蔵する記憶装置から読
み出して、当該チップ部品の品種の積算電流値と、この
積算電流値を各停止位置におけるメッキ電流値と通電時
間に振り分けた値を当該バレルユニット1に対して決定
する。
【0036】図4の搬送手段のチェーン51が循環する
とバレルユニット1は図1の矢印の方向に間欠的に進行
する。つまり、投入直後のバレルユニット1は停止位置
St.1に移送され、停止位置St.1のバレルユニッ
ト1は停止位置St.2に、…、停止位置St.4のバ
レルユニット1は取り出し位置に順次移送される。一
方、図4のバレル回転モータ58の回転はチェーン52
を循環させている。チェーン52が循環するとバレルユ
ニット1に対して図3のスプロケット6が回転し、バレ
ル2を回転させる。従って、バレルユニット1は矢印の
方向に間欠搬送されながらバレル2を別に回転(自転)
することになる。回転方向はチェーン52の循環方向と
バレルユニット1の搬送速度による相対関係で決まる。
【0037】各停止位置St.1〜St.4に間欠送り
されたバレルユニット1の集電器31の集電子は、対応
する給電器70の給電レールに接触するようになる。各
バレルユニット1が停止している期間において、図1の
整流器#1〜#4が集中制御装置CNTにより作動され
て通電が開始され、陰極側は給電レール、集電子を経て
バレル2内の内部電極への接続が行われ、陽極側はアノ
ード80が引出線を介して既に接続されているので、バ
レル内の内部電極とアノード80間のメッキ液の存在に
より、バレル2に収納されたチップ部品の端子はメディ
アを介しあるいは直接に内部電極と接触し、メッキ液に
より例えばNiやSnがメッキされる。
【0038】この際、メッキ析出量は、メッキ浴槽41
内を間欠搬送される個々のバレルユニット1についての
電流値と通電時間の積、及びそれらの積の総和を個々の
バレルユニット毎に集中制御装置CNTにて前記メッキ
用レシピデータの通りとなるように制御することで最適
化される。
【0039】メッキ浴槽41に投入されたバレルユニッ
ト1は間欠搬送されながら停止位置(給電ステーショ
ン)St.1〜St.4を経て図1に示すメッキ浴槽4
1の右端の取り出し位置に至る。右端の取り出し位置に
至ったバレルユニット1は図示しないP&P手段がバレ
ルユニットの連結棒を把持し、持ち上げて次の工程であ
る異なるメッキ浴槽や水洗槽に移し換える。
【0040】従来の単独メッキ処理の場合と本実施の形
態によるメッキ処理の場合、最終積算電気量は等価にで
きる。つまり、メッキの析出量は「電流値×通電時間」
(電気量)に比例し、A×T=F(全電気量)となる。
【0041】図1の実施の形態において、所定のチップ
部品の品種に対応したメッキ用レシピデータでは各停止
位置(給電ステーション)St.1〜St.4での電気
量は例えば以下の表1のように規定される。
【0042】 表1 停止位置 St.1 St.2 St.3 St.4 合計値 時 間 T1 T2 T3 T4 T 電流値 A1 A2 A3 A4 A 電気量 F1 F2 F3 F4 F (但し、T1,T2,T3,T4は通電時間であり、停
止時間で許される範囲で設定できる。) ここで、最終積算電気量は、F1+F2+F3+F4と
なり、これを単独メッキ処理の場合のF(ねらい値)に
一致させることで、等価なメッキ処理が可能である。
【0043】本実施の形態では、バレルユニット1の横
移動駆動は、同一に行われるため、横移動、停止は同時
に行われ、各停止位置St.1〜St.4での停止時間
及びメッキ時間の最長は全てのバレルユニット1で等し
い。よって、メッキ析出量は各停止位置に対応させて設
けられた整流器#1〜#4にて電流制御を行うこと及び
通電時間を制御することにより制御可能である。各停止
位置に到来したバレルユニット1に対して集中制御装置
(制御コンピュータ)CNTで当該バレルユニット1内
のチップ部品の品種に対応したメッキ用レシピデータに
基づき集中制御することで、最適化された電流値を個々
のバレルユニット毎に通電可能である。
【0044】前記集中制御装置CNTは、各停止位置S
t.1〜St.4を通過したバレルユニット1につい
て、実際のメッキ電流値と通電時間及び実際の最終積算
電気量を記録し、当該バレルユニットの排出時に前記メ
ッキ用レシピデータと照合することができる。この照合
によりメッキ処理が前記メッキ用レシピデータの通りに
正常に実行されたことを確認できる。また、万一整流器
の故障等で前記メッキ用レシピデータの通りにメッキ処
理が行われない場合、不良発生とし、不良品が後工程に
流れることを未然に防止できる。
【0045】また、上記の管理方法を用いることによっ
て、バレルユニット毎にメッキ膜厚の異なる異品種のチ
ップ部品を収納してメッキ浴槽41内に投入した場合で
も、個々のバレルユニットが収容したチップ部品の品種
を当該バレルユニットに付されたバーコードに関連づけ
て集中制御装置CNTは認識でき、各バレルユニット毎
に最適メッキ仕様(各停止位置での電流値、通電時間)
となるメッキ用レシピデータを集中制御装置CNTは選
択できる。
【0046】例えば、あるチップ部品a,b,cをメッ
キする場合、メッキ必要条件が以下の表2であるとす
る。
【0047】 実施の形態の装置条件では、各停止位置でのメッキ時間
が10分、給電ステーションとなる停止位置は4箇所で
あるとする。
【0048】各給電ステーションでの電流のかけ方は、
例えば以下の表3のように、予めメッキ用レシピデータ
DTとして作成して集中制御装置CNTの記憶装置内に
格納しておく。
【0049】 表3 停止位置 St.1 St.2 St.3 St.4 メッキ 品種a(20A) 10 10 10 10 時 間 b(30A) 10 10 10 0 注1 (分) c(40A) 10 10 10 5 注2 注1:品種bについては、St.4はメッキ完了している状態であるため必要な いが、装置構成上通過するため、微弱電流を流し、殆どメッキの付かない状態で 通過させる。 注2:注1と同様にSt.4では5分間のみメッキ電流を流し、残り5分は微弱 電流を流す。なお、電流0の状態(他のステーション電流オン)でメッキ液中に さらすと、バイポーラ現象が発生する可能性があり、不良の原因となるので、電 流が完全に0となる状態は避ける。
【0050】なお、チップ部品をその容器からバレルユ
ニットに移し替える際に、万一、チップ部品の品種を間
違えて認識したり移し替えたりされても確認ができるよ
う、バレルユニットに移し替えるとき一緒に品種を表示
する番号ボール、番号札等の標識部材100を投入す
る。この標識部材100は、チップ部品やメディアより
大きめのセラミック製ボールや札の表面に番号を記した
ものであり、簡単に見つけだして表面の番号を目視して
読み取ることができる。従って、万一、移し替えの作業
ミスや制御コンピュータに故障が発生してもチップ部品
の品種を確認できることになる。
【0051】この実施の形態によれば、次の通りの効果
を得ることができる。
【0052】(1) バレルユニット1をメッキ浴槽41
に次々と投入して間欠的に横移動して搬送し、連続的に
バレルユニット1に収容したチップ部品の端子電極にメ
ッキを施す構成において、バレルユニット毎に識別し収
容したチップ部品の品種に関連づけて、各停止位置にお
けるメッキ電流や通電時間の設定を予め集中制御装置C
NTに記憶させたメッキ用レシピデータDTに基づいて
制御し、連続的に搬送するライン構成であるにもかかわ
らず、各々のバレルユニット毎に収容したチップ部品の
品種に従い異なる条件も混在できる。従って、他品種の
チップ部品であっても連続的にメッキできる優れたバレ
ルメッキ装置を実現できる。
【0053】(2) また、チップ部品をその収納容器か
らバレルユニット1に移し替える際に、番号ボール、番
号札等の標識部材100を付加しておくことは、チップ
部品の品種の再確認を可能にする優れた効果がある。
【0054】(3) 個々のバレルユニット毎に停止位置
(給電ステーション)での整流器の電流値を制御すると
ともに、個々のバレルユニットについての各停止位置で
の電気量及びそれらの総和を集中制御装置CNTで追跡
管理し、メッキ処理が完了した時点で判明している各停
止位置での実際のメッキ電流及び通電時間、並びに実際
の電気量の総和と前記メッキ用レシピデータDTとを照
合することで、メッキ処理が正しく行われたことを確認
でき、整流器等の故障に起因する不良発生を防止でき
る。
【0055】(4) バレルユニット1の停止時のみ通電
する構成であり、バレルユニット1を移動させながら通
電する構成に比較して通電電流のばらつきを少なくでき
る。また、各停止位置(給電ステーション)毎に整流器
を独立に設けたので、あるバレルユニット1の集電器3
1と給電器70間の接触不良は、他のバレルユニット1
のメッキ処理に影響を及ぼすことがない。従って、信頼
性の高いメッキ処理が可能である。
【0056】なお、バレルユニット1側に付加するバー
コードが、バレルユニット番号と共に収納するチップ部
品の品種を直接的に表示するものであっても差し支えな
い。但し、収納するチップ部品の品種はロット毎に変わ
る可能性があり、バーコードの付け替え等の手間が必要
となる。
【0057】さらに、バレルユニット1側に付加するバ
ーコードが、メッキ用レシピデータ(各停止位置での通
電電流値及び通電時間)をも表示したものであってもよ
い。この場合も、バレルユニット1に収容するチップ部
品の品種毎にメッキ用レシピデータは変更されることが
多いため、バーコードの付け替えの手数が掛かる。バー
コード自体にメッキ用レシピデータを表示する場合、集
中制御装置CNT側に予めメッキ用レシピデータを格納
しておくことを省略できる。
【0058】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バレルユニットをメッキ浴槽にて間欠的に移動、搬送
し、バレルユニットに収容したチップ部品の端子電極に
メッキを施す構成において、個々のバレルユニットが収
容した電子部品の品種を当該バレルユニットに付された
バーコードに関連づけて、該バレルユニットの所定停止
位置毎のメッキ電流と通電時間を制御するようにしたの
で、バレルユニットを連続的に搬送するライン構成であ
るにも係わらず、各々のバレルユニット毎に収容したチ
ップ部品の品種に従い異なる条件も混在できる。従っ
て、他品種のチップ部品であっても連続的にメッキで
き、少量多品種のメッキ処理にも対応可能な優れたバレ
ルメッキ処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るバレルメッキ方法及び装置の実施
の形態であって、バレルユニットに付されたバーコード
を用いるメッキ処理を説明する構成図である。
【図2】本実施の形態で用いるバレルユニットの側面図
である。
【図3】同正断面図である。
【図4】本実施の形態の具体的機構を示す正断面図であ
る。
【符号の説明】
1 バレルユニット1 2 バレル 3,4 ユニット側板 5 連結棒 6,53A,53B,57A,57B スプロケット 7 ユニット座 10 バーコード板 11 筒体 12,13 蓋 21 電極構造体 30 リード線 31 集電器 32 集電子 33 板ばね部材 34 集電ベース 40 架台 41 メッキ浴槽 42 メッキ液 50 搬送機構 51,52 チェーン 55 搬送モータ 58 バレル回転モータ 60 ホルダー 70 給電器 71 給電ベース 73 給電レール 80 アノード 81 台 90 容器 95 バーコードリーダ 100 標識部材 #1〜#4 整流器 CNT 集中制御装置 DT メッキ用レシピデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01G 13/00 391 H01G 13/00 391B (72)発明者 工藤 純 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内 (72)発明者 櫻井 隆司 東京都中央区日本橋一丁目13番1号ティー ディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5B072 BB00 CC24 5E082 AA01 GG26 LL02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メッキ浴槽内に、バレルユニットを間欠
    的に移動させる搬送手段を設け、メッキ用電源に接続し
    ている給電器を前記バレルユニットが停止する所定停止
    位置毎に備え、前記バレルユニットは前記停止位置で前
    記給電器に接触して通電する集電器を備えるとともに、
    個々のバレルユニット毎に異なる番号のバーコードが付
    加されており、個々のバレルユニットが収容した電子部
    品の品種を前記バーコードに関連づけ、前記バレルユニ
    ットへの通電前に前記バーコードを認識することで、前
    記バレルユニットの所定停止位置毎のメッキ電流と通電
    時間を制御することを特徴とするバレルメッキ方法。
  2. 【請求項2】 前記バレルユニットに電子部品を収容す
    る際に、電子部品とともに当該電子部品の品種を表示す
    る標識部材を投入する請求項1記載のバレルメッキ方
    法。
  3. 【請求項3】 前記バレルユニットの所定停止位置毎の
    メッキ電流と通電時間のメッキ用レシピデータが電子部
    品の品種毎に格納されている制御手段を用い、該制御手
    段は前記バーコードで関連づけられた電子部品の品種に
    対応するメッキ用レシピデータを読み出して前記バレル
    ユニットの所定停止位置毎のメッキ電流と通電時間を制
    御する請求項1又は2記載のバレルメッキ方法。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は前記所定停止位置毎の実
    際のメッキ電流値と通電時間及び実際の最終積算電気量
    を各バレルユニット毎に記録し、バレルユニットの排出
    時に前記メッキ用レシピデータと照合する請求項3記載
    のバレルメッキ方法。
  5. 【請求項5】 電子部品とメディアを収納するバレル
    と、該バレル内に収納する電子部品とメディアに電気的
    に接触する電極と、該電極を当該バレル外部に導出した
    集電器と、外部より認識可能な位置に設けられたバーコ
    ードとを有するバレルユニットと、 メッキ液を貯留したメッキ浴槽内にて前記バレルユニッ
    トを間欠的に移動させる搬送手段と、 前記バレルユニットの所定停止位置に設けられていて前
    記集電器が接触する給電器と、 前記給電器を通して前記集電器に通電するメッキ用電源
    と、 個々のバレルユニット毎に異なる番号となっているバー
    コードを読み取るバーコードリーダと、 前記バレルユニットの所定停止位置毎のメッキ電流と通
    電時間のメッキ用レシピデータが電子部品の品種毎に格
    納されているとともに前記バーコードリーダの読み取り
    出力を受ける制御手段とを備え、 前記バーコードリーダで前記バーコードを認識し、前記
    制御手段は前記バーコードで関連づけられた電子部品の
    品種に対応した前記メッキ用レシピデータに基づき前記
    所定停止位置毎のメッキ電流と通電時間を制御すること
    を特徴とするバレルメッキ装置。
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