JP2002249844A - 摺動部品用銅合金 - Google Patents

摺動部品用銅合金

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JP2002249844A
JP2002249844A JP2001046762A JP2001046762A JP2002249844A JP 2002249844 A JP2002249844 A JP 2002249844A JP 2001046762 A JP2001046762 A JP 2001046762A JP 2001046762 A JP2001046762 A JP 2001046762A JP 2002249844 A JP2002249844 A JP 2002249844A
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Toyokazu Yamada
豊和 山田
Hideaki Ko
秀明 洪
Shogo Muramatsu
省吾 村松
Masanori Akizuki
政憲 秋月
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Taiho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Cu-Al系合金においてAl含有量を高くしても
脆化を起こさず、耐摩耗性及び耐焼付性がすぐれた摺動
材料を提供する。 【解決手段】 Cu:38 〜48%, Sn:1〜 2%, Pb: 4〜
20%, Al: 18〜30%,及びSi: 15〜 25%を含有する
銅合金。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1主成分として
Cuを、第2主成分としてAlを含有するCu−Al系
合金に関するものであり、さらに詳しく述べるならば耐
摩耗性と耐焼付性に優れた摺動部品用Cu−Al系合金
に関するものである。
【0002】銅合金において、Cuの次にAl含有量が
多い合金(IPC分類:C22C9/01)は摺動特性
もしくは耐食性などが要求される構造材料、肉盛り合金
などとして使用されており、そのAl含有量上限は10
数%である。より多い20%のAlを含む銅合金はラネ
ー銅と称され、アクリルニトリル生成の触媒素材に供さ
れている(特開平7−1 97110号)。
【0003】特開平10−8231号公報によると、斜
板式コンプレッサーの斜板表面層に、Cu基鉛青銅合金
と、最大Al含有量が12%のCu基アルミニウム青銅
合金を混合溶射することが提案されている。この方法に
よると従来のSnめっき斜板よりも優れた耐摩耗性、耐
焼付性及び耐荷重性が得られている。
【0004】耐摩耗性や耐焼付性などの性質が要求され
るアルミニウム合金系摺動材料としては従来以下のもの
が知られている。 (イ)共晶Siもしくは初晶Siによる耐摩耗性を利用
したAl−Si系溶製合金(アルジル合金)。この合金
ではSi含有量は一般に3〜18%であり、鍛造や鋳造
などにより素材形状に加工される。 (ロ)アルミニウム合金圧延板を加工しかつ熱処理する
過程においてSi粒子、Fe粒子などの硬質粒子を塊状
化したアルミニウム合金(本出願人のドイツ特許第32
49133号)。この合金では塊状Siなどが相手軸を
なじませることにより優れた耐焼付性などを達成してい
る。 (ハ)Al−Sn系合金に少量のCrを添加することに
より、Sn相の粗大化を防止し耐疲労性を高めたアルミ
ニウム合金(本出願人の米国特許4153756号)。 (ニ)急冷凝固粉末を使用した粉末冶金合金(例えば特
許掲載公報第2535789号)。この公報では15〜
30重量%のSiを含有するアルミニウム合金溶湯を急
冷凝固させた粉末をホットプレスし、次に熱間押出する
ことにより耐摩耗性、機械的強度、軽量性、低熱膨張率
などの特性が優れた摺動材料を製造している。 前掲(イ)〜(ハ)の合金はSi含有量が20%を超え
ると鋳造が困難になり、鍛造などの加工はさらに困難に
なる。したがって、これらの合金の耐摩耗性はSi量に
より制約されている。前掲(二)の合金は多量のSiを
含有することができるが、ホットプレスや熱間押出など
の成形方法を採用する必要が生じるので、例えば、斜板
式コンプレッサの斜板などへの適用は事実上不可能であ
る。一般に、アルミニウム合金の耐摩耗性は優れている
が、耐焼付性は劣るので、前掲(ハ)のようにSnの添
加がなされているが銅合金におけるPb相ほどの効果は
ない。
【0005】一方、銅合金のうち特に摺動合金としては
Pbを添加して耐凝着性と耐焼付性を良好にしたCu−
Pb系が多用されている。ところが、銅合金は耐摩耗性
が劣ってくるために、例えば本出願人の米国特許第5,
326,384号で提案されているようにFe2Pなど
の硬質物を添加して焼結を行うことが知られているが、
硬質物の添加によりなじみ性などは劣化することは避け
られない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ラネー銅などを除く従
来の一般的Cu−Al系合金ではAl含有量が10数%
以上となると金属間化合物が生成し、脆くなるので組成
は避けられてきた。上述のような状況ではアルミニウム
合金の耐摩耗性と銅合金の耐焼付性を一つの材料で実現
することはできないと考えられていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】Cu−Al系合金におい
てAl含有量を20%以上と高くしても、全体の組成を
所定範囲に制限し、かつ一定量のPbが存在していると
脆化の難点を克服することができ、しかもアルミニウム
合金の耐摩耗性と銅合金の耐焼付性を兼備できることが
見出された。
【0008】即ち、本発明は、必須成分が、質量百分率
で、Cu:30〜48%、Sn:1〜2%,Pb:4〜
20%,Al:18〜30%,Si:15〜25%から
実質的になる銅合金を提供するものである。以下、本発
明を詳しく説明する。なお、百分率は特に断らない限り
質量%である。
【0009】本発明の合金において、Cuは基材物質で
あり、主として耐焼付性を担う。即ち、Cuは軟質相と
してのPbを微細に分散させるマトリックスとなって耐
焼付性を発揮する。Cuの含有量が30%未満では通常
の銅合金に匹敵する耐焼付性が得られず、一方48%を
超えると通常のアルミニウム合金に匹敵する耐摩耗性が
得られない。
【0010】AlはCuの次に量が多い物質であり、1
8%以上と多量に、即ちラネー銅と匹敵する程度添加し
ている。このように多量にAlを添加するとCu−Al
系金属間化合物の生成は避けられないが、Cu量上限を
上述のように48%と銅系合金としては低く抑えている
ので、Cu−Al系金属間化合物の生成量がある程度抑
えられ、耐摩耗性と耐焼付性の低下を防止することがで
きる。Al含有量が18%より少ないと、Cuマトリッ
クスに固溶するAlの割合が多くなり、この結果通常の
アルミニウム合金に匹敵する耐摩耗性が得られなくな
る。一方、Al含有量が30%を超えると、全体の融点
が低下することによる強度低下を惹起し、Pbの結合力
低下などが起こり、通常の銅合金に匹敵する耐焼付性が
得られない。
【0011】SnはAl中に軟質相として分散して潤滑
性を付与し、またCuの強度を高める。Snの含有量が
1%未満ではこれらの作用が不足し、一方2%を超える
と強度低下をひきおこす。
【0012】Siは粒子形態で存在して、耐摩耗性を高
める。通常のAl−Si合金ではSi含有量が12〜2
0%程度あり、即ちSi/Al比率が1/4以下である
が、本発明組成ではSi/Al比率が:0.5〜1程度
となっている。全体組成でSi量が15%未満であると
通常のアルミニウム合金に匹敵する耐摩耗性が得られ
ず、25%を超えると通常の銅合金に匹敵する耐焼付性
が得られない。
【0013】Pbは軟質のPb粒子として存在し、なじ
み性や耐焼付性を高める。その含有量が4%未満である
と通常の銅合金に匹敵する耐焼付性が得られず、一方2
0%を超えると通常のアルミニウム合金に匹敵する耐摩
耗性が得られない。より好ましいPb含有量は9〜16
%である。
【0014】本発明合金の組成は前記各成分と、少量の
不純物、例えば銅及びアルミニウムの不純物であるF
e,Ni,銅の不純物であるAs,S,Oなど、アルミニ
ウムの不純物であるMg,Mnなどの鉱石もしくはスクラ
ップに由来する各種元素で100%を構成する。これら
不純物の合計量は、Cu,Sn,Pb,Al及びSiを
100%として、その外割で、通常0.1〜3%以下で
あり、好ましくは0.1〜1.5%である。また、上述
のように本発明の合金組成の特徴は、必須元素であるC
u,Al,Sn,Si及びPbの量を所定範囲に維持す
ると、上記以外の銅の脱酸剤であるP,銅に固溶するA
g,銅を強化するMn,銅及びアルミニウムを強化し、
特にAl−Sn系アルミニウム合金に有用なCr,銅に
固溶して耐食性を高めるNi,銅の合金元素であるZ
n,Sbなどの成分を若干量を、Cu,Sn,Pb,A
l及びSiを10%として、その外割で、例えば合計で
10%以下添加しても、必須成分の性能は損なわれな
い。
【0015】上記組成の銅―アルミニウム合金は、溶製
法、肉盛り法、溶射法、焼結法などで製造することがで
きるが、溶射法が最も好ましい。なお、溶製法ではイン
ゴットの寸法を薄くするなどの急速凝固条件を採用し、
焼結法では、Cu―Al系金属間化合物生成量が少ない銅リ
ッチ合金粉末とアルミニウムリッチ合金粉末を用意し、
これらを混合し、後者を溶融する液相焼結を行うことが
好ましい。
【0016】図1には後述の高速火炎溶射法で銅合金粉
末とアルミニウム合金粉末を混合溶射して成膜した溶射
層の顕微鏡組織(エッチング方法:グラード液(塩化第
二鉄5g、塩酸10cc、水100cc)で10秒間エッ
チング)を示す。この写真から次のことがわかる。
(イ)これら両粉末は溶射後では区別ができないが、極
く一部(面積割合では30%以下)に未溶解銅合金粉末が
認められる。(ロ)Si粒子及びPb粒子はそれぞれ灰
色及び白色を呈しており、一方金属間化合物に相当する
針状、多角系状などのようなものはほとんど認められな
い。(ハ)Si粒子及びPb粒子は同じ箇所に存在して
いるものが多いので、アルミニウム合金粉末のかなりの
部分は溶融して銅合金粉末と融合している。(ニ)銅合
金粉末は溶射時に基板に衝突した際に平坦化され、その
鉛粒子の集団が溶射層面に平行な形態を呈している。
【0017】高速火炎溶射法のように急冷凝固組織とす
ると、Cu−Al系金属間化合物の生成による延性低下
を避けることができる。よって本発明の実施態様として
は、Si粒子及びPb粒子が存在し、金属間化合物が実
質的に存在しない組織の合金(請求項2)を提供する。
【0018】溶射法はトライボロジストVol.41
(1996),No.11,第19〜24頁に解説され
ている各種溶射法を採用することができるが、中でも高
速ガス火炎溶射法(HVOF, High velocity oxyfuel)を
好ましく採用することができる。この方法は同第20頁
右側欄第4〜13行に記載された「...高速ガス火焔
溶射法(HVOF, High Velocity Oxyfuel)で、この方法
は燃焼がガン内部(燃焼室)で行われ、酸素、燃料ガス
とも高圧になっており、ガスジェットの速度が非常に速
く、その粒子速度も爆発溶射に匹敵する。このHVOF
の系列に入る各種溶射法が開発され、ダイアモンドジェ
ット、トップガン、連続爆発システムなどがある。」と
の特長を有している。溶射されたAlは急冷凝固により
硬化しているために、Si粒子の保持力が高い特長を有
し、このためにSi粒脱落による摩耗を抑えることがで
きる溶射粉末としてはCu−Pb−Sn合金、Al−S
i合金、Al−Si−Sn合金などのアトマイズ粉末を
使用することができる。溶射条件としては、酸素圧力
0.45〜1.10MPa、燃料圧力0.45〜0.7
6MPa、溶射距離50〜250mmが好ましい。溶射
層の厚さは10〜500μmが好ましい。溶射後はその
まま、あるいは表面を研磨して摺動層とすることができ
る。また、必要により、溶射後熱処理を行って、歪取
り、成分の均一化、アルミニウム合金からの時効性元素
の析出、低融点相の再溶融による皮膜結合力の向上など
を行ってもよい。
【0019】本発明においては、溶射層の密着性を高め
るために、溶射層と基材の間に、銅、ニッケル、アルミ
ニウム、銅ニッケル系合金、ニッケルアルミ系合金、銅
アルミ系合金、銅スズ系合金、ニッケル自溶合金及びコ
バルト自溶合金からなる群より選択された1種又は2種
以上の材料からなる中間層をめっき、スパッタリング、
溶射等の方法により形成することが好ましい。これらの
材料はいずれも、それらの表面が粗なことが必要である
が、青銅と合金化し易いために、溶射層と裏金との接合
強度を高める。なお好ましい中間層の厚みは5〜100
μmである。銅−スズ合金としてはCu−Sn−P系合
金を使用することができる。この合金は湯流れが良くか
つ酸化され難いので、溶射により中間層とすると優れた
性能が得られる。
【0020】本発明により提供される銅合金は各種摺動
材料として使用することが出来るが、とりわけ斜板式コ
ンプレッサーの斜板のシューとの摺動面に成膜される摺
動層として優れた性能を発揮する。溶射表面層を、P
b、Pb合金、Sn又はSn合金めっきなどの軟質金属
層で被覆すると、これらは急速に摩耗して良好ななじみ
面を作るために、その後の摩耗が起こり難しくなる。軟
質金属層は、例えば主としてPbとSnからなるめっき
層である。さらに、上記した溶射表面層をMoS2もし
くは黒鉛あるいはMoS2と黒鉛の混合物を含み、これら
を樹脂バインダー結合した皮膜で被覆することもでき
る。これらの被覆層の厚さは1〜50μmであることが
好ましい。
【0021】
【実施例】実施例1 Cu−23%Pb−3%Sn合金アトマイズ粉末(平均
粒径30μm)(A)とアルミニウム合金アトマイズ粉
末(但し、A2024アルミニウム合金に40%Siを
添加した合金のアトマイズ粉、平均粒径100μm)
(B)を、混合比を変えて混合し、全体の組成中でPb
含有量を9%,10%,12%,14%,15%もしく
は20%と変化させた。各Pb含有量に対応する粉末A,
Bの組み合わせは以下のとおりである。但し、A粉末とB
粉末の配合比と組織全体の成分組成とは一致しないが、
理由は現在のところ不明である。
【0022】9%Pb:A粉末=70%、B粉末=30
%、全体の組成:40%Cu,2%Sn、9%Pb,2
8%Al,21%Si。 10%Pb:A粉末=72%、B粉末=28%、全体の
組成:41%Cu,2%Sn、10%Pb,27%A
l,20%Si。 12%Pb:A粉末=75%、B粉末=25%、全体の
組成:43%Cu,2%Sn、12%Pb,25%A
l,18%Si。 14%Pb:A粉末=78%、B粉末=22%、全体の
組成:45%Cu,2%Sn、14%Pb,22%A
l,17%Si。 15%Pb:A粉末=80%、B粉末=20%、全体の
組成:45%Cu,2%Sn、15%Pb,21%A
l,17%Si。 20%Pb:A粉末=83%、B粉末=17%、全体の
組成:45%Cu,2%Sn、20%Pb,18%A
l,15%Si。
【0023】市販の純アルミニウム圧延板にスチールグ
リッド(寸法0.7mm)によるショットブラストを施
し、表面を粗さRz45μmに粗面化した基材に厚さ25
0μmに溶射した。溶射には、HVOF型溶射機(スル
ザーメテコ社製DJ)を使用し、下記条件で溶射を行っ
た。 酸素圧力:1.03MPa,150psi 燃料圧力:0.69MPa,100psi 溶射距離:180mm 溶射厚さ:250μm 溶射合金を次の方法で耐摩耗性試験に供した。
【0024】耐摩耗性試験方法 直径が8mmの鋼球(SUJ2)を1kgfの荷重で試
験片の溶射層に押付け、0.5mm/秒の速度で摺動させ
た。試験結果を図2に示す。この図のグラフより摩耗深
さはPb含有量に強く依存し、約10.5%Pbで摩耗
深さがゼロになっている。
【0025】実施例2 実施例1の10%Pb合金の耐焼付性試験を以下の方法
で行った。 試験機:高圧雰囲気試験機 荷重付加方法:4MPa〜15MPaまで2MPa毎に漸増 潤滑油:冷凍機油+冷媒混合 潤滑方法:循環噴霧式 相手軸:SUJ2 比較のために、実施例1で使用した銅合金粉末のみ及び
アルミニウム合金粉末のみも溶射して耐焼付性を測定し
たところ次の結果が得られた。 本発明,銅―アルミニウム合金:10〜14MPa 比較例、銅合金:15MPa 比較例アルミニウム合金:8MPa
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると耐
摩耗性及び耐焼付性を兼備した銅系合金が得られるの
で、各種摺動部品の性能向上に寄与するところが大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体組成が41%Cu,27%Al,13%
Pb,17%Si,2%Snである溶射層の断面顕微鏡
写真である。
【図2】 実施例1における溶射層のPb含有量(%)
と摩耗深さ(μm)の関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村松 省吾 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 (72)発明者 秋月 政憲 愛知県豊田市緑ヶ丘3丁目65番地 大豊工 業株式会社内 Fターム(参考) 4K031 AA02 AB02 AB08 CB12 CB35 CB37 DA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必須成分が、質量百分率で、Cu:30
    〜48%、Sn:1〜2%,Pb:4〜20%,Al:
    18〜30%,及びSi:15〜25%からなることを
    特徴とする摺動部品用銅合金。
  2. 【請求項2】 Pb粒子及びSi粒子が分散し、且つA
    l−Cu系金属間化合物が実質的に存在しないことを特
    徴とする請求項1記載の摺動部品用銅合金。
  3. 【請求項3】 Pb含有量が9〜16%である請求項1
    又は2記載の摺動部品用銅合金。
  4. 【請求項4】 斜板式コンプレッサーの斜板のシューと
    の摺動面に成膜されたことを特徴とする請求項1から3
    までの何れか1項記載の摺動部品用銅合金。
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JP2011106720A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 循環流動床ボイラ
US10408202B2 (en) 2015-11-05 2019-09-10 Hyundai Motor Company Swash plate and method of manufacturing swash plate

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