JP2002249744A - 光硬化型粘接着剤組成物、粘接着剤及び粘接着剤の剥離方法 - Google Patents

光硬化型粘接着剤組成物、粘接着剤及び粘接着剤の剥離方法

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JP2002249744A
JP2002249744A JP2001050490A JP2001050490A JP2002249744A JP 2002249744 A JP2002249744 A JP 2002249744A JP 2001050490 A JP2001050490 A JP 2001050490A JP 2001050490 A JP2001050490 A JP 2001050490A JP 2002249744 A JP2002249744 A JP 2002249744A
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Koji Watabe
功治 渡部
Munehiro Hatai
宗宏 畠井
Motohiro Yagi
元裕 八木
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に剥離することでき、しかも剥離時に糊
残りが起こらないため被着体の再利用が可能であり、被
着体が大面積の場合でも剥離作業が容易な光硬化型粘接
着剤組成物、それを用いた粘接着剤及び容易に剥離可能
な粘接着剤の剥離方法を提供する。 【解決手段】 ポリエステル樹脂、光カチオン重合性化
合物及び光カチオン重合開始剤からなる光硬化型粘接着
剤組成物からなる粘接着剤を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感圧接着性を有す
ると共に光照射により硬化して剥離接着力が低下する光
硬化型粘接着剤組成物、それを用いた粘接着剤及び粘接
着剤の剥離方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の接着テープは広範囲の被着体に使
用されているが、一旦接着したものを剥離する作業は困
難を伴い時には被着体を破損することがあった。このよ
うな剥離作業を容易にするために、熱収縮性基材の表面
に発泡性接着剤層を設けた接着テープを使用し、剥離時
に接着剤層を加熱発泡させることによって被着体との接
着強度を低減させ、剥離する方法が提案されている(特
開平3−64381号公報)。
【0003】しかしながら、上記剥離方法は剥離後の被
着体に糊残りを生じることがあり、被着体を再利用する
場合は被着体に残った糊を除去する作業を必要とした。
また、剥離時に加熱する必要があるため、被着体が面材
や壁材のような大面積の場合は、容易に加熱する方法が
ないという問題点があった。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するものであり、その目的とするところは、容易
に剥離することでき、しかも剥離時に糊残りが起こらな
いため被着体の再利用が可能であり、被着体が大面積で
あっても剥離作業が容易な光硬化型粘接着剤組成物、そ
れを用いた粘接着剤及び容易に剥離可能な粘接着剤の剥
離方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明(以下、第1発明という)の光硬化型粘接着剤組成物
は、ポリエステル樹脂、光カチオン重合性化合物及び光
カチオン重合開始剤からなることを特徴とする。
【0005】請求項2に記載された発明(以下、第2発
明という)の粘接着剤は、第1発明の光硬化型粘接着剤
組成物から形成されてなることを特徴とする。
【0006】請求項3に記載された発明(以下、第3発
明という)の粘接着剤の剥離方法は、第2発明の粘接着
剤を用いて被着体を貼り合わせた後、粘接着剤に波長3
65nmの紫外線を照射して光硬化させ、ゲル分率0.
01〜10重量%として剥離することを特徴とする
【0007】以下、本発明を詳細に説明する。第1発明
の光硬化型粘接着剤組成物としては、ポリエステル樹
脂、光カチオン重合性化合物及び光カチオン重合開始剤
からなるものが用いられる。
【0008】上記ポリエステル樹脂は、脂肪族、脂環族
又は芳香族等いずれの構造を有するものであってもよ
く、特に限定されるものではない。具体的には、ジカル
ボン酸又はそのジエステル等価物と、ジオールとの反応
生成物が挙げられる。
【0009】上記ジカルボン酸又はそのジエステル等価
物としては、炭素数4〜12の飽和脂肪酸(直鎖もしく
は分枝鎖を有するもの、又は、5員環もしくは6員環の
環式構造物のいずれであってもよい)及び/又は炭素数
8〜15の芳香族酸が好ましい。
【0010】上記脂肪酸の好ましい例としては、例え
ば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、
スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,12−ド
デカン二酸、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、
1,3−シクロペンタンジカルボン酸、2−メチルコハ
ク酸、2−メチルペンタン二酸、3−メチルヘキサン二
酸等が挙げられる。
【0011】上記芳香族酸の好ましい例としては、例え
ば、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸、4,4'-
ベンゾフェノンジカルボン酸、4,4'-ジフェニルメタ
ンジカルボン酸、4,4'-ジフェニルエーテルジカルボ
ン酸、4,4'-ジフェニルチオエーテルジカルボン酸、
4,4'-ジフェニルアミンジカルボン酸等が挙げられ
る。上記ジカルボン酸は、2つのカルボキシル基間に炭
素及び水素のみを含む構造を有するものが好ましい。こ
れらのジカルボン酸は2種以上が併用されてもよい。ま
た、ポリエステル樹脂の可撓性を高めるために、アジピ
ン酸、セバシン酸等の脂肪族ジカルボン酸を共重合させ
てもよい。
【0012】上記ジオールとしては、炭素数2〜12の
直鎖状、分枝鎖状又は環式の脂肪族ジオールが好まし
く、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレ
ングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、α−メチルブタンジオール、α−ジメチル
ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2−メチ
ル−2,4−ペンタンジオール、3−メチルペンタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタン
ジオール、シクロブタン−1,3−ジ(2'-エタノー
ル)、1,4−ジヒドロキシシクロヘキサン、シクロヘ
キサン−1,4−ジメタノール、1,10−デカンジオ
ール、1,12−ドデカンジオール、ネオペンチルグリ
コール等が挙げられる。また、炭素数2〜9(好ましく
は炭素数2〜4)のアルキレン基を有するポリオキシア
ルキレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリ
コール等を含む長鎖ジオールも使用可能である。これら
のジオールは単独で用いられてもよく、2種以上が併用
されてもよい。
【0013】また、ポリエステル樹脂の可撓性を高める
ために、ジオールとして炭素数の多い直鎖状アルコール
を使用することが好ましい。
【0014】さらにポリエステル樹脂の可撓性を高める
ために、ポリエステル分子内に可撓性に富んだエーテル
結合を導入することが好ましい。上記エーテル結合の導
入方法としては、例えば、末端に水酸基を有するポリエ
ーテルを、ジカルボン酸及びジオールに重縮合させる方
法が挙げられる。ここで用いられるポリエーテルとして
は、例えば、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、
ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等
が挙げられる。
【0015】上記ポリエステル樹脂は、カルボン酸のカ
ルボキシル基をエステル化したもの、エステル結合の部
分をエステル交換反応させたもの、水酸基含有化合物の
水酸基をエーテル化又はエステル化したもの、又は、ア
ルキレンオキサイドとの共重合ポリエーテルのいずれで
あってもよい。
【0016】上述したポリエステル樹脂は、単独で用い
られてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0017】本発明で用いられるポリエステル樹脂は、
上記ジカルボン酸とジオールとを適当な触媒を用いて重
縮合させることにより得られる。
【0018】上記ポリエステル樹脂は、光硬化を開始さ
せるのに有効な光を十分透過させるものが好ましく、数
平均分子量1万〜10万、環球式測定法による軟化温度
40℃以上が好ましい。数平均分子量1万未満、軟化温
度が40℃未満になると、後述の粘接着剤が流動し易く
なり、シート状態を保つことが困難となる。数平均分子
量10万を超えると流動性が不足し、シート状に成形す
ることが困難となる。また、酸価は3mgKOH/g以
下が好ましい。酸価が3mgKOH/gを超えると、光
硬化型粘接着剤組成物を貯蔵している間に、ポリエステ
ル樹脂と光カチオン重合性化合物との反応が起こるた
め、感圧接着性を示さなくなったり、硬化が進行しなく
なることがある。また、光硬化型粘接着剤組成物の耐湿
熱性が低下することがある。
【0019】次に、光カチオン重合性化合物について説
明する。光カチオン重合性化合物としては、カチオン重
合により高分子量化し得る光カチオン重合性官能基を有
する有機化合物が用いられる。その構造は、脂肪族、脂
環族、芳香族等のいずれの構造であってもよく、光カチ
オン重合性官能基は、分子骨格の末端、側鎖、分子骨格
内のいずれの部位にあってもよい。光カチオン重合性官
能基としては、例えば、エポキシ基、オキセタン基、ビ
ニルエーテル基、エピスルフィド基、エチレンイミン基
等を挙げることができる。
【0020】上記光カチオン重合性化合物における光カ
チオン重合性官能基の数は、1分子当たり1個以上が好
ましく、1個以上がより好ましい。ここで1分子当たり
の光カチオン重合性官能基の数とは、光カチオン重合性
化合物中の光カチオン重合性官能基の総数を光カチオン
重合性化合物中の分子の総数で除算して求められる。
【0021】上記光カチオン重合性化合物は、常温にお
いて液状、半固形状、固形状等いずれの形態であっても
よいが、沸点が200℃以上であり、常温において液状
又は半固形状であることが好ましい。沸点が200℃未
満になると得られる粘接着剤から光カチオン重合性化合
物が揮発して、性能低下、環境気汚染など起こす恐れが
ある。また、光カチオン重合性化合物が常温で固形状で
あると、得られる粘接着剤が常温で感圧接着性を示さな
くなることがある。
【0022】上記光カチオン重合性化合物としては、硬
化を開始させるのに有効な光を十分透過させるものが好
ましく、常温において結晶性、非結晶性のいずれであっ
てもよいが、常温での感圧接着性を高めるためには、光
カチオン重合性化合物のガラス転移温度は25℃以下で
あることが好ましい。また、光カチオン重合性化合物
は、粘接着剤を構成する他の成分と相溶性があってもな
くてもよい。上記光カチオン重合性化合物は単独で用い
られてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0023】光カチオン重合性化合物の使用量は、上記
ポリエステル樹脂100重量部に対して10〜100重
量部が好ましい。使用量が10重量部未満になるとカチ
オン重合による架橋成分の割合が少なくなるため硬化後
の耐熱接着性が低下し、100重量部を超えると被着体
に対する接着性が低下する。
【0024】上記光カチオン重合性化合物の中でも、特
にエポキシ基含有化合物が好ましい。エポキシ基含有化
合物とは、カチオン重合によって重合可能な少なくとも
1個のオキシラン環を有する化合物をいう。エポキシ基
含有化合物中のエポキシ基の数は、1分子当たり1個以
上であることが好ましく、より好ましくは1分子当たり
2個以上である。ここで1分子当たりのエポキシ基の数
は、エポキシ基含有化合物中のエポキシ基の総数をエポ
キシ基含有化合物中の分子の総数で除算して求められ
る。
【0025】上記エポキシ基含有化合物としては、特に
限定されるものではないが、例えば、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビ
スフェノールAD型エポキシ樹脂、ビスフェノールS型
エポキシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂;フェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂;トリ
スフェノールメタントリグリシジルエーテル等の芳香族
エポキシ樹脂並びにこれらの水添加物及び臭素化物;
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレート、3,4−エポキ
シ−2−メチルシクロヘキシルメチル3,4−エポキシ
−2−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、ビス
(3,4−エポキシシクロヘキシル)アジペート、ビス
(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペー
ト、ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシ
ルメチル)アジペート、2−(3,4−エポキシクロヘ
キシル−5,5−スピロ−3,4−エポキシ)シクロヘ
キサノン−メタ−ジオキサン、ビス(2,3−エポキシ
シクロペンチル)エーテル(ダイセル化学工業社製、商
品名「EHPE−3150」、軟化温度71℃)等の脂
環族エポキシ樹脂;1,4−ブタンジオールのジグリシ
ジルエーテル、1,6−ヘキサンジオールのジグリシジ
ルエーテル、グルセリンのトリグリシジルエーテル、ト
リメチロールプロパンのトリグリシジルエーテル、ポリ
エチレングリコールのジグリシジルエーテル、ポリプロ
ピレングリコールのジグリシジルエーテル、炭素数2〜
9(好ましくは炭素数2〜4)のアルキレン基を有する
ポリオキシアルキレングリコール、ポリテトラメチレン
エーテルグリコール等を含む長鎖ポリオールのポリグリ
シジルエーテル等の脂肪族エポキシ樹脂などが挙げられ
る。
【0026】さらに、フタル酸ジグリシジルエステル、
テトラヒドロフタル酸ジグリシジルエステル、ヘキサヒ
ドロフタル酸ジグリシジルエステル、ジグリシジル−p
−オキシ安息香酸、サリチル酸のグリシジルエーテル−
グリシジルエステル、ダイマー酸のグリシジルエステル
等のグリシジルエステル型エポキシ樹脂及びこれらの水
添物;トリグリシジルイソシアヌレート、環状アルキレ
ン尿素のN,N'-ジグリシジル誘導体、p−アミノフェ
ノールのN,N,O−トリグリシジル誘導体、m−アミ
ノフェノールののN,N,O−トリグリシジル誘導体等
のグリシジルアミン型エポキシ樹脂及びこれらの水添
物;グリシジル(メタ)アクリレートと、エチレン、酢
酸ビニル、(メタ)アクリル酸エステル等のラジカル重
合性モノマーとの共重合体;エポキシ化ポリブタジエン
等の共役ジエン化合物を主体とする重合体又はその部分
水添物の重合体の不飽和炭素の二重結合をエポキシ化し
たもの;エポキシ化SBS等の「ビニル芳香族化合物を
主体とする重合体ブロック」と「共役ジエン化合物を主
体とする重合体ブロック又はその部分水添物の重合体ブ
ロック」とを同一分子内にもつブロック共重合体の、共
役ジエン化合物の不飽和炭素の二重結合をエポキシ化し
たもの;1分子当たり1個以上(好ましくは2個以上)
のエポキシ基を有するポリエステル樹脂;上記各種エポ
キシ基含有化合物の構造中にウレタン結合やポリカプロ
ラクトン結合を導入したウレタン変成エポキシ樹脂やポ
リカプロラクトン変成エポキシ樹脂;上記各種エポキシ
基含有化合物にNBR、CTBN、ポリブタジエン、ア
クリルゴム等のゴム成分を含有させたゴム変成エポキシ
樹脂など、従来公知の各種エポキシ基含有化合物が挙げ
られる。
【0027】上述の各種エポキシ基含有化合物は単独で
用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0028】次に、上記光カチオン重合開始剤について
説明する。光カチオン重合開始剤としては、イオン性光
酸発生タイプ又は非イオン性光酸発生タイプのいずれの
タイプも用いるこができる。上記イオン性光酸発生タイ
プの光カチオン重合開始剤としては、特に限定されず、
例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族ハロニウム塩、
芳香族スルホニウム塩等のオニウム塩;鉄−アレン錯
体、チタノセン錯体、アリルシラノール−アルミニウム
錯体等の有機金属錯体などが挙げられる。中でも芳香族
ヨードニウム塩、芳香族スルホニウム塩、メタロセン塩
が好ましく、より好ましくは芳香族スルホニウム塩であ
る。これらのイオン性光酸発生タイプの光カチオン重合
開始剤は単独で用いられてもよく、2種以上が併用され
てもよい。
【0029】上記イオン性光酸発生タイプの光カチオン
重合開始剤を含有させることによって、粘接着剤は20
0〜400nmの波長の光を照射することにより速やか
に硬化が進行し、且つ、粘接着剤を保存する際の貯蔵安
定性にも優れたものとなる。
【0030】上記イオン性光酸発生タイプの光カチオン
重合開始剤として有効な芳香族ヨードニウム塩、芳香族
スルホニウム塩及びメタロセン塩は、例えば、米国特許
第4256828号公報、第5089536号公報、特
開平6−306346号公報等に開示されている。
【0031】上記イオン性光酸発生タイプの光カチオン
重合開始剤のうち、芳香族ヨードニウム塩と芳香族スル
ホニウム塩は、紫外領域以外の光ではカチオンを生成し
ないが、芳香族アミンや着色芳香族多環式炭化水素等の
公知の増感剤を併用することにより、近紫外領域や可視
領域の光でもカチオンを生成することができる。また、
メタロセン塩を用いる場合には、ターシャリーアルコー
ルのオキサレートエステルのような反応促進剤を併用し
てもよい。
【0032】上記イオン性光酸発生タイプの光カチオン
重合開始剤の具体例としては、例えば、商品名「アデカ
オプトマーSP150」、「アデカオプトマーSP17
0」(いずれも旭電化社製)、商品名「UVE−101
4」(ゼネラルエレクトリックス社製)、商品名「CD
−1012」(サートマー社製)等が挙げられ、これら
は単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよ
い。
【0033】上記非イオン性光酸発生タイプの光カチオ
ン重合開始剤としては、特に限定されないが、例えば、
ニトロベンジルエステル、スルホン酸誘導体、リン酸エ
ステル、フェノールスルホン酸エステル、ジアゾナフト
キノン、N−ヒドロキシイミドホスホナート等が挙げら
れ、これらは単独で用いられてもよく、2種以上が併用
されてもよい。
【0034】上記光カチオン重合開始剤は単独で用いら
れてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0035】上記光カチオン重合開始剤の使用量は、上
記ポリエステル樹脂及びカチオン重合性化合物100重
量部に対して0.1〜10重量部が好ましい。使用量が
0.1重量部未満になると光カチオン重合が十分に進行
しなかったり、硬化が遅くなり、10重量部を超えると
硬化が速くなり過ぎるため被着体を貼合わせることが困
難となる。
【0036】上記光カチオン重合開始剤を活性化するた
めに付与されるエネルギーとして一般に光が用いられる
が、光以外に電子線等が用いられてもよい。光として
は、例えば、マイクロ波、赤外線、可視光、紫外線、X
線、γ線等が挙げられるが、中でも取扱いが簡便で、し
かも比較的高エネルギーを得ることができる紫外線が好
ましく、より好ましくは波長200〜400nmの紫外
線である。
【0037】上記紫外線を供給する光源としては、例え
ば、炭素アーク、水銀蒸気アーク、蛍光ランプ、アルゴ
ングローブランプ、ハロゲンランプ、白熱ランプ、低圧
水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、フラッシュUVラ
ンプ、ディープUVランプ、キセノンランプ、タングス
テンフィラメントランプ、太陽光線等が挙げられる。
【0038】上記光の照射量は、粘接着剤を構成する各
成分の量、塗工厚み、光の照射源等によって異なるが、
光カチオン重合開始剤からカチオンを生成するのに有効
な波長の照射量として、0.01〜100J/cm2
好ましい。
【0039】本発明の光硬化型後剥離性組成物には、そ
の性能を阻害しな範囲で必要に応じて、脂肪族水酸基含
有化合物、熱可塑性樹脂、密着性向上剤、充填剤、補強
材、軟化剤、可塑剤、粘度調整剤、揺変剤、安定剤、酸
化防止剤、着色剤、脱水剤、難燃剤、帯電防止剤、発泡
剤、防黴剤等が添加されてもよい。これらは単独で用い
られてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0040】上記脂肪族水酸基含有化合物としては、モ
ノマー、オリゴマー、ポリマーのいずれの状態であって
もよく、脂肪族水酸基は分子骨格の末端、側鎖、分子骨
格内のいずれの部位にあってもよい。また、脂肪族水酸
基の数は、1分子当たり1個以上であることが好まし
く、2個以上であることがより好ましい。ここで1分子
当たりの脂肪族水酸基の数は、脂肪族水酸基含有化合物
中の脂肪族水酸基の総数を脂肪族水酸基含有化合物中の
分子の総数で除算して求められる。
【0041】上記脂肪族水酸基含有化合物としては、例
えば、ポリヒドロキシアルカン、アルキレングリコー
ル、炭素数2〜9(好ましくは炭素数2〜4)のアルキ
レン基を有するポリオキシアルキレングリコール、ポリ
テトラメチレンエーテルグリコール等を含む長鎖ポリオ
ール、水酸基末端ポリアルカジエン、上述のポリエステ
ル樹脂以外の水酸基末端ポリエステル、水酸基末端ポリ
カプロラクトン、水酸基末端ポリカーボネート、アクリ
ルポリオール、エチレン−酢酸ビニル共重合体の(部
分)ケン化物、ポリビニルアルコール、ひまし油、ケト
ン樹脂、キシレン樹脂、及びこれらの脂肪族水酸基含有
化合物の共重合体や変成物などが挙げられる。これらは
単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよ
い。
【0042】上記脂肪族水酸基含有化合物の配合量は、
得られる粘接着剤中の光カチオン重合性官能基の数に対
する脂肪族水酸基の数の比が10以下となるような量で
あることが好ましい。光カチオン重合性官能基の数に対
する脂肪族水酸基の数の比が10を超えると、得られる
粘接着剤の耐熱接着性が不十分となることがある。
【0043】上記脂肪族水酸基含有化合物の形態は、常
温において液状、半固形状、固形状等のいずれであって
よいが、好ましくは常温において液状、半固形状であ
り、沸点200℃以上である。沸点が200℃未満にな
ると、得られる粘接着剤から光カチオン重合性化合物が
揮発し、性能低下、環境気汚染を起こす恐れがある。ま
た、脂肪族水酸基含有化合物が常温において固形である
と、得られる粘接着剤が常温で感圧接着性を示さなくな
ることがある。常温で硬化を促進する場合は、ガラス転
移温度が25℃以下の脂肪族水酸基含有化合物を用いる
ことが好ましい。
【0044】上記熱可塑性樹脂としては、例えば、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン系樹脂;
スチレン−ブタジエンブ−スチレンブロック共重合体等
のブロックポリマー;アクリル系共重合体;ポリカプロ
ラクトン樹脂;ポリカーボネート樹脂;ロジン系樹脂;
テルペン系樹脂;石油系樹脂等の粘着付与樹脂;ワック
ス類等、一般的に用いられている各種熱可塑性樹脂が挙
げられ、これらは単独で用いられてもよく、2種以上が
併用されてもよい。
【0045】上記密着性向上剤としては、例えば、シラ
ンカップリング剤、チタンカップリング剤、アルミニウ
ムカップリング剤等が挙げられ、これらは単独で用いら
れてもよく、2種以上が併用されてもよい。
【0046】上記充填剤としては、例えば、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、クレー、タルク、酸化チタ
ン、アスベスト等の無機充填剤;レーヨン繊維、アクリ
ル繊維、ナイロン繊維、ガラス繊維、炭素繊維、セルロ
ース等の繊維;ガラスバルーン、シラスバルーン、塩化
ビニリデンバルーン、アクリル樹脂バルーン等の中空状
充填剤;ナイロンビーズ、アクリル樹脂ビーズ、シリコ
ンビーズ等の有機球状体;尿素メラミン樹脂粉末、アク
リル樹脂粉末、フェノール樹脂粉末等の合成樹脂粉末;
木粉、果実殻粉等の天然物粉末、及びこれらの表面処理
物など、従来公知の各種充填剤が挙げられる。これらは
単独で用いられてもよく、2種以上が併用されてもよ
い。
【0047】得られる粘接着剤に含有される各種成分
は、該粘接着剤を構成する他の成分とマクロ相分離を起
こさない限り、相溶性又は非相溶性のいずれの成分も使
用可能である。ここでマクロ相分離とは、各成分のいず
れか又は全てが透明性のある状態で完全に相分離する状
態をいい、ミクロ相分離による単に白濁しただけの状態
とは異なる状態をいう。
【0048】上記粘接着剤に含有される各種成分は、貯
蔵時に光カチオン重合性官能基との反応を起こし得るよ
うな、例えば芳香族水酸基、(無水)カルボキシル基等
の官能基を含有しないものが好ましい。これらの各種成
分は、貯蔵時や光照射時に分解や揮発を起こさないもの
が好ましく、硬化開始に必要な光を十分に透過し得るも
のであることが好ましい。また、上記各種成分は、常温
において結晶性又は非結晶性のいずれであってもよい
が、常温での感圧接着性を高めるためには、非結晶性の
ものが好ましい。さらに、上記各種成分は、カチオン重
合の進行を過度に抑制して粘接着剤の硬化を阻害する、
例えばアミノ基等のような官能基を含有しないものが好
ましい。
【0049】以下、第2発明の粘接着剤の製造方法につ
いて説明する。上記粘接着剤の製造方法は、ホモディス
パー、ホモミキサー、万能ミキサー、プラネタリウムミ
キサー、ニーダー、三本ロール等の汎用の混合機を用い
て、常温又は加温下で光硬化型粘接着剤組成物を構成す
る各成分の所定量を均一に混合することにより得られ
る。このような混合は、光を遮断した状態で行うことが
好ましい。また、粘接着剤の製造に際して、各成分の混
練は無溶媒で行ってもよく、例えば芳香族炭化水素、酢
酸エステル、ケトン等の不活性溶媒中で行ってもよい。
【0050】粘接着剤の製造において、各成分の水分含
有量が多くなると、得られる粘接着剤に光を照射した後
の硬化の進行が阻害されることがあるので、必要に応じ
て、各成分中の水分を予め除去しておくことが好まし
い。水分の除去方法としては、特に限定されないが、例
えば、モレキュラーシーブ等の混合による脱水、オーブ
ンやヒーター等による加熱脱水、減圧脱水等が挙げられ
る。また、各成分の混練は、通常、大気圧下で行えばよ
いが、水分の混入を避ける場合は、減圧雰囲気下もしく
は窒素ガス等の不活性ガス雰囲気下で行うことが好まし
い。
【0051】上記製造方法によって得られた粘接着剤
は、そのままの状態で被着体に塗工した後光カチオン重
合により硬化させてもよいが、より良好な取扱い作業性
や簡便性を得るためには、予め粘接着剤をシート状に加
工して使用することが好ましい。シート状に加工する方
法としては、例えば、離型処理されたシート状の支持体
上に、バーコート法、ロールコート法、グラビアコート
法、押出しコート法等で光硬化型粘接着剤組成物を塗工
した後、塗工面を例えばポリエチレンのような離型シー
トで保護し、巻き取る方法が挙げられる。このようなシ
ート状の粘接着剤へ加工する際に、粘接着剤が固形状や
半固形状であったり、液状でも高粘度であって塗工が困
難な場合には、例えば有機溶剤で希釈したり、加熱溶融
させて低粘度化してもよい。
【0052】上記支持体や離型シートとしては、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチ
レンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リカーボネート、ナイロン、ポリアリレート、ポリスル
ホン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテルケ
トン、ポリフェニレンサルファイド、ポリスチレン、ポ
リアクリル、ポリ酢酸ビニル、ジアセチルルロース、ト
リアセチルルロース等が挙げられる。
【0053】上記支持体や離型シートの厚みは、10μ
m以上であることが好ましい。厚みが10μm未満にな
ると、強度が低くなるため使用時に破断する恐れがあ
る。また、シート状の粘接着剤自体の厚みは1〜200
0μmであることが好ましい。厚みが1μm未満になる
と、被着体表面の凹凸が粘接着性に大きな影響を与える
ことがあり、2000μmを超えると硬化時間が過度に
長くなることがある。
【0054】上記粘接着剤を被着体に貼り合わせた後粘
接着剤に波長365nmの紫外線を照射して光硬化させ
ることにより、架橋構造を形成して粘接着力が低下し、
容易に剥離することができるようになる。架橋構造のゲ
ル分率は0.01〜10重量%が好ましい。ゲル分率が
0.01重量%より小さくなると剥離時に糊残りが起こ
り易くなり、10重量%を超えると粘接着剤を剥離する
際の剥離力が大きくなる。
【0055】ここでいうゲル分率とは、光硬化型粘接着
剤組成物に波長365nmの紫外線を2400mJ/c
2 の照射量となるように照射し、さらに110℃で1
時間養生した後酢酸エチルに浸漬した状態て24時間放
置する。次いで、200メッシュの金網を用いて濾過
し、金網上に残存した酢酸エチル不溶分をゲル分として
秤量し、下式からゲル分率(重量%)を算出する。 ゲル分率(重量%)=(ゲル分の重量/光硬化型粘接着
剤組成物の初期重量)×100
【0056】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例及び比較
例を示して、この発明の利点を説明する。 (実施例1)ポリエステル樹脂80重量部、エポキシ樹
脂〔東都化成社製「エポトートPG−207」、成分:
ポリプロピレングリコール(n=9)ジグリジルエーテ
ル〕20重量部、光カチオン重合開始剤(旭電化社製
「アデカオプトマーSP170」1重量部、及び、メチ
ルエチルケトン(溶剤)150重量部をホモディスパー
型撹拌混合機(特殊機化社製「ホモディスパーL型」)
に供給し、撹拌速度3000rpmで均一に撹拌混合し
てポリエステル系光硬化型粘着剤組成物を調製した。
尚、ポリエステル樹脂としては、テレフタル酸25モル
%、イソフタル酸25モル%、エチレングリコール1
7.5モル%、ビスフェノールAのエチレングリコール
付加物17.5モル%、及び、ポリテトラメチレンエー
テルグリコール15モル%を共重合したものを使用し
た。
【0057】(実施例2)エポキシ樹脂として東都化成
社製「エポトートYD−171」(成分:ダイマー酸ジ
グリシジルエステル)を20重量部使用したこと以外
は、実施例1と同様にして光硬化型粘接着剤組成物を得
た。
【0058】(比較例1)エポキシ樹脂として油化シェ
ルエポキシ社製「エピコート828」(成分:ビスフェ
ノールAジグリシジルエーテル)を20重量部使用した
こと以外は、実施例1と同様にして光硬化型粘接着剤組
成物を得た。
【0059】(比較例2)エポキシ樹脂として東都化成
社製「エポトートYD−172」(成分:ダイマー酸と
ビスフェノールAジグリシジルエーテルとの反応物)を
20重量部使用したこと以外は、実施例1と同様にして
光硬化型粘接着剤組成物を得た。
【0060】上記光硬化型粘接着剤組成物を、離型処理
が施された50μm厚のPETフィルム支持体の離型処
理面にバーコーターを用いて、塗工後の厚みが100μ
mとなるように塗工、乾燥し粘接着剤層を設けた。次い
で、粘接着剤層上に保護フィルムとしてシリコーン離型
処理が施されたPETフィルムの離型処理面をラミネー
トして、粘接着剤シートを得た。この粘接着剤シートを
50mm×25mmのサイズに切断し、保護フィルムを
剥離しながらコロナ処理したPETフィルム(50mm
×150mm)のコロナ処理面に常温でラミネートし
た。次に、PETフィルム支持体を剥離し、粘接着剤シ
ートの粘接着剤層上に硬質塩化ビニル板(2mm厚×3
0mm×100mm)ラミネートし、剥離強度測定用試
験体を作製した。
【0061】(1)初期剥離強度の測定 上記剥離強度測定用試験体を10mm幅に切断した後、
テンシロン型引張試験機を用いて剥離速度50mm/分
で180度剥離試験を行い、初期剥離強度を測定した。
この測定結果を表1に示した。
【0062】(2)硬化後剥離強度の測定 上記剥離強度測定用試験体のコロナ処理PETフィルム
面に高圧水銀灯を用いて、波長365nmの紫外線を照
射量が2400mJ/cm2 となるように照射した後1
10℃のギアオーブンに30分間加熱して硬化させた。
次いで、この試験体を10mm幅に切断した後、テンシ
ロン型引張試験機を用いて剥離速度50mm/分で18
0度剥離試験を行い、硬化後の剥離強度を測定した。こ
の測定結果を表1に示した。
【0063】(3)ゲル分率 上記硬化後剥離強度の測定と同様の試験体の粘接着剤を
酢酸エチルに浸漬して24時間放置した後、200メッ
シュの金網を用いて濾過し、金網上に残存した酢酸エチ
ル不溶分をゲル分として秤量し、下式からゲル分率
(%)を算出した。 ゲル分率(%)=(ゲル分の重量/粘接着剤の初期重
量)×100
【0064】
【表1】
【0065】
【発明の効果】本発明の光硬化型粘接着剤組成物及び粘
接着剤は上述の構成であり、常態で粘接着性が優れると
共に、紫外線照射によって光硬化させることにより、糊
残りなく容易に被着体から剥離することができる。
フロントページの続き Fターム(参考) 4J040 EC031 EC032 EC041 EC042 EC061 EC062 EC071 EC072 EC101 EC102 EC121 EC122 EC221 EC222 EC231 EC232 EC401 EC402 EC411 EC412 ED001 ED002 ED041 ED042 ED051 ED052 ED061 ED062 FA161 HB06 HC14 HD18 HD41 HD43 JB08 JB09 KA13 LA11 PA32 PA42

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステル樹脂、光カチオン重合性化
    合物及び光カチオン重合開始剤からなることを特徴とす
    る光硬化型粘接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光硬化型粘接着剤組成物
    から形成されてなることを特徴とする粘接着剤。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の粘接着剤を用いて被着体
    を貼り合わせた後、粘接着剤に波長365nmの紫外線
    を照射して光硬化させ、ゲル分率0.01〜10重量%
    として剥離することを特徴とする粘接着剤の剥離方法。
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