JP2002248026A - 折り畳み椅子 - Google Patents
折り畳み椅子Info
- Publication number
- JP2002248026A JP2002248026A JP2001049367A JP2001049367A JP2002248026A JP 2002248026 A JP2002248026 A JP 2002248026A JP 2001049367 A JP2001049367 A JP 2001049367A JP 2001049367 A JP2001049367 A JP 2001049367A JP 2002248026 A JP2002248026 A JP 2002248026A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- plate
- seat
- seating
- front leg
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、折り畳み椅子に関し、杆に背も
たれ板及び座面板を嵌挿して椅子を形成することにより
椅子の重量及び製造工程の減少、更にはコストの減少を
図り得るようにせんとするものである。 【解決手段】 前脚杆あるいは座面杆の少なくともいず
れか一方をU字型に形成し、背もたれ板あるいは座面板
を嵌挿可能としたことを特徴とする。
たれ板及び座面板を嵌挿して椅子を形成することにより
椅子の重量及び製造工程の減少、更にはコストの減少を
図り得るようにせんとするものである。 【解決手段】 前脚杆あるいは座面杆の少なくともいず
れか一方をU字型に形成し、背もたれ板あるいは座面板
を嵌挿可能としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、杆に背もたれ及び座
面を嵌挿して形成した折り畳み椅子に関する。
面を嵌挿して形成した折り畳み椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプイスと称される金属管を使
用した折り畳み椅子は公知であり、持ち運びや収納の容
易さから広く用いられている。しかしながら、従来の金
属管を使用した折り畳み椅子の前脚杆と座面杆は、四方
を閉止した略四角形状に形成されていたために、該前脚
杆及び座面杆に背もたれや座面を戴置、張り付けせざる
を得ず、そのための部材等がさらに必要となって、椅子
の重量や製造工程の増加及びそれに伴うコスト高という
不都合をも招来していた。
用した折り畳み椅子は公知であり、持ち運びや収納の容
易さから広く用いられている。しかしながら、従来の金
属管を使用した折り畳み椅子の前脚杆と座面杆は、四方
を閉止した略四角形状に形成されていたために、該前脚
杆及び座面杆に背もたれや座面を戴置、張り付けせざる
を得ず、そのための部材等がさらに必要となって、椅子
の重量や製造工程の増加及びそれに伴うコスト高という
不都合をも招来していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、折り畳み
椅子に関し、杆に背もたれ板及び座面板を嵌挿して椅子
を形成することにより椅子の重量及び製造工程の減少、
更にはコストの減少を図り得るようにせんとするもので
ある。
椅子に関し、杆に背もたれ板及び座面板を嵌挿して椅子
を形成することにより椅子の重量及び製造工程の減少、
更にはコストの減少を図り得るようにせんとするもので
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、前脚杆あるいは座面杆の少
なくともいずれか一方をU字型に形成し、背もたれ板あ
るいは座面板を嵌挿可能としたことを特徴とする。
にこの発明が採った手段は、前脚杆あるいは座面杆の少
なくともいずれか一方をU字型に形成し、背もたれ板あ
るいは座面板を嵌挿可能としたことを特徴とする。
【0005】前脚杆、後脚杆及び座面杆をそれぞれU字
型に形成し、前脚杆には背もたれ板を、座面杆には座面
板を嵌挿可能としたことを特徴とする。
型に形成し、前脚杆には背もたれ板を、座面杆には座面
板を嵌挿可能としたことを特徴とする。
【0006】前脚杆及び座面杆に嵌挿される背もたれ板
及び座面板は、プラスチック樹脂により成型され、該樹
脂のたわみにより座り心地を改善したことを特徴とす
る。
及び座面板は、プラスチック樹脂により成型され、該樹
脂のたわみにより座り心地を改善したことを特徴とす
る。
【0007】前脚杆、後脚杆及び座面杆をそれぞれU字
型に形成し、プラスチック樹脂により成型された背もた
れ板及び座面板を前脚杆と座面杆にそれぞれ嵌挿可能と
したことを特徴とする。
型に形成し、プラスチック樹脂により成型された背もた
れ板及び座面板を前脚杆と座面杆にそれぞれ嵌挿可能と
したことを特徴とする。
【0008】座面杆に嵌挿される座面板は、複数の板か
ら構成されることを特徴とする。
ら構成されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。図1はこの発明にかかる折
り畳み椅子であり、前脚杆(1)、後脚杆(2)、座面杆
(3)、背もたれ板(4)、座面板(5)により構成される。
前脚杆(1)は、上方を開放した略U字型に形成され、該
開放された端部から背もたれ板(4)の嵌挿を可能として
ある。後脚杆(2)は、上方を開放した略U字型に形成さ
れ、後脚杆の両端部(6)は連結具(7)を介して前脚杆
(1)に回動自在に連結される。なお、本実施例では、連
結具(7)に後脚杆(2)の端部(6)を係入し、前脚杆(1)
を挟み込むように回動自在に連結するものが用いられて
いるが、後脚杆(2)と前脚杆(1)とを回動自在に連結可
能とする連結具であれば、これに限られないことは勿論
である。また、後脚杆(2)の上部内側においては、前方
へ延設されて座面杆(3)に回動自在に連結される連結板
(8)と回動自在に連結される。
を、以下に詳細に説明する。図1はこの発明にかかる折
り畳み椅子であり、前脚杆(1)、後脚杆(2)、座面杆
(3)、背もたれ板(4)、座面板(5)により構成される。
前脚杆(1)は、上方を開放した略U字型に形成され、該
開放された端部から背もたれ板(4)の嵌挿を可能として
ある。後脚杆(2)は、上方を開放した略U字型に形成さ
れ、後脚杆の両端部(6)は連結具(7)を介して前脚杆
(1)に回動自在に連結される。なお、本実施例では、連
結具(7)に後脚杆(2)の端部(6)を係入し、前脚杆(1)
を挟み込むように回動自在に連結するものが用いられて
いるが、後脚杆(2)と前脚杆(1)とを回動自在に連結可
能とする連結具であれば、これに限られないことは勿論
である。また、後脚杆(2)の上部内側においては、前方
へ延設されて座面杆(3)に回動自在に連結される連結板
(8)と回動自在に連結される。
【0010】座面杆(3)は、後方を開放した略U字型に
形成され、該開放された端部から座面板(5)の嵌挿を可
能としてある。なお、座面杆(3)は、前方を開放した略
U字型に形成しても良いが、座面板(5)の該開放部にお
いて発生するたわみを利用して座り心地を良くするため
には、後方を開放した形状とすることが好ましい。図2
も参照して、座面杆(3)は、前脚杆(1)に回動自在に連
結されると共に、後脚杆(2)に回動自在に連結され前方
へ延設されている連結板(8)と回動自在に連結される。
また、座面杆(3)の後方側部には突起(9)が設けられ、
連結板(8)に形成された凹部(10)に係入することによ
り、椅子を開いた際の座面杆(3)の位置決めが達成され
る。前脚杆(1)、後脚杆(2)及び座面杆(3)には、成型
が容易でかつ軽量であり、またコストも低廉であること
から金属管を用いることが好ましいが、これに限られる
ものではない。
形成され、該開放された端部から座面板(5)の嵌挿を可
能としてある。なお、座面杆(3)は、前方を開放した略
U字型に形成しても良いが、座面板(5)の該開放部にお
いて発生するたわみを利用して座り心地を良くするため
には、後方を開放した形状とすることが好ましい。図2
も参照して、座面杆(3)は、前脚杆(1)に回動自在に連
結されると共に、後脚杆(2)に回動自在に連結され前方
へ延設されている連結板(8)と回動自在に連結される。
また、座面杆(3)の後方側部には突起(9)が設けられ、
連結板(8)に形成された凹部(10)に係入することによ
り、椅子を開いた際の座面杆(3)の位置決めが達成され
る。前脚杆(1)、後脚杆(2)及び座面杆(3)には、成型
が容易でかつ軽量であり、またコストも低廉であること
から金属管を用いることが好ましいが、これに限られる
ものではない。
【0011】図3も参照して、背もたれ板(4)及び底面
板(5)の幅方向両側端部(11)は、杆の受け入れを可能と
する中空の円筒状に形成されており、それぞれ前脚杆
(1)及び座面杆(3)に嵌挿される。これにより、前脚杆
(1)及び座面杆(3)に背もたれ板(4)及び座面板(5)を
戴置、張り付けする必要はなくなるが、座り心地の改善
のために、背もたれ板(4)あるいは座面板(5)にクッシ
ョン等を戴置、張り付けしても良い。背もたれ板(4)及
び底面板(5)に用いられる材料は特に限定されるもので
はないが、使用者が腰掛けた際に、特に前脚杆(1)及び
座面杆(3)のU字型の開放部においてたわみを発生させ
て座り心地を良くし、また成型が容易でかつ軽量であ
り、更にはコストも低廉であることから、プラスチック
樹脂を用いることが最も好ましい。なお、本実施例では
背もたれ板(4)及び座面板(5)には穴(12)が形成されて
いるが、かかる穴を形成しなくても良いことは勿論であ
る。また、座面板(5)は、図3に示すように1枚の板で
形成して座面杆(3)に嵌挿する場合に限られず、図4に
示すように複数の板を順に座面杆(3)に嵌挿することに
より、座面板(5)を構成することも可能である。その場
合、座面板を成型する型の小型化が達成できる。また、
各板をそれぞれ別の色彩で着色、成型できるから、座面
板(5)を複数色で構成することも可能となる。また、座
面杆(3)の前部にはプラスチック樹脂等で成型されたカ
バー(13)を嵌挿することにより、座面杆(3)が使用者の
足に直接触れるのを防止することができる。
板(5)の幅方向両側端部(11)は、杆の受け入れを可能と
する中空の円筒状に形成されており、それぞれ前脚杆
(1)及び座面杆(3)に嵌挿される。これにより、前脚杆
(1)及び座面杆(3)に背もたれ板(4)及び座面板(5)を
戴置、張り付けする必要はなくなるが、座り心地の改善
のために、背もたれ板(4)あるいは座面板(5)にクッシ
ョン等を戴置、張り付けしても良い。背もたれ板(4)及
び底面板(5)に用いられる材料は特に限定されるもので
はないが、使用者が腰掛けた際に、特に前脚杆(1)及び
座面杆(3)のU字型の開放部においてたわみを発生させ
て座り心地を良くし、また成型が容易でかつ軽量であ
り、更にはコストも低廉であることから、プラスチック
樹脂を用いることが最も好ましい。なお、本実施例では
背もたれ板(4)及び座面板(5)には穴(12)が形成されて
いるが、かかる穴を形成しなくても良いことは勿論であ
る。また、座面板(5)は、図3に示すように1枚の板で
形成して座面杆(3)に嵌挿する場合に限られず、図4に
示すように複数の板を順に座面杆(3)に嵌挿することに
より、座面板(5)を構成することも可能である。その場
合、座面板を成型する型の小型化が達成できる。また、
各板をそれぞれ別の色彩で着色、成型できるから、座面
板(5)を複数色で構成することも可能となる。また、座
面杆(3)の前部にはプラスチック樹脂等で成型されたカ
バー(13)を嵌挿することにより、座面杆(3)が使用者の
足に直接触れるのを防止することができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、前脚杆及び座面杆が
略U字型に形成され、背もたれ板及び座面板の嵌挿を可
能としているから、背もたれや座面を戴置あるいは張り
付けするための部材が不要となり、椅子の軽量化や製造
工程の簡略化、更にはコストの低廉化が可能となる。
略U字型に形成され、背もたれ板及び座面板の嵌挿を可
能としているから、背もたれや座面を戴置あるいは張り
付けするための部材が不要となり、椅子の軽量化や製造
工程の簡略化、更にはコストの低廉化が可能となる。
【0013】また、前脚杆及び座面杆を略U字型に形成
することにより、使用者が腰掛けた際、該U字型の開放
部において背もたれ板及び座面板にたわみが発生するか
ら、使用者において座り心地が改善される。
することにより、使用者が腰掛けた際、該U字型の開放
部において背もたれ板及び座面板にたわみが発生するか
ら、使用者において座り心地が改善される。
【0014】更には、座面板を複数の板を嵌挿すること
により構成可能としたから、座面板を成型する型の小型
化が達成でき、製造コストの一層の減少を図ることがで
きる。また各板をそれぞれ別の色彩で着色、成型するこ
とにより、座面板を複数色で構成することも可能とな
る。
により構成可能としたから、座面板を成型する型の小型
化が達成でき、製造コストの一層の減少を図ることがで
きる。また各板をそれぞれ別の色彩で着色、成型するこ
とにより、座面板を複数色で構成することも可能とな
る。
【図1】この発明を適用した折り畳み椅子の斜視図
【図2】図1A部の拡大図
【図3】底面板の嵌挿状態を示す斜視図
【図4】他の実施例に係る底面板の嵌挿状態を示す斜視
図
図
(1)前脚杆 (2)後脚杆 (3)座面杆 (4)背もたれ板 (5)座面板 (6)端部 (7)連結具 (8)連結板 (9)突起 (10)凹部 (11)側端部 (12)穴 (13)カバー
Claims (5)
- 【請求項1】前脚杆あるいは座面杆の少なくともいずれ
か一方をU字型に形成し、背もたれ板あるいは座面板を
嵌挿可能としたことを特徴とする折り畳み椅子。 - 【請求項2】前脚杆、後脚杆及び座面杆をそれぞれU字
型に形成し、前脚杆には背もたれ板を、座面杆には座面
板を嵌挿可能としたことを特徴とする折り畳み椅子。 - 【請求項3】前脚杆及び座面杆に嵌挿される背もたれ板
及び座面板は、プラスチック樹脂により成型され、該樹
脂のたわみにより座り心地を改善したことを特徴とする
請求項1又は2記載の折り畳み椅子。 - 【請求項4】前脚杆、後脚杆及び座面杆をそれぞれU字
型に形成し、プラスチック樹脂により成型された背もた
れ板及び座面板を前脚杆と座面杆にそれぞれ嵌挿可能と
したことを特徴とする折り畳み椅子。 - 【請求項5】座面杆に嵌挿される座面板は、複数の板か
ら構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれ
かに記載の折り畳み椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049367A JP2002248026A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 折り畳み椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001049367A JP2002248026A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 折り畳み椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002248026A true JP2002248026A (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=18910478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001049367A Pending JP2002248026A (ja) | 2001-02-23 | 2001-02-23 | 折り畳み椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002248026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101293792B1 (ko) * | 2011-05-17 | 2013-08-06 | (주)그린가이아 | 조립식 등받이 의자 |
-
2001
- 2001-02-23 JP JP2001049367A patent/JP2002248026A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101293792B1 (ko) * | 2011-05-17 | 2013-08-06 | (주)그린가이아 | 조립식 등받이 의자 |
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