JP2002247578A - ビデオパケットの受信復号システムおよび送信システム - Google Patents
ビデオパケットの受信復号システムおよび送信システムInfo
- Publication number
- JP2002247578A JP2002247578A JP2001045762A JP2001045762A JP2002247578A JP 2002247578 A JP2002247578 A JP 2002247578A JP 2001045762 A JP2001045762 A JP 2001045762A JP 2001045762 A JP2001045762 A JP 2001045762A JP 2002247578 A JP2002247578 A JP 2002247578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packet
- video
- decoding
- receiving
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
送受信するシステムにおいて、パケットの欠落や遅延に
よる画質劣化を可能な限り速やかに軽減する。 【解決手段】 パケット受信部11で受信したビデオパ
ケット101を復号器13により連続して復号している
ときに、パケット受信部11で受信したビデオパケット
101に欠落が生じたとき、該欠落したパケットより後
の受信パケットをパケット蓄積部12に蓄積するととも
に、欠落したパケットの復号に必要な参照データを復号
参照データ蓄積部14に記憶しておく。そして、欠落し
たパケットが遅れて受信された時に前記記憶しておいた
一連のデータを利用して復号処理を行う。
Description
タをパケット化して送受信するシステムであって、伝送
過程でパケットが欠落あるいは遅延して復号画像に画質
劣化が生じることがある場合に、欠落したパケットの後
の受信パケットを予め定めた一定期間だけ記憶すること
により、欠落したパケットが再送あるいは遅延して到着
した場合に、早期に画質劣化を回復する方法に関する。
タを、インターネットなどを経由して伝送する場合、デ
ータをパケット化してTCP/IPというプロトコルに
従い伝送する方法が広く知られている。TCP/IPで
はパケットを受信するたびに送信側へ受信確認を送信す
る。
信確認が返されないと、該当するパケットは伝送過程で
廃棄されたと考えて再送信を行う。こうすることで全て
のパケットは欠落することなく確実に送受信することが
可能となる。
ト伝送では全てのパケット毎に受信確認を行うため、伝
送制御が複雑となり伝送遅延も生じる。また欠落したパ
ケットは再送されるものの、その到着時刻は保証されな
い。こうした理由からTCP/IPは本質的に実時間伝
送用途には不向きである。即ち、監視映像伝送やテレビ
電話のようにできるだけ遅延を抑制しつつ連続的に伝送
する必要がある用途では、別の方法を用いる必要があ
る。
sing/User Datagram Protocol/Internet Protocol)は
実時間伝送用途に向いたデータ伝送のプロトコルとして
知られている。これはTCP/IPに較べてパケットの
オーバーヘッドを少なくし、且つ、パケットの受信確認
は行わないことで伝送効率と伝送遅延を大幅に改善でき
る方式である。このため動画像符号化データのインター
ネット伝送向けの方式として最近注目を集めている。
ず、伝送途中で廃棄されたパケットの特定はできないの
で、パケット再送は一般的には行われない。インターネ
ット伝送では伝送路の輻輳の程度に応じて一定比率でパ
ケットが欠落するので、RTP/UDP/IPはパケッ
ト欠落を許容する応用目的に供されるか、あるいは送信
側で予想したパケット欠落率に応じたエラー訂正符号を
パケットデータに重畳してから送信することがある。
的に変化することもあるので、順番に送信されたパケッ
トが受信側では順番が入れ替わって到着したりあるい
は、一部のパケットがかなり遅れて到着する可能性もあ
る。また伝送路が込み合うと一部のパケットが途中で廃
棄され、受信側ではパケットが欠落してしまうこともあ
る。
場合、実時間で受信できたパケットだけを復号処理する
と復号画像に画質劣化が生じる。なぜなら、動画像符号
化データは連続したフレーム間で予測処理を行い、フレ
ーム間の差分信号を符号化しているため、パケットの欠
落により差分データの一部が欠損するとそれ以降のフレ
ームは正しく復号できないためである。
ではエラー訂正符号をパケットに重畳することで、ある
程度のパケット欠落に対応することが可能である。しか
しエラー訂正能力を十分に高めようとすると、エラー訂
正用の符号量が実際の動画像符号化データを圧迫し、符
号化効率が著しく悪くなる。このため、多少のパケット
欠落は許容せざるを得ない。
送用途に向いてはいるものの、各パケットは様々な伝送
経路に分かれて伝送されるため、パケットの到着順序が
送信時の順序と大きく異なることがある。僅かな到着遅
延であれば、パケット受信部のバッファで一旦蓄積し、
順番を並び替えて後段の処理に供すればよい。しかし、
動画像信号の実時間伝送用途ではバッファによる処理待
ち時間を短くする必要があるため、大きく遅延して到着
したパケットは廃棄せざるを得ない。
パケットの欠落や遅延が避けがたい。動画像符号化では
フレーム間予測を用いているため、悪影響はそのパケッ
トに留まらずフレーム間予測により時間的に伝搬し、深
刻な画質劣化を引き起こすことがある。
37892号公報記載の「動画像信号復号化方式」では
欠落したパケットにはダミーとしてゼロデータを挿入し
て復号しておき、後で欠落していたパケットが遅延到着
したときにこれを単純に復号して加算すれば、画質劣化
が解消できるとしている。
ーム間予測符号化を用いた場合に限られる。実際の動画
像符号化では動き補償を用いたフレーム間予測処理を行
うため、欠落パケットの位置で生じた画質劣化はフレー
ム間で周囲へと伝搬する。こうした場合は前記従来技術
の方法では画質劣化を回復できないという課題がある。
枠組みによる実時間伝送を可能とする効果は維持しつ
つ、パケットの欠落や遅延による画質劣化を可能な限り
速やかに軽減する方法を供することにある。
ビデオパケットの受信復号システムは、動画像符号化デ
ータをビデオパケットとして受信し、これを復号して復
号画像を出力するシステムであって、ビデオパケットを
受信して復号処理に供給するとともに、ビデオパケット
の受信状況を監視してパケットの欠落や遅延到着がある
と制御信号を出力するパケット受信手段と、欠落パケッ
トの後の受信パケットを前記制御信号に従い予め定めた
一定期間以内の範囲で記憶し、且つ遅延到着したパケッ
トがパケット受信手段から出力されると前記記憶したパ
ケットを再出力するパケット蓄積手段と、パケット受信
手段あるいはパケット蓄積手段から供給されたビデオパ
ケットを復号して復号画像を出力する復号手段と、復号
処理に必要な復号手段内部の参照データを前記制御信号
に従い読み出して記憶し、遅延到着したパケットの復号
処理に際して復号手段内部に書き込むことを行う復号参
照データ蓄積手段とを有することを特徴とする。
受信復号システムは、動画像符号化データをビデオパケ
ットとして受信し、これを復号して復号画像を出力する
システムであって、ビデオパケットを受信して復号処理
に供給するとともに、ビデオパケットの受信状況を監視
してパケットの欠落や遅延到着があると制御信号を出力
し、且つ欠落したパケットの再送信をビデオパケットの
送信側に要求する信号を出力するパケット受信手段と、
欠落パケットの後の受信パケットを前記制御信号に従い
予め定めた一定期間以内の範囲で記憶し、且つ遅延到着
したパケットがパケット受信手段から出力されると前記
記憶したパケットを再出力するパケット蓄積手段と、パ
ケット受信手段あるいはパケット蓄積手段から供給され
たビデオパケットを復号して復号画像を出力する復号手
段と、復号処理に必要な復号手段内部の参照データを前
記制御信号に従い読み出して記憶し、遅延到着したパケ
ットの復号処理に際して復号手段内部に書き込むことを
行う復号参照データ蓄積手段とを有することを特徴とす
る。
受信復号システムは、請求項1または請求項2のビデオ
パケットの受信復号システムであって、少なくとも遅延
到着したパケットおよびパケット蓄積手段から供給され
たビデオパケットを復号する際は、一連のビデオパケッ
トを連続して高速に復号し、パケット受信部から次に供
給されるビデオパケットの復号処理に繋ぐことを特徴と
する。
受信復号システムは、請求項1または請求項2のビデオ
パケットの受信復号システムであって、復号参照データ
蓄積手段が記憶する参照データは、少なくとも欠落した
パケットの復号時のフレーム間予測処理に用いる参照画
像データを含むことを特徴とする。
受信復号システムは、請求項1または請求項2のビデオ
パケットの受信復号システムであって、欠落したビデオ
パケットの後の受信パケットを記憶するに際し、そのパ
ケットの復号画像がフレーム間予測処理の被参照フレー
ムにはならないパケットは、パケット蓄積手段に記憶し
ないことを特徴とする。
受信復号システムは、請求項1または請求項2のビデオ
パケットの受信復号システムであって、画像全体がフレ
ーム内符号化されたフレームのビデオパケットを受信す
るか、欠落したビデオパケットに関連する画像フレーム
部分全体をフレーム内符号化したビデオパケットを受信
した場合は、パケット蓄積手段に記憶したそれ以前のフ
レームのパケットを廃棄することを特徴とする。
送信システムは、ビデオパケットの再送要求を行うこと
ができる受信復号システムに動画像符号化データをパケ
ット化して送信するシステムであって、ビデオパケット
を出力するとともに、出力パケットの符号化モードに応
じた制御信号を出力するパケット送信手段と、送信した
パケットを予め定めた一定期間だけ記憶し、受信側から
の再送要求に従い指定されたパケットを読み出して再送
信するパケット蓄積手段を有し、前記パケット蓄積手段
は、蓄積しようとするパケットが画像全体をフレーム内
符号化したフレームのパケットである場合はそれ以前の
フレームの蓄積されたパケットを廃棄し、パケットの符
号化モードが被参照フレームにならないフレームの符号
化モードの場合は該パケットを蓄積しないことを特徴と
する。
ケットとして送受信するシステムにおいて、受信したビ
デオパケットに欠落があると、欠落したパケットより後
の受信パケットと欠落したパケットの復号に必要な参照
データを一時的に記憶しておき、欠落したパケットが遅
れて受信された時に前記記憶しておいた一連のデータを
利用して復号処理を行うことで、パケットの欠落や到着
遅延による画質劣化を可能な限り速やかに軽減する方法
を提供するものである。
受信手段の第1の実施形態を示すブロック図である。
ケット化された動画像符号化データを受信してビデオパ
ケット101として復号の順序に従い出力する。このと
きパケット受信部11は、内部に一定数のパケットを保
持できるバッファを持ってもよく、僅かの時間差で順番
が入れ替わって到着したパケットを、復号処理の順序に
並べ替えて出力してもよい。
状況を監視して、前記バッファの機能では吸収しきれな
いパケット到着の遅延やパケットの欠落があると、それ
らを外部に知らせる制御信号102を出力する。
らせる制御信号102に従い、欠落したパケットの後に
受信したパケットを予め定めた一定期間だけ連続して記
憶する。この一定期間は、リアルタイムシステムの場合
には、復号部における復号再生画像が途切れない範囲の
比較的短い期間に設定する必要があるが、リアルタイム
を要求されないシステムではパケット蓄積部の容量の範
囲内で適宜の長さに設定することが可能である。
していたパケットが遅延到着したことを知らせる制御信
号102を受けると、それまでに蓄積されたパケットを
この遅延到着したパケットに続ける形で再出力する。
給されたビデオパケット101を順次復号して復号画像
を出力すると共に、遅延到着したパケットとそれに続い
てパケット蓄積部12から供給されたパケットを順次復
号して復号画像を出力する。
る制御信号に従い、欠落したパケットの復号に必要とな
る復号器内部の参照データを復号参照データ蓄積部14
に一時的に記憶させる。
到着したことを知らせる制御信号102に従い、遅延到
着したパケットの復号処理に先立って、復号参照データ
蓄積部14に一時的に記憶しておいた参照データを復号
器13の内部に書き込む。
部14にそれぞれ記憶されたパケットや参照データは、
予め定めた一定期間内に欠落パケットが遅延到着しなか
った場合には、これらの蓄積パケット及び参照データは
利用しないで廃棄する。
態における基本的な処理の流れを示すフローチャートで
ある。以下、図1及び図4を参照して本実施形態の動作
について説明する。
トを受信すると、そのパケットが正規の順序で到着した
かを判別する。一例として、RTP/UDP/IPの枠
組みではパケットのヘッダにパケットの送信順序を示す
番号がついている。この番号が連続した昇順になってい
れば、受信したパケットは正規順序で到着したと判別で
きる。正規順序で到着したビデオパケット101はその
まま復号器13に供され、次の受信パケットの処理に戻
る。
った場合は、パケット受信部11はビデオパケットが欠
落しているか否かを判別する。この判別はパケットヘッ
ダの番号が昇順ではあるが不連続に飛んでいるか否かで
わかる。パケット受信部11がパケットの欠落を判定す
ると、パケット受信部11からパケット蓄積部12及び
復号参照データ蓄積部14に対して制御信号102が出
力される。
部12は、欠落パケット後の受信パケットの蓄積処理を
開始して当該パケットをパケット蓄積部12に一時的に
蓄積する。この蓄積処理は後述の蓄積解除が行われるま
で、全ての受信パケットに対して行う。
信号102を受けて、欠落したパケットを復号するのに
必要となる参照データを一時的に記憶する。記憶する参
照データは、パケット欠落が判明した時点での復号器1
3の内部に蓄積されているデータで、少なくともフレー
ム間予測処理に用いる参照画像データを含む。また復号
処理において状態遷移処理や量子化係数間予測を用いて
いる場合は、これらの処理の参照データも併せて記憶す
る。
の蓄積を開始してから一定期間の間に上記欠落パケット
が受信部11に到達(遅延到着)しなかった場合には、
当該パケットは欠落したものとはみなし、この蓄積パケ
ットは廃棄され、復号器13において復号された欠落パ
ケットを除く欠落パケット以後の復号データが出力され
た後、次の受信パケットの処理に戻る。
像に画質劣化が生じることがあるが、この画質劣化を補
償するために架空のデータを挿入する等何らかの画質劣
化隠蔽処理を行うことは可能である。その点は任意であ
り本発明では特に限定しない。
ケットの蓄積を開始してから一定期間経過前に、当該欠
落パケットがパケット受信部11により受信されると、
パケット受信部11はこの受信パケットを遅延パケット
として復号器13に送出するとともに、パケット蓄積部
12及び復号参照データ蓄積部14に対して、パケット
の遅延到達を示す制御信号102を出力する。
ていた参照データが復号参照データ蓄積部14から復号
器13内部に書き戻され、遅延到着したビデオパケット
の復号処理が行われる。次いで前記蓄積開始時点から遅
延パケット到達時点までに蓄積されたビデオパケットが
パケット蓄積部12から読み出され、復号器13で連続
して復号処理された後、次の受信パケットの処理に戻
る。
オパケットの復号に際しては、ビデオパケットのヘッダ
に記載された時刻情報は無視して高速に復号することが
可能である。特に、次の画像フレームに属する最初のビ
デオパケットの復号時刻前までに高速に復号完了できれ
ば、次の画像フレームからは画質劣化がなく、本来の時
刻情報に従った同期復号処理に復帰することができる。
も、画質劣化のない復号画像を回復することはできる。
パケット蓄積部12に蓄積されていたビデオパケットの
復号処理が終れば蓄積解除され、次の受信パケットの処
理に戻る。
デオパケットだけが欠落して遅延到着した場合を想定し
ているが、複数の連続したビデオパケットが欠落し、且
つ連続して遅延到着した場合には、これら複数の遅延到
着したパケットの処理をまとめて行うことができる。
欠落した場合や、該複数の欠落パケットの遅延到着順序
が入れ替わった場合は、図5に示すような処理の流れに
より実現することができる。
ットを直ぐに復号するのではなく、一旦、既に蓄積して
いるビデオパケットの列の正規順序位置に挿入蓄積す
る。その後、欠落していたビデオパケットが全て到着し
て揃った時点で、先に記憶しておいた参照データを復号
処理手段内部に書き戻し、蓄積されている一連のビデオ
パケットを順次連続して復号する。
内に全ての欠落パケットが到達しなかったときには、図
4の場合と同様に、パケット欠落として処理された後、
次の受信パケットの処理に戻る。
の第2の実施形態を示すブロック図である。
パケットの欠落を判別したときに、該欠落したパケット
の再送信を送信側へ要求する信号を出力する手段を備え
ている点で、図1に示した第1の実施形態と異なるが、
その他の構成は第1の実施形態と同様である。
態における基本的な処理を示すフローチャートである。
以下、図2及び図6を参照して本実施形態の動作につい
て説明するが、第1の実施形態と共通する動作の詳細な
説明は省略する。
落を判別すると、欠落したビデオパケットを再送信する
ように送信側へ要求104を送信するとともに、パケッ
ト蓄積部22及び復号参照データ蓄積部24に対して受
信パケットの欠落が生じたことを示す制御信号102を
出力して、欠落したビデオパケット以降の受信パケット
の蓄積と欠落パケット発生時点の復号参照データの蓄積
を指示する。
再送信されると、パケット受信部21はこの受信パケッ
トを遅延パケットとして復号器23に送出し、復号器2
3では、復号参照データ蓄積部24から書き戻された参
照データを用いて再送信されたビデオパケットの復号処
理を行う。
ト到達時点までに蓄積されたビデオパケットがパケット
蓄積部22から読み出され、復号器23で連続して復号
処理された後、次の受信パケットの処理に戻る。
し、ただ待っていても遅延パケットが到着しない場合に
は、このように再送要求することで欠落パケットの遅延
到着を期待できるようになる。再送要求はパケット欠落
の判別後の何時出してもよいが、早く出すほど画質劣化
を早く回復できる。
延到着した再送信パケットとそれに続けてパケット蓄積
手段から供給されたビデオパケットを復号する際は、ビ
デオパケット内に記載された時刻情報に依存せず一連の
ビデオパケットを連続して高速に復号することができ
る。
れら一連のパケットは既に受信済みなので、復号手段の
演算能力だけを高くすることで高速に復号することが可
能となり、復号された一連の復号画像における最後の画
像フレームを、未だ復号されていない次のフレームの復
号処理に繋ぐことで、画質劣化の解消された画像をスム
ーズに再生することが可能となる。
復号手段は、パケット欠落を知らせる制御信号に従い、
欠落したパケットの復号に必要となる復号手段内部の参
照データを復号参照データ蓄積手段に一時的に記憶させ
るが、この時に少なくともフレーム間予測処理に用いる
参照画像データが記憶される。この参照画像データは、
欠落したパケットがフレーム間予測処理を用いて符号化
されている場合には、そのパケットの復号処理に必要と
なるデータである。
ケット蓄積手段は、欠落したパケットの後に受信したパ
ケットを記憶する際に、個々の受信パケットの符号化モ
ードに応じて記憶するか否かを判別するように構成する
ことができる。
ムにはなり得ないパケットは、蓄積しておいて後で復号
しても本発明における画質劣化の回復には効果がないの
で、注目するパケットの復号画像がフレーム間予測処理
の被参照フレームにはなり得ないパケットは記憶せず、
それ以外のパケットを蓄積することにより、無駄なパケ
ットの蓄積を省略して蓄積容量の低減を図ることができ
る。
て、欠落パケットが判別された後のパケット蓄積を継続
している状態で、受信したビデオパケットが被参照フレ
ームではなく、当該パケットの蓄積を行わない場合の一
連の処理を示すフローチャートである。
データがMPEG方式で圧縮されたデータの場合、復号
された受信ビデオパケットがBピクチャのデータであれ
ば被参照フレームにはなり得ないと判断できる。Bピク
チャか否かはビデオパケット内部の符号化データに記載
されたピクチャタイプによって判別できる。
タは後続のビデオパケットの復号処理には必要なく、且
つこのフレームで生じた画質劣化も伝搬しない。従って
本発明の目的である、パケットの欠落により生じた画質
劣化を回復するためには必要ないので蓄積しない。
像全体をフレーム内符号化した画像フレームのパケット
であれば、パケット欠落により生じた画質劣化がフレー
ム間予測を通じて伝搬するのをリセットする効果があ
る。
画像フレームのパケットを受信したあとは、もはや遅延
到着したパケットや蓄積しておいたパケットを復号して
画質劣化を回復する必要はない。また画像フレームの一
部だけをフレーム内符号化したパケットを受信した場合
も、当該パケットがパケット欠落により生じた画質劣化
の伝搬範囲を網羅するならば、同様にパケット蓄積手段
に記憶したパケットを廃棄することができる。
て、画像全体をフレーム内符号化した画像フレームのパ
ケットが受信された場合の一連の処理を示すフローチャ
ートである。
落パケットが判別された後のパケット蓄積を継続してい
る状態で、画像全体がフレーム内符号化された所謂イン
トラピクチャのビデオパケットを受信するか、欠落した
ビデオパケットに関連する画像フレーム部分全体をフレ
ーム内符号化したビデオパケットを受信した場合に、パ
ケット蓄積手段に蓄積されたパケットを廃棄する。
分がイントラモードで符号化されると、フレーム間で伝
搬していた画質劣化は解消される。このためビデオパケ
ットを蓄積しておく必要はもはやない。このとき復号参
照データ蓄積手段に記憶した参照データも必要ないので
廃棄してもよい。
の実施形態を示すブロック図である。
力の動画像符号化データをパケット化し、ビデオパケッ
ト101として受信側に向けて出力する。また出力した
パケットの符号化モードに応じた制御信号105を出力
する。パケット蓄積部32は、パケット送信部31が出
力したパケットを一定期間だけ記憶する。そして受信側
からの再送要求104があると、記憶したパケットの中
から再送要求で指定されたパケットを読み出して再送信
する。
号105が、パケット送信部31から出力されたパケッ
トの符号化モードが画像全体をフレーム内符号化したこ
とを示している場合には、それ以前に蓄積されたパケッ
トを廃棄し、パケット送信部31から出力されたパケッ
トの符号化モードが被参照フレームになり得ないモード
を示している場合には、当該パケットは蓄積しない。
動作について、図3を参照して詳細に説明する。
部31において動画像符号化データを復号処理の順番に
パケット化し、受信側に向けて出力する。パケット化の
一例として、RTP/UDP/IPの枠組みではパケッ
トのヘッダにパケットの送信順序を示す番号をつける。
号化モードに従う制御信号105を出力する。この符号
化モードは画像フレーム単位でのピクチャモードでよ
い。例えば、MPEG方式で符号化された符号化データ
であれば、Iピクチャ(イントラピクチャ)やPピクチ
ャ、Bピクチャなどである。出力されたパケット101
は予め定めた一定期間だけパケット蓄積部32によって
記憶される。
イントラピクチャであれば、それ以前のフレームの蓄積
されたパケット101は全て廃棄することができる。な
ぜならば、過去のフレームのパケットを再送信しなくて
も現在のイントラピクチャのパケットを送ることで、受
信側でのパケット欠落に伴う画質劣化をリセットできる
からである。
照フレームになり得ない場合、例えばBピクチャであれ
ば該パケットは蓄積する必要がない。以上のように、パ
ケット毎にその符号化モードに合せてパケット蓄積時の
制御を適応的に行う。
たパケットは廃棄される。この一定期間は前記説明した
受信システムにおけるビデオパケットの蓄積期間と必ず
しも一致させる必要はない。例えば伝送路のエラー発生
率に応じた長さとしてもよく、動画像符号化データその
もののエラー強度に応じた値を設定してもよい。あるい
は動画像符号化データの中でイントラピクチャやイント
ラモードが周期的に挿入されている場合には、その周期
に比例した期間を設定することができる。
送要求104があると、パケット蓄積部32に蓄積した
ビデオパケットの中から指定されたビデオパケットを読
み出して受信側へ出力する。再送要求のあったビデオパ
ケットが既に廃棄された場合には要求に応えなくてよ
い。
トを一定期間蓄積しておくことで、受信側からの再送要
求に即座に応答でき、且つ不必要に長い期間にわたりパ
ケットのデータを取り置く必要がない。また符号化モー
ドに応じたパケット蓄積状況を管理し、パケット再送に
よる画質改善に効果があるパケットだけ蓄積することに
より、蓄積効率のよいシステムを構築できる。
ビデオパケットとして送受信するシステムにおいて、受
信したビデオパケットに欠落がある場合、該欠落したパ
ケットより後の受信パケットと欠落したパケットの復号
に必要な参照データを一時的に記憶しておき、欠落した
パケットが遅れて受信された時に前記記憶しておいた一
連のデータを利用して復号処理を行うことができるの
で、パケットの欠落や到着遅延による画質劣化を可能な
限り速やかに軽減することが可能となる。
形態を示すブロック図である。
形態を示すブロック図である。
示すブロック図である。
すフローチャートである。
ローチャートである。
すフローチャートである。
ャートである。
ャートである。
Claims (8)
- 【請求項1】 動画像符号化データをビデオパケットと
して受信し、これを復号して復号画像を出力するシステ
ムであって、 ビデオパケットを受信して復号処理に供給するととも
に、前記ビデオパケットの受信状況を監視してパケット
の欠落や遅延到着を検出して制御信号を出力するパケッ
ト受信手段と、 前記パケット受信手段から前記パケットの欠落を示す制
御信号を受けたときに、該欠落パケット以後の受信パケ
ットを予め定めた一定期間以内において記憶するととも
に、前記欠落パケットが遅延到着したことを示す制御信
号を受けたとき、前記記憶したパケットを再出力して復
号処理に供給するとともにパケットの蓄積を解除するパ
ケット蓄積手段と、 前記パケット受信手段あるいは前記パケット蓄積手段か
ら供給されたビデオパケットを復号して復号画像を出力
する復号手段と、 前記パケット受信手段から前記パケットの欠落を示す制
御信号を受けたときに、前記欠落したパケットの復号処
理に必要な前記復号手段内部の参照データを読み出して
記憶し、前記欠落パケットが遅延到着したことを示す制
御信号を受けたとき、前記記憶している参照データを前
記復号手段内部に書き込む復号参照データ蓄積手段と、
を有することを特徴とするビデオパケットの受信復号シ
ステム。 - 【請求項2】 動画像符号化データをビデオパケットと
して受信し、これを復号して復号画像を出力するシステ
ムであって、 ビデオパケットを受信して復号処理に供給するととも
に、前記ビデオパケットの受信状況を監視してパケット
の欠落や遅延到着を検出して制御信号を出力し、且つ欠
落したパケットの再送信をビデオパケットの送信側に要
求する信号を出力するパケット受信手段と、 前記パケット受信手段から前記パケットの欠落を示す制
御信号を受けたときに、該欠落パケット以後の受信パケ
ットを予め定めた一定期間以内において記憶するととも
に、前記欠落パケットが遅延到着したことを示す制御信
号を受けたとき、前記記憶したパケットを再出力して復
号処理に供給するとともにパケットの蓄積を解除するパ
ケット蓄積手段と、 前記パケット受信手段あるいは前記パケット蓄積手段か
ら供給されたビデオパケットを復号して復号画像を出力
する復号手段と、 前記パケット受信手段から前記パケットの欠落を示す制
御信号を受けたときに、前記欠落したパケットの復号処
理に必要な前記復号手段内部の参照データを読み出して
記憶し、前記欠落パケットが遅延到着したことを示す制
御信号を受けたとき、前記記憶している参照データを前
記復号手段内部に書き込む復号参照データ蓄積手段と、 を有することを特徴とするビデオパケットの受信復号シ
ステム。 - 【請求項3】 前記遅延到着したパケットおよびパケッ
ト蓄積手段から供給されたビデオパケットの復号処理
は、一連のビデオパケットを連続して高速に復号し、前
記パケット受信手段から次に供給されるビデオパケット
の復号処理に繋ぐことを特徴とする請求項1または請求
項2に記載のビデオパケットの受信復号システム。 - 【請求項4】 前記復号参照データ蓄積手段が記憶する
参照データは、少なくとも欠落したパケットの復号時の
フレーム間予測処理に用いる参照画像データを含むこと
を特徴とする請求項1または請求項2に記載のビデオパ
ケットの受信復号システム。 - 【請求項5】 前記パケット蓄積手段は、欠落したビデ
オパケットの後の受信パケットを記憶するに際し、その
パケットの復号画像がフレーム間予測処理の被参照フレ
ームにはならないパケットを除外して記憶することを特
徴とする請求項1または請求項2に記載のビデオパケッ
トの受信復号システム。 - 【請求項6】 前記パケット受信手段が、画像全体がフ
レーム内符号化されたフレームのビデオパケットを受信
するか、または前記欠落したビデオパケットに関連する
画像フレーム部分全体をフレーム内符号化したビデオパ
ケットを受信した場合には、前記パケット蓄積手段に記
憶したそれ以前のフレームのパケットを廃棄することを
特徴とする請求項1または請求項2に記載のビデオパケ
ットの受信復号システム。 - 【請求項7】 前記一定期間内に、前記欠落したビデオ
パケットが受信されなかったときには、前記パケット蓄
積手段に記憶したそれ以前のフレームのパケットを廃棄
することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
ビデオパケットの受信復号システム。 - 【請求項8】 ビデオパケットの再送要求を行うことが
できる受信復号システムに動画像符号化データをパケッ
ト化して送信するシステムであって、 ビデオパケットを出力するとともに、出力パケットの符
号化モードに応じた制御信号を出力するパケット送信手
段と、 送信したパケットを予め定めた一定期間だけ記憶し、受
信側からの再送要求に従い指定されたパケットを読み出
して再送信するパケット蓄積手段を有し、 前記パケット蓄積手段は、蓄積しようとするパケットが
画像全体をフレーム内符号化したフレームのパケットで
ある場合はそれ以前のフレームの蓄積されたパケットを
廃棄し、パケットの符号化モードが被参照フレームにな
らないフレームの符号化モードの場合は該パケットを蓄
積しないことを特徴とするビデオパケットの送信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045762A JP4427912B2 (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | ビデオパケットの受信復号システムおよび送信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001045762A JP4427912B2 (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | ビデオパケットの受信復号システムおよび送信システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002247578A true JP2002247578A (ja) | 2002-08-30 |
JP4427912B2 JP4427912B2 (ja) | 2010-03-10 |
Family
ID=18907493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001045762A Expired - Fee Related JP4427912B2 (ja) | 2001-02-21 | 2001-02-21 | ビデオパケットの受信復号システムおよび送信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4427912B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003018525A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Fujitsu Ltd | ネットワーク蓄積型ビデオカメラシステム |
WO2004093395A1 (ja) * | 2003-04-14 | 2004-10-28 | Fujitsu Limited | 順序番号に従って受信パケットを送信する経路制御装置 |
JP2007235588A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | 動画像復号装置及び動画像符号化装置 |
JP2011124699A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | ユニキャスト再配信装置およびパケット処理プログラム |
US8046656B2 (en) * | 2006-10-31 | 2011-10-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Rendering and correcting data |
CN113747063A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-12-03 | 深圳市芯中芯科技有限公司 | 一种视频传输的方法、装置、电子设备及可读存储介质 |
-
2001
- 2001-02-21 JP JP2001045762A patent/JP4427912B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003018525A (ja) * | 2001-07-04 | 2003-01-17 | Fujitsu Ltd | ネットワーク蓄積型ビデオカメラシステム |
WO2004093395A1 (ja) * | 2003-04-14 | 2004-10-28 | Fujitsu Limited | 順序番号に従って受信パケットを送信する経路制御装置 |
JP2007235588A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Mitsubishi Electric Corp | 動画像復号装置及び動画像符号化装置 |
US8160152B2 (en) | 2006-03-01 | 2012-04-17 | Mitsubishi Electric Corporation | Moving image decoding apparatus and moving image coding apparatus |
US8046656B2 (en) * | 2006-10-31 | 2011-10-25 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Rendering and correcting data |
JP2011124699A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | ユニキャスト再配信装置およびパケット処理プログラム |
CN113747063A (zh) * | 2021-08-27 | 2021-12-03 | 深圳市芯中芯科技有限公司 | 一种视频传输的方法、装置、电子设备及可读存储介质 |
CN113747063B (zh) * | 2021-08-27 | 2023-08-04 | 深圳市芯中芯科技有限公司 | 一种视频传输的方法、装置、电子设备及可读存储介质 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4427912B2 (ja) | 2010-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6104757A (en) | System and method of error control for interactive low-bit rate video transmission | |
CN107231328B (zh) | 实时视频传输方法、装置、设备及系统 | |
US20050013249A1 (en) | Redundant packets for streaming video protection | |
EP1842381B1 (en) | System, transmitter, receiver, method and software for transmitting and receiving ordered sets of video frames | |
JP4790446B2 (ja) | 動画像復号装置及び動画像符号化装置 | |
US8929443B2 (en) | Recovering from dropped frames in real-time transmission of video over IP networks | |
CN109155707B (zh) | 在多播网络中请求数据重传 | |
US20060256785A1 (en) | Mobile terminal | |
KR100378337B1 (ko) | 화상복호화장치 | |
WO2001084731A1 (en) | Methods and systems for forward error correction based loss recovery for interactive video transmission | |
US8780984B2 (en) | Loss-robust video transmission using plural decoders | |
JP2001274861A (ja) | データ伝送方法および装置 | |
JPH06237451A (ja) | 動画通信方式および端末装置 | |
US10142644B2 (en) | Decoding frames | |
JP4041137B2 (ja) | 映像符号化・送信装置,映像符号化・送信方法,映像符号化・送信プログラムおよびその記録媒体 | |
US20130058409A1 (en) | Moving picture coding apparatus and moving picture decoding apparatus | |
CN109862400B (zh) | 一种流媒体传输方法、装置及其系统 | |
JP4488958B2 (ja) | 映像伝送システム及び映像伝送方法 | |
JP4427912B2 (ja) | ビデオパケットの受信復号システムおよび送信システム | |
US7802168B1 (en) | Adapting encoded data to overcome loss of data | |
JPH10126772A (ja) | 動画像データ転送方法 | |
JP2005033556A (ja) | データ送信装置、データ送信方法、データ受信装置、データ受信方法 | |
CN112995214B (zh) | 一种实时视频传输系统、方法及计算机可读存储介质 | |
JPH09284774A (ja) | 符号化装置、復号化装置及び伝送システム | |
JP2006279436A (ja) | マルチメディア通信システムおよび再送用データ削除方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050517 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070706 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070710 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070823 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080911 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090114 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090618 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090707 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20090708 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091207 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |