JP2002247041A - ノードネットワークシステム、ノード、及びゲートウェイ - Google Patents

ノードネットワークシステム、ノード、及びゲートウェイ

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JP2002247041A
JP2002247041A JP2001039244A JP2001039244A JP2002247041A JP 2002247041 A JP2002247041 A JP 2002247041A JP 2001039244 A JP2001039244 A JP 2001039244A JP 2001039244 A JP2001039244 A JP 2001039244A JP 2002247041 A JP2002247041 A JP 2002247041A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端末装置からゲートウェイまでのパケット転
送時間を許容値以下に抑え、かつネットワーク全体にお
ける総回線容量を軽減すること。 【解決手段】 ノードは、端末装置及び他のノードから
受信したパケットを別の他のノードに転送する転送手段
8と、受信したパケットを他のノードへ転送するために
要する時間を測定する転送時間測定手段5と、端末装置
から送信されたパケットが、前記バックボーンネットワ
ークに接続されたノードに到着するまでに要する時間の
許容値に基づいて、前記各ノードに対し、受信したパケ
ットを他のノードへ転送するために要する時間の許容値
を配分する転送時間配分手段6と、前記測定された時間
が、前記配分された許容値と等しくなるようにノード間
の無線回線の容量を設定する容量設定手段7とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、端末装置から送信
されたパケットを各ノードを経由してゲートウェイに転
送するノードネットワークシステム、ノード、及びゲー
トウェイに関する。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来の無線ネットワークシス
テムを示す図である。ここでは、1からnまでの各ノー
ドが無線回線により縦列に接続されている。ノードnに
は、バックボーンネットワーク150が接続されてお
り、このノードnがゲートウェイである。各ノードは、
端末装置151a〜151fと無線によりパケットを送
受信する。図15に示すように、ネットワーク内の各ノ
ードからゲートウェイ間のすべての回線容量は、一定値
Aに設定されている。すなわち、中継トラヒック量に関
わらず、どのノードの回線容量も一定値Aとなるように
設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各ノー
ドが端末装置からデータを受信し、そのデータをパケッ
トとしてゲートウェイまで転送するようなノードネット
ワークである場合は、ノードとノードとの間の各区間に
おける中継トラヒック量が大きく変化する。このため、
トラヒックの少ない区間では、回線容量を余分に設定す
ることとなり、回線使用率が低下してしまう。また、ノ
ードネットワーク全体における総回線容量も大きくなる
ため、多大な無線リソースが必要となる。さらに、ある
区間にトラヒックが集中すると、パケット転送遅延時間
が大きくなりすぎるという問題もある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、端末装置からゲートウェイまでのパケッ
ト転送時間を許容値以下に抑え、かつネットワーク全体
における総回線容量を軽減することができるノードネッ
トワークシステム、ノード、及びゲートウェイを提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るノードネットワークシステムは、端末
装置と無線通信を行う複数のノードと、前記ノードのい
ずれか一つに接続されたバックボーンネットワークとを
有し、前記各ノードが無線回線により接続され、前記端
末装置と前記バックボーンネットワークとの間でパケッ
トの送受信を行うノードネットワークシステムにおい
て、前記各ノードは、端末装置及び他のノードから受信
したパケットを別の他のノードに転送する転送手段と、
受信したパケットを他のノードへ転送するために要する
時間を測定する転送時間測定手段と、端末装置から送信
されたパケットが、前記バックボーンネットワークに接
続されたノードに到着するまでに要する時間の許容値に
基づいて、前記各ノードに対し、受信したパケットを他
のノードへ転送するために要する時間の許容値を配分す
る転送時間配分手段と、前記測定された時間が、前記配
分された許容値と等しくなるようにノード間の無線回線
の容量を設定する容量設定手段とを備える構成を採る。
【0006】また、前記各ノードは、前記端末装置及び
他のノードから受信したパケットを格納する格納手段
と、前記格納手段に格納されたデータ量を測定する格納
データ量測定手段とを更に備え、前記転送時間測定手段
は、前記測定されたデータ量、及び既に設定されている
回線容量に基づいて、前記受信したパケットを他のノー
ドへ転送するために要する時間を測定する構成を採って
も良い。
【0007】また、前記転送時間配分手段は、前記各ノ
ードに対し、受信したパケットを他のノードへ転送する
ために要する時間の許容値を均等に配分する構成を採っ
ても良い。
【0008】また、前記バックボーンネットワークに接
続されたノードは、受信したパケットに付加されている
中継数に関する情報から、中継数の最大値を抽出する最
大中継数抽出手段と、前記抽出された中継数の最大値を
すべてのノードに通知する最大値通知手段とを備え、前
記バックボーンネットワークに接続されたノード以外の
ノードは、端末装置から受信したパケットに中継数を付
加する中継数付加手段と、他のノードへ転送するパケッ
トの中継数に1を加算する加算手段と、前記バックボー
ンネットワークに接続されたノードから通知された中継
数の最大値を検出する中継数検出手段とを備え、前記転
送時間配分手段は、端末装置から送信されたパケット
が、前記バックボーンネットワークに接続されたノード
に到着するまでに要する時間の許容値を、前記検出した
中継数の最大値で除算し、除算して得られた許容値を前
記各ノードに対して配分する構成を採っても良い。
【0009】また、前記各ノードは、他のノードとの間
で送受信される単位時間あたりのデータ量の比率を算出
する比率算出手段を更に備え、前記転送時間配分手段
は、前記各ノードに対し、受信したパケットを他のノー
ドへ転送するために要する時間の許容値を前記算出され
たデータ量の比率に応じて配分する構成を採っても良
い。
【0010】また、前記バックボーンネットワークに接
続されたノードは、各ノードから通知された単位時間あ
たりのデータ量を検出するデータ量検出手段と、前記検
出されたすべてのデータ量を加算し、データ量の総合値
を算出する総合値算出手段と、前記算出された総合値を
すべてのノードに通知する総合値通知手段とを備え、前
記バックボーンネットワークに接続されたノード以外の
ノードは、他のノードとの間で送受信される単位時間あ
たりの送受信データ量を測定する送受信データ量測定手
段と、前記測定された送受信データ量を前記バックボー
ンネットワークに接続されたノードに通知する送受信デ
ータ量通知手段と、前記バックボーンネットワークに接
続されたノードから通知された前記総合値を検出する総
合値検出手段とを備え、前記比率算出手段は、前記測定
された送受信データ量を、前記検出した総合値で除算し
て比率を算出し、前記転送時間配分手段は、前記各ノー
ドに対し、端末装置から送信されたパケットが、前記バ
ックボーンネットワークに接続されたノードに到着する
までに要する時間の許容値に前記比率を乗算して得られ
た許容値を配分する構成を採っても良い。
【0011】本発明に係るノードは、端末装置及び他の
ノードから受信したパケットを別の他のノードに転送す
る転送手段と、受信したパケットを他のノードへ転送す
るために要する時間を測定する転送時間測定手段と、端
末装置から送信されたパケットが、前記バックボーンネ
ットワークに接続されたノードに到着するまでに要する
時間の許容値に基づいて、前記各ノードに対し、受信し
たパケットを他のノードへ転送するために要する時間の
許容値を配分する転送時間配分手段と、前記測定された
時間が、前記配分された許容値と等しくなるようにノー
ド間の無線回線の容量を設定する容量設定手段とを備え
る構成を採る。
【0012】また、前記転送時間配分手段は、前記各ノ
ードに対し、受信したパケットを他のノードへ転送する
ために要する時間の許容値を均等に配分する構成を採っ
ても良い。
【0013】また、端末装置から受信したパケットに中
継数を付加する中継数付加手段と、他のノードへ転送す
るパケットの中継数に1を加算する加算手段と、前記バ
ックボーンネットワークに接続されたノードから通知さ
れた中継数の最大値を検出する中継数検出手段とを備
え、前記転送時間配分手段は、端末装置から送信された
パケットが、前記バックボーンネットワークに接続され
たノードに到着するまでに要する時間の許容値を、前記
検出した中継数の最大値で除算し、除算して得られた許
容値を前記各ノードに対して配分する構成を採っても良
い。
【0014】また、他のノードとの間で送受信される単
位時間あたりのデータ量の比率を算出する比率算出手段
を更に備え、前記転送時間配分手段は、前記各ノードに
対し、受信したパケットを他のノードへ転送するために
要する時間の許容値を前記算出されたデータ量の比率に
応じて配分する構成を採っても良い。
【0015】また、他のノードとの間で送受信される単
位時間あたりの送受信データ量を測定する送受信データ
量測定手段と、前記測定された送受信データ量を前記バ
ックボーンネットワークに接続されたノードに通知する
送受信データ量通知手段と、前記バックボーンネットワ
ークに接続されたノードから通知された前記総合値を検
出する総合値検出手段とを備え、前記比率算出手段は、
前記測定された送受信データ量を、前記検出した総合値
で除算して比率を算出し、前記転送時間配分手段は、前
記各ノードに対し、端末装置から送信されたパケット
が、前記バックボーンネットワークに接続されたノード
に到着するまでに要する時間の許容値に前記比率を乗算
して得られた許容値を配分する構成を採っても良い。
【0016】本発明に係るゲートウェイは、受信したパ
ケットに付加されている中継数に関する情報から、中継
数の最大値を抽出する最大中継数抽出手段と、前記抽出
された中継数の最大値をすべてのノードに通知する最大
値通知手段とを備える構成を採る。
【0017】また、本発明に係るゲートウェイは、各ノ
ードから通知された単位時間あたりのデータ量を検出す
るデータ量検出手段と、前記検出されたすべてのデータ
量を加算し、データ量の総合値を算出する総合値算出手
段と、前記算出された総合値をすべてのノードに通知す
る総合値通知手段とを備える構成を採る。
【0018】本発明に係る無線ネットワークは、請求項
7から請求項11のいずれかに記載のノードと、請求項
12又は請求項13記載のゲートウェイとを備えた構成
を採る。
【0019】本発明によれば、各ノードで独立に全許容
時間を均等配分又は比率配分することができる。また、
各ノード、ノード間のデータ量に応じて回線容量を設定
することができる。これにより、ネットワーク内のノー
ドからゲートウェイまでのパケット転送時間を全許容時
間以下に抑え得る回線容量を設定することができる。ま
た、ノード間のデータ量に応じた回線容量を設定するた
め、全体の回線容量の軽減を図ることが可能となり、そ
の結果、無線リソースの軽減を図ることが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は、本発明
の実施の形態1に係るノードネットワークシステムの構
成を示す図である。このノードネットワークシステム
は、端末装置151a〜151fとの間で信号の送受信
を行う複数のノード1〜nで構成されている。ノードn
は、ゲートウェイであり、バックボーンネットワーク1
50に接続されている。各ノードの間、及びノードとゲ
ートウェイとの間は、無線回線により縦列に接続されて
おり、ノードの間、及びノードからゲートウェイ間の信
号の送受は、パケットにより行われる。ここで、各ノー
ドは、端末装置151a〜151fからの信号と他のノ
ードから受信した信号を他のノードに転送する機能を有
し、端末装置151a〜151fからの信号をゲートウ
ェイまで転送する。
【0021】図2は、ノードiの構成を示すブロック図
である。ノードi−1からのパケットは、アンテナ10
0を介して受信部2で受信される。また、端末装置15
1a〜151fからのパケットは、アンテナ10を介し
て受信部3で受信される。受信部2及び受信部3で受信
されたパケットは、バッファ部4に一旦蓄積される。そ
の後、パケットは、送信部8においてノードi+1との
間で所定の回線容量を設定された無線回線により、アン
テナ9を介してノードi+1へ転送される。また、バッ
ファ部4を介してノードi+1にパケットの転送が終了
するまでに生じる転送遅延時間(以下、「転送終了時
間」という。)は、遅延検出部5で検出される。回線容
量制御部7は、遅延検出部5で検出された転送終了時間
と、許容時間配分部6によって各ノードに対して配分さ
れたノード間の転送終了時間の許容値(以下、「配分時
間」という。)とに基づいて、送信部8で設定する無線
回線の容量を制御する。
【0022】図3は、実施の形態1に係るノードネット
ワークシステムの回線容量設定動作を示すフローチャー
トである。ノード又は端末装置からパケットを受信した
際(ステップC1)、許容時間配分部6では、所要の配
分時間を決定し(ステップC2)、回線容量制御部7へ
通知する。遅延検出部5では、転送終了時間を測定し
(ステップC3)、回線容量制御部7に通知する。回線
容量制御部7では、遅延検出部5から通知された転送終
了時間と、許容時間配分部6とから通知された配分時間
とを比較する(ステップC4)。比較の結果、両者が等
しければ、ステップC7へ移行し、両者が等しくなけれ
ば、転送終了時間が配分時間に等しくなるような回線容
量を再び算出して(ステップC5)、算出した回線容量
を送信部8へ通知する。送信部8では、回線容量制御部
7から通知された回線容量を送信回線容量として再び設
定し(ステップC6)、設定された容量の無線回線をノ
ードi+1の受信部との間で確立し、パケットを送信す
ると共に、パケットの受信を待つ(ステップC7)。
【0023】このように、実施の形態1によれば、ネッ
トワーク内のノードからゲートウェイまでのパケット転
送時間を全許容時間以下に抑え得る回線容量を設定する
ことができる。また、ノード間のデータ量に応じた回線
容量を設定するため、全体の回線容量の軽減を図ること
が可能となり、その結果、無線リソースの軽減を図るこ
とが可能となる。
【0024】(実施の形態2)実施の形態2では、他の
ノードに受信したパケットの転送が終了するまでの時間
を測定する方法を提供する。図4は、実施の形態2に係
るノードネットワークシステムの回線容量設定動作を示
すフローチャートである。ノード又は端末装置からパケ
ットを受信した際(ステップS1)、許容時間配分部6
では、所要の配分時間を決定し(ステップS2)、回線
容量制御部7へ通知する。遅延検出部5では、バッファ
部4内の蓄積データ量を測定し(ステップS3)、送信
部8に既に設定されている回線容量に基づいて測定した
量のデータの転送が終了するまでの時間を算出すること
によって転送終了時間を検出する(ステップS4)。そ
の後、遅延検出部5は、上記転送終了時間を回線容量制
御部7に通知する。回線容量制御部7では、遅延検出部
5から通知された転送終了時間と許容時間配分部6から
通知された配分時間を比較する(ステップS5)。両者
が等しければ、ステップS8へ移行し、両者が等しくな
ければ、転送終了時間が配分時間と等しくなるような回
線容量を再び算出し(ステップS6)、送信部8へ通知
する。送信部8では、回線容量制御部7より通知された
回線容量を送信回線容量として再び設定し(ステップS
7)、設定された容量を有する無線回線をノードi+1
の受信部との間で確立し、パケットを送信する。
【0025】このように、実施の形態2によれば、転送
終了時間を容易に測定することができ、ネットワーク内
のノードからゲートウェイまでのパケット転送時間を全
許容時間以下に抑え得る回線容量を設定することができ
る。また、ノード間のデータ量に応じた回線容量を設定
するため、全体の回線容量の軽減を図ることが可能とな
り、その結果、無線リソースの軽減を図ることが可能と
なる。
【0026】(実施の形態3)実施の形態3では、全許
容時間を各ノードに均等に配分する。図5は、実施の形
態3に係るノードネットワークシステムの回線容量設定
動作を示すフローチャートである。ノード又は端末装置
からパケットを受信した際(ステップT1)、許容時間
配分部6では、全許容時間を各ノードに均等に配分した
時間を配分時間として決定し(ステップT2)、回線容
量制御部7へ通知する。遅延検出部5では、転送終了時
間を測定し(ステップT3)、回線容量制御部7へ通知
する。回線容量制御部7は、遅延検出部5から通知され
た転送終了時間と、許容時間配分部6から通知された配
分時間とを比較する(ステップT4)。比較の結果、両
者が等しい場合は、ステップT7へ移行し、両者が等し
くない場合は、転送終了時間が配分時間と等しくなるよ
うな回線容量を再び算出し(ステップT5)、送信部8
へ通知する。送信部8では、回線容量制御部7から通知
された回線容量を送信回線容量として再び設定し(ステ
ップT6)、設定された容量を有する無線回線をノード
i+1の受信部との間で確立し、パケットを送信する。
【0027】このように、実施の形態3によれば、各ノ
ードで独立に全許容時間を均等配分することができ、ネ
ットワーク内のノードからゲートウェイまでのパケット
転送時間を全許容時間以下に抑え得る回線容量を設定す
ることができる。また、ノード間のデータ量に応じた回
線容量を設定するため、全体の回線容量の軽減を図るこ
とが可能となり、その結果、無線リソースの軽減を図る
ことが可能となる。
【0028】(実施の形態4)実施の形態4では、全許
容時間を、各ノード間で送受信される単位時間あたりの
データ量の比率に応じて配分する。図6は、実施の形態
4に係るノードネットワークシステムの回線容量設定動
作を示すフローチャートである。ノード又は端末装置か
らパケットを受信した際(ステップST1)、許容時間
配分部6は、全許容時間を各ノード間における単位時間
あたりのデータ量の比率に応じて配分した時間を配分時
間として決定し(ステップST2)、回線容量制御部7
へ通知する。遅延検出部5は、転送終了時間を測定し
(ステップST3)、回線容量制御部7へ通知する。回
線容量制御部7は、遅延検出部5から通知された転送終
了時間と、許容時間配分部6から通知された配分時間と
を比較する(ステップST4)。比較の結果、両者が等
しい場合は、ステップST7へ移行し、両者が等しくな
い場合は、転送終了時間が配分時間と等しくなるような
回線容量を再び算出し(ステップST5)、送信部8へ
通知する。送信部8では、回線容量制御部7から通知さ
れた回線容量を送信回線容量として再び設定し(ステッ
プST6)、設定された容量を有する無線回線をノード
i+1の受信部との間で確立し、パケットを送信する。
【0029】このように、実施の形態4によれば、各ノ
ードで独立にデータ量に応じて全許容時間を配分するこ
とができ、ネットワーク内のノードからゲートウェイま
でのパケット転送時間を全許容時間以下に抑え得る回線
容量を設定することができる。また、ノード間のデータ
量に応じた回線容量を設定するため、全体の回線容量の
軽減を図ることが可能となり、その結果、無線リソース
の軽減を図ることが可能となる。
【0030】(実施の形態5)実施の形態5は、全許容
時間を各ノードに均等に分配する方法を提供する。図7
は、実施の形態5に係るノードiの構成を示すブロック
図である。図7に示すように、ノードiでは、ノードi
−1から送信されたパケットがアンテナ700を介して
送受信部701で受信され、送受信分離部702でバッ
ファ部703に送信されて一旦蓄積される。また、端末
装置から送信されたパケットは、アンテナ704を介し
て受信部705で受信され、情報付記部706でパケッ
トに中継数情報(初期値:0)を付記された後、バッフ
ァ部703に一旦蓄積される。バッファ部703に蓄積
されたパケットは、中継数増加部707でパケットに付
記されている中継数に1が加算され、送信分離部708
から送受信部709に送信される。その後、パケット
は、送受信部709においてノードi+1との間で所定
の回線容量を設定された無線回線により、アンテナ71
0を介してノードi+1へ転送される。また、転送遅延
時間は、遅延検出部711で検出される。回線容量制御
部712へ通知される配分時間は、全許容時間と、最大
中継数情報検出部713でゲートウェイが送信した制御
パケットから検出された最大中継数情報とに基づいて許
容時間配分部714が決定する。回線容量制御部712
は、遅延検出部711で検出された転送終了時間と、許
容時間配分部714で決定された配分時間とに基づい
て、送受信部709で設定する無線回線の容量を制御す
る。
【0031】図8は、実施の形態5に係るゲートウェイ
nの構成を示すブロック図である。ゲートウェイnは、
バックボーンネットワーク800に接続されている。ノ
ードn−1から送信されたパケットは、アンテナ801
を介して送受信部802で受信され、送受信分離部80
3から中継数情報検出部804に送信される。パケット
は、中継数情報検出部804で受信パケットに付記され
ている中継数情報が検出された後、送受信分離部805
からバックボーンネットワーク800に転送される。ま
た、中継数情報検出部804では、検出した中継数情報
を最大中継数通知部806へ通知する。最大中継数通知
部806では、中継数情報検出部804から通知された
中継数の最大値を検出し、その値を最大中継数情報とし
て制御パケットに付記する。制御パケットは、送受信部
802からアンテナ801を介してノードn−1に転送
される。
【0032】図9は、実施の形態5に係るノードの回線
容量設定動作を示すフローチャートである。ノードi
は、ノードi+1からゲートウェイnが送信した制御パ
ケットを受信した場合(ステップX1)、最大中継数情
報検出部713は、制御パケットに付記されている最大
中継数情報を検出し(ステップX2)、許容時間配分部
714に通知する。許容時間配分部714は、最大中継
数情報検出部713から通知された最大中継数で全許容
時間を除算して得られた時間を配分時間として決定し、
回線容量制御部712へ通知する(ステップX8)。ま
た、端末装置からパケットを受信した場合(ステップX
6)、情報付記部706は、受信パケットに中継数情報
(初期値:0)を付記して送信し(ステップX7)、パ
ケットはバッファ部703に蓄積される(ステップX
5)。また、ノードi−1からパケットを受信した場合
(ステップX4)、受信パケットは同様にバッファ部7
03に蓄積される(ステップX5)。
【0033】遅延検出部711は、バッファ部703内
の蓄積データ量を測定し(ステップX9)、送受信部7
09に既に設定されている回線容量に基づいて、測定し
た蓄積データ量の転送がすべて終了するまでの時間を算
出することにより転送終了時間を検出し(ステップX1
0)、回線容量制御部712に通知する。回線容量制御
部712は、遅延検出部711から通知された転送終了
時間と、許容時間配分部714から通知された配分時間
とを比較する(ステップX11)。比較の結果、両者が
等しい場合は、ステップX14へ移行し、両者が等しく
ない場合は、転送終了時間が配分時間と等しくなるよう
に回線容量を再び算出し(ステップX12)、送受信部
709へ通知する。
【0034】一方、バッファ部703に蓄積されたパケ
ットは、中継数増加部707で中継数に1が加算され
(ステップX14)、送受信部709へ送信される。
【0035】送受信部709は、回線容量制御部712
から通知された回線容量を送信回線容量として再び設定
し(ステップX13)、設定された容量を有する無線回
線をノードi+1の送受信部との間で確立し、パケット
をノードi+1へ転送する。ここでパケットに付記され
た中継数情報は、各ノードで中継される毎に中継数に1
が加算され、最終的にゲートウェイに転送される。
【0036】図10は、実施の形態5に係るゲートウェ
イnの回線容量設定動作を示すフローチャートである。
ゲートウェイnがノードn−1からパケットを受信した
場合(ステップY1)、中継数情報検出部804は、受
信パケットに付記されている中継数を検出し(ステップ
Y2)、最大中継数通知部806へ通知する。最大中継
数通知部806は、全ノードから中継数情報を検出した
かどうかを判断し(ステップY3)、全ノードから中継
数情報を検出していない場合は、ステップY7へ移行す
る。全ノードから中継数情報を検出した場合は、検出し
た中継数の最大値を求め(ステップY4)、最大中継数
情報として制御パケットに付記し(ステップY5)、制
御パケットを全ノードに送信し(ステップY6)、パケ
ットの受信を待機する(ステップY7)。
【0037】このように、実施の形態5によれば、全ノ
ードの数に基づいて全許容時間を均等配分することがで
き、ネットワーク内のノードからゲートウェイまでのパ
ケット転送時間を全許容時間以下に抑え得る回線容量を
設定することができる。また、ノード間のデータ量に応
じた回線容量を設定するため、全体の回線容量の軽減を
図ることが可能となり、その結果、無線リソースの軽減
を図ることが可能となる。
【0038】(実施の形態6)実施の形態6は、全許容
時間を各ノード間で送受信される単位時間あたりのデー
タ量の比率に応じて配分する方法を提供する。図11
は、実施の形態6に係るノードiの構成を示すブロック
図である。図11に示すように、ノードiでは、ノード
i−1から送信されたパケットがアンテナ900を介し
て送受信部901で受信され、送受信分離部902でバ
ッファ部903に送信されて一旦蓄積される。また、端
末装置から送信されたパケットは、アンテナ904を介
して受信部905で受信され、情報付記部906でデー
タ量検出部907から通知された送信データ量情報を付
記された後、バッファ部903に一旦蓄積される。バッ
ファ部903に蓄積されたパケットは、データ量検出部
907で単位時間あたりの送信データ量を測定され、送
受信分離部908から送受信部909に送信される。そ
の後、パケットは、送受信部909においてノードi+
1との間で所定の回線容量を設定された無線回線によ
り、アンテナ910を介してノードi+1へ転送され
る。
【0039】また、転送遅延時間は、遅延検出部911
で検出される。全ノード送信データ量情報検出部912
では、ゲートウェイが送信した制御パケットから全ノー
ド送信データ量情報である送信データ量の全ノードの総
和値を検出し、許容時間配分部913へ通知する。許容
時間配分部913は、全ノード送信データ量情報検出部
912から通知された送信データ量の全ノードの総和値
と、データ量検出部907から通知された送信データ量
と、全許容時間に基づいて配分時間を決定する。回線容
量制御部914は、遅延検出部911で検出された転送
終了時間と、許容時間配分部913で算出された配分時
間とに基づいて、送受信部909で設定する無線回線の
容量を制御する。
【0040】図12は、実施の形態6に係るゲートウェ
イnの構成を示すブロック図である。ゲートウェイn
は、バックボーンネットワーク800に接続されてい
る。ノードn−1から送信されたパケットは、アンテナ
950を介して送受信部951で受信され、送受信分離
部952から送信データ量情報検出部953へ送信され
る。パケットは、送信データ量情報検出部953で受信
パケットに付記されている送信データ量情報が検出され
た後、送受信分離部954からバックボーンネットワー
ク800に転送される。また、送信データ量情報検出部
953では、検出した送信データ量情報を全ノード送信
データ量通知部955へ通知する。全ノード送信データ
量通知部955では、送信データ量情報検出部953か
ら通知された送信データ量から送信データ量の全ノード
の総和を算出し、その値を全ノード送信データ量情報と
して制御パケットに付記する。制御パケットは、送受信
部951からアンテナ950を介してノードn−1に転
送される。
【0041】図13は、実施の形態6に係るノードの回
線容量設定動作を示すフローチャートである。ノードi
は、ノードi+1からゲートウェイnが送信した制御パ
ケットを受信した場合(ステップZ1)、全ノード送信
データ量情報検出部912は、ゲートウェイが送信した
制御パケットに付記されている全ノード送信データ量情
報から送信データ量の全ノードの総和値を検出し(ステ
ップZ2)、許容時間配分部913に通知する。許容時
間配分部913は、データ量検出部907から通知され
た送信データ量を、全ノード送信データ量情報検出部9
12から通知された送信データ量の全ノードの総和値で
除算し(ステップZ9)、回線容量制御部914へ通知
する。また、端末装置からパケットを受信した場合(ス
テップZ6)、情報付記部906は、受信部905から
受信したパケットにデータ量検出部907から通知され
た送信データ量(ステップZ7)を送信データ量情報と
して付記し(ステップZ8)、バッファ部903に蓄積
する。また、ノードi−1からパケットを受信した場合
(ステップZ4)、受信パケットは同様にバッファ部9
03に蓄積される(ステップZ5)。
【0042】遅延検出部911は、バッファ部903内
の蓄積データ量を測定し(ステップZ11)、送受信部
909に既に設定されている回線容量に基づいて、測定
した蓄積データ量の転送がすべて終了するまでの時間を
算出することにより転送終了時間を検出し(ステップZ
12)、回線容量制御部914に通知する。回線容量制
御部914は、遅延検出部911から通知された転送終
了時間と、許容時間配分部913から通知された配分時
間とを比較する(ステップZ13)。比較の結果、両者
が等しい場合は、ステップZ16へ移行し、両者が等し
くない場合は、転送終了時間が配分時間と等しくなるよ
うに回線容量を再び算出し(ステップZ14)、送受信
部909へ通知する。
【0043】一方、バッファ部903に蓄積されたパケ
ットは、データ量検出部907により、単位時間あたり
の送信データ量が検出され、送受信分離部908、送受
信部909へ送信される。また、データ量検出部907
は、測定した単位時間あたりの送信データ量を情報付記
部906に通知する。送受信部909は、回線容量制御
部914から通知された回線容量を送信回線容量として
再び設定し(ステップZ15)、設定された回線容量を
有する無線回線をノードi+1の送受信部との間で確立
し、パケットをノードi+1へ転送する。ここでパケッ
トに付記された送信データ量情報は、最終的にゲートウ
ェイに転送される。
【0044】図14は、実施の形態6に係るゲートウェ
イnの回線容量設定動作を示すフローチャートである。
ゲートウェイnがノードn−1からパケットを受信した
場合(ステップW1)、送信データ量情報検出部953
は、受信パケットに付記されている各ノードの送信デー
タ量情報を検出し(ステップW2)、全ノード送信デー
タ量通知部955へ通知する。全ノード送信データ量通
知部955は、全ノードから送信データ量を検出したか
どうかを判断し(ステップW3)、全ノードから送信デ
ータ量情報を検出していない場合は、ステップW7へ移
行する。全ノードから送信データ量を検出した場合は、
送信データ量の全ノードの総和を算出し(ステップW
4)、算出された値を全ノード送信データ量情報として
制御パケットに付記し(ステップW5)、制御パケット
を全ノードに送信し(ステップW6)、パケットの受信
を待機する(ステップW7)。
【0045】このように、実施の形態6によれば、全ノ
ードの送信データ量に基づいて全許容時間を配分するこ
とができ、ネットワーク内のノードからゲートウェイま
でのパケット転送時間を全許容時間以下に抑え得る回線
容量を設定することができる。また、ノード間のデータ
量に応じた回線容量を設定するため、全体の回線容量の
軽減を図ることが可能となり、その結果、無線リソース
の軽減を図ることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るノー
ドネットワークシステムは、端末装置と無線通信を行う
複数のノードと、前記ノードのいずれか一つに接続され
たバックボーンネットワークとを有し、前記各ノードが
無線回線により接続され、前記端末装置と前記バックボ
ーンネットワークとの間でパケットの送受信を行うノー
ドネットワークシステムにおいて、前記各ノードは、端
末装置及び他のノードから受信したパケットを別の他の
ノードに転送する転送手段と、受信したパケットを他の
ノードへ転送するために要する時間を測定する転送時間
測定手段と、端末装置から送信されたパケットが、前記
バックボーンネットワークに接続されたノードに到着す
るまでに要する時間の許容値に基づいて、前記各ノード
に対し、受信したパケットを他のノードへ転送するため
に要する時間の許容値を配分する転送時間配分手段と、
前記測定された時間が、前記配分された許容値と等しく
なるようにノード間の無線回線の容量を設定する容量設
定手段とを備える構成を採る。
【0047】本発明によれば、各ノードで独立に全許容
時間を均等配分又は比率配分することができる。また、
各ノード、ノード間のデータ量に応じて回線容量を設定
することができる。これにより、ネットワーク内のノー
ドからゲートウェイまでのパケット転送時間を全許容時
間以下に抑え得る回線容量を設定することができる。ま
た、ノード間のデータ量に応じた回線容量を設定するた
め、全体の回線容量の軽減を図ることが可能となり、そ
の結果、無線リソースの軽減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るノードネットワー
クシステムの構成を示す図である。
【図2】ノードiの構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態1に係るノードネットワークシステ
ムの回線容量設定動作を示すフローチャートである。
【図4】実施の形態2に係るノードネットワークシステ
ムの回線容量設定動作を示すフローチャートである。
【図5】実施の形態3に係るノードネットワークシステ
ムの回線容量設定動作を示すフローチャートである。
【図6】実施の形態4に係るノードネットワークシステ
ムの回線容量設定動作を示すフローチャートである。
【図7】実施の形態5に係るノードiの構成を示すブロ
ック図である。
【図8】実施の形態5に係るゲートウェイnの構成を示
すブロック図である。
【図9】実施の形態5に係るノードの回線容量設定動作
を示すフローチャートである。
【図10】実施の形態5に係るゲートウェイnの回線容
量設定動作を示すフローチャートである。
【図11】実施の形態6に係るノードiの構成を示すブ
ロック図である。
【図12】実施の形態6に係るゲートウェイnの構成を
示すブロック図である。
【図13】実施の形態6に係るノードの回線容量設定動
作を示すフローチャートである。
【図14】実施の形態6に係るゲートウェイnの回線容
量設定動作を示すフローチャートである。
【図15】従来の無線ネットワークシステムを示す図で
ある。
【符号の説明】
1〜n…ノード、100…アンテナ、2…受信部、3…
受信部、4…バッファ部、5…遅延検出部、6…許容時
間配分部、7…回線容量制御部、8…送信部、9…アン
テナ、10…アンテナ、150…バックボーンネットワ
ーク、151a〜151f…端末装置、700…アンテ
ナ、701…送受信部、702…送受信分離部、703
…バッファ部、704…アンテナ、705… 受信
部、706…情報付記部、707…中継数増加部、70
8…送信分離部、709…送受信部、710…アンテ
ナ、711…遅延検出部、712…回線容量制御部、7
13…最大中継数情報検出部、714…許容時間配分
部、800…バックボーンネットワーク、801…アン
テナ、802…送受信部、803…送受信分離部、80
4…中継数情報検出部、805…送受信分離部、806
…最大中継数通知部、900…アンテナ、901…送受
信部、902…送受信分離部、903…バッファ部、9
04…アンテナ、905…受信部、906…情報付記
部、907…データ量検出部、908…送受信分離部、
909…送受信部、910…アンテナ、911…遅延検
出部、912…全ノード送信データ量情報検出部、91
3…許容時間配分部、914…回線容量制御部、950
…アンテナ、951…送受信部、952…送受信分離
部、953…送信データ量情報検出部、954…送受信
分離部、955…全ノード送信データ量通知部。
フロントページの続き (72)発明者 大津 徹 東京都千代田区永田町二丁目11番1号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ内 Fターム(参考) 5K030 HA08 HD03 JL01 KA03 MB06 MB15 5K033 CB06 CC01 DA03 DA06 DA19 DB18 5K067 AA21 BB21 CC08 DD11 EE02 EE06 EE10 EE16 FF02 GG01 HH11 HH17 HH22 KK15

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置と無線通信を行う複数のノード
    と、前記ノードのいずれか一つに接続されたバックボー
    ンネットワークとを有し、前記各ノードが無線回線によ
    り接続され、前記端末装置と前記バックボーンネットワ
    ークとの間でパケットの送受信を行うノードネットワー
    クシステムにおいて、 前記各ノードは、 端末装置及び他のノードから受信したパケットを別の他
    のノードに転送する転送手段と、 受信したパケットを他のノードへ転送するために要する
    時間を測定する転送時間測定手段と、 端末装置から送信されたパケットが、前記バックボーン
    ネットワークに接続されたノードに到着するまでに要す
    る時間の許容値に基づいて、前記各ノードに対し、受信
    したパケットを他のノードへ転送するために要する時間
    の許容値を配分する転送時間配分手段と、 前記測定された時間が、前記配分された許容値と等しく
    なるようにノード間の無線回線の容量を設定する容量設
    定手段とを備えることを特徴とするノードネットワーク
    システム。
  2. 【請求項2】 前記各ノードは、 前記端末装置及び他のノードから受信したパケットを格
    納する格納手段と、 前記格納手段に格納されたデータ量を測定する格納デー
    タ量測定手段とを更に備え、 前記転送時間測定手段は、前記測定されたデータ量、及
    び既に設定されている回線容量に基づいて、前記受信し
    たパケットを他のノードへ転送するために要する時間を
    測定することを特徴とする請求項1記載のノードネット
    ワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記転送時間配分手段は、前記各ノード
    に対し、受信したパケットを他のノードへ転送するため
    に要する時間の許容値を均等に配分することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載のノードネットワークシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記バックボーンネットワークに接続さ
    れたノードは、 受信したパケットに付加されている中継数に関する情報
    から、中継数の最大値を抽出する最大中継数抽出手段
    と、 前記抽出された中継数の最大値をすべてのノードに通知
    する最大値通知手段とを備え、 前記バックボーンネットワークに接続されたノード以外
    のノードは、 端末装置から受信したパケットに中継数を付加する中継
    数付加手段と、 他のノードへ転送するパケットの中継数に1を加算する
    加算手段と、 前記バックボーンネットワークに接続されたノードから
    通知された中継数の最大値を検出する中継数検出手段と
    を備え、 前記転送時間配分手段は、端末装置から送信されたパケ
    ットが、前記バックボーンネットワークに接続されたノ
    ードに到着するまでに要する時間の許容値を、前記検出
    した中継数の最大値で除算し、除算して得られた許容値
    を前記各ノードに対して配分することを特徴とする請求
    項3記載のノードネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 前記各ノードは、 他のノードとの間で送受信される単位時間あたりのデー
    タ量の比率を算出する比率算出手段を更に備え、 前記転送時間配分手段は、前記各ノードに対し、受信し
    たパケットを他のノードへ転送するために要する時間の
    許容値を前記算出されたデータ量の比率に応じて配分す
    ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のノード
    ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記バックボーンネットワークに接続さ
    れたノードは、 各ノードから通知された単位時間あたりのデータ量を検
    出するデータ量検出手段と、 前記検出されたすべてのデータ量を加算し、データ量の
    総合値を算出する総合値算出手段と、 前記算出された総合値をすべてのノードに通知する総合
    値通知手段とを備え、 前記バックボーンネットワークに接続されたノード以外
    のノードは、 他のノードとの間で送受信される単位時間あたりの送受
    信データ量を測定する送受信データ量測定手段と、 前記測定された送受信データ量を前記バックボーンネッ
    トワークに接続されたノードに通知する送受信データ量
    通知手段と、 前記バックボーンネットワークに接続されたノードから
    通知された前記総合値を検出する総合値検出手段とを備
    え、 前記比率算出手段は、前記測定された送受信データ量
    を、前記検出した総合値で除算して比率を算出し、 前記転送時間配分手段は、前記各ノードに対し、端末装
    置から送信されたパケットが、前記バックボーンネット
    ワークに接続されたノードに到着するまでに要する時間
    の許容値に前記比率を乗算して得られた許容値を配分す
    ることを特徴とする請求項5記載のノードネットワーク
    システム。
  7. 【請求項7】 端末装置及び他のノードから受信したパ
    ケットを別の他のノードに転送する転送手段と、 受信したパケットを他のノードへ転送するために要する
    時間を測定する転送時間測定手段と、 端末装置から送信されたパケットが、前記バックボーン
    ネットワークに接続されたノードに到着するまでに要す
    る時間の許容値に基づいて、前記各ノードに対し、受信
    したパケットを他のノードへ転送するために要する時間
    の許容値を配分する転送時間配分手段と、 前記測定された時間が、前記配分された許容値と等しく
    なるようにノード間の無線回線の容量を設定する容量設
    定手段とを備えることを特徴とするノード。
  8. 【請求項8】 前記転送時間配分手段は、前記各ノード
    に対し、受信したパケットを他のノードへ転送するため
    に要する時間の許容値を均等に配分することを特徴とす
    る請求項7記載のノード。
  9. 【請求項9】 端末装置から受信したパケットに中継数
    を付加する中継数付加手段と、 他のノードへ転送するパケットの中継数に1を加算する
    加算手段と、 前記バックボーンネットワークに接続されたノードから
    通知された中継数の最大値を検出する中継数検出手段と
    を備え、 前記転送時間配分手段は、端末装置から送信されたパケ
    ットが、前記バックボーンネットワークに接続されたノ
    ードに到着するまでに要する時間の許容値を、前記検出
    した中継数の最大値で除算し、除算して得られた許容値
    を前記各ノードに対して配分することを特徴とする請求
    項8記載のノード。
  10. 【請求項10】 他のノードとの間で送受信される単位
    時間あたりのデータ量の比率を算出する比率算出手段を
    更に備え、 前記転送時間配分手段は、前記各ノードに対し、受信し
    たパケットを他のノードへ転送するために要する時間の
    許容値を前記算出されたデータ量の比率に応じて配分す
    ることを特徴とする請求項7記載のノード。
  11. 【請求項11】 他のノードとの間で送受信される単位
    時間あたりの送受信データ量を測定する送受信データ量
    測定手段と、 前記測定された送受信データ量を前記バックボーンネッ
    トワークに接続されたノードに通知する送受信データ量
    通知手段と、 前記バックボーンネットワークに接続されたノードから
    通知された前記総合値を検出する総合値検出手段とを備
    え、 前記比率算出手段は、前記測定された送受信データ量
    を、前記検出した総合値で除算して比率を算出し、 前記転送時間配分手段は、前記各ノードに対し、端末装
    置から送信されたパケットが、前記バックボーンネット
    ワークに接続されたノードに到着するまでに要する時間
    の許容値に前記比率を乗算して得られた許容値を配分す
    ることを特徴とする請求項10記載のノード。
  12. 【請求項12】 受信したパケットに付加されている中
    継数に関する情報から、中継数の最大値を抽出する最大
    中継数抽出手段と、 前記抽出された中継数の最大値をすべてのノードに通知
    する最大値通知手段とを備えることを特徴とするゲート
    ウェイ。
  13. 【請求項13】 各ノードから通知された単位時間あた
    りのデータ量を検出するデータ量検出手段と、 前記検出されたすべてのデータ量を加算し、データ量の
    総合値を算出する総合値算出手段と、 前記算出された総合値をすべてのノードに通知する総合
    値通知手段とを備えることを特徴とするゲートウェイ。
  14. 【請求項14】 請求項7から請求項11のいずれかに
    記載のノードと、請求項12又は請求項13記載のゲー
    トウェイとを備えた無線ネットワーク。
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