JP2002246749A - 積層型立体成形回路部品及びその製造方法 - Google Patents
積層型立体成形回路部品及びその製造方法Info
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Landscapes
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造時の不良発生が少ない信頼性の高い積層
型立体成形回路部品及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂成形体Eの表面に電気回路18
を形成した回路部材上に合成樹脂の絶縁層19を形成す
ると共にその絶縁層19表面に電気回路20を形成し、
かつその上下任意の電気回路18,20同士を導電物質
で電気的に接合する積層型立体成形回路部品の製造方法
において、上記合成樹脂成形体E表面に予め断面略凹状
或いは凸状の突起13を形成し、その表面に電気回路2
0の一部を形成する導電物質を形成した後、その突起1
3にほぞピンを嵌合させて上記絶縁層19を形成した
後、その絶縁層19の表面に電気回路20を形成して上
下任意の電気回路18,20を上記突起13に形成して
導電物質で接合する。
型立体成形回路部品及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 合成樹脂成形体Eの表面に電気回路18
を形成した回路部材上に合成樹脂の絶縁層19を形成す
ると共にその絶縁層19表面に電気回路20を形成し、
かつその上下任意の電気回路18,20同士を導電物質
で電気的に接合する積層型立体成形回路部品の製造方法
において、上記合成樹脂成形体E表面に予め断面略凹状
或いは凸状の突起13を形成し、その表面に電気回路2
0の一部を形成する導電物質を形成した後、その突起1
3にほぞピンを嵌合させて上記絶縁層19を形成した
後、その絶縁層19の表面に電気回路20を形成して上
下任意の電気回路18,20を上記突起13に形成して
導電物質で接合する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体成形回路部品
に係り、特に積層型立体成形回路部品に関するものであ
る。
に係り、特に積層型立体成形回路部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電気回路が絶縁層を介して多段に
積層された積層型立体成形回路部品は、それら上下任意
の電気回路同士を接合する際に、従来技術1として、図
12(a)に示すように、導電物質で電気回路1を形成
した立体形状の合成樹脂製回路部材A1を金型F1内に固
定し、電気回路1の一部を金型F1内に設置したピン2
で押えた後、そのピン2の周りに合成樹脂を成形して、
図12(b)に示すように、絶縁層3を形成してピン2
の跡に孔4がある成形品を得た後、その成形品表面上の
孔4を含めた領域に電気回路5を形成し、その孔4を利
用して下側の電気回路1と接合する方式が採られてい
る。
積層された積層型立体成形回路部品は、それら上下任意
の電気回路同士を接合する際に、従来技術1として、図
12(a)に示すように、導電物質で電気回路1を形成
した立体形状の合成樹脂製回路部材A1を金型F1内に固
定し、電気回路1の一部を金型F1内に設置したピン2
で押えた後、そのピン2の周りに合成樹脂を成形して、
図12(b)に示すように、絶縁層3を形成してピン2
の跡に孔4がある成形品を得た後、その成形品表面上の
孔4を含めた領域に電気回路5を形成し、その孔4を利
用して下側の電気回路1と接合する方式が採られてい
る。
【0003】また、従来技術2として、図16に示すよ
うに、柱体状の突起6を設けた合成樹脂の成形品A2の
表面で、かつ突起6の側面を含めた領域に電気回路1を
形成した後、突起6の先端を金型F2内の穴Dに挿入す
ると共に、回路部材A2を金型F2内に固定して、電気回
路1の一部8を構成する突起6の側面に形成された導電
物質を露出せしめるように合成樹脂を成形して絶縁層3
を形成した後、図13に示すように、その絶縁層3の表
面に電気回路5を形成し、上述の突出した電気回路1の
一部8を介して上側の電気回路5と下側の電気回路1と
を接合する方式が採られている。
うに、柱体状の突起6を設けた合成樹脂の成形品A2の
表面で、かつ突起6の側面を含めた領域に電気回路1を
形成した後、突起6の先端を金型F2内の穴Dに挿入す
ると共に、回路部材A2を金型F2内に固定して、電気回
路1の一部8を構成する突起6の側面に形成された導電
物質を露出せしめるように合成樹脂を成形して絶縁層3
を形成した後、図13に示すように、その絶縁層3の表
面に電気回路5を形成し、上述の突出した電気回路1の
一部8を介して上側の電気回路5と下側の電気回路1と
を接合する方式が採られている。
【0004】更に、従来技術3として、多層プリント回
路基板の分野では、図14に示すように、成形品A3の
両側に電気回路1,5を形成し、絶縁層3を挟んで複数
張り合わせて多層に構成した回路部材に、機械的に穿孔
して孔9を設け、その孔9の内壁面に導電被膜10を形
成して電気回路1,5同士を接合する方式が採られてい
る。
路基板の分野では、図14に示すように、成形品A3の
両側に電気回路1,5を形成し、絶縁層3を挟んで複数
張り合わせて多層に構成した回路部材に、機械的に穿孔
して孔9を設け、その孔9の内壁面に導電被膜10を形
成して電気回路1,5同士を接合する方式が採られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図15
に示すように、従来技術1は、ピン2を回路部材A1に
押しつける力が弱い場合、あるいは長期間の使用により
ピン2の先端Bが摩耗している場合に、回路部材A1と
ピン2の先端Bとの間に合成樹脂が圧入されて薄い被膜
Cが形成され、下側の電気回路1と上側の電気回路5と
の接合が阻害されて不良が発生しやすいという問題があ
った。尚、この問題を解決するために、合成樹脂の成型
後、被膜Cを除去すると、電気回路1を損傷する可能性
が高く、また、被膜Cが形成しても下側の電気回路1が
露出しているように絶縁層3を形成するには、ピン2を
太くしなければならない。また、ピン2を回路部材A1
に押しつける力が強い場合、ピン2の先端Bに力が集中
するため、回路部材A1の肉厚が薄いと損傷しやすく、
場合によっては断線が生ずるという問題があった。
に示すように、従来技術1は、ピン2を回路部材A1に
押しつける力が弱い場合、あるいは長期間の使用により
ピン2の先端Bが摩耗している場合に、回路部材A1と
ピン2の先端Bとの間に合成樹脂が圧入されて薄い被膜
Cが形成され、下側の電気回路1と上側の電気回路5と
の接合が阻害されて不良が発生しやすいという問題があ
った。尚、この問題を解決するために、合成樹脂の成型
後、被膜Cを除去すると、電気回路1を損傷する可能性
が高く、また、被膜Cが形成しても下側の電気回路1が
露出しているように絶縁層3を形成するには、ピン2を
太くしなければならない。また、ピン2を回路部材A1
に押しつける力が強い場合、ピン2の先端Bに力が集中
するため、回路部材A1の肉厚が薄いと損傷しやすく、
場合によっては断線が生ずるという問題があった。
【0006】また、図16に示したように、従来技術2
は、回路部材A2の突起6の先端を金型F2内の穴Dに挿
入し、合成樹脂で被覆する領域を決める方式が採られて
いるが、突起6の側面と穴Dとの隙間が大きいと、その
隙間に合成樹脂が圧入されて薄い被膜Cが形成され、下
側の電気回路1と上側の電気回路5との接合が阻害され
て不良が発生しやすいという問題があった。また、突起
6の側面と穴Dとの隙間が小さいと、突起6を穴Dに挿
入する場合に、穴Dのエッジ部に突起6の側面に形成さ
れた電気回路1の一部8が当たって削れ、破損しやすい
という問題があった。
は、回路部材A2の突起6の先端を金型F2内の穴Dに挿
入し、合成樹脂で被覆する領域を決める方式が採られて
いるが、突起6の側面と穴Dとの隙間が大きいと、その
隙間に合成樹脂が圧入されて薄い被膜Cが形成され、下
側の電気回路1と上側の電気回路5との接合が阻害され
て不良が発生しやすいという問題があった。また、突起
6の側面と穴Dとの隙間が小さいと、突起6を穴Dに挿
入する場合に、穴Dのエッジ部に突起6の側面に形成さ
れた電気回路1の一部8が当たって削れ、破損しやすい
という問題があった。
【0007】また、従来技術3は、穿孔する時に各層の
電気回路1,5間に位置ずれがあると、各電気回路1,
5が接合不良となるケースが多く、更に、穿孔工具に付
加される力によって絶縁層3が破損したり、剥離したり
するという不良が生じやすいという問題があった。
電気回路1,5間に位置ずれがあると、各電気回路1,
5が接合不良となるケースが多く、更に、穿孔工具に付
加される力によって絶縁層3が破損したり、剥離したり
するという不良が生じやすいという問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、前記したような
従来技術の問題点を解決し、製造時の不良発生が少ない
信頼性の高い積層型立体成形回路部品及びその製造方法
を提供することにある。
従来技術の問題点を解決し、製造時の不良発生が少ない
信頼性の高い積層型立体成形回路部品及びその製造方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、合成樹脂成形体の表面に電
気回路を形成した回路部材上に合成樹脂の絶縁層を形成
すると共にその絶縁層表面に電気回路を形成し、かつそ
の上下任意の電気回路同士を導電物質で電気的に接合す
る積層型立体成形回路部品において、上記合成樹脂成形
体表面に断面略凹状或いは凸状の突起を形成し、この突
起を用いて上下任意の電気回路を接合するものである。
に、請求項1記載の発明は、合成樹脂成形体の表面に電
気回路を形成した回路部材上に合成樹脂の絶縁層を形成
すると共にその絶縁層表面に電気回路を形成し、かつそ
の上下任意の電気回路同士を導電物質で電気的に接合す
る積層型立体成形回路部品において、上記合成樹脂成形
体表面に断面略凹状或いは凸状の突起を形成し、この突
起を用いて上下任意の電気回路を接合するものである。
【0010】請求項2の発明は、上記凹状或いは凸状の
突起は、積層する電気回路数に応じて多段の凹状或いは
凸状の突起に形成され、その各段の突起で上下任意の電
気回路同士を接合する請求項1記載の積層型立体成形回
路部品である。
突起は、積層する電気回路数に応じて多段の凹状或いは
凸状の突起に形成され、その各段の突起で上下任意の電
気回路同士を接合する請求項1記載の積層型立体成形回
路部品である。
【0011】請求項3の発明は、上記合成樹脂成形体表
面に形成する突起は、複数形成され、かつ積層する絶縁
層上に形成される任意の電気回路を接合すべく、その高
さが、絶縁層の積層高さに応じて形成されるものであ
る。
面に形成する突起は、複数形成され、かつ積層する絶縁
層上に形成される任意の電気回路を接合すべく、その高
さが、絶縁層の積層高さに応じて形成されるものであ
る。
【0012】請求項4の発明は、合成樹脂成形体の表面
に電気回路を形成した回路部材上に合成樹脂の絶縁層を
形成すると共にその絶縁層表面に電気回路を形成し、か
つその上下任意の電気回路同士を導電物質で電気的に接
合する積層型立体成形回路部品の製造方法において、上
記合成樹脂成形体表面に予め断面略凹状或いは凸状の突
起を形成し、その表面に電気回路の一部を形成する導電
物質を形成した後、その突起にほぞピンを嵌合させて上
記絶縁層を形成した後、その絶縁層の表面に電気回路を
形成して上下任意の電気回路を上記突起に形成して導電
物質で接合する方法である。
に電気回路を形成した回路部材上に合成樹脂の絶縁層を
形成すると共にその絶縁層表面に電気回路を形成し、か
つその上下任意の電気回路同士を導電物質で電気的に接
合する積層型立体成形回路部品の製造方法において、上
記合成樹脂成形体表面に予め断面略凹状或いは凸状の突
起を形成し、その表面に電気回路の一部を形成する導電
物質を形成した後、その突起にほぞピンを嵌合させて上
記絶縁層を形成した後、その絶縁層の表面に電気回路を
形成して上下任意の電気回路を上記突起に形成して導電
物質で接合する方法である。
【0013】上記構成によれば、合成樹脂を成形して絶
縁層を形成する際に、ほぞピンと電気回路との隙間に圧
入された合成樹脂は、ほぞピンと電気回路が突起により
嵌合していることから、その隙間全体に行きわたらな
い。このため、その上に被覆された電気回路は、十分に
下層の電気回路と接合する。また、突起は、凹状或いは
凸状に形成されているので、ほぞピンと面積が広い3面
で嵌合される。これにより、ほぞピンの先端が摩耗して
も3面のうちいずれかの面で確実に嵌合するので、合成
樹脂の圧入が防止される。更に、上下任意の電気回路同
士を接合するために、従来のように突起と金型との隙間
に導電物質を形成せず、また、電気回路の形成後に穿孔
を必要としないので、導電物質を形成する厚さの調節や
電気回路の位置決めが容易であり、電気回路同士の接合
が容易かつ安定に行える。
縁層を形成する際に、ほぞピンと電気回路との隙間に圧
入された合成樹脂は、ほぞピンと電気回路が突起により
嵌合していることから、その隙間全体に行きわたらな
い。このため、その上に被覆された電気回路は、十分に
下層の電気回路と接合する。また、突起は、凹状或いは
凸状に形成されているので、ほぞピンと面積が広い3面
で嵌合される。これにより、ほぞピンの先端が摩耗して
も3面のうちいずれかの面で確実に嵌合するので、合成
樹脂の圧入が防止される。更に、上下任意の電気回路同
士を接合するために、従来のように突起と金型との隙間
に導電物質を形成せず、また、電気回路の形成後に穿孔
を必要としないので、導電物質を形成する厚さの調節や
電気回路の位置決めが容易であり、電気回路同士の接合
が容易かつ安定に行える。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適一実施の形態
を添付図面を用いて詳述する。
を添付図面を用いて詳述する。
【0015】図1に本発明にかかる積層型立体成形回路
部品の第一の実施の形態の断面図を示す。
部品の第一の実施の形態の断面図を示す。
【0016】図1に示すように、第一の実施の形態は、
三次元の立体形状の合成樹脂からなる板状の成形品Eと
一体に形成された凹状の突起13側に、導電物質からな
る電気回路18が形成された回路部材31と、その回路
部材31上でかつ平坦部分にのみ形成された絶縁層19
と、その絶縁層19上に形成された電気回路20とから
構成されており、下側の任意の電気回路18と上側の任
意の電気回路20とは突起13上で導電物質により電気
的に接続されている。
三次元の立体形状の合成樹脂からなる板状の成形品Eと
一体に形成された凹状の突起13側に、導電物質からな
る電気回路18が形成された回路部材31と、その回路
部材31上でかつ平坦部分にのみ形成された絶縁層19
と、その絶縁層19上に形成された電気回路20とから
構成されており、下側の任意の電気回路18と上側の任
意の電気回路20とは突起13上で導電物質により電気
的に接続されている。
【0017】この突起13は、略円柱状に形成され、そ
の円柱の頂面に頂面部11が形成されており、またその
頂面部11の中央には、垂直方向から見た形状が円形状
の凹部12が形成されている。
の円柱の頂面に頂面部11が形成されており、またその
頂面部11の中央には、垂直方向から見た形状が円形状
の凹部12が形成されている。
【0018】突起13上に形成された下側の電気回路1
8の一部は、突起13の根元部17から頂面部11と凹
部12を包含するように形成されている。
8の一部は、突起13の根元部17から頂面部11と凹
部12を包含するように形成されている。
【0019】また、図1には図示していないが、上述し
た絶縁層19を形成するために、合成樹脂を成形するた
めの金型と、上述した突起13に当接する段差付ピンと
が用いられるが、その段差付ピンは、ほぞピンとなるよ
うに、上述した頂面部11及び凹部12に嵌合する凸体
を有する凸形段差溝が形成されている。
た絶縁層19を形成するために、合成樹脂を成形するた
めの金型と、上述した突起13に当接する段差付ピンと
が用いられるが、その段差付ピンは、ほぞピンとなるよ
うに、上述した頂面部11及び凹部12に嵌合する凸体
を有する凸形段差溝が形成されている。
【0020】次に、図1の積層型立体成形回路部品の製
造方法を作用と共に図2を用いて説明する。
造方法を作用と共に図2を用いて説明する。
【0021】積層型立体成形回路部品を製造するに際し
ては、合成樹脂の成形品Eの表面に、無電解めっき、真
空蒸着、スパッタリング、プラズマCVD等で導電性被
膜を形成した後、感光性のレジスト被膜を形成し、露光
マスクを用いて回路パターンを転写し、現像した後に所
望の電気回路部分を残すようにその導電性被膜をエッチ
ングして所望の電気回路を形成する。
ては、合成樹脂の成形品Eの表面に、無電解めっき、真
空蒸着、スパッタリング、プラズマCVD等で導電性被
膜を形成した後、感光性のレジスト被膜を形成し、露光
マスクを用いて回路パターンを転写し、現像した後に所
望の電気回路部分を残すようにその導電性被膜をエッチ
ングして所望の電気回路を形成する。
【0022】そして、図2に示すように、この回路部材
31を、金型F内に固定し、金型F内に取り付けた段差
付ピンGで突起13を押さえた状態で合成樹脂を成形し
て電気回路18を被覆するように絶縁層を形成する。こ
の時、突起13は、凹状に形成されているので、頂面部
11、凹部12の側面、及び底面の3面で段差付ピンG
と嵌合される。これにより、段差付ピンGの先端が摩耗
しても、その3面のうちのいずれかの面で確実に突起1
3と嵌合する。このように、段差付ピンGと電気回路1
8が突起13を用いて嵌合していることから、段差付ピ
ンGと電気回路18との隙間付近の合成樹脂は、その隙
間に入り込まない。また、段差付ピンGの先端の摩耗に
より、その隙間に合成樹脂が圧入されても、隙間全体に
は行きわたらない。
31を、金型F内に固定し、金型F内に取り付けた段差
付ピンGで突起13を押さえた状態で合成樹脂を成形し
て電気回路18を被覆するように絶縁層を形成する。こ
の時、突起13は、凹状に形成されているので、頂面部
11、凹部12の側面、及び底面の3面で段差付ピンG
と嵌合される。これにより、段差付ピンGの先端が摩耗
しても、その3面のうちのいずれかの面で確実に突起1
3と嵌合する。このように、段差付ピンGと電気回路1
8が突起13を用いて嵌合していることから、段差付ピ
ンGと電気回路18との隙間付近の合成樹脂は、その隙
間に入り込まない。また、段差付ピンGの先端の摩耗に
より、その隙間に合成樹脂が圧入されても、隙間全体に
は行きわたらない。
【0023】そして、図1に示したように、突起13上
に露出している下側の電気回路18の一部と電気的に接
合するように、上述した方法と同様にして、絶縁層19
の表面に導電物質で導電性被膜を形成する。この時、上
述したように、下側の電気回路18上に合成樹脂が形成
されていないので、絶縁層19上に被覆された導電性被
膜は、十分に下側の電気回路18と接合する。そして、
この導電性被膜を、上述した方法により、エッチングし
て上側の電気回路20を形成する。
に露出している下側の電気回路18の一部と電気的に接
合するように、上述した方法と同様にして、絶縁層19
の表面に導電物質で導電性被膜を形成する。この時、上
述したように、下側の電気回路18上に合成樹脂が形成
されていないので、絶縁層19上に被覆された導電性被
膜は、十分に下側の電気回路18と接合する。そして、
この導電性被膜を、上述した方法により、エッチングし
て上側の電気回路20を形成する。
【0024】このように、上下任意の電気回路18,2
0同士を接合するために、ほぞピンとなる段差付ピン
と、それと嵌合する突起13を用いるので、ほぞピンに
より電気回路18,20同士を接合する導電物質の形成
範囲が決められ、導電性被膜の厚さの設定が容易にな
る。また、電気回路18,20の形成後に穿孔を必要と
しないので、絶縁層19の破損の虞れがない。従って、
電気回路18,20同士の接合が容易かつ安定に行える
ので、製造時の不良発生が少なく、信頼性の高い積層型
立体成形回路部品を提供できる。
0同士を接合するために、ほぞピンとなる段差付ピン
と、それと嵌合する突起13を用いるので、ほぞピンに
より電気回路18,20同士を接合する導電物質の形成
範囲が決められ、導電性被膜の厚さの設定が容易にな
る。また、電気回路18,20の形成後に穿孔を必要と
しないので、絶縁層19の破損の虞れがない。従って、
電気回路18,20同士の接合が容易かつ安定に行える
ので、製造時の不良発生が少なく、信頼性の高い積層型
立体成形回路部品を提供できる。
【0025】次に、第二の実施の形態を図3、図4を用
いて説明する。
いて説明する。
【0026】図3の積層型立体成形回路部品は、図1の
第一の実施の形態の突起13に代えて、成形品Eにほぼ
凸状(逆キノコ状)の突起16を形成した回路部材32
を用いたものである。
第一の実施の形態の突起13に代えて、成形品Eにほぼ
凸状(逆キノコ状)の突起16を形成した回路部材32
を用いたものである。
【0027】この凸状の突起16は、円柱体の上側平面
の中央にそれより小さな円柱状の凸部16tが形成され
ると共に、その凸部16tの周りに円環状の溝14mが
形成されて2段の平面14hを有する段差部14が形成
されている。
の中央にそれより小さな円柱状の凸部16tが形成され
ると共に、その凸部16tの周りに円環状の溝14mが
形成されて2段の平面14hを有する段差部14が形成
されている。
【0028】突起16上に形成された下側の電気回路1
8は、凹状の突起と同様に、突起16の根元部17から
凸部16tと段差部14を包含するように形成されてい
る。
8は、凹状の突起と同様に、突起16の根元部17から
凸部16tと段差部14を包含するように形成されてい
る。
【0029】また、絶縁層19を形成する際に用いられ
るほぞピンは、図3には示していないが、上述した凸部
16tと嵌合する窪み及び上述した段差部14と嵌合す
る平面を有する凹形段差溝が形成されている。
るほぞピンは、図3には示していないが、上述した凸部
16tと嵌合する窪み及び上述した段差部14と嵌合す
る平面を有する凹形段差溝が形成されている。
【0030】この積層型立体成形回路部品を製造するに
際しては、凸状の突起16を設けた成形品Eの上に導電
物質を被覆した後、その導電性被膜に上述した方法で回
路パターンを形成し、エッチングして電気回路18を形
成して回路部材32を製造する。
際しては、凸状の突起16を設けた成形品Eの上に導電
物質を被覆した後、その導電性被膜に上述した方法で回
路パターンを形成し、エッチングして電気回路18を形
成して回路部材32を製造する。
【0031】そして、図4に示すように、その回路部材
32を金型F内に固定し、金型F内に取り付けた段差付
ピンHで凸部16tと段差部14を押さえた状態で合成
樹脂を成形して、電気回路18を被覆するように絶縁層
19を形成した後、図3に示したように、突起16上二
露出している下側の電気回路18の一部と電気的に接合
するように、上述した方法と同様にして、絶縁層19の
表面に導電物質で電気回路20を形成する。
32を金型F内に固定し、金型F内に取り付けた段差付
ピンHで凸部16tと段差部14を押さえた状態で合成
樹脂を成形して、電気回路18を被覆するように絶縁層
19を形成した後、図3に示したように、突起16上二
露出している下側の電気回路18の一部と電気的に接合
するように、上述した方法と同様にして、絶縁層19の
表面に導電物質で電気回路20を形成する。
【0032】このように、凸状の突起16を用いて上下
任意の電気回路18,20同士を導電物質で接合するこ
とにより、絶縁層19を成形する際に、段差付ピンHが
突起16の凸部16tの頂面、側面、及び段差部14に
嵌合した状態で絶縁層19が形成されるので、段差付ピ
ンHと電気回路18との隙間に合成樹脂が入り込まな
い。従って、電気回路18,20同士の接合が容易かつ
安定に行える。
任意の電気回路18,20同士を導電物質で接合するこ
とにより、絶縁層19を成形する際に、段差付ピンHが
突起16の凸部16tの頂面、側面、及び段差部14に
嵌合した状態で絶縁層19が形成されるので、段差付ピ
ンHと電気回路18との隙間に合成樹脂が入り込まな
い。従って、電気回路18,20同士の接合が容易かつ
安定に行える。
【0033】次に、第三の実施の形態を図5、図6を用
いて説明する。
いて説明する。
【0034】図5の積層型立体成形回路部品は、上述し
た第一の実施の形態の凹状の突起13と、第二の実施の
形態に示した凸状の突起16を同一の成形品E上に形成
した回路部材33を用いたものであり、例えば下側の電
気回路18と上側の任意の電気回路20a,20bとを
接合する場合に用いられる。
た第一の実施の形態の凹状の突起13と、第二の実施の
形態に示した凸状の突起16を同一の成形品E上に形成
した回路部材33を用いたものであり、例えば下側の電
気回路18と上側の任意の電気回路20a,20bとを
接合する場合に用いられる。
【0035】この積層型立体成形回路部品は、下層の絶
縁層19の高さが凸状の突起16の段差部14の高さに
応じて形成されており、これらの上に中側の任意の電気
回路20aが下側の任意の電気回路18と接合されてい
る。更に、上層の絶縁層19は、中側の電気回路20a
を覆うように形成されていると共に、上層の絶縁層19
の上には、下側の任意の電気回路18とのみ接合された
上側の電気回路20bが形成されている。
縁層19の高さが凸状の突起16の段差部14の高さに
応じて形成されており、これらの上に中側の任意の電気
回路20aが下側の任意の電気回路18と接合されてい
る。更に、上層の絶縁層19は、中側の電気回路20a
を覆うように形成されていると共に、上層の絶縁層19
の上には、下側の任意の電気回路18とのみ接合された
上側の電気回路20bが形成されている。
【0036】この積層型立体成形回路部品を製造するに
際しては、図6に示すように、凹状の突起13と凸状の
突起16の両方を設けた成形品Eの表面に、第一の実施
の形態及び第二の実施の形態と同様の方法で、電気回路
18を形成して回路部材33を製造する。そして、図5
に示したように、その回路部材33上に、第一の実施の
形態及び第二の実施の形態と同様の方法で、下層の絶縁
層19を形成した後、下側の電気回路18と電気的に接
合するように中側の電気回路20aを形成し、上層の絶
縁層19を形成した後、下側の電気回路18に接合させ
て上側の任意の電気回路20bを形成する。
際しては、図6に示すように、凹状の突起13と凸状の
突起16の両方を設けた成形品Eの表面に、第一の実施
の形態及び第二の実施の形態と同様の方法で、電気回路
18を形成して回路部材33を製造する。そして、図5
に示したように、その回路部材33上に、第一の実施の
形態及び第二の実施の形態と同様の方法で、下層の絶縁
層19を形成した後、下側の電気回路18と電気的に接
合するように中側の電気回路20aを形成し、上層の絶
縁層19を形成した後、下側の電気回路18に接合させ
て上側の任意の電気回路20bを形成する。
【0037】次に、第四の実施の形態を図7、図8を用
いて説明する。
いて説明する。
【0038】図8の積層型立体成形回路部品は、上述し
た第一の実施の形態で説明した凹状の突起13bの凹部
15内に、その突起13bより小さく形成された頂面部
11及び凹部12を有する凹状の突起13sが形成され
て、それらの突起13b,13s間に段差部14が形成
された突起21が設けられた回路部材34を用いたもの
であり、例えば2層の絶縁層19を介して形成された3
段の電気回路18,20,22を相互に接合する場合に
用いられる。
た第一の実施の形態で説明した凹状の突起13bの凹部
15内に、その突起13bより小さく形成された頂面部
11及び凹部12を有する凹状の突起13sが形成され
て、それらの突起13b,13s間に段差部14が形成
された突起21が設けられた回路部材34を用いたもの
であり、例えば2層の絶縁層19を介して形成された3
段の電気回路18,20,22を相互に接合する場合に
用いられる。
【0039】下層の絶縁層19は、その積層高さが、突
起21の段差部14の高さに合わせて形成されている。
起21の段差部14の高さに合わせて形成されている。
【0040】この積層型立体成形回路部品を製造するに
際しては、図7に示すように、凹部12,15が二段に
形成された突起21が設けられた合成樹脂の成形品Eの
表面に、先ず段差部14及び段差部領域の凹部15を利
用して、実施例2と同様にして下側の電気回路18を形
成した後、図8に示したように、下層の絶縁層19を形
成し、その上に下側の任意の電気回路18と電気的に接
合するように中側の電気回路20を形成する。そして、
中側の電気回路20の上に上層の絶縁層19を形成した
後、頂面部11と凹部12を利用して、実施例1と同様
にして中側の任意の電気回路20と電気的に接合するよ
うに上側の電気回路22を形成する。
際しては、図7に示すように、凹部12,15が二段に
形成された突起21が設けられた合成樹脂の成形品Eの
表面に、先ず段差部14及び段差部領域の凹部15を利
用して、実施例2と同様にして下側の電気回路18を形
成した後、図8に示したように、下層の絶縁層19を形
成し、その上に下側の任意の電気回路18と電気的に接
合するように中側の電気回路20を形成する。そして、
中側の電気回路20の上に上層の絶縁層19を形成した
後、頂面部11と凹部12を利用して、実施例1と同様
にして中側の任意の電気回路20と電気的に接合するよ
うに上側の電気回路22を形成する。
【0041】次に、第五の実施の形態を図9を用いて説
明する。
明する。
【0042】図9の積層型立体成形回路部品は、多段に
形成された平面部23及びその平面部領域に窪みを有す
る段差部24,24,24を複数段設置した突起26を
設けた回路部材35を用いたものであり、例えば絶縁層
19を挟んで複数の電気回路18,20a,20b,2
0cを相互に接合する場合に用いられる。
形成された平面部23及びその平面部領域に窪みを有す
る段差部24,24,24を複数段設置した突起26を
設けた回路部材35を用いたものであり、例えば絶縁層
19を挟んで複数の電気回路18,20a,20b,2
0cを相互に接合する場合に用いられる。
【0043】この積層型立体成形回路部品は、回路部材
35の表面に、第二の実施の形態の方法により、3段の
段差部24,24,24を用いて4段の電気回路18,
20a,20b,20cを相互に電気的に接合されてい
る。この段差数は電気回路の数に応じて設けられ、また
各絶縁層19,19,19は、段差部24,24,24
の高さに合わせて形成されている。
35の表面に、第二の実施の形態の方法により、3段の
段差部24,24,24を用いて4段の電気回路18,
20a,20b,20cを相互に電気的に接合されてい
る。この段差数は電気回路の数に応じて設けられ、また
各絶縁層19,19,19は、段差部24,24,24
の高さに合わせて形成されている。
【0044】次に、第六の実施の形態を図10を用いて
説明する。
説明する。
【0045】図10の積層型立体成形回路部品は、成形
品Eに、頂面部11と凹部12を有し、高さが異なる複
数個の凹状の突起13a,13b,13cを設けた回路
部材36を用いたものであり、例えば下側の電気回路1
8と上側の任意の電気回路20a,20b,20cとを
接続する場合に用いられる。
品Eに、頂面部11と凹部12を有し、高さが異なる複
数個の凹状の突起13a,13b,13cを設けた回路
部材36を用いたものであり、例えば下側の電気回路1
8と上側の任意の電気回路20a,20b,20cとを
接続する場合に用いられる。
【0046】この積層型立体成形回路部品は、3個の突
起13a,13b,13cが設けられていると共に、そ
れぞれの突起13a,13b,13cを利用して、第一
の実施の形態で説明した方法で、下側の電気回路18と
その上側に3段の電気回路20a,20b,20cとを
合わせて4段の電気回路20a,20b,20cが形成
されており、各電気回路18,20a,20b,20c
が相互に電気的に接合されている。これらの突起13
a,13b,13cの数は、電気回路18,20a,2
0b,20cの数に応じて設定され、更に各絶縁層19
が、各突起13a,13b,13cの頂面部11a,1
1b,11cの高さに合わせて形成されている。
起13a,13b,13cが設けられていると共に、そ
れぞれの突起13a,13b,13cを利用して、第一
の実施の形態で説明した方法で、下側の電気回路18と
その上側に3段の電気回路20a,20b,20cとを
合わせて4段の電気回路20a,20b,20cが形成
されており、各電気回路18,20a,20b,20c
が相互に電気的に接合されている。これらの突起13
a,13b,13cの数は、電気回路18,20a,2
0b,20cの数に応じて設定され、更に各絶縁層19
が、各突起13a,13b,13cの頂面部11a,1
1b,11cの高さに合わせて形成されている。
【0047】次に、第七の実施の形態を図11を用いて
説明する。
説明する。
【0048】図11の積層型立体成形回路部品は、成形
品Eに、第二の実施の形態で説明した凸状の突起16
と、二段の平面を有する段差部25の段差領域内に凹部
24を有し、その凹部24内に凸状の突起が形成されて
高さが異なる2段の段差部25が形成された突起26と
が複数個設けられた回路部材37を用いたものであり、
例えば一方では下側の電気回路18と上側の複数の電気
回路20a,20cとを相互に接合し、他方では下側の
電気回路18と上側の電気回路20bのうちの1段と接
合する場合に用いられる。
品Eに、第二の実施の形態で説明した凸状の突起16
と、二段の平面を有する段差部25の段差領域内に凹部
24を有し、その凹部24内に凸状の突起が形成されて
高さが異なる2段の段差部25が形成された突起26と
が複数個設けられた回路部材37を用いたものであり、
例えば一方では下側の電気回路18と上側の複数の電気
回路20a,20cとを相互に接合し、他方では下側の
電気回路18と上側の電気回路20bのうちの1段と接
合する場合に用いられる。
【0049】この積層型立体成形回路部品は、段差部1
4を一段有する突起16と段差部24を二段有する突起
26とが1個ずつ形成されており、それぞれ高さの異な
る3段の段差部14,24,24を利用して、第二の実
施の形態の方法で、4段の電気回路18,20a,20
b,20cが相互に電気的に接合されている。
4を一段有する突起16と段差部24を二段有する突起
26とが1個ずつ形成されており、それぞれ高さの異な
る3段の段差部14,24,24を利用して、第二の実
施の形態の方法で、4段の電気回路18,20a,20
b,20cが相互に電気的に接合されている。
【0050】以上説明した第一から第七の実施の形態で
用いられる成形品及び絶縁層の合成樹脂材料としては、
ポリスルフォン、ポリエーテルサルフォン、液晶ポリ
マ、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリキ
シ系成形材料、フェノール系成形材料、結晶性ポリスチ
レン等があるが、これらの合成樹脂材料に限定されるも
のではない。
用いられる成形品及び絶縁層の合成樹脂材料としては、
ポリスルフォン、ポリエーテルサルフォン、液晶ポリ
マ、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリキ
シ系成形材料、フェノール系成形材料、結晶性ポリスチ
レン等があるが、これらの合成樹脂材料に限定されるも
のではない。
【0051】これら合成樹脂のように、耐熱性エンジニ
アリングプラスチックであると、耐熱性が高いために半
田付けを行う時の熱安定性が良好であり、また外力に対
して強靭であり、周囲温度が高い場合の寸法安定性が良
好で性能の良い積層型立体成形回路部品が得られる。
アリングプラスチックであると、耐熱性が高いために半
田付けを行う時の熱安定性が良好であり、また外力に対
して強靭であり、周囲温度が高い場合の寸法安定性が良
好で性能の良い積層型立体成形回路部品が得られる。
【0052】更に、成形品及び絶縁層の材料が、熱硬化
性樹脂であるポリキシ系樹脂を主成分とする成形材料で
あると、架橋しているので耐熱性、高温寸法安定性が良
好であり、層間の接着性が良好で、外力による剥離が生
じにくいという利点がある。
性樹脂であるポリキシ系樹脂を主成分とする成形材料で
あると、架橋しているので耐熱性、高温寸法安定性が良
好であり、層間の接着性が良好で、外力による剥離が生
じにくいという利点がある。
【0053】また、成形性の良好なエポキシ系成形材料
を用いると、絶縁層の厚さを薄くできるという利点があ
る。
を用いると、絶縁層の厚さを薄くできるという利点があ
る。
【0054】これらの合成樹脂の成形方法としては、射
出成形、トランスファ成形、注型等があるが、これらの
方法に限定されるものではない。
出成形、トランスファ成形、注型等があるが、これらの
方法に限定されるものではない。
【0055】尚、本実施の形態では、電気回路を形成す
る方法として、無電解めっき、真空蒸着、スパッタリン
グ、プラズマCVD等で導電性被膜を形成した後、感光
性のレジスト被膜を形成し、露光マスクを用いて回路パ
ターンを転写し、現像した後に前記の導電性被膜をエッ
チングして電気回路を形成する部分を残すようにすると
いう方法を用いたが、特にこの方法に限定するものでは
ない。
る方法として、無電解めっき、真空蒸着、スパッタリン
グ、プラズマCVD等で導電性被膜を形成した後、感光
性のレジスト被膜を形成し、露光マスクを用いて回路パ
ターンを転写し、現像した後に前記の導電性被膜をエッ
チングして電気回路を形成する部分を残すようにすると
いう方法を用いたが、特にこの方法に限定するものでは
ない。
【0056】また、本実施の形態では、突起の形状を、
金型の加工、特に段差付ピンの加工の容易性、抜きテー
パの設けやすさ、成形品の離型が容易性という利点か
ら、水平断面が円形状に形成し、また凹部の垂直方向か
ら見た形状も円形状に形成し、更に段差部の溝は円環状
に形成したが、特にこの形状に限定するものではない。
金型の加工、特に段差付ピンの加工の容易性、抜きテー
パの設けやすさ、成形品の離型が容易性という利点か
ら、水平断面が円形状に形成し、また凹部の垂直方向か
ら見た形状も円形状に形成し、更に段差部の溝は円環状
に形成したが、特にこの形状に限定するものではない。
【0057】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、基本とな
る回路部材の突起の頂面とその頂面に凹部が形成された
突起、あるいは段差部と凸部が形成された突起の二つの
部分で基本となる回路部材を、金型内に設置した段差付
ピンで押えておいて絶縁層を成形するので、従来例1の
ように金型内に設置したピンと基本となる回路部材の接
触面で押えた場合に比べて、段差付ピンと回路部材との
隙間に合成樹脂が圧入された場合でも、流れる経路が長
くなるので、基本となる回路部材の電気回路部全体に合
成樹脂被膜が形成されることが少なく、不良を生じにく
い。
る回路部材の突起の頂面とその頂面に凹部が形成された
突起、あるいは段差部と凸部が形成された突起の二つの
部分で基本となる回路部材を、金型内に設置した段差付
ピンで押えておいて絶縁層を成形するので、従来例1の
ように金型内に設置したピンと基本となる回路部材の接
触面で押えた場合に比べて、段差付ピンと回路部材との
隙間に合成樹脂が圧入された場合でも、流れる経路が長
くなるので、基本となる回路部材の電気回路部全体に合
成樹脂被膜が形成されることが少なく、不良を生じにく
い。
【0058】また、従来例2の金型に設けた穴と基本と
なる回路部材の突起との間にはその突起を挿入するため
の隙間があり、絶縁層を成形する時にその隙間に合成樹
脂が圧入されやすいのに対して、本発明は、従来例2に
比べると、合成樹脂が圧入されにくく、不良を生じにく
い。
なる回路部材の突起との間にはその突起を挿入するため
の隙間があり、絶縁層を成形する時にその隙間に合成樹
脂が圧入されやすいのに対して、本発明は、従来例2に
比べると、合成樹脂が圧入されにくく、不良を生じにく
い。
【0059】更に、長期間使用した場合の金型の段差付
ピンの摩耗による不良については、従来例1及び従来例
2は一箇所でのみ基本となる回路部材を押えているのに
対して、本発明では3箇所で押えているので段差付ピン
が摩耗しにくく、不良が生じにくい。すなわち、突起の
頂面と凹部、あるいは凸部と段差部を、段差付ピンで押
えているため、いずれかの面が摩耗しても基本的な回路
部材の一部(電気回路)が表面に露出し得るようになっ
ている。
ピンの摩耗による不良については、従来例1及び従来例
2は一箇所でのみ基本となる回路部材を押えているのに
対して、本発明では3箇所で押えているので段差付ピン
が摩耗しにくく、不良が生じにくい。すなわち、突起の
頂面と凹部、あるいは凸部と段差部を、段差付ピンで押
えているため、いずれかの面が摩耗しても基本的な回路
部材の一部(電気回路)が表面に露出し得るようになっ
ている。
【0060】また更に、本発明は、従来例3に比べる
と、穿孔の工程が不要であり、生産性が良く、また、穿
孔工程における絶縁層の剥離のような不良がなく、三次
元の立体形状の構成ができるという大きな利点がある。
と、穿孔の工程が不要であり、生産性が良く、また、穿
孔工程における絶縁層の剥離のような不良がなく、三次
元の立体形状の構成ができるという大きな利点がある。
【図1】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第一
の実施の形態を示す断面図である。
の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1の積層型立体成形回路部品の製造方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図3】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第二
の実施の形態を示す断面図である。
の実施の形態を示す断面図である。
【図4】図3の積層型立体成形回路部品の製造方法を説
明するための図である。
明するための図である。
【図5】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第三
の実施の形態を示す断面図である。
の実施の形態を示す断面図である。
【図6】図5の積層型立体成形回路部品の回路部材を示
す断面図である。
す断面図である。
【図7】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第四
の実施の形態の回路部材を示す断面図である。
の実施の形態の回路部材を示す断面図である。
【図8】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第四
の実施の形態を示す断面図である。
の実施の形態を示す断面図である。
【図9】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第五
の実施の形態を示す断面図である。
の実施の形態を示す断面図である。
【図10】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第
六の実施の形態を示す断面図である。
六の実施の形態を示す断面図である。
【図11】本発明にかかる積層型立体成形回路部品の第
七の実施の形態を示す断面図である。
七の実施の形態を示す断面図である。
【図12】(a)は従来の積層型立体成形回路部品の製
造方法を説明するための図であり、(b)は従来の積層
型立体成形回路部品を示す断面図である。
造方法を説明するための図であり、(b)は従来の積層
型立体成形回路部品を示す断面図である。
【図13】従来の積層型立体成形回路部品を示す断面図
である。
である。
【図14】従来の多層プリント回路基板を示す断面図で
ある。
ある。
【図15】図12の積層型立体成形回路部品の不良事例
を示す図である。
を示す図である。
【図16】図13の積層型立体成形回路部品の不良事例
を示す図である。
を示す図である。
13 突起 18 電気回路 19 絶縁層 20 電気回路 E 成形品(成形体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 亮 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 Fターム(参考) 5E343 AA07 DD59 GG20 5E346 AA12 AA43 CC08 CC09 CC13 CC31 DD01 DD15 DD16 DD17 DD23 DD32 EE31 FF24 HH07 HH32
Claims (4)
- 【請求項1】 合成樹脂成形体の表面に電気回路を形成
した回路部材上に合成樹脂の絶縁層を形成すると共にそ
の絶縁層表面に電気回路を形成し、かつその上下任意の
電気回路同士を導電物質で電気的に接合する積層型立体
成形回路部品において、上記合成樹脂成形体表面に断面
略凹状或いは凸状の突起を形成し、この突起を用いて上
下任意の電気回路を接合することを特徴とする積層型立
体成形回路部品。 - 【請求項2】 凹状或いは凸状の突起は、積層する電気
回路数に応じて多段の凹状或いは凸状の突起に形成さ
れ、その各段の突起を用いて上下任意の電気回路同士を
接合する請求項1記載の積層型立体成形回路部品。 - 【請求項3】 合成樹脂成形体表面に形成する突起は、
複数形成され、かつ積層する絶縁層上に形成される任意
の電気回路を接合すべく、その高さが、絶縁層の積層高
さに応じて形成される請求項1又は2記載の積層型立体
成形回路部品。 - 【請求項4】 合成樹脂成形体の表面に電気回路を形成
した回路部材上に合成樹脂の絶縁層を形成すると共にそ
の絶縁層表面に電気回路を形成し、かつその上下任意の
電気回路同士を導電物質で電気的に接合する積層型立体
成形回路部品の製造方法において、上記合成樹脂成形体
表面に予め断面略凹状或いは凸状の突起を形成し、その
表面に電気回路の一部を形成する導電物質を形成した
後、その突起にほぞピンを嵌合させて上記絶縁層を形成
した後、その絶縁層の表面に電気回路を形成して上下任
意の電気回路を上記突起に形成して導電物質で接合する
ことを特徴とする積層型立体成形回路部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001037199A JP2002246749A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 積層型立体成形回路部品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001037199A JP2002246749A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 積層型立体成形回路部品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002246749A true JP2002246749A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18900366
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001037199A Pending JP2002246749A (ja) | 2001-02-14 | 2001-02-14 | 積層型立体成形回路部品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002246749A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7447049B2 (ja) | 2021-03-29 | 2024-03-11 | 京セラ株式会社 | 印刷配線板 |
-
2001
- 2001-02-14 JP JP2001037199A patent/JP2002246749A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7447049B2 (ja) | 2021-03-29 | 2024-03-11 | 京セラ株式会社 | 印刷配線板 |
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