JP2002245148A - クリーニング商品管理システム - Google Patents
クリーニング商品管理システムInfo
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣類保管中に生じる各種のトラブルを解消
し、利用者の利便性が格段に向上するクリーニング商品
管理システムを提供する。 【解決手段】 利用者側に設置された利用者端末機1、
受付店端末機2、工場端末機3および保管庫端末機4等
と通信ネットワークを介して接続され、前記端末機相互
の間で情報を送受信することにより情報処理を行って前
記預かりクリーニング商品に関した情報を記憶手段に記
憶し、所要の引き渡し期日の到来および/または商品要
求指令に従って前記保管庫から前記利用者もしくは要求
先に前記クリーニング済商品を配送させる制御を行う情
報処理装置5と、を備えた。
し、利用者の利便性が格段に向上するクリーニング商品
管理システムを提供する。 【解決手段】 利用者側に設置された利用者端末機1、
受付店端末機2、工場端末機3および保管庫端末機4等
と通信ネットワークを介して接続され、前記端末機相互
の間で情報を送受信することにより情報処理を行って前
記預かりクリーニング商品に関した情報を記憶手段に記
憶し、所要の引き渡し期日の到来および/または商品要
求指令に従って前記保管庫から前記利用者もしくは要求
先に前記クリーニング済商品を配送させる制御を行う情
報処理装置5と、を備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クリーニング受付
店で預った衣類等を工場でクリーニングした後、一時保
管してから返却するクリーニング商品管理システムに係
り、特に、コンピュータを用いた商品管理によってトラ
ブルが少なく利用者の各種要求に即応し得るクリーニン
グ商品管理システムに関するものである。
店で預った衣類等を工場でクリーニングした後、一時保
管してから返却するクリーニング商品管理システムに係
り、特に、コンピュータを用いた商品管理によってトラ
ブルが少なく利用者の各種要求に即応し得るクリーニン
グ商品管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】店頭で預った衣類をクリーニング処理し
てから返却するクリーニング店は、個人経営やチェーン
店方式を含む何れも、季節着用の衣類を預ると長期保管
するのが一般的になっている。例えば、冬物類は、3月
か4月頃に預り、梅雨や夏季を経て9月か10月頃に顧
客へ返却するのがクリーニング商品の管理システムとな
っている。これは、繁忙期と閑散期との差が著しいた
め、クリーニング工場における作業の平準化を図るべ
く、預った衣類を直ぐに洗浄処理せずに保管しておい
て、閑散期にクリーニング処理することによる。
てから返却するクリーニング店は、個人経営やチェーン
店方式を含む何れも、季節着用の衣類を預ると長期保管
するのが一般的になっている。例えば、冬物類は、3月
か4月頃に預り、梅雨や夏季を経て9月か10月頃に顧
客へ返却するのがクリーニング商品の管理システムとな
っている。これは、繁忙期と閑散期との差が著しいた
め、クリーニング工場における作業の平準化を図るべ
く、預った衣類を直ぐに洗浄処理せずに保管しておい
て、閑散期にクリーニング処理することによる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のク
リーニング商品管理システムによると、顧客とクリーニ
ング店との間で各種のトラブルが生じていた。すなわ
ち、冬物類を預った場合、約6ヵ月後に返却するのが一
般的な契約であるため、この間はクリーニングせずに倉
庫や保管庫で保管されることになる。すると、この保管
中に衣類に虫食いが発生したり、シミの酸化が進行して
落ちにくくなり、クリーニング処理の効果が著しく低下
していた。また、衣類を長期間預けた利用者も、どのよ
うな種類の衣類を何着預けたか忘れることがあり、預け
たことを思い起こすことがあっても、具体的な色や柄を
思い出せず、引き取り時に困ることがよくあった。
リーニング商品管理システムによると、顧客とクリーニ
ング店との間で各種のトラブルが生じていた。すなわ
ち、冬物類を預った場合、約6ヵ月後に返却するのが一
般的な契約であるため、この間はクリーニングせずに倉
庫や保管庫で保管されることになる。すると、この保管
中に衣類に虫食いが発生したり、シミの酸化が進行して
落ちにくくなり、クリーニング処理の効果が著しく低下
していた。また、衣類を長期間預けた利用者も、どのよ
うな種類の衣類を何着預けたか忘れることがあり、預け
たことを思い起こすことがあっても、具体的な色や柄を
思い出せず、引き取り時に困ることがよくあった。
【0004】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、衣類保管中に生じる各種のトラブ
ルを解消し、利用者の利便性が格段に向上するクリーニ
ング商品管理システムを提供することを目的としてい
る。
めになされたもので、衣類保管中に生じる各種のトラブ
ルを解消し、利用者の利便性が格段に向上するクリーニ
ング商品管理システムを提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、衣類等の未
クリーニング商品を利用者から預かる一方、当該クリー
ニング済商品を利用者に返却する受付店に設置され、前
記未クリーニング商品およびクリーニング済商品に関す
る情報処理を行う受付店端末機と、前記受付店で預かっ
た未クリーニング商品をクリーニング処理する工場に設
置された工場端末機と、前記工場からのクリーニング済
商品を受けたとき、所定の保存処理を施して保管し、こ
のクリーニング済商品の引き渡し要求に応じてその要求
先に配送させる保管庫に設置された保管庫端末機と、前
記利用者側に設置された利用者端末機および前記各端末
機と通信ネットワークを介して接続され、前記端末機相
互の間で情報を送受信することにより情報処理を行って
前記預かりクリーニング商品に関した情報を記憶手段に
記憶し、所要の引き渡し期日の到来および/または商品
要求指令に従って前記保管庫から前記利用者もしくは要
求先に前記クリーニング済商品を配送させる制御を行う
情報処理装置と、を備えたことを特徴としている。
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、衣類等の未
クリーニング商品を利用者から預かる一方、当該クリー
ニング済商品を利用者に返却する受付店に設置され、前
記未クリーニング商品およびクリーニング済商品に関す
る情報処理を行う受付店端末機と、前記受付店で預かっ
た未クリーニング商品をクリーニング処理する工場に設
置された工場端末機と、前記工場からのクリーニング済
商品を受けたとき、所定の保存処理を施して保管し、こ
のクリーニング済商品の引き渡し要求に応じてその要求
先に配送させる保管庫に設置された保管庫端末機と、前
記利用者側に設置された利用者端末機および前記各端末
機と通信ネットワークを介して接続され、前記端末機相
互の間で情報を送受信することにより情報処理を行って
前記預かりクリーニング商品に関した情報を記憶手段に
記憶し、所要の引き渡し期日の到来および/または商品
要求指令に従って前記保管庫から前記利用者もしくは要
求先に前記クリーニング済商品を配送させる制御を行う
情報処理装置と、を備えたことを特徴としている。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、前記受付
店が、前記利用者の氏名、住所、電話番号等の利用者情
報および未クリーニング商品の種類、汚れ、損傷等の特
徴情報を記す商品カルテと、前記未クリーニング商品を
撮像するディジタルカメラとを備え、前記受付店端末機
の入力手段で入力される前記商品カルテよりの記録情報
および前記ディジタルカメラで撮像された画像情報が送
出されてくると、前記情報処理装置が、前記利用者に識
別番号やパスワードを付与し、この識別番号に対応して
前記商品カルテ情報、画像情報、当該未クリーニング商
品のクリーニング処理、保管、配送等の管理情報を前記
記憶手段に記憶し、かつ情報処理することを特徴として
いる。また、請求項3に記載の発明は、前記情報処理装
置が、前記利用者端末機からの確認要求および他の端末
機よりの商品問い合せ要求に応じて当該クリーニング済
商品に関した情報を提供することを特徴としている。ま
た、請求項4に記載の発明は、前記情報処理装置が、前
記通信ネットワークを介して前記クリーニング済商品に
関した情報をフリーマーケット上に配信し、第3者から
の買取り要求に応じて前記利用者端末機と情報交換して
売買処理を行った後、前記保管庫端末機に対し前記買主
先へ当該クリーニング済商品を配送させる指令を与える
ことを特徴としている。
店が、前記利用者の氏名、住所、電話番号等の利用者情
報および未クリーニング商品の種類、汚れ、損傷等の特
徴情報を記す商品カルテと、前記未クリーニング商品を
撮像するディジタルカメラとを備え、前記受付店端末機
の入力手段で入力される前記商品カルテよりの記録情報
および前記ディジタルカメラで撮像された画像情報が送
出されてくると、前記情報処理装置が、前記利用者に識
別番号やパスワードを付与し、この識別番号に対応して
前記商品カルテ情報、画像情報、当該未クリーニング商
品のクリーニング処理、保管、配送等の管理情報を前記
記憶手段に記憶し、かつ情報処理することを特徴として
いる。また、請求項3に記載の発明は、前記情報処理装
置が、前記利用者端末機からの確認要求および他の端末
機よりの商品問い合せ要求に応じて当該クリーニング済
商品に関した情報を提供することを特徴としている。ま
た、請求項4に記載の発明は、前記情報処理装置が、前
記通信ネットワークを介して前記クリーニング済商品に
関した情報をフリーマーケット上に配信し、第3者から
の買取り要求に応じて前記利用者端末機と情報交換して
売買処理を行った後、前記保管庫端末機に対し前記買主
先へ当該クリーニング済商品を配送させる指令を与える
ことを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、クリーニ
ング商品管理システムを示す概要説明図、図2は、同ク
リーニング商品管理システムの電気的構成を示すブロッ
ク線図である。このクリーニング商品管理システムは、
衣類等の未クリーニング商品を利用者から預る各所に設
置された複数の受付店、未クリーニング商品をクリーニ
ング処理する工場、クリーニング済商品を保管する保管
庫のそれぞれに端末機2,3,4を設置している。そし
て、これらの部署全体を管理する管理センターに情報処
理装置5を設け、前記端末機2,3,4とはLANなど
の通信ネットワークにより接続され、利用者等が有する
端末機1や他の端末機9とはインターネット6で接続す
ることにより、クリーニング商品に関する全体の管理を
行う構成になっている。なお、これら端末機1〜4とし
ては、普及型のパーソナルコンピュータ(パソコン:P
C)を使用する場合について説明するが、一般の利用者
(クリーニング依頼者以外の第3者をも含む)の端末機
には、普及型パソコンの他にインターネット6にて文
字、画像情報を送受信可能なiモードの携帯電話機を用
いてもよい。また、情報処理装置5としては、ホストコ
ンピュータ(HC)を使用するものとする。
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、クリーニ
ング商品管理システムを示す概要説明図、図2は、同ク
リーニング商品管理システムの電気的構成を示すブロッ
ク線図である。このクリーニング商品管理システムは、
衣類等の未クリーニング商品を利用者から預る各所に設
置された複数の受付店、未クリーニング商品をクリーニ
ング処理する工場、クリーニング済商品を保管する保管
庫のそれぞれに端末機2,3,4を設置している。そし
て、これらの部署全体を管理する管理センターに情報処
理装置5を設け、前記端末機2,3,4とはLANなど
の通信ネットワークにより接続され、利用者等が有する
端末機1や他の端末機9とはインターネット6で接続す
ることにより、クリーニング商品に関する全体の管理を
行う構成になっている。なお、これら端末機1〜4とし
ては、普及型のパーソナルコンピュータ(パソコン:P
C)を使用する場合について説明するが、一般の利用者
(クリーニング依頼者以外の第3者をも含む)の端末機
には、普及型パソコンの他にインターネット6にて文
字、画像情報を送受信可能なiモードの携帯電話機を用
いてもよい。また、情報処理装置5としては、ホストコ
ンピュータ(HC)を使用するものとする。
【0008】受付店パソコン2は、主要部として入出力
回路2a、信号処理部2b、データ入出力部2cおよび
制御部2e等を備えている。そして、入出力回路2aに
は、キーボード、マウスの他にカードリーダライタ9や
スキャナ10が接続されている。また、信号処理部2b
には、図示省略したCRT表示部、スピーカの他にディ
ジタルカメラ8が接続されている。この信号処理部2b
は、データ入出力部2cと双方向性に接続され、前記入
出力回路2aもWWWブラウザ2dを介してデータ入出
力部2cと双方向性に接続されている。さらに、このデ
ータ入出力部2cは、モデム2fを介して前記LANと
接続されている。制御部2eは、前記回路各部と機能に
応じて一方向または双方向性に接続されており、内蔵メ
モリのプログラムに基づいて受付店パソコン2全体の動
作を制御する構成になっている。なお、この制御部2e
を構成するワークメモリのデータテーブルには、後述の
商品カルテ7と同一様式のフォーマットを商品カルテ情
報として予め記憶してある。
回路2a、信号処理部2b、データ入出力部2cおよび
制御部2e等を備えている。そして、入出力回路2aに
は、キーボード、マウスの他にカードリーダライタ9や
スキャナ10が接続されている。また、信号処理部2b
には、図示省略したCRT表示部、スピーカの他にディ
ジタルカメラ8が接続されている。この信号処理部2b
は、データ入出力部2cと双方向性に接続され、前記入
出力回路2aもWWWブラウザ2dを介してデータ入出
力部2cと双方向性に接続されている。さらに、このデ
ータ入出力部2cは、モデム2fを介して前記LANと
接続されている。制御部2eは、前記回路各部と機能に
応じて一方向または双方向性に接続されており、内蔵メ
モリのプログラムに基づいて受付店パソコン2全体の動
作を制御する構成になっている。なお、この制御部2e
を構成するワークメモリのデータテーブルには、後述の
商品カルテ7と同一様式のフォーマットを商品カルテ情
報として予め記憶してある。
【0009】カードリーダライタ9は、サービスカード
に情報を書き込み、または読み出すもので、このサービ
スカードは顧客毎に作成し交付するようにしている。な
お、パスワードは、後日、利用者に送付する。このサー
ビスカードは、顧客が最初に来店したときに交付するも
のであり、表面側に氏名、受付店名、サービス内容等を
表示し、磁気記録部にID番号を記憶するようになって
いる。このサービスカードの作成に際しては、カードリ
ーダライタ9の挿入部に挿入し、受付店パソコン2で所
定の書き込み操作を行うと、制御部2eがライタ部を動
作させ、ホストコンピュータ5にて付与されるID番号
を磁気記録部に書き込ませる。
に情報を書き込み、または読み出すもので、このサービ
スカードは顧客毎に作成し交付するようにしている。な
お、パスワードは、後日、利用者に送付する。このサー
ビスカードは、顧客が最初に来店したときに交付するも
のであり、表面側に氏名、受付店名、サービス内容等を
表示し、磁気記録部にID番号を記憶するようになって
いる。このサービスカードの作成に際しては、カードリ
ーダライタ9の挿入部に挿入し、受付店パソコン2で所
定の書き込み操作を行うと、制御部2eがライタ部を動
作させ、ホストコンピュータ5にて付与されるID番号
を磁気記録部に書き込ませる。
【0010】一方、このサービスカードを使用するとき
は、カードリーダライタ9の挿入部に挿入した状態で受
付店パソコン2により読み取り操作を行うと、制御部2
eがリーダ部を動作させ、磁気記録部に記録されたID
番号を読み取る。そして、このID番号を予め記憶され
たID番号データと照合し、サービスカードの持参者が
利用者であることを確認することになる。スキャナ10
は、商品カルテ7を読み取るために用いられ、利用者の
来店時に作成した商品カルテ7の記録情報を読み取らせ
ると、制御部2eがデータ入出力部からLAN回線を介
してホストコンピュータ5側に送出する。さらに、前記
ディジタルカメラ8は、衣類等の未クリーニング商品を
撮像するもので、衣類等を撮像した後、端子部を介し信
号処理部2bに接続すると、その画像情報を制御部2e
がホストコンピュータ5側に送出させる。なお、工場パ
ソコン3および保管庫パソコン4は、前記受付店パソコ
ン2と基本的構成が略同一であり、カードリーダライタ
9およびスキャナ10等は備えていない。
は、カードリーダライタ9の挿入部に挿入した状態で受
付店パソコン2により読み取り操作を行うと、制御部2
eがリーダ部を動作させ、磁気記録部に記録されたID
番号を読み取る。そして、このID番号を予め記憶され
たID番号データと照合し、サービスカードの持参者が
利用者であることを確認することになる。スキャナ10
は、商品カルテ7を読み取るために用いられ、利用者の
来店時に作成した商品カルテ7の記録情報を読み取らせ
ると、制御部2eがデータ入出力部からLAN回線を介
してホストコンピュータ5側に送出する。さらに、前記
ディジタルカメラ8は、衣類等の未クリーニング商品を
撮像するもので、衣類等を撮像した後、端子部を介し信
号処理部2bに接続すると、その画像情報を制御部2e
がホストコンピュータ5側に送出させる。なお、工場パ
ソコン3および保管庫パソコン4は、前記受付店パソコ
ン2と基本的構成が略同一であり、カードリーダライタ
9およびスキャナ10等は備えていない。
【0011】ホストコンピュータ5も、主要部として入
出力回路5a、信号処理部5b、データ入出力部5c、
制御部5eおよび外付けのワークメモリ5g等を備えて
いる。そして、入出力回路5aには、キーボードやマウ
スが接続されている。また、信号処理部5bには、図示
省略しているがCRT表示部やスピーカが接続されてい
る。この信号処理部5bは、データ入出力部5cと双方
向性に接続され、前記入出力回路5aもWWWブラウザ
5dを介してデータ入出力部5cと双方向性に接続され
ている。さらに、このデータ入出力部5cは、モデム5
f、ターミナルを介してインターネット6と接続されて
いる。制御部5eは、前記回路各部と機能に応じて一方
向または双方向性に接続されており、内蔵メモリのプロ
グラムに基づいてホストコンピュータ5全体の動作を制
御する構成になっている。すなわち、このホストコンピ
ュータ5は、パソコン1〜4との間で情報を送受信する
ことにより情報処理を行うとともに、預り商品に関した
情報をワークメモリ5gに記憶し、所要の引き渡し期日
の到来や商品要求指令に従って保管庫パソコン4に指令
信号を送出し、保管庫から利用者もしくは要求先にクリ
ーニング済商品を配送させる制御等を行う。
出力回路5a、信号処理部5b、データ入出力部5c、
制御部5eおよび外付けのワークメモリ5g等を備えて
いる。そして、入出力回路5aには、キーボードやマウ
スが接続されている。また、信号処理部5bには、図示
省略しているがCRT表示部やスピーカが接続されてい
る。この信号処理部5bは、データ入出力部5cと双方
向性に接続され、前記入出力回路5aもWWWブラウザ
5dを介してデータ入出力部5cと双方向性に接続され
ている。さらに、このデータ入出力部5cは、モデム5
f、ターミナルを介してインターネット6と接続されて
いる。制御部5eは、前記回路各部と機能に応じて一方
向または双方向性に接続されており、内蔵メモリのプロ
グラムに基づいてホストコンピュータ5全体の動作を制
御する構成になっている。すなわち、このホストコンピ
ュータ5は、パソコン1〜4との間で情報を送受信する
ことにより情報処理を行うとともに、預り商品に関した
情報をワークメモリ5gに記憶し、所要の引き渡し期日
の到来や商品要求指令に従って保管庫パソコン4に指令
信号を送出し、保管庫から利用者もしくは要求先にクリ
ーニング済商品を配送させる制御等を行う。
【0012】商品カルテ7は、フォーマルクリーニング
診断カルテと称するもので、図3に示す如く1枚の用紙
に商品番号記入欄7a、顧客情報記人欄7b、商品情報
記入欄7c、種別情報記入欄7d、チェック情報記入欄
7e、汚れ落ち難易度記入欄7f、補修及びリフォーム
記入欄7g等を設けている。商品番号記入欄7aには、
未クリーニング商品毎の番号が書き込まれる。また、顧
客情報記入欄7bは、未クリーニング商品を預ける利用
者の氏名、電話番号の他に受付日、納品日、料金等を記
入する項目を表示している。商品情報記入欄7cは、生
地名、糸使いと飾り、組合せ品、色調、特殊品、付属品
その他を記入する項目を表示している。種別情報記入欄
7dは、寸法に加え、衣類の前後面、衣類の上下、男女
の区別等を書き込むようにしてある。チェック情報記入
欄7eは、色の変化、損傷、形態変化等をチェックする
項目を表示している。汚れ落ち難易度記入欄7fは、汚
れやシミなどが落ちる度合いをパーセントによって表示
している。補修及びリフォーム記入欄7gは,補修ある
いはリフォームの要否を表示している。
診断カルテと称するもので、図3に示す如く1枚の用紙
に商品番号記入欄7a、顧客情報記人欄7b、商品情報
記入欄7c、種別情報記入欄7d、チェック情報記入欄
7e、汚れ落ち難易度記入欄7f、補修及びリフォーム
記入欄7g等を設けている。商品番号記入欄7aには、
未クリーニング商品毎の番号が書き込まれる。また、顧
客情報記入欄7bは、未クリーニング商品を預ける利用
者の氏名、電話番号の他に受付日、納品日、料金等を記
入する項目を表示している。商品情報記入欄7cは、生
地名、糸使いと飾り、組合せ品、色調、特殊品、付属品
その他を記入する項目を表示している。種別情報記入欄
7dは、寸法に加え、衣類の前後面、衣類の上下、男女
の区別等を書き込むようにしてある。チェック情報記入
欄7eは、色の変化、損傷、形態変化等をチェックする
項目を表示している。汚れ落ち難易度記入欄7fは、汚
れやシミなどが落ちる度合いをパーセントによって表示
している。補修及びリフォーム記入欄7gは,補修ある
いはリフォームの要否を表示している。
【0013】次に、上記クリーニング商品管理システム
の動作について、図1〜図3を参照しつつ説明する。ま
ず、利用者が受付店の店頭に衣類等の未クリーニング商
品10を持参すると、受付の店員がこれを預かってサー
ビスカードおよび商品カルテ7を作成する。サービスカ
ードは、店員がカードリーダライタ9の挿入部に新しい
サービスカードを挿入セットした後、利用者の氏名、住
所、電話番号等を聞いて受付店パソコン2を操作し必要
事項を入力する。そして、送信操作を行うと、LAN回
線を介して利用者の個人情報が管理センターのホストコ
ンピュータ5側に送信される。このホストコンピュータ
5は、受付店パソコン2からの個人情報を受信すると、
識別用のID番号を付与し、かつ大容量のワークメモリ
5gの所定領域に記憶させてデータベースを生成する。
また、このID番号を直ぐに前記受付店パソコン2側へ
送信する。この受付店パソコン2は、ID番号を受信す
ると、カードリーダライタ9のライタ部を動作させてサ
ービスカードの磁気記録部にID番号を書き込ませる。
この作成処理は、迅速に行われるので、短時間内に利用
者へサービスカードを発行することができる。
の動作について、図1〜図3を参照しつつ説明する。ま
ず、利用者が受付店の店頭に衣類等の未クリーニング商
品10を持参すると、受付の店員がこれを預かってサー
ビスカードおよび商品カルテ7を作成する。サービスカ
ードは、店員がカードリーダライタ9の挿入部に新しい
サービスカードを挿入セットした後、利用者の氏名、住
所、電話番号等を聞いて受付店パソコン2を操作し必要
事項を入力する。そして、送信操作を行うと、LAN回
線を介して利用者の個人情報が管理センターのホストコ
ンピュータ5側に送信される。このホストコンピュータ
5は、受付店パソコン2からの個人情報を受信すると、
識別用のID番号を付与し、かつ大容量のワークメモリ
5gの所定領域に記憶させてデータベースを生成する。
また、このID番号を直ぐに前記受付店パソコン2側へ
送信する。この受付店パソコン2は、ID番号を受信す
ると、カードリーダライタ9のライタ部を動作させてサ
ービスカードの磁気記録部にID番号を書き込ませる。
この作成処理は、迅速に行われるので、短時間内に利用
者へサービスカードを発行することができる。
【0014】続いて、この受付店で商品カルテ7を作成
したうえ、受付店パソコン2により商品カルテ情報を生
成する。この商品カルテ7は、店員が利用者の前記個人
情報を顧客情報記入欄に記入するとともに、衣類名、受
付日、納品予定日、料金を書き込む。例えば、冬物類で
あると、3月か4月頃に預るので、約6ヵ月後の9月か
10月頃に顧客へ返却するように、その期日を書き込
む。また、店員が預かった衣類を見ながら、商品情報記
入欄および種別情報記入欄の各項目に該当事項を記入す
る。さらに、この衣類の細部に注意し、チェック情報記
入欄に色の変化具合、損傷程度および形態変化等につい
て、それぞれチェックを入れておく。つぎに、店員が衣
類をディジタルカメラ8で撮像する。このときは、衣類
全体に加え、先に商品カルテ7でチェックした箇所を重
点的に撮っておく。
したうえ、受付店パソコン2により商品カルテ情報を生
成する。この商品カルテ7は、店員が利用者の前記個人
情報を顧客情報記入欄に記入するとともに、衣類名、受
付日、納品予定日、料金を書き込む。例えば、冬物類で
あると、3月か4月頃に預るので、約6ヵ月後の9月か
10月頃に顧客へ返却するように、その期日を書き込
む。また、店員が預かった衣類を見ながら、商品情報記
入欄および種別情報記入欄の各項目に該当事項を記入す
る。さらに、この衣類の細部に注意し、チェック情報記
入欄に色の変化具合、損傷程度および形態変化等につい
て、それぞれチェックを入れておく。つぎに、店員が衣
類をディジタルカメラ8で撮像する。このときは、衣類
全体に加え、先に商品カルテ7でチェックした箇所を重
点的に撮っておく。
【0015】この後、店員が受付店パソコン2のキーボ
ードやマウスを操作し、メモリのデータテーブルに予め
記憶されている商品カルテ情報を読み出し、そのフォー
マットをCRT画面に表示させる。このフォーマット
は、前記用紙の商品カルテ7と同一にしてあるので、こ
の商品カルテ7の記入項目を見ながら順次入力すればよ
い。これにより、受付店パソコン2のメモリに商品カル
テ7の情報が一時記憶される。なお、用紙の商品カルテ
7をそのままスキャナ10で読み取らせてメモリに記憶
させる方法でもよい。また、店員がディジタルカメラ8
を受付店パソコン2に接続し、前に撮像した画像情報を
受付店パソコン2に取り込みメモリに記憶しておく。そ
して、この画像情報および商品カルテ情報を当該顧客の
前記ID番号に対応させて1つの受付記録情報とし、こ
れを管理センターのホストコンピュータ5側に送信す
る。このホストコンピュータ5は、受付店パソコン2か
らの受付記録情報を受信すると、前記ワークメモリ5g
の所定領域に記憶させてデータベース化する。このとき
は、ID番号、受付店の番号、この受付店で生成した商
品カルテ情報が管理情報として記憶される。
ードやマウスを操作し、メモリのデータテーブルに予め
記憶されている商品カルテ情報を読み出し、そのフォー
マットをCRT画面に表示させる。このフォーマット
は、前記用紙の商品カルテ7と同一にしてあるので、こ
の商品カルテ7の記入項目を見ながら順次入力すればよ
い。これにより、受付店パソコン2のメモリに商品カル
テ7の情報が一時記憶される。なお、用紙の商品カルテ
7をそのままスキャナ10で読み取らせてメモリに記憶
させる方法でもよい。また、店員がディジタルカメラ8
を受付店パソコン2に接続し、前に撮像した画像情報を
受付店パソコン2に取り込みメモリに記憶しておく。そ
して、この画像情報および商品カルテ情報を当該顧客の
前記ID番号に対応させて1つの受付記録情報とし、こ
れを管理センターのホストコンピュータ5側に送信す
る。このホストコンピュータ5は、受付店パソコン2か
らの受付記録情報を受信すると、前記ワークメモリ5g
の所定領域に記憶させてデータベース化する。このとき
は、ID番号、受付店の番号、この受付店で生成した商
品カルテ情報が管理情報として記憶される。
【0016】このように商品カルテ7が作成され、商品
カルテ情報が生成されると、未クリーニング商品に商品
番号が付され、商品カルテ7の控えとともに工場側へ発
送される。この工場では、未クリーニング商品を受け取
ると、商品カルテ7の内容、特に、チェック項目に従っ
て直ぐにクリーニング処理を行う。このため、家庭で保
管したり、従来のように預かったまま保管していた場
合、虫食いやカビが発生していた問題がなくなる。ま
た、梅雨、夏期を経ることで汚れやしみが広がったり、
長期保管で生地が変色するといった不具合も生じなくな
る。そして、工場パソコン3からホストコンピュータ5
にアクセスして管理情報を検索し、当該商品カルテ情報
を取り出した後、クリーニング処理が終了したことを含
む、その処理内容等を書き込む。
カルテ情報が生成されると、未クリーニング商品に商品
番号が付され、商品カルテ7の控えとともに工場側へ発
送される。この工場では、未クリーニング商品を受け取
ると、商品カルテ7の内容、特に、チェック項目に従っ
て直ぐにクリーニング処理を行う。このため、家庭で保
管したり、従来のように預かったまま保管していた場
合、虫食いやカビが発生していた問題がなくなる。ま
た、梅雨、夏期を経ることで汚れやしみが広がったり、
長期保管で生地が変色するといった不具合も生じなくな
る。そして、工場パソコン3からホストコンピュータ5
にアクセスして管理情報を検索し、当該商品カルテ情報
を取り出した後、クリーニング処理が終了したことを含
む、その処理内容等を書き込む。
【0017】続いて、クリーニング済商品を保管庫側に
搬送する。この保管庫は、クリーニング済商品を受け取
ると、保管処理を施したうえ長期保管に適した倉庫等に
保管する。保管処理としては、オゾン洗浄により減菌、
除菌、抗菌を施してから、通気性の良い防虫剤混入不織
布カバーに収納する。そして、倉庫内は、適正な温度、
湿度に保つ維持管理を行う。これにより、利用者は、冬
物衣料やスキーウエアのように嵩ばるものを自宅に保管
する必要が無いので、収納スペースが小さくて済み、住
空間が広がる。また、式服、礼服のように普段使用しな
い衣類も同様である。さらに、会社や事業所等では、制
服、作業服をロッカーに保管したままにしておくことが
多いが、大人数の衣類を預けておくことも可能であるか
ら、これらユニフォームを長く使用できるようになる。
ところで、このようなクリーニング済商品を保管すると
き、係員は保管庫パソコン4を操作し、ホストコンピュ
ータ5にアクセスして管理情報を検索する。そして、当
該クリーニング済商品の商品カルテ情報を取り出した
後、これにクリーニング済商品を受け取って保管した期
日等を書き込む。これにより、受付店の店頭で預かった
衣類等の未クリーニング商品が、工場で早期にクリーニ
ング処理された後、保管庫の長期用倉庫に保管される。
また、このクリーニング済商品については、管理情報が
ホストコンピュータ5のデータベースに残される。
搬送する。この保管庫は、クリーニング済商品を受け取
ると、保管処理を施したうえ長期保管に適した倉庫等に
保管する。保管処理としては、オゾン洗浄により減菌、
除菌、抗菌を施してから、通気性の良い防虫剤混入不織
布カバーに収納する。そして、倉庫内は、適正な温度、
湿度に保つ維持管理を行う。これにより、利用者は、冬
物衣料やスキーウエアのように嵩ばるものを自宅に保管
する必要が無いので、収納スペースが小さくて済み、住
空間が広がる。また、式服、礼服のように普段使用しな
い衣類も同様である。さらに、会社や事業所等では、制
服、作業服をロッカーに保管したままにしておくことが
多いが、大人数の衣類を預けておくことも可能であるか
ら、これらユニフォームを長く使用できるようになる。
ところで、このようなクリーニング済商品を保管すると
き、係員は保管庫パソコン4を操作し、ホストコンピュ
ータ5にアクセスして管理情報を検索する。そして、当
該クリーニング済商品の商品カルテ情報を取り出した
後、これにクリーニング済商品を受け取って保管した期
日等を書き込む。これにより、受付店の店頭で預かった
衣類等の未クリーニング商品が、工場で早期にクリーニ
ング処理された後、保管庫の長期用倉庫に保管される。
また、このクリーニング済商品については、管理情報が
ホストコンピュータ5のデータベースに残される。
【0018】このため、利用者が預けた衣類について確
認したい場合、パソコンやiモード携帯電話機等からホ
ストコンピュータ5にアクセスして管理情報を検索する
と、現在の保管状態を簡単に知ることができる。このと
きは、利用者に予め付与されたID番号およびパスワー
ドを入力することにより、利用者の識別と確認ができる
ので、間違いが生じることはない。例えば、利用者が衣
類を預けた後、何を何時頃預けたかを知りたい場合、パ
ソコンを操作して所定の手続きを経ると、ホストコンピ
ュータ5から管理情報が送出されてくる。この管理情報
には、商品カルテ情報や画像情報が含まれているから、
衣類の特徴を知り得るとともに、衣類そのものを写真で
見ることができる。また、個々の衣類について現在の保
管状況や返却日をも把握し得るから、利用者は安心感を
抱くことができる。
認したい場合、パソコンやiモード携帯電話機等からホ
ストコンピュータ5にアクセスして管理情報を検索する
と、現在の保管状態を簡単に知ることができる。このと
きは、利用者に予め付与されたID番号およびパスワー
ドを入力することにより、利用者の識別と確認ができる
ので、間違いが生じることはない。例えば、利用者が衣
類を預けた後、何を何時頃預けたかを知りたい場合、パ
ソコンを操作して所定の手続きを経ると、ホストコンピ
ュータ5から管理情報が送出されてくる。この管理情報
には、商品カルテ情報や画像情報が含まれているから、
衣類の特徴を知り得るとともに、衣類そのものを写真で
見ることができる。また、個々の衣類について現在の保
管状況や返却日をも把握し得るから、利用者は安心感を
抱くことができる。
【0019】そして、返却期日を待たずして必要になっ
た場合、直接または受付店を介して返却要求の旨を伝え
ると、保管庫から直接配達先もしくは受付店にクリーニ
ング済商品が配送される。この受付店にクリーニング済
商品が届いた場合は、一時保管する等で利用者の到来を
待ち、預かり商品を引き渡す。このときは、利用者の持
参したサービスカードをカードリーダライタ9にセット
し、ID番号を読み取って依頼者であることを確認した
うえ、引き渡すことになる。これにより、利用者は、ト
ラブルなく必要に応じて衣類等のクリーニング商品を受
け取ることが可能である。例えば、会社の制服や作業服
等は、シーズンの変わり目に一括して預けておき、それ
をまた配達して貰うこともできる。また、航空機乗務員
は、滞在先に私服を持ち運びするようにしているが、使
用しない衣類をクリーニングに出して保管しておき、滞
在先から帰る前に連絡して期日にホテルや自宅に届けて
貰うこともできる。なお、スキーウエアのように、スキ
ー場で使用するものは直接に宿泊先へ配達して貰うこと
も可能である。
た場合、直接または受付店を介して返却要求の旨を伝え
ると、保管庫から直接配達先もしくは受付店にクリーニ
ング済商品が配送される。この受付店にクリーニング済
商品が届いた場合は、一時保管する等で利用者の到来を
待ち、預かり商品を引き渡す。このときは、利用者の持
参したサービスカードをカードリーダライタ9にセット
し、ID番号を読み取って依頼者であることを確認した
うえ、引き渡すことになる。これにより、利用者は、ト
ラブルなく必要に応じて衣類等のクリーニング商品を受
け取ることが可能である。例えば、会社の制服や作業服
等は、シーズンの変わり目に一括して預けておき、それ
をまた配達して貰うこともできる。また、航空機乗務員
は、滞在先に私服を持ち運びするようにしているが、使
用しない衣類をクリーニングに出して保管しておき、滞
在先から帰る前に連絡して期日にホテルや自宅に届けて
貰うこともできる。なお、スキーウエアのように、スキ
ー場で使用するものは直接に宿泊先へ配達して貰うこと
も可能である。
【0020】また、ホストコンピュータ5側で返却期日
の管理を行っているから、期日が到来するクリーニング
済商品については、保管庫パソコン4に注意を含む返却
指令信号を送出する。そして、この保管庫パソコン4
が、返却指令信号を受けると、保管庫側が受付店または
利用者宅ヘクリーニング済商品を配送する。以上は、こ
のクリーニング商品管理システムの基本的な処理作業お
よび情報管理の流れであるが、クリーニング済商品に関
した情報をフリーマーケット上に配信し、商品として自
由に売買するといったこともできる。これは、利用者が
衣類等の未クリーニング商品を預けるとき、既に不要と
なっていたり、保管中に不要となることがあるための処
置である。
の管理を行っているから、期日が到来するクリーニング
済商品については、保管庫パソコン4に注意を含む返却
指令信号を送出する。そして、この保管庫パソコン4
が、返却指令信号を受けると、保管庫側が受付店または
利用者宅ヘクリーニング済商品を配送する。以上は、こ
のクリーニング商品管理システムの基本的な処理作業お
よび情報管理の流れであるが、クリーニング済商品に関
した情報をフリーマーケット上に配信し、商品として自
由に売買するといったこともできる。これは、利用者が
衣類等の未クリーニング商品を預けるとき、既に不要と
なっていたり、保管中に不要となることがあるための処
置である。
【0021】このような場合は、利用者が受付店を介し
または直接に管理センター側へ不要品のリストと売却依
頼の連絡をする。すると、管理センターのホストコンピ
ュータ5は、クリーニング済商品に関した情報をインタ
ーネット6を介しオークション等が行われるフリーマー
ケット上に配信する。これにより、保管庫から買主先に
クリーニング済商品12が配達され、売主である利用者
側に買取料金が支払われる。よって、利用者は不要品を
無駄にすることがなくなる一方、買主も購入時にパソコ
ンの画面で衣類の種類やサイズ、さらに写真を見て判断
できるから、適正な商品購入が可能になる。
または直接に管理センター側へ不要品のリストと売却依
頼の連絡をする。すると、管理センターのホストコンピ
ュータ5は、クリーニング済商品に関した情報をインタ
ーネット6を介しオークション等が行われるフリーマー
ケット上に配信する。これにより、保管庫から買主先に
クリーニング済商品12が配達され、売主である利用者
側に買取料金が支払われる。よって、利用者は不要品を
無駄にすることがなくなる一方、買主も購入時にパソコ
ンの画面で衣類の種類やサイズ、さらに写真を見て判断
できるから、適正な商品購入が可能になる。
【0022】このように、上記クリーニング商品管理シ
ステムによれば、衣類等の未クリーニング商品を預ける
と、衣類の特徴が詳細に記録され、直ぐにクリーニング
処理された後、保管庫に保管される。そして、保管中に
問い合わせがあると現状を公開し、引き渡し要求がある
と即応し、売買の仲介をも行う。このため、クリーニン
グ商品に関し利用者との間でトラブルが殆ど生じること
なく、有効活用にも大きく寄与し得るので、クリーニン
グ業界への信頼が高まり、クリーニング利用の増加につ
ながる。なお、上記実施の形態では、主に衣類のクリー
ニングについて説明したが、クリーニング処理可能な対
象品に広く適用し得ることは勿論である。
ステムによれば、衣類等の未クリーニング商品を預ける
と、衣類の特徴が詳細に記録され、直ぐにクリーニング
処理された後、保管庫に保管される。そして、保管中に
問い合わせがあると現状を公開し、引き渡し要求がある
と即応し、売買の仲介をも行う。このため、クリーニン
グ商品に関し利用者との間でトラブルが殆ど生じること
なく、有効活用にも大きく寄与し得るので、クリーニン
グ業界への信頼が高まり、クリーニング利用の増加につ
ながる。なお、上記実施の形態では、主に衣類のクリー
ニングについて説明したが、クリーニング処理可能な対
象品に広く適用し得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、管理センターに設置された情報処
理装置が、利用者端末機、受付店端末機、工場端末機、
保管庫端末機およびその他の端末機等と通信ネットワー
クを介して接続され、これらの間で情報を送受信するこ
とにより情報処理を行い、所要の引き渡し期日の到来お
よび/または商品要求指令に従って保管庫から利用者も
しくは要求先にクリーニング済商品を配送させるので、
従来のように、衣類等を家庭で保管したり、クリーニン
グ店で預かったまま保管していた場合に生じていた虫食
いやカビ発生の問題が解消される。また、冬物衣料が梅
雨、夏期を経ることで汚れやしみが広がったり、長期保
管で生地が変色するといった不具合もなくなり、クリー
ニング商品に関し利用者との間でトラブルが殆ど生じな
いから、クリーニング業界への信頼が高まり、クリーニ
ングの利用が増加するといった効果がある。
項1に記載の発明は、管理センターに設置された情報処
理装置が、利用者端末機、受付店端末機、工場端末機、
保管庫端末機およびその他の端末機等と通信ネットワー
クを介して接続され、これらの間で情報を送受信するこ
とにより情報処理を行い、所要の引き渡し期日の到来お
よび/または商品要求指令に従って保管庫から利用者も
しくは要求先にクリーニング済商品を配送させるので、
従来のように、衣類等を家庭で保管したり、クリーニン
グ店で預かったまま保管していた場合に生じていた虫食
いやカビ発生の問題が解消される。また、冬物衣料が梅
雨、夏期を経ることで汚れやしみが広がったり、長期保
管で生地が変色するといった不具合もなくなり、クリー
ニング商品に関し利用者との間でトラブルが殆ど生じな
いから、クリーニング業界への信頼が高まり、クリーニ
ングの利用が増加するといった効果がある。
【0024】また、請求項2に記載の発明は、受付店が
商品カルテとディジタルカメラとを備え、未クリーニン
グ商品の種類、汚れ、損傷等の特徴情報を商品カルテに
記し、かつディジタルカメラで未クリーニング商品を撮
像するため、預かった衣類等の種類、特徴、損傷点等を
記録しておくことができ、クリーニング済商品の引き渡
し時にクリーニング処理の前後を確認することで、利用
者との間における誤解や齟齬によるトラブルが生じなく
なる利点がある。また、請求項3に記載の発明は、情報
処理装置が利用者端末機からの確認要求および他の端末
機よりの商品問い合せ要求に応じて当該クリーニング済
商品に関した情報を提供するので、衣類を長期間預けた
利用者が、どのような種類の衣類を何着預けたか忘れる
といったことがなくなり、引き取り時に困る問題が解消
される利点がある。また、請求項4に記載の発明は、情
報処理装置が通信ネットワークを介してクリーニング済
商品に関した情報をフリーマーケット上に配信し、第3
者からの買取り要求に応じて利用者端末機と情報交換し
て売買処理を行った後、保管庫端末機に対し買主先へ当
該クリーニング済商品を配送させるため、クリーニング
の依頼者が不要になった衣類を引き取らずに済むうえ、
無駄にせずに有効活用できる等の利点がある。
商品カルテとディジタルカメラとを備え、未クリーニン
グ商品の種類、汚れ、損傷等の特徴情報を商品カルテに
記し、かつディジタルカメラで未クリーニング商品を撮
像するため、預かった衣類等の種類、特徴、損傷点等を
記録しておくことができ、クリーニング済商品の引き渡
し時にクリーニング処理の前後を確認することで、利用
者との間における誤解や齟齬によるトラブルが生じなく
なる利点がある。また、請求項3に記載の発明は、情報
処理装置が利用者端末機からの確認要求および他の端末
機よりの商品問い合せ要求に応じて当該クリーニング済
商品に関した情報を提供するので、衣類を長期間預けた
利用者が、どのような種類の衣類を何着預けたか忘れる
といったことがなくなり、引き取り時に困る問題が解消
される利点がある。また、請求項4に記載の発明は、情
報処理装置が通信ネットワークを介してクリーニング済
商品に関した情報をフリーマーケット上に配信し、第3
者からの買取り要求に応じて利用者端末機と情報交換し
て売買処理を行った後、保管庫端末機に対し買主先へ当
該クリーニング済商品を配送させるため、クリーニング
の依頼者が不要になった衣類を引き取らずに済むうえ、
無駄にせずに有効活用できる等の利点がある。
【図1】本発明の実施の形態に係るクリーニング商品管
理システムを示す概要説明図である。
理システムを示す概要説明図である。
【図2】同クリーニング商品管理システムの電気的構成
を示すブロック線図である。
を示すブロック線図である。
【図3】商品カルテの一例を示す説明図である。
1 利用者端末機 2 受付店端末機 3 工場端末機 4 保管庫端末機 5 情報処理装置 6 通信ネットワーク
Claims (4)
- 【請求項1】 衣類等の未クリーニング商品を利用者か
ら預かる一方、当該クリーニング済商品を利用者に返却
する受付店に設置され、前記未クリーニング商品および
クリーニング済商品に関する情報処理を行う受付店端末
機と、 前記受付店で預かった未クリーニング商品をクリーニン
グ処理する工場に設置された工場端末機と、 前記工場からのクリーニング済商品を受けたとき、所定
の保存処理を施して保管し、このクリーニング済商品の
引き渡し要求に応じてその要求先に配送させる保管庫に
設置された保管庫端末機と、 前記利用者側に設置された利用者端末機および前記各端
末機と通信ネットワークを介して接続され、前記端末機
相互の間で情報を送受信することにより情報処理を行っ
て前記預かりクリーニング商品に関した情報を記憶手段
に記憶し、所要の引き渡し期日の到来および/または商
品要求指令に従って前記保管庫から前記利用者もしくは
要求先に前記クリーニング済商品を配送させる制御を行
う情報処理装置と、を備えたクリーニング商品管理シス
テム。 - 【請求項2】 前記受付店や工場が、前記利用者の氏
名、住所、電話番号等の利用者情報および未クリーニン
グ商品の種類、汚れ、損傷等の特徴情報を記す商品カル
テと、前記未クリーニング商品を撮像するディジタルカ
メラとを備え、前記受付店端末機の入力手段で入力され
る前記商品カルテよりの記録情報および前記ディジタル
カメラで撮像された画像情報が送出されてくると、前記
情報処理装置が、前記利用者に識別番号やパスワードを
付与し、この識別番号に対応して前記商品カルテ情報、
画像情報、当該未クリーニング商品のクリーニング処
理、保管、配送等の管理情報を前記記憶手段に記憶し、
かつ情報処理することを特徴とする請求項1に記載のク
リーニング商品管理システム。 - 【請求項3】 前記情報処理装置が、前記利用者端末機
からの確認要求および他の端末機よりの商品問い合せ要
求に応じて当該クリーニング済商品に関した情報を提供
することを特徴とする請求項1または2に記載のクリー
ニング商品管理システム。 - 【請求項4】 前記情報処理装置が、前記通信ネットワ
ークを介して前記クリーニング済商品に関した情報をフ
リーマーケット上に配信し、第3者からの買取り要求に
応じて前記利用者端末機と情報交換して売買処理を行っ
た後、前記保管庫端末機に対し前記買主先へ当該クリー
ニング済商品を配送させる指令を与えることを特徴とす
る請求項1または2に記載のクリーニング商品管理シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035831A JP2002245148A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | クリーニング商品管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001035831A JP2002245148A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | クリーニング商品管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002245148A true JP2002245148A (ja) | 2002-08-30 |
Family
ID=18899217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001035831A Withdrawn JP2002245148A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | クリーニング商品管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002245148A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007148468A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Nec Access Technica Ltd | 情報交換システム、リーダ/ライタ装置、携帯端末装置及びそれらに用いる情報交換方法 |
JP2021174178A (ja) * | 2020-04-23 | 2021-11-01 | Necプラットフォームズ株式会社 | クリーニング自動受付システム、画像判定装置、クリーニング自動受付方法、クリーニング自動受付プログラム |
JP2023052822A (ja) * | 2016-03-31 | 2023-04-12 | 株式会社デジジャパン | クリーニング品管理システム及びプログラム |
-
2001
- 2001-02-13 JP JP2001035831A patent/JP2002245148A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007148468A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Nec Access Technica Ltd | 情報交換システム、リーダ/ライタ装置、携帯端末装置及びそれらに用いる情報交換方法 |
JP2023052822A (ja) * | 2016-03-31 | 2023-04-12 | 株式会社デジジャパン | クリーニング品管理システム及びプログラム |
JP7465488B2 (ja) | 2016-03-31 | 2024-04-11 | 株式会社デジジャパン | クリーニング品管理システム及びプログラム |
JP2021174178A (ja) * | 2020-04-23 | 2021-11-01 | Necプラットフォームズ株式会社 | クリーニング自動受付システム、画像判定装置、クリーニング自動受付方法、クリーニング自動受付プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |