JP2002245123A - 新聞紙面の制作システムおよび記事重要度決定方法 - Google Patents

新聞紙面の制作システムおよび記事重要度決定方法

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JP2002245123A
JP2002245123A JP2001043637A JP2001043637A JP2002245123A JP 2002245123 A JP2002245123 A JP 2002245123A JP 2001043637 A JP2001043637 A JP 2001043637A JP 2001043637 A JP2001043637 A JP 2001043637A JP 2002245123 A JP2002245123 A JP 2002245123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新聞の各紙面における記事の重要度を自動的に
決定する。 【解決手段】新聞の各紙面に掲載すべき記事、画像、写
真からなる複数の要素を管理するとともに、管理されて
いる各要素をそれぞれ読み出して各紙面上に配置し、紙
面データを作成する新聞紙面の制作システムにおいて、
紙面データに配置された記事について、予め定めた評価
基準にしたがって重要度の評価指標値を算出し、算出さ
れた評価指標値に基づいて、記事の重要度を決定する記
事重要度算出部10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新聞紙面の紙面デ
ータに基づいて、各紙面に配置された記事の重要度を決
定することが可能な新聞紙面の制作システムおよび記事
重要度決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、新聞紙面を制作する場合には、そ
の内容が重要な記事から優先的に紙面上の配置が決定さ
れている。このようにして記事の配置場所が決定される
と、記事が紙面上に配置された紙面データが作成され、
この紙面データに基づいて新聞紙面の印刷がなされてい
る。印刷された新聞紙面は、購読者によって購入される
ほか、一部の新聞紙面については,記録用としてマイク
ロフィルム化、あるいは画像データ化されて保存されて
いる。
【0003】最近では、新聞紙面の制作システムにおい
ても電子化技術が積極的に取り入れられるようになって
きている。これに伴って、新聞紙面に配置された記事に
ついても、紙面データに配置された1つの要素データと
して取り扱うことが可能となり、記事をカテゴリー別に
分類したり、記事の一覧リストを表示したり、更には記
事を重要度順に表示したりすることの必要性が注目され
てきている。
【0004】殊に近年、発行済み新聞紙面の電子媒体化
の動きに伴い、この傾向は益々高まってきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記事をカテゴリー別に
分類したり、あるいは記事の一覧リストを表示するのは
比較的容易である。これは、記事の内容に基づいてその
カテゴリーを表す識別情報を記事データに付加し、この
付加された識別情報に基づいて各記事を分類すれば良
い。また、記事に付与される見出しをそのまま記事デー
タのデータ名とし、このデータ名に基づいて昇順あるい
は降順に一覧表示すれば良い。
【0006】一方、記事を重要度順に表示するために
は、記事のカテゴリー別の分類と似たように、予め各記
事毎の重要度を判定しておき、判定された重要度を表す
重要度情報を記事データに付加し、この付加された重要
度情報に基づいて各記事を表示するようにすれば良い。
【0007】しかしながら、従来は,このような重要度
情報の判定、および判定された重要度の入力作業ともに
人間が行っているために作業効率が良くない。このた
め、新聞の紙面データに配置された記事データに基づい
て、記事の重要度を自動的に決定する記事重要度決定機
能を備えた新聞紙面の制作システムの実現が望まれてい
る。
【0008】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、新聞の紙面制作過程で生成された紙面データに配置
された記事データに基づいて記事の重要度を決定するた
めの必要な情報を抽出し、抽出した情報に基づいて記事
の重要度を自動的に決定する新聞紙面の制作システムお
よび記事重要度決定方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、以下のような手段を講じる。
【0010】すなわち、請求項1の発明では、新聞の紙
面を構成する少なくとも記事、画像、写真からなる複数
の要素が配置されてなる紙面データに基づいて、紙面を
構成する記事の重要度を決定する新聞紙面の記事重要度
決定方法であって、紙面データに配置された記事につい
て、予め定めた評価基準にしたがって重要度の評価指標
値を算出し、算出された評価指標値に基づいて記事の重
要度を決定する。
【0011】従って、請求項1の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、予め定めた評価基準を用いて記事の重要度
を決定することができる。
【0012】請求項2の発明では、請求項1の発明の新
聞紙面の記事重要度決定方法において、評価指標値を、
見出しを含めた記事の紙面上における配置位置に基づい
て算出する。
【0013】従って、請求項2の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、紙面上に配置された記事の配置位置に基づ
いて記事の重要度を決定することができる。
【0014】請求項3の発明では、請求項1の発明の新
聞紙面の記事重要度決定方法において、評価指標値を、
記事に付与された見出しの個数に基づいて算出する。
【0015】従って、請求項3の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、記事に付与された見出しの個数に基づいて
記事の重要度を決定することができる。
【0016】請求項4の発明では、請求項1の発明の新
聞紙面の記事重要度決定方法において、評価指標値を、
記事に付与された見出しの面積に基づいて算出する。
【0017】従って、請求項4の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、記事に付与された見出しの面積に基づいて
記事の重要度を決定することができる。
【0018】請求項5の発明では、請求項1の発明の新
聞紙面の記事重要度決定方法において、評価指標値を、
記事に付与された画像、写真、図面、表の個数に基づい
て算出する。
【0019】従って、請求項5の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、記事に付与された画像、写真、図面、表の
個数に基づいて記事の重要度を決定することができる。
【0020】請求項6の発明では、請求項1の発明の新
聞紙面の記事重要度決定方法において、評価指標値を、
記事の面積に基づいて算出する。
【0021】従って、請求項6の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、紙面上に配置された記事の面積に基づいて
記事の重要度を決定することができる。
【0022】請求項7の発明では、請求項1の発明の新
聞紙面の記事重要度決定方法において、評価指標値を、
記事に付与された画像、写真、図面、表の合計面積に基
づいて算出する。
【0023】従って、請求項7の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、紙面上に配置された記事に付与された画
像、写真、図面、表の合計面積に基づいて記事の重要度
を決定することができる。
【0024】請求項8の発明では、請求項1の発明の新
聞紙面の記事重要度決定方法において、評価指標値を、
見出しを含めた記事の紙面上における配置位置、記事に
付与された見出しの個数、記事に付与された見出しの面
積、記事に付与された画像、写真、図面、表の個数、記
事の面積、記事に付与された画像、写真、図面、表の合
計面積に基づいて算出する。
【0025】従って、請求項8の発明の新聞紙面の記事
重要度決定方法においては、以上のような手段を講じる
ことにより、見出しを含めた記事の紙面上における配置
位置、記事に付与された見出しの個数、記事に付与され
た見出しの面積、記事に付与された画像、写真、図面、
表の個数、記事の面積、記事に付与された画像、写真、
図面、表の合計面積に基づいて記事の重要度を決定する
ことができる。
【0026】請求項9の発明では、新聞の各紙面に掲載
すべき少なくとも記事、画像、写真からなる複数の要素
を管理するとともに、管理されている各要素をそれぞれ
読み出して各紙面上に配置し、紙面データを作成する新
聞紙面の制作システムにおいて、紙面データに配置され
た各記事について、予め定めた評価基準にしたがって重
要度の評価指標値をそれぞれ算出する評価指標値算出手
段と、評価指標値算出手段によって算出された評価指標
値に基づいて、記事の重要度を決定する重要度決定手段
とを備える。
【0027】従って、請求項9の発明の新聞紙面の制作
システムにおいては、以上のような手段を講じることに
より、予め定めた評価基準を用いて記事の重要度を決定
することができる。
【0028】請求項10の発明では、請求項9の発明の
新聞紙面の制作システムにおいて、評価指標値算出手段
は、見出しを含めた記事の紙面上における配置位置に基
づいて評価指標値を算出する。
【0029】従って、請求項10の発明の新聞紙面の制
作システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、紙面上に配置された記事の位置に基づいて記事
の重要度を決定することができる。
【0030】請求項11の発明では、請求項9の発明の
新聞紙面の制作システムにおいて、評価指標値算出手段
は、記事に付与された見出しの個数に基づいて評価指標
値を算出する。
【0031】従って、請求項11の発明の新聞紙面の制
作システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、記事に付与された見出しの個数に基づいて記事
の重要度を決定することができる。
【0032】請求項12の発明では、請求項9の発明の
新聞紙面の制作システムにおいて、評価指標値算出手段
は、記事に付与された見出しの面積に基づいて評価指標
値を算出する。
【0033】従って、請求項12の発明の新聞紙面の制
作システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、記事に付与された見出しの面積に基づいて記事
の重要度を決定することができる。
【0034】請求項13の発明では、請求項9の発明の
新聞紙面の制作システムにおいて、評価指標値算出手段
は、記事に付与された画像、写真、図面、表の個数に基
づいて評価指標値を算出する。
【0035】従って、請求項13の発明の新聞紙面の制
作システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、記事に付与された画像、写真、図面、表の個数
に基づいて記事の重要度を決定することができる。
【0036】請求項14の発明では、請求項9の発明の
新聞紙面の制作システムにおいて、評価指標値算出手段
は、記事の面積に基づいて評価指標値を算出する。
【0037】従って、請求項14の発明の新聞紙面の制
作システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、紙面上に配置された記事の面積に基づいて記事
の重要度を決定することができる。
【0038】請求項15の発明では、請求項9の発明の
新聞紙面の制作システムにおいて、評価指標値算出手段
は、記事に付与された画像、写真、図面、表の合計面積
に基づいて評価指標値を算出する。
【0039】従って、請求項15の発明の新聞紙面の制
作システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、紙面上に配置された記事に付与された画像、写
真、図面、表の合計面積に基づいて記事の重要度を決定
することができる。
【0040】請求項16の発明では、請求項9の発明の
新聞紙面の制作システムにおいて、評価指標値算出手段
は、見出しを含めた記事の紙面上における配置位置、記
事に付与された見出しの個数、記事に付与された見出し
の面積、記事に付与された画像、写真、図面、表の個
数、記事の面積、記事に付与された画像、写真、図面、
表の合計面積に基づいて評価指標値を算出する。
【0041】従って、請求項16の発明の新聞紙面の制
作システムにおいては、以上のような手段を講じること
により、見出しを含めた記事の紙面上における配置位
置、記事に付与された見出しの個数、記事に付与された
見出しの面積、記事に付与された画像、写真、図面、表
の個数、記事の面積、記事に付与された画像、写真、図
面、表の合計面積に基づいて記事の重要度を決定するこ
とができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の各実施の形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0043】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態を図1から図23を用いて説明する。
【0044】図1は、本実施の形態に係る新聞紙面の記
事重要度決定方法を適用した新聞紙面制作システムの一
例を示す機能ブロック図である。
【0045】本実施の形態に係る新聞紙面制作システム
は、記事入力/校正端末1と、記事サーバ2と、画像入
力/加工端末3と、画像サーバ4と、組版端末5と、組
版編集サーバ6と、紙面データファイル7と、出力サー
バ8と、プリンタ/プロッタ9とを備えている。
【0046】記事入力/校正端末1は、記事の入力およ
び校正を行うための端末であり、オペレータから記事情
報の入力を受け付け、記事サーバ2に出力する。また、
記事サーバ2に蓄積されている記事情報を取得して、そ
の記事情報に基づく校正入力をオペレータから受け付
け、校正された記事情報を記事サーバ2に再び出力す
る。
【0047】記事サーバ2は、記事入力/校正端末1か
ら入力された記事情報、または、図示しない通信回線を
経由して通信社などから入力された記事情報を受信し、
蓄積する。また、記事入力/校正端末1からの校正要求
により、蓄積している記事情報の中から、要求のあった
記事情報を記事入力/校正端末1に出力する。更に、オ
ペレータの指示などに従って、蓄積している記事情報を
組版編集サーバ6に出力する。
【0048】画像入力/加工端末3は、画像データの入
力および画像データの加工を行うための端末であり、ス
キャナやディスプレイ等を備えている。このような画像
入力/加工端末3は、オペレータから画像データの入力
を受け付け、入力された画像データを画像サーバ4に出
力する。また、オペレータから入力された画像データの
加工操作入力に基づいて画像データの加工を行い、加工
した画像データを画像サーバ4に出力する。なお、画像
データを加工する場合には、画像入力/加工端末3に入
力されている画像データを直接加工することも、また、
画像サーバ4に蓄積されている画像データから所定の画
像データを取得し、その画像データを加工することのい
ずれも可能としている。
【0049】画像サーバ4は、画像入力/加工端末3か
ら出力された画像データを受取し、蓄積する。また、画
像入力/加工端末3からの要求により、蓄積している画
像データの中から、要求のあった画像データを画像入力
/加工端末3に出力する。更に、オペレータの指示など
に従って、蓄積している画像データを組版編集サーバ6
に出力する。
【0050】組版端末5は、例えばワークステーション
やパーソナルコンピュータで構成されており、オペレー
タによる記事、画像、および見出しの配置(割付)操作
の入力を受け付け、配置の終了した紙面の領域を配置領
域データとして組版編集サーバ6に出力する端末であ
る。
【0051】組版編集サーバ6は、組版端末5からの要
求に対して、記事や画像を組版端末5に送信する。そし
て、組版端末5によって編集処理された処理結果である
紙面データを紙面データファイル7に出力し、蓄積させ
る。また、この組版編集サーバ6は、記事重要度算出部
10と記事重要度データ出力部11とを備えている。記
事重要度算出部10と記事重要度データ出力部11につ
いては後述する。
【0052】紙面データファイル7は、組版端末5によ
って編集処理された処理結果である紙面データ13を、
組版編集サーバ6を介して取得し蓄積するとともに、蓄
積している紙面データ13を、記事重要度算出部10が
記事の重要度を算出する場合には記事重要度算出部10
に出力する。図3は、このような紙面データ13の構成
例であり、紙面#1の紙面データ13(#1)、紙面#
2の紙面データ13(#2)というように、紙面毎の紙
面データ13(#1、2、・・、n)からなる。更に、
各紙面の紙面データ13は、紙面上に配置された多数の
要素情報が配置されてなる。要素情報とは、記事情報、
画像情報、写真情報、見出し情報、小組情報、地紋情
報、テキスト情報等のことである。なお、小組情報と
は、記事毎に組んだ組版のことである。
【0053】図4は、多数の要素情報が配置されてなる
紙面データ13の一例として、紙面#1の紙面データ1
3(#1)を構成している要素情報のデータ構造を示し
たデータ構造図である。
【0054】すなわち、図4にその一例を示す紙面デー
タ13(#1)は、紙面データ共通情報1300、#1要素
情報(本文記事a)1301、#2要素情報(本文記事b)
1302、#3要素情報(本文記事c)1303、#4要素情報
(画像・写真d)1304、#5要素情報(見出しe)130
5、#6要素情報(画像・地紋f)1306、#7要素情報
(小組g)1307、#8要素情報(本文記事h)1308、#
9要素情報(本文記事i)1309、#10要素情報(画像
・写真j)1310、#11要素情報(見出しk)1311、#
12要素情報(見出しm)1312、#13要素情報(画像
・地紋n)1313、#14要素情報(見出しp)1314、#
15要素情報(画像・写真q)、記事のテキストやレイ
アウト済みテキスト、および画像の表示画や実画像など
からなるテキスト情報等1320等から構成してなる。
【0055】紙面データ共通情報1300は、そのデータ構
造例を図5に示すように、掲載年月日1300K、面名1300
M、版名1300H、体裁情報(組方向、段数、字詰、文字サ
イズ、段間、行間など)1300Tを、それぞれデータ番号
と対応付けて構成してなる情報である。
【0056】同様に、#1要素情報(本文記事a)1301
のデータ構造例を図6に、#2要素情報(本文記事b)
1302のデータ構造例を図7に、#3要素情報(本文記事
c)1303のデータ構造例を図8に、#4要素情報(画像
・写真d)1304のデータ構造例を図9に、#5要素情報
(見出しe)1305のデータ構造例を図10に、#6要素
情報(画像・地紋f)1306のデータ構造例を図11に、
#7要素情報(小組g)1307のデータ構造例を図12、
#8要素情報(本文記事h)1308のデータ構造例を図1
3に、#9要素情報(本文記事i)1309のデータ構造例
を図14に、#10要素情報(画像・写真j)1310のデ
ータ構造例を図15に、#11要素情報(見出しk)13
11のデータ構造例を図16に、#12要素情報(見出し
m)1312のデータ構造例を図17に、#13要素情報
(画像・地紋n)1313のデータ構造例を図18に、#1
4要素情報(見出しp)1314のデータ構造例を図19
に、#15要素情報(画像・地紋n)1315のデータ構造
例を図20に、テキスト情報等1320のデータ構造例を図
21に、それぞれ示す。
【0057】なお、図4に示すようなデータ構造の紙面
#1の紙面データ13(#1)においては、本文記事a
と本文記事bとは分割しているが、これらの記事は連結
されて1つの本文記事として扱ってもよい。こうした本
文記事に対する見出し情報(見出しe,見出しp)、お
よび画像情報(写真d,写真q)については、先頭記事
である本文記事aのみにデータを設定する方法と、先頭
記事である本文記事aと後続記事である本文記事bとの
両方に同じデータを設定する方法がある。
【0058】出力サーバ8は、組版端末5からの大刷/
版下出力指示にしたがって、組版編集サーバ6で生成さ
れた文字や画像の配置情報をドットデータに展開してプ
リンタ/プロッタ9に出力する。
【0059】プリンタ/プロッタ9は、出力サーバ8か
ら、文字や画像の配置情報のドットデータを取得し、取
得したドットデータに基づいて大刷や版下を出力する。
【0060】記事重要度算出部10は、紙面データファ
イル7に蓄積されている紙面データ13を用いて、図2
2のフローチャートに示す通りに動作し、紙面に配置さ
れた各記事について重要度を算出するためのデータを抽
出してなる記事重要度データ14を作成する。そして、
この記事重要度データ14に基づいて各記事の重要度を
算出し、算出した結果を紙面データファイル7に、ある
いは記事重要度データ出力部11に出力する。図23
は、記事重要度データ14の一例を示すデータ構造図で
ある。
【0061】紙面データファイル7に出力された記事の
重要度は、ここで格納されるようにしている。また、記
事重要度データ出力部11に出力された記事の重要度
は、必要に応じて記事重要度データ14とともに紙に、
あるいはFD、MO、CD等の電子記憶媒体に出力され
るようにしている。
【0062】なお、記事重要度算出部10と記事重要度
データ出力部11とは、組版編集サーバ6に備えるもの
に限られるものではなく、紙面データファイル7から出
力される紙面データを取得することができるのであれ
ば、図2に示すように、組版編集サーバ6の外部に備え
るようにしても良い。
【0063】次に、以上のように構成した本実施の形態
に係る新聞紙面の記事重要度決定方法を適用した新聞紙
面制作システムの動作について説明する。
【0064】図22は、本実施の形態に係る新聞紙面の
目次作成方法を適用した新聞紙面制作システムの目次情
報作成時における記事重要度算出部10の動作を示すフ
ローチャートである。
【0065】本新聞紙面制作システムでは、記事重要度
算出部10によって、紙面データファイル7に蓄積され
ている紙面データ13が用いられ、図22のフローチャ
ートに示す動作にしたがって記事重要度データ14が作
成され、更にこの記事重要度データ14に基づいて各記
事の重要度が算出される。この算出結果は、紙面データ
ファイル7内に保持する方法、あるいは記事重要度デー
タ14とともに記事重要度データ出力部11に保存し必
要に応じて出力する方法があるが、ここでは、後者の場
合を例に説明する。
【0066】このような記事の重要度を算出する場合、
記事の重要度を決定づける主要な因子としては、以下が
ある。 (1)紙面の上段の記事の方が重要度が高い(紙面の配
置位置)。 (2)見出しが大きい方が重要度が高い(見出しの大き
さ)。 (3)本文や写真を含めた割り付け面積が広い方が重要
度が高い(割り付け面積の大きさ)。 以下では、上記に示す(1)〜(3)に示す各因子のう
ちの(1)である紙面の配置位置に基づいて記事の重要
度を算出する場合を例に説明する。
【0067】ここで、配置位置に基づく重要度は、段方
向位置が上の方が重要度が高く、段方向位置が同じであ
れば行方向位置が右側の方が重要度が高いものとする。
なお、縦組の紙面の場合、紙面座標の原点を右上(段方
向は縦軸,行方向が横軸)とし、横組の紙面の場合、紙
面座標の原点を左上(段方向は横軸,行方向は縦軸)と
すると位置座標は、段方向、行方向ともに値の小さい方
が重要度が高い。以下に示す説明では、紙面の組み方向
は縦組であるとして説明する。
【0068】まず、記事重要度算出部10によって、紙
面データファイル7に蓄積されている紙面データ13が
用いられ、紙面データ13の最初の紙面である紙面#1
の紙面データ13(#1)が対象とされる(S1)。次
に、ステップS1において対象とされた紙面データ13
(#1)の掲載年月日1300K、面名1300M、版名1300H
が、指示された条件と一致しているかが確認される(S
2)。そして、一致すれば(S2:Yes)ステップS
3へ進み、一致しなければ(S2:No)ステップS1
8へ進む。
【0069】次に、紙面データ13の#1要素情報1301
から順に、各要素情報毎に記事の重要度計算処理が開始
される(S3)。そして、ステップS4では、ステップ
S3で対象とされた対象要素が有効であって、レイアウ
ト済みであるか否かが確認される(S4)。例えば、#
1要素情報1301が対象であれば、#1要素の無効/有効
フラグ1301Fが有効であって、かつ、#1要素の配置情
報の登録数1301L0が0件である場合(S4:Yes)に
はステップS5に進み、そうでなければ(S4:No)
ステップS16へ進む。
【0070】更に、ステップS5では、対象要素の要素
種別は本文記事であるか否かが確認される。例えば、#
1要素情報1301であれば、#1要素の要素種別1301Sの
内容が確認される。そして、この要素種別1301Sが、本
文記事である場合(S5:Yes)にはステップS6へ
進み、本文記事で無い場合(S5:No)にはステップ
S16へ進む。
【0071】次に、ステップS6では、ステップS5に
おいて対象とされた本文記事が先頭記事であるか否かが
確認され、先頭記事である場合(S6:Yes)にはス
テップS7に進み、先頭記事でない場合(S6:No)
にはステップS16に進む。これは、例えば、紙面#1
の#2要素情報(本文記事b)1302が対象である場合に
は、本文記事bは、#1要素情報(本文記事a)の後続
記事の要素ID1301Gに指定されているので先頭記事で
はない。一方、紙面#1の#1要素情報(本文記事
a)、または紙面#3の#3要素情報(本文記事c)が
対象である場合には、本文記事aおよび本文記事cは、
紙面#1の全ての要素情報の本文記事の後続記事の要素
ID130nGで指定されていないので先頭記事である。
【0072】ステップS7では、ステップS5において
対象とされた本文記事について、その対象記事の後続記
事を含めた最小の配置座標が求められる(S7)。
【0073】この最小の配置座標は、例えば、紙面#1
の#1要素情報(本文記事a)1301を対象とした場合、
以下の(1)から(3)に示す処理によって求められ
る。 (1)第1番目の配置領域の対角線始点Y座標1301L1SY
が本文記事aの最小の段方向配置座標、第1番目の配置
領域の対角線始点X座標1301L1SXが本文記事aの最小の
行方向配置座標にそれぞれ設定され、下記(2)に進
む。
【0074】(2)以下のa〜dの各条件に応じた処理
がなされた後に下記(3)に進む。
【0075】a.(本文記事の最小の段方向配置座標)
≦(第2番目の配置領域の対角線始点Y座標1301L2SX)
が成立する場合には、そのまま(3)に進む。 b.(本文記事の最小の段方向配置座標)>(第2番目
の配置領域の対角線始点Y座標1301L2SY)が成立する場
合には、第2番目の配置領域の対角線始点Y座標1301L2
SYが最小の段方向配置座標とされ、(3)に進む。 c.(本文記事の最小の段方向配置座標)=(第2番目
の配置領域の対角線始点Y座標1301L2SY)が成立し、か
つ(本文記事の最小の行方向配置座標)≦(第2番目の
配置領域の対角線始点X座標1301L2SX)が成立する場合
であれば、そのまま(3)に進む。 d.(本文記事の最小の段方向配置座標)=(第2番目
の配置領域の対角線始点Y座標1301L2SY)が成立し、か
つ(本文記事の最小の行方向配置座標)>(第2番目の
配置領域の対角線始点X座標1301L2SX)が成立する場合
には、第2番目の配置領域の対角線始点X座標1301L2SX
を本文記事の最小の行方向配置座標として(3)へ進
む。
【0076】(3)第3番目の配置領域の対角線始点Y
座標1301L3SY、および第3番目の配置領域の対角線始点
X座標1301L3SXに対して上記(2)の処理がなされる。
このように、配置情報の登録数1301L0の登録件数だけ、
上記(2)に該当する処理が繰り返される。
【0077】ステップS8では、対象本文記事に見出し
情報があるか否かが確認される。これは、例えば、紙面
#1の#1要素情報(本文記事a)1301が対象であれ
ば、#1要素の本文記事に対する見出しの要素IDの登
録数1301E0の値が確認される。そして、#1要素情報の
本文記事aに対する見出しの要素IDの登録数1301E0の
値が1以上であれば見出しが存在する(S8:Yes)
のでステップS9へ進み、そうでなければ(S8:N
o)ステップS10へ進む。
【0078】ステップS9では、紙面データ13から、
見出しの最小の配置座標が求められる。これは、たとえ
ば、紙面#1の#1要素情報(本文記事a)1301が対象
であれば、#1要素情報の本文記事aに対する見出しの
要素IDの登録数1301E0の値の示す件数分だけ以下に示
す(1)から(4)の処理が行われることによって求め
られる。
【0079】(1)#1要素情報の本文記事aに対する
第1番目の見出しの要素ID1301E1の見出しの配置座標
が求められる。これはまず、#1要素情報の本文記事a
に対する第1番目の見出しの要素ID1301E1に対応した
要素情報の要素が検索される。この場合の要素は見出し
eなので、#5要素情報1305となる。
【0080】更に、見出しの最小段方向配置座標、およ
び見出しの行方向配置座標が次のように設定される。す
なわち、#5要素情報の第1番目の配置領域の対角線始
点Y座標1305L1SYが見出しの最小の段方向配置座標とさ
れ、更に、#5要素情報の第1番目の配置領域の対角線
始点X座標1305L1SXが見出しの最小の行方向配置座標と
される。
【0081】(2)#1要素情報の本文記事aに対する
第2番目の見出しの要素ID1301E2に対応した要素情報
の要素が検索される。この場合の要素は見出しpなの
で、#14要素情報1314となる。次に、以下に示すよう
な条件に応じたa〜dの各処理がなされ、#1要素情報
の本文記事aに対する第2番目の見出しの要素ID1301
E2の見出しの配置座標が求められる。 a.(見出しの最小の段方向配置座標)≦(#14要素
情報の第1番目の配置領域の対角線始点Y座標1314L1S
Y)である場合には(3)に進む。 b.(見出しの最小の段方向配置座標)>(#14要素
情報の第1番目の配置領域の対角線始点Y座標1314L1S
Y)である場合には、#14要素情報の第1番目の配置
領域の対角線始点Y座標1314L1SYを最小の段方向配置座
標とされ(3)に進む。 c.(見出しの最小の段方向配置座標)=(#14要素
情報の第1番目の配置領域の対角線始点Y座標1314L1S
Y)であって、かつ、(見出しの最小の行方向配置座
標)≦(#14要素情報の第1番目の配置領域の対角線
始点X座標1314L1SX)である場合には、そのまま(3)
に進む。
【0082】d.(見出しの最小の段方向配置座標)=
(#14要素情報の第1番目の配置領域の対角線始点Y
座標1314L1SY)であって、かつ、(見出しの最小の行方
向配置座標)>(#14要素情報の第1番目の配置領域
の対角線始点X座標1314L1SX)であれば、#14要素情
報の第1番目の配置領域の対角線始点X座標1314L1SXを
見出しの最小の行方向配置座標として(3)に進む。
【0083】(3)#1要素情報の本文記事aに対する
第3番目の見出しの要素ID1301E3以降がある場合に
は、上記(2)の処理が実行される。紙面#1の#1要
素情報の本文記事aは第3番目以降の見出しが無いのこ
の処理を終了し、ステップS11に進む。
【0084】ステップS10では、見出しの最小の段方
向配置座標、および見出しの最小の行方向配置座標にそ
れぞれ固定値(最大座標値)が設定された後にステップ
S11に進む。これは、後述するステップS14におい
て、見出しの有無の判定を不要にし処理ロジックを簡単
にするためである。
【0085】ステップS11では、対象本文記事に画像
情報があるか否かが確認される。例えば、紙面#1の#
1要素情報(本文記事a)1301が対象であれば、#1要
素情報の本文記事aに対する画像の要素IDの登録数13
01Q0の値が確認される。そして、#1要素情報の本文記
事aに対する画像の要素IDの登録数1301Q0の値が1以
上であれば画像が存在する(S11:Yes)のでステ
ップS12へ進み、そうでなければ(S11:No)画
像が存在しないのでステップS13へ進む。
【0086】ステップS12では、ステップS11にお
いて対象とされた画像について、その最小の配置座標が
求められる(S12)。
【0087】この最小の配置座標は、例えば、紙面#1
の#1要素情報(本文記事a)1301を対象とした場合、
#1要素情報の本文記事aに対する画像の要素IDの登
録数1301Q0の値の示す件数だけ以下(1)から(4)に
示すような処理がなされる。
【0088】(1)#1要素情報の本文記事aに対する
第1番目の画像の要素ID1301Q1の画像の配置座標が求
められる。これは、まず、#1要素情報の本文記事aに
対する第1番目の画像の要素ID1301Q1に対応した要素
情報が検索される。この場合の要素は画像:写真dなの
で、#4要素情報となる。次に、画像の最小段方向配置
座標、画像の行方向配置座標が次のように設定される。
すなわち、#4要素情報の第1番目の配置領域の対角線
始点Y座標1304L1SYが、画像の最小の段方向配置座標と
され、#4要素情報の第1番目の配置領域の対角線始点
X座標1304L1SXが画像の最小の行方向配置座標とされ
る。
【0089】(2)#1要素情報の本文記事aに対する
第2番目の画像の要素ID1301Q2の画像の配置座標が求
められる。これは、まず、#1要素情報の本文記事aに
対する第2番目の画像の要素ID1301Q2の要素情報が検
索されることによってなされる。この場合の要素は画像
qなので、#15要素情報1315となる。更に、以下に示
すような条件に応じたa〜dの各処理がなされ、各条件
に応じた処理がなされる。
【0090】a.(画像の最小の段方向配置座標)≦
(#15要素情報の第1番目の配置領域の対角線始点Y
座標1315L1SY)であれば、(3)に進む。 b.(画像の最小の段方向配置座標)>(#15要素情
報の第1番目の配置領域の対角線始点Y座標1315L1SY)
であれば、#15要素情報の第1番目の配置領域の対角
線始点Y座標1315L1SYを最小の段方向配置座標として
(3)に進む。 c.(画像の最小の段方向配置座標)=(#15要素情
報の第1番目の配置領域の対角線始点Y座標1315L1SY)
であって、かつ(画像の最小の行方向配置座標)≦(#
15要素情報の第1番目の配置領域の対角線始点X座標
1315L1SX)であれば、(3)に進む。 d.(画像の最小の段方向配置座標)=(#15要素情
報の第1番目の配置領域の対角線始点Y座標1315L1SY)
であって、かつ(画像の最小の行方向配置座標)>(#
15要素情報の第1番目の配置領域の対角線始点X座標
1315L1SX)であれば、#15要素情報の第1番目の配置
領域の対角線始点X座標1315L1SXを、画像の最小の行方
向配置座標として(3)に進む。
【0091】(3)#1要素情報の本文記事aに対する
第3番目の画像の要素ID1301Q3以降があれば上記
(2)の処理を実行する。紙面#1の#1要素情報の本
文記事aは、本文記事に対する第3番目以降の画像が無
いので処理を終了する。
【0092】(4)ステップS14へ進む。
【0093】一方、ステップS13では、画像の最小の
段方向配置座標、および画像の最小の行方向配置座標に
それぞれ固定値(最大座標値)が設定された後にステッ
プS14に進む。これは、後述するステップS14にお
いて、見出しの有無の判定を不要にし処理ロジックを簡
単にするためである。
【0094】ステップS14では、以下(1)から
(4)に示すような処理が行われ、本文記事の最小の配
置座標、見出しの最小の配置座標、画像の最小の配置座
標のうち一番小さい値が求められる。
【0095】(1)本文記事の最小の段方向配置座標が
最小の段方向配置座標に、本文記事の最小の行方向配置
座標が最小の行方向配置座標にそれぞれ設定される。
【0096】(2)以下のa〜dに示すような処理が行
われ、見出しの最小の配置座標との比較処理が行われ
る。 a.(最小の段方向配置座標)≦(見出しの最小の段方
向配置座標)の場合(3)に進む。 b.(最小の段方向配置座標)>(見出しの最小の段方
向配置座標)の場合には、見出しの最小の段方向配置座
標が最小の段方向配置座標とされて(3)に進む。 c.(最小の段方向配置座標)=(見出しの最小の段方
向配置座標)であって、かつ、(最小の行方向配置座
標)≦(見出しの最小の行方向配置座標)である場合に
は、(3)に進む。 d.(最小の段方向配置座標)=(見出しの最小の段方
向配置座標)であって、かつ、(最小の行方向配置座
標)>(見出しの最小の行方向配置座標)である場合に
は、見出しの最小の行方向配置座標が最小の行方向配置
座標とされて(3)に進む。
【0097】(3)以下のa〜dに示すような処理が行
われ、画像の最小の配置座標との比較処理が行われる。 a.(最小の段方向配置座標)≦(画像の最小の段方向
配置座標)の場合には、(4)に進む。 b.(最小の段方向配置座標)>(画像の最小の段方向
配置座標)の場合には、画像の最小の段方向配置座標を
最小の段方向配置座標として(4)へ進む。 c.(最小の段方向配置座標)=(画像の最小の段方向
配置座標)であって、かつ、(最小の行方向配置座標)
≦(画像の最小の行方向配置座標)であれば、(4)に
進む。 d.(最小の段方向配置座標)=(画像の最小の段方向
配置座標)であって、かつ、(最小の行方向配置座標)
>(画像の最小の行方向配置座標)である場合には、画
像の最小の行方向配置座標を最小の行方向配置座標とし
て(4)に進む。
【0098】(4)ステップS15へ進む。
【0099】ステップS15では、図23に示すような
記事重要度データ14への書き込みがなされた後にステ
ップS16に進む。これはまず、記事重要度データ14
の空き要素が検索される。仮に、ここでは、#j要素が
空いていたとする。この場合、紙面#1の#1要素情報
の要素の処理であるとすれば、紙面#1の掲載年月日13
00Kとして#j要素の記事の掲載年月日KTが、紙面
#1の面名1300Mとして#j要素の記事の面名MN
が、紙面#1の面名1300Hとして#j要素の記事の版
名HNが、紙面#1の#1要素情報の要素ID1301D
として#j要素の記事の要素IDであるIDが、最小
の段方向配置座標として#j要素情報の記事の段方向配
置座標LDが、最小の行方向配置座標として#j要素
情報の記事の行方向配置座標LGがそれぞれ登録され
る。
【0100】ステップS16では、対象とする紙面デー
タ13の全ての要素情報に関する要素の処理が終わった
かが確認される。そして、対象とする紙面の全ての要素
情報の処理が終わった場合(S16:Yes)にはステ
ップS18に進む。一方、そうでない場合(S16:N
o)にはステップS17に進む。
【0101】ステップS17では、次の要素情報の要素
が対象とされてステップS4に戻る。例えば、紙面#1
の#1要素情報1301が処理対象であれば、次の処理対象
が#2要素情報1302とされる。
【0102】ステップS18では、全ての紙面データ1
3の処理が終了したか否かが確認され、全ての紙面の処
理が終了した場合(S18:Yes)にはステップS2
0に進み、そうでない場合(S18:No)にはステッ
プS19へ進む。
【0103】ステップS19では、次の紙面データ13
が対象とされてステップS2に戻る。例えば、紙面#1
の紙面データ13(#1)が処理対象であった場合に
は、次の処理対象紙面が、紙面#2の紙面データ13
(#2)とされる。
【0104】ステップS20では、記事重要度データ1
4が、段方向配置座標、行方向配置座標の小さい順に並
べ替えられる。具体的には以下のようにして行われる。
すなわち、まず、記事重要度きデータ14の#1要素、
#2要素、・・・、#j要素、・・・、#k要素の並び
順を次の条件にて並べ直す。この場合、任意の#j要素
と#k要素(#j要素は#k要素よりも先頭側にある)
との間で、次の関係が成り立つ。 (#j要素の記事の段方向配置座標LD)≦(#k要
素の記事の段方向配置座標LD) (#j要素の記事の行方向配置座標LG)≦(#k要
素の記事の行方向配置座標LG) 上述したように、本実施の形態に係る新聞紙面の記事重
要度決定方法を適用した新聞紙面制作システムにおいて
は、上記のような作用により、紙面上に配置された記事
の配置位置に基づいて、記事の重要度を適切に決定する
ことができる。これは、自動的に行われるので、人手に
よる作業の手間を省くとともに、迅速に記事の重要度を
決定することが可能となる。
【0105】(第2の実施の形態)本発明の第2の実施
の形態を図24を用いて説明する。
【0106】本実施の形態に係る新聞紙面の記事重要度
決定方法を適用した新聞紙面制作システムは、第1の実
施の形態に係る新聞紙面の記事重要度決定方法を適用し
た新聞紙面制作システムの一変形例であり、記事重要度
算出部10が本文記事に対する見出しの個数に基づいて
重要度を決定することのみが第1の実施の形態と異な
る。その他の構成については、第1の実施の形態で説明
した通りであるので、ここでは重複説明を避け、以下
に、本実施の形態に係る記事重要度決定方法を適用した
新聞紙面制作システムの動作について図24に示すフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、ここでいう見出し
の個数とは、本文中の文頭見出しは含めていない。
【0107】記事の見出しの個数から記事の重要度を算
出する場合には、まず、記事重要度算出部10によっ
て、紙面データファイル7に蓄積されている紙面データ
13が用いられ、紙面データ13の最初の紙面である紙
面#1の紙面データ13(#1)が対象とされる(S2
1)。次に、ステップS21において対象とされた紙面
データ13(#1)の掲載年月日1300K、面名1300M、版
名1300Hが、指示された条件と一致するかが確認される
(S22)。そして、一致している場合(S22:Ye
s)にはステップS23へ進み、一致していない場合
(S22:No)にはステップS30へ進む。
【0108】次に、#1要素情報1301から順に、各要素
情報毎に記事の重要度計算処理が開始される(S2
3)。そして、ステップS24では、ステップS23で
対象とされた対象要素が有効であって、レイアウト済み
であるか否かが確認される(S24)。例えば、#1要
素情報1301が対象であれば、#1要素の無効/有効フラ
グ1301Fが有効であって、かつ、#1要素情報の配置情
報の登録数1301L0が0件である場合(S24:Yes)
にはステップS25に進み、そうでなければ(S24:
No)ステップS28へ進む。
【0109】更に、ステップS25では、該当要素の要
素種別は本文記事であるか否かが確認される。例えば、
#1要素情報1301であれば、#1要素の要素種別1301S
の内容が確認される。そして、この要素種別が、本文記
事である場合(S25:Yes)にはステップS26へ
進み、本文記事で無い場合(S25:No)にはステッ
プS28へ進む。
【0110】次に、ステップS26では、ステップS2
5において対象とされた本文記事について、見出しの個
数が求められる。これは、例えば、紙面#1の#1要素
情報(本文記事a)1301が対象である場合には、#1要
素情報(本文記事a)1301に対する見出し要素IDの登
録数1301E0の値が見出しの個数と認識される。
【0111】更に、ステップS27では、記事重要度デ
ータ14への書き込みがなされた後にステップS28に
進む。記事重要度データ14への書き込みにはまず、記
事重要度データ14の空き要素が検索される。仮に、こ
こでは、#j要素が空いていたとする。この場合、紙面
#1の#1要素情報の要素の処理であるとすれば、紙面
#1の掲載年月日1300Kとして#j要素の記事の掲載年
月日KTが、紙面#1の面名1300Mとして#j要素の
記事の面名MNが、紙面#1の面名1300Hとして#j
要素の記事の版名HNが、紙面#1の#1要素情報の
要素ID1301Dとして#j要素の記事の要素IDである
IDが、紙面#1の#要素情報の要素ID1301Dとし
て#j要素の記事の要素IDであるIDが、#1要素
情報の本文記事に対する見出し要素IDの登録数1301E0
として#j要素の記事の見出しの個数CMがそれぞれ
登録される。
【0112】ステップS28では、対象とする紙面デー
タ13の全ての要素情報に関する要素の処理が終わった
かが確認される。そして、対象とする紙面の全ての要素
情報の処理が終わった場合(S28:Yes)にはステ
ップS30に進む。一方、そうでない場合(S28:N
o)にはステップS29に進む。
【0113】ステップS29では、次の要素情報の要素
が対象とされてステップS24に戻る。例えば、紙面#
1の#1要素情報1301が処理対象であれば、次の処理対
象が#2要素情報1302とされる。
【0114】ステップS30では、全ての紙面データ1
3の処理が終わったか否かが確認され、全ての紙面の処
理が終了した場合(S30:Yes)にはステップS3
2に進み、そうでない場合(S30:No)にはステッ
プS31へ進む。
【0115】ステップS31では、次の紙面データが対
象とされてステップS22に戻る。例えば、紙面#1の
紙面データ13(#1)が処理対象であった場合には、
次の処理対象紙面が、紙面#2の紙面データ13(#
2)とされる。
【0116】そして、ステップS32において、記事重
要度データ14が、見出しの個数の多い順に並べ替えが
行われることによって重要度の決定処理が終了する。並
べ替えは、具体的には以下のようにして行われる。すな
わち、まず、記事重要度きデータ14の#1要素、#2
要素、・・・、#j要素、・・・、#k要素の並び順を
次の条件にて並べ直す。この場合、任意の#j要素と#
k要素(#j要素は#k要素よりも先頭側にある)との
間で、次の関係が成り立つ。 (#j要素の記事の見出しの個数CM)≧(#k要素
の記事の見出しの個数CM) (#j要素の記事の見出しの個数CM)≧(#k要素
の記事の見出しの個数CM) 上述したように、本実施の形態に係る新聞紙面の記事重
要度決定方法を適用した新聞紙面制作システムにおいて
は、上記のような作用により、記事に対する見出しの個
数に基づいて、記事の重要度を適切に決定することがで
きる。これは、自動的に行われるので、人手による作業
の手間を省くとともに、迅速に記事の重要度を決定する
ことが可能となる。
【0117】(第3の実施の形態)本発明の第3の実施
の形態を図25を用いて説明する。
【0118】本実施の形態に係る新聞紙面の記事重要度
決定方法を適用した新聞紙面制作システムは、第1の実
施の形態に係る新聞紙面の記事重要度決定方法を適用し
た新聞紙面制作システムの一変形例であり、本文記事の
見出し領域の面積に基づいて重要度を決定することのみ
が第1の実施の形態と異なる。その他の構成について
は、第1の実施の形態で説明した通りであるので、ここ
では重複説明を避け、以下に、本実施の形態に係る記事
重要度決定方法を適用した新聞紙面制作システムの動作
について図25に示すフローチャートを用いて説明す
る。
【0119】まず、記事重要度算出部10によって、紙
面データファイル7に蓄積されている紙面データ13が
用いられ、紙面データ13の最初の紙面である紙面#1
の紙面データ13(#1)が対象とされる(S41)。
次に、ステップS41において対象とされた紙面データ
13(#1)の掲載年月日1300K、面名1300M、版名1300
Hが、指示された条件と一致するかが確認される(S4
2)。そして、一致する場合(S42:Yes)にはス
テップS43へ進み、一致しない場合(S42:No)
にはステップS53へ進む。
【0120】次に、#1要素情報1301から順に、各要素
情報毎に記事の重要度計算処理が開始される(S4
3)。そして、ステップS44では、ステップS43で
対象とされた対象要素が有効であって、レイアウト済み
であるか否かが確認される(S44)。例えば、#1要
素情報1301が対象であれば、#1要素の無効/有効フラ
グ1301Fが有効であって、かつ、#1要素の配置情報の
登録数1301L0が0件である場合(S44:Yes)には
ステップS45に進み、そうでない場合(S44:N
o)にはステップS51へ進む。
【0121】更に、ステップS45では、該当要素の要
素種別は本文記事であるか否かが確認される。例えば、
#1要素情報1301であれば、#1要素の要素種別1301S
の内容が確認される。そして、この要素種別が、本文記
事である場合(S45:Yes)にはステップS46へ
進み、本文記事で無い場合(S45:No)にはステッ
プS51へ進む。
【0122】次に、ステップS46では、ステップS4
5において対象とされた本文記事が先頭記事であるか否
かが確認され、先頭記事である場合(S46:Yes)
にはステップS47に進み、先頭記事でない場合(S4
6:No)にはステップS51に進む。これは、例え
ば、紙面#1の#2要素情報(本文記事b)1302が対象
である場合には、本文記事bは、#1要素情報(本文記
事a)の後続記事の要素ID1301Gに指定されているの
で先頭記事ではない。一方、紙面#1の#1要素情報
(本文記事a)1301、または紙面#3の#3要素情報
(本文記事c)1303が対象である場合には、本文記事a
および本文記事cは、紙面#1の全ての要素情報の本文
記事の後続記事の要素ID130nGで指定されていないの
で先頭記事である。
【0123】ステップS47では、対象本文記事に見出
し情報があるか否かが確認される。これは、例えば、紙
面#1の#1要素情報(本文記事a)が対象であれば、
#1要素の本文記事に対する見出しの要素IDの登録数
1301E0の値が確認される。そして、#1要素情報の本文
記事aに対する見出しの要素IDの登録数1301E0の値が
1以上であれば見出しが存在する(S47:Yes)の
でステップS48へ進み、そうでない場合(S47:N
o)にはステップS49へ進む。
【0124】ステップS48では、紙面データ13か
ら、対象本文記事の見出しの領域の面積が求められる。
これは、たとえば、紙面#1の#1要素情報(本文記事
a)1301が対象であれば、#1要素情報の本文記事aに
対する見出しの要素IDの登録数1301E0の値の示す件数
分だけ以下に示す(1)から(3)の処理が行われるこ
とによって求められる。
【0125】(1)#1要素情報の本文記事aに対する
第1番目の見出しの要素ID1301E1の見出しの領域の面
積が求められ、見出しの領域の面積に加算される。これ
はまず、#1要素情報の本文記事aに対する第1番目の
見出しの要素ID1301E1に対応した要素情報が検索され
ることによってなされる。この場合の要素は見出しeな
ので、#5要素情報1305となる。
【0126】見出し領域の面積は、下記に示す式にした
がって計算される。 ((#5要素情報の第1番目の配置領域の対角線終点X
座標1305L1EX )−(#5要素情報の第1番目の配置領
域の対角線始点X座標1305L1SX ))×((#5要素情
報の第1番目の配置領域の対角線終点Y座標1305L1EY
)−(#5要素情報の第1番目の配置領域の対角線始
点Y座標1305L1SY )) (2)以下に示すa〜bの各処理にしたがって、#1要
素情報の本文記事に対する第2番目の見出しの要素1301
E2の見出しの領域の面積が求められ、見出しの領域の面
積に加算される。
【0127】a.#1要素情報の本文記事に対する第2
番目の見出しの要素ID1301E2に対応した要素情報が検
索される。この場合の要素は見出しpなので、#14要
素情報1314となる。
【0128】b.下記の式に基づいて見出しの領域の面
積が計算される。 ((#14要素情報の第1番目の配置領域の対角線終点
X座標1314L1EX)−(#14要素情報の第1番目の配置
領域の対角線始点X座標1314L2SX))×((#14要素
情報の第1番目の配置領域の対角線終点Y座標1314L1E
Y)−(#14要素情報の第1番目の配置領域の対角線
始点Y座標1314L1SY)) (3)#1要素情報の本文記事に対する第3番目の見出
しの要素ID1301E3以降がある場合には、上記(2)に
示す処理が実行される。一方、紙面#1の#1要素情報
の本文記事aに対する第3番目以降の見出しが無い場合
には処理を終え、ステップS50に進む。
【0129】ステップS49では、対象本文記事の文頭
見出し領域の面積が算出される。これは、例えば、紙面
#1の#3要素情報の記事cであったとすれば、#3要
素情報の本文記事のテキスト、レイアウト済テキストの
格納アドレス1303Aを参照して、#3要素のレイアウト
済テキスト1303LXが解析される。そして、文頭見出し領
域の段方向寸法、行方向寸法が求められ、文頭見出し領
域の面積が算出される。なお、文頭見出しの領域につい
ては、テキスト1303TXの文頭見出しの組版ファンクショ
ンコードを解析することによっても算出される。
【0130】ステップS50では、記事重要度データ1
4への書き込みがなされた後にステップS51に進む。
これはまず、記事重要度データ14の空き要素が検索さ
れる。仮に、ここでは、#j要素が空いていたとする。
この場合、紙面#1の#1要素情報1301の要素の処理で
あるとすれば、紙面#1の掲載年月日1300Kとして#j
要素の記事の掲載年月日KTが、紙面#1の面名1300
Mとして#j要素の記事の面名MNが、紙面#1の面
名1300Hとして#j要素の記事の版名HNが、紙面#
1の#1要素情報の要素ID1301Dとして#j要素の記
事の要素IDであるIDが、見出し領域の面積として
#j要素の記事の見出し部分の面積の合計MSがそれ
ぞれ登録される。
【0131】ステップS51では、対象とする紙面デー
タ13の全ての要素情報に関する要素の処理が終わった
かが確認される。そして、対象とする紙面の全ての要素
情報の処理が終わった場合(S51:Yes)にはステ
ップS53に進む。一方、そうでない場合(S51:N
o)にはステップS52に進む。
【0132】ステップS52では、次の要素情報が対象
とされてステップS44に戻る。例えば、紙面#1の#
1要素情報1301が処理対象であれば、次の処理対象が#
2要素情報1302とされる。
【0133】ステップS53では、全ての紙面データ1
3の処理が終わったか否かが確認され、全ての紙面の処
理を終わった場合(S53:Yes)にはステップS5
5に進み、そうでない場合(S53:No)にはステッ
プS54へ進む。
【0134】ステップS54では、次の紙面データが対
象とされてステップS42に戻る。例えば、紙面#1の
紙面データ13(#1)が処理対象であった場合には、
次の処理対象紙面が、紙面#2の紙面データ13(#
2)とされる。
【0135】ステップS55では、記事重要度データ1
4が、見出しの領域の面積の大きい順に並べ替えられ、
処理を終了する。この並べ替えは、具体的には以下のよ
うにして行われる。すなわち、まず、記事重要度きデー
タ14の#1要素、#2要素、・・・、#j要素、・・
・、#k要素の並び順を次の条件にて並べ直す。この場
合、任意の#j要素と#k要素(#j要素は#k要素よ
りも先頭側にある)との間で、次の関係が成り立つ。 (#j要素の記事の見出し領域の面積MS)≦(#k
要素の記事の見出し領域の面積MS) 上述したように、本実施の形態に係る新聞紙面の記事重
要度決定方法を適用した新聞紙面制作システムにおいて
は、上記のような作用により、本文記事の見出し領域の
面積に基づいて、記事の重要度を適切に決定することが
できる。これは、自動的に行われるので、人手による作
業の手間を省くとともに、迅速に記事の重要度を決定す
ることが可能となる。
【0136】(第4の実施の形態)本発明の第4の実施
の形態を図26を用いて説明する。
【0137】本実施の形態に係る新聞紙面の記事重要度
決定方法を適用した新聞紙面制作システムは、第1の実
施の形態に係る新聞紙面の記事重要度決定方法を適用し
た新聞紙面制作システムの一変形例であり、記事の見出
し、本文、写真などの領域の面積から重要度を決定する
ことのみが第1の実施の形態と異なる。その他の構成に
ついては、第1の実施の形態で説明した通りであるの
で、ここでは重複説明を避け、以下に、本実施の形態に
係る記事重要度決定方法を適用した新聞紙面制作システ
ムの動作について図26に示すフローチャートを用いて
説明する。
【0138】まず、記事重要度算出部10によって、紙
面データファイル7に蓄積されている紙面データ13が
用いられ、紙面データ13の最初の紙面である紙面#1
の紙面データ13(#1)が対象とされる(S61)。
次に、ステップS61において対象とされた紙面データ
13(#1)の掲載年月日1300K、面名1300M、版名1300
Hが、指示された条件と一致するかが確認される(S6
2)。そして、一致する場合(S62:Yes)にはス
テップS63へ進み、一致しない場合(S62:No)
にはステップS77へ進む。
【0139】次に、#1要素情報1301から順に、各要素
情報毎に記事の重要度計算処理が開始される(S6
3)。そして、ステップS64では、ステップS63で
対象とされた対象要素が有効であって、レイアウト済み
であるか否かが確認される(S64)。例えば、#1要
素情報1301が対象であれば、#1要素の無効/有効フラ
グ1301Fが有効であって、かつ、#1要素の配置情報の
登録数1301L0が0件である場合(S64:Yes)には
ステップS65に進み、そうでない場合(S64:N
o)にはステップS75へ進む。
【0140】更に、ステップS65では、該当要素の要
素種別は本文記事であるか否かが確認される。例えば、
#1要素情報1301であれば、#1要素の要素種別1301S
の内容が確認される。そして、この要素種別が、本文記
事である場合(S65:Yes)にはステップS66へ
進み、本文記事で無い場合(S65:No)にはステッ
プS75へ進む。
【0141】次に、ステップS66では、ステップS6
5において対象とされた本文記事が先頭記事であるか否
かが確認され、先頭記事である場合(S66:Yes)
にはステップS67に進み、先頭記事でない場合(S6
6:No)にはステップS75に進む。これは、例え
ば、紙面#1の#2要素情報(本文記事b)1302が対象
である場合には、本文記事bは、#1要素情報(本文記
事a)の後続記事の要素ID1301Gに指定されているの
で先頭記事ではない。一方、紙面#1の#1要素情報
(本文記事a)1301、または紙面#3の#3要素情報
(本文記事c)1303が対象である場合には、本文記事a
および本文記事cは、紙面#1の全ての要素情報の本文
記事の後続記事の要素ID130nGで指定されていないの
で先頭記事である。
【0142】ステップS67では、対象本文記事に見出
し情報があるか否かが確認される。これは、例えば、紙
面#1の#1要素情報(本文記事a)1301が対象であれ
ば、#1要素情報の本文記事に対する見出しの要素ID
の登録数1301E0の値が確認される。そして、#1要素情
報の本文記事aに対する見出しの要素IDの登録数1301
E0の値が1以上であれば見出しが存在する(S67:Y
es)のでステップS68へ進み、そうでなければ(S
67:No)ステップS69へ進む。
【0143】ステップS68では、紙面データ13か
ら、対象本文記事の見出しの領域の面積が求められる。
これは、たとえば、紙面#1の#1要素情報(本文記事
a)1301が対象であれば、#1要素情報の本文記事aに
対する見出しの要素IDの登録数1301E0の値の示す件数
分だけ以下に示す(1)から(3)の処理が行われるこ
とによって求められる。
【0144】(1)#1要素情報の本文記事aに対する
第1番目の見出しの要素ID1301E1の見出しの領域の面
積が求められ、見出しの領域の面積に加算される。これ
はまず、#1要素情報の本文記事aに対する第1番目の
見出しの要素ID1301E1に対応した要素情報の要素が検
索されることによってなされる。この場合の要素は見出
しeなので、#5要素情報1305となる。
【0145】見出し領域の面積は、下記に示す式にした
がって計算される。 ((#5要素情報の第1番目の配置領域の対角線終点X
座標1305L1EX )−(#5要素情報の第1番目の配置領
域の対角線始点X座標1305L1SX ))×((#5要素情
報の第1番目の配置領域の対角線終点Y座標1305L1EY
)−(#5要素情報の第1番目の配置領域の対角線始
点Y座標1305L1SY )) (2)次に、以下に示すa〜bの各処理にしたがって、
#1要素情報の本文記事に対する第2番目の見出しの要
素1301E2の見出しの領域の面積が求められ、見出しの領
域の面積に加算される。
【0146】a.#1要素情報の本文記事aに対する第
2番目の見出しの要素ID1301E2に対応した要素情報の
要素が検索される。この場合の要素は見出しpなので、
#14要素情報となる。
【0147】b.下記の式に基づいて見出しの領域の面
積が計算される。 ((#14要素情報の第1番目の配置領域の対角線終点
X座標1314L1EX)−(#14要素情報の第1番目の配置
領域の対角線始点X座標1314L2SX))×((#14要素
情報の第1番目の配置領域の対角線終点Y座標1314L1E
Y)−(#14要素情報の第1番目の配置領域の対角線
始点Y座標1314L1SY)) (3)#1要素情報の本文記事aに対する第3番目の見
出しの要素ID1301E3以降がある場合には、上記(2)
に示す処理が実行される。一方、紙面#1の#1要素情
報の本文記事aに対する第3番目以降の見出しが無い場
合には処理を終え、ステップS70に進む。
【0148】ステップS69では、見出し領域の面積が
0とされる。
【0149】ステップS70では、本文記事の領域の面
積の合計が求められる。これは以下のようにして行われ
る。すなわち、まず、本文記事の領域の面積が0とされ
る。例えば、紙面#1の#1要素情報(本文記事a)13
01が対象であれば、#1要素情報の本文記事に対する#
1要素の配置情報の登録数1301L0の値の示す件数分だけ
以下に示す(1)から(3)の処理がなされる。
【0150】(1)以下に示す式にしたがって#1要素
情報の本文記事aに対する第1番目の配置領域1301L1の
面積が求められ、本文記事の領域の面積に加算される。 ((第1番目の配置領域の対角線終点X座標1301L1EX)
−(第1番目の配置領域の対角線始点X座標1301L1S
X))×((第1番目の配置領域の対角線終点Y座標130
1L1EY)−(第1番目の配置領域の対角線始点Y座標130
1l1SY)) (2)以下に示す式にしたがって第2番目の配置の領域
1301L2の面積が求められ、本文記事の領域の面積に加算
される。
【0151】((第2番目の配置領域の対角線終点X座
標1301L2EX)−(第2番目の配置領域の対角線始点X座
標1301L2SX))×((第2番目の配置領域の対角線終点
Y座標1301L2EY)−(第2番目の配置領域の対角線始点
Y座標1301L2SY)) (3)以下に示す式にしたがって第3番目の配置の領域
1301L3の面積が求められ、本文記事の領域の面積に加算
される。
【0152】((第3番目の配置領域の対角線終点X座
標1301L3EX)−(第3番目の配置領域の対角線始点X座
標1301L3SX))×((第3番目の配置領域の対角線終点
Y座標1301L3EY)−(第3番目の配置領域の対角線始点
Y座標1391L3SY)) ステップS71では、対象本文記事に画像情報があるか
否かが確認される。例えば、紙面#1の#1要素情報
(本文記事a)1301が対象であれば、#1要素情報の本
文記事aに対する画像の要素IDの登録数1301Q0の値を
確認される。そして、#1要素情報の本文記事に対する
画像の要素IDの登録数1301Q0の値が1以上であれば画
像が存在する(S71:Yes)のでステップS72へ
進み、そうでなければ(S71:No)画像が存在しな
いのでステップS73へ進む。
【0153】ステップS72では、紙面データ13か
ら、画像の領域の面積が求められる。これは、たとえ
ば、紙面#1の#1要素情報(本文記事a)が対象であ
れば、#1要素情報の本文記事aに対する画像の要素I
Dの登録数1301E0の値の示す件数分だけ以下に示す
(1)から(4)の処理が行われることによって求めら
れる。
【0154】(1)#1要素情報の本文記事aに対する
第1番目の画像の要素ID1301Q1の画像の情報が求めら
れる。これはまず、#1要素情報の本文記事aに対する
第1番目の見出しの要素ID1301Q1に対応した要素情報
の要素が検索されることによってなされる。この場合の
要素は画像:写真dなので、#4要素情報1304となる。
【0155】次に、以下に示す式にしたがって、画像の
領域の面積が求められ、画像の領域の面積に加算され
る。 ((#4要素情報の第1番目の配置領域の対角線終点X
座標1304L1EX)−(#4要素情報の第1番目の配置領域
の対角線始点X座標1304L1SX))×((#4要素情報の
第1番目の配置領域の対角線終点Y座標1304L1EY)−
(#4要素情報の第1番目の配置領域の対角線始点Y座
標1304L1SY)) (2)#1要素情報の本文記事に対する第2番目の画像
の要素ID1301Q2の画像の要素が、以下に示す手順に従
って求められる。すなわち、まず、#1要素情報の本文
記事aに対する第2番目の画像の要素ID1301Q2に対応
した要素情報が検索される。この場合の要素は画像qな
ので、#15要素情報となる。次に、以下に示す式にし
たがって画像の領域の面積が求められ、画像の領域の面
積に加算される。 ((#15要素情報の第1番目の配置領域の対角線終点
X座標1315L1EX)−(#15要素情報の第1番目の配置
領域の対角線始点X座標1315L1SX))×((#15要素
情報の第1番目の配置領域の対角線終点Y座標1315L1E
Y)−(#15要素情報の第1番目の配置領域の対角線
始点Y座標1315L1SY)) (3)#1要素情報の本文記事に対する第3番目の画像
の要素ID1301Q3以降があれば上記(2)の処理が実行
される。紙面#1の#1要素情報の本文記事aは第3番
目以降の画像が無いので処理が終了する。
【0156】(4)ステップS74に進む。
【0157】ステップS74では、記事重要度データ1
4への書き込みがなされた後にステップS75に進む。
これはまず、記事重要度データ14の空き要素が検索さ
れる。仮に、ここでは、#j要素が空いていたとする。
この場合、紙面#1の#1要素情報の要素が処理である
とすれば、紙面#1の掲載年月日1300Kとして#j要素
の記事の掲載年月日KTが、紙面#1の面名1300Mと
して#j要素の記事の面名MNが、紙面#1の面名13
00Hとして#j要素の記事の版名HNが、紙面#1の
#1要素情報の要素ID1301Dとして#j要素の記事の
要素IDであるIDが、見出しの領域の面積として#
j要素の見出し部分の面積MSが、本文記事の領域の
面積として#j要素の本文記事部分の面積KSが、画
像の領域の面積として#j要素の画像(写真など)部分
の面積PSが、見出しの領域と本文記事の領域と画像
の領域との面積の合計値が、#j要素の記事領域全体の
面積TSとしてそれぞれ登録されてステップS75に
進む。
【0158】ステップS75では、対象とする紙面デー
タ13の全ての要素情報に関する要素の処理が終わった
かが確認される。そして、対象とする紙面の全ての要素
情報の処理が終了した場合(S75:Yes)にはステ
ップS77に進む。一方、終了していない場合(S7
5:No)にはステップS76に進む。
【0159】ステップS76では、次の要素情報の要素
が対象とされてステップS64に進む。例えば、紙面#
1の#1要素情報1301が処理対象であれば、次の処理対
象が#2要素情報1302とされる。
【0160】ステップS77では、全ての紙面データ1
3の処理が終わったか否かが確認され、全ての紙面の処
理を終わった場合(S77:Yes)にはステップS7
9に進み、そうでない場合(S77:No)にはステッ
プS78へ進む。
【0161】ステップS78では、次の紙面データが対
象とされてステップS62に進む。例えば、紙面#1の
紙面データ13(#1)が処理対象であった場合には、
次の処理対象紙面が、紙面#2の紙面データ13(#
2)とされる。
【0162】ステップS79では、記事重要度データ1
4が、記事の領域の面積の合計の大きい順に並べ替えら
れ、処理を終了する。具体的には以下のようにして行わ
れる。すなわち、まず、記事重要度きデータ14の#1
要素、#2要素、・・・、#j要素、・・・、#k要素
の並び順を次の条件にて並べ直す。この場合、任意の#
j要素と#k要素(#j要素は#k要素よりも先頭側に
ある)との間で、次の関係が成り立つ。 (#j要素の記事の段方向配置座標LD)≦(#k要
素の記事の段方向配置座標LD) (#j要素の記事の行方向配置座標LG)≦(#k要
素の記事の行方向配置座標LG) 上述したように、本実施の形態に係る新聞紙面の記事重
要度決定方法を適用した新聞紙面制作システムにおいて
は、上記のような作用により、記事の見出し、本文、写
真などの領域の面積から重要度に基づいて、記事の重要
度を適切に決定することができる。これは、自動的に行
われるので、人手による作業の手間を省くとともに、迅
速に記事の重要度を決定することが可能となる。
【0163】以上、本発明の好適な実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明したが、本発明はかか
る構成に限定されない。特許請求の範囲に記載された技
術的思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更
例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及
び修正例についても本発明の技術的範囲に属するものと
了解される。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新聞の紙面制作過程で生成された紙面データに配置され
た記事データに基づいて、記事の重要度を決定するため
の必要な情報を抽出し、抽出した情報に基づいて、記事
の重要度を自動的に決定することが可能な新聞紙面の制
作システムおよび記事重要度決定方法を実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る新聞紙面の記事重要
度決定方法を適用した新聞紙面制作システムの一例を示
す機能ブロック図
【図2】記事重要度算出部と記事重要度データ出力部と
を組版編集サーバの外部に設けた場合のシステム構成を
示す機能ブロック図
【図3】紙面データの一例を示すデータ構造図
【図4】紙面#1の紙面データの詳細なデータ構造図
【図5】紙面データ共通情報の一例を示すデータ構造図
【図6】#1要素情報(本文記事a)の一例を示すデー
タ構造図
【図7】#2要素情報(本文記事b)の一例を示すデー
タ構造図
【図8】#3要素情報(本文記事c)の一例を示すデー
タ構造図
【図9】#4要素情報(画像・写真d)の一例を示すデ
ータ構造図
【図10】#5要素情報(見出しe)の一例を示すデー
タ構造図
【図11】#6要素情報(画像・地紋f)の一例を示す
データ構造図
【図12】#7要素情報(小組g)の一例を示すデータ
構造図
【図13】#8要素情報(本文記事h)の一例を示すデ
ータ構造図
【図14】#9要素情報(本文記事i)の一例を示すデ
ータ構造図
【図15】#10要素情報(画像:写真j)の一例を示
すデータ構造図
【図16】#11要素情報(見出しk)の一例を示すデ
ータ構造図
【図17】#12要素情報(見出しm)の一例を示すデ
ータ構造図
【図18】#13要素情報(画像:地紋n)の一例を示
すデータ構造図
【図19】#14要素情報(見出しp)の一例を示すデ
ータ構造図
【図20】#15要素情報(画像:写真q)の一例を示
すデータ構造図
【図21】テキストデータ等の一例を示すデータ構造図
【図22】第1の実施の形態に係る新聞紙面の記事重要
度決定方法を適用した新聞紙面制作システムの動作を示
すフローチャート
【図23】記事重要度データの一例を示すデータ構造図
【図24】第2の実施の形態に係る新聞紙面の記事重要
度決定方法を適用した新聞紙面制作システムの動作を示
すフローチャート
【図25】第3の実施の形態に係る新聞紙面の記事重要
度決定方法を適用した新聞紙面制作システムの動作を示
すフローチャート
【図26】第4の実施の形態に係る新聞紙面の記事重要
度決定方法を適用した新聞紙面制作システムの動作を示
すフローチャート
【符号の説明】
1…記事入力/校正端末 2…記事サーバ 3…画像入力/加工端末 4…画像サーバ 5…組版端末 6…組版編集サーバ 7…紙面データファイル 8…出力サーバ 9…プリンタ/プロッタ 10…記事重要度算出部 11…記事重要度データ出力部 13…紙面データ 14…記事重要度データ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新聞の紙面を構成する少なくとも記事、
    画像、写真からなる複数の要素が配置されてなる紙面デ
    ータに基づいて、前記紙面を構成する記事の重要度を決
    定する新聞紙面の記事重要度決定方法であって、 前記紙面データに配置された記事について、予め定めた
    評価基準にしたがって重要度の評価指標値を算出し、前
    記算出された評価指標値に基づいて前記記事の重要度を
    決定するようにしたことを特徴とする新聞紙面の記事重
    要度決定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の新聞紙面の記事重要度
    決定方法において、 前記評価指標値を、見出しを含めた前記記事の紙面上に
    おける配置位置に基づいて算出するようにしたことを特
    徴とする新聞紙面の記事重要度決定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の新聞紙面の記事重要度
    決定方法において、 前記評価指標値を、前記記事に付与された見出しの個数
    に基づいて算出するようにしたことを特徴とする新聞紙
    面の記事重要度決定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の新聞紙面の記事重要度
    決定方法において、 前記評価指標値を、前記記事に付与された見出しの面積
    に基づいて算出するようにしたことを特徴とする新聞紙
    面の記事重要度決定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の新聞紙面の記事重要度
    決定方法において、 前記評価指標値を、前記記事に付与された画像、写真、
    図面、表の個数に基づいて算出するようにしたことを特
    徴とする新聞紙面の記事重要度決定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の新聞紙面の記事重要度
    決定方法において、 前記評価指標値を、前記記事の面積に基づいて算出する
    ようにしたことを特徴とする新聞紙面の記事重要度決定
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の新聞紙面の記事重要度
    決定方法において、 前記評価指標値を、前記記事に付与された画像、写真、
    図面、表の合計面積に基づいて算出するようにしたこと
    を特徴とする新聞紙面の記事重要度決定方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の新聞紙面の記事重要度
    決定方法において、 前記評価指標値を、見出しを含めた前記記事の紙面上に
    おける配置位置、前記記事に付与された見出しの個数、
    前記記事に付与された見出しの面積、前記記事に付与さ
    れた画像、写真、図面、表の個数、前記記事の面積、前
    記記事に付与された画像、写真、図面、表の合計面積に
    基づいて算出するようにしたことを特徴とする新聞紙面
    の記事重要度決定方法。
  9. 【請求項9】 新聞の各紙面に掲載すべき少なくとも記
    事、画像、写真からなる複数の要素を管理するととも
    に、前記管理されている各要素をそれぞれ読み出して各
    紙面上に配置し、紙面データを作成する新聞紙面の制作
    システムにおいて、 前記紙面データに配置された各記事について、予め定め
    た評価基準にしたがって重要度の評価指標値をそれぞれ
    算出する評価指標値算出手段と、 前記評価指標値算出手段によって算出された評価指標値
    に基づいて、前記記事の重要度を決定する重要度決定手
    段とを備えたことを特徴とする新聞紙面の制作システ
    ム。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の新聞紙面の制作シス
    テムにおいて、 前記評価指標値算出手段は、見出しを含めた前記記事の
    紙面上における配置位置に基づいて前記評価指標値を算
    出するようにしたことを特徴とする新聞紙面の制作シス
    テム。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の新聞紙面の制作シス
    テムにおいて、 前記評価指標値算出手段は、前記記事に付与された見出
    しの個数に基づいて前記評価指標値を算出するようにし
    たことを特徴とする新聞紙面の制作システム。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の新聞紙面の制作シス
    テムにおいて、 前記評価指標値算出手段は、前記記事に付与された見出
    しの面積に基づいて前記評価指標値を算出するようにし
    たことを特徴とする新聞紙面の制作システム。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の新聞紙面の制作シス
    テムにおいて、 前記評価指標値算出手段は、前記記事に付与された画
    像、写真、図面、表の個数に基づいて前記評価指標値を
    算出するようにしたことを特徴とする新聞紙面の制作シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の新聞紙面の制作シス
    テムにおいて、 前記評価指標値算出手段は、前記記事の面積に基づいて
    前記評価指標値を算出するようにしたことを特徴とする
    新聞紙面の制作システム。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の新聞紙面の制作シス
    テムにおいて、 前記評価指標値算出手段は、前記記事に付与された画
    像、写真、図面、表の合計面積に基づいて前記評価指標
    値を算出するようにしたことを特徴とする新聞紙面の制
    作システム。
  16. 【請求項16】 請求項9に記載の新聞紙面の制作シス
    テムにおいて、 前記評価指標値算出手段は、見出しを含めた前記記事の
    紙面上における配置位置、前記記事に付与された見出し
    の個数、前記記事に付与された見出しの面積、前記記事
    に付与された画像、写真、図面、表の個数、前記記事の
    面積、前記記事に付与された画像、写真、図面、表の合
    計面積に基づいて前記評価指標値を算出するようにした
    ことを特徴とする新聞紙面の制作システム。
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