JP2002245097A - 連成解析方法、その解析条件設定方法、その記憶媒体及びそのプログラム - Google Patents

連成解析方法、その解析条件設定方法、その記憶媒体及びそのプログラム

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JP2002245097A
JP2002245097A JP2001376700A JP2001376700A JP2002245097A JP 2002245097 A JP2002245097 A JP 2002245097A JP 2001376700 A JP2001376700 A JP 2001376700A JP 2001376700 A JP2001376700 A JP 2001376700A JP 2002245097 A JP2002245097 A JP 2002245097A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】対象モデルを複数種類の物理シュミレーション
モデルで解析する連成解析の解析条件設定方法に関し、
対象モデルのグループと境界の解析条件の設定を容易に
する。 【解決手段】対象モデルを構成する要素グループの物理
モデルを設定するステップ11と、前記設定された要素
グループに対応する前記対象モデルの境界を検索するス
テップ12と、前記対象モデルの境界の解析条件設定画
面で、検索された境界に、前記要素グループの物理モデ
ルを反映するステップ13と、前記反映された境界の解
析条件設定画面で、前記境界の解析条件を設定するステ
ップ14とを有する。あるグループとそのグループの境
界は共通の物理モデルの性質を有するという原理を用い
て、グループと境界の相関を境界条件設定画面に反映
し、グループの物理モデルを設定すると、自動的にその
グループに対応する境界を検索し、境界条件設定画面に
その境界の解析条件を設定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類の物理シ
ュミレーションモデルを用いて、対象モデルを解析する
連成解析方法、その解析条件設定方法、記憶媒体及びそ
のプログラムに関し、特に、対象モデルの解析条件を設
定するための連成解析方法、その解析条件設定方法、記
憶媒体及びそのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、設計モデルの検証のため、コンピ
ュータにより、設計モデルの物理的動作をシュミレーシ
ョンすることが盛んに行われている。例えば、熱伝導解
析、流体解析、構造解析、電磁場解析、電磁波解析等で
ある。近年、解析対象モデルの複雑化に伴い、対象モデ
ルに複数種類のシュミレーションを適用する場合が増加
している。これを連成解析という。
【0003】図25は、従来の解析方法の説明図、図2
6は、従来の解析条件設定手順の説明図、図27(A)
及び図27(B)は、対象モデル例の説明図である。図
25に示すように、CADシステムでモデルのデータを
作成する。例えば、図27(A)のモデルである。
【0004】解析システムは、このデータを読み込む
(一般的にデータは非構造形式のものである)。解析の前
に、物理シュミレーションモデル(物理モデルという)
の選択を行い、続いて対象モデルの各要素グループの解
析条件の設定と、要素グループの境界の解析条件の設定
を行う。このように、解析条件が設定された後、解析計
算を行う。
【0005】図27(A)のモデル例で具体的に説明す
る。図27(A)は、熱一流体解析用のモデルの概念図
である。モデルの要素の集合であるグループ1が筐体内
の流体の領域、グループ2が発熱体、そしてグループ3
が断熱体である。図の左側の流入境界から空気が流入し
て、右側の流出境界から空気が流出する。
【0006】このモデルに対して要素(メッシュ)分割
したのが、図27(B)である。要素グループは要素の
集合であり、境界は連続した要素境界の集合である。境
界は、複数の要素グループに渡っていてもよく、また、
必ずしも要素グループの境界に存在するものでもない。
図27(B)において、境界2、4は流体の壁、境界5
は、断熱体の壁、境界1は流入、境界3は流出の境界、
境界6は、断熱体と流体の境界、境界7は、発熱体と流
体の境界である。
【0007】この要素グループと境界に対し、解析条件
の設定を行う。解析条件は、解析種類と、解析の性質
(熱伝導率等)である。図27(B)の場合には、グル
ープ1は、熱伝導と流体の性質があるので、物理モデル
には熱伝導と流体を設定する。グループ2は、固体の発
熱体であるので、物理モデルには熱伝導のみを設定す
る。グループ3は、断熱体であるので、何も設定しなく
てよい。更に、各グループに熱伝導率等のグループの性
質を設定する。同様に、図27(B)に示す各境界に対
し、物理モデルと、境界の性質を設定する。
【0008】この設定のため、従来は、図26に示すよ
うに、グループと境界の名前を異なる1次元リストに表
示し、各グループや境界を選択して、グループ、境界別
々に、条件設定を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、物理モデルが
2つ以上になると、要素グループに複数の物理変数を設
定する必要があるため、1次元的リストを使用した場
合、設定作業が煩雑となる。又、境界条件の設定の際に
は、どの境界がどの物理モデルに対応しているかを、要
素グループへの設定状況を考慮しながら、境界条件の設
定を行う必要があり、作業は更に複雑化する。
【0010】近年、対象モデルが複雑化しており、多数
の物理モデルを使用する解析が増加しており、多数のグ
ループ、境界の条件設定、多数の物理モデルの設定が必
要となり、条件設定作業が複雑で困難となるという問題
が生じていた。又、グループと境界との設定状況の把握
も容易でなく、一層、条件設定作業を複雑化するという
問題があった。
【0011】例えば、本来同じ物理モデルを共有するグ
ループと境界の関連が明らかではないため、1つのグル
ープ(例えば、「solid2」)に、静電場の物理モデルを
用いて解析条件を設定したのに、他のグループ(例え
ば、「solid1」)に属する境界に、同じ静電場の境界条
件を与えてしまうことがある。
【0012】従って、本発明の目的は、複数の物理モデ
ルを用いる連成解析システムにおいて、対象モデルのグ
ループと境界との条件設定を容易に行うための連成解析
方法、その解析条件設定方法、記憶媒体及びそのプログ
ラムを提供するにある。
【0013】又、本発明の他の目的は、対象モデルのグ
ループと境界との物理モデルの共通性を利用して、グル
ープと境界との条件設定を容易にするための連成解析方
法、その解析条件設定方法、記憶媒体及びそのプログラ
ムを提供するにある。
【0014】更に、本発明の他の目的は、条件設定と対
象モデルとを画面でリンクして、条件設定を容易にする
ための連成解析方法、その解析条件設定方法、記憶媒体
及びそのプログラムを提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的の達成のため、
本発明の連成解析方法は、対象モデルを構成する要素グ
ループの物理モデルを設定するステップと、前記設定さ
れた要素グループに対応する前記対象モデルの境界を検
索するステップと、前記対象モデルの境界の解析条件設
定画面で、検索された境界に、前記要素グループの物理
モデルを反映するステップと、前記反映された境界の解
析条件設定画面で、前記境界の解析条件を設定するステ
ップと、前記設定された物理モデル及び解析条件で、前
記対象モデルを解析するステップとを有する。
【0016】本発明の連成解析における解析条件設定方
法は、前記対象モデルを構成する要素グループの物理モ
デルを設定するステップと、前記設定された要素グルー
プに対応する前記対象モデルの境界を検索するステップ
と、前記対象モデルの境界の解析条件設定画面で、検索
された境界に、前記要素グループの物理モデルを反映す
るステップと、前記反映された境界の解析条件設定画面
で、前記境界の解析条件を設定するステップとを有す
る。
【0017】本発明の連成解析における解析条件設定プ
ログラムを記憶する記憶媒体は、前記対象モデルを構成
する要素グループの物理モデルを設定するためのプログ
ラムと、前記設定された要素グループに対応する前記対
象モデルの境界を検索するためのプログラムと、前記対
象モデルの境界の解析条件設定画面で、検索された境界
に、前記要素グループの物理モデルを反映するプログラ
ムと、前記反映された境界の解析条件設定画面で、前記
境界の解析条件を設定するプログラムとを記憶する。
【0018】本発明の連成解析における解析条件設定プ
ログラムは、前記対象モデルを構成する要素グループの
物理モデルを設定するためのプログラムと、前記設定さ
れた要素グループに対応する前記対象モデルの境界を検
索するためのプログラムと、前記対象モデルの境界の解
析条件設定画面で、検索された境界に、前記要素グルー
プの物理モデルを反映するプログラムと、前記反映され
た境界の解析条件設定画面で、前記境界の解析条件を設
定するプログラムとを有する。
【0019】本発明は、あるグループとそのグループの
境界は共通の物理モデルの性質を有するという原理を用
いて、グループと境界の相関を境界条件設定画面に反映
するようにした。このため、グループの物理モデルを設
定すると、自動的にそのグループに対応する境界を検索
し、境界条件設定画面にその境界の解析条件を設定する
ようにした。これにより、連成解析の解析条件設定にお
いて、対象モデルの要素グループと境界の対応つけが自
動的に行われ、解析条件の設定が容易且つ正確に実行で
きる。
【0020】本発明の連成解析方法では、好ましくは、
前記要素グループの設定ステップは、前記境界の解析条
件設定画面と同一の画面に表示された要素グループの解
析条件設定画面で、前記要素グループの設定を行うステ
ップからなることにより、同一画面で対応関係が表示さ
れ、より判り易く、正確に解析条件を設定できる。
【0021】本発明の連成解析方法では、好ましくは、
前記解析条件設定画面と同一の画面に、前記対象モデル
の形状を表示するステップを更に有することにより、対
象モデル形状を参照しながら、グループ、境界の解析条
件を設定できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、連
成解析システム、解析条件設定方法、他の実施の形態の
順で、図面に基づいて説明する。
【0023】[連成解析システム]図1は、本発明の一
実施の形態の連成解析システムの構成図、図2は、図1
の設定画面の説明図、図3は、その要素グループの解析
条件設定画面の説明図、図4は、その境界の解析条件設
定画面の説明図である。
【0024】図1に示すように、連成解析システムは、
CPU(プロセッサ)1と、デイスプレイ2と、マウス
等の入力デバイス3と、ファイル装置(記憶装置)4と
で構成されている。この解析システムは、周知のパーソ
ナルコンピュータを使用できる。
【0025】CPU1は、CADモデル作成処理10
と、メッシュ作成処理11と、リスト登録処理12と、
要素グループの解析条件設定処理13と、要素境界の解
析条件設定処理14と、物理モデルのシュミレーション
計算処理15と、計算結果の表示処理16とを行う。各
処理は、モジュール化されており、汎用のモジュールを
一部使用できる。
【0026】CADモデル作成処理10は、数値計算を
行うためのモデルを作成する。メッシュ作成処理11
は、作成されたモデルに対して、メッシュ(要素)分割
する。この際に、各メッシュ(要素)のグループと境界
が定義される。
【0027】リスト登録処理12は、グループをグルー
プリスト41に、境界を境界リスト42に登録し、グル
ープと境界との対応関係を対応リスト40に登録する。
対応リスト40は、図1では、ファイル装置4に設けら
れ、グループ番号と、対応する境界番号を格納する。
【0028】要素グループの解析条件設定処理13及び
要素境界の解析条件設定処理14は、メッシュ分割した
メッシュ(要素)のグループと境界に対して解析条件を
設定する。例えば、熱伝導解析では、要素グループに対
して熱伝導率、境界に対しては温度や熱伝達率を設定す
る。又、構造解析では、要素グループに対してヤング率
等、境界に対しては荷重等の条件を設定する。本発明の
一つの特徴として、両解析条件設定処理13、14は、
互いにリンクしている。
【0029】図2、図3及び図4により、解析条件設定
処理を説明する。図2は、デイスプレイ2の解析条件設
定画面100を示す。解析条件設定画面100は、3つ
の領域110、120、130が設けられている。第1
の領域110は、物理モデルと要素グループ名の2次元
的リストを表示する。第2の領域120は、物理モデル
と境界名の2次元的リストを表示する。第3の領域13
0は、対象モデル形状を表示する。
【0030】要素グループ設定用の2次元リスト110
は、各要素グループ名と、このシステムで指定可能な物
理シュミレーションモデルの表である。図2及び図3の
例では、対象モデル(図2の第3の領域130)の3つ
のグループ1、2、3と、5つの指定可能な物理モデル
(熱伝導、流体、構造解析、静電磁場、電磁場)との表
で構成される。
【0031】物理モデルの選択においては、2次元リス
ト110において、物理モデルと要素グルーブの交わる
領域をクリック(またはダブルクリック)することで、要
素グループの物理モデルが選択され、対応する物理モデ
ルの物理変数人カ画面112、114が開き、変数の入
力ができる。
【0032】図3の例では、2次元リスト110の熱伝
導をクリックすることにより、熱伝導解析の変数設定画
面112が開き、熱伝導率、比熱等の入力を行うことが
できる。又、2次元リスト110の流体をクリックする
ことにより、流体解析の変数設定画面114が開き、粘
性係数、質量密度等の入力を行うことができる。2次元
リスト110の設定された欄には、丸印が表示される。
【0033】境界条件設定用の2次元リスト120は、
各境界名と、このシステムで指定可能な物理シュミレー
ションモデルの表である。図2及び図4の例では、対象
モデル(図2の第3の領域130)の境界1、2、3、
4と、5つの指定可能な物理モデル(熱伝導、流体、構
造解析、静電磁場、電磁場)との表で構成される。
【0034】境界条件の選択においては、2次元リスト
120において、物理モデルと境界の交わる領域をクリ
ック(またはダブルクリック)することで、対応する物理
モデルの物理変数人カ画面122、124が開き、変数
の入力ができる。
【0035】図4の例では、2次元リスト120の熱伝
導をクリックすることにより、熱伝導解析の境界条件設
定画面122が開き、熱流束、熱伝達率等の入力を行う
ことができる。又、2次元リスト120の流体をクリッ
クすることにより、流体解析の境界条件設定画面124
が開き、圧力、流速等の入力を行うことができる。
【0036】本発明の一つの特徴として、物理モデルと
境界名の2次元的なリスト表示機能を有し、前述のファ
イル4の対応リスト40を参照し、各要素グループの物
理モデルの割り当て状況を境界リスト120に表示す
る。境界リスト120において、条件設定が必要とされ
る境界(物理モデルと境界の交わる領域)が自動的にチェ
ックされる。例えば、丸印で表示する。チェックされて
いる境界名の領域をクリック(またはダブルクリック)す
ることで、各境界が対応する物理モデルの境界条件の設
定ができる。
【0037】また、物理モデルと要素グループ名の2次
元的リスト表示と物理モデルと境界名の2次元的リスト
表示とモデル形状の表示とを1画面に並べて同時表示す
ることで、容易に解析の設定状況の把握ができる。
【0038】このように、2次元リスト110により、
複数の物理モデルを伴う達成解析において、要素グルー
プヘの物理変数の設定が容易になる。又、要素グループ
ヘの物理変数の設定状況を判別し、設定が必要な境界条
件を自動的にチェックし、境界リスト120で設定可能
状態にするので、境界条件設定が容易になる。更に、要
素グループリストと境界リストとモデル形状を同時に出
力できるので、解析の設定状況の把握が容易になる。
【0039】図1に戻り、計算処理15は、メッシュ分
割されたモデルと解析条件を用いて計算を実行して、解
を求める。この計算処理15は、汎用の熱解析プログラ
ム、構造解析プログラム、流体解析プログラム等を使用
できる。結果表示処理16は、計算処理で求められた計
算結果を画面に出力する。
【0040】[解析条件設定方法]次に、リスト登録処
理12、解析条件設定処理13、14を、図5乃至図9
により説明する。図5は、図1のリスト登録、解析条件
設定処理フロー図、図6は、図5の要素と境界の関係
図、図7は、図5の境界データの作成処理フロー図、図
8は、図5の境界データの修正処理フロー図、図9は、
図1のリンク処理フロー図である。
【0041】図5により、登録、設定処理を説明する。
【0042】(S1)要素グループデータ構造を作成す
る。図1の例では、読み込んだ要素グループをグループ
リスト41に登録する。
【0043】(S2)読み込んだ要素グループ又は要素
グループと要素境界データから、要素境界データ構造を
作成する。図6に示すように、境界Aが、要素A,B,
Cに跨ることがある。このような場合、境界Aを、境界
A−Bと、境界A−Cに分割する。このようにすること
により、1つの境界は、片側に1つの要素、又は両側に
1つづつの要素を有していると定義でき、境界と要素と
の相関を用いる解析条件設定が可能となる。図1の例で
は、この境界を境界リスト42に登録し、且つグループ
と境界の相関関係を対応リスト40に登録する。この処
理は、後述する図7及び図8で詳細に説明する。
【0044】(S3)図2のように、解析条件設定画面
100を表示し、領域110の要素グループと物理モデ
ルとの2次元リストから、要素グループの物理モデルを
選択する。図2、図3で示すと、グループと物理モデル
の交点の領域をクリックする。これに応じて、選択した
要素グループが有する要素境界を、対応リスト40によ
り自動検索する。領域120の要素境界と物理モデルと
の2次元リストの要素境界の物理モデルは、クリックし
た物理モデルに決定される。この処理を、後述する図9
で詳細に説明する。
【0045】(S4)同様に、図2のように、解析条件
設定画面100の領域120の要素境界と物理モデルと
の2次元リストから、要素境界の物理モデルを選択す
る。図2、図4で示すと、要素境界と物理モデルの交点
の領域をクリックする。これに応じて、選択した要素境
界を境界とする要素グループを、対応リスト40により
自動検索する。領域110の要素グループと物理モデル
との2次元リストの要素グループの物理モデルは、クリ
ックした物理モデルに決定される。
【0046】(S5)図3及び図4のように、各々の物
理モデルの解析条件設定画面112、114、122、
124が開き、解析条件を設定(入力)する。
【0047】図7により、図5及び図6で説明した境界
データの作成処理を説明する。図7は、要素グループだ
け読み込んだ場合の境界データの作成処理を示す。
【0048】(S10)要素グループデータ(要素グル
ープとその要素)を読み込んだ後、要素グループのポイ
ンタNを「1」に初期化する。
【0049】(S11)要素のポインタMを「1」に初
期化する。
【0050】(S12)N番目の要素グループに属する
M番目の要素に対し、その隣接する要素データを検索す
る。
【0051】(S13)要素グループJに隣接要素があ
った場合には、境界[N,J]のデータに、M番目の要
素と、要素境界面位置を登録する。
【0052】(S14)一方、隣接要素が無い場合に
は、境界[N,0]のデータに、M番目の要素と、要素
境界面の位置を登録する。
【0053】(S15)要素ポインタMを、「M+1」
にインクリメントし、要素ポインタMが、最大値Mma
xを越えたかを判定する。越えていないと、ステップS
12に戻る。
【0054】(S16)越えていると、要素グループポ
インタNが、最大値Nmaxを越えたかを判定する。越
えていないと、ステップS11に戻る。越えていると、
全ての要素グループの境界検索が終了したため、終了す
る。尚、境界データが与えられる場合は、図7の処理
は、必要ない。
【0055】次に、図8により、図6で説明した境界デ
ータの修正処理を説明する。
【0056】(S20)要素グループデータ(要素グル
ープとその要素)と要素境界データを読み込んだ後、要
素境界のポインタNを「1」に初期化する。
【0057】(S21)N番目の要素境界に属する要素
グループ数をカウントする。
【0058】(S22)要素グループ数が、3以上であ
る場合には、N番目の要素境界データを複数に分割し、
新たに、要素境界データを作成する。
【0059】(S23)要素グループ数が2以下である
場合には、分割しない。即ち、要素グループ数が2以下
である場合と、ステップS22で要素グループ数を2以
下に修正した場合には、要素境界のポインタNが、最大
値Nmaxを越えたかを判定する。越えていないと、ス
テップS21に戻る。越えていると、全ての要素境界の
処理が完了したため、終了する。
【0060】このようにして、1つの境界は、片側に1
つの要素、又は両側に1つづつの要素を有していると定
義でき、境界と要素との相関を用いる解析条件設定が可
能となる。
【0061】次に、図5の条件設定処理における要素グ
ループと境界とのリンク処理を、図9により、説明す
る。
【0062】(S30)図2の境界グループの2次元リ
スト110で、N番目の要素グループの物理モデルを選
択すると、N番目の要素グループをグループリスト11
0に丸印で表示する。
【0063】(S31)対応リスト40を参照して、選
択グループに対する境界を検索する。検索でヒットした
境界要素を境界リスト120に丸印で表示する。
【0064】このようにして、図2で説明したように、
選択グループと境界との対応が、自動的にチェックさ
れ、解析条件の設定に反映される。
【0065】次に、解析条件設定方法を、図10乃至図
17により説明する。
【0066】図10は、解析条件設定の初期画面図であ
る。図10において、アイコン140は、図1のモデル
作成処理を指定するためのもの、アイコン150は、図
1のメッシュ作成処理を指定するためのもの、アイコン
160は、解析条件設定処理を指定するためのもの、ア
イコン170は、計算処理を指定するためのもの、アイ
コン180は、結果表示処理を指定するためのものであ
る。
【0067】解析条件設定処理のアイコン160をクリ
ックすると、図10のように、画面領域130に、対象
モデル形状が表示され、画面領域110に、グループの
2次元リスト110が表示され、画面領域120に、境
界の2次元リスト120が表示される。
【0068】この例では、2次元リスト110の縦軸
に、グループ番号を、横軸に、閲覧(View),グル
ープ名、物理モデル(熱伝導、静電場、流体)を並べて
ある。そして、対象モデルのグループは、「solid
1」と、「solid 2」の2つであることを示
す。
【0069】同様に、2次元リスト120の縦軸に、境
界番号を、横軸に、閲覧(View),境界名、物理モ
デル(熱伝導、静電場、流体)を並べてある。そして、
対象モデルの境界は、グループ「solid 1」の境
界「slf 1」〜「slf6」と、「solid
2」の境界「s2f 1」〜「s2f 3」であること
を示す。
【0070】次に、図11乃至図13により、グループ
選択処理を説明する。図10及び図13に示すグループ
選択モード190をクリックすることにより、グループ
選択、即ち、各グループの物理的性質を選択する。選択
方法は、グループ名と物理モデルで作成されるリスト1
10の交わる領域をマウスでクリック(又はダブルクリ
ック)すると、図11及び図13に示すように、丸印
(○)が表示され、グループ名に対する物理的性質が決
定される。この際、選択したグループの境界が自動的に
チェックされ、図11及び図13に示すように、グルー
プと同じ物理的性質が決定される。更に、境界リストに
丸印(○)が表示される。また、グループリストの丸印
(○)が表示された領域をマウスでクリック(又はダブ
ルクリック)すると、丸印(○)の表示が消えて設定が
解除される。
【0071】具体的には、図13に示すように、「グル
ープ」と「物理モデル」の交わる領域Aをマウスでクリ
ック(又はダブルクリック)すると、そのグループの境
界Bが自動的にチェックされる。例えば、グループの物
理的性質が仮に「熱伝導」と決まれば、そのグループの
境界の性質が「熱伝導」の性質を持つことが一意的に決
まる(グループと境界との相関関係)ということを利用
して、グループリスト110、境界リスト120上に自
動的に反映させる。
【0072】境界の数が複数存在する場合には、どの境
界がどのような物理的性質を有しているかが、わかりに
くいが、このグループ・境界リスト110、120を用
いることで、ユーザーが誤らずにかつ容易に解析条件設
定を行うことが可能になる。
【0073】同様に、図12に示すように、グループ
「solid 2」についても、物理的性質が仮に「熱伝
導」と決まれば、そのグループの境界の性質が「熱伝
導」の性質を持つことが一意的に決まり、グループリス
ト110、境界リスト120上に自動的に反映される。
【0074】次に、解析条件の設定に移り、図10、図
13の設定アイコン200をクリックする。選択モード
で選択され物理的性質が決まっている丸印(○)が表示
された領域をマウスでクリック(又はダブルクリック)
すると、物理的性質に対応する解析条件設定画面(図3
〜図4)が表示され、解析条件の設定を行うことができ
る。解析条件設定画面が表示されている間(設定待ち)
は、図11、図12のように対応するグループ又は境界
が強調表示される。
【0075】更に、ユーザーが設定進行状況を一目で把
握できるように、解析条件設定後には、リストの丸印
(○印)を二重丸(◎)印に変える。以前に設定した設
定個所の解析条件を後で変化させて計算する場合(例え
ば熱伝導率を2倍にする)等には、設定個所の特定が非
常に容易になる。
【0076】更に、グループ、境界描画モードも可能で
ある。図14及び図15で示すように、リスト110の
閲覧(View)列の白四角(□)をクリックすると表示が
黒四角(■)になり、対応するグループが画面に異なる
色等で強調表示される。同様に、境界についても、リス
ト120の閲覧(View)列の白四角(□)をクリックす
ると、表示が黒四角(■)になり、図16乃至図18に
示すように、対応する境界が画面に異なる色等で強調表
示される。
【0077】この強調表示されたモデル描画画面上の領
域をマウスでクリック(又はダブルクリック)すると、
解析条件設定画面(図3〜図4)が表示され、解析条件
の設定を行うことも可能である。即ち、リストを用いた
設定と描画画面を用いた設定の両方が可能となる。
【0078】前述の実施の形態では、グループリスト1
10と境界リスト120を同時に画面に表示している
が、片方を表示し、切り替えにより、他方を表示しても
よい。
【0079】[他の実施の形態]図19及び図20は、
本発明の他の実施の形態の変数設定画面の説明図であ
る。図19では、熱伝導解析の変数設定画面と流体解析
の変数設定画面が1つの設定画面116で構成される。
この画面116で、熱伝導率、比熱、粘性係数、質量密
度等の入力を行うことができる。
【0080】図20では、熱伝導解析の境界条件設定画
面と流体解析の境界条件設定画面が1つの設定画面12
6で構成され、熱流束、熱伝達率、圧力、流速等の入力
を行うことができる。
【0081】図21乃至図24は、本発明の他の実施の
形態の振動乃至移動するモデルを例にした説明図であ
る。図22に示すように、固体(グループ2)が流体
(グループ1)で移動するモデルや、図24に示すよう
に、固体(グループ2)が電磁波領域(グループ1)で
振動するモデルでは、解析条件として、更に、境界の移
動方法を設定する必要がある。例えば、点対象の移動、
面対象の移動、軸方向の移動等である。
【0082】この場合に、図21、図23、図24に示
すように、移動グループ、移動境界を、非移動グルー
プ、非移動境界と区別するように、例えば、二重丸で表
示し、対応する設定画面を呼び出すようにする。これに
より、移動、振動モデルにおいても、区別して、グルー
プと境界をリンクできる。
【0083】以上、本発明を実施の形態により説明した
が、本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形が可能
であり、これらを本発明の技術的範囲から排除するもの
ではない。
【0084】(付記1)対象モデルを複数の物理モデル
でシュミレーションする連成解析方法において、前記対
象モデルを構成する要素グループの物理モデルを設定す
るステップと、前記設定された要素グループに対応する
前記対象モデルの境界を検索するステップと、前記対象
モデルの境界の解析条件設定画面で、検索された境界
に、前記要素グループの物理モデルを反映するステップ
と、前記反映された境界の解析条件設定画面で、前記境
界の解析条件を設定するステップと、前記設定された物
理モデル及び解析条件で、前記対象モデルを解析するス
テップとを有することを特徴とする連成解析方法。
【0085】(付記2)前記要素グループの設定ステッ
プは、前記境界の解析条件設定画面と同一の画面に表示
された要素グループの解析条件設定画面で、前記要素グ
ループの設定を行うステップからなることを特徴とする
付記1の連成解析方法。
【0086】(付記3)前記解析条件設定画面と同一の
画面に、前記対象モデルの形状を表示するステップを更
に有することを特徴とする付記1の連成解析方法。
【0087】(付記4)前記要素グループの設定ステッ
プは、前記要素グループと前記物理モデルとの2次元リ
ストからなる解析条件設定画面で、前記要素グループの
設定を行うステップからなることを特徴とする付記1の
連成解析方法。
【0088】(付記5)前記反映ステップは、前記境界
と前記物理モデルとの2次元リストからなる境界の解析
条件設定画面に、前記要素グループの物理モデルを反映
するステップからなることを特徴とする付記1の連成解
析方法。
【0089】(付記6)前記対象モデルの要素グループ
及び境界データから、要素グループと境界との相関を示
す対応リストを生成するステップを更に有することを特
徴とする付記1の連成解析方法。
【0090】(付記7)前記対象モデルの要素グループ
及び境界データから、2つ以下の要素グループに属する
境界データを生成するステップを更に有することを特徴
とする付記1の連成解析方法。
【0091】(付記8)対象モデルを複数の物理モデル
でシュミレーションする連成解析における解析条件設定
方法において、前記対象モデルを構成する要素グループ
の物理モデルを設定するステップと、前記設定された要
素グループに対応する前記対象モデルの境界を検索する
ステップと、前記対象モデルの境界の解析条件設定画面
で、検索された境界に、前記要素グループの物理モデル
を反映するステップと、前記反映された境界の解析条件
設定画面で、前記境界の解析条件を設定するステップと
を有することを特徴とする連成解析の解析条件設定方
法。
【0092】(付記9)前記要素グループの設定ステッ
プは、前記境界の解析条件設定画面と同一の画面に表示
された要素グループの解析条件設定画面で、前記要素グ
ループの設定を行うステップからなることを特徴とする
付記8の連成解析の解析条件設定方法。
【0093】(付記10)前記解析条件設定画面と同一
の画面に、前記対象モデルの形状を表示するステップを
更に有することを特徴とする付記8の連成解析の解析条
件設定方法。
【0094】(付記11)前記要素グループの設定ステ
ップは、前記要素グループと前記物理モデルとの2次元
リストからなる解析条件設定画面で、前記要素グループ
の設定を行うステップからなることを特徴とする付記8
の連成解析の解析条件設定方法。
【0095】(付記12)前記反映ステップは、前記境
界と前記物理モデルとの2次元リストからなる境界の解
析条件設定画面に、前記要素グループの物理モデルを反
映するステップからなることを特徴とする付記8の連成
解析の解析条件設定方法。
【0096】(付記13)前記対象モデルの要素グルー
プ及び境界データから、要素グループと境界との相関を
示す対応リストを生成するステップを更に有することを
特徴とする付記8の連成解析の解析条件設定方法。
【0097】(付記14)前記対象モデルの要素グルー
プ及び境界データから、2つ以下の要素グループに属す
る境界データを生成するステップを更に有することを特
徴とする付記8の連成解析の解析条件設定方法。
【0098】(付記15)対象モデルを複数の物理モデ
ルでシュミレーションする連成解析における解析条件設
定プログラムを記憶する記憶媒体において、前記対象モ
デルを構成する要素グループの物理モデルを設定するた
めのプログラムと、前記設定された要素グループに対応
する前記対象モデルの境界を検索するためのプログラム
と、前記対象モデルの境界の解析条件設定画面で、検索
された境界に、前記要素グループの物理モデルを反映す
るプログラムと、前記反映された境界の解析条件設定画
面で、前記境界の解析条件を設定するプログラムとを記
憶したことを特徴とする記憶媒体。
【0099】(付記16)対象モデルを複数の物理モデ
ルでシュミレーションする連成解析における解析条件設
定プログラムにおいて、前記対象モデルを構成する要素
グループの物理モデルを設定するためのプログラムと、
前記設定された要素グループに対応する前記対象モデル
の境界を検索するためのプログラムと、前記対象モデル
の境界の解析条件設定画面で、検索された境界に、前記
要素グループの物理モデルを反映するプログラムと、前
記反映された境界の解析条件設定画面で、前記境界の解
析条件を設定するプログラムとを有することを特徴とす
るプログラム。
【0100】
【発明の効果】あるグループとそのグループの境界は共
通の物理モデルの性質を有するという原理を用いて、グ
ループと境界の相関を境界条件設定画面に反映するよう
にした。このため、グループの物理モデルを設定する
と、自動的にそのグループに対応する境界を検索し、境
界条件設定画面にその境界の解析条件を設定するように
した。これにより、連成解析の解析条件設定において、
対象モデルの要素グループと境界の対応つけが自動的に
行われ、解析条件の設定が容易且つ正確に実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のシステム構成図であ
る。
【図2】図1のシステムの解析条件設定画面の説明図で
ある。
【図3】図2の要素グループリストの構成図である。
【図4】図2の要素境界リストの構成図である。
【図5】図1の解析条件設定処理フロー図である。
【図6】図5の境界分割処理の説明図である。
【図7】図5の境界検出処理フロー図である。
【図8】図5の境界修正処理フロー図である。
【図9】図5のリンク処理フロー図である。
【図10】図1の解析条件設定画面の説明図である。
【図11】図10の画面において、要素グループの設定
の説明図である。
【図12】図10の画面において、他の要素グループの
設定の説明図である。
【図13】図10の画面のグループ及び境界リストの拡
大図である。
【図14】図10の画面において、要素グループの設定
時のモデル描画説明図である。
【図15】図10の画面において、他の要素グループの
設定のモデル描画説明図である。
【図16】図10の画面において、境界設定時のモデル
描画説明図である。
【図17】図10の画面において、他の境界設定時のモ
デル描画説明図である。
【図18】図10の画面において、更に他の境界設定時
のモデル描画説明図である。
【図19】本発明の他の実施の形態の解析変数設定画面
の説明図である。
【図20】本発明の他の実施の形態の境界条件設定画面
の説明図である。
【図21】本発明の他の実施の形態の解析条件設定画面
の説明図である。
【図22】本発明の他の実施の形態の対象モデルの説明
図である。
【図23】本発明の更に他の実施の形態の解析条件設定
画面の説明図である。
【図24】本発明の更に他の実施の形態の対象モデルの
説明図である。
【図25】従来技術の説明図である。
【図26】従来の解析条件設定画面の説明図である。
【図27】解析対象モデルの説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 デイスプレイ 3 入力デバイス 4 ファイル装置 10 CADモデル作成処理 11 メッシュ作成処理 12 リスト登録処理 13 要素グループの解析条件設定処理 14 要素境界の解析条件設定処理 15 計算実行処理 16 結果表示処理 40 グループー境界対応リスト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対象モデルを複数の物理モデルでシュミレ
    ーションする連成解析方法において、 前記対象モデルを構成する要素グループの物理モデルを
    設定するステップと、 前記設定された要素グループに対応する前記対象モデル
    の境界を検索するステップと、 前記対象モデルの境界の解析条件設定画面で、検索され
    た境界に、前記要素グループの物理モデルを反映するス
    テップと、 前記反映された境界の解析条件設定画面で、前記境界の
    解析条件を設定するステップと、 前記設定された物理モデル及び解析条件で、前記対象モ
    デルを解析するステップとを有することを特徴とする連
    成解析方法。
  2. 【請求項2】前記要素グループの設定ステップは、 前記境界の解析条件設定画面と同一の画面に表示された
    要素グループの解析条件設定画面で、前記要素グループ
    の設定を行うステップからなることを特徴とする請求項
    1の連成解析方法。
  3. 【請求項3】前記解析条件設定画面と同一の画面に、前
    記対象モデルの形状を表示するステップを更に有するこ
    とを特徴とする請求項1の連成解析方法。
  4. 【請求項4】対象モデルを複数の物理モデルでシュミレ
    ーションする連成解析における解析条件設定方法におい
    て、 前記対象モデルを構成する要素グループの物理モデルを
    設定するステップと、 前記設定された要素グループに対応する前記対象モデル
    の境界を検索するステップと、 前記対象モデルの境界の解析条件設定画面で、検索され
    た境界に、前記要素グループの物理モデルを反映するス
    テップと、 前記反映された境界の解析条件設定画面で、前記境界の
    解析条件を設定するステップとを有することを特徴とす
    る連成解析の解析条件設定方法。
  5. 【請求項5】対象モデルを複数の物理モデルでシュミレ
    ーションする連成解析における解析条件設定プログラム
    を記憶する記憶媒体において、 前記対象モデルを構成する要素グループの物理モデルを
    設定するためのプログラムと、 前記設定された要素グループに対応する前記対象モデル
    の境界を検索するためのプログラムと、 前記対象モデルの境界の解析条件設定画面で、検索され
    た境界に、前記要素グループの物理モデルを反映するプ
    ログラムと、 前記反映された境界の解析条件設定画面で、前記境界の
    解析条件を設定するプログラムとを記憶したことを特徴
    とする記憶媒体。
  6. 【請求項6】対象モデルを複数の物理モデルでシュミレ
    ーションする連成解析における解析条件設定プログラム
    において、 前記対象モデルを構成する要素グループの物理モデルを
    設定するためのプログラムと、 前記設定された要素グループに対応する前記対象モデル
    の境界を検索するためのプログラムと、 前記対象モデルの境界の解析条件設定画面で、検索され
    た境界に、前記要素グループの物理モデルを反映するプ
    ログラムと、 前記反映された境界の解析条件設定画面で、前記境界の
    解析条件を設定するプログラムとを有することを特徴と
    するプログラム。
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