JP2002244166A - ビーム集光装置およびスキャニング装置 - Google Patents

ビーム集光装置およびスキャニング装置

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JP2002244166A
JP2002244166A JP2001038058A JP2001038058A JP2002244166A JP 2002244166 A JP2002244166 A JP 2002244166A JP 2001038058 A JP2001038058 A JP 2001038058A JP 2001038058 A JP2001038058 A JP 2001038058A JP 2002244166 A JP2002244166 A JP 2002244166A
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refractive index
source
phase
control mechanism
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Application number
JP2001038058A
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English (en)
Inventor
Yoshito Nakanishi
淑人 中西
Atsushi Omote
篤志 表
Hiroshi Yamashita
博 山下
Hiroyuki Yabuki
博幸 矢吹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビーム発生源から照射されるビームの波面形
状、ビーム本数、集光位置を空間的時間的に任意に変化
させることが可能なビーム集光装置およびビームスキャ
ン装置を提供する。 【解決手段】 屈折率が2次元的に可変な基板1、2を
用いて、ビーム発生源3からのビームが基板1、2を透
過する際のビームの位相を時間的、空間的に任意に変化
させる。基板に液晶材料を用いることにより、屈折率制
御は印加する電圧により制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーダ装置等のビー
ム集光装置およびビームスキャン装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーダ装置としてたとえば特開平
07−209414号公報に記載されたものが知られて
いる。
【0003】図11において、M2は回転装置、M1は
レーダ装置を示している。レーダ装置M1から照射され
るビームを所望の発射方向にするために、回転装置M2
によりレーダ装置本体の角度を回転させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、機械的
な動作でビーム発射方向を変化させる従来の構成では装
置が大型になり、また機械的磨耗等による性能劣化を起
こすことがある。さらに2次元的にビームをスキャニン
グするためには複数のモータが必要となり、装置が複雑
となる。本発明は、ビームを機械的スキャニングをする
のではなく、基板上の屈折率を局所的に任意に変化でき
る基板を光学レンズの様に用いることで、発生源から照
射されるビームの波面形状、ビーム本数、集光位置を空
間的時間的に任意に変化させることが可能なビーム集光
装置およびビームスキャン装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるビーム集光
装置およびビームスキャン装置は、第1の手段として基
板の屈折率を変化できる材料からなる1枚以上の基板
と、前記基板の上下面の少なくともどちらか一方にアレ
イ上に配置された電極からなるセルと、前記電極に対し
て物理的変化を与える制御信号を発生する屈折率制御機
構と、ビーム発生源とで構成されたものである。
【0006】また、第2の手段として、基板の屈折率を
変化できる材料からなる1枚以上の基板と、前記基板内
部に形成された電極と、前記基板の上下面に形成された
導体と、前記電極に対して物理的変化を与える制御信号
を発生する屈折率制御機構と、ビーム発生源とで構成さ
れたものである。
【0007】また、第3の手段として、前記第1の手段
および第2の手段で用いた屈折率が局所的に変化できる
基板がビーム発生源を覆うに曲面形状を有する形状から
なる基板で構成されたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、基板の屈折率を変化できる材料からなる1枚以上の
基板と、前記基板の上下面の少なくとも一方にアレイ状
に配置された電極からなるセルと、前記電極に対して物
理的変化を与える制御信号を発生する屈折率制御機構
と、ビーム発生源とで構成され、前記屈折率制御機構か
らの信号に基づき、任意のセルの屈折率を変化させ、前
記ビーム発生源から照射されたビームの入射位相と出射
位相の関係を任意に制御してビームの集光位置を可変す
ることを特徴とするビーム集光装置である。
【0009】この構成により、発射されるビームの波面
形状、ビーム本数、集光位置などのビーム特性を空間的
時間的に可変とする作用を有する。
【0010】本発明の請求項2に記載の発明は、各セル
から出射されたビームを空間上の同一点で同位相となる
ように位相差を設けてビームを集光することを特徴とす
る請求項1に記載のビーム集光装置である。
【0011】この構成により各セルから出射されたビー
ムを空間上の一点に集光させることが出来る。
【0012】本発明の請求項3に記載の発明は、各セル
から出射されたビームが所望の複数の集光位置で同位相
となるように位相差を設けて複数のビームを集光するこ
とを特徴とする請求項1に記載のビーム集光装置であ
る。
【0013】この構成により各セルから出射されたビー
ムを空間上の異なる複数の点で同時に集光させることが
出来る。
【0014】本発明の請求項4に記載の発明は、基板の
屈折率を変化できる材料からなる1枚以上の基板と、前
記基板内部に形成された電極と、前記基板の上下面に形
成された導体と、前記電極に対して物理的変化を与える
制御信号を発生する屈折率制御機構と、ビーム発生源と
で構成され、前記屈折率制御機構からの信号に基づき、
前記基板内の屈折率を3次元的に変化させ、前記ビーム
発生源から照射されたビームの入射位相と出射位相の関
係を制御してビームの集光位置を可変したことを特徴と
するビーム集光装置である。この構成により、発射され
るビームの集光位置などのビーム特性を時間的に空間的
に可変とする作用を有する。
【0015】本発明の請求項5に記載の発明は、基板内
部に複数の電極を設け、各電極領域から出射されるビー
ムの位相分布を空間上の異なる点に集光し、複数点にビ
ームを集光したことを特徴とする請求項4に記載のビー
ム集光装置である。
【0016】この構成により、請求項4の作用に加え
て、各電極領域から出射されたビームを空間上の異なる
複数の点で同時に集光させることが出来る。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、基板を
曲面形状としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれ
かに記載のビーム集光装置である。
【0018】この構成により請求項1〜5の作用に加え
て、集光効率を向上させることが出来る。
【0019】本発明の請求項7に記載の発明は、ビーム
発生源を曲面基板で覆ったことを特徴とする請求項6に
記載のビーム集光装置である。この構成により請求項6
の作用に加えて、ビームの集光効率をさらに改善する作
用を有する。
【0020】本発明の請求項8に記載の発明は、基板材
料が液晶材料であることを特徴とする請求項1〜7のい
ずれかに記載のビーム集光装置である。
【0021】この構成により、基板を印加する電圧によ
り屈折率可変とする作用を有する。
【0022】本発明の請求項11に記載の発明は、基板
の屈折率を変化できる材料からなる1枚以上の基板と、
前記基板の上下面の少なくとも一方にアレイ状に配置さ
れた電極からなるセルと、前記電極に対して物理的変化
を与える制御信号を発生する屈折率制御機構と、ビーム
発生源とで構成され、前記屈折率制御機構からの信号に
基づき、前記セル領域の屈折率を時間的に変化し、基板
からの出射ビームの位相分布を時間的に変化させてビー
ムをスキャニングすることを特徴とするビームスキャニ
ング装置である。
【0023】この構成により、この構成により、発射さ
れるビームの波面形状、ビーム本数、集光位置などのビ
ーム特性を空間的時間的に可変としてスキャニングする
作用を有する。
【0024】本発明の請求項12に記載の発明は、基板
の屈折率を変化できる材料からなる1枚以上の基板と、
前記基板内部に形成された電極と、前記基板の上下面に
形成された導体と、前記電極に対して物理的変化を与え
る制御信号を発生する屈折率制御機構と、ビーム発生源
とで構成され、前記屈折率制御機構からの信号に基づ
き、前記基板の屈折率を3次元的に変化させるととも
に、前記基板の屈折率を時間的に変化し、基板からの出
射ビームの位相分布を時間的に変化させてビームをスキ
ャニングすることを特徴とするビームスキャニング装置
である。この構成により、発射されるビームの集光位置
などのビーム特性を時間的に空間的に可変としてスキャ
ニングする作用を有する。
【0025】本発明の請求項13に記載の発明は、基板
を曲面形状としたことを特徴とする請求項11または1
2に記載のビームスキャニング装置である。
【0026】この構成により、請求項11または12の
作用に加えて、集光効率を向上させることが出来る。
【0027】本発明の請求項14に記載の発明は、ビー
ム発生源を曲面基板で覆ったことを特徴とする請求項1
3に記載のビームスキャニング装置である。この構成に
より、この構成により請求項13の作用に加えて、ビー
ムの集光効率をさらに改善する作用を有する。
【0028】本発明の請求項15に記載の発明は、基板
材料が液晶材料であることを特徴とする請求項11〜1
4記載のビームスキャニング装置である。
【0029】この構成により、基板を印加する電圧によ
り屈折率可変とする作用を有する。
【0030】本発明の請求項16に記載の発明は、ビー
ム発生源に可視光源を用いることを特徴とする請求項1
1〜15のいずれかに記載のビームスキャニング装置で
ある。
【0031】本発明の請求項17に記載の発明は、ビー
ム発生源にミリ波発生源を用いることを特徴とする請求
項11〜15のいずれかに記載のビームスキャニング装
置である。
【0032】本発明の請求項18に記載の発明は、請求
項11〜17のいずれかに記載のビームスキャニング装
置を用いたレーダ装置である。
【0033】この構成により、ビームの波面形状、ビー
ム本数、集光位置を空間的時間的に任意に変化させるこ
とが可能なレーダ装置を提供することが出来る。
【0034】本発明の請求項19に記載の発明は、請求
項11〜17のいずれかに記載のビームスキャニング装
置を用いた車載用レーダ装置である。
【0035】この構成により、この構成により、ビーム
の波面形状、ビーム本数、集光位置を空間的時間的に任
意に変化させることが可能な車載用レーダ装置を提供す
ることが出来る。
【0036】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図10を用いて説明する。
【0037】(実施の形態1)図1から図7を参照しな
がら本発明の実施形態1について説明する。図1に本発
明の概略構成図を示す。図1において、1、2は基板内
の屈折率を2次元的に変化できる第1、第2の基板、3
はビーム発生源、4、5は第一の基板の上側および下側
電極アレイ、6、7は第二の基板の上側および下側電極
アレイで、各電極によりセルが構成されている。
【0038】8、9は第1の基板1上に、設置された各
電極アレイ4、5に対して独立に信号を与える屈折率制
御機構、10、11は第2の基板2上に設置された各電
極アレイ6、7に対して独立に信号を与える屈折率制御
機構である。各電極アレイ4、5、6、7を独立に制御
することで、基板1、2内の所望の領域において屈折率
を任意に変化できる構造を有している。
【0039】ビーム発生源3(例えば、ビーム発生源に
可視光源、ミリ波発生源を用いる)から照出されたビー
ムは第1の基板1と第2の基板2をそれぞれ透過する。
その際ビームは入射した各基板1、2のそれぞれの領域
の屈折率に応じて、ビームの位相が変化する。
【0040】基板の構造例として、図2に第1の基板1
の拡大断面図、図3に第1の基板1の上面図をそれぞれ
示す。屈折率が可変な基板1にそれぞれ上側電極4、下
側電極5が形成される。各電極4、5は小さなセル構造
となっており、各セルは絶縁体21で電気的に絶縁され
ている。
【0041】屈折率可変な基板材料としては例えば液晶
材料などがある。液晶材料を用いる際は、各セル間に絶
縁体21を設ける。また、各電極との間に配向膜22、
23を設ける必要がある。ただし、基板材料によっては
絶縁体21は必ずしも必要ではない。例えば、液晶材料
を基板材料として用いた場合、屈折率制御機構4、5か
ら印加される電圧により、基板の屈折率は図4に示すよ
うに変化する。このため、各電極4、5に印加する電圧
を所望の値にすれば、2次元的に基板1内の屈折率を任
意に変化させることができる。また基板1の片側の電極
の電位が一定状態で動作させる方法を用いれば、基板1
両側に電極アレイを設ける必要はなく、片側が電極アレ
イ、もう片側は導体基板だけでもよい。
【0042】次に真空中の波長がλ0であるビームの、
屈折率がnの基板内での管内波長λnは(数1)で表され
る。
【0043】
【数1】
【0044】基板1、2内の管内波長λnは屈折率nに
より決まり、本発明では基板1、2上の任意の位置の屈
折率を任意に変化させることが可能なため、基板1、2
にビームが入射する際の位相と出射する際の位相関係を
任意に制御でき、出射ビームの位相を所望の分布にする
ことが可能になる。
【0045】図5を用いて集光動作について説明する。
ただし、説明を簡単にするために、セルを3ヶ所に限定
している。一般的に基板を透過したビームは図5のよう
に球面波となり出射される。図5に示した同心円は各ビ
ームの同一位相面を表している。このとき、集光点Pで
は、3点から出射した3本のビームが重畳され、各ビー
ムの位相が一致する場合、ビームの振幅は最大となる。
【0046】このように、集光位置Pでビームを集光す
るためには、全てのセルから出射されたビームが点Pで
同位相である必要がある。これは、基板の全セルの屈折
率を変化させ、各セルを透過したビームの位相が点Pで
同位相となるように位相差を設ければよい。これを逆に
考えると、全出射ビームに対して位相分布を空間上の点
Pを通過する球面波で形成すればよく、従来の光学レン
ズ設計と同じ手法が適用でき設計は容易に行え、光学設
計と同様に、ビーム集光系は複数枚の基板を用いて収差
を補正することも可能である。
【0047】また、基板の屈折率を時間的および2次元
的に変化できるため、集光点を時間的、空間的に変化さ
せることが可能となる。図6のように、基板を二つの領
域A、Bに分け、Aからの出射ビームの位相分布を空間
上の点P1に集光する球面波を形成するようにし、Bから
の出射ビームをP2に集光する球面波を形成するようにす
れば、出射ビームを2点P1、 P2に同時に集光させるこ
とが可能となる。
【0048】また領域A、Bを構成するセルは必ずしも
ある領域でまとまっている必要はなく、基板内の任意の
セルで構成することが可能である。また当然ビーム本数
は2本である必要はなく、セルの個数に応じて複数本の
ビーム形成することができる。
【0049】さらに、セルの屈折率を時間的に変化さ
せ、基板からの出射ビームの位相分布を時間的に変化さ
せることで、図7のようにビームをスキャニングするこ
ともできる。出射ビームの位相分布を常に空間上のある
一点に集光する球面波を形成するようにし、焦点がP1か
らP2まで移動するように、出射ビームの位相分布を滑ら
かに変化させればよい。
【0050】(実施の形態2)つぎに、図8、9を参照
しながら本発明の実施の形態2について説明する。図8
−1は概略構成を示す断面図で、図8−2は基板内の屈
折率分布を示す。61は屈折率可変の基板、62は電
極、63は導体である。電極62および導体63は図示
しない屈折率制御機構と接続されている。
【0051】いま、導体63を直流的に接地とし、電極
62に屈折率制御機構から電圧が印加されると、基板内
には図8−1に示す電気力線が生じる。このとき屈折率
可変の基板材料に液晶材料を用いれば、屈折率は電界に
より変化する。例えば図9−1のように電界に応じて屈
折率が変化する液晶材料を用いれば、基板内の屈折率は
図8−2の様に3次元的に変化する。これは凸型の光学
レンズと同様な特性を持ち、基板に入射したビームを屈
折し集光させることができる。印加する電圧により屈折
率が変化し、屈折率の分布も任意に変化するため、出射
ビームの集光位置も任意変化させることができる。
【0052】また、時間的に屈折率を変化させることが
できるので、ビームをスキャニングすることや、集光さ
せる機能のON/ OFFの切り替えなどのビーム制御を行う
ことができる。また基板は1枚である必要なく、複数枚
組み合わせても良い。また図9−2に示すような液晶材
材料を用いれば、屈折率は空間的に反転した特性となる
ため、凹型の光学レンズと同様な特性を得ることができ
る。
【0053】(実施の形態3)つぎに、図10を参照し
ながら本発明の実施の形態3について説明する。図10
は概略構成を示す断面図である。実施の形態1、2と同
様な屈折率可変の基板を用いるが、図10に示すように
基板は平面でなく、湾曲構造としている。本実施例の基
板は薄いため湾曲させても、支障なく動作することがで
きる。このため、例えばビーム発生源の周囲を本基板で
覆い、実施例1、2と同様な作用により集光させること
ができる。ビーム発生源を立体的に覆うことで、ビーム
源から当方的に照射されるビームを効率的に利用するこ
とが可能となるため、より照射強度の高いビームを形成
することができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ビーム発
生源から照射されたビームが屈折率可変基板を透過する
際のビームの位相を時間的、空間的に任意に変化させる
ことで、ビームの集光位置、ビーム本数などのビーム特
性を時間的空間的に任意に変化させることができるとい
う有利な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるビームスキャン装
置の概略を示す概略構成図
【図2】本発明の実施の形態1によるビームスキャン装
置の第1の基板部の詳細な構成を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態1によるビームスキャン装
置の基板の上面図
【図4】本発明の実施の形態1によるビームスキャン装
置の動作をを説明するための基板材料の誘電率変化特性
【図5】本発明の実施の形態1によるビームスキャン装
置の動作をを説明するための集光動作概念図
【図6】本発明の実施の形態1によるビームスキャン装
置の動作をを説明するための2ビーム集光概念図
【図7】本発明の実施の形態1によるビームスキャン装
置の動作をを説明するためのビームスキャニング例を示
す概念図
【図8】本発明の実施の形態2によるビームスキャン装
置の概略を示す概略構成図
【図9】本発明の実施の形態2によるビームスキャン装
置の動作を説明するための基板材料の誘電率変化特性を
示す図
【図10】本発明の実施例の形態3によるビームスキャ
ン装置の概略を示す概略構成図
【図11】従来のレーダ装置の構成を示す概念図
【符号の説明】
1、2 第1、第2の基板 3 ビーム発生源 4、5、6、7 電極アレイ 8、9、10、11 屈折率制御機構 12 集光位置
フロントページの続き (72)発明者 山下 博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 矢吹 博幸 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 2H079 AA02 AA12 BA03 CA02 CA24 DA08 EA13 EB15 EB17 GA01 GA05 KA01 2K002 AA07 AB08 CA14 EB09 HA05 5J070 AB24 AD01 AE01 AF03 5J084 AB01 AC02 BA03 BA11 BA32 BB02 DA01

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の屈折率を変化できる材料からなる
    1枚以上の基板と、前記基板の上下面の少なくとも一方
    にアレイ状に配置された電極からなるセルと、前記電極
    に対して物理的変化を与える制御信号を発生する屈折率
    制御機構と、ビーム発生源とで構成され、前記屈折率制
    御機構からの信号に基づき、任意のセルの屈折率を変化
    させ、前記ビーム発生源から照射されたビームの入射位
    相と出射位相の関係を任意に制御してビームの集光位置
    を可変することを特徴とするビーム集光装置。
  2. 【請求項2】 各セルから出射されたビームを空間上の
    同一点で同位相となるように位相差を設けてビームを集
    光することを特徴とする請求項1に記載のビーム集光装
    置。
  3. 【請求項3】 各セルから出射されたビームが所望の複
    数の集光位置で同位相となるように位相差を設けて複数
    のビームを集光することを特徴とする請求項1に記載の
    ビーム集光装置。
  4. 【請求項4】 基板の屈折率を変化できる材料からなる
    1枚以上の基板と、前記基板内部に形成された電極と、
    前記基板の上下面に形成された導体と、前記電極に対し
    て物理的変化を与える制御信号を発生する屈折率制御機
    構と、ビーム発生源とで構成され、前記屈折率制御機構
    からの信号に基づき、前記基板内の屈折率を3次元的に
    変化させ、前記ビーム発生源から照射されたビームの入
    射位相と出射位相の関係を制御してビームの集光位置を
    可変したことを特徴とするビーム集光装置。
  5. 【請求項5】 基板内部に複数の電極を設け、各電極領
    域から出射されるビームの位相分布を空間上の異なる点
    に集光し、複数点にビームを集光したことを特徴とする
    請求項4に記載のビーム集光装置。
  6. 【請求項6】 基板を曲面形状としたことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載のビーム集光装置。
  7. 【請求項7】 ビーム発生源を曲面基板で覆ったことを
    特徴とする請求項6に記載のビーム集光装置。
  8. 【請求項8】 基板材料が液晶材料であることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載のビーム集光装置。
  9. 【請求項9】 ビーム発生源に可視光源を用いることを
    特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のビーム集光
    装置。
  10. 【請求項10】 ビーム発生源にミリ波発生源を用いる
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のビー
    ム集光装置。
  11. 【請求項11】 基板の屈折率を変化できる材料からな
    る1枚以上の基板と、前記基板の上下面の少なくとも一
    方にアレイ状に配置された電極からなるセルと、前記電
    極に対して物理的変化を与える制御信号を発生する屈折
    率制御機構と、ビーム発生源とで構成され、前記屈折率
    制御機構からの信号に基づき、前記セル領域の屈折率を
    時間的に変化し、基板からの出射ビームの位相分布を時
    間的に変化させてビームをスキャニングすることを特徴
    とするビームスキャニング装置。
  12. 【請求項12】 基板の屈折率を変化できる材料からな
    る1枚以上の基板と、前記基板内部に形成された電極
    と、前記基板の上下面に形成された導体と、前記電極に
    対して物理的変化を与える制御信号を発生する屈折率制
    御機構と、ビーム発生源とで構成され、前記屈折率制御
    機構からの信号に基づき、前記基板の屈折率を3次元的
    に変化させるとともに、前記基板の屈折率を時間的に変
    化し、基板からの出射ビームの位相分布を時間的に変化
    させてビームをスキャニングすることを特徴とするビー
    ムスキャニング装置。
  13. 【請求項13】 基板を曲面形状としたことを特徴とす
    る請求項11または12に記載のビームスキャニング装
    置。
  14. 【請求項14】 ビーム発生源を曲面基板で覆ったこと
    を特徴とする請求項13に記載のビームスキャニング装
    置。
  15. 【請求項15】 基板材料が液晶材料であることを特徴
    とする請求項11〜14記載のビームスキャニング装
    置。
  16. 【請求項16】 ビーム発生源に可視光源を用いること
    を特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載のビー
    ムスキャニング装置。
  17. 【請求項17】 ビーム発生源にミリ波発生源を用いる
    ことを特徴とする請求項11〜15のいずれかに記載の
    ビームスキャニング装置。
  18. 【請求項18】 請求項11〜17のいずれかに記載の
    ビームスキャニング装置を用いたレーダ装置。
  19. 【請求項19】 請求項11〜17のいずれかに記載の
    ビームスキャニング装置を用いた車載用レーダ装置。
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