JP2002243256A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JP2002243256A
JP2002243256A JP2001042263A JP2001042263A JP2002243256A JP 2002243256 A JP2002243256 A JP 2002243256A JP 2001042263 A JP2001042263 A JP 2001042263A JP 2001042263 A JP2001042263 A JP 2001042263A JP 2002243256 A JP2002243256 A JP 2002243256A
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air
outlet
indoor
air outlet
blower
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JP2001042263A
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Inventor
Hirobumi Hiraide
博文 平出
Seiji Sato
誠司 佐藤
Tomohiro Yabu
知宏 薮
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面や窓からの輻射熱の侵入を防止するとと
もにドラフト感を低減し、室内の快適性を向上させる。 【解決手段】 室内ユニット(1)は、第1壁面(11)
と第2壁面(12)とが交差するコーナー部に設置され
る。室内ユニット(1)には、第1壁面(11)に沿った
方向に空気(14)を吹き出す第1空気吹出口(21)と、
第2壁面(12)に沿った方向に空気(14)を吹き出す第
2空気吹出口(22)とが設けられている。両空気吹出口
(21,22)は、空気(14)を上下方向に広がった扇状に
吹き出すように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、室内ユニットと室外ユニット
とを備えた空気調和装置は、いわゆるルームエアコン等
としてよく用いられている。図13に示すように、従来
の室内ユニット(100)は、横長のケーシング(101)内
に室内熱交換器および送風機が収容されてなり、空気の
吹出口(102)は左右方向に細長い形状に形成されてい
た。通常、この種の室内ユニット(100)は、部屋の壁
面の天井付近に設置され、加熱または冷却した空気を部
屋の中央部に向かって下向きに吹き出す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記室内ユニ
ット(100)では、温風または冷風(104)を部屋の中央
部に向かって吹き出すので、部屋の中央部を暖めたり冷
やしたりすることは容易であるが、窓(103)からの輻
射熱(105)の侵入を効果的に防止することはできなか
った。
【0004】また、吹出口(102)から吹き出した温風
または冷風(104)を居住者(106)に対して直接吹き付
けてしまう場合があり、ドラフト感を与えやすかった。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、壁面や窓からの輻射
熱の侵入を防止するとともにドラフト感を低減すること
により、室内の快適性を向上させることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上下方向に細長い形状の空気吹出口か
ら、空気を壁面に沿った方向に吹き出すこととした。
【0007】具体的には、第1の発明は、空気吸込口お
よび空気吹出口が形成されたユニットケーシングと、上
記ユニットケーシング内に設けられた室内熱交換器およ
び送風機とを有する室内ユニットを備えた空気調和装置
であって、上記空気吹出口は、上下方向に細長い形状に
形成され、且つ、上記室内熱交換器によって加熱または
冷却した空気を室内の壁面に沿った方向に吹き出すよう
に形成されているものである。
【0008】上記空気調和装置では、空気吸込口から吸
い込まれた空気は、室内熱交換器によって加熱または冷
却され、空気吹出口から吹き出される。空気は空気吹出
口から壁面に沿った方向に吹き出されるので、暖房時に
は壁面に沿った温風の流れが形成され、冷房時には壁面
に沿った冷風の流れが形成される。その結果、窓や壁面
からの輻射熱の侵入は抑制される。また、居住者に対し
て温風または冷風が直接吹き付けられることはなく、温
風または冷風は室内をつつむように流れるので、ドラフ
ト感は生じにくくなる。
【0009】空気吹出口は上下方向に細長い形状に形成
されているので、温風または冷風は壁面の幅広い範囲に
わたって供給されることになる。
【0010】第2の発明に係る空気調和装置は、第1の
発明において、空気吹出口は、空気の吹出方向の異なる
複数の空気吹出口からなり、上記空気吹出口のうちの少
なくとも一つは、空気を壁面に沿った方向に吹き出すよ
うに形成されているものである。
【0011】上記空気調和装置では、室内熱交換器によ
って加熱または冷却された空気は、第1および第2空気
吹出口を通じて複数の方向に吹き出されるので、温風ま
たは冷風を広い範囲に供給することができ、室内の温度
むらが少なくなる。
【0012】第3の発明に係る空気調和装置は、第1の
発明において、室内ユニットは、部屋の壁面同士のコー
ナー部に設置されるように構成されているものである。
【0013】上記空気調和装置では、壁面の端部から当
該壁面に沿って温風または冷風が吹き出されることにな
る。
【0014】第4の発明に係る空気調和装置は、第3の
発明において、室内ユニットのユニットケーシングに
は、空気を一方の壁面に沿って吹き出す第1空気吹出口
と、空気を他方の壁面に沿って吹き出すように該第1空
気吹出口と吹出方向が90度またはほぼ90度異なる第
2空気吹出口とが形成されているものである。
【0015】上記空気調和装置では、両方の壁面におい
て輻射熱の侵入が抑制される。
【0016】第5の発明に係る空気調和装置は、第1〜
第4のいずれか一の発明において、空気吹出口は、空気
を上下方向に広がった扇状に吹き出すように形成されて
いるものである。
【0017】上記空気調和装置では、加熱または冷却さ
れた空気は上下方向に広がりながら送風されるので、幅
広い範囲に供給されることになる。したがって、輻射熱
の侵入はより効果的に抑制される。
【0018】第6の発明に係る空気調和装置は、第5の
発明において、吹出空気の風量は、暖房運転時には下側
の方が上側よりも多く、冷房運転時には上側の方が下側
よりも多くなっているものである。
【0019】上記空気調和装置では、空気吹出口から吹
き出される空気の風量分布は、暖房運転時には、下側に
多く且つ上側に少ない様な分布になる。一方、冷房運転
時には、上側に多く且つ下側に少ない様な分布になる。
【0020】第7の発明に係る空気調和装置は、第4の
発明において、室内ユニットのユニットケーシングに
は、空気吸込口と第1空気吹出口とをつなぐ第1空気通
路と、空気吸込口と第2空気吹出口とをつなぐ第2空気
通路とを区画形成する流路形成部材が設けられ、送風機
は、上記第1空気通路に設けられて上記第1空気吹出口
から空気を吹き出す第1送風機と、上記第2空気通路に
設けられて上記第2空気吹出口から空気を吹き出す第2
送風機とを備えているものである。
【0021】上記空気調和装置では、第1および第2送
風機によって、第1および第2空気吹出口の両方から空
気が吹き出される。
【0022】第8の発明に係る空気調和装置は、第4の
発明において、室内ユニットのユニットケーシングに
は、空気吸込口と第1空気吹出口とをつなぐ複数の第1
空気流路と、空気吸込口と第2空気吹出口とをつなぐ複
数の第2空気流路とを上下方向に交互に形成する流路区
画部材が設けられ、送風機は、径向き羽根を有するラジ
アルファンによって構成され、上記ラジアルファンは、
上記第1および第2空気吹出口の両方から空気を吹き出
すように、上記第1および第2空気流路を上下方向に貫
くように配置されているものである。
【0023】上記空気調和装置では、単一のラジアルフ
ァンによって、第1および第2空気吹出口の両方から空
気が吹き出される。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、加熱ま
たは冷却した調和空気を壁面に沿って送風することとし
たので、壁面や窓からの輻射熱の侵入を効果的に抑制す
ることができる。また、居住者に対して温風または冷風
を直接吹き付けることがなく、温風または冷風は室内を
つつむように流れるので、ドラフト感を低減することが
できる。したがって、室内の快適性を向上させることが
できる。
【0025】空気吹出口を上下方向に細長い形状に形成
したので、調和空気を壁面の幅広い範囲にわたって供給
することができる。したがって、快適性をさらに向上さ
せることができる。
【0026】吹出方向の異なる複数の空気吹出口を備え
ることにより、室内の温度むらを少なくすることができ
る。
【0027】空気を一方の壁面に沿って吹き出す第1空
気吹出口と、他方の壁面に沿って吹き出す第2空気吹出
口とを備えることにより、両壁面において輻射熱の侵入
を抑制することができる。
【0028】空気を上下方向に広がった扇状に吹き出す
ように空気吹出口を形成することにより、調和空気を幅
広い範囲に供給することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0030】<実施形態1>図1に示すように、空気調
和装置の室内ユニット(1)は、部屋のコーナー部に設
置された壁掛け式の空調ユニットであり、具体的には、
第1壁面(11)と第2壁面(12)とが交差するコーナー
部に設けられている。
【0031】図2に示すように、室内ユニット(1)の
ケーシング(20)は、縦長の筒形状に形成され、その断
面形状は1/4円弧状に形成されている。ケーシング
(20)の前面(24)は曲面状に形成され、後側部分は互
いに直交する第1背面(25)および第2背面(26)から
なっている。第1背面(25)は第1壁面(11)に固定さ
れ、第2背面(26)は第2壁面(12)に固定されてい
る。
【0032】ケーシング(20)の前面(24)の中央部に
は、空気吸込口(23)が形成されている。空気吸込口
(23)の左右の両側には、第1空気吹出口(21)および
第2空気吹出口(22)がそれぞれ設けられている。これ
ら空気吹出口(21,22)は、上下方向に細長い形状に形
成され、ケーシング(20)の上下方向のほぼ全域にわた
って開口している。これら空気吹出口(21,22)はケー
シング(20)の前面(24)の端部に設けられており、第
1空気吹出口(21)は空気を第1壁面(11)に沿った方
向に吹き出し、第2空気吹出口(22)は空気を第2壁面
(12)に沿った方向に吹き出すように形成されている。
【0033】図3に示すように、ケーシング(20)の内
部には、室内熱交換器(31)および室内送風機(32,3
3)が設けられている。室内熱交換器(31)は、プレー
トフィンチューブ型の熱交換器で構成されており、空気
吸込口(23)から吸い込んだ空気を万遍なく流通させる
ように、ケーシング(20)の前面(24)と同様に湾曲し
ている。室内熱交換器(31)の左側後方には第1流路形
成部材(34)が設けられ、室内熱交換器(31)の右側後
方には第2流路形成部材(35)が設けられている。第1
流路形成部材(34)は、室内熱交換器(31)によって加
熱または冷却された空気を第1空気吹出口(21)に導く
第1空気通路(42)を区画形成している。第2流路形成
部材(35)は、室内熱交換器(31)によって加熱または
冷却された空気を第2空気吹出口(22)に導く第2空気
通路(43)を区画形成している。
【0034】室内送風機は第1室内送風機(32)および
第2室内送風機(33)から構成されている。両送風機
(32,33)は、上下方向に延びるクロスフローファンに
よって構成されている。第1室内送風機(32)は第1空
気通路(42)に設けられており、第1空気吹出口(21)
から空気を送風するものである。第2室内送風機(33)
は第2空気通路(43)に設けられており、第2空気吹出
口(22)から空気を送風するものである。第1室内送風
機(32)および第2室内送風機(33)の下方には、それ
ぞれファンモータ(37,38)が設けられている。なお、
ファンモータ(37,38)は、室内送風機(32,33)の上方
に設けられていてもよい。
【0035】第1空気吹出口(21)および第2空気吹出
口(22)には、それぞれフラップ(36,36,…)が設けら
れている(図2参照。なお、図2では第1空気吹出口
(21)のフラップの図示は省略している。)。これらフ
ラップ(36,36,…)は、空気吹出口(22)の空気を上下
方向に広がった扇状に吹き出すためのものである。言い
換えると、空気は空気吹出口(21,22)から放射状に吹
き出される。フラップ(36,36,…)は、中央部では水平
方向に向いているが、上下両端にいくに従って徐々に傾
斜度が大きくなるような態様で傾いている。このような
構成により、吹出空気は扇状に広がりながらフィルム状
に吹き出されることになる。
【0036】フラップを調整することにより、吹出空気
の風量を、暖房運転時には下側の方が上側よりも多くな
り、冷房運転時には上側の方が下側よりも多くなるよう
にしてもよい。暖房運転時に、下側から上側に向かうに
したがって風量が徐々に少なくなるようにしてもよい。
冷房運転時に、上側から下側に向かうにしたがって風量
が徐々に少なくなるようにしてもよい。
【0037】室内熱交換器(31)の下方にはドレンパン
(39)が設けられ、このドレンパン(39)にはドレンポ
ンプ(40)が設置されている。ケーシング(20)の一方
の背面(本実施形態では第1背面(25))側には、連絡
配管の化粧パネル(41)が設けられている。
【0038】本室内ユニット(1)では、空気吸込口(2
3)から吸い込まれた空気は、室内熱交換器(31)を通
過する際に当該室内熱交換器(31)によって加熱または
冷却される。つまり、暖房運転時には加熱され、冷房運
転時に冷却される。その後、この空気は第1空気吹出口
(21)および第2空気吹出口(22)から、それぞれ第1
壁面(11)および第2壁面(12)に沿って吹き出され
る。その結果、第1壁面(11)、第2壁面(12)および
窓(13)からの輻射熱の侵入は抑制される。特に、図1
に示すように、吹出空気(14)は上下方向に扇状に広が
り、第1壁面(11)および第2壁面(12)の広い範囲を
覆うので、輻射熱の侵入は効果的に抑制される。
【0039】また、本室内ユニット(1)では、吹出空
気(14)は居住者に対して直接吹き出されることがな
く、壁面(11,12)に沿って室内をつつむように流れる
ので、ドラフト感を低減することができる。その結果、
室内の快適性を向上させることができる。
【0040】−変形例− なお、空気を両壁面(11,12)に沿って2方向に吹き出
すための構成は、上記実施形態の構成に限定されるもの
ではない。次に、室内ユニット(1)の変形例について
説明する。
【0041】図4および図5に示す構成は、単一の送風
機で2方向吹き出しを実現するものである。本変形例で
は、室内熱交換器(31)の中央部の後方に、径向き羽根
(ラジアル型の羽根)を有するラジアルファン(44)が
設けられている。ラジアルファン(44)の後方には、第
1空気通路(42)および第2空気通路(43)を区画形成
する流路形成部材(45)が設けられている。また、ラジ
アルファン(44)の周りには、上下方向に一定間隔おき
に複数の流路区画部材(48,48,…)が設けられている。
流路区画部材(48,48,…)は、複数の第1流路(46,46,
…)と複数の第2流路(47,47,…)とを上下方向に交互
に形成している。第1流路(46,46,…)は第1空気吹出
口(21)につながっており、第2流路(47,47,…)は第
2空気吹出口(22)につながっている。このように、ラ
ジアルファン(44)は第1流路(46,46,…)と第2流路
(47,47,…)とを上下方向に貫くように配置され、ラジ
アルファン(44)の下方には当該ファン(44)を駆動す
るファンモータ(図示せず)が設けられている。なお、
ファンモータはラジアルファン(44)の上方に設けられ
ていてもよい。
【0042】上記変形例では、ラジアルファン(44)の
回転によって、空気吸込口(23)から吸い込まれた空気
は室内熱交換器(31)を通過し、当該室内熱交換器(3
1)によって加熱または冷却される。加熱または冷却さ
れた空気は、その一部は第1流路(46,46,…)を流通
し、第1空気吹出口(21)から吹き出される。一方、他
の空気は第2流路(47,47,…)を流通し、第2空気吹出
口(22)から吹き出される。第1空気吹出口(21)から
吹き出された空気は第1壁面(11)に沿って流れ、第2
空気吹出口(22)から吹き出された空気は第2壁面(1
2)に沿って流れる。したがって、本変形例にあって
も、上記実施形態と同様の効果を発揮する。また、本変
形例では、送風機を2つ設ける必要がないので、送風機
の部品点数を削減することができる。
【0043】図6は、他の変形例を示した図である。こ
の変形例では、室内熱交換器(31)の後方に、同軸上に
配置された2つの室内送風機(49,50)が設けられてい
る。両室内送風機(49,50)は、それぞれクロスフロー
ファンによって構成されている。第1室内送風機(49)
と第2室内送風機(50)とは、互いに逆方向に回転す
る。第1室内送風機(49)と第2室内送風機(50)との
間には、室内熱交換器(31)と流路形成部材(52)との
間の空間を上下に仕切る仕切部材(51)が設けられてい
る。その結果、仕切部材(51)の上方には、第1空気吹
出口(21)につながる第1空気通路(42)が形成され、
仕切部材(51)の下方には、第2空気吹出口(22)につ
ながる第2空気通路(43)が形成されている。第1室内
送風機(49)は第1空気通路(42)に設けられ、空気を
第1空気吹出口(21)から吹き出すように構成されてい
る。一方、第2室内送風機(50)は第2空気通路(43)
に設けられ、空気を第2空気吹出口(22)から吹き出す
ように構成されている。
【0044】本変形例においても、室内熱交換器(31)
によって加熱または冷却された空気の一部は第1空気吹
出口(21)から吹き出され、第1壁面(11)に沿って送
風される。他の空気は第2空気吹出口(22)から吹き出
され、第2壁面(12)に沿って送風される。したがっ
て、上記実施形態と同様の効果を発揮する。
【0045】なお、上記実施形態の室内ユニット(1)
は壁掛け式の空調ユニットであったが、本発明に係る室
内ユニットは、壁掛け式に限定されるものではない。例
えば、床置き式の空調ユニットであってもよい。
【0046】<実施形態2>図7および図8に示すよう
に、実施形態2に係る室内ユニット(61)は、空気を左
方向、前方向、右方向の合計3方向のうちの任意の2方
向または1方向に向かって吹き出すように形成されたも
のである。つまり、本室内ユニット(61)は、空気の吹
出方向を切り替え自在に構成したものである。
【0047】図7に示すように、室内ユニット(61)
は、部屋の一壁面(62)に固定されている。室内ユニッ
ト(61)のケーシング(63)は蒲鉾型に形成され、その
前面は断面半円弧状の曲面形状を有している。ケーシン
グ(63)の前面の中央部には、空気を壁面(62)と直交
する方向に吹き出す中央吹出口(64)が形成されてい
る。ケーシング(63)の前面の左端部には、空気を壁面
(62)に沿って左方向に吹き出す左側吹出口(65)が形
成されている。ケーシング(63)の前面の右端部には、
空気を壁面(62)に沿って右方向に吹き出す右側吹出口
(66)が形成されている。これら吹出口(64,65,66)
は、いずれも上下方向に細長い形状に形成されている。
ケーシング(63)の前面の左側吹出口(65)と中央吹出
口(64)との間には、左側吸込口(67)が設けられてい
る。ケーシング(63)の前面の中央吹出口(64)と右側
吹出口(66)との間には、右側吸込口(68)が設けられ
ている。
【0048】図8に示すように、ケーシング(63)の内
部には、室内熱交換器(69,70)と室内送風機(71,72)
とが収容されている。第1室内熱交換器(69)は左側吸
込口(67)の後方に設けられ、第2室内熱交換器(70)
は右側吸込口(68)の後方に設けられている。第1室内
送風機(71)は、第1室内熱交換器(69)の後方に設け
られている。第2室内送風機(72)は、第2室内熱交換
器(70)の後方に設けられている。
【0049】第1室内送風機(71)の後方には第1流路
形成部材(73)が設けられ、第2室内送風機(72)の後
方には第2流路形成部材(74)が設けられている。図9
に示すように、第1流路形成部材(73)は、上下方向に
細長く且つ第1室内送風機(71)を覆うように湾曲した
湾曲板により形成されている。なお、第2流路形成部材
(74)も第1流路形成部材(73)と同様の構成を有して
いる。第1流路形成部材(73)は、左側吸込口(67)か
ら吸い込んだ空気を第1室内熱交換器(69)で加熱また
は冷却して吐出するための第1空気通路(75)を区画形
成している。一方、第2流路形成部材(74)は、右側吸
込口(68)から吸い込んだ空気を第2室内熱交換器(7
0)で加熱または冷却して吐出するための第2空気通路
(76)を区画形成している。第1室内送風機(71)は第
1空気通路(75)に設けられ、第2室内送風機(72)は
第2空気通路(76)に設けられている。
【0050】第1流路形成部材(73)および第2流路形
成部材(74)は、空気流路を切り替えることのできるよ
うに可動式に構成されている。具体的には、第1流路形
成部材(73)は、左側吸込口(67)から吸い込んだ空気
を左側吹出口(65)から吹き出す状態と、左側吸込口
(67)から吸い込んだ空気を中央吹出口(64)から吹き
出す状態とに切り替え自在になっている。一方、第2流
路形成部材(74)は、右側吸込口(68)から吸い込んだ
空気を右側吹出口(66)から吹き出す状態と、右側吸込
口(68)から吸い込んだ空気を中央吹出口(64)から吹
き出す状態とに切り替え自在になっている。このような
構成により、室内ユニット(61)では、空気を中央吹出
口(64)と左側吹出口(65)とから吹き出す態様(図8
(a)参照)と、中央吹出口(64)と右側吹出口(66)
とから吹き出す態様と、左側吹出口(65)と右側吹出口
(66)とから吹き出す態様(図8(b)参照)とを自由
に設定することができる。
【0051】流路形成部材(73,74)の駆動機構は、特
定の構成に限定されるものではないが、本実施形態で
は、図9および図10に示すように、流路形成部材(7
3)を回転駆動する構成を採用している。なお、第2流
路形成部材(74)の駆動機構も第1流路形成部材(73)
の駆動機構と同様であるので、ここでは第1流路形成部
材(73)の駆動機構のみを説明する。
【0052】本実施形態では、第1流路形成部材(73)
の中央部には、上下方向に延びる駆動軸(77)が設けら
れている。この駆動軸(77)は、駆動モータ(78)に連
結されている。そして、駆動モータ(78)の回転によっ
て第1流路形成部材(73)を回転させることにより、空
気通路の切り替えが行われることになる。
【0053】なお、流路形成部材(73,74)の駆動機構
として、図11に示すようなスライド式の機構を設けて
もよい。本機構では、流路形成部材(73,74)をスライ
ド移動させることにより、空気通路の切り替えが行われ
る。
【0054】本実施形態においても、加熱または冷却し
た空気を壁面(62)に沿った方向に吹き出すことができ
るので、壁面(62)または窓(62A)からの輻射熱の侵
入を抑制することができる。また、本実施形態によれ
ば、部屋の中央部に設置することができる。
【0055】さらに、本実施形態によれば、空気を左方
向、前方向および右方向のうちの任意の2方向に吹き出
すことができるので、必要な箇所だけを集中的に暖房ま
たは冷房することができる。また、図12に示すよう
に、LDK等の複数の部屋をまたぐように設置すること
により、リビングルームとダイニングルームとをエアカ
ーテンで仕切ることができ、いわゆるゾーニング空調を
実現することができる。
【0056】なお、任意の1方向にのみ空気を吹き出し
たいような場合には、第1室内送風機(71)または第2
室内送風機(72)の一方を運転しつつ他方を停止し、目
的の方向のみに空気を吹き出すように空気通路を形成す
ればよい。例えば、左側吹出口(65)のみから空気を吹
き出す場合には、第1室内送風機(71)のみを運転し、
流路形成部材(73,74)を左側吸込口(67)から吸い込
んだ空気を左側吹出口(65)から吹き出すような状態に
切り替えればよい。中央吹出口(64)のみから空気を吹
き出す場合には、例えば第1室内送風機(71)のみを運
転し、流路形成部材(73,74)を左側吸込口(67)から
吸い込んだ空気を中央吹出口(64)から吹き出すような
状態に切り替えればよい。右側吹出口(66)のみから空
気を吹き出す場合には、第2室内送風機(72)のみを運
転し、流路形成部材(73,74)を右側吸込口(68)から
吸い込んだ空気を右側吹出口(66)から吹き出すような
状態に切り替えればよい。
【0057】なお、本実施形態においても、吹き出し空
気を上下方向に広がった扇状に吹き出すことが好まし
い。
【0058】壁面(62)の上下方向の広い範囲にわたっ
て空気を供給することができるよう、室内ユニット(6
1)は、上下方向に細長い形状であることが好ましい。
室内ユニット(61)は床面の近傍から天井面の近傍にま
で延びていてもよい。また、壁掛け式のユニットに限ら
ず、床置き式のユニットであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る室内ユニットの使用状態を示
す図である。
【図2】実施形態1に係る室内ユニットの斜視図であ
る。
【図3】実施形態1に係る室内ユニットの内部構造を示
す斜視図である。
【図4】実施形態1の変形例に係る室内ユニットの内部
構造を示す斜視図である。
【図5】実施形態1の変形例に係る室内ユニットの内部
構造を示す平面図である。
【図6】実施形態1の他の変形例に係る図4相当図であ
る。
【図7】実施形態2に係る室内ユニットの使用状態を示
す図である。
【図8】(a)および(b)は、実施形態2に係る室内
ユニットの内部構造を示す平面図である。
【図9】実施形態2に係る室内ユニットの内部構造の一
部を示す斜視図である。
【図10】実施形態2に係る室内ユニットの内部構造の
一部を示す平面図である。
【図11】実施形態2の変形例に係る図10相当図であ
る。
【図12】実施形態2に係る室内ユニットの他の使用状
態を示す図である。
【図13】従来の室内ユニットの使用状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
(1) 室内ユニット (11,12) 壁面 (13) 窓 (14) 吹出空気 (20) ケーシング (21) 第1空気吹出口 (22) 第2空気吹出口 (23) 空気吸込口 (31) 室内熱交換器 (32) 第1室内送風機 (33) 第2室内送風機 (34) 第1流路形成部材 (35) 第2流路形成部材 (36) フラップ (37,38) ファンモータ (42) 第1空気通路 (43) 第2空気通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薮 知宏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L049 BA03 BB01 BC03 BD02 3L081 AA03 AB05 BA05 FA03 FC01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気吸込口(23;67,68)および空気吹出
    口(21,22;64,65,66)が形成されたユニットケーシング
    (20;63)と、上記ユニットケーシング(20;63)内に設
    けられた室内熱交換器(31;69,70)および送風機(32,3
    3;71,72)とを有する室内ユニット(1;61)を備えた空
    気調和装置であって、 上記空気吹出口(21,22;64,65,66)は、上下方向に細長
    い形状に形成され、且つ、上記室内熱交換器(31;69,7
    0)によって加熱または冷却した空気を室内の壁面(11,
    12;62)に沿った方向に吹き出すように形成されている
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和装置であっ
    て、 空気吹出口は、空気の吹出方向の異なる複数の空気吹出
    口(21,22;64,65,66)からなり、 上記空気吹出口(21,22;64,65,66)のうちの少なくとも
    一つは、空気を壁面(11,12;62)に沿った方向に吹き出
    すように形成されていることを特徴とする空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の空気調和装置であっ
    て、 室内ユニット(1)は、部屋の壁面(11,12)同士のコー
    ナー部に設置されるように構成されていることを特徴と
    する空気調和装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の空気調和装置であっ
    て、 室内ユニット(1)のユニットケーシング(20)には、
    空気を一方の壁面(11)に沿って吹き出す第1空気吹出
    口(21)と、空気を他方の壁面(12)に沿って吹き出す
    ように該第1空気吹出口(21)と吹出方向が90度また
    はほぼ90度異なる第2空気吹出口(22)とが形成され
    ていることを特徴とする空気調和装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一つに記載の空
    気調和装置であって、 空気吹出口(21,22;64,65,66)は、空気を上下方向に広
    がった扇状に吹き出すように形成されていることを特徴
    とする空気調和装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の冷凍装置であって、 吹出空気の風量は、暖房運転時には下側の方が上側より
    も多く、冷房運転時には上側の方が下側よりも多くなっ
    ていることを特徴とする空気調和装置。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の空気調和装置であっ
    て、 室内ユニット(1)のユニットケーシング(20)には、
    空気吸込口(23)と第1空気吹出口(21)とをつなぐ第
    1空気通路(42)と、空気吸込口(23)と第2空気吹出
    口(22)とをつなぐ第2空気通路(43)とを区画形成す
    る流路形成部材(34,35;52)が設けられ、 送風機は、上記第1空気通路(42)に設けられて上記第
    1空気吹出口(21)から空気を吹き出す第1送風機(3
    2;49)と、上記第2空気通路(43)に設けられて上記第
    2空気吹出口(22)から空気を吹き出す第2送風機(3
    3;50)とを備えていることを特徴とする空気調和装置。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載の空気調和装置であっ
    て、 室内ユニット(1)のユニットケーシング(20)には、
    空気吸込口(23)と第1空気吹出口(21)とをつなぐ複
    数の第1空気流路(46,46,…)と、空気吸込口(23)と
    第2空気吹出口(22)とをつなぐ複数の第2空気流路
    (47,47,…)とを上下方向に交互に形成する流路区画部
    材(48)が設けられ、 送風機は、径向き羽根を有するラジアルファン(44)に
    よって構成され、 上記ラジアルファン(44)は、上記第1および第2空気
    吹出口(21,22)の両方から空気を吹き出すように、上
    記第1および第2空気流路(46,47,46,47,…)を上下方
    向に貫くように配置されていることを特徴とする空気調
    和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106247521A (zh) * 2016-09-30 2016-12-21 美的集团武汉制冷设备有限公司 竖式壁挂空调室内机及空调器

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