JP2002242947A - 転がり軸受 - Google Patents

転がり軸受

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C41/007Encoders, e.g. parts with a plurality of alternating magnetic poles

Abstract

(57)【要約】 【課題】センサとその支持部材とを一体部品化しそれを
備えた転がり軸受における製造歩留まりの向上とそのコ
スト低減とを可能とする。 【解決手段】外輪2に軸受の状態検知用の磁気センサ7
が樹脂製のセンサ支持部材8を介して取り付けられ、こ
のセンサ支持部材8が、外輪2に対して樹脂成形により
一体的に固着されていることにより、磁気センサ7とセ
ンサ支持部材8とが一体部品化され、それを備えた転が
り軸受における製造歩留まりの向上とそのコスト低減と
を可能とした構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転がり軸受に係
り、より詳しくは、センサを備えた転がり軸受に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の転がり軸受には、例えば、内・外
輪のうち例えば内輪を回転側としてその回転速度を検出
するために、内輪側にパルサリングを設け、外輪を非回
転側としてこれにセンサを取り付けるようにしたものが
ある。
【0003】通常、外輪側にセンサを装着するには、外
輪側にその支持部材を嵌め込むとか引っかけるなどして
取り付け、この取り付けた支持部材に対してセンサを組
み込んで装着するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記転がり軸受では、
センサ支持部材を外輪側に対して嵌め込んだり引っかけ
たりするための溝加工が必要となり、製造コストが高く
つくものとなっている。
【0005】また、センサとその支持部材とは別部品と
して外輪に取り付けられるから、高精度な検出を行うう
えで、外輪に支持部材を取り付け、その支持部材にセン
サを取り付ける場合、それぞれの取り付け上における相
対位置精度を高くする必要があり、そのため、それら部
品の取り付けに手間がかかり転がり軸受の製造歩留まり
の低下と製造コストアップを余儀なくされている。
【0006】したがって、本発明は、転がり軸受におい
て、センサとその支持部材とを一体部品化して内・外輪
の一方に一体的に固着して、上述のように外輪に支持部
材の係合のための溝加工など、上述の不具合を解消し
て、転がり軸受の製造歩留まりの向上とそのコスト低減
とを可能とすることを共通の解決課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明第1の転が
り軸受は、相対回転する内・外輪の一方に当該軸受の状
態検知用のセンサがセンサ支持部材を介して取り付けら
れており、前記センサ支持部材が、前記内・外輪の一方
に対して樹脂成形により固着されていることを特徴とす
るものである。
【0008】なお、内・外輪は、いずれが回転側、非回
転側であってもよい。
【0009】また、センサの形態は、軸受の状態を検知
できるものであればよい。
【0010】ここで軸受の状態検知とは、何でもよい
が、例えば、内・外輪の回転速度、回転数、回転位相
角、回転方向、熱による歪み程度、などがある。
【0011】回転位相角は、例えばロボットアームやシ
ョベルなどが備える旋回体の支持に転がり軸受を用いる
場合では、その旋回体の旋回角度がある。また、圧延機
のような高温となる機構の支持に転がり軸受を用いる場
合は、その高温に伴う転がり軸受の歪み量がある。
【0012】本発明第1によると、内・外輪の一方、例
えば、外輪に対してセンサ支持部材が樹脂成形により一
体的に固着されているから、外輪に対してその支持部材
を嵌めたり引っかけたりするための溝加工が不要となり
コスト低減を図れるとともに、センサとその支持部材と
の相対位置関係は樹脂成形に際して高精度に確保させる
ことができるから、従来とは異なって、センサとその支
持部材との位置関係を個別に製造工程で考慮する必要が
なくなり、その分、製造歩留まりの向上と製造コストの
より低減を図れる。
【0013】なお、特開平5−26233号公報の転が
り軸受は、外輪の溝に係合可能なフック端部を有する支
持部材と、この支持部材に取り付けられたセンサとを有
しており、外輪に対して支持部材を嵌めたり引っかけた
りするための溝加工が必要となってコストがアップする
形態であり、また、支持部材とセンサとを個別に製造す
る必要があって、これも製造コストが高くつく。さら
に、外輪に対する前記溝の加工位置の精度、その溝に対
する支持部材の係合位置の精度、支持部材に対するセン
サの取り付け精度を、いずれも、個別に考慮する必要が
あり、全体としての精度を高めるうえで製造コストが高
くつくものとなっている。また、外輪に対して支持部材
が係合溝で係合されているだけであるから、高速回転域
における軸受の振動によりその構造がガタついてきやす
い。
【0014】なお、本発明第1は、前記センサが、前記
センサ支持部材を介して、少なくとも前記内・外輪の一
方を非回転側としてこれの端面に配置されている一方、
前記内・外輪の他方を回転側として、これの端面近傍に
前記センサに対向してパルサリングが配置されている
と、そのパルサリングの回転状態をセンサで容易に検出
することができて好ましい。
【0015】(2)本発明第2は、外輪の少なくとも端
面に当該軸受の状態検知用のセンサがセンサ支持部材を
介して取り付けられているとともに、前記センサ支持部
材が、前記外輪に対して樹脂成形により固着されてお
り、内輪に対してパルサリングを支持したパルサリング
支持部材が、前記センサ支持部材との対向間で内・外輪
の径方向環状空間を密封するラビリンス隙間が形成され
る形態で固着されており、かつ、前記センサとパルサリ
ングとが、前記センサ支持部材とパルサリング支持部材
との間における前記ラビリンス隙間内において対向配置
されていることを特徴とする。
【0016】本発明第2によると、外輪に対して支持部
材およびセンサが、樹脂成形により一体的に固着されて
いるから、外輪に対してその支持部材を嵌めたり引っか
けたりするための溝加工が不要となりコスト低減を図れ
るとともに、センサと支持部材との相対位置関係は樹脂
成形に際して高精度に確保させることができるから、従
来とは異なって、センサとその支持部材との位置関係を
個別に製造工程で考慮する必要がなくなり、その分、製
造歩留まりの向上と製造コストのより低減を図れるな
ど、本発明第1と同様の作用効果を有する。
【0017】そして、本発明第2は、それに加えて、前
記パルサリング支持部材とセンサ支持部材との間で前記
内・外輪の径方向環状空間を密封するためのラビリンス
隙間が形成されているから、前記環状空間を密封するた
めのシールを設ける必要がなくなるうえ、効果的にその
密封を行うことが可能となる。
【0018】本発明第2は、さらにそのうえ、前記セン
サとパルサリングとが、前記センサ支持部材とパルサリ
ング支持部材との間における前記ラビリンス隙間内にお
いて対向配置されているから、その対向隙間に外部や内
部からの検出の妨げになる不要な水分や塵埃などが侵入
しにくいから、センサとパルサリングとの間で、軸受の
状態に関する検知を有効かつ精度高く行うことが可能と
なる。
【0019】なお、本発明第2は、前記センサ支持部材
が、前記外輪の外径面から端面にかけて樹脂成形により
固着されているとともに、この支持部材に対して金属板
が被覆形成されていると、外輪の外周面をハウジングに
圧入により固定する場合、強度がアップするとともに、
金属板の厚み分が圧入の締め代として確保され当該軸受
のハウジングに対する嵌合力をアップさせられて好まし
い。
【0020】なお、本発明第2は、前記センサ支持部材
が、前記外輪の外径面から端面にかけて樹脂成形により
固着されているとともに、前記外輪の外径面に対して前
記センサ支持部材の回り止めとなる溝が設けられている
と、支持部材をこの回り止め溝で強固に回り止めできる
から、軸受の高速回転中に、支持部材が動かされセンサ
とパルサリングとの位置関係がずれてくるような不具合
がなくなり、高精度な検出ができるようになって好まし
い。
【0021】なお、本発明第2は、前記外輪の外径に対
して規格寸法を超える超過寸法分に対して所要の薄肉化
処理が施されて当該外輪の外径が縮径されているととも
に、センサ支持部材における前記外輪の外径面に固着さ
れる部分における肉厚が前記薄肉化処理に対応して設定
されていると、当該転がり軸受を規格寸法のものとして
これに対応して内径が規定されているハウジングに対し
て嵌入させられるようになるから、その使用取り扱いに
おいて好ましい。
【0022】なお、本発明第2は、前記センサ支持部材
の膜厚が、当該転がり軸受の外径寸法をこれより所定ク
ラス分大きな転がり軸受の外径における規格寸法に一致
させる膜厚に設定されていると、当該軸受を、その所定
クラス大きい他の軸受より外径寸法の小さい軸受であり
ながら、前記他の軸受として使用することができ、その
使用範囲が拡大して好ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態に基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明の実施形態に係る転がり軸
受の上半分を示す断面図である。
【0025】図例の転がり軸受において、1は、内輪、
2は、外輪、3は、複数のボール、4は、保持器、5
は、シールである。
【0026】このような転がり軸受の構成は周知である
から、その詳細な説明は省略する。
【0027】本実施形態の転がり軸受では、要するに、
相対回転する内・外輪1,2のうち、ハウジング6に圧
入により嵌合固定された外輪2を非回転側としてこれに
当該軸受の状態検知用の磁気センサ7が樹脂製のセンサ
支持部材8を介して一体的に取り付けられている。
【0028】ここで、センサ支持部材8を構成する樹脂
としては、大別して熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂とがあ
る。
【0029】熱硬化性樹脂には、フェノール樹脂、ユリ
ア樹脂、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹
脂、ケイ素樹脂、などがあり、熱可塑性樹脂には、塩化
ビニル樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル・スチレ
ン樹脂(AS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチ
レン樹脂(ABS)、アクリル樹脂、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリアミド(ナイロン)、アセタール樹
脂、ポリカーボネイト、繊維素樹脂、フッ素樹脂などが
ある。
【0030】ここで、熱硬化性樹脂では、比較的安価で
入手しやすく、成形および機械加工が容易で、かつ、高
強度性、寸法の安定性などでフェノール樹脂が好まし
い。また、熱可塑性樹脂では、普通の強度であるが、耐
摩耗性、耐薬品性、衝撃吸収性、小摩擦係数で自己潤滑
性に優れたポリアミド樹脂でもよい。
【0031】センサ支持部材8は、外輪2の外径面から
端面にかけてセンサ支持部材8の固着に対応したスペー
スを設けて金型内に外輪2をセットするとともに、その
金型に注入された樹脂により外輪2の外径面から端面に
かけて形成されている。
【0032】この樹脂成形において磁気センサ7はその
金型内にインサートされ、外輪2に対する樹脂成形でセ
ンサ支持部材8を形成するときに、同時に磁気センサ7
がこのセンサ支持部材8に一体的に埋設形成される。
【0033】このような樹脂成形により、センサ支持部
材8および磁気センサ7が、外輪2に対して一体的に固
着されているここで、上記樹脂成形としては、センサ支
持部材8を構成する樹脂の材料に応じて、トランスファ
成形や、射出成形、などの成形方法を適宜、選択するこ
とができる。
【0034】この場合、磁気センサ7は、内輪1を回転
側として、これの端面近傍に配置されるパルサリング9
に対応付けられて、内輪1の端面に対してセンサ支持部
材8と共に固着されている。
【0035】センサ支持部材8は、環状構造を有してい
て、外輪2の外径面に固着されている軸方向筒部8a
と、外輪2の端面に固着される径方向環状部8bとから
構成されており、磁気センサ7は、この径方向環状部8
bに対して一体的に取り付けられて軸方向に面してい
る。
【0036】パルサリング9は、内輪1に対して環状に
取り付けられたパルサリング支持部材10に支持されて
いる。
【0037】パルサリング支持部材10は、例えば、金
属材で環状に構成されていて、内輪1の外径面に沿って
固着された内径側軸方向筒部10aと、この軸方向筒部
10aに連成されて外輪2の内径面に形成された環状凹
部1aに向けて径方向に延びる内径側環状部10bと、
この環状部10bに連成されて前記内径側軸方向筒部1
0aよりも軸方向外側に延びる外径側軸方向筒部10c
と、この軸方向筒部10cに連成されて径方向に延びて
センサ支持部材8の径方向環状部8bに軸方向で所要の
隙間を介して対向する外径側環状部10dとを備える。
【0038】なお、パルサリング支持部材10の構成材
料は、金属のみならず、樹脂でも構わない。
【0039】そして、パルサリング支持部材10の外径
側環状部10dにおける内面に、パルサリング9が設け
られている。このパルサリング9は、パルサリング支持
部材10に対して磁性粉末が混入されたゴム材料を加硫
成型接着してなるものであって磁極付与手段でもってN
Sの各磁極が交互に周方向に配設されたリング体であっ
て磁気センサ7に対して軸方向で対向している。
【0040】したがって、パルサリング9は、内輪1の
回転に伴い、磁気センサ7に対して周方向のNSの各磁
極が通過することに伴い、磁気センサ7には、その内輪
1の回転に関する情報が与えられることになる。この情
報としては、回転速度、回転数、回転方向、回転位相、
などである。ここで、磁気センサ7の配線は省略されて
いる。
【0041】さらに、パルサリング支持部材10は、セ
ンサ支持部材8との間で、シール5に対して、内・外輪
1,2の環状空間を他方側で密封するための環状のラビ
リンス隙間を形成している。
【0042】この場合、磁気センサ7とパルサリング9
は、このラビリンス隙間内において対向している。
【0043】以上の構成を有する本実施形態の転がり軸
受は、外輪2の外径面に対してセンサ支持部材8を嵌め
たり引っかけたりするための溝加工が不要となりコスト
低減を図れるとともに、磁気センサ7とセンサ支持部材
8との相対位置関係は樹脂成形に際して高精度に確保さ
せることができるから、従来とは異なって、磁気センサ
7とセンサ支持部材8との位置関係を個別に製造工程で
考慮する必要がなくなり、その分、製造歩留まりの向上
と製造コストの一層の低減を図れる。
【0044】本発明は上述の実施形態に限定されるもの
ではなく、種々な応用や変形が可能である。
【0045】(1)図2は、本発明の他の実施形態に係
る転がり軸受の上半分を示す断面図である。
【0046】この実施形態の転がり軸受では、センサ支
持部材8は、図1の転がり軸受と同様にして環状構造を
有し、外輪2の外径面に固着されている軸方向筒部8a
と、外輪2の端面に固着される径方向環状部8bとから
構成されており、磁気センサ7は、この径方向環状部8
bの内径面に対して一体的に取り付けられて径方向に面
している。
【0047】そして、パルサリング支持部材10は、図
1の転がり軸受と同様にして金属材で環状に構成されて
いて、内輪1の外径面に沿って固着された内径側軸方向
筒部10aと、この軸方向筒部10aに連成されて外輪
2の内径面に形成された環状凹部1aに向けて径方向に
延びる内径側環状部10bと、この環状部10bに連成
されて前記内径側軸方向筒部10aよりも軸方向外側に
延びセンサ支持部材8の径方向環状部8bに径方向で所
要の隙間を介して対向する外径側軸方向筒部10cとを
備える。
【0048】このパルサリング支持部材10の外径側軸
方向筒部10cの外径面に対してパルサリング9が設け
られている。そして、このパルサリング9は、センサ支
持部材8の径方向環状部8bの内径面に対して一体的に
取り付けられている磁気センサ7と径方向に対向して、
当該転がり軸受の状態に関する情報を磁気センサ7に提
供できるようになっている。
【0049】この実施形態の場合も、パルサリング支持
部材10は、センサ支持部材8との間で、シール5に対
して、内・外輪1,2の環状空間を他方側で密封するた
めの環状のラビリンス隙間を形成している。
【0050】(2)図3は、本発明のさらに他の実施形
態に係る転がり軸受の上半分を示す断面図である。この
実施形態の転がり軸受では、外輪2の外径面に対してセ
ンサ支持部材8の回り止めとなる環状溝2bが設けら
れ、この環状溝2bに対してセンサ支持部材8の軸方向
筒部8aが嵌入した構造を備えている以外は、図2の転
がり軸受と同様の構成を有している。
【0051】この環状溝2bは、外輪2の径方向中心に
対してその中心が偏心していて、外径面の周方向に対し
て深さが変化している。そのため、センサ支持部材8を
外輪2の外径面に対して回り止めする作用を有する。
【0052】なお、この環状溝2bに代えて、外輪2の
外径面に対して軸方向に横断する溝を設け、この横断溝
をセンサ支持部材8の回り止めとする溝としてもよい。
【0053】(3)図4は、本発明のさらに他の実施形
態に係る転がり軸受の上半分を示す断面図である。この
実施形態の転がり軸受では、センサ支持部材8は、図2
の転がり軸受のそれと同様の構造を有している。
【0054】そして、パルサリング支持部材10は、環
状部10bと、この環状部10bの外径側に連成されて
軸方向に延びる軸方向筒部10cと、環状部10bの内
径側から周方向交互に軸方向内向きと径方向内向きに延
びる複数の筒状舌片10eと複数の環状舌片10fとを
備える。
【0055】複数の筒状舌片10eは、内輪1の外径面
に固着され、複数の環状舌片10fは、内輪1の端面に
固着されている。
【0056】また、パルサリング支持部材10の軸方向
筒部10cにおける径方向外側の面にパルサリング9が
設けられ、磁気センサ7と径方向で対向している。
【0057】この実施形態の場合も、図3と同様に回り
止め溝2bでセンサ支持部材8が回り止めされていると
ともに、パルサリング支持部材10とセンサ支持部材8
との間で、シール5に対して、内・外輪1,2の環状空
間を他方側で密封するための環状のラビリンス隙間を形
成している。
【0058】(4)図5は、本発明のさらに他の実施形
態に係る転がり軸受の上半分を示す断面図である。この
実施形態の転がり軸受では、センサ支持部材8が、外輪
2の外径面から端面にかけて樹脂成形により固着されて
いるとともに、センサ支持部材8に対して環状金属板1
1が被覆形成されており、この金属板11で強度が確保
される。また、外輪2をハウジングに圧入により固定す
る場合、金属板11の厚みの分が圧入の締め代として確
保されて、ハウジングに対する嵌合力がアップする構造
を有する以外は、図2の転がり軸受と同様の構成および
作用効果を有している。
【0059】(5)図6は、本発明のさらに他の実施形
態に係る転がり軸受の上半分を示す断面図である。この
実施形態の転がり軸受では、センサ支持部材8が、外輪
2の外径面から端面にかけて樹脂成形により固着されて
いるとともに、センサ支持部材8に対して環状金属板1
1が被覆形成されており、外輪2をハウジングに圧入に
より固定する場合、金属板11の厚みの分を圧入の締め
代として確保して、ハウジングに対する嵌合力をアップ
させている構造を有する以外は、図1の転がり軸受と同
様の構成および作用効果を有している。
【0060】(6)図7は、本発明のさらに他の実施形
態に係る転がり軸受の上半分を示す断面図である。この
実施形態の転がり軸受では、センサ支持部材8は、図1
の転がり軸受と同様に、外輪2の外径面に固着されてい
る軸方向筒部8aと、外輪2の端面に固着される径方向
環状部8bを備えていることに加えて、この径方向環状
部8bからさらに内・外輪1,2の対向間隔のところに
まで径方向内方に延びた自由端部8cを有している。
【0061】そして、磁気センサ7は、この自由端部8
cに対して一体的に取り付けられて軸方向に面してい
る。
【0062】一方、パルサリング支持部材10は、内輪
1の外径面に沿って固着された軸方向筒部10aと、こ
の軸方向筒部10aに連成されて外輪1の内径面に形成
された環状凹部1aに向けて径方向に延びる環状部10
bとを備え、この環状部10bの軸方向外面にパルサリ
ング9を設けたものである。
【0063】この実施形態の場合も、パルサリング支持
部材10は、センサ支持部材8との間で、シール5に対
して、内・外輪1,2の環状空間を他方側で密封するた
めの環状のラビリンス隙間を形成している。
【0064】(7)図8は、本発明のさらに他の実施形
態に係る転がり軸受の上半分を示す断面図である。この
実施形態の転がり軸受では、図5の実施形態と同様に金
属板11を設けたものであり、その他の構成は、図7と
同様である。
【0065】(8)上述の各実施形態では、軸受の状態
検知手段として、磁気センサ7と磁極が配設された着磁
タイプのパルサリング9との磁気的検出方式であった
が、磁気センサ7に代えて他の電気的、光学的検出方式
のセンサとし、また、着磁タイプのパルサリング9に代
えて、電気的、光学的検出方式のものでもよい。
【0066】すなわち、センサ支持部材8に一体的に取
り付けるセンサとしては磁気センサ7ではなく光学セン
サとし、パルサリング支持部材10は、パルサリング9
を支持するものとしているが、このパルサリング9を設
けるのではなく、図1および図6ではパルサリング支持
部材10における環状部10d、図2ないし図5では、
パルサリング支持部材10における軸方向筒部10c、
図7および図8では、パルサリング支持部材10におけ
る環状部10bを、それぞれ、周方向に凹凸を形成し、
その凹凸の通過を、センサ支持部材8における光学セン
サで光学的に検出してもよい。
【0067】また、センサ支持部材8には、磁気センサ
や光学センサではなく、温度センサや温度による歪みを
検出する歪みゲージとし、パルサリング支持部材10の
代わりに、内・外輪1,2の環状空間の他方に通常のシ
ールを設け、センサ支持部材8に取り付けた温度センサ
で検知した温度から当該転がり軸受における歪みを検知
できるようにしてもよいし、歪みゲージで直接、当該転
がり軸受の歪みを検知できるようにしてもよい。
【0068】(9)上述の各実施形態の転がり軸受にお
ける内・外輪1,2の軌道溝は、深溝タイプであった
が、斜接タイプなど他の溝形式を有する転がり軸受であ
ってもよい。
【0069】(10)上述の各実施形態では、磁気セン
サ7が外輪2側に、パルサリング9が内輪1側であった
が、磁気センサ7が内輪1側に、パルサリング9が外輪
2側に設けられてもよい。
【0070】(11)上述の図1ないし図4および図7
で示される転がり軸受の場合、センサ支持部材8を固着
したために、その外径寸法が規格寸法を超えるような場
合、外輪2を所要の薄肉化処理を施して外輪2の外径を
縮径するとともに、センサ支持部材8の軸方向筒部8a
における肉厚の厚さをその薄肉処理に対応して設定する
ようにしてもよい。
【0071】このようにした転がり軸受の場合、センサ
支持部材8を外輪2の外径面に固着しても、転がり軸受
の規格寸法に一致させられるから、転がり軸受の規格寸
法に合わせて所定の内径面に設計されているハウジング
に対してセンサ支持部材8を固着した転がり軸受を嵌入
させることができて好ましい。
【0072】(12)上述の図5、図6および図8で示
される転がり軸受の場合、センサ支持部材8の膜厚を、
当該転がり軸受の外径寸法をこれより所定クラス分大き
な転がり軸受の外径寸法に一致させる膜厚に設定しても
よい。
【0073】こうすることにより、所定のハウジングの
内径面に嵌合して使用できないような転がり軸受であっ
ても、センサ支持部材8の肉厚を設定するだけで、その
ハウジングに嵌合固定できるようになり、わざわざ、そ
の所定クラスに合う転がり軸受を制作することなく、セ
ンサ支持部材8の肉厚が設定されて固着されている既存
の転がり軸受を使用できるから、コストが節約されて好
ましい。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
内・外輪の一方に対してセンサ支持部材が、樹脂成形に
より一体的に固着されているから、内・外輪の一方に対
してその支持部材を嵌めたり引っかけたりするための溝
加工が不要となる。その結果、軸受の製造コストの低減
を図れ、また、センサと支持部材との相対位置関係を高
精度に確保できるから、センサとその支持部材との位置
関係を個別に製造工程で考慮する必要がなくなり、その
分においても製造歩留まりの向上と製造コストのより低
減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る転がり軸受の上半分を
示す断面図
【図2】本発明の他の実施形態に係る転がり軸受の上半
分を示す断面図
【図3】本発明のさらに他の実施形態に係る転がり軸受
の上半分を示す断面図
【図4】本発明のさらに他の実施形態に係る転がり軸受
の上半分を示す断面図
【図5】本発明のさらに他の実施形態に係る転がり軸受
の上半分を示す断面図
【図6】本発明のさらに他の実施形態に係る転がり軸受
の上半分を示す断面図
【図7】本発明のさらに他の実施形態に係る転がり軸受
の上半分を示す断面図
【図8】本発明のさらに他の実施形態に係る転がり軸受
の上半分を示す断面図
【符号の説明】 1 内輪 2 外輪 3 ボール 7 磁気センサ 8 センサ支持部材 9 パルサリング 10 パルサリング支持部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転する内・外輪の一方に当該軸受
    の状態検知用のセンサがセンサ支持部材を介して取り付
    けられており、 前記センサ支持部材が、前記内・外輪の一方に対して樹
    脂成形により固着されている、ことを特徴とする転がり
    軸受。
  2. 【請求項2】 請求項1の転がり軸受において、 前記センサが、前記センサ支持部材を介して、少なくと
    も前記内・外輪の一方を非回転側としてこれの端面に配
    置されている一方、 前記内・外輪の他方を回転側として、これの端面近傍に
    前記センサに対向してパルサリングが配置されている、
    ことを特徴とする転がり軸受。
  3. 【請求項3】 外輪の少なくとも端面に対して、当該軸
    受の状態検知用のセンサがセンサ支持部材を介して取り
    付けられているとともに、前記センサ支持部材が、前記
    外輪に対して樹脂成形により固着されており、 内輪に対して、パルサリングを支持したパルサリング支
    持部材が、前記センサ支持部材との対向間で内・外輪の
    径方向環状空間を密封するラビリンス隙間が形成される
    形態で固着されており、かつ、 前記センサとパルサリングとが、前記センサ支持部材と
    パルサリング支持部材との間における前記ラビリンス隙
    間内において対向配置されている、 を具備したことを特徴とする転がり軸受。
  4. 【請求項4】 請求項3の転がり軸受において、 前記センサ支持部材が、前記外輪の外径面から端面にか
    けて樹脂成形により固着されているとともに、このセン
    サ支持部材の少なくとも外径面に対して金属板が被覆形
    成されている、ことを特徴とする転がり軸受。
  5. 【請求項5】 請求項3の転がり軸受において、 前記センサ支持部材が、前記外輪の外径面から端面にか
    けて樹脂成形により固着されているとともに、前記外輪
    の外径面に対して前記センサ支持部材の回り止めとなる
    溝が設けられている、ことを特徴とする転がり軸受。
  6. 【請求項6】 請求項3または4の転がり軸受におい
    て、 前記外輪の外径に対して規格寸法を超える超過寸法分に
    対して所要の薄肉化処理が施されて当該外輪の外径が縮
    径されているとともに、センサ支持部材における前記外
    輪の外径面に固着される部分における肉厚が前記薄肉化
    処理に対応して設定されている、ことを特徴とする転が
    り軸受。
  7. 【請求項7】 請求項3または4の転がり軸受におい
    て、 前記センサ支持部材の膜厚が、当該転がり軸受の外径寸
    法をこれより所定クラス分大きな転がり軸受の外径にお
    ける規格寸法に一致させる膜厚に設定されている、こと
    を特徴とする転がり軸受。
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