JP2002242645A - オイルセパレータ - Google Patents
オイルセパレータInfo
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- JP2002242645A JP2002242645A JP2001043182A JP2001043182A JP2002242645A JP 2002242645 A JP2002242645 A JP 2002242645A JP 2001043182 A JP2001043182 A JP 2001043182A JP 2001043182 A JP2001043182 A JP 2001043182A JP 2002242645 A JP2002242645 A JP 2002242645A
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- fibrous adsorbent
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- oil separator
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- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 繊維状吸着材が汚れて目詰まりしても、ブロ
−バイガスの流量を低下させることなくエンジン駆動ヒ
ートポンプ装置の運転が可能なオイルセパレータを提供
する。 【解決手段】 エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジ
ンの燃焼室からエンジンのクランク室に漏れ出たブロー
バイガスに含まれるオイル成分を吸着させて液状化させ
る繊維状吸着材を備えたオイルセパレータにおいて、繊
維状吸着材の目詰まりによる繊維状吸着材の上流側と下
流側の圧力差を検知して働く安全装置を有する。
−バイガスの流量を低下させることなくエンジン駆動ヒ
ートポンプ装置の運転が可能なオイルセパレータを提供
する。 【解決手段】 エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジ
ンの燃焼室からエンジンのクランク室に漏れ出たブロー
バイガスに含まれるオイル成分を吸着させて液状化させ
る繊維状吸着材を備えたオイルセパレータにおいて、繊
維状吸着材の目詰まりによる繊維状吸着材の上流側と下
流側の圧力差を検知して働く安全装置を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン駆動ヒー
トポンプ装置のエンジンの燃焼室からクランク室に漏れ
出たブローバイガスに含まれるオイル成分を分離するオ
イルセパレータに関する。
トポンプ装置のエンジンの燃焼室からクランク室に漏れ
出たブローバイガスに含まれるオイル成分を分離するオ
イルセパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジ
ンの燃焼室からクランク室には、一般にブローバイガス
と呼ばれている燃焼ガスや未燃焼ガスがシリンダとピス
トンとの間隙を通って漏れ込んでおり、エンジン駆動ヒ
ートポンプ装置の圧縮機を回転駆動するエンジンなどで
は、エネルギー効率の改善や排ガス規制の観点から、こ
のブローバイガスを吸気通路に還流して混合気と共に燃
焼室で再度燃焼させるように構成すると共に、ブローバ
イガスの還流通路の途中にはブローバイガスに含まれる
オイル成分、すなわち、オイルミストを分離除去するた
めのオイルセパレータが設置されていた。
ンの燃焼室からクランク室には、一般にブローバイガス
と呼ばれている燃焼ガスや未燃焼ガスがシリンダとピス
トンとの間隙を通って漏れ込んでおり、エンジン駆動ヒ
ートポンプ装置の圧縮機を回転駆動するエンジンなどで
は、エネルギー効率の改善や排ガス規制の観点から、こ
のブローバイガスを吸気通路に還流して混合気と共に燃
焼室で再度燃焼させるように構成すると共に、ブローバ
イガスの還流通路の途中にはブローバイガスに含まれる
オイル成分、すなわち、オイルミストを分離除去するた
めのオイルセパレータが設置されていた。
【0003】このオイルセパレータは、その内部にオイ
ルミストを吸着させて液状化させる繊維状吸着材を収納
してブローバイガスから分離したオイルを排出する排出
口を底部側に設け、排出口から分離したオイルが排出さ
れる構成となっていた。
ルミストを吸着させて液状化させる繊維状吸着材を収納
してブローバイガスから分離したオイルを排出する排出
口を底部側に設け、排出口から分離したオイルが排出さ
れる構成となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の従来のオイルセパレータは、繊維状吸着材が汚れて
目詰まりするとブロ−バイガスの流量が低下すると共に
その上流側と下流側の圧力差が生じてエンジンの内圧が
上昇しエンジンオイルが逆流する問題があった。
成の従来のオイルセパレータは、繊維状吸着材が汚れて
目詰まりするとブロ−バイガスの流量が低下すると共に
その上流側と下流側の圧力差が生じてエンジンの内圧が
上昇しエンジンオイルが逆流する問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、繊維状吸着材が汚れて目詰
まりしても、ブロ−バイガスの流量を低下させることな
くエンジン駆動ヒートポンプ装置の運転が可能なオイル
セパレータを提供することにある。
技術が有する課題を解消し、繊維状吸着材が汚れて目詰
まりしても、ブロ−バイガスの流量を低下させることな
くエンジン駆動ヒートポンプ装置の運転が可能なオイル
セパレータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、エンジン駆動ヒートポン
プ装置のエンジンの燃焼室からエンジンのクランク室に
漏れ出たブローバイガスに含まれるオイル成分を吸着さ
せて液状化させる繊維状吸着材を備えたオイルセパレー
タにおいて、繊維状吸着材の目詰まりによる繊維状吸着
材の上流側と下流側の圧力差を検知して圧力差を低減す
る安全装置を有することを特徴とする。
め、請求項1にかかる発明は、エンジン駆動ヒートポン
プ装置のエンジンの燃焼室からエンジンのクランク室に
漏れ出たブローバイガスに含まれるオイル成分を吸着さ
せて液状化させる繊維状吸着材を備えたオイルセパレー
タにおいて、繊維状吸着材の目詰まりによる繊維状吸着
材の上流側と下流側の圧力差を検知して圧力差を低減す
る安全装置を有することを特徴とする。
【0007】請求項2にかかる発明では、安全装置は繊
維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値になると
破裂する薄膜で構成されることを特徴とする。
維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値になると
破裂する薄膜で構成されることを特徴とする。
【0008】請求項3にかかる発明では、安全装置は繊
維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値になると
開放する安全弁で構成されることを特徴とする。
維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値になると
開放する安全弁で構成されることを特徴とする。
【0009】請求項4にかかる発明は、安全装置は繊維
状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値になるとそ
の一部が破裂する繊維状吸着材で構成されることを特徴
とする。
状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値になるとそ
の一部が破裂する繊維状吸着材で構成されることを特徴
とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図1及び図2を
参照して説明する。図1は、本発明の実施例1を示すオ
イルセパレータの断面説明図である。
参照して説明する。図1は、本発明の実施例1を示すオ
イルセパレータの断面説明図である。
【0011】このオイルセパレータ1は、有底円筒状の
ケース2とこのケース2の一端2Aに着脱自在に設けら
れた天板3と、ケース2内に収納されたブロ−バイガス
からオイルを分離するフィルタ装置(繊維状吸着材)4
などから構成されている。
ケース2とこのケース2の一端2Aに着脱自在に設けら
れた天板3と、ケース2内に収納されたブロ−バイガス
からオイルを分離するフィルタ装置(繊維状吸着材)4
などから構成されている。
【0012】天板3の中央部にはエンジン駆動ヒートポ
ンプ装置のエンジンのクランク室からのブロ−バイガス
が流入するガス流入口5が設けられ、ケース2の側面上
部にはフィルタ装置4でオイルを分離されたブロ−バイ
ガスをエンジンのエアクリーナへ導くためのガス排出口
6が設けられ、ケース2の底部の周縁部よりにはフィル
タ装置4で分離したオイルをクランク室へ導くためのオ
イル排出口7が設けられている。
ンプ装置のエンジンのクランク室からのブロ−バイガス
が流入するガス流入口5が設けられ、ケース2の側面上
部にはフィルタ装置4でオイルを分離されたブロ−バイ
ガスをエンジンのエアクリーナへ導くためのガス排出口
6が設けられ、ケース2の底部の周縁部よりにはフィル
タ装置4で分離したオイルをクランク室へ導くためのオ
イル排出口7が設けられている。
【0013】フィルタ装置4の上下両端にはシール用の
パッキン4Aが設けられフィルタ装置4の上下両端部を
気密としている。
パッキン4Aが設けられフィルタ装置4の上下両端部を
気密としている。
【0014】ケース2の底部の略中央部にはフィルタ装
置4の下端とパッキン4Aを介して当接する安全装置8
が設けられている。安全装置8の中央部にはフィルタ装
置4が目詰まりしてその上流側と下流側の圧力差が所定
値(例えば300mmH2O)以上になると破裂する薄
膜8Aが設けられている。
置4の下端とパッキン4Aを介して当接する安全装置8
が設けられている。安全装置8の中央部にはフィルタ装
置4が目詰まりしてその上流側と下流側の圧力差が所定
値(例えば300mmH2O)以上になると破裂する薄
膜8Aが設けられている。
【0015】以下オイルセパレータ1の機能について説
明する。エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジンのク
ランク室からのブロ−バイガスはガス流入口5からオイ
ルセパレータ1の内部に流入し、フィルタ装置4の繊維
状吸着材4Aを通過する過程で繊維状吸着材4Aにオイ
ルが吸着されブロ−バイガスのみとなってガス排出口6
からエンジンのエアクリーナへ送られる。繊維状吸着材
4Aに吸着されたオイルはケース2の底部に落下しオイ
ル排出口7からオイルサブタンクを経てエンジンのクラ
ンク室へ送られる。
明する。エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジンのク
ランク室からのブロ−バイガスはガス流入口5からオイ
ルセパレータ1の内部に流入し、フィルタ装置4の繊維
状吸着材4Aを通過する過程で繊維状吸着材4Aにオイ
ルが吸着されブロ−バイガスのみとなってガス排出口6
からエンジンのエアクリーナへ送られる。繊維状吸着材
4Aに吸着されたオイルはケース2の底部に落下しオイ
ル排出口7からオイルサブタンクを経てエンジンのクラ
ンク室へ送られる。
【0016】繊維状吸着材4Aにはクランク室で汚染さ
れたオイルが吸着されるのでエンジンの運転時間の経過
と共にスラッジが付着し目詰まりしてしまう。このた
め、定期的に行われるフィルタ装置4の交換が忘れられ
た場合にはブロ−バイガスの流量が低下すると共に繊維
状吸着材4Aの上流側と下流側の間に圧力差が生じてオ
イルがオイルサブタンクから逆流する問題があった。
れたオイルが吸着されるのでエンジンの運転時間の経過
と共にスラッジが付着し目詰まりしてしまう。このた
め、定期的に行われるフィルタ装置4の交換が忘れられ
た場合にはブロ−バイガスの流量が低下すると共に繊維
状吸着材4Aの上流側と下流側の間に圧力差が生じてオ
イルがオイルサブタンクから逆流する問題があった。
【0017】そこで本発明は、上述した安全装置8によ
り圧力差が所定値(例えば300mmH2O)以上にな
ると薄膜8Aが破壊して圧力差を緩和することが可能と
なっている。薄膜8Aが破壊するとフィルタ装置4の上
流側と下流側は破壊した薄膜8Aの部分でショートさ
れ、オイルを含んだブロ−バイガスが直接下流に流れ込
む。このためエアクリーナがオイルで汚れてしまうがエ
ンジンへの悪影響は少なくなる。しかし最終的にはフィ
ルタ装置4を交換しなければならないことは言うまでも
ない。
り圧力差が所定値(例えば300mmH2O)以上にな
ると薄膜8Aが破壊して圧力差を緩和することが可能と
なっている。薄膜8Aが破壊するとフィルタ装置4の上
流側と下流側は破壊した薄膜8Aの部分でショートさ
れ、オイルを含んだブロ−バイガスが直接下流に流れ込
む。このためエアクリーナがオイルで汚れてしまうがエ
ンジンへの悪影響は少なくなる。しかし最終的にはフィ
ルタ装置4を交換しなければならないことは言うまでも
ない。
【0018】図2は、本発明の実施例2を示すオイルセ
パレータの断面説明図である。本発明の実施例2につい
て実施例1と異なる点について説明する。実施例2にお
いては安全装置として安全弁8を用いており、繊維状吸
着材4Aの上流側と下流側の圧力差が所定値(例えば3
00mmH2O)以上になると安全弁8が開放して圧力
差を緩和することが可能となっている。安全弁8は、弁
体8Bとバネ8Cで構成され、上流側と下流側の圧力差
が所定値以上になるとバネ8Cが収縮して弁体8Bとパ
ッキン4Aとの間に空隙が生じて圧力差を緩和する。
パレータの断面説明図である。本発明の実施例2につい
て実施例1と異なる点について説明する。実施例2にお
いては安全装置として安全弁8を用いており、繊維状吸
着材4Aの上流側と下流側の圧力差が所定値(例えば3
00mmH2O)以上になると安全弁8が開放して圧力
差を緩和することが可能となっている。安全弁8は、弁
体8Bとバネ8Cで構成され、上流側と下流側の圧力差
が所定値以上になるとバネ8Cが収縮して弁体8Bとパ
ッキン4Aとの間に空隙が生じて圧力差を緩和する。
【0019】つぎに本発明の別の実施例として安全装置
に繊維状吸着材を用いた場合について説明する。上述し
た実施例1,2と異なり別に安全装置を用いずにフィル
タ装置の繊維状吸着材に上流側と下流側の圧力差が所定
値以上になると破裂する脆弱部分(図示せず)を設けて
安全装置の役目を持たせるものである。このようにする
ことにより上述した実施例1,2に比べて構造を簡素化
することが可能となる。
に繊維状吸着材を用いた場合について説明する。上述し
た実施例1,2と異なり別に安全装置を用いずにフィル
タ装置の繊維状吸着材に上流側と下流側の圧力差が所定
値以上になると破裂する脆弱部分(図示せず)を設けて
安全装置の役目を持たせるものである。このようにする
ことにより上述した実施例1,2に比べて構造を簡素化
することが可能となる。
【0020】以上説明したようにオイルセパレータに安
全装置を設けることにより、繊維状吸着材が汚れて目詰
まりしても、ブロ−バイガスの流量を低下させることな
くエンジン駆動ヒートポンプ装置の運転を可能にするこ
とができる。
全装置を設けることにより、繊維状吸着材が汚れて目詰
まりしても、ブロ−バイガスの流量を低下させることな
くエンジン駆動ヒートポンプ装置の運転を可能にするこ
とができる。
【0021】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジ
ンの燃焼室からエンジンのクランク室に漏れ出たブロー
バイガスに含まれるオイル成分を吸着させて液状化させ
る繊維状吸着材を備えたオイルセパレータにおいて、繊
維状吸着材の目詰まりによる繊維状吸着材の上流側と下
流側の圧力差を検知して圧力差を低減する安全装置を有
することにより、繊維状吸着材が汚れて目詰まりして
も、ブロ−バイガスの流量を低下させることなくエンジ
ン駆動ヒートポンプ装置の運転が可能なオイルセパレー
タを提供することができる。
発明によれば、エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジ
ンの燃焼室からエンジンのクランク室に漏れ出たブロー
バイガスに含まれるオイル成分を吸着させて液状化させ
る繊維状吸着材を備えたオイルセパレータにおいて、繊
維状吸着材の目詰まりによる繊維状吸着材の上流側と下
流側の圧力差を検知して圧力差を低減する安全装置を有
することにより、繊維状吸着材が汚れて目詰まりして
も、ブロ−バイガスの流量を低下させることなくエンジ
ン駆動ヒートポンプ装置の運転が可能なオイルセパレー
タを提供することができる。
【0023】請求項2にかかる発明によれば、安全装置
は繊維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値にな
ると破裂する薄膜で構成されることにより、繊維状吸着
材が汚れて目詰まりしても、ブロ−バイガスの流量を低
下させることなくエンジン駆動ヒートポンプ装置の運転
が可能なオイルセパレータを提供することができる。
は繊維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値にな
ると破裂する薄膜で構成されることにより、繊維状吸着
材が汚れて目詰まりしても、ブロ−バイガスの流量を低
下させることなくエンジン駆動ヒートポンプ装置の運転
が可能なオイルセパレータを提供することができる。
【0024】請求項3にかかる発明によれば、安全装置
は繊維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値にな
ると開放する安全弁で構成されることにより、繊維状吸
着材が汚れて目詰まりしても、ブロ−バイガスの流量を
低下させることなくエンジン駆動ヒートポンプ装置の運
転が可能なオイルセパレータを提供することができる。
は繊維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値にな
ると開放する安全弁で構成されることにより、繊維状吸
着材が汚れて目詰まりしても、ブロ−バイガスの流量を
低下させることなくエンジン駆動ヒートポンプ装置の運
転が可能なオイルセパレータを提供することができる。
【0025】請求項4にかかる発明によれば、安全装置
は繊維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値にな
るとその一部が破裂する繊維状吸着材で構成されること
により、繊維状吸着材が汚れて目詰まりしても、ブロ−
バイガスの流量を低下させることなくエンジン駆動ヒー
トポンプ装置の運転が可能なオイルセパレータを提供す
ることができる。
は繊維状吸着材の上流側と下流側の圧力差が所定値にな
るとその一部が破裂する繊維状吸着材で構成されること
により、繊維状吸着材が汚れて目詰まりしても、ブロ−
バイガスの流量を低下させることなくエンジン駆動ヒー
トポンプ装置の運転が可能なオイルセパレータを提供す
ることができる。
【図1】図1は、本発明の実施例1を示すオイルセパレ
ータの断面説明図である。
ータの断面説明図である。
【図2】図2は、本発明の実施例2を示すオイルセパレ
ータの断面説明図である。
ータの断面説明図である。
1 オイルセパレータ 2 ケース 3 天板 4 フィルタ装置 4A パッキン 5 ガス流入口 6 ガス排出口 7 オイル排出口 8 安全装置 8A 薄膜 8B 弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高松 正樹 栃木県足利市大月町1番地 三洋電機空調 株式会社内 Fターム(参考) 3G015 BE02 EA36 FB03 FC04
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジン駆動ヒートポンプ装置のエンジ
ンの燃焼室から前記エンジンのクランク室に漏れ出たブ
ローバイガスに含まれるオイル成分を吸着させて液状化
させる繊維状吸着材を備えたオイルセパレータにおい
て、 前記繊維状吸着材の目詰まりによる前記繊維状吸着材の
上流側と下流側の圧力差を検知してその圧力差を低減す
る安全装置を有することを特徴とするオイルセパレー
タ。 - 【請求項2】 前記安全装置は前記繊維状吸着材の上流
側と下流側の圧力差が所定値になると破裂する薄膜で構
成されることを特徴とする請求項1に記載のオイルセパ
レータ。 - 【請求項3】 前記安全装置は前記繊維状吸着材の上流
側と下流側の圧力差が所定値になると開放する安全弁で
構成されることを特徴とする請求項1に記載のオイルセ
パレータ。 - 【請求項4】 前記安全装置は前記繊維状吸着材の上流
側と下流側の圧力差が所定値になるとその一部が破裂す
る前記繊維状吸着材で構成されることを特徴とする請求
項1に記載のオイルセパレータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001043182A JP2002242645A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | オイルセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001043182A JP2002242645A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | オイルセパレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002242645A true JP2002242645A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18905394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001043182A Pending JP2002242645A (ja) | 2001-02-20 | 2001-02-20 | オイルセパレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002242645A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748419B1 (ko) * | 2004-11-29 | 2007-08-10 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 오일 분리 구조 및 내연기관 |
EP2378090A1 (de) * | 2007-12-21 | 2011-10-19 | MAHLE International GmbH | Ölnebelabscheider |
-
2001
- 2001-02-20 JP JP2001043182A patent/JP2002242645A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100748419B1 (ko) * | 2004-11-29 | 2007-08-10 | 가부시키가이샤 도요다 지도숏키 | 오일 분리 구조 및 내연기관 |
EP2378090A1 (de) * | 2007-12-21 | 2011-10-19 | MAHLE International GmbH | Ölnebelabscheider |
US8388713B2 (en) | 2007-12-21 | 2013-03-05 | Mahle International Gmbh | Oil mist separator |
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