JP2002242536A - 連動引き戸装置 - Google Patents

連動引き戸装置

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JP2002242536A
JP2002242536A JP2001037107A JP2001037107A JP2002242536A JP 2002242536 A JP2002242536 A JP 2002242536A JP 2001037107 A JP2001037107 A JP 2001037107A JP 2001037107 A JP2001037107 A JP 2001037107A JP 2002242536 A JP2002242536 A JP 2002242536A
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Japan
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door
interlocking mechanism
interlocking
doors
sliding door
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JP2001037107A
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Kazuo Sekine
一男 関根
Yoshio Kanemoto
吉雄 金本
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Atom Livin Tech Co Ltd
Isokawa Industry Co Ltd
Original Assignee
Atom Livin Tech Co Ltd
Isokawa Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下部にレールなどの障害物を有しない連動引き
戸装置を提供すること。 【解決手段】上レールに走行自在に吊り下げられる複数
の戸の上部と下部に上部連動機構30と下部連動機構
(36、20)とが設けられ、上記上部連動機構30は
走向方向に回動自在に架け渡されるリング状部材32
と、リング状部材32と隣接する戸2、4とに設けられ
互いに係合する連結片34a、34b及び連結片受け2
3、43とを備え、上記下部連動機構(36、20)は
走向方向に設けられるガイド部8と、隣接する戸に設け
られ上記ガイド部8に係合する連結ガイド部36とを備
え、上部連動機構30と下部連動機構(36、20)は
複数の戸の開閉限度で連動してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の戸を有する
引き戸装置に関し、詳しくは連動引き戸装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の引き戸装置としては、例
えば特許第3035224号公報(特開平10−613
22号公報)に開示される三連式引き戸がある。この三
連式引き戸は、中央の戸の上部に連動機構を設け、隣接
する2枚の戸と凹凸部で連結し、各戸の下部には戸の荷
重を支える戸車が設けられ、戸車の走行するレールが各
戸に対応して設けられたものである。これは、いわゆる
上ガイド、下支えタイプの連動引き戸である。
【0003】また、実開昭63−19500号公報(特
許第1754599号公報)に開示される連動引き戸に
は、少なくとも三枚の戸に対し、中央の戸の上部に連動
機構を設け、隣接する2枚の戸とフック状部材で連結
し、各戸の上部を戸車で吊り、戸の下枠(下框)から突
起状に設けられた下部ガイドで戸の振れを止めるもので
ある。これは、いわゆる上吊り、下ガイドタイプで戸枠
を有する連動引き戸である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、特許第303
5224号公報に開示される三連式引き戸は、床面にレ
ールを設けており、床面に障害物があるために、バリア
フリーに対応したものになっておらず、また、外観や清
掃性等の観点からも床面にレールを設けるのは好ましい
構造とは言えない。
【0005】また、実開昭63−19500号公報に開
示される連動引き戸は、戸の下枠が床の上にあり、これ
もバリアフリー対応とはなっていない。したがって、従
来の引き戸装置では、連動式引き戸であって、戸の下部
に障害物を有しない構造のものがなく、バリアフリー対
応の連動引き戸装置が得られないという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題点を考慮してな
されたもので、下部にレールなどの障害物を有しない連
動引き戸装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明に係る連動引き戸装置は、次のような手段を
採用する。
【0008】即ち、請求項1に記載のように、上レール
に走行自在に吊り下げられる複数の戸の上部と下部に上
部連動機構と下部連動機構とが設けられ、上記上部連動
機構は走向方向に回動自在に架け渡されるリング状部材
と、リング状部材と隣接する戸とに設けられ互いに係合
する連結片及び連結片受けとを備え、上記下部連動機構
は走向方向に設けられるガイド部と、隣接する戸に設け
られ上記ガイド部に係合する連結ガイド部とを備え、上
部連動機構と下部連動機構は複数の戸の開閉限度で連動
してなる。
【0009】この手段では、一つの戸を動かすことで隣
接する戸が連動し、戸の下部は隣接する戸に固定された
連結ガイド部で支持され、床面に障害物がない。また、
複数の戸の開閉限度において、上部連動機構と下部連動
機構の両方で隣接する戸を引くようになる。
【0010】また、請求項2に記載のように、上レール
に走行自在に吊り下げられる二枚の戸の上部と下部に上
部連動機構と下部連動機構とが設けられ、上記上部連動
機構は走向方向に回動自在に架け渡されるリング状部材
と、リング状部材と隣接する戸とに設けられ、互いに係
合する連結片及び連結片受けとを備え、上記下部連動機
構は走向方向に設けられるガイド部と、隣接する戸に設
けられ上記ガイド部に係合する連結ガイド部とを備えて
なる。
【0011】この手段では、一つの戸を動かすことで隣
接する戸が連動し、戸の下部は隣接する戸に固定された
連結ガイド部で支持され、床面に障害物がない。
【0012】また、請求項3に記載のように、上レール
に走行自在に吊り下げられる複数の戸の下部に連動機構
が設けられ、この連動機構は走向方向に回動自在に架け
渡されるリング状部材と、リング状部材と隣接する戸と
に設けられ、互いに係合する連結片及び連結片受けとを
備えてなる。
【0013】この手段では、一つの戸を動かすことで隣
接する戸が連動し、戸の下部は隣接する戸に固定された
連結ガイド部で支持され、床面に障害物がない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る連動引き戸装
置について、その実施の形態を図面に基づいて説明す
る。
【0015】図1〜図9はこの実施の形態(1)を示す
もので、図1は連動引き戸装置1の斜視図、図2はその
横断面図である。この連動引き戸装置1は、壁50に沿
って3枚の戸2、3、4からなる3連引き戸であり、戸
2、3、4は上端に取付けられたランナー部材5を介し
てそれぞれに対応するレールR2、R3、R4に走行自
在に吊り下げられている(図1ではランナー部材5は図
示していない)。また、各戸2、3、4の下端面7a、
7b、7cには走行方向に延びるガイド部である案内溝
8が形成されている。
【0016】図3(a)(b)(c)は、壁際の戸2の
下部の詳細な構造を示す横断面図、右側面図及び平面図
であり、図4の斜視図に明らかなように、固定ガイド1
0が床FLに固定ネジ17で固定され、戸2の下部の案
内溝8に係合されている。この固定ガイド10は、ベー
スプレート11と、軸部12と、ローラ部13で構成さ
れ、ローラ部13は軸部12に対して回転自在に組み込
まれている。
【0017】また、ストッパ20は、案内溝8の両端部
に設けられ、戸2が壁50から最も離れた位置まで閉じ
られた際、または全開位置まで開かれた際に、固定ガイ
ド10がこのストッパ20に当たって停止するように設
けられており、2本の固定ネジ21で戸2に固定されて
いる。ストッパ20の固定ガイド10が当たる面22
は、固定ガイド10のローラ部13の円周部に合わせて
円弧形状としている。なお、ストッパ20を設けずに、
案内溝8をストッパ20の形状だけ残してくり抜いた溝
とすることもできる。
【0018】この戸2の壁50側でない下部の側面に
は、図4に示すように、図示しないビスなどで固定され
た支持部材37に支持された連結ガイド部36を備え
る。この連結ガイド部36は、支持部材37と、軸部3
8と、ローラ部39とで構成され、支持部材37以外
は、固定ガイド10と同じものである。
【0019】中央の戸3は、その上端部に上部連動機構
30を備えている。図5は斜視図、図6は戸2、3、4
を上端から見た図であり、上部連動機構30は、戸3の
走行方向の両端付近に設けられたプーリー31a、31
bと、プーリー31a、31bに架け渡されたリング状
部材であるワイヤ32と、ワイヤ32に固着されて隣接
する戸と係合する連結片である2個のスライダー34
a、34bとで概略構成されている。なお、スライダー
34a、34bは戸2側に突起部35b、戸4側に突起
部35aを有し、戸2に設けられた連結片受けである凹
部23及び戸4に設けられた連結片受けである凹部43
に突起部35b、35aが戸の走行方向にわずかな隙間
を有して係合している。
【0020】戸3の下端面7bの案内溝8には、戸2に
連結された連結ガイド部36が係合されている。また、
戸2と同様に戸3の案内溝8の両端部にもストッパ20
が設けられている。さらに、戸3は、その下部の戸4側
の側面に図示しないビスなどで固定された連結ガイド部
36を備える。この連結ガイド部36の形状は戸2に設
けられたものと同じ形状なので同じ符号を付している。
【0021】戸4の下端面7cは、戸3の下端面7bと
同じ構造であるが、図7に示すように支持部材37は有
していない。なお、各戸2、3、4は各々調整ねじ6の
回動操作で上下調整できるようになっている(中央の戸
3も図示しないが調整ねじ6を有する構造とすることも
できる)。
【0022】なお、一つの連結片(閉じ方向の動きでは
例えばスライダー34a)がプーリー31aに当接する
(戸の開閉限界)とほぼ同時に連結ガイド部36がスト
ッパ20に当接するように連結ガイド部36及びストッ
パ20を配置する構成(下部連動機構をなす)としてい
る。その詳細は、以下の戸の動き方の説明で述べる。
【0023】次に、連動引き戸装置1を全開状態から閉
じる方向に動かしたとき、各戸2、3、4の動き方につ
いて説明する。
【0024】図8は引き戸装置1を上から見た全体図
で、この全開状態から戸4を閉じ方向へ動かすと、図6
の上面図に示すように、戸4の凹部43の移動に伴い、
戸3に設けられたスライダー34aの突起部35aも閉
じ方向(矢印A方向)へ移動しようとする。突起部35
aに働く力は、スライダー34aに固着されたワイヤ3
2をA方向に動かそうとする。ここで、もう一方の突起
部35bは戸2の凹部23に係合しており、戸2は突起
部35bの動きの抵抗となるので、戸2に対する突起部
35bの位置は変化せず、ワイヤ32及びプーリー31
a、31bが矢印Bの方向に回転することになる。これ
により、戸3はワイヤ32に引っ張られて閉じ方向(A
方向)に進むことになる。戸3が進む速度及び移動距離
は戸4の速度及び移動距離の1/2となる。
【0025】戸4が閉じ方向の限度まで動くと、スライ
ダー34aのテーパ部34cがプーリー31aに当接す
るので、この時点で戸4は戸3と同じ速度及び同じ移動
距離で(一体的に)動くようになる。この状態は図1に
示す戸4と戸3の関係である(図1では各戸2、3、4
のランナー部材5は図示していない)。これとともに、
戸4の下部では、戸3に固定され戸4に係合した連結ガ
イド部36のガイドローラ39がストッパ20に当接し
た状態になっている。
【0026】すなわち、上部連動機構30とともに、下
部に設けられた連結ガイド部36とストッパ20の組み
合わせ(下部連動機構)がこの時点、すなわち戸4の開
閉限度以降の閉じる戸4の動きに対して、連動作用をす
る構成となっている。
【0027】なお、戸3は戸2をスライダー34bの突
起部35bで戸3と同じ移動量及び同じ速度で動かす
が、このとき、同時に戸3に係合された連結ガイド部3
6のガイドローラ39がストッパ20に当接して戸2を
動かす力となる。したがって、戸2、3、4は図9の全
閉位置まで戸4を動かすのみで、全閉状態とすることが
できる。
【0028】全閉状態から戸を開くときは、前述の閉じ
る動きとほぼ逆の作動となる。すなわち、戸4を開く方
向へ動かすと、上部連動機構30によりスライダー34
aに設けられた突起部35aが戸3を動かそうとし、図
6のプーリー31a、31bの矢印Bと逆方向の自転と
ともに戸3は開き方向へ動く(1/2の速度で)。
【0029】そして、戸4が戸3とほぼ重なる時点(戸
4の開き方向の限度)で、スライダー34aのテーパ部
34eがプーリー31bに当接するので、この時点で戸
4は戸3と同じ速度及び同じ移動距離で(一体的に)動
くようになる。これとともに、戸4の下部では、戸3に
固定され戸4に係合した連結ガイド部36のガイドロー
ラ39が戸4のストッパ20(図1で戸4の左側のスト
ッパ)に当接した状態になっている。これにより、上部
の上部連動機構30とともに、下部に設けられた連結ガ
イド部36とストッパ20の組み合わせがこの時点以降
の開く戸4の動きに対して、連動作用をする構成となっ
ている。
【0030】さらに、戸2とも重なり、スライダー34
aに設けられた突起部35aで戸2を動かすが、このと
き、同時に戸2に固定され、戸3に係合された連結ガイ
ド部36のガイドローラ39がストッパ20(図1で戸
3の左側のストッパ)に当接して戸2を動かす力とな
る。したがって、戸2、3、4は図9の全開位置まで戸
4を動かすのみで、全閉状態とすることができる。
【0031】したがって、スライダー34aがプーリー
31aに当接してからは、上部連動機構30と下部連動
機構(連結ガイド部36及びストッパ20)の両方で戸
を引くので、各戸を衝撃的に開閉した場合に、上部連動
機構30に加わる衝撃力を軽減し、上部連動機構30を
故障させる懸念がなくなる。
【0032】また、連結ガイド部36は、各戸が垂直状
態を維持して滑らかに動くようにガイドするだけでな
く、仮に上部の上部連動機構30が故障(例えばプーリ
ーのワイヤが切れることなど)した場合は、下部連動機
構により連動させる機能を有する。
【0033】この実施の形態(1)によれば、上レール
R2、R3、R4に3枚の戸2、3、4を吊り、中央の
戸3に上部連動機構30を設け、各戸の下部にガイド溝
8と、ガイド溝8にストッパ20と、戸3の下部には戸
2で支持された連結ガイド部36と、戸4には戸3で支
持された連結ガイド部36とを備え、上部連動機構30
の一つの連結片であるスライダー34aまたは34bが
プーリー31aまたは31bに当接する戸4の開閉限度
で、同時に連結ガイド部36がストッパ20に当接する
ように下部連動機構(連結ガイド部36及びストッパ2
0)を設けたので、戸4を動かすだけで他の戸2、3も
連動させることができるとともに、各戸を衝撃的に開閉
した場合に上部連動機構30を保護する。加えて、仮に
上部連動機構30が故障した場合は、戸3、4をガイド
する連結ガイド部36がストッパ20に当たって連動す
ることも可能であり、応急対応が可能である。
【0034】なお、固定ガイド10は、ローラタイプに
限定されるものではなく、後述する実施の形態(3)に
おけるL字型の固定ガイド90のような形状であっても
構わない。
【0035】図10、図11は、この発明の実施の形態
(2)を示すもので、図10は連動引き戸装置100の
横断面図、図11は上面図である。この連動引き戸装置
100は、実施の形態(1)に対して、戸を2枚にした
ものである。すなわち、実施の形態(1)の戸2がな
く、戸2の代わりに壁50とし、また、戸3の下部側面
の案内溝8には固定ガイド10を有する構成である。な
お、各戸3、4の案内溝8にはストッパを有しておら
ず、また、壁50には上部連動機構30の連結片である
スライダー34bの凸部35bに係合する凹部23(連
結片受け)が設けられている。
【0036】この実施の形態の連動引き戸装置100に
よれば、上部連動機構30は実施の形態(1)で述べた
動き(戸2を壁として固定した状態)をするので、戸4
を動かすだけで全閉状態から全開状態まで及びその逆が
可能となる。したがって、シンプルな構成で床面FLに
突起物のない(開口部に)2枚の連動引き戸装置が得ら
れる。
【0037】なお、ストッパ20を戸4、3に設けれ
ば、仮に上部連動機構30が故障した場合は、戸4をガ
イドする連結ガイド部36がストッパ20に当たって連
動することが可能であり、応急対応が可能となる。ま
た、壁50の代わりに、実施の形態(1)と同様に戸2
を設けて戸2枚分の開口面積を有する引き戸装置として
も構わない。
【0038】図12〜図15は、この発明の実施の形態
(3)を示すもので、図12は連動引き戸装置200の
斜視図、図13は横断面図、図14は下面図である。こ
の連動引き戸装置200は、2枚の戸60、70がレー
ルR3、R4に走行自在に吊り下げられている。壁50
に近い方の戸60は、その下端面に連動機構80を有す
る。この連動機構80は実施の形態(1)の上部連動機
構30と同じ基本構成である。
【0039】連動機構80は、プーリー81a、81
b、戸70及び床面FLとを連結する連結片であるスラ
イダー84a、84b、リング状部材であるワイヤ82
で概略構成される。壁側のスライダー84aは、プーリ
ー81bがワイヤ82に固着されるとともに、ガイド溝
86を有し、床面FLに止めネジ97で固定された固定
ガイド90(連結片受け)に係合されている。なお、ス
ライダー84aのガイド溝86は、図14に示すように
固定ガイド90の戸の走向方向の幅よりもやや長いもの
としているので、スライダー84aの絶対位置はほぼ床
面に固定されたのと同じ状態で支持されている。したが
って、スライダー84aは連動機構としての機能と、戸
60のガイド部としての機能を併せ持っている。なお、
固定ガイド90は、L字形の金具としている。
【0040】もう一方のスライダー84bは、ワイヤ8
2に固着されるとともに、戸70をガイドするU字型の
ガイド片85(連結片)を有する。
【0041】戸70側の下部側面には、連結片受け71
がビス72で固定され、連結片受け71は、スライダー
84bのガイド片85を係合可能なガイド溝73を有す
る。スライダー84bが係合するガイド溝73は、図1
4に示すようにガイド片85の戸の進行方向の幅よりも
やや長いものとしているので、スライダー84bはほぼ
戸70に固定された状態で戸70を支持している。した
がって、スライダー84bは連動機構としての機能と、
戸70のガイド部としての機能を併せ持っている。
【0042】連動引き戸装置200において、戸70を
閉じ方向に動かすと、戸70に固定された連結片受け7
1が動くために、連結片受け71のガイド溝73に係合
されたスライダー84bを閉じ方向に動かす。スライダ
ー84bはワイヤ82に固定され、もう一方のスライダ
ー84aと連動しており、床面FLに固定された固定ガ
イド90でスライダー84aが固定されているので、戸
60は戸70に連動して閉じ方向へ動く(戸70の1/
2の速度及び移動距離で)。その結果、戸70を完全に
閉じる位置まで移動させたとき、図14に示すようにス
ライダー84bとスライダー84aがプーリー81b、
81aにほぼ接する位置まで移動して戸60が閉じられ
る。
【0043】この実施の形態(3)の連動引き戸装置2
00によれば、戸70を動かすだけで全閉状態から全開
状態及びその逆が可能となる。また、スライダー84b
が連結ガイド部を兼用し、もう一方のスライダー84a
はガイド溝を兼用した構成により、シンプルな構成で床
面FLに突起物のない2枚の連動引き戸が得られる。
【0044】また、仮に連動機構80が故障(ワイヤ8
2が切れるなど)した場合でも、スライダー84bがプ
ーリー81bに当接して閉じ方向に動かせること、及び
スライダー84bがプーリー81aに当接して開き方向
に動かせることが可能であり、応急対応が可能である。
【0045】さらに、戸70の下部にはガイド溝を設け
る必要がない。また、上端に取付けられたランナー部材
5は調整ねじ6の部分まで含めたユニットとなってお
り、比較的高価な部品なので、戸の上部の構造を一緒に
できるというメリットがある。
【0046】なお、この連動引き戸装置200にさらに
戸を追加して、例えば図15に示すように、3連以上に
することも可能である。3連の場合、実施の形態(1)
に示したように、連動機構80は中央の戸の下部に設
け、連結片84bに係合する連結片受け87を右側の戸
150に結合し、戸150は固定ガイド90で支持する
構成とすることができる。なお、4連以上にする場合
は、連動機構80は一つおきに設ければスムーズな連動
が可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る連動引き戸
装置は、上レールに走行自在に吊り下げられる複数の戸
の上部と下部に上部連動機構と下部連動機構とが設けら
れ、上記上部連動機構は走向方向に回動自在に架け渡さ
れるリング状部材と、リング状部材と隣接する戸とに設
けられ互いに係合する連結片及び連結片受けとを備え、
上記下部連動機構は走向方向に設けられるガイド部と、
隣接する戸に設けられ上記ガイド部に係合する連結ガイ
ド部とを備え、上部連動機構と下部連動機構は複数の戸
の開閉限度で連動する構成としたので、手前の戸を動か
すだけで他の戸も連動させることができ、下部にレール
などの障害物を有しない連動引き戸装置を提供すること
ができるとともに、各戸を衝撃的に開閉した場合に、上
部連動機構に加わる衝撃力を軽減し、上部連動機構を故
障させる懸念がなくなるという効果がある。
【0048】また、連動機構を戸の下部に設けることも
可能であり、連動機構の連結片または連結片受けが連結
ガイド部を兼用した構成により、シンプルな構成で床面
FLに突起物のない連動引き戸が得られる。加えて、上
端に取付けられたランナー部材を共通化できるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す斜視図である。
【図2】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)における横断面図である。
【図3】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す詳細図である。
【図4】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す一枚の引き戸の斜視図である。
【図5】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す一枚の戸の斜視図である。
【図6】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す斜視図である。
【図7】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す一枚の戸の斜視図である。
【図8】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す上面図である。
【図9】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(1)を示す上面図である。
【図10】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(2)を示す横断面図である。
【図11】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(2)を示す上面図である。
【図12】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(3)を示す斜視図である。
【図13】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(3)を示す横断面図である。
【図14】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(3)を示す下面図である。
【図15】 本発明に係る連動引き戸装置の実施の形態
(3)のバリエーションを示す横断面図である。
【符号の説明】
1、100、200、300 連動引き戸装置 2、3、4 戸 5 ランナー部材 7a、7b、7c 下端面 8 案内溝(ガイド部) 10 固定ガイド 20 ストッパ 23、43 凹部(連結片受け) 30 上部連動機構 31a、31b プーリー 32、82 ワイヤ(リング状部材) 34a、34b スライダー(連結片) 35a、35b 突起部 36 連結ガイド部 50 壁 60、70 戸 80 連動機構 81a、81b プーリー 84a、84b スライダー 85 ガイド片 90 固定ガイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上レールに走行自在に吊り下げられる複
    数の戸の上部と下部に上部連動機構と下部連動機構とが
    設けられ、上記上部連動機構は走向方向に回動自在に架
    け渡されるリング状部材と、リング状部材と隣接する戸
    とに設けられ互いに係合する連結片及び連結片受けとを
    備え、上記下部連動機構は走向方向に設けられるガイド
    部と、隣接する戸に設けられ上記ガイド部に係合する連
    結ガイド部とを備え、上部連動機構と下部連動機構は複
    数の戸の開閉限度で連動してなる連動引き戸装置。
  2. 【請求項2】 上レールに走行自在に吊り下げられる二
    枚の戸の上部と下部に上部連動機構と下部連動機構とが
    設けられ、上記上部連動機構は走向方向に回動自在に架
    け渡されるリング状部材と、リング状部材と隣接する戸
    とに設けられ、互いに係合する連結片及び連結片受けと
    を備え、上記下部連動機構は走向方向に設けられるガイ
    ド部と、隣接する戸に設けられ上記ガイド部に係合する
    連結ガイド部とを備えてなる連動引き戸装置。
  3. 【請求項3】 上レールに走行自在に吊り下げられる複
    数の戸の下部に連動機構が設けられ、この連動機構は走
    向方向に回動自在に架け渡されるリング状部材と、リン
    グ状部材と隣接する戸とに設けられ、互いに係合する連
    結片及び連結片受けとを備えてなる連動引き戸装置。
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