JP2002240773A - 電動補助車両の補助動力制御装置 - Google Patents

電動補助車両の補助動力制御装置

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JP2002240773A
JP2002240773A JP2001037517A JP2001037517A JP2002240773A JP 2002240773 A JP2002240773 A JP 2002240773A JP 2001037517 A JP2001037517 A JP 2001037517A JP 2001037517 A JP2001037517 A JP 2001037517A JP 2002240773 A JP2002240773 A JP 2002240773A
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tread force
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Takayuki Atsumi
孝幸 渥美
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イニシャル踏力電圧の管理をそれほど厳密に
行なう必要がなく、また電動モータや踏力センサに経年
変化が生じても所望のアシスト比を確保できる電動補助
車両の補助動力制御装置を提供する。 【解決手段】 ペダル15aに加えられた踏力を検出
し、該検出された踏力に応じたモータ補助電流を電動モ
ータ18に供給することにより補助動力を発生させ、該
補助動力を上記踏力と共に駆動輪13に伝達するように
した電動補助車両の補助動力制御装置20において、踏
力に応じた踏力電圧を発生する踏力センサ17を設け、
固定設定された規定イニシャル踏力電圧a,a’と上記
検出された踏力電圧との差に応じてモータ補助電流を決
定する絶対電圧値方式と、踏力電圧の極小値に応じて可
変設定される可変イニシャル踏力電圧dと上記検出され
た踏力電圧(b−a),(b−d)との差に応じてモー
タ補助電流を決定する相対電圧値方式とを、車両の状況
に応じて切替可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏力に応じた補助
動力を踏力と共に駆動輪に伝達することにより、走行を
補助するようにした電動補助車両に関し、詳細には電動
モータに上記補助動力を発生させるために供給するモー
タ補助電流の決定方式の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、運転者がペダルに加えた踏力
に応じたモータ補助電流を電動モータに供給して補助動
力を発生させ、該補助動力及び上記踏力を合力して駆動
輪に伝達し、もって走行を補助するようにした電動補助
自転車や電動補助車椅子等の電動補助車両が実用化され
ている。
【0003】ところで上記モータ補助電流を決定する際
の方式には、いわゆる絶対電圧値方式と相対電圧値方式
とがあり、従来の電動補助車両では該両方式の何れかを
採用するのが一般的である。
【0004】上記絶対電圧値方式とは、図3(a)に示
すように、固定設定された固定イニシャル踏力電圧aと
踏力センサにより検出された踏力電圧bとの差(b−
a)を踏力電圧とし、該踏力電圧に基づいてモータ補助
電流を決定する方式である。また相対電圧値方式とは、
図3(b)に示すように、上記検出踏力電圧bの極小値
cに応じて可変設定される可変イニシャル踏力電圧dと
上記検出踏力電圧bとの差(b−d)を踏力電圧とし、
これに基づいてモータ補助電流を決定する方式である。
【0005】
【発明が解決すようとする課題】上記電動補助車両の補
助動力制御装置において、絶対電圧値方式を採用した場
合、固定イニシャル踏力電圧aの厳密な管理は困難であ
り、該固定イニシャル踏力電圧の車両毎のばらつきによ
って、同じ踏力を与えてもモータ補助電流、ひいては補
助動力が変化してしまい、結果的にアシスト比(=補助
動力/踏力)も変化してしまうという問題がある。
【0006】一方、相対電圧値方式を採用した場合、基
準となるべきイニシャル踏力電圧が検出された踏力の極
小値によって変化する方式であるからアシスト比を調整
することはできず、例えば経年変化により電動モータあ
るいは踏力検出センサのゲインが劣化した場合には同じ
踏力を与えてもモータ補助電流、ひいては補助動力が小
さくなり、その結果アシスト比も小さくなってしまうと
いう問題がある。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであり、上記イニシャル踏力電圧の管理をそれ
ほど厳密に行なう必要がなく、また電動モータや踏力セ
ンサに経年変化が生じても所望のアシスト比を確保でき
る電動補助車両の補助動力制御装置を提供することを課
題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ペダ
ルに加えられた踏力を検出し、該検出された踏力に応じ
たモータ補助電流を電動モータに供給することにより補
助動力を発生させ、該補助動力を上記踏力と共に駆動輪
に伝達するようにした電動補助車両の補助動力制御装置
において、踏力に応じた踏力電圧を発生する踏力センサ
を設け、固定設定された固定イニシャル踏力電圧と上記
検出された踏力電圧との差に応じてモータ補助電流を決
定する絶対電圧値方式と、踏力電圧の極小値に応じて可
変設定される可変イニシャル踏力電圧と上記検出された
踏力電圧との差に応じてモータ補助電流を決定する相対
電圧値方式とを、車両の状況に応じて切替可能としたこ
とを特徴としている。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、当
該電動補助車両の工場出荷時には上記相対電圧値方式を
採用し、後に上記絶対電圧値方式に切り替えることを特
徴としている。
【0010】請求項3の発明は、請求項2において、上
記絶対電圧値方式に切り替えるとともに、上記電動モー
タの経年変化によるゲイン低下分又は上記踏力センサの
経年変化によるゲイン低下分の少なくとも何れか一方の
分に応じて上記規定イニシャル踏力電圧を小さい側に再
設定することを特徴としている。
【0011】請求項4の発明は、請求項1ないし3の何
れかにおいて、相対電圧値方式で取り得る可変イニシャ
ル踏力電圧の可変範囲外にイニシャル踏力電圧を設定す
ることにより絶対電圧値方式が採用され、上記可変範囲
内にイニシャル踏力電圧を設定することにより相対電圧
値方式が採用されることを特徴としている。
【0012】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、絶対電圧
値方式と相対電圧値方式とを車両の状況に応じて切替可
能としたので、例えば請求項2の発明のように当該車両
の工場出荷時には上記相対電圧値方式を採用し、後に上
記絶対電圧値方式に切り替えることができ、工場出荷時
には相対電圧値方式であることからイニシャル踏力電圧
を厳密に管理する必要がないとともに車両毎のばらつき
の問題も生じない。また踏力センサ等の経年変化により
アシスト比が低下した場合には絶対値方式とすることに
より規定イニシャル踏力電圧を再設定することでアシス
ト比の低下分を修正できる。
【0013】請求項3の発明によれば、電動モータの経
年変化によるゲイン低下分又は踏力センサの経年変化に
よるゲイン低下分の少なくとも何れか一方の分に応じて
上記規定イニシャル踏力電圧を小さい側に再設定するよ
うにしたので、アシスト比の低下を回避できる。
【0014】即ち、例えば電動モータのゲインが低下し
た場合には同じモータ補助電流を供給してもモータ補助
動力が不足し、また踏力センサのゲインが低下した場合
には同じ踏力を加えても検出される踏力電圧が低下する
ためにモータ補助動力が不足することとなる。本発明で
は、上記ゲイン低下分だけ規定イニシャル電圧が小さい
側に再設定されるので、上記モータ補助動力の不足が回
避される。
【0015】請求項4の発明によれば、可変イニシャル
踏力電圧の可変範囲外にイニシャル踏力電圧を設定する
ことにより絶対電圧値方式に切り替えられ、上記可変範
囲内にイニシャル踏力電圧を設定することにより相対電
圧値方式に切り替えられるようにしたので、特別の部
品,機構を追加することなく上記両方式の切替を実現で
き、コスト増加を回避できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明の一実施
形態を説明するための図であり、図1は本実施形態制御
装置を搭載した電動補助自転車の模式側面図、図2は制
御装置のブロック図、図3は絶対電圧値方式及び相対電
圧値方式を説明するための時間−踏力電圧特性図、図4
は踏力電圧−モータ電流指令値特性図、図5はモータ電
流指令値−モータ補助動力特性図、図6は制御動作を示
すフローチャートである。
【0017】図1において、1は電動補助車両としての
電動補助自転車であり、これの車体フレーム2はヘッド
パイプ3と、該ヘッドパイプ3から車体後方斜め下方に
延びるダウンチューブ4と、該ダウンチューブ4の後端
から上方に起立して延びるシートチューブ5と、上記ダ
ウンチューブ4の後端から後方に略水平に延びる左,右
一対のチェーンステー6と、該両チェーンステー6の後
端部と上記シートチューブ5の上端部とを結合する左,
右一対のシートステー7と、上記ヘッドパイプ3から水
平に延びる水平チューブ8とを備えている。
【0018】上記ヘッドパイプ3にはフロントフォーク
9が左右に回動可能に支持されている。このフロントフ
ォーク9の下端には前輪10が軸支されており、上端に
は操向ハンドル11が固着されている。また上記シート
チューブ5の上端にはサドル12が装着されている。さ
らに上記チェーンステー6の後端には後輪13が軸支さ
れている。
【0019】上記車体フレーム2の中央下端部には変速
機構を内蔵するペダルユニット14が配設されている。
このペダルユニット14は、運転者によりペダル15a
に加えられた踏力によりクランクアーム15bを介して
クランク軸15cを回転駆動し、該クランク軸15cの
回転を内蔵する変速機構の変速段に応じた変速比で変速
してチェーン16に出力し、該出力をチェーン16によ
り後輪軸13aに伝達するようになっている。
【0020】本実施形態では、上記変速機構として、第
1速及び第2速を有する2段変速式のものを採用してい
る。なお、2段変速式に限らず、3段以上の変速段を有
するものでも勿論構わない。上記操向ハンドル11に配
設された切替レバー11aを運転者が回動させることに
より何れかの変速段が選択されるようになっている。そ
して第1速が選択されると、クランク軸15cの回転が
1/1.415に減速されて出力され、第2速の場合に
はクランク軸15cの回転がそのまま出力される。な
お、上記減速比は上記例に限られないことは勿論であ
る。
【0021】また上記ペダルユニット14内には、上記
ペダル15aに加えられる踏力を連続的に検出する踏力
センサ17が配設されている。この踏力センサ17は上
記踏力の大きさに比例した踏力電圧を発生する。
【0022】上記後輪13のハブ18内には電動モータ
が配設されている。この電動モータは、バッテリ19か
ら供給されるモータ補助電流値に応じた補助動力を発生
する。この補助動力と上記変速機構を経た後チェーン1
6を介して伝達された踏力とが合力されて上記ハブ18
ひいては後輪13を駆動することとなる。
【0023】20はコントローラであり、これは上記踏
力センサ17で検出された検出踏力電圧bが入力され、
該検出踏力電圧bと基準となるイニシャル踏力電圧a又
はdとから踏力電圧(b−a)又は(b−d)を求め、
内蔵する踏力電圧−モータ指令電流値変換マップ(図4
の特性線A)によって上記踏力電圧値に応じたモータ電
流指令値(モータ補助電流)を求め、これを電動モータ
に供給することにより踏力に所定のアシスト比(通常
1.0)を乗じてなるモータ補助動力(図5の特性線
B)を発生させ、該補助動力を上記踏力と共に駆動輪1
3に伝達するように構成されている。
【0024】ここで本実施形態制御装置では、上記踏力
電圧は絶対電圧値方式又は相対電圧値方式によって求め
られる。上記絶対電圧値方式は、図3(a)に示すよう
に、固定設定された固定イニシャル踏力電圧aと上記検
出された検出踏力電圧bとの差(b−a)を図4におけ
る踏力電圧とする方式である。
【0025】また上記相対電圧値方式は、図3(b)に
示すように、検出された踏力電圧bの極小値cに応じて
可変設定される可変イニシャル踏力電圧dと上記検出さ
れた踏力電圧bとの差(b−d)を図4における踏力電
圧とする方式である。
【0026】そして本実施形態では、上記相対電圧値方
式と絶対電圧値方式の何れにも切り替え可能となってい
る。具体的には、あらかじめ上記コントローラ20の相
対電圧値/絶対電圧値方式決定部20cには、上記相対
電圧値方式で取り得る極小値の電圧範囲(想定値例えば
0.3〜0.8V)が記憶されている。そして想定範囲
外(例えば0.8超〜1.0V)にポテンショメータの
0点調整によりイニシャル踏力電圧を設定して上記バッ
テリ19に設けられた押しボタンスイッチ19aを規定
時間(例えば10秒)押圧することによりこの時の電圧
が絶対電圧値方式に該当するイニシャル踏力電圧として
EEPROM21に記憶される。一方、上記想定範囲内
にポテンショメータの0点調整によりイニシャル踏力電
圧を設定して上記バッテリ19に設けられた押しボタン
スイッチ19aを規定時間押圧することによりその時の
電圧が相対電圧値方式に該当するイニシャル踏力電圧と
してEEPROM21に記憶される。
【0027】そしてコントローラ20の立ち上がり時に
イニシャル踏力電圧読み出し部20bが上記EEPRO
M21に現在記憶されているイニシャル踏力電圧を読み
出し、その値を方式決定部20cがこれに記憶されてい
る極小値の電圧範囲(想定値)と比較して相対電圧値方
式か絶対電圧値方式かの何れを採用するかを決定し、こ
れに基づいて上述の踏力電圧,モータ電流指令値の制御
動作が行なわれる。
【0028】そして本実施形態では、該自転車の工場出
荷時には上記相対電圧値方式が採用されており、使用年
月の経過後に上記絶対電圧値方式に切り替えられる。
【0029】具体的には、図6に示すように、上記コン
トローラ20が立ち上がると、EEPROM21からイ
ニシャル電圧が読み出され(ステップS1)、該イニシ
ャル電圧が上述の想定範囲、即ち相対電圧値設定範囲内
か又は上述の想定範囲外、即ち絶対電圧値設定範囲内か
の何れに入るかが判断され、これによりいずれの方式か
が決定される(ステップS2,S3,S7)。
【0030】そしてバッテリ19のスイッチ19aが規
定時間連続して押された場合で、かつアシスト中でない
場合には、そのとき設定されているイニシャル電圧が上
記EEPROM21に記憶される(ステップS4〜S
6)。また上記、ステップS5において、アシスト中で
ある場合、つまり自転車を漕ぎながらバッテリスイッチ
19aを押した場合には上記EEPOM21への記憶は
なされない。
【0031】なお、上記ステップS5において、アシス
ト中である場合はイニシャル電圧を記憶しないとした
が、これを代えて、上記バッテリスイッチの押圧により
設定されたイニシャル電圧が上記絶対電圧値設定範囲よ
りさらに大きい場合にはこれを記憶しないようにしても
良い。
【0032】ここで上記相対電圧値方式が採用されてい
る場合に、上記踏力センサ17のゲインが経年変化によ
り低下すると、図3(c)に示すように、検出踏力電圧
がbからb′に低下し、踏力電圧が(b−d)から(b
−d)′に減少してしまう場合がある。このように踏力
電圧が低下すると、図4に特性線A′で示すようにモー
タ電流指令値が減少し、結果的にモータ補助動力が不足
する場合が考えられる。
【0033】そこで本実施形態では、図3(d)に示す
ように、絶対電圧値方式に切り替えるとともに、規定イ
ニシャル踏力電圧aを上記ゲイン低下に応じた大きさだ
け小さく再設定した規定イニシャル踏力電圧a′を採用
する。これにより踏力電圧値は(b−a)′から上記ゲ
イン低下がない場合と同じ(b−a)となり、その結
果、図4の特性線Aに基づいてモータ電流指令値が求め
られ、モータ補助力の不足が解消される。
【0034】また電動モータ自体のゲインが低下した場
合には、図5に特性線B′で示すように、同じモータ電
流指令値に対してモータ補助動力が減少してしまうこと
が考えられる。この場合には、踏力センサ17のゲイン
低下に電動モータのゲイン低下分を加えた特性曲線Cに
沿ってモータ電流指令値が求められ、これにより図5の
特性線Bに応じたモータ補助力が得られる。
【0035】このように、本実施形態では、絶対電圧値
方式と相対電圧値方式とを状況に応じて切替可能とし、
工場出荷時には上記相対電圧値方式を採用し、踏力セン
サ17又は電動モータのゲインが経年変化により低下し
た時には絶対電圧値方式に切り替えるようにしたので、
工場出荷時には相対電圧値方式であることからイニシャ
ル踏力電圧を厳密に管理する必要がないとともに車両毎
のばらつきの問題も生じない。また踏力センサ17等の
経年変化によりゲインが低下した場合でもアシスト比が
低下してしまう問題を回避できる。
【0036】また上記相対電圧値方式と絶対電圧値方式
と切り替えにおいては、可変イニシャル踏力電圧の想定
範囲外にイニシャル踏力電圧を設定してバッテリ19の
スイッチ19aを押すと、次回のコントローラ立ち上が
り時に絶対電圧値方式に切り替えられ、また上記想定範
囲内にイニシャル踏力電圧を設定してスイッチ19aを
押した場合にはコントローラの立ち上がり時に相対電圧
値方式に切り替えられるようにしたので、特別の部品,
機構を追加することなく上記両方式の切替を実現でき、
コスト増加を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による補助動力制御装置を
備え電動補助自転車の側面図である。
【図2】上記補助動力制御装置のブロック図である。
【図3】上記制御装置の絶対電圧値方式及び相対電圧値
方式を説明するための踏力電圧特性図である。
【図4】上記制御装置の踏力電圧−モータ電流指令値特
性図である。
【図5】上記制御装置のモータ電流指令値−モータ補助
動力特性図である。
【図6】上記制御装置の制御方式切替動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 電動補助自転車 13 駆動輪 15a ペダル 17 踏力センサ 18 電動モータ 20 ECU(補助動力制御装置) a,a′ 固定イニシャル踏力電圧 b 検出踏力電圧 c 検出踏力電圧の極小値 d 可変イニシャル踏力電圧 (b−a),(b−d) 踏力電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペダルに加えられた踏力を検出し、該検
    出された踏力に応じたモータ補助電流を電動モータに供
    給することにより補助動力を発生させ、該補助動力を上
    記踏力と共に駆動輪に伝達するようにした電動補助車両
    の補助動力制御装置において、踏力に応じた踏力電圧を
    発生する踏力センサを設け、固定設定された固定イニシ
    ャル踏力電圧と上記検出された踏力電圧との差に応じて
    モータ補助電流を決定する絶対電圧値方式と、踏力電圧
    の極小値に応じて可変設定される可変イニシャル踏力電
    圧と上記検出された踏力電圧との差に応じてモータ補助
    電流を決定する相対電圧値方式とを、車両の状況に応じ
    て切替可能としたことを特徴とする電動補助車両の補助
    動力制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、当該電動補助車両の
    工場出荷時には上記相対電圧値方式を採用し、後に上記
    絶対電圧値方式に切り替えることを特徴とする電動補助
    車両の補助動力制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記絶対電圧値方式
    に切り替えるとともに、上記電動モータの経年変化によ
    るゲイン低下分又は上記踏力センサの経年変化によるゲ
    イン低下分の少なくとも何れか一方の分に応じて上記規
    定イニシャル踏力電圧を小さい側に再設定することを特
    徴とする電動補助車両の補助動力制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかにおいて、相
    対電圧値方式で取り得る可変イニシャル踏力電圧の可変
    範囲外にイニシャル踏力電圧を設定することにより絶対
    電圧値方式が採用され、上記可変範囲内にイニシャル踏
    力電圧を設定することにより相対電圧値方式が採用され
    ることを特徴とする電動補助車両の補助動力制御装置。
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