JP2002239764A - レーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工方法

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JP2002239764A
JP2002239764A JP2001042018A JP2001042018A JP2002239764A JP 2002239764 A JP2002239764 A JP 2002239764A JP 2001042018 A JP2001042018 A JP 2001042018A JP 2001042018 A JP2001042018 A JP 2001042018A JP 2002239764 A JP2002239764 A JP 2002239764A
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piercing
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Takahiro Morii
高広 森井
Hideto Iijima
秀人 伊井島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピアシング時に発生する針状の凝固物に静電
容量型センサが接触してレーザ加工装置の運転が中断さ
れることのないように、ピアシング後に針状の凝固物を
除去し所定の形状に金属材料を切断加工する。 【解決手段】 切断開始時の穴開け(ピアシング)後、
レーザ光の光軸に対して垂直な面内での位置と、レーザ
光6の光軸方向の位置と、レーザ出力と、レーザ照射周
期と、レーザ照射時間の少なくとも一つをピアシング時
とは異なる条件に設定したレーザ光6を再度照射し、ピ
アシングで生成された針状凝固物5を溶融する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状金属材料を切
断加工するレーザ加工方法に係り、特に切断開始時の穴
開け(ピアシング)をする際のレーザ照射方法に特徴を
有するレーザ加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、NEC(日本電気株式会
社)のM702Bレーザカッタカタログ(資料番号ZF
AYC−5419(第1版)、発行年月日March
1992M)に開示されており、その要旨を図5、図
6、図7および図8を用いて説明する。
【0003】図5はレーザ切断加工装置の要部を示した
斜視図、図6はその断面図である。レーザヘッド101
は、材料クランプもしくは材料ステージ等の図示してい
ない金属材料保持具によって保持された切断加工する金
属材料104と対向して設置され、図示していないサー
ボモータ等の駆動手段によって金属材料104と垂直な
Z軸方向に進退可能に取り付けられている。また、レー
ザヘッド101と金属材料104は、Z軸と垂直な平面
での位置関係を相対的に変えられるように構成されてい
る。すなわち、レーザヘッド101もしくは金属材料1
04を保持する前記金属材料保持具が、図示していない
サーボモータ、駆動機構、制御器等によってZ軸に直交
するX軸方向および、Z軸とX軸それぞれに直交するY
軸方向に移動可能に構成されている。
【0004】レーザヘッド101内部には、図示しない
レーザ光集光レンズが装着され、図示しないレーザ光発
生装置からベントミラーや光ファイバーなどのレーザ光
伝送手段107によって伝送されたレーザ光110が金
属材料104に焦点を合わせて照射される。このときの
レーザ光110は照射出力、照射周期等を図示しない制
御器によって制御される連続光、もしくはパルス変調光
である。
【0005】レーザヘッド101の先端(図5における
レーザヘッド101の金属材料104側)にはレーザノ
ズル102が装着されている。レーザノズル102に
は、図示しないアシストガスボンベがチューブ109で
接続され、金属材料104の切断加工時にレーザノズル
102によってアシストガスは絞り込まれてレーザ加工
点に吹き付けられる。
【0006】レーザノズル102の先端には静電容量型
センサ103が装着され、レーザノズル102と金属材
料104の間隔が測定できるようになっている。測定さ
れた信号はケーブル108によって図示しない制御器に
送られ、レーザノズル102と金属材料104の間隔が
制御される。
【0007】続いて、レーザ切断加工時の動作を説明す
る。レーザヘッド101に伝送されたレーザ光は、上述
したようにレーザヘッド101の内部にある図示しない
レーザ光集光レンズによって決まる焦点距離をもってレ
ーザノズル102先端から金属材料104へ照射され
る。従って、図6に示すレーザノズル102と金属材料
104の間隔は切断加工中、一定に保たれねばならない
ので、静電容量型センサ103と金属材料104の間隔
Sが一定になるように制御される。この制御は、静電容
量型センサ103の信号を使って図示しない制御器によ
り行われ、間隔Sは切断する金属材料104の種類、板
厚、レーザ光110の出力等によって異なるが、概ね
0.3mm〜5mm程度である。
【0008】また、切断加工中、レーザ光110の熱に
よって溶融された金属を吹き飛ばすためにレーザノズル
102からアシストガスが切断加工点に吹き付けられ
る。溶融金属を吹き飛ばさないと、溶融金属がレーザ光
110の熱を吸収してしまい、切断加工したい金属材料
104にレーザ光110の熱が十分に伝えられないため
である。こうしてレーザヘッド101または金属材料1
04を前記図示しない制御器によりX軸およびY軸方向
に順次移動させ、所定の加工を金属材料104に対して
行う。
【0009】しかしながら、図7に示すように、円形切
断105aのような金属材料104の内部に外周と接続
しない形状の切断加工を行う場合、最初に切断開始点1
05に貫通孔を開ける必要がある。このことを初期穴開
け(以後、ピアシングと称する)という。ピアシングに
際しては、図示しない制御器によってレーザヘッド10
1および金属材料104を相対的にX軸、Y軸方向に移
動させて切断開始点105にレーザ光110が当たるよ
うにする。そして、静電容量型センサ103と金属材料
104の間隔Sを図示しない制御器によって所定の間隔
に設定した後、間隔制御を停止する。
【0010】続いて、レーザヘッド101および金属材
料104を移動させず、レーザヘッド101から切断開
始点105である同一点にレーザ光110を所定の出力
で所定の時間照射する。このとき、アシストガスも切断
時と同様に吹き付けられるが、図5および図6に示す切
断加工時には切断部分(貫通部分)111を通過して金
属材料104の下側、すなわちレーザノズル102の位
置する側と反対側に殆ど吹き飛ばされる溶融金属は、ピ
アシング時には貫通部分がないため全てがレーザヘッド
101の側に吹き上げられる。吹き上がった溶融金属は
レーザ光110から外れると急速に凝固し、図8に示す
ように多くの場合は針状凝固物106になる。
【0011】所定の時間レーザ光110を前記同一点に
照射して切断開始点105が貫通した後、レーザ光11
0の発光を停止するとともにレーザヘッド101を一旦
上方に引き上げてから、改めて静電容量型センサ103
と金属材料104の間隔Sの制御を再開して、所定の間
隔Sになるようにレーザヘッド101を引き下げる。そ
して、レーザ光110の発光を再開すると同時に、図示
しない制御器によってレーザヘッド101および金属材
料104を相対的にX軸、Y軸方向に移動制御し、金属
材料104の内部に所定の形状(図7では円形切断10
5a)に切断加工を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来の技
術では、一旦引き上げられた後、レーザヘッド101と
金属材料104の間隔制御を行いながら引き下げられた
レーザヘッド101が切断加工に移行するために、図示
しない制御器によってレーザヘッド101および金属材
料104を相対的にX軸、Y軸方向に移動させる際、ピ
アシングで生成された針状凝固物106が静電容量型セ
ンサ103に接触することがある。静電容量型センサ1
03が針状凝固物106に接触するとエラーが出力さ
れ、レーザ加工装置は停止状態になり、連続運転は中断
される。
【0013】これを解消するための手段として、金属材
料104に対して穴開けをあらかじめ型抜きにより行う
方法や、ピアシング時に発生した針状凝固物106をブ
ラシ等で機械的に除去する方法が考えられるが、いずれ
も装置または設備を付加しなければならず、また加工効
率も悪い。
【0014】本発明は、前記解決しようとする課題に鑑
みてなされたもので、ピアシング時に発生する針状の凝
固物に静電容量型センサが接触してレーザ加工装置の運
転が中断されることのないように、ピアシング後に針状
の凝固物を除去し所定の形状に金属材料を切断加工する
ことができるレーザ加工方法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係るレーザ加工方法は、金属材
料を切断加工するレーザ加工方法において、切断開始時
の穴開け(ピアシング)後、レーザ光の光軸に対して垂
直な面内での位置と、レーザ光の光軸方向の位置と、レ
ーザ出力と、レーザ照射周期と、レーザ照射時間の少な
くとも一つをピアシング時とは異なる条件に設定したレ
ーザ光を再度照射することを特徴とする。
【0016】また、本発明の請求項2に係るレーザ加工
方法は、請求項1の構成において、ピアシング後に照射
するレーザ光は、金属材料表面部分に当たる位置での単
位面積当たりのエネルギー密度がピアシング時よりも小
さいことを特徴とする。
【0017】すなわち、請求項1の構成にあっては、ピ
アシング後に、ピアシング時とは異なる条件でレーザ光
を再度照射し、ピアシング時に発生した針状の凝固物を
溶融することを可能にし、他の付加装置を用いずに凝固
物を除去して、その後のレーザ切断加工を行う際にレー
ザ切断装置の運転を中断させないようにする。
【0018】また、請求項2の構成にあっては、特にピ
アシング後に、単位面積当たりのエネルギー密度をピア
シング時より小さくし、例えば材料表面部分に当たる位
置でのビーム直径をピアシング時のビーム直径よりも大
きくするか、レーザ出力をピアシング時のレーザ出力よ
り小さくすることで、材料に損傷を与えることなく、請
求項1と同様の作用を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明に関わるレーザ加工
時の初期穴開け(ピアシング)を伴うレーザ加工方法の
実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
【0020】(実施の形態1)本発明の実施の形態1を
図1〜図4に基づいて説明する。図1は本実施の形態の
レーザ加工方法の実施に用いるレーザ切断加工装置の要
部を示す斜視図、図2〜図4は本実施の形態のレーザ加
工方法を説明するための断面図である。
【0021】図1において、レーザヘッド1は、材料ク
ランプもしくは材料ステージ等の図示していない金属材
料保持具によって保持された切断加工する板状の金属材
料4と対向して設置され、図示していないサーボモータ
等の駆動手段によって金属材料4と垂直なZ軸方向に進
退可能に取り付けられており、レーザヘッド1と金属材
料4との間隔を任意に設定できるようになっている。
【0022】また、レーザヘッド1と金属材料4は、Z
軸と垂直な平面での位置関係を相対的に変えられるよう
に構成されている。すなわち、レーザヘッド1もしくは
金属材料4を保持する前記金属材料保持具が、図示して
いないサーボモータ、駆動機構、制御器等によってZ軸
に直交するX軸方向および、Z軸とX軸それぞれに直交
するY軸方向に移動可能に構成されており、レーザヘッ
ド1と金属材料4との位置を相対的に変化させ、レーザ
ヘッド1からのレーザ光を金属材料4に対して照射でき
るようになっている。
【0023】レーザヘッド1内部には、図示しないレー
ザ光集光レンズが装着され、図示しないレーザ光発生装
置からベントミラーや光ファイバーなどのレーザ光伝送
手段8によって伝送されたレーザ光6(図2参照)が、
金属材料4に焦点を合わせて照射可能になっている。こ
のときのレーザ光6は照射出力、照射周期等を図示しな
い制御器によって制御される連続光、もしくはパルス変
調光である。
【0024】レーザヘッド1の先端(図1におけるレー
ザヘッド1の金属材料4側)にはレーザノズル2が装着
されている。レーザノズル2には、図示しないアシスト
ガスボンベがチューブ9で接続され、レーザ光6による
金属材料4の切断加工時に、レーザノズル2によってア
シストガスは絞り込まれてレーザ加工点に吹き付けられ
る。
【0025】レーザノズル2の先端には静電容量型セン
サ3が装着され、レーザノズル2と金属材料4の間隔を
測定できるようになっている。測定された信号はケーブ
ル10によって図示しない制御器に送られ、レーザノズ
ル2と金属材料4の間隔が制御される。この構成は従来
と変わるところはない。
【0026】次に、上記構成のレーザ加工装置によるレ
ーザ加工方法を図2〜図4に基づいて説明する。図2は
ピアシング時の加工点近傍を示す拡大図である。ピアシ
ング時において、レーザヘッド1と金属材料4は相対的
にX軸、Y軸方向の位置を固定し、かつレーザヘッド1
と金属材料4とのZ軸方向の間隔も固定して、所定の出
力のレーザ光6を所定の時間、金属材料4の所望の位置
(切断開始点)に照射する。この照射により、レーザ光
6の熱により溶融された金属材料4の金属は、レーザノ
ズル2から吹き付けられたアシストガスにより金属材料
4の上方に吹き上げられ、レーザ光6から外れると針状
凝固物5となる。
【0027】そして、レーザ光6の照射により切断開始
点に穴11が貫通した後、レーザヘッド1と金属材料4
のX軸およびY軸方向での相対位置は変えずに、レーザ
ヘッド1を上方、すなわち金属材料4との間隔を広げる
Z軸方向に移動し、図3に示すように、再度レーザ光6
を照射する。このとき、レーザ光6は、切断開始点付近
に存在する針状凝固物5を含む金属材料4に対して広範
囲に照射され、レーザ光6の金属材料4上での単位面積
当たりのエネルギー密度は、ピアシング時よりも小さく
なり、レーザ光6により針状凝固物5のみが溶融され
る。
【0028】そして、針状凝固物5が溶融した後、レー
ザ光6の照射を停止する。そして、針状凝固物5が溶融
した溶融金属は、レーザ光6の照射が停止されると再び
固化し、図4に示すように、針状凝固物5の先端部より
低い砲台状凝固物7になる。
【0029】上記再度レーザ光6を照射する再照射は、
針状凝固物5が存在しうる範囲、もしくは静電容量型セ
ンサ3の測定域の範囲をレーザ光6で照射することが望
ましい。そして、上方に移動したレーザヘッド1から照
射されるレーザ光6の照射出力、照射周期または照射時
間を調節することで、更に効率的に針状凝固物5を溶融
させることができる。
【0030】なお、再度レーザ光6を照射する際にレー
ザヘッド1を上方に移動させる場合を説明したが、レー
ザヘッド1を上方に移動させずに、照射出力、照射周期
または照射時間を調整したレーザ光6を、レーザヘッド
1と金属材料4のX軸およびY軸方向での相対的位置を
制御して、針状凝固物5が存在しうる範囲、もしくは静
電容量型センサ3の測定域の範囲を順次照射してもよ
い。
【0031】本実施の形態によれば、レーザ光6の再照
射により形成される砲台状凝固物7の高さは、ピアシン
グ時に形成される針状凝固物5の高さに比較すると十分
低くなり、ピアシング後に行う金属材料4の切断加工時
に必要なレーザノズル2と金属材料4の間隔にレーザヘ
ッド1を近づけても、静電容量型センサ3と金属材料4
(砲台状凝固物7)が接触することはなくなる。
【0032】なお、上記した具体的実施の形態から次の
ような構成の技術的思想が導き出される。 (付記) (1)金属材料を切断加工するレーザ加工方法におい
て、切断開始時の穴開け(ピアシング)後、レーザヘッ
ドと金属材料の間隔を広げ、前記ピアシング時に生じた
針状凝固物が存在する金属材料の領域にレーザ光を再度
照射することを特徴とするレーザ加工方法。
【0033】(2)金属材料を切断加工するレーザ加工
方法において、切断開始時の穴開け(ピアシング)後、
レーザヘッドと金属材料の間隔を変化させず、金属材料
に対するレーザ光の照射位置を変化させるとともに、レ
ーザ出力と、レーザ照射周期と、レーザ照射時間の少な
くとも一つをピアシング時とは異なる条件に設定したレ
ーザ光を再度照射することを特徴とするレーザ加工方
法。
【0034】前記(1)のレーザ加工方法によれば、ピ
アシング後に照射するレーザ光は、材料表面部分に当た
る位置での単位面積当たりのエネルギー密度がピアシン
グ時よりも小さくなり、金属材料を損傷することなく、
針状凝固物を溶融して除去でき、ピアシング後の金属材
料に対する切断加工を支障なく行うことができる。ま
た、ピアシング時と再照射する際のレーザ光の照射条件
を変更することなく容易に行うことができる。
【0035】前記(2)のレーザ加工方法によれば、ピ
アシング時に生じた針状凝固物が存在する領域に、レー
ザ光の照射条件を変更して金属材料に損傷を与えること
なく針状凝固物を溶融して除去することができる。その
他の効果は、付記(1)と同様である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係るレーザ加工方法によれば、レーザ光によるピアシ
ング後、ピアシング時と異なる条件にてレーザ光を再度
照射することにより、ピアシングにより生成する針状凝
固物を効果的に溶融、除去できるため、ピアシング後の
金属材料に所望形状の切断加工を行う際の加工装置の運
転中断要因が取り除かれ、連続運転が可能となる。
【0037】また、本発明の請求項2に係るレーザ加工
方法によれば、ピアシング後に照射するレーザ光の単位
面積当たりのエネルギー密度を小さくすることで、金属
材料に損傷を与えることなく凝固物のみを溶融、除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の実施に用いるレーザ加
工装置の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるピアシングの加
工点近傍を示す拡大断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1における針状凝固物を溶
融する状態を示す拡大断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1における針状凝固物を溶
融して除去した状態を示す拡大断面図である。
【図5】従来技術のレーザ切断加工装置の要部を示す斜
視図である。
【図6】従来技術のレーザ切断加工装置の要部を示す正
面図である。
【図7】従来技術のレーザ切断加工装置によるピアシン
グを説明するための説明図である。
【図8】従来技術のレーザ切断加工装置によるピアシン
グ時を示す断面図である。
【符号の説明】
1 レーザヘッド 2 レーザノズル 3 静電容量型センサ 4 金属材料 5 針状凝固物 6 レーザ光 7 砲台状凝固物 8 レーザ光伝送手段 9 チューブ 10 ケーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属材料を切断加工するレーザ加工方法
    において、切断開始時の穴開け(ピアシング)後、レー
    ザ光の光軸に対して垂直な面内での位置と、レーザ光の
    光軸方向の位置と、レーザ出力と、レーザ照射周期と、
    レーザ照射時間の少なくとも一つをピアシング時とは異
    なる条件に設定したレーザ光を再度照射することを特徴
    とするレーザ加工方法。
  2. 【請求項2】 ピアシング後に照射するレーザ光は、金
    属材料表面部分に当たる位置での単位面積当たりのエネ
    ルギー密度がピアシング時よりも小さいことを特徴とす
    る請求項1記載のレーザ加工方法。
JP2001042018A 2001-02-19 2001-02-19 レーザ加工方法 Withdrawn JP2002239764A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013210845A1 (de) * 2013-06-11 2014-12-11 Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg Verfahren zum Einstechen in metallische Werkstücke mittels eines Laserstrahls

Cited By (2)

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