JP2002239547A - 中空糸膜排水処理装置 - Google Patents

中空糸膜排水処理装置

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JP2002239547A
JP2002239547A JP2001038919A JP2001038919A JP2002239547A JP 2002239547 A JP2002239547 A JP 2002239547A JP 2001038919 A JP2001038919 A JP 2001038919A JP 2001038919 A JP2001038919 A JP 2001038919A JP 2002239547 A JP2002239547 A JP 2002239547A
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Hirotsugu Nagayasu
弘貢 長安
Sunao Aoki
素直 青木
Masatoshi Tamai
正俊 玉井
Kaoru Sakata
薫 坂田
Hiroyoshi Torikai
博善 鳥飼
Naoyuki Uejima
直幸 上島
Hiroyo Matsumoto
曠世 松本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高濃度の縣濁物質を含む排水を処理すること
の可能な中空糸膜排水処理装置を提供する。 【解決手段】 浄化時には排水を中空糸膜モジュール内
で下向流とすることにより、逆洗時に中空糸膜から除去
され排水側下部水室に溜まった縣濁物質は排水貯蔵タン
クに回収される。また、浄化水流量調整機構により浄化
水側下部水室から流出する浄化水流量を浄化水流量調整
機構を設けない場合より小に調整することにより中空糸
膜下部に縣濁物質が付着することを抑制する。さらに、
流路確保機構により中空糸膜束の中心部にまで排水が流
入し、浄化性能が確保される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は中空糸膜排水処理装
置に係り、特に高濃度の縣濁物質を含む排水を処理する
ことの可能な中空糸膜排水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】100ppm以下の縣濁物質を含む排水
をろ過する排水処理装置のろ過エレメントとして中空糸
膜を使用する排水処理装置が知られている。図6は従来
の中空糸膜を適用した排水処理装置の構成図であって、
排水は排水排出装置(図示せず)からいったん排水タン
ク10に貯水される。
【0003】排水タンク10内の排水は排水ポンプ11
で汲み出され、供給側配管12及び供給側止め弁13を
介して、ろ過モジュール14の排水側下部水室141に
導かれる。排水は、排水側下部水室141と排水側上部
水室142を結ぶ排水路143内を上昇し、排水側上部
水室142に至る。
【0004】クロスフロー運転の場合は排水側上部水室
142に溜まった排水は、戻り側配管15及び戻り側止
め弁16を介して排水タンク10に戻される。排水路1
43両端に配置される下部管板144と上部管板145
の間には多数本の中空糸膜146が配置され、中空糸膜
146で排水から縣濁物質が除去された浄化水は中空糸
膜146の内部の中空部を通過して浄化水側下部水室1
47及び浄化水側上部水室148に溜まる。
【0005】浄化水側下部水室147及び浄化水側上部
水室148に溜まった浄化水は、浄化水側下部水室14
7及び浄化水側上部水室148に共通に接続される浄化
水配管171及び172並びに浄化水止め弁18を介し
て取り出される。懸濁物質濃度が低い場合には戻り側止
め弁16を閉として全量ろ過運転をすることも可能であ
る。
【0006】上記では排水は排水側下部水室141から
排水側上部水室142に向かって流れる上向流である
が、排水側上部水室142から排水側下部水室141に
向かって流れる下向流とすることも公知である。さらに
中空糸膜146に付着した縣濁物質を除去して浄化能力
を回復するために逆洗を実行することも公知である。
【0007】図7は従来の排水処理装置の逆洗説明図で
あって、逆洗開始時には供給側止め弁13及び戻り側止
め弁16並びに浄化水止め弁18を閉弁し、圧縮空気止
め弁19を開弁して圧縮空気源(図示せず)から圧縮空
気を充填する。そして、ろ過モジュール14内圧力が所
定値(例えば6ata)になったときに、供給側止め弁
13及び戻り側止め弁16を開弁する。
【0008】すると、圧縮空気は中空糸膜146の内部
から排水路143中に噴出し、縣濁物質は中空糸膜14
6表面から排水路143中の排水に移行し、中空糸膜1
46は浄化能力を回復する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、縣濁物
質が300ppm以上、特に1000ppm以上含まれ
ている高濃度縣濁物質排水を浄化する場合には以下の課
題が生じる。 1.ろ過モジュールの排水路を流れる排水を上向流とし
た場合には、逆洗により排水側水室に移行した縣濁物質
が再び排水路中に巻き上げられて中空糸膜に再付着する
ため、逆洗を頻繁に行うことが必要となる。 2.ろ過モジュールの排水路は鉛直であるため、縣濁物
質の濃度は排水路下半部の方が濃く、浄化水側下部水室
147及び浄化水側上部水室148からの浄化水の取り
出し量を同一とした場合には中空糸膜下半部に縣濁物質
がより多量に付着し浄化能力が低下することを回避でき
ない。 3.中空糸膜は下部管板と上部管板の間に高密度に取り
付けられており、排水が中心部にまで流入しにくいの
で、周辺部に植毛された中空糸膜の浄化能力が早期に低
下することは回避できない。
【0010】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、高濃度の縣濁物質を含む排水を処理することの可
能な中空糸膜排水処理装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る中空糸
膜排水処理装置は、中空糸膜排水浄化モジュールと、排
水浄化時に中空糸膜排水浄化モジュールの排水側上部水
室又は排水側下部水室の一方に300ppm以上の縣濁
物質を含む排水を排水貯蔵タンクから供給する排水供給
系統と、排水浄化時に中空糸膜排水浄化モジュールの排
水側上部水室又は排水側下部水室の他方から排水を前記
排水貯蔵タンクに戻す排水戻し系統と、排水浄化時に中
空糸膜排水浄化モジュールの浄化水側上部水室及び浄化
水側下部水室から浄化水を取り出す浄化水取り出し系統
と、中空糸膜排水浄化モジュールの中空糸膜の浄化能力
を改善する浄化能力改善機構を具備する。
【0012】本発明にあっては、縣濁物質付着抑制機構
により中空糸膜排水浄化モジュールに排水中に含まれる
高濃度の縣濁物質が付着することを抑制することが可能
となる。第2の発明に係る中空糸膜排水処理装置は、浄
化能力改善機構が、排水浄化時に排水供給系統を排水が
排水貯蔵タンクから中空糸膜排水浄化モジュールの排水
側上部水室に供給され中空糸膜排水浄化モジュールの排
水側下部水室から排水を排水貯蔵タンクに戻されるよう
に制御する排水浄化時制御手段と、逆洗時に浄化水取り
出し系統に圧縮空気を供給し中空糸膜モジュールの排水
側上部水室及び排水側下部水室内の排水を前記排水貯蔵
タンクに回収する逆洗時制御手段である。
【0013】本発明にあっては、逆洗により排水側下部
水室に溜まった縣濁物質が、排水浄化時の下向きに流れ
る排水により排水貯蔵タンクに回収される。第3の発明
に係る中空糸膜排水処理装置は、浄化能力改善機構が、
排水浄化時に中空糸膜排水浄化モジュールの浄化水側下
部水室から流出する浄化水量を調整する浄化水流量調整
機構である。
【0014】本発明にあっては、浄化水流量調整機構に
より中空糸膜排水浄化モジュールの浄化水側下部水室か
ら流出する浄化水量を、浄化水流量調整機構を設けない
場合より小に調整される。第4の発明に係る中空糸膜排
水処理装置は、浄化能力改善機構が、中空糸膜の束の排
水供給側又は、排水排出側のいずれかに設置され、排水
を中空糸膜の束の中心部まで流入させる流路を確保する
流路確保機構である。
【0015】本発明にあっては、流路確保機構により、
中空糸膜の束の中心部まで排水が流入する。
【0016】
【発明の実施の形態】図8は本発明に係る中空糸膜排水
処理装置で使用される中空糸膜を適用したろ過モジュー
ルの斜視断面図であって、円筒状の排水路143中に下
部管板144及び上部管板145に植毛された中空糸膜
146の束が配置されている。筐体の下部及び上部の外
周には排水側水室141及び142が設置されており、
排水は水室から排水路143に流入する。
【0017】中空糸膜146は外径約1mm、内径約0.5
mm、長さ約1000mmの中空の糸であって、中空糸
膜146の外側を流れる排水中の縣濁物質が中空糸膜1
46でろ過され、浄化水が中空の流路から得られる。図
1は本発明に係る中空糸膜排水処理装置の第1の実施形
態の構成図であって、図6と同一の構成要素に対しては
同一の参照番号を使用する。
【0018】排水排出源(図示せず)から排出される排
水はいったん排水貯蔵タンク10に貯蔵される。浄化時
は、供給側止め弁13及び戻り側止め弁16は閉弁さ
れ、排水貯蔵タンク10内の排水は排水ポンプ11で汲
み出され、第1のクロス配管30及び第1のクロス止め
弁31を介して、ろ過モジュール14の排水側上部水室
142に供給される。
【0019】排水は、ろ過モジュール14の排水路14
3を下降する下向流となり、排水側下部水室141に至
る。排水側下部水室141に溜まった排水は、第2のク
ロス配管32及び第2のクロス止め弁33を介して排水
貯蔵タンク10に回収される。排水路143内の下部管
板144と上部管板145の間には多数本の中空糸膜1
46が配置され、中空糸膜146で排水から縣濁物質が
除去された浄化水は中空糸膜146の内部の中空部を通
過して浄化水側下部水室147及び浄化水側上部水室1
48に溜まる。
【0020】浄化水側下部水室147及び浄化水側上部
水室148に溜まった浄化水は、浄化水側下部水室14
7及び浄化水側上部水室148に共通に接続される浄化
水配管171及び172並びに浄化水止め弁18を介し
て取り出される。図2は第1の実施形態の逆洗説明図で
あって、供給側止め弁13及び戻り側止め弁16は開弁
され、第1のクロス止め弁31及び第2のクロス止め弁
33は閉弁される。
【0021】そして、圧縮空気止め弁19を開弁して圧
縮空気源(図示せず)から圧縮空気を充填する。そし
て、ろ過モジュール14内圧力が所定値(例えば6at
a)になったときに、供給側止め弁13及び戻り側止め
弁16を開弁する。すると、圧縮空気は中空糸膜146
の内部から排水路143中に噴出し、縣濁物質は中空糸
膜146表面から除去され、中空糸膜146は浄化能力
を回復する。この時、中空糸膜146から除去された縣
濁物質の一部は排水側上部水室142から戻り側配管1
5及び戻り側止め弁16を介して排水貯蔵タンク10に
回収されるが、一部は排水側下部水室141に溜まる。
【0022】この排水側下部水室141に溜まった縣濁
物質は、浄化時に第2のクロス配管32及び第2のクロ
ス止め弁33を介して排水貯蔵タンク10に回収され
る。即ち、第1の実施形態においては、逆洗することに
より排水側下部水室141に溜まった縣濁物質が浄化時
に下向流で運転を行うことにより排水貯蔵タンク10に
回収されるので、浄化時に上向流で運転する場合に発生
する逆洗により排水側下部水室141に溜まった縣濁物
質の排水路143内への吹き上げが抑制され中空糸膜の
浄化能力を改善することが可能となる。
【0023】なお、本実施形態で使用される止め弁は、
例えば電磁弁であり、その開閉は制御部40によって制
御される。図3は本発明に係る中空糸膜排水処理装置の
第2の実施形態の構成図であって、図6に示す従来の中
空糸膜排水処理装置の下部浄化水配管171の途中に浄
化水流量調整機構61が追設される。なお、浄化水流量
調整機構61としてはオリフィス、流量調節弁等を適用
することが可能である。
【0024】即ち、排水タンク10内の排水は排水ポン
プ11で汲み出され、供給側配管12及び供給側止め弁
13を介して、ろ過モジュール14の排水側下部水室1
41に導かれる。排水は、排水側下部水室141と排水
側上部水室142を結ぶ排水路143内を上昇し、排水
側上部水室142に至る。そして、排水側上部水室14
2に溜まった排水は、戻り側配管15及び戻り側止め弁
16を介して排水タンク10に戻される。
【0025】排水から縣濁物質が除去された浄化水は中
空糸膜146の内部の中空部を通過して浄化水側下部水
室147及び浄化水側上部水室148に溜まる。浄化水
側上部水室148に溜まった浄化水は上部浄化水配管1
72及び浄化水止め弁18を介して取り出され、浄化水
側下部水室147に溜まった浄化水は下部浄化水配管1
71、浄化水流量調整機構61及び浄化水止め弁18を
介して取り出される。
【0026】そして、浄化水流量調整機構61により浄
化水側下部水室147から流出する浄化水流量を浄化水
流量調整機構61を設けない場合より小に調節する。こ
の結果、中空糸膜下半部に縣濁物質が付着し浄化能力が
低下することが抑制され、ろ過モジュールの浄化能力を
改善することが可能となる。なお、第1の実施形態の下
部浄化水配管に浄化水流量調整機構61を設置すること
により相乗効果を得ることも可能である。
【0027】図4は本発明に係る中空糸膜排水処理装置
の第3の実施形態で使用される中空糸膜モジュールの斜
視図であって、下部管板144と上部管板145の間に
張られた中空糸膜の上部及び下部の少なくとも一方の少
なくとも1箇所に流路確保機構の一例である流路確保格
子71が設置される。下部管板144と上部管板145
に柱状かつ高密度に中空糸膜146が植毛されているた
め下部管板144(又は上部管板145)の周囲から流
入し上部管板145(又は下部管板144)の周囲から
流出する排水が柱状の中空糸膜146の外側に沿って流
れてしまうので、管板中心部の中空糸膜146は排水浄
化への寄与率は小さい。
【0028】図5は流路確保格子の形状図であって、図
4及び図5の(イ)に示すような放射形状に限定され
ず、柱状の中空糸膜146の束を半径方向に貫通する排
水の流路を形成できるものであれば図5(ロ)及び
(ハ)に示す形状であってもよい。さらに、流路確保機
構は流路確保格子71に限定されず、排水路143へ供
給される排水が柱状の中空糸膜146の中心部にまで流
入する流路を形成できるものであれば流路確保機構は流
路確保格子71に限定されない。
【0029】例えば、流路確保機構は排水供給側水室と
排水路の間に設置された隔壁に穿孔されたノズルであっ
てもよい。この場合は排水が排水路に高流速で注入され
るため排水は柱状の中空糸膜146の中心部まで到達す
る。なお、第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態
の一方あるいは双方と組み合わせて使用してもよい。
【0030】
【発明の効果】第1の発明に係る中空糸膜排水処理装置
によれば、中空糸膜束の浄化能力が改善されるので、縣
濁物質が高濃度に含まれる排水を浄化する場合であって
も中空糸膜の浄化能力を維持することが可能となる。第
2の発明に係る中空糸膜排水処理装置によれば、逆洗時
に中空糸膜から除去され排水側下部水室に溜まった縣濁
物質を、排水浄化時に排水を下向流としクロスフロー運
転を行うことにより排水貯蔵タンクに回収することによ
り、中空糸膜の浄化能力を改善することが可能となる。
【0031】第3の発明に係る中空糸膜排水処理装置に
よれば、浄化水流量調整機構により浄化水側下部水室か
ら流出する浄化水流量を浄化水流量調整機構を設けない
場合より小とすることにより、中空糸膜下の浄化能力を
改善することが可能となる。第4の発明に係る中空糸膜
排水処理装置によれば、排水を中空糸膜束の中心部まで
流入させることにより中心部の中空糸膜も有効に使用す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る中空糸膜排水処理装置の第1の実
施形態の構成図である。
【図2】第1の実施形態の逆洗説明図である。
【図3】本発明に係る中空糸膜排水処理装置の第2の実
施形態の構成図である。
【図4】本発明に係る中空糸膜排水処理装置の第3の実
施形態で使用される中空糸膜モジュールの斜視図であ
る。
【図5】流路確保格子の形状図である。
【図6】従来の中空糸膜を適用した排水処理装置の構成
図である。
【図7】従来の排水処理装置の逆洗説明図である。
【図8】ろ過モジュールの断面斜視図である。
【符号の説明】
10…排水貯蔵タンク 11…排水ポンプ 12…供給側配管 13…供給側止め弁 14…ろ過モジュール 141…排水側下部水室 142…排水側上部水室 143…排水路 144…下部管板 145…上部管板 146…中空糸膜 147…浄化水側下部水室 148…浄化水側上部水室 15…戻り側配管 16…戻り側止め弁 171…下部浄化水側配管 172…上部浄化水側配管 18…浄化水止め弁 19…圧縮空気止め弁 30…第1のクロス配管 31…第1のクロス止め弁 32…第2のクロス配管 33…第2のクロス止め弁 40…制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉井 正俊 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 (72)発明者 坂田 薫 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 鳥飼 博善 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 上島 直幸 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)発明者 松本 曠世 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4D006 GA02 HA02 KA16 KC03 KE03Q MA01 PA01 PB08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空糸膜排水浄化モジュールと、 排水浄化時に前記中空糸膜排水浄化モジュールの排水側
    上部水室又は排水側下部水室の一方に300ppm以上
    の縣濁物質を含む排水を排水貯蔵タンクから供給する排
    水供給系統と、 排水浄化時に前記中空糸膜排水浄化モジュールの排水側
    上部水室又は排水側下部水室の他方から排水を前記排水
    貯蔵タンクに戻す排水戻し系統と、 排水浄化時に前記中空糸膜排水浄化モジュールの浄化水
    側上部水室及び浄化水側下部水室から浄化水を取り出す
    浄化水取り出し系統と、 前記中空糸膜排水浄化モジュールの中空糸膜の浄化能力
    を改善する浄化能力改善機構を具備する中空糸膜排水処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記浄化能力改善機構が、 排水浄化時に前記排水供給系統を、排水が排水貯蔵タン
    クから前記中空糸膜排水浄化モジュールの排水側上部水
    室に供給され、前記中空糸膜排水浄化モジュールの排水
    側下部水室から排水を前記排水貯蔵タンクに戻されるよ
    うに制御する排水浄化時制御手段と、 逆洗時に前記浄化水取り出し系統に圧縮空気を供給し、
    前記中空糸膜モジュールの排水側上部水室及び排水側下
    部水室内の排水を前記排水貯蔵タンクに回収するように
    制御する逆洗時制御手段である請求項1に記載の中空糸
    膜排水処理装置。
  3. 【請求項3】 前記浄化能力改善機構が、 排水浄化時に、前記中空糸膜排水浄化モジュールの浄化
    水側下部水室から流出する浄化水流量を調整する浄化水
    流量調整機構である請求項1に記載の中空糸膜排水処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記浄化能力改善機構が、 前記中空糸膜の束の排水供給側叉は、排水排出側のいず
    れかに設置され、排水を該中空糸膜の束の中心部にまで
    流入させる流路を確保する流路確保機構である請求項1
    に記載の中空糸膜排水処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013022543A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Kubota Corp 膜処理装置および膜モジュールの運転方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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