JP2002239460A - 加振器 - Google Patents
加振器Info
- Publication number
- JP2002239460A JP2002239460A JP2001039592A JP2001039592A JP2002239460A JP 2002239460 A JP2002239460 A JP 2002239460A JP 2001039592 A JP2001039592 A JP 2001039592A JP 2001039592 A JP2001039592 A JP 2001039592A JP 2002239460 A JP2002239460 A JP 2002239460A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner case
- axial direction
- case
- outer case
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 可動磁石型の電気機械振動変換器からなる加
振器に於いて、加振器の自重によるコイルスプリングの
撓みに起因した加振器の機能低下を解消する事を目的と
する。 【解決手段】 当該加振器において、内ケースの長手方
向を軸方向とした時、内ケースと外ケースの両部材間で
の軸直角方向における相対的な変位を阻止しつつ、それ
ら両部材の軸方向の相対変位を許容するガイド機構を設
け、加振器の機能低下を防止するものである。
振器に於いて、加振器の自重によるコイルスプリングの
撓みに起因した加振器の機能低下を解消する事を目的と
する。 【解決手段】 当該加振器において、内ケースの長手方
向を軸方向とした時、内ケースと外ケースの両部材間で
の軸直角方向における相対的な変位を阻止しつつ、それ
ら両部材の軸方向の相対変位を許容するガイド機構を設
け、加振器の機能低下を防止するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＡＶ並びにステレ
オ装置、携帯電話、情報告知装置、ゲーム機、健康器具
等に設置して、機械振動による情報を身体に感知させる
事により、超低音感や効果音、報知信号等を感知せしめ
て迫力や臨場感を増大させたり、何らかの情報を無音で
伝達告知させたり、人体にとって有用な生理作用を与え
るための加振器に関するものである。
オ装置、携帯電話、情報告知装置、ゲーム機、健康器具
等に設置して、機械振動による情報を身体に感知させる
事により、超低音感や効果音、報知信号等を感知せしめ
て迫力や臨場感を増大させたり、何らかの情報を無音で
伝達告知させたり、人体にとって有用な生理作用を与え
るための加振器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１は、従来技術による可動磁石型の電
気機械振動変換器からなる加振器の正面断面図である。
円筒形の内ケース２にコイル９が同軸に巻かれ、当該コ
イル９の内側に、２個の磁石４がスペーサ３を挟んで磁
極の方向を相互に対向させて固着一体化された状態、あ
るいは当該コイル９の内側に、２個の磁石４がスペーサ
３を挟んで磁極の方向を相互に対向させて、磁石４のス
ペーサ３と接していない反対側端部に、磁性体からなる
ヨーク５を固着一体化された状態で、両端部をコンプラ
イアンス７を介して前記内ケース２に振動可能に取り付
けられ、更に内ケース２が両端をコイルスプリング８を
介して外ケース１に振動可能に取り付けられている加振
器である。また、図１では、コンプライアンス７は概念
的にコイルスプリングとして表示させてある。
気機械振動変換器からなる加振器の正面断面図である。
円筒形の内ケース２にコイル９が同軸に巻かれ、当該コ
イル９の内側に、２個の磁石４がスペーサ３を挟んで磁
極の方向を相互に対向させて固着一体化された状態、あ
るいは当該コイル９の内側に、２個の磁石４がスペーサ
３を挟んで磁極の方向を相互に対向させて、磁石４のス
ペーサ３と接していない反対側端部に、磁性体からなる
ヨーク５を固着一体化された状態で、両端部をコンプラ
イアンス７を介して前記内ケース２に振動可能に取り付
けられ、更に内ケース２が両端をコイルスプリング８を
介して外ケース１に振動可能に取り付けられている加振
器である。また、図１では、コンプライアンス７は概念
的にコイルスプリングとして表示させてある。
【０００３】上記構造に於いて磁石４は、コイル９に流
れる電流に対しフレミングの左手の法則により発生する
駆動力によって軸方向に振動する。この振動による反作
用力は内ケース２を振動させ、内ケース２の振動による
反作用力は外ケース１を振動させる。
れる電流に対しフレミングの左手の法則により発生する
駆動力によって軸方向に振動する。この振動による反作
用力は内ケース２を振動させ、内ケース２の振動による
反作用力は外ケース１を振動させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の加振器に於い
て、コイルスプリング８は外ケース１を除く加振器の自
重により軸直角方向に撓む事があり、加振器を駆動させ
た際、コイルスプリング８が撓んだ事により、内ケース
2がコイルスプリング８に引っ掛かり、内ケース２の軸
方向の運動が妨げられ、加振器全体の機能低下という課
題を有している。
て、コイルスプリング８は外ケース１を除く加振器の自
重により軸直角方向に撓む事があり、加振器を駆動させ
た際、コイルスプリング８が撓んだ事により、内ケース
2がコイルスプリング８に引っ掛かり、内ケース２の軸
方向の運動が妨げられ、加振器全体の機能低下という課
題を有している。
【０００５】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、当該加振器に於いて、コイルスプリング８の撓みに
起因する加振器の機能低下を無くす点にある。
は、当該加振器に於いて、コイルスプリング８の撓みに
起因する加振器の機能低下を無くす点にある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は当該加振器の外ケースと内ケースの両部
材間での軸直角方向における相対的な変位を阻止しつ
つ、それら両部材の軸方向の相対変位を許容するガイド
機構を設け、加振器の機能低下を防止するものである。
めに、本発明は当該加振器の外ケースと内ケースの両部
材間での軸直角方向における相対的な変位を阻止しつ
つ、それら両部材の軸方向の相対変位を許容するガイド
機構を設け、加振器の機能低下を防止するものである。
【０００７】軸方向と垂直な外ケースの側面、両面に穴
を開け、内ケースの軸方向の長さを、加振器駆動時に内
ケースの両端が穴から外れない長さにし穴に内ケースを
通す事で、外ケースを除く加振器の自重を支持し、ま
た、穴により内ケースの軸方向運動をガイドする構造と
する。
を開け、内ケースの軸方向の長さを、加振器駆動時に内
ケースの両端が穴から外れない長さにし穴に内ケースを
通す事で、外ケースを除く加振器の自重を支持し、ま
た、穴により内ケースの軸方向運動をガイドする構造と
する。
【０００８】軸方向と垂直な外ケースの側面から、外ケ
ースの内側軸方向に円筒状の支持部材を形成し、支持部
材により外ケースを除く加振器の自重を支持し、また、
支持部材により内ケースの軸方向運動をガイドする構造
とする。
ースの内側軸方向に円筒状の支持部材を形成し、支持部
材により外ケースを除く加振器の自重を支持し、また、
支持部材により内ケースの軸方向運動をガイドする構造
とする。
【０００９】軸方向と平行な外ケースの側面から垂直
に、内ケースに向かい支持部材を形成し、支持部材によ
り外ケースを除く加振器の自重を支持し、また、支持部
材により内ケースの軸方向運動をガイドする構造とす
る。
に、内ケースに向かい支持部材を形成し、支持部材によ
り外ケースを除く加振器の自重を支持し、また、支持部
材により内ケースの軸方向運動をガイドする構造とす
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を、図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【００１１】図２は本発明による加振器の実施例１の断
面図である。１は外ケース、２は内ケースであり、３は
スペーサ、４は磁石、５はヨーク、６は非磁性体からな
る薄肉のスリーブ、７はコンプライアンス、８はコイル
スプリング、９はコイルである。ここで、コンプライア
ンス7は概念的にコイルスプリングとして表示してい
る。軸方向と垂直な外ケース１の側面、両面に穴１ａを
開け、内ケース２の軸方向の長さを、加振器駆動時に内
ケース２の両端が穴１ａから外れない長さにし穴１ａに
内ケース２を通す事で、外ケース１を除く加振器の自重
を支持し、また、穴１ａにより内ケース２の軸方向運動
がガイドされる。
面図である。１は外ケース、２は内ケースであり、３は
スペーサ、４は磁石、５はヨーク、６は非磁性体からな
る薄肉のスリーブ、７はコンプライアンス、８はコイル
スプリング、９はコイルである。ここで、コンプライア
ンス7は概念的にコイルスプリングとして表示してい
る。軸方向と垂直な外ケース１の側面、両面に穴１ａを
開け、内ケース２の軸方向の長さを、加振器駆動時に内
ケース２の両端が穴１ａから外れない長さにし穴１ａに
内ケース２を通す事で、外ケース１を除く加振器の自重
を支持し、また、穴１ａにより内ケース２の軸方向運動
がガイドされる。
【００１２】軸方向と垂直な外ケース１の側面から、外
ケース１の内側軸方向に円筒状の支持部材１ｂを形成
し、支持部材１ｂにより外ケース１を除く加振器の自重
を支持し、また、支持部材１ｂにより内ケース２の軸方
向運動がガイドされる。
ケース１の内側軸方向に円筒状の支持部材１ｂを形成
し、支持部材１ｂにより外ケース１を除く加振器の自重
を支持し、また、支持部材１ｂにより内ケース２の軸方
向運動がガイドされる。
【００１３】軸方向と平行な外ケース１の側面から垂直
に、内ケース２に向かい支持部材１ｃを形成し、支持部
材１ｃにより外ケース１を除く加振器の自重を支持し、
また、支持部材１ｃにより内ケース２の軸方向運動がガ
イドされる。
に、内ケース２に向かい支持部材１ｃを形成し、支持部
材１ｃにより外ケース１を除く加振器の自重を支持し、
また、支持部材１ｃにより内ケース２の軸方向運動がガ
イドされる。
【００１４】
【発明の効果】本発明により、外ケース１を除く当該加
振器の自重によりコイルスプリング８が軸直角方向に撓
む事に起因した加振器の機能低下を防ぐ事ができる。
振器の自重によりコイルスプリング８が軸直角方向に撓
む事に起因した加振器の機能低下を防ぐ事ができる。
【図１】従来技術の構造を示す断面図である。
【図２】実施例１の構造を示す断面図である。
【図３】実施例２の構造を示す断面図である。
【図４】実施例３の構造を示す断面図である。
」 １ 外ケース １ａ 穴 １ｂ 支持部材 １ｃ 支持部材 ２ 内ケース ３ スペーサー ４ 磁石 ５ ヨーク ６ スリーブ ７ コンプライアンス ８ コイルスプリング ９ コイル
フロントページの続き Ｆターム(参考） 5D017 AA11 5D107 AA14 AA15 BB08 BB20 CC09 CC10 FF10 5H633 BB03 GG02 GG11 HH03 JA02 JA07
Claims (4)
- 【請求項１】 可動磁石型の電気機械振動変換器からな
る加振器であって、円筒形の内ケースにコイルが同軸に
巻かれ、当該コイルの内側に、2個の磁石がスペーサを
挟んで磁極の方向を相互に対向させて固着一体化された
状態で、両端部をコンプライアンスを介して、前記内ケ
ースに振動可能に取り付けられており、更に内ケースが
コイルスプリングを介して外ケースに振動可能に取り付
けられている加振器において、内ケースの長手方向を軸
方向とした時、内ケースと外ケースの両部材間での軸直
角方向における相対的な変位を阻止しつつ、それら両部
材の軸方向の相対変位を許容するガイド機構を設けた事
を特徴とする加振器。 - 【請求項２】 内ケースの長手方向を軸方向とした時、
軸方向と垂直な外ケースの側面に穴を開け、内ケースの
軸方向長さを、加振器駆動時に内ケースの両端が穴から
外れない長さにし、穴に内ケースを通す事で外ケースを
除く加振器の自重を支持し、また、穴により内ケースの
軸方向運動をガイドする構造を特徴とした請求項１記載
の加振器。 - 【請求項３】 内ケースの長手方向を軸方向とした時、
軸方向と垂直な外ケースの側面から、外ケースの内側軸
方向に円筒状の支持部材を形成し、支持部材により外ケ
ースを除く加振器の自重を支持し、また、支持部材によ
り内ケースの軸方向運動をガイドする構造を特徴とした
請求項１記載の加振器。 - 【請求項４】 内ケースの長手方向を軸方向とした時、
軸方向と平行な外ケースの側面から垂直に、内ケースに
向かい支持部材を形成し、支持部材により外ケースを除
く加振器の自重を支持し、また、支持部材により内ケー
スの軸方向運動をガイドする事を特徴とする請求項1記
載の加振器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001039592A JP2002239460A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 加振器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001039592A JP2002239460A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 加振器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002239460A true JP2002239460A (ja) | 2002-08-27 |
Family
ID=18902345
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001039592A Pending JP2002239460A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 加振器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002239460A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021196315A1 (zh) * | 2020-04-02 | 2021-10-07 | 瑞声声学科技(深圳)有限公司 | 线性振动马达 |
| WO2022252751A1 (zh) * | 2021-06-03 | 2022-12-08 | 苏州索迩电子技术有限公司 | 一种宽频振动马达及电子设备 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001039592A patent/JP2002239460A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021196315A1 (zh) * | 2020-04-02 | 2021-10-07 | 瑞声声学科技(深圳)有限公司 | 线性振动马达 |
| WO2022252751A1 (zh) * | 2021-06-03 | 2022-12-08 | 苏州索迩电子技术有限公司 | 一种宽频振动马达及电子设备 |
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