JP2002238692A - ソファーの座 - Google Patents

ソファーの座

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JP2002238692A
JP2002238692A JP2001044209A JP2001044209A JP2002238692A JP 2002238692 A JP2002238692 A JP 2002238692A JP 2001044209 A JP2001044209 A JP 2001044209A JP 2001044209 A JP2001044209 A JP 2001044209A JP 2002238692 A JP2002238692 A JP 2002238692A
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JP
Japan
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seat
spring
elastic body
sofa
frame
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Application number
JP2001044209A
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English (en)
Inventor
Akiya Nakazawa
章冶 中沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BABA KAGU KK
Baba Kagu Co Ltd
Original Assignee
BABA KAGU KK
Baba Kagu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Sバネはある長さ以上に長くなると荷重で曲
がって、元の状態に戻らなくなり、弾性が無くなる。 【解決手段】 角型の枠状の座フレームに、それを横切
って弾性体を取り付け、その弾性体の上から座フレーム
に弾性体と交差する方向にSバネを取り付け、その上に
クッション材を設け、その外側を張り材で被覆した。S
バネを座フレームの前枠と後枠の間の全長に取り付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はソファー本体に設置
するソファーの座に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ソファーの座には金属製のSバネ(ジグ
ザグバネとも呼ばれている)が使用されたものがある。
その場合、通常は、図6の様に数本のSバネ50を長方
形の枠状の座フレーム51の長手方向(座の前後方向)
に配置して取り付け、その上にウレタンとか他のクッシ
ョン材を単体で又は二種類以上を組合わせて設け、その
外側を布、合成皮革、皮等の張り材で被覆してある。S
バネ50は座に腰を下ろすと下方に湾曲して衝撃を緩和
する作用をし、腰を上げると上方に復元する。このSバ
ネはコイルバネ等の他の構造のバネに比して価格的に廉
価であり、薄くて嵩張らないため座を薄くすることがで
きるといった利点がある。また、線径によって異なる
が、長ければ長いほど下方へ湾曲し易くなり、クッショ
ン性が良くなる性質を有し、しかも、薄いため、薄い座
に使用されたり、クッション材のクッション性を活かす
ときに使用されている。図6の52は棒状の連結材、5
3はSバネ50を連結材に連結するための連結具、54
は座フレーム51に取り付けた支持棒、55はSバネ5
0の端部を支持棒54に支持して連結するための連結具
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Sバネはある
長さ以上に長くなると、元に戻りにくくなる(復元或は
復帰しにくくなる)。このため、Sバネをソファーに使
用した場合、人が座って荷重がかかり、下方へ湾曲する
と、そのまま上方に戻らないことがある。このため従来
は復帰できる長さのSバネしか使用できなかった。そこ
で、従来は、ソファーの座が前後に長い場合は、座の前
方部分にのみ復帰できる長さのSバネを使用し、座の後
方部分にはSバネを使用せず、他のクッション材を内蔵
したり、短いSバネを内蔵したりしていた。そのように
すると座の前方部分と後方部分でクッションの感触が異
なり、座り心地が良くないという難点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、座が長
くてもSバネを使用することができ、座の前後方向全体
のクッション感触が同じで座り心地が良く、復元力も確
保される座を提供することにある。
【0005】本発明の第1のソファーの座は、角型の枠
状の座フレーム1に、それを横切って、弾性体2を取り
付け、その弾性体2の上から座フレーム1に弾性体2と
交差する方向にSバネ3を取り付け、その上にクッショ
ン材4を設け、その外側を張り材で被覆したものであ
る。
【0006】本発明の第2のソファーの座は、前記第1
のソファーの座において、Sバネ3が角型の枠状の座フ
レーム1の前枠5と後枠6の間の全長に取り付けられた
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態1】本発明のソファーの座の第1の
実施形態を図1〜図5に示す。この座は角型枠状の座フ
レーム1、弾性体2、Sバネ3、クッション材4を備え
ている。
【0008】座フレーム1は木材製であり、図1に示す
様に前板8と後板9と両側板10とにより長方形の枠状
に形成されている。両側板10は後方部分11が前方部
分12よりも幅が広く(背丈が高く)なっている。両側
板10の間には板状の補強材13、14が縦向きに取り
付けられている。座フレーム1は樹脂製とすることもで
きる。座フレームの形状は図示したもの以外の形状であ
ってもよい。
【0009】前記した座フレーム1の両側板10間に
は、座フレーム1を横切るように三本のテープ状(帯
状)の弾性体2が張られている。三本の弾性体2は座フ
レーム1の前後方向に間隔をあけて張られている。この
弾性体2にはゴム製の平ベルトとか、図5(a)(b)
の様に、樹脂製とか麻製の紐や糸で格子目の帯状に編ん
だ心材15を弾性のあるゴムや樹脂等の被覆材16で被
覆した編みベルト等が使用される。具体的にはエラスベ
ルト、ウエービングテープ(いずれも商品名)が適する
が、弾性(スプリング性)を有するものであれば、それ
ら以外のものであっても使用することができる。編目は
格子以外の形状とすることもできる。帯状の弾性体2を
座フレーム1の上面に固定する方法としては種々ある。
図2に示すものは両側板10の底面に大型のタッカー
(打ち込み機)によりピン17を打ち込んで固定してあ
る。固定方法は他の方法もある。例えば、弾性体2の長
手方向両端を接着剤で両側板10に固定する方法、両端
を両側板10に巻付けて紐で結んで固定する方法等もあ
る。
【0010】前記した座フレーム1の前板8と後板9と
の間には、前記弾性体2の上から、弾性体2と直交する
方向に数本のSバネ3が張られている。このSバネ3は
線材をS字状に曲げたものであり、既存のソファーに使
用されているものと同じSバネでも、既存のSバネと線
径や材質が異なるものでもよい。Sバネ3は四本張られ
ており、Sバネ3間を均等間隔離してある。Sバネ3は
座1の上方から加えられた荷重によって外れないように
前板8と後板9へ取り付けてある。その取り付けの一例
として図2に示すものは、前板8と後板9の上面にコ字
形の掛止部21が形成された棒材22を固定し、それに
リング状の連結具23を取り付け、その連結具23にS
バネ3の端部を掛止して取り付けてある。前板8と後板
9の間に設けられた四本のSバネ3は、その長手方向数
カ所が線状或は細長棒状の連結線25により連結されて
いる。この連結は図2ではSバネ3と連結線25とに金
属製のテープ26を巻付けることにより行なわれている
が、他の方法で連結することもできる。Sバネ3の本数
は座の大きさにより変えることができる。
【0011】Sバネ3の上には図3の様に、座り心地を
良くするためにクッション材4が設けられている。クッ
ション材4には弾性に富んだものを使用することがで
る。その一例としては図3に示すように下から上に順
次、再生ウレタン31、硬質ウレタン32、軟質ウレタ
ン33、綿34を積層し、そられの外周を装飾用の布、
天然皮革、合成皮革等の張り材(シート)で被覆してあ
る。
【0012】図示した弾性体2は帯状(テープ状)であ
るが、弾性体2はSバネ3の戻り(復元或は復帰)を助
勢できるものであればよいため、弾性体2はそれよりも
幅の広いシート状のものとか、他の形状のものとするこ
ともできる。また、図示した弾性体2は両側板10の間
にSバネ3と直交するように取り付けてあるが、それ以
外にも、例えば、両側板10の間に斜めに取り付けると
か、他の向きに取り付けることも可能である。
【0013】(使用例)本発明のソファー用の座は既存
のソファーと同様に、ソファー本体に設置して使用され
る。この座の上に人が座ると通常のソファーと同様にク
ッション材を通してSバネ3に荷重が加わり、Sバネ3
が下方に撓んで湾曲し、その湾曲に伴って弾性体2にも
荷重が加わり、弾性体2も下方に撓んで湾曲する。座か
ら人が立ち上がるとクッション材を通してSバネ3に加
わる荷重が解除され、Sバネ3が上方に戻る(復元或は
復帰する)。この場合、弾性体2に加わる荷重も解除さ
れるため、弾性体2も上方に戻り(復元或は復帰)、S
バネ3の復元或は復帰を助勢し、Sバネ3が確実に復元
或は復帰する。
【0014】
【発明の効果】本発明のソファーの座は次の様な効果が
ある。 (1)Sバネがその下から弾性体により支持されるた
め、座に重い人が座ってもSバネが曲がり過ぎることが
なく、Sバネが復元或は復帰し易くなる。 (2)Sバネの復元或は復帰が弾性体により助勢され
て、Sバネが確実に復元或は復帰するため、Sバネが長
くなってもその弾性は確保され、快適な座り心地が長期
間維持される。また、Sバネのクッションと弾性体のク
ッションが加重されるため、クッション性が向上する。 (3)Sバネの弾性が弾性体によって補われるため、S
バネに線径の細いものを使用してもSバネの弾性が確保
される。線径の細いSバネを使用すれば、弾性体を使用
しても座が従来のものより格別厚くなることもない。 (4)弾性体が帯状或はシート状で薄いため、それをS
バネの下に設けても、座全体が格別厚くなることがな
く、座のデザインが損なわれることもない。 (5)Sバネが部分的に座屈したり、復元できなくなっ
たりすることがないため、長い座であっても、座の長手
方向全般に均一なクッションが得られ、座り心地がよい
座となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のソファーの座にクッション材を取り付
ける前の底面側斜視図。
【図2】本発明のソファーの座にクッション材を取り付
ける前の上面側平面図。
【図3】本発明のソファーの座の一例を表す側面縦断面
図。
【図4】本発明のソファーの座に上方から荷重が加わっ
た状態の側面縦断面図。
【図5】(a)は本発明のソファーの座における弾性体
の一例を示す平面図、(b)はその側面図。
【図6】従来のソファーの座にクッション材を取付ける
前の上面側平面図。
【符号の説明】
1 座フレーム 2 弾性体 3 Sバネ 4 クッション材 5 座フレームの前枠 6 座フレームの後枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】角型の枠状の座フレーム(1)に、それを
    横切る様に弾性体(2)を渡して取り付け、その上から
    座フレーム(1)に弾性体(2)と交差する方向にSバ
    ネ(3)を取り付け、その上にクッション材(4)を設
    け、その外側を張り材で被覆したことを特徴とするソフ
    ァーの座。
  2. 【請求項2】請求項1記載のソファーの座において、S
    バネ(3)が角型の枠状の座フレーム(1)の前後の前
    枠(5)と後枠(6)の間の全長に取り付けられたこと
    を特徴とするソファーの座。
JP2001044209A 2001-02-20 2001-02-20 ソファーの座 Pending JP2002238692A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101826277B1 (ko) * 2016-04-28 2018-02-06 주식회사 살리브 탄성보강부재가 구비된 소파
WO2018154828A1 (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 テイ・エス テック株式会社 シート
JP2018135073A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

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