JP2002238359A - 通気、貯水、着脱機能を兼ね備えた水受け皿を有する植木鉢 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 鉢植え植物を室内にて鑑賞する為の植物を枯
らさず、且つ根腐れさせない為の植木鉢を提供する。 【解決手段】 鉢全体１に植えた植物に給水を施した
際、余分な水が流出出来る為に鉢底部５に排水口６を有
し水受皿本体２に、鉢本体１の底部５を置く為の鉢置き
面７と鉢全体１の排水口６により流れた水を通す為の開
口８、通気窓３、鉢全体１の排水口６より流出した水を
開口８を通過し貯水する為の適宜高さの水受皿部４によ
って構成された植木鉢。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は鉢植えの植物を好適
な状態で特に室内にて鑑賞する為の植物を植える為の植
木鉢と重ねて使用出来る水受け皿を兼ね備えた植木鉢に
関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の植木鉢は、植物を植えた鉢に水受
け皿は、鉢の底に鉢底より大きい皿の様な物を敷いて使
用するもので鉢が受け皿内に入る形となり植物に給水を
施すと鉢底から流出した水は、すぐに鉢底の高さを越え
てしまい水で鉢底は、あっとゆう間に浸かってしまう為
すぐに水を捨てなければ皿いっぱいとなり水を捨てて
も、鉢底と皿底とは、間に空間がほとんどない状態で重
なり合っており空間がない為に空気が通らず根は、根腐
れをおこしてしまうという問題点が生じていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので鉢に植えられた植物に十分給水を施す
事が出来、鉢底から流出した水は適宜の容量受けとめる
事が出来、鉢体内に空気を通して、通気性をよくし根腐
れが生じないようにすることである。

【０００４】

【発明が解決するための手段】前記課題を解決する本発
明は、鉢本体１の鉢底部５に、水が流出出来る排水口６
を有し鉢底部５は、安定型であるフラットとなし鉢本体
１の鉢底部５を水受け皿本体２と重ねて使用出来る様そ
の水受け皿本体２の上部に鉢置き面７を有し、その鉢置
き面７には、鉢本体１の鉢底部５に有する排水口６から
の流出した水が、流下する開口８を設け水受け皿本体２
の側面鉢置き面７より下方に、通気窓３、通気窓下方に
水受け皿部４によって構成したものである。

【０００５】

【発明の実施の形態】

【実施例】図１、２、３、４に本発明に係る植木鉢の第
１の実施例を示す。鉢本体１は鉢底部５と排水口６を有
し水受け皿本体２は鉢本体１の鉢底部を置く面７開口
８、通気窓３、水受け皿部４を有し、鉢本体１を水受け
皿本体２に重ねて使用出来る構造である。鉢本体１と水
受け皿本体２の材質は、陶器であっても合成樹脂であっ
てもよく大きさも植物にあわせて大小さまざまな形式
で、色彩も用途に合わせて選べる様、豊富であってよ
い。

【０００６】前述した鉢本体１の鉢底部５は、安定性の
あるフラットな面を有し鉢底部５に設けた排水口６は、
適宜の大きさで数も図では、１個だが小さくして２個３
個でもよく水受け皿本体２の鉢置き面７に有する開口８
が、鉢本体１の排水口６の範囲より適宜、広くなしてい
れば鉢本体１の排水口６より流出する水は水受け皿本体
２の開口８を通過できるので排水口６の大きさ、数も開
口８より内側に納まる範囲内であれば適宜な構造が可能
であり水受け皿部４についても適宜高さを有しておれば
任意の容量受け留めておく事が出来る。

【０００７】水受け皿本体２の鉢置き面７は鉢本体１の
鉢底部５を重ねて置ける安定型のフラットとなし鉢置き
面７に鉢底部５が重ねて設置でき鉢置き面７は水受け皿
本体２の通気窓３より上方に配置する構造となる範囲内
に設ける。

【０００８】通気窓３は、水受け皿本体２の上方側面
に、適宜数、図では長方形だが少し丸みを帯びた形であ
っても良く窓の形は、任意の形態とし、適宜間隔をとっ
て設ける。

【０００９】このように構成された本発名の植木鉢を使
用する場合、鉢本体１に植えた植物に給水を施すと、余
分な水は排水口６から流出し開口８を通り水受け皿部４
に溜まる水は適宜容量を、貯水出来るので、すぐに捨て
なくてもよく鉢底部５から水受け皿部４に貯水した水ま
では適宜高さがある為、鉢底５は水に浸かる心配がない
ので根腐れが生じない。

【００１０】水受け皿部４に溜まった水は、土を介して
流下したものであるので土が混ざって茶色になってお
り、水受け皿は汚れてしまうが、鉢本体１と水受け皿２
は重ねてある構造である為すぐに鉢本体１を降ろし水受
け皿２を簡単に洗う事ができる。

【００１１】前述した鉢本体１と水受け皿本体２は植物
を他の場所へ移動する時も、例えば室内から室内への移
動や、天候が良いと屋外へ植物を運び日光を十分に、当
ててやりたい事も幾度も生じてくる、植物の植え替え等
の手入れも、屋外にて作業する場合がほとんどな為その
折りも、重ねてある構造なので個別にして安全に持運び
ができ且つ室内だけでなく屋外においての使用もなせ
る。

【００１２】通気窓３については、水受け皿本体２の側
面に適宜数間隔を取って設けており鉢本体の底部５は、
水受け皿本体２を下に置いて重ねる構造により水受け皿
本体には適宜高さが設けててある為、通気窓３から空気
が貫通するので風通しが良く十分に空気を供給すること
が出来、根腐れが生じない。

【００１３】

【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、鉢に植えられた植物に十分給水を施
す事が可能になり、余分に流出した水は、適宜容量とな
った時に捨てればよく水を給水する度に捨てるとゆう手
間が省け、植物の根も水に浸かった状態から回避される
為、根腐れする事もなく又汚れた水受け皿は、簡単に洗
う事ができ植物の根には新鮮な空気を通し十分な酸素を
供給する事ができ植物を良好な状態で室内にて鑑賞でき
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係わる通気、貯水、着脱機能を兼備え
た水受け皿を有する植木鉢の第１実施例を示す斜視図

【図２】その分解斜視図

【図３】その鉢本体の断面図

【図４】その水受け皿本体の断面図

【符号の説明】

１ 鉢本体 ２ 水受け皿本体 ３ 通気窓 ４ 水受け皿部 ５ 鉢底部 ６ 鉢本体底部の排水口 ７ 鉢置き面 ８ 開口

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】鉢本体１の鉢底部５に水が流出出来る排水
   口６を有し、鉢底部５は安定型であるフラットとなし鉢
   本体１の鉢底部５を水受け皿本体２と重ねて使様出来る
   様その水受け皿本体２の上部に鉢置き面７を有しその鉢
   置き面７には、鉢本体１の鉢底部５に有する排水口６か
   らの流出した水が流下し、通過する為の開口８、水受け
   皿本体２の側面鉢置き面７より下方に通気窓３、通気窓
   下方に水受け皿部４によって構成された植木鉢。
2. 【請求項２】水受け皿本体２の上部鉢置き面７に、鉢本
   体１の鉢底部５の排水口６より流出した水を通過させる
   為の排水口６より適宜大きい広さを有する開口８を設け
   本体２の水受け皿部４は、流出した水を適宜容量貯水出
   来る高さを有する構造の請求項１記載の植木鉢。
3. 【請求項３】水受け皿本体２に構成された空気を通す通
   気窓３は、根腐れ防止の為適宜数を水受け皿本体２の側
   面に適宜間隔を取り設ける事を特徴とする植木鉢。