JP2002238247A - Dc−dcコンバータ回路 - Google Patents
Dc−dcコンバータ回路Info
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Abstract
ドにおける損失を低減することにより回路全体の効率を
向上する。 【解決手段】 コンバータ回路部1は、入力電圧Vinを
オンオフするトランジスタQ1、リアクトルL2を備え
るとともに、アノードがアースラインに接続され、カソ
ードがリアクトルL1,L2の接続点に接続され、トラ
ンジスタQ1がオフのときにリアクトルL2に蓄積され
たエネルギーを放出するための還流用ダイオードD2、
還流用ダイオードD2に並列接続された電界効果トラン
ジスタQ2を備える。制御回路4は駆動回路3に制御信
号を送出し、トランジスタQ1がオンのときに電界効果
トランジスタQ2が同時にオンにならないように、トラ
ンジスタQ1のオフ期間中に電界効果トランジスタQ2
をオンにする。
Description
コンバータ回路に関するものである。
て、半導体スイッチ素子などからなるスイッチ手段のオ
ンオフを用いたスイッチモードコンバータが知られてい
る。このスイッチモードコンバータは、スイッチング周
波数が高くなるとスイッチング損失が増大するので、そ
のスイッチング損失を低減するために、共振用リアクト
ルおよび共振用コンデンサからなる共振回路を備え、電
圧共振を利用してゼロ電圧でスイッチングを行う方式
や、電流共振を利用してゼロ電流でスイッチングを行う
方式などを採用することが多い。
回路図で、同図では全波形ゼロ電流スイッチング方式の
降圧形コンバータを示している。
電界効果トランジスタQ11と、電流を逆方向に流すべ
くトランジスタQ11と逆並列に接続されたダイオード
D11と、トランジスタQ11に直列に接続された共振
用リアクトルL11と、共振用コンデンサC11と、リ
アクトルL12およびコンデンサC12からなる低域通
過フィルタを備えており、この低域通過フィルタによ
り、チョッピングによって得られる出力電圧の脈動が抑
制されて平滑される。還流用ダイオードD12は、トラ
ンジスタQ11がオフしたときに、リアクトルL12に
蓄積されているエネルギーを放出して電圧出力を継続さ
せるためのものである。
その順方向電圧に比例するが、ダイオードの順方向電圧
は、一般に、例えば0.8Vと比較的高い。一方、上記従
来のDC−DCコンバータ回路におけるトランジスタQ
11の損失は、電流共振を利用しているために比較的小
さい。従って、上記従来のDC−DCコンバータ回路に
おいて、還流用ダイオードD12の損失が回路全体の損
失に占める割合は、比較的大きいものとなっている。そ
こで、還流用ダイオードD12の損失を低減することに
より、DC−DCコンバータ回路の回路全体の効率を向
上することが望まれている。
小さい)ダイオードとして、ショットキ・バリア・ダイ
オードが知られている(例えば0.4V前後)。しかし、
このショットキ・バリア・ダイオードは、耐電圧が比較
的低く、リーク電流が比較的大きいために、耐久性や発
熱などを考慮するとDC−DCコンバータ回路の回路部
品として採用するのは困難である。
C−DCコンバータ回路の還流用ダイオードにおける損
失を低減することにより回路全体の効率を向上したDC
−DCコンバータ回路を提供することを目的とする。
子間への入力電圧をオンオフするスイッチ手段と、共振
用リアクトルおよび共振用コンデンサからなる共振回路
と、出力電圧を平滑するための平滑用リアクトルと、上
記入力端子間において上記スイッチ手段に直列に接続さ
れ、上記スイッチ手段がオフのときに上記平滑用リアク
トルに蓄積されたエネルギーを放出するための還流用ダ
イオードと、上記スイッチ手段をオンオフする第1駆動
手段とを備えたスイッチング方式のDC−DCコンバー
タ回路において、上記還流用ダイオードに並列接続さ
れ、オン抵抗が当該還流用ダイオードより低い半導体ス
イッチ素子と、この半導体スイッチ素子をオンオフする
第2駆動手段と、上記第1駆動手段および第2駆動手段
に制御信号を送出して、上記半導体スイッチ素子のオン
期間が上記スイッチ手段のオフ期間に含まれるように上
記スイッチ手段および上記半導体スイッチ素子のオンオ
フを制御する制御手段とを備えたものである(請求項
1)。
チ手段がオンオフされると直流入力電圧がチョッピング
され、平滑用リアクトルにより平滑された直流出力電圧
が得られる。ここで、スイッチ手段がオフのときには、
平滑用リアクトルに蓄積されたエネルギーは、還流用ダ
イオードを介して放出されるが、当該スイッチ手段のオ
フ期間中で、還流用ダイオードに並列接続された半導体
スイッチ素子がオンのときは、還流用ダイオードに比べ
てオン抵抗が低い半導体スイッチ素子を介して放出され
て、直流出力電圧が継続して得られる。
からなる共振回路による共振によりスイッチ手段の損失
は低くなっているが、還流用ダイオードに代えて半導体
スイッチ素子を介してエネルギーを放出することにより
回路損失がさらに低下し、これによって回路の効率が向
上することとなる。
半導体スイッチ素子は、還流用ダイオードが入力端子間
においてスイッチ手段に直列に接続されているので、ス
イッチ手段と入力端子間において直列に接続されること
になるが、半導体スイッチ素子のオン期間がスイッチ手
段のオフ期間に含まれるように制御されるので、両者が
同時にオンになることによる入力端子間での短絡状態は
回避される。
が低い半導体スイッチ素子として、例えば電界効果トラ
ンジスタ、バイポーラトランジスタ、IGBTなどを採
用することができる。
電圧を検出し、検出された出力電圧と設定値との電圧差
に応じた周波数のパルス周波数変調信号を出力する周波
数制御手段を備え、上記制御手段は、上記第1駆動手段
に制御信号を送出して上記スイッチ手段を上記パルス周
波数変調信号と同一の周期でオンオフさせるものであっ
て、上記スイッチ手段をオフからオンに切り換える指示
信号を送出し、その後、上記スイッチ手段に共振電流が
流れていないときに当該スイッチ手段をオンからオフに
切り換える指示信号を送出するスイッチ制御手段と、上
記第2駆動手段に制御信号を送出して上記半導体スイッ
チ素子を上記パルス周波数変調信号と同一の周期でオン
オフさせるものであって、上記パルス周波数変調信号の
エッジに基づき上記半導体スイッチ素子をオンからオフ
に切り換える指示信号を送出し、上記スイッチ制御手段
により上記スイッチ手段をオンからオフに切り換える指
示信号が送出された後、上記半導体スイッチ素子をオフ
からオンに切り換える指示信号を送出する同期制御手段
とを備えたもので、上記スイッチ制御手段は、上記同期
制御手段により上記半導体スイッチ素子をオンからオフ
に切り換える指示信号が送出された後、上記スイッチ手
段をオフからオンに切り換える指示信号を送出するもの
であるとしてもよい(請求項2)。
のエッジに基づき半導体スイッチ素子をオンからオフに
切り換える指示信号が送出された後、スイッチ手段をオ
フからオンに切り換える指示信号が送出され、さらに、
スイッチ手段をオンからオフに切り換える指示信号が送
出された後、半導体スイッチ素子をオフからオンに切り
換える指示信号が送出されるので、共振型DC−DCコ
ンバータで一般的に用いられるパルス周波数変調信号を
出力する周波数制御手段を備えた簡易な構成で、スイッ
チ手段および半導体スイッチ素子が同時にオンになるこ
とにより入力端子間が短絡状態になるのを回避すること
が可能になる。
周波数制御手段から出力されるパルス周波数変調信号を
所定時間だけ遅延した遅延パルス信号を出力する遅延手
段を備え、上記同期制御手段は、上記パルス周波数変調
信号におけるエッジに同期して上記半導体スイッチ素子
をオンからオフに切り換える指示信号を送出し、上記ス
イッチ制御手段は、当該エッジの所定時間後の上記遅延
パルス信号におけるエッジに同期して上記スイッチ手段
をオフからオンに切り換える指示信号を送出し、上記同
期制御手段は、上記スイッチ制御手段により上記スイッ
チ手段をオフからオンに切り換える指示信号が送出され
た上記遅延パルス信号におけるエッジの当該遅延パルス
信号における次のエッジに同期して、上記半導体スイッ
チ素子をオフからオンに切り換える指示信号を送出する
もので、上記周波数制御手段は、上記スイッチ手段をオ
フからオンに切り換える上記遅延パルス信号におけるエ
ッジから当該遅延パルス信号における次のエッジまでの
時間が上記スイッチ手段のオン時間より大きい値になる
ようなデューティ比のパルス周波数変調信号を出力する
もので、上記所定時間は、上記同期制御手段により上記
半導体スイッチ素子をオンからオフに切り換える指示信
号が送出された時点から当該半導体スイッチ素子がオフ
状態に移行するまでに要する時間より長い時間に設定さ
れているとしてもよい(請求項3)。
におけるエッジに同期して半導体スイッチ素子をオンか
らオフに切り換える指示信号が送出され、当該エッジの
所定時間後の遅延パルス信号におけるエッジに同期して
スイッチ手段をオフからオンに切り換える指示信号が送
出されるが、所定時間は、半導体スイッチ素子をオンか
らオフに切り換える指示信号が送出された時点から当該
半導体スイッチ素子がオフ状態に移行するまでに要する
時間より長い時間に設定されているので、スイッチ手段
がオンに切り換えられる時点では、半導体スイッチ素子
は既にオフ状態に移行しており、両者のオン状態が重な
ることはない。
てスイッチ手段がオフからオンに切り換えられた後、共
振電流が流れていないときにスイッチ手段をオンからオ
フに切り換える指示信号が送出される一方、そのエッジ
の次のエッジに同期して半導体スイッチ素子をオフから
オンに切り換える指示信号が送出される。
り換える遅延パルス信号におけるエッジから当該遅延パ
ルス信号における次のエッジまでの時間がスイッチ手段
のオン時間より大きい値になるようなデューティ比のパ
ルス周波数変調信号が出力されているので、半導体スイ
ッチ素子がオンに切り換えられる時点では、スイッチ手
段は既にオフに切り換えられており、両者のオン状態が
重なることはない。
だけの簡易な構成で、スイッチ手段および半導体スイッ
チ素子が同時にオンになることにより入力端子間が短絡
状態になるのを確実に回避することが可能になる。
力電圧を降圧して出力する降圧形コンバータである場合
には、スイッチ手段のオン時間はパルス周波数変調信号
の半周期未満になるので、パルス周波数変調信号のデュ
ーティ比を例えば50%に設定しておけばよい。
周波数制御手段から出力されるパルス周波数変調信号を
所定時間だけ遅延した遅延パルス信号を出力する遅延手
段と、上記共振用コンデンサの両端に発生するコンデン
サ電圧と所定電圧値とを比較し、上記スイッチ手段のオ
ンにより増大したコンデンサ電圧が低下して上記所定電
圧値以下になった時点に検出信号を出力する比較手段と
を備え、上記同期制御手段は、上記パルス周波数変調信
号におけるエッジに同期して上記半導体スイッチ素子を
オンからオフに切り換える指示信号を送出し、上記比較
手段により出力される上記検出信号に同期して上記半導
体スイッチ素子をオフからオンに切り換える指示信号を
送出するもので、上記スイッチ制御手段は、当該エッジ
の所定時間後の上記遅延パルス信号におけるエッジに同
期して上記スイッチ手段をオフからオンに切り換える指
示信号を送出するもので、上記所定時間は、上記同期制
御手段により上記半導体スイッチ素子をオンからオフに
切り換える指示信号が送出された時点から当該半導体ス
イッチ素子がオフ状態に移行するまでに要する時間より
長い時間に設定されており、上記所定電圧値は、上記比
較手段により上記検出信号が出力される時点が、上記ス
イッチ制御手段により上記スイッチ手段をオンからオフ
に切り換える指示信号が送出される時点以降になるよう
に設定されているとしてもよい(請求項4)。
におけるエッジに同期して半導体スイッチ素子をオンか
らオフに切り換える指示信号が送出され、当該エッジの
所定時間後の遅延パルス信号におけるエッジに同期して
スイッチ手段をオフからオンに切り換える指示信号が送
出されるが、所定時間は、半導体スイッチ素子をオンか
らオフに切り換える指示信号が送出された時点から当該
半導体スイッチ素子がオフ状態に移行するまでに要する
時間より長い時間に設定されているので、スイッチ手段
がオンに切り換えられる時点では、半導体スイッチ素子
は既にオフ状態に移行しており、両者のオン状態が重な
ることはない。
てスイッチ手段がオフからオンに切り換えられた後、共
振電流が流れていないときにスイッチ手段をオンからオ
フに切り換える指示信号が送出される一方、スイッチ手
段のオンにより増大したコンデンサ電圧が所定電圧値以
下になった時点に同期して半導体スイッチ素子をオフか
らオンに切り換える指示信号が送出されるが、所定電圧
値は、比較手段により検出信号が出力される時点が、ス
イッチ制御手段によりスイッチ手段をオンからオフに切
り換える指示信号が送出される時点以降になるように設
定されていることから、半導体スイッチ素子がオンに切
り換えられる時点では、スイッチ手段は既にオフに切り
換えられており、両者のオン状態が重なることはない。
チ素子が同時にオンになることにより入力端子間が短絡
状態になるのを回避することが可能になる。
ちアースレベルを採用すると、回路構成が簡易なものと
なるが、請求項4記載の構成において、上記所定電圧値
として正の電圧値を生成する電圧生成手段を備え、上記
比較手段は、上記電圧生成手段により生成される正の電
圧値と上記コンデンサ電圧とを比較するものであるとす
ると(請求項5)、所定電圧値がアースレベルの場合に
比べて検出信号の出力時点が早くなるので、半導体スイ
ッチ素子のオン時間が長くなることから、回路損失をさ
らに低下することが可能になり、これによって回路の効
率をさらに一層向上することができる。
係るDC−DCコンバータ回路の第1実施形態を示す回
路ブロック図である。この回路は、コンバータ回路部1
と、駆動回路2,3と、制御回路4とを備えている。
に印加される直流入力電圧Vinより低い直流出力電圧V
otを生成して出力端子7,8間に接続される負荷9に印
加するもので、公知の全波形ゼロ電流スイッチング方式
の降圧形コンバータを構成している。
レインが入力端子5に接続され、入力電圧Vinをチョッ
ピング(オンオフ)する電界効果トランジスタ(スイッ
チ手段)Q1と、電流を逆方向に流すべくトランジスタ
Q1と逆並列に接続され(すなわちアノードがソースに
接続され、カソードがドレインに接続され)たダイオー
ドD1と、トランジスタQ1に直列に接続された共振用
リアクトルL1と、共振用コンデンサC1と、リアクト
ルL2およびコンデンサC2からなる平滑用の低域通過
フィルタと、アノードがアースラインに接続され、カソ
ードが共振用リアクトルL1とリアクトルL2との接続
点に接続され、トランジスタQ1がオフのときにリアク
トルL2に蓄積されたエネルギーを放出するための還流
用ダイオードD2とから構成されている。上記低域通過
フィルタにより脈動が抑制されて平滑された出力電圧V
otが出力される。
イオードD2に並列接続された電界効果トランジスタ
(半導体スイッチ素子)Q2を備えている。
に従ってトランジスタQ1をオンオフするもので、駆動
回路3は、制御回路4からの制御信号に従ってトランジ
スタQ2をオンオフするものである。
換器などからなり、駆動回路2,3にパルス信号からな
る制御信号を送出してトランジスタQ1,Q2のオンオ
フを制御するもので、以下の機能〜を有する。
なわち共振電流iが反転してダイオードD1に流れてい
るとき)に、トランジスタQ1をオンからオフに切り換
えるゼロ電流スイッチングを行う機能; 検出した出力電圧Votが予め設定された値に一致する
ように、トランジスタQ1のスイッチング周波数を制御
する機能; 上記,により決定されるトランジスタQ1のオン
オフに対して、トランジスタQ1がオンのときに電界効
果トランジスタQ2が同時にオンにならないように、ト
ランジスタQ1のオフ期間中に電界効果トランジスタQ
2をオンにする機能。
ンのときにトランジスタQ2が同時にオンにならないよ
うに、トランジスタQ1のオンからオフへの切換え後に
トランジスタQ2がオフからオンに切り換えられ、トラ
ンジスタQ1がオフからオンに切り換えられる前に、ト
ランジスタQ2がオンからオフに切り換えられる。
ルギーは、トランジスタQ1のオフ期間中において、ト
ランジスタQ2がオフのときは還流用ダイオードD2を
介して放出され、トランジスタQ2がオンのときはトラ
ンジスタQ2を介して放出されて、電圧出力が継続され
ることとなる。
(例えば0.004Ωのものを使用)ため、例えばドレイン
電流が20A時に、電界効果トランジスタのソース・ドレ
イン間の電圧降下は0.1V未満にすることができる。従
って、還流用ダイオードD2に代えて電界効果トランジ
スタQ2を介してリアクトルL2のエネルギーを放出す
ることにより、回路損失を大幅に低減することができ
る。
用ダイオードD2に並列に電界効果トランジスタQ2を
接続し、トランジスタQ1がオフのときに、電界効果ト
ランジスタQ2をオンにするようにしているので、ダイ
オードに比べてオン抵抗の小さい電界効果トランジスタ
を介してリアクトルL2のエネルギーが放出されること
から、回路損失を低減することができ、これによって、
DC−DCコンバータ回路の効率を向上することができ
る。
−DCコンバータ回路の第2実施形態を示す回路ブロッ
ク図、図3は図2の各部〜の信号を示すタイミング
チャートである。なお、図1と同一物には同一符号を付
している。
列に接続された電流検出回路11は、例えばカレントト
ランスからなり、共振用リアクトルL1に流れる共振電
流iを検出するもので、共振電流iに比例する検出値を
比較回路17に送出する。
力電圧Votを検出し、検出された出力電圧Votと設定値
生成回路13で生成される設定値とを比較し、その電圧
差に応じて、出力電圧Votが設定値に維持されるような
周波数のパルス周波数変調信号を、遅延回路14および
合成回路20に送出するものである。また、V/F制御
回路12は、計時のためのクロック同期信号を遅延回路
18に送出する。なお、本実施形態では、図3のに示
すように、V/F制御回路12は、デューティ比50%の
パルス周波数変調信号を出力している。
のパルス周波数変調信号を所定時間T1だけ遅延した遅
延パルス信号を合成回路19,20に送出するものであ
る。
検出される共振電流iのピーク値ipを保持するもの
で、分圧回路16は、保持回路15で保持されているピ
ーク値の所定比(<1)を閾値ithとして比較回路17
に送出するものである。なお、保持回路15は、例えば
コンデンサで構成され、図3のに示すようにピーク値
ipは漸減することになるので、保持回路15が保持す
るピーク値を1周期ごとにリセットする必要はない。
検出される共振電流iと分圧回路16から送られる閾値
ithとを比較して、共振電流iが低下して閾値ith以下
になる(i≦ith)と、その旨の検出信号を遅延回路1
8に送出するものである。
送られてくるクロック同期信号に基づき比較回路17に
よる検出信号の送出時点からの経過時間をカウントし、
所定時間T2が経過した時点でオフ信号を合成回路19
に送出するものである。
送出してトランジスタQ1のオンオフを制御するもの
で、遅延回路14からの遅延パルス信号の立上り(エッ
ジ)に同期してトランジスタQ1をオフからオンに切り
換える指示信号を送出し、遅延回路18からのオフ信号
に同期してトランジスタQ1をオンからオフに切り換え
る指示信号を送出する。
送出してトランジスタQ2のオンオフを制御するもの
で、V/F制御回路12からのパルス周波数変調信号の
立上り(エッジ)に同期してトランジスタQ2をオンか
らオフに切り換える指示信号を送出し、遅延回路14か
らの遅延パルス信号の立下り(エッジ)に同期してトラ
ンジスタQ2をオフからオンに切り換える指示信号を送
出する。
説明する。図3の,に示すように、V/F制御回路
12から出力されるパルス周波数変調信号から所定時間
T1だけ遅延した遅延パルス信号が遅延回路14から出
力される。
同期してトランジスタQ1がオフからオンに切り換えら
れる(図3の)。
振電流iが上昇を開始し、共振電流iのピーク値ipが
保持され、このピーク値ipの所定比(<1)が閾値i
thとされ、共振電流iが低下してi≦ithになった時点
から所定時間T2が経過すると、トランジスタQ1がオ
フにされる(図3の,)。ここで、所定時間T2は
トランジスタQ1がi<0の間にオフになるように設定
されているので、確実にゼロ電流スイッチングが行われ
る。
パルス周波数変調信号の立下り(エッジ)に同期してト
ランジスタQ2がオンからオフに切り換えられ(図3の
,)、遅延回路14から出力される遅延パルス信号
の立下りに同期してトランジスタQ2がオフからオンに
切り換えられる(図3の,)。
ンジスタQ2のオンからオフへの切換時点から所定時間
T1経過後にトランジスタQ1がオフからオンに切り換
えられているので、所定時間T1を、電界効果トランジ
スタQ2がオン状態でオフへの切換指示信号を受けた時
点から完全にオフ状態に移行するまでに要する時間より
長い時間に設定しておくことにより、トランジスタQ2
のオンとトランジスタQ1のオンとが重なることはな
い。
ジスタQ1のオンからオフへの切換時点から時間(T3
−T4)経過後にトランジスタQ2がオフからオンに切
り換えられている。ここで、コンバータ回路部1は降圧
形コンバータであるので、トランジスタQ1のデューテ
ィ比が50%に達することはないことから、常にT3>T
4になる。従って、トランジスタQ1がオフになる前に
トランジスタQ2がオンになることはない。
還流用ダイオードD2に代えて、オン抵抗が低い(例え
ば0.05Ω未満)電界効果トランジスタQ2を介してリア
クトルL2に蓄積されたエネルギーが放出されることと
なり、第1実施形態と同様の効果が得られる。
4からの遅延パルス信号の立上り(エッジ)に同期して
トランジスタQ1をオフからオンに切り換え、遅延回路
18からのオフ信号に同期してトランジスタQ1をオン
からオフに切り換えるとともに、V/F制御回路12か
らのパルス周波数変調信号の立上り(エッジ)に同期し
てトランジスタQ2をオンからオフに切り換え、遅延回
路14からの遅延パルス信号の立下り(エッジ)に同期
してトランジスタQ2をオフからオンに切り換えるよう
にしており、所定時間T1を、電界効果トランジスタQ
2がオン状態でオフへの切換指示信号を受けた時点から
完全にオフ状態に移行するまでに要する時間より長い時
間に設定しておくことにより、トランジスタQ1,Q2
が同時にオンになって入力端子5,6間が短絡状態にな
るのを、簡易な回路構成で確実に回避することができ
る。
のピーク値ipの所定比を閾値ithとし、共振電流iが
閾値ith以下になった時点から所定時間T2の経過後に
トランジスタQ1をオンからオフに切り換えるようにし
ているので、確実にゼロ電流スイッチングを行うことが
でき、スイッチング損失の増大を未然に防止することが
できる。
変化や経年劣化などにより、共振電流iの大きさや波形
が変化すると、その変化に応じて閾値ithが変化するこ
とになるので、動作環境などの変化によりi=0になる
タイミングが変化した場合でも、確実にゼロ電流スイッ
チングを行うことができる。
−DCコンバータ回路の第3実施形態を示す回路ブロッ
ク図、図5は図4の各部〜の信号を示すタイミング
チャートである。なお、図2と同一物には同一符号を付
し、説明を省略する。
コンデンサ電圧vCを検出し、電圧閾値生成回路22で
生成される閾値(本実施形態では例えばアースレベル、
すなわち0V)と検出したコンデンサ電圧vCとを比較
して、合成回路23に比較結果に応じた信号を送出する
もので、vC>0のときはオフ信号を送出し、トランジ
スタQ1のオンにより増大したコンデンサ電圧vCが低
下してvC≦0になると、オフ信号からオン信号に切り
換える立上りにより検出信号を送出するものである。
送出してトランジスタQ2のオンオフを制御するもの
で、V/F制御回路12からのパルス周波数変調信号の
立上り(エッジ)に同期してトランジスタQ2をオンか
らオフに切り換える指示信号を送出し、比較回路21か
らの検出信号(立上り)に同期してトランジスタQ2を
オフからオンに切り換える指示信号を送出する。
説明する。図5の,に示すように、V/F制御回路
12から出力されるパルス周波数変調信号から所定時間
T1だけ遅延した遅延パルス信号が遅延回路14から出
力される。
ランジスタQ1がオフからオンに切り換えられる(図5
の)。
タQ1がオンからオフに切り換えられて、確実にゼロ電
流スイッチングが行われる(図5の,)。
出力電流Iot以上(i≧Iot)になると、共振用コンデ
ンサC1のコンデンサ電圧vCが上昇を開始して(図5
の)、vC>0になると、比較回路21の出力信号が
オンからオフに切り換えられる(図5の)。そして、
増大したコンデンサ電圧vCが低下して0≦vCになる
と、比較回路21の出力信号がオフからオンに切り換え
られ、これに同期してトランジスタQ2がオフからオン
に切り換えられる(図5の,)。
ンジスタQ2のオンからオフへの切換時点から所定時間
T1経過後にトランジスタQ1がオフからオンに切り換
えられているので、第2実施形態と同様に、所定時間T
1を、電界効果トランジスタQ2がオン状態でオフへの
切換指示信号を受けた時点から完全にオフ状態に移行す
るまでに要する時間より長い時間に設定しておくことに
より、トランジスタQ2のオンとトランジスタQ1のオ
ンとが重なることはない。
ンサ電圧vCが0に戻るのは周期信号である共振電流i
が0に戻った時点から時間T5の経過後であるので、所
定時間T2があまり大きくならないように、例えばトラ
ンジスタQ1のオフ時点がi<0の期間のほぼ中央にな
るように、所定時間T2の大きさを設定しておくことに
より、トランジスタQ2のオンとトランジスタQ1のオ
ンとが重ならないようにすることができる。
還流用ダイオードD2に代えて、オン抵抗が低い(例え
ば0.05Ω未満)電界効果トランジスタQ2を介してリア
クトルL2に蓄積されたエネルギーが放出される。これ
によって、第3実施形態によれば、第1、第2実施形態
と同様の効果を得ることができる。
F制御回路12から出力されるパルス周波数変調信号の
デューティ比を50%としているので、V/F制御回路1
2および遅延回路14からの信号の立上りと立下りを入
れ換えてもよい(すなわち動作を半周期ずらせてもよ
い)。例えば、V/F制御回路12からのパルス周波数
変調信号の立下りに同期してトランジスタQ2をオンか
らオフに切り換え、遅延回路14からの遅延パルス信号
の立上りに同期してトランジスタQ2をオフからオンに
切り換えるようにしてもよい。
数変調信号のデューティ比を50%としているが、これに
限られず、図3の,において、(T3−T4)>0に
なるようなデューティ比であればよい。この場合にも、
トランジスタQ1がオフになる前にトランジスタQ2が
オンになることはない。
成回路22で生成される閾値(所定電圧値)を0V、す
なわちアースレベルとしているが、これに限られず、電
圧閾値生成回路22は、閾値として正の電圧値を生成す
るものとしてもよい。この形態によれば、トランジスタ
Q2のオン時点が第3実施形態の場合に比べて早くなる
ので、トランジスタQ2のオン時間を増大することがで
き、これによって回路の損失をさらに低減することがで
きる。なお、正の電圧値のレベルは、トランジスタのオ
フ時点、すなわち所定時間T2の大きさなどを考慮し
て、トランジスタQ1,Q2が同時にオンにならないよ
うに設定しておけばよい。
ジスタQ1がオンである旨の信号を合成回路23に入力
するように構成するとともに、合成回路23は、当該信
号の入力中には、トランジスタQ2のオンを禁止するよ
うに構成してもよい。これによって、トランジスタQ
1,Q2が同時にオンになって入力端子5,6間が短絡
状態になるのを、より確実に防止することができる。
用ダイオードD2に並列に電界効果トランジスタQ2を
接続しているが、これに限られず、電界効果トランジス
タQ2に代えて、ダイオードに比べてオン抵抗が低い半
導体スイッチ素子、例えばバイポーラトランジスタ、I
GBTなどを採用してもよい。
路部1として、全波形ゼロ電流スイッチング方式の降圧
形コンバータを用いて説明しているが、これに限られ
ず、例えば半波形ゼロ電流スイッチング方式などの他の
DC−DCコンバータに適用することができる。
スイッチ手段がオフのときに平滑用リアクトルに蓄積さ
れたエネルギーを放出するための還流用ダイオードにオ
ン抵抗のより低い半導体スイッチ素子を並列接続し、半
導体スイッチのオン期間がスイッチ手段のオフ期間に含
まれるように制御しているので、スイッチ手段がオフの
ときには、平滑用リアクトルに蓄積されたエネルギーは
還流用ダイオードを介して放出されるが、半導体スイッ
チ素子がオンのときは、還流用ダイオードに比べてオン
抵抗の低い半導体スイッチ素子を介して放出されるの
で、回路損失を低減することができ、これによって回路
効率を向上することができる。
電圧と設定値との電圧差に応じた周波数のパルス周波数
変調信号を出力する周波数制御手段と、上記スイッチ手
段をオフからオンに切り換える指示信号を送出し、その
後、上記スイッチ手段に共振電流が流れていないときに
当該スイッチ手段をオンからオフに切り換える指示信号
を送出するスイッチ制御手段と、上記パルス周波数変調
信号のエッジに基づき上記半導体スイッチ素子をオンか
らオフに切り換える指示信号を送出し、上記スイッチ制
御手段により上記スイッチ手段をオンからオフに切り換
える指示信号が送出された後、上記半導体スイッチ素子
をオフからオンに切り換える指示信号を送出する同期制
御手段とを備え、上記スイッチ制御手段は、上記同期制
御手段により上記半導体スイッチ素子をオンからオフに
切り換える指示信号が送出された後、上記スイッチ手段
をオフからオンに切り換える指示信号を送出するように
しているので、共振型DC−DCコンバータで一般的に
用いられるパルス周波数変調信号を出力する周波数制御
手段を備えた簡易な構成で、スイッチ手段および半導体
スイッチ素子が同時にオンになることにより入力端子間
が短絡状態になるのを回避することができる。
パルス周波数変調信号を所定時間だけ遅延した遅延パル
ス信号を出力する遅延手段を備え、上記同期制御手段
は、上記パルス周波数変調信号におけるエッジに同期し
て上記半導体スイッチ素子をオンからオフに切り換える
指示信号を送出し、上記スイッチ制御手段は、当該エッ
ジの所定時間後の上記遅延パルス信号におけるエッジに
同期して上記スイッチ手段をオフからオンに切り換える
指示信号を送出し、上記同期制御手段は、上記スイッチ
制御手段により上記スイッチ手段をオフからオンに切り
換える指示信号が送出された上記遅延パルス信号におけ
るエッジの当該遅延パルス信号における次のエッジに同
期して、上記半導体スイッチ素子をオフからオンに切り
換える指示信号を送出するもので、上記周波数制御手段
は、上記スイッチ手段をオフからオンに切り換える上記
遅延パルス信号におけるエッジから当該遅延パルス信号
における次のエッジまでの時間が上記スイッチ手段のオ
ン時間より大きい値になるようなデューティ比のパルス
周波数変調信号を出力するもので、上記所定時間は、上
記同期制御手段により上記半導体スイッチ素子をオンか
らオフに切り換える指示信号が送出された時点から当該
半導体スイッチ素子がオフ状態に移行するまでに要する
時間より長い時間に設定されているので、パルス周波数
変調信号を遅延するだけの簡易な構成で、スイッチ手段
および半導体スイッチ素子が同時にオンになることによ
り入力端子間が短絡状態になるのを確実に回避できる。
パルス周波数変調信号を所定時間だけ遅延した遅延パル
ス信号を出力する遅延手段と、上記共振用コンデンサの
両端に発生するコンデンサ電圧と所定電圧値とを比較
し、上記スイッチ手段のオンにより増大したコンデンサ
電圧が低下して上記所定電圧値以下になった時点に検出
信号を出力する比較手段とを備え、上記同期制御手段
は、上記パルス周波数変調信号におけるエッジに同期し
て上記半導体スイッチ素子をオンからオフに切り換える
指示信号を送出し、上記比較手段により出力される上記
検出信号に同期して上記半導体スイッチ素子をオフから
オンに切り換える指示信号を送出するもので、上記スイ
ッチ制御手段は、当該エッジの所定時間後の上記遅延パ
ルス信号におけるエッジに同期して上記スイッチ手段を
オフからオンに切り換える指示信号を送出するもので、
上記所定時間は、上記同期制御手段により上記半導体ス
イッチ素子をオンからオフに切り換える指示信号が送出
された時点から当該半導体スイッチ素子がオフ状態に移
行するまでに要する時間より長い時間に設定され、上記
所定電圧値は、上記比較手段により上記検出信号が出力
される時点が、上記スイッチ制御手段により上記スイッ
チ手段をオンからオフに切り換える指示信号が送出され
る時点以降になるように設定されると、スイッチ手段お
よび半導体スイッチ素子が同時にオンになることにより
入力端子間が短絡状態になるのを回避することができ
る。
V、すなわちアースレベルを採用すると、回路構成を簡
易なものとすることができるが、上記所定電圧値として
正の電圧値を生成する電圧生成手段を備え、上記比較手
段は、上記電圧生成手段により生成される正の電圧値と
上記コンデンサ電圧とを比較するものであるとすると、
所定電圧値がアースレベルの場合に比べて検出信号の出
力時点が早くなるので、半導体スイッチ素子のオン時間
が長くなることから、回路損失をさらに低下することが
でき、これによって回路の効率をさらに一層向上するこ
とができる。
実施形態を示す回路ブロック図である。
実施形態を示す回路ブロック図である。
ートである。
実施形態を示す回路ブロック図である。
ートである。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一対の入力端子間への入力電圧をオンオ
フするスイッチ手段と、共振用リアクトルおよび共振用
コンデンサからなる共振回路と、出力電圧を平滑するた
めの平滑用リアクトルと、上記入力端子間において上記
スイッチ手段に直列に接続され、上記スイッチ手段がオ
フのときに上記平滑用リアクトルに蓄積されたエネルギ
ーを放出するための還流用ダイオードと、上記スイッチ
手段をオンオフする第1駆動手段とを備えたスイッチン
グ方式のDC−DCコンバータ回路において、 上記還流用ダイオードに並列接続され、オン抵抗が当該
還流用ダイオードより低い半導体スイッチ素子と、 この半導体スイッチ素子をオンオフする第2駆動手段
と、 上記第1駆動手段および第2駆動手段に制御信号を送出
して、上記半導体スイッチ素子のオン期間が上記スイッ
チ手段のオフ期間に含まれるように上記スイッチ手段お
よび上記半導体スイッチ素子のオンオフを制御する制御
手段とを備えたことを特徴とするDC−DCコンバータ
回路。 - 【請求項2】 請求項1記載のDC−DCコンバータ回
路において、出力電圧を検出し、検出された出力電圧と
設定値との電圧差に応じた周波数のパルス周波数変調信
号を出力する周波数制御手段を備え、 上記制御手段は、 上記第1駆動手段に制御信号を送出して上記スイッチ手
段を上記パルス周波数変調信号と同一の周期でオンオフ
させるものであって、上記スイッチ手段をオフからオン
に切り換える指示信号を送出し、その後、上記スイッチ
手段に共振電流が流れていないときに当該スイッチ手段
をオンからオフに切り換える指示信号を送出するスイッ
チ制御手段と、 上記第2駆動手段に制御信号を送出して上記半導体スイ
ッチ素子を上記パルス周波数変調信号と同一の周期でオ
ンオフさせるものであって、上記パルス周波数変調信号
のエッジに基づき上記半導体スイッチ素子をオンからオ
フに切り換える指示信号を送出し、上記スイッチ制御手
段により上記スイッチ手段をオンからオフに切り換える
指示信号が送出された後、上記半導体スイッチ素子をオ
フからオンに切り換える指示信号を送出する同期制御手
段とを備えたもので、 上記スイッチ制御手段は、上記同期制御手段により上記
半導体スイッチ素子をオンからオフに切り換える指示信
号が送出された後、上記スイッチ手段をオフからオンに
切り換える指示信号を送出するものであることを特徴と
するDC−DCコンバータ回路。 - 【請求項3】 請求項2記載のDC−DCコンバータ回
路において、上記周波数制御手段から出力されるパルス
周波数変調信号を所定時間だけ遅延した遅延パルス信号
を出力する遅延手段を備え、 上記同期制御手段は、上記パルス周波数変調信号におけ
るエッジに同期して上記半導体スイッチ素子をオンから
オフに切り換える指示信号を送出し、 上記スイッチ制御手段は、当該エッジの所定時間後の上
記遅延パルス信号におけるエッジに同期して上記スイッ
チ手段をオフからオンに切り換える指示信号を送出し、 上記同期制御手段は、上記スイッチ制御手段により上記
スイッチ手段をオフからオンに切り換える指示信号が送
出された上記遅延パルス信号におけるエッジの当該遅延
パルス信号における次のエッジに同期して、上記半導体
スイッチ素子をオフからオンに切り換える指示信号を送
出するもので、 上記周波数制御手段は、上記スイッチ手段をオフからオ
ンに切り換える上記遅延パルス信号におけるエッジから
当該遅延パルス信号における次のエッジまでの時間が上
記スイッチ手段のオン時間より大きい値になるようなデ
ューティ比のパルス周波数変調信号を出力するもので、 上記所定時間は、上記同期制御手段により上記半導体ス
イッチ素子をオンからオフに切り換える指示信号が送出
された時点から当該半導体スイッチ素子がオフ状態に移
行するまでに要する時間より長い時間に設定されている
ことを特徴とするDC−DCコンバータ回路。 - 【請求項4】 請求項2記載のDC−DCコンバータ回
路において、 上記周波数制御手段から出力されるパルス周波数変調信
号を所定時間だけ遅延した遅延パルス信号を出力する遅
延手段と、 上記共振用コンデンサの両端に発生するコンデンサ電圧
と所定電圧値とを比較し、上記スイッチ手段のオンによ
り増大したコンデンサ電圧が低下して上記所定電圧値以
下になった時点に検出信号を出力する比較手段とを備
え、 上記同期制御手段は、上記パルス周波数変調信号におけ
るエッジに同期して上記半導体スイッチ素子をオンから
オフに切り換える指示信号を送出し、上記比較手段によ
り出力される上記検出信号に同期して上記半導体スイッ
チ素子をオフからオンに切り換える指示信号を送出する
もので、 上記スイッチ制御手段は、当該エッジの所定時間後の上
記遅延パルス信号におけるエッジに同期して上記スイッ
チ手段をオフからオンに切り換える指示信号を送出する
もので、 上記所定時間は、上記同期制御手段により上記半導体ス
イッチ素子をオンからオフに切り換える指示信号が送出
された時点から当該半導体スイッチ素子がオフ状態に移
行するまでに要する時間より長い時間に設定されてお
り、 上記所定電圧値は、上記比較手段により上記検出信号が
出力される時点が、上記スイッチ制御手段により上記ス
イッチ手段をオンからオフに切り換える指示信号が送出
される時点以降になるように設定されていることを特徴
とするDC−DCコンバータ回路。 - 【請求項5】 請求項4記載のDC−DCコンバータ回
路において、上記所定電圧値として正の電圧値を生成す
る電圧生成手段を備え、上記比較手段は、上記電圧生成
手段により生成される正の電圧値と上記コンデンサ電圧
とを比較するものであることを特徴とするDC−DCコ
ンバータ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001034823A JP3611794B2 (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | Dc−dcコンバータ回路 |
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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- 2001-02-13 JP JP2001034823A patent/JP3611794B2/ja not_active Expired - Fee Related
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