JP2002236740A - 家族加入型社会保障提供方法、及び家族加入型社会保障提供システム - Google Patents

家族加入型社会保障提供方法、及び家族加入型社会保障提供システム

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JP2002236740A
JP2002236740A JP2001035226A JP2001035226A JP2002236740A JP 2002236740 A JP2002236740 A JP 2002236740A JP 2001035226 A JP2001035226 A JP 2001035226A JP 2001035226 A JP2001035226 A JP 2001035226A JP 2002236740 A JP2002236740 A JP 2002236740A
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Keiichi Aoyama
恵市 青山
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JES KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 家族の中から、有償のサービスを受ける者
と、管理会社の在宅従業員となる者とを、任意に選択可
能とすることにより、家族全体の満足度を高めることが
できる家族加入型社会保障提供システムを提供する。 【解決手段】 家族加入型社会保障提供システムは、管
理側コンピュータ11を備える家族加入型社会保障提供
システムであって、管理側コンピュータは、第一情報及
び第二情報を入力させるための入力用雛型18aを、加
入希望家族の端末装置に出力する雛型出力手段18と、
第一情報を受信すると顧客情報として記憶する顧客登録
手段19と、第二情報を受信すると在宅従業員情報とし
て記憶する従業員登録手段20と、顧客情報に基づいて
顧客対象者を特定しサービスを提供する提供物出力手段
31と、在宅従業員情報に基づいて従業員対象者を特定
し仕事にかかる課題を提供する課題出力手段23とを具
備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家族加入型社会保
障提供方法、及び家族加入型社会保障提供システムに関
するものであり、特に、希望者を厚生年金保険等の社会
保険に加入させることができる家族加入型社会保障提供
方法、及び家族加入型社会保障提供システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】個人の窮乏を防ぎ、生活の安定を図るた
め、わが国では、社会保障を実現する公的保険制度とし
て、社会保険制度が設けられている。現行の社会保険制
度は、医療保険制度と年金制度とに大別される。医療保
険制度には、主に社会健康保険と国民健康保険とがあ
り、年金制度には、主に厚生年金保険と国民年金とがあ
る。
【0003】上記の社会保険制度の中で、社会健康保険
や厚生年金保険については、所定の要件を満たす事業所
に加入が義務付けられている。つまり、その事業所の従
業員は、これらの保険に加入することが可能である。
【0004】しかし、所定の要件を満たさない事業所で
は、社会健康保険や厚生年金保険への加入が義務付けら
れていないため、このような事業所の従業員は、上記の
保険に加入したくても加入できない場合がある。そし
て、この場合には、社会健康保険や厚生年金保険より
も、医療費の負担が大きく、しかも保障の低い、国民健
康保険及び国民年金に加入しなければならない。
【0005】また、個人事業主をはじめ、農漁業者、小
規模事業者、または学生等も、社会健康保険や厚生年金
保険に加入することができない。
【0006】したがって、これらの者は、国民健康保険
及び国民年金への加入が義務付けられ、選択の余地がな
いことから、医療費の負担や保障の内容について不安が
生じても、安心感を手に入れることができなかった。
【0007】そこで、本願出願人等は、社会保険への加
入を希望する加入希望者を、管理会社の在宅従業員とす
ることにより、加入希望者に、各種保険のメリットを享
受させるシステムを提案した。また、このシステムで
は、管理会社が在宅従業員に有償のサービスを提供する
ようにしている。つまり、このサービスにより、在宅従
業員の生活を充実させるとともに、サービスの提供によ
って得られた利益を有効に活用することにより、在宅従
業員における仕事への負担を軽くしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、社会保険への
加入すなわち「管理会社の在宅従業員になりたい」とい
う希望と、「有償のサービスを受けたい」という希望
は、必ずしも一致するものではなかった。例えば、家族
の中において、妻や子供が在宅従業員になることを希望
し、夫がサービスの提供を希望する場合、あるいはその
逆に、夫が在宅従業員になることを希望し、夫以外の者
がサービスの提供を希望する場合等、様々なケースがあ
るが、従来のシステムでは、同一の人物に対して二つの
契約が同時に締結されるため、社会保険への加入または
サービスの提供のいずれか一方を希望する者は、このよ
うなシステムに満足することができず、加入を躊躇する
場合が多かった。
【0009】そこで、本発明は、サービスを受ける者
と、管理会社の在宅従業員となり社会保険に加入する者
とを、家族という集団の中で任意に選ぶことを可能にす
ることにより、家族全体として満足して加入することが
できる家族加入型社会保障提供方法及び家族加入型社会
保障提供システムの提供を課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
家族加入型社会保障提供方法は、有償のサービスを行う
管理会社と、加入希望家族との間で、該加入希望家族の
中の第一人物を、前記サービスを受ける顧客として登録
する第一契約と、前記加入希望家族の中の第二人物を、
前記管理会社の在宅従業員として雇用する第二契約とを
締結し、前記管理会社は、前記第一契約及び前記第二契
約を締結する際、またはその締結後、前記加入希望家族
に、前記第一人物及び前記第二人物を夫々選択させるも
のである。
【0011】したがって、請求項1の発明の家族加入型
社会保障提供方法によれば、管理会社と、加入希望家族
との間で、第一契約及び第二契約が締結される。第一契
約はサービスに関する契約であり、これにより、管理会
社は、加入希望家族の中から選択された第一人物に対し
て、サービス(例えばコンサルタント、ホームページの
作成、生活相談、または講習会への参加等)を有償で提
供することになる。また、第二契約は、加入希望家族の
中から選択された第二人物を、管理会社の在宅従業員と
して雇用する契約であり、これにより、第二人物は、管
理会社の業務に関する仕事(例えば地域情報の提供、新
商品のアイデア、または商品の宣伝等)を自宅等で行う
ことになる。
【0012】このように、第一契約及び第二契約が締結
されることにより、加入希望家族の中の第二人物は、管
理会社の在宅従業員として雇用され、厚生年金や社会健
康保険等の社会保険に加入することが可能になる。ま
た、第一人物は、サービスを利用して生活を充実させる
ことが可能になる。
【0013】請求項2の発明にかかる家族加入型社会保
障提供システムは、有償のサービスを行う管理会社によ
って利用可能な管理側コンピュータを備える家族加入型
社会保障提供システムであって、前記管理側コンピュー
タは、前記サービスを受ける顧客として登録すべき第一
人物に関する第一情報、及び前記管理会社の在宅従業員
として雇用すべき第二人物に関する第二情報を入力させ
るための入力用雛型を、加入希望家族の端末装置に、通
信ネットワークを介して出力する雛型出力手段と、前記
入力用雛型を用いて、前記端末装置から前記第一情報が
送信されると、該第一情報を顧客情報として記憶し、前
記端末装置から前記第二情報が送信されると、該第二情
報を在宅従業員情報として記憶する記憶手段と、該記憶
手段に記憶された前記顧客情報に基づいて前記第一人物
を特定し、該第一人物に前記サービスを提供するサービ
ス提供手段と、前記記憶手段に記憶された前記在宅従業
員情報に基づいて前記第二人物を特定し、該第二人物
に、仕事にかかる課題を提供する課題提供手段とを具備
するものである。
【0014】したがって、請求項2の発明の家族加入型
社会保障提供システムによれば、管理側コンピュータの
雛型出力手段は、入力用雛型を、通信ネットワークを介
して加入希望家族の端末装置に送信する。この入力用雛
型は、加入希望家族の中から選択された第一人物に関す
る第一情報と、第二人物に関する第二情報を入力させる
ものであるため、端末装置では、入力用雛型を用いて第
一情報及び第二情報を入力することが可能になる。
【0015】また、管理側コンピュータの記憶手段は、
入力用雛型に入力された第一情報及び第二情報が、通信
ネットワークを介して送信されると、第一情報及び第二
情報を、夫々顧客情報及び在宅従業員情報として記憶す
る。その後、この記憶手段によって記憶された顧客情報
及び在宅従業員情報に基づいて、管理会社における事務
処理が行われる。つまり、サービス提供手段は、顧客情
報に基づいて第一人物を特定するとともに、特定された
第一人物にサービスを提供する。また、課題提供手段
は、在宅従業員情報に基づいて第二人物を特定するとと
もに、特定された第一人物に、仕事にかかる課題を提供
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
家族加入型社会保障提供システム1について、図1乃至
図5に基づき説明する。図1は家族加入型社会保障提供
システム1における概念を示す説明図であり、図2は家
族加入型社会保障提供システム1の構成を示す説明図で
ある。また、図3は家族加入型社会保障提供システム1
における管理側コンピュータの機能的構成を示すブロッ
ク図であり、図4は端末装置の機能的構成を示すブロッ
ク図である。さらに、図5は家族加入型社会保障提供シ
ステム1における処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【0017】本実施形態の家族加入型社会保障提供シス
テム1は、希望者を社会保険に加入させるとともに、有
償でサービスを提供することを可能にしたシステムであ
って、以下に示す二つの契約を同時に締結することによ
り、成立するものである。
【0018】すなわち、二つの契約とは、図1に示すよ
うに、管理会社2と加入希望家族3との間におけるコン
サルタントサービス契約4及び労務契約5である。ここ
で、管理会社2は、少なくともサービスの提供を業務と
し、更に例えば情報の収集等をも業務とし、在宅従業員
を厚生年金保険等の社会保険に加入させることが可能な
会社である。また、加入希望家族3とは、個人事業主、
農漁業者、小規模事業者、学生、または社会保険に加入
していない事業所の従業員等、すなわち今まで社会保険
に加入したくても加入できなかった者を含む家族であ
る。
【0019】そして、コンサルタントサービス契約4
(以下「コンサルタント契約」と称す)とは、本発明の
第一契約に相当し、加入希望家族3の中から選択された
第一人物すなわち顧客対象者6を、管理会社2のサービ
スを受ける会員として登録することである。
【0020】また、労務契約5とは、本発明の第二契約
に相当し、加入希望家族3の中から選択された第二人物
すなわち従業員対象者7を、管理会社2の在宅従業員と
して雇用し、この従業員対象者7に管理会社2の業務に
関する仕事を行わせることを合意によって成立させるこ
とである。
【0021】このように、コンサルタント契約4を締結
することにより、顧客対象者6となった第一人物は、管
理会社2からサービスを受けることになる。なお、サー
ビスには、年金のコンサルタント、保険のコンサルタン
ト、ホームページの作成、宣伝広告、生活相談、講習会
への参加、人材の斡旋、及び商品の流通援助等が含まれ
ており、顧客対象者6は、これらのサービスの中から一
つまたは二以上のサービスを選択して受けることができ
る。
【0022】また、労務契約5を締結することにより、
従業員対象者7となった第二人物は、管理会社2の業務
である情報収集に関する仕事、例えば地域情報の提供や
新製品に関するアイデアの提供等、自宅で行える仕事を
行ない、それに対する給料(報酬)を管理会社2から受
けることになる。そして、第二人物は、管理会社2の在
宅従業員となることから、厚生年金保険等の社会保険に
加入することが可能になる。つまり、管理会社2では、
従業員対象者7を社会保険に加入させるための事務が行
なわれ、行政機関8に対して所定の手続きがなされる。
なお、具体的な手続きに関しては、一般に行われている
周知の手続きと同様であるため、詳細な説明を省略す
る。
【0023】なお、加入希望家族3では、顧客対象者6
となる第一人物、及び従業員対象者7となる第二人物
を、加入希望家族3の中から任意に選択することが可能
である。例えば、夫が顧客対象者6となり、妻や子供が
従業員対象者7となることも可能であり、あるいはその
逆に夫が従業員対象者7となり、妻や子供が顧客対象者
6となることも可能である。また、第一人物及び第二人
物の選択は、基本的には契約時に行なわれるが、契約後
に変更することも可能である。
【0024】次に、本実施形態の家族加入型社会保障提
供システム1の構成を具体的に説明する。家族加入型社
会保障提供システム1は、図2に示すように、インター
ネット等のネットワーク10を介して互いに接続され
た、管理側コンピュータ11及び複数の端末装置12か
ら構成されている。ここで、管理側コンピュータ11は
管理会社2が使用可能な状態に設置され、端末装置12
は加入希望家族3が使用可能な状態に設置される。
【0025】管理側コンピュータ11は、サーバーとし
て機能するものである。つまり、端末装置12からの指
示を、ネットワーク10を介して受信し、この指示に応
じた処理を行うものである。ハード構成としては、汎用
のサーバーコンピュータと同様、主記憶装置、演算装
置、及び制御装置から構成される中央処理装置(CP
U)と、キーボードやマウス等、情報を直接入力するた
めの入力装置13(図3参照)と、コンピュータの中で
処理された情報を取出すディスプレイ14等の出力装置
と、ネットワーク10を介してデータの送受信を行うモ
デム等の通信手段とを備えている。
【0026】また、この管理側コンピュータ11には、
情報管理用プログラムがインストールされており、この
プログラムを実行させることにより、以下に示す機能を
有するものになる。
【0027】すなわち、管理側コンピュータ11は、図
3に示すように、端末装置12からネットワーク10を
介してデータ(情報)を受信する受信手段15及びネッ
トワーク10を介して端末装置12へデータを送信する
送信手段16を有する通信制御手段17と、端末装置1
2に入力用雛型18aを出力する雛型出力手段18とを
備えている。なお、この入力用雛型18aには、顧客対
象者6として登録すべき第一人物に関する第一情報、具
体的の第一人物の住所、氏名、職業、及び年齢等を入力
するための欄と、従業員対象者7として登録すべき第二
人物に関する第二情報、具体的には第二人物の住所、氏
名、及び年齢等を入力するための欄が設けられている。
このように、入力用雛型18aを端末装置12に送信す
ることにより、加入希望家族3は入力用雛型18aを用
いて第一情報及び第二情報を入力することが可能にな
る。
【0028】また、管理側コンピュータ11は、端末装
置12から第一情報及び第二情報が送信されると、第一
情報を顧客情報として記憶する顧客登録手段19と、第
二情報を在宅従業員情報として記憶する従業員登録手段
20とを備えている。つまり、顧客登録手段19に記憶
された顧客情報に基づいて顧客対象者6を特定し、従業
員登録手段20に記憶された在宅従業員情報に基づいて
従業員対象者7を特定することが可能になる。ここで、
顧客登録手段19及び従業員登録手段20が本発明の記
憶手段に相当する。
【0029】さらに、管理側コンピュータ11は、仕事
内容にかかる課題を入力装置13を用いて作成するため
の課題作成手段22と、作成された課題を従業員対象者
7に送信する課題出力手段23とを備えている。これに
より、従業員対象者7は、端末装置12によって課題を
認識し、課題に応じた仕事を行なうことが可能になる。
ここで、課題出力手段23が本発明の課題提供手段に相
当する。
【0030】また、管理側コンピュータ11は、従業員
対象者7が行なった仕事、すなわち端末装置12から送
信された個別の情報を収集する情報収集手段24と、収
集された情報を記憶する情報記憶手段25と、この情報
記憶手段25に記憶された個別情報を読出し集計処理す
る集計・処理手段26と、集計された情報を記憶する処
理情報記憶手段27とを備えている。さらに、管理側コ
ンピュータ11は、提供物作成手段28を備えており、
集計処理情報や入力装置13によって直接入力された情
報を用いて、サービスにかかる提供物を作成し、提供物
に関するデータを提供物記憶手段29に記憶する。な
お、提供物としては、電子メール、ホームページ、また
は印刷物等がある。また、前述の課題作成手段22、集
計・処理手段26、及び提供物作成手段28は、表示制
御手段30に接続されており、ディスプレイ14上に情
報を表示する。
【0031】さらに、管理側コンピュータ11は、提供
物出力手段31を備えている。この提供物出力手段31
は、提供物記憶手段29に記憶されているデータを用い
て顧客対象者6にサービスを行なうものであり、提供物
が電子メールの場合には、ネットワーク10を介して端
末装置12に送信し、提供物が印刷物の場合には、デー
タを印刷装置(図示しない)に送信し紙媒体に印刷す
る。ここで、提供物出力手段31が本発明のサービス提
供手段に相当する。
【0032】一方、端末装置12は、ブラウザソフトが
インストールされた汎用のコンピュータであり、図4に
示すように、主記憶装置、演算装置、及び制御装置から
構成される中央処理装置(図示しない)と、受信手段3
5及び送信手段36によってデータの送受信を行う通信
制御手段37と、キーボードやマウス等、情報を直接入
力するための入力装置38と、ディスプレイ39に課題
の内容等を表示させる表示制御手段40とを備えてい
る。
【0033】また、端末装置12は、入力用雛型18a
を認識し記憶する雛型認識手段41を備えている。ま
た、入力用雛型18aに第一情報(顧客対象者6となる
第一人物の情報)と、第二情報(従業員対象者7となる
第二人物の情報)とが入力された際、これらの第一情報
及び第二情報を送信手段36に出力する登録情報出力手
段42を備えている。また、管理側コンピュータ11か
ら送信された課題を記憶する課題記憶手段43と、課題
に対する情報すなわち地域情報や商品のアイデアが従業
員対象者7によって入力されると、この情報を送信手段
36に出力する情報作成手段44とを備えている。さら
に、顧客対象者6に対して送信されたサービスの提供物
を記憶する提供物記憶手段45を備えている。
【0034】次に、本実施形態の家族加入型社会保障提
供システム1の動作、特に管理側コンピュータ11にお
ける処理の流れについて図5に基づき説明する。管理側
コンピュータ11では、いずれかの端末装置12から、
第一人物に関する第一情報を受信すると(ステップS1
においてYES)、第一情報を顧客情報として顧客登録
手段19に記憶する(ステップS2)。この際、新規加
入の加入希望家族3である場合には、その第一情報を新
たな顧客情報として新規登録し、新規ではない場合すな
わち契約後の変更の場合には、顧客登録手段19に記憶
されている顧客情報を更新する。同様に、いずれかの端
末装置12から、第二人物に関する第二情報を受信する
と(ステップS3においてYES)、第二情報を在宅従
業員情報として従業員登録手段20に記憶する(ステッ
プS4)。この際も、新規加入の場合には、その第二情
報を新たな在宅従業員情報として新規登録し、新規では
ない場合には、従業員登録手段20に記憶されている在
宅従業員情報を更新する。
【0035】その後、各従業員対象者7へ課題を提供す
る旨が指示されると(ステップS5においてYES)、
課題出力手段23は課題作成手段22によって作成され
た課題を端末装置12に送信する(ステップS6)。こ
れにより、端末装置12のディスプレイ39に課題が表
示され、従業員対象者7は、表示された課題に従って情
報を入力することが可能となる。
【0036】一方、仕事の成果物として端末装置12か
ら送信された個別情報が、管理側コンピュータ11の受
信手段15によって受信されると(ステップS7におい
てYES)、受信した個別情報を収集して情報記憶手段
25に記憶させる(ステップS8)。つまり、各端末装
置12から個別情報を受信する毎に、情報記憶手段25
に順次記憶させる。その後、収集した情報を集計・処理
する旨の指示があると(ステップS9においてYE
S)、情報記憶手段25から情報を読出し、この読出し
た情報を、集計・処理手段26により集計または編集処
理する(ステップS10)。そして、処理された情報
を、処理情報記憶手段27に記憶する(ステップS1
1)。これにより、管理側コンピュータ11において処
理情報を利用することが可能になる。
【0037】次に、提供物を作成させる旨の指示がある
と(ステップS12においてYES)、提供物作成手段
28により、サービスにかかる提供物を作成し、提供物
記憶手段29に記憶する(ステップS13,ステップS
14)。
【0038】その後、サービスを提供する旨の指示があ
ると(ステップS15においてYES)、顧客対象者6
に対してサービスを行う(ステップS16)。具体的に
は、提供物が電子メールの場合には、ネットワーク10
を介して端末装置12に電子メールを送信する。また、
提供物がホームページであればネットワーク10を介し
て閲覧可能な状態に設定する。さらに、提供物が印刷物
であれば印刷装置によって印刷し郵送する。
【0039】なお、上記の処理中に、終了させる旨の指
示が入力された場合には(ステップS17においてYE
S)全ての処理を終了し、一方、終了させる旨の指示が
ない場合には(ステップS17においてNO)ステップ
S1乃至ステップS16の処理を繰返し行う。
【0040】このように、上記の家族加入型社会保障提
供システム1では、加入希望家族3の中から、顧客対象
者6となる第一人物と、従業員対象者7となる第二人物
とを適宜選ぶことができる。このため、第一人物に対し
てはサービスを提供することにより生活を充実させるこ
とができ、一方、第二人物に対しては在宅従業員として
雇用することにより社会保険に加入する権利を享受させ
ることができる。したがって、家族全体の満足度を高め
ることができる。
【0041】また、上記の家族加入型社会保障提供シス
テム1では、第一人物に関する第一情報、及び第二人物
に関する第二情報を、ネットワーク10を介して登録す
ることができるため、これらの情報を速やかに処理する
ことができる。特に、入力用雛型18aを用いることに
より、情報の入力操作が容易になり、加入希望家族3の
負担を軽くすることができる。
【0042】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0043】すなわち、上記実施形態の家族加入型社会
保障提供システム1では、複数の従業員対象者7から収
集された情報を処理してサービスにかかる提供物を作成
するものを示したが、収集された情報とは関連しないサ
ービスを、顧客対象者6に提供するようにしてもよい。
【0044】また、上記実施形態の家族加入型社会保障
提供システム1では、顧客対象者6となる第一人物を、
加入希望家族3の中から一名のみ選択し登録するものを
示したが、複数の人数を登録することも可能である。
【0045】また、上記実施形態の家族加入型社会保障
提供システム1では、管理会社2が直接、顧客対象者6
にサービスを提供するものを示したが、管理会社2が別
会社にサービス業務を委託し、その別会社によってサー
ビスを提供するようにしてもよい。これによれば、サー
ビスの種類や内容を一層充実させることができ、顧客対
象者6を確実に満足させることが可能になる。さらに、
管理会社2が直接、従業員対象者7を雇用し社会保険等
に加入する形態のものを示したが、管理会社2が人材派
遣会社等の別会社に雇用を委託し、その別会社によって
社会保険等を加入させるようにし、仕事のみを発注する
ようにしてもよい。これによれば、仕事に応じた従業員
を確保でき、従業員対象者7に適した仕事を提供できる
状態で雇用することが可能になる。
【0046】さらに、上記実施形態の家族加入型社会保
障提供システム1では、顧客対象者6と従業員対象者7
とが端末装置12を共用するものを示したが、夫々別の
端末装置を使用するようにしてもよい。つまり、これに
よれば、別居の家族であっても、加入希望家族3とし
て、コンサルタント契約4及び労務契約5を締結するこ
とが可能になる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の家族加
入型社会保障提供方法は、家族の中から、第一人物と第
二人物とを適宜選ぶことが可能となる。このため、第一
人物に対してはサービスによって生活を充実させること
ができ、第二人物に対しては在宅従業員として雇用する
ことにより社会保険に加入させることができる。したが
って、個人のみならず、家族全体として満足度を高める
ことができる。
【0048】請求項2の発明の家族加入型社会保障提供
システムは、管理側コンピュータに登録された顧客情報
及び在宅従業員情報に基づいて、第一人物にサービスが
提供され、第二人物に課題が提供される。このため、第
一人物は、サービスの提供により、生活を充実させるこ
とが可能になり、第二人物は、在宅従業員として仕事を
することが可能になる。また、第一人物に関する第一情
報、及び第二人物に関する第二情報は、入力用雛型に入
力され通信ネットワークを介して送信されるため、これ
らの情報を速やかに処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家族加入型社会保障提供システムにお
ける概念を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施形態である家族加入型社会保障
提供システムの構成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施形態である家族加入型社会保障
提供システムにおける管理側コンピュータの機能的構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態である家族加入型社会保障
提供システムにおける端末装置の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【図5】管理側コンピュータにおける処理の流れを示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 家族加入型社会保障提供システム 2 管理会社 3 加入希望家族 4 コンサルタントサービス契約(第一契約) 5 労務契約(第二契約) 6 顧客対象者(第一人物) 7 従業員対象者(第二人物) 10 ネットワーク(通信ネットワーク) 11 管理側コンピュータ 12 端末装置 18 雛型出力手段 18a 入力用雛型 19 顧客登録手段(記憶手段) 20 従業員登録手段(記憶手段) 23 課題出力手段(課題提供手段) 31 提供物出力手段(サービス提供手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有償のサービスを行う管理会社と、加入
    希望家族との間で、該加入希望家族の中の第一人物を、
    前記サービスを受ける顧客として登録する第一契約と、
    前記加入希望家族の中の第二人物を、前記管理会社の在
    宅従業員として雇用する第二契約とを締結し、 前記管理会社は、前記第一契約及び前記第二契約を締結
    する際、またはその締結後、前記加入希望家族に、前記
    第一人物及び前記第二人物を夫々選択させることを特徴
    とする家族加入型社会保障提供方法。
  2. 【請求項2】 有償のサービスを行う管理会社によって
    利用可能な管理側コンピュータを備える家族加入型社会
    保障提供システムであって、 前記管理側コンピュータは、 前記サービスを受ける顧客として登録すべき第一人物に
    関する第一情報、及び前記管理会社の在宅従業員として
    雇用すべき第二人物に関する第二情報を入力させるため
    の入力用雛型を、加入希望家族の端末装置に、通信ネッ
    トワークを介して出力する雛型出力手段と、 前記入力用雛型を用いて、前記端末装置から前記第一情
    報が送信されると、該第一情報を顧客情報として記憶
    し、前記端末装置から前記第二情報が送信されると、該
    第二情報を在宅従業員情報として記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記顧客情報に基づいて前記第
    一人物を特定し、該第一人物に前記サービスを提供する
    サービス提供手段と、 前記記憶手段に記憶された前記在宅従業員情報に基づい
    て前記第二人物を特定し、該第二人物に、仕事にかかる
    課題を提供する課題提供手段とを具備することを特徴と
    する家族加入型社会保障提供システム。
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