JP2002236090A - 光断層イメージング装置 - Google Patents

光断層イメージング装置

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JP2002236090A
JP2002236090A JP2001367815A JP2001367815A JP2002236090A JP 2002236090 A JP2002236090 A JP 2002236090A JP 2001367815 A JP2001367815 A JP 2001367815A JP 2001367815 A JP2001367815 A JP 2001367815A JP 2002236090 A JP2002236090 A JP 2002236090A
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interference
optical
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JP2001367815A
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English (en)
Inventor
Mamoru Kaneko
守 金子
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
Shuichi Takayama
修一 高山
Kuniaki Kami
邦彰 上
Tsuguo Okazaki
次生 岡▲崎▼
Tetsumaru Kubota
哲丸 窪田
Koji Yasunaga
浩二 安永
Atsushi Osawa
篤 大澤
Ichiji Ohashi
一司 大橋
Yoshinao Ooaki
義直 大明
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】病変の浸潤度を容易に測定できる光断層イメー
ジング装置を提供する。 【解決手段】導光手段から出射される低干渉性光と、被
検体の反射光とを透過する光透過端面を有し、低干渉性
光の焦点位置が光透過端面の表面を観察する位置となる
よう導光手段に対して位置決めされた先端光学部材を備
え、導光手段で導光した反射光と低干渉性光から生成し
た基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干
渉信号を抽出し、前記干渉信号に対する信号処理を行う
と共に、基準光側又は反射光側の光伝搬時間を変化させ
る光伝搬時間変化手段と、被検体側に対して前記低干渉
性光を出射する位置を走査する光出射位置走査手段とに
より、被検体の深さ方向を断層像を構築する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低干渉性光を用い
て被検体に対する断層像を得る光断層イメージング装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から子宮頚癌の診断の為に、コルポ
スコープを用いて子宮頚部の表面の観察が行われる。コ
ルポスコープでは子宮頚部の表面の形態から病変の深さ
方向の浸潤度を推測したり、或いは最も進行していると
思われる部位から生検を行い、組織診断により判定し、
治療方針を決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法では、正診率は悪く(ドクタの習熟度とか生検部位等
に影響される)、レーザによる蒸散・円切等による治療
後の残存の可能性がある等の問題点が存在する。
【0004】また、生検による組織採取は通常1部分の
みであり、病変部分を確実には採取できない可能性があ
る。病変部分を確実に採取するために、広範囲にわたる
組織採取を行うとなると、多数回の生検或いはメス等に
よる広範囲の切除が必要になり、患者の苦痛は大きくな
るという欠点がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、病変の浸潤度を容易に測定できる光断層イメージン
グ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の光断層イメージング装置は、被検体に
照射するための所定の低干渉性光を発生する低干渉性光
発生手段と、前記低干渉性光発生手段により発生した低
干渉性光を前記被検体に出射すると共に、前記低干渉性
光に基づき前記被検体で反射した反射光を導光する導光
手段と、前記導光手段から出射される低干渉性光と前記
被検体で反射した反射光とを透過する光透過端面を有す
ると共に、前記低干渉性光の焦点位置が前記光透過端面
の表面を観察する位置となるよう、前記導光手段に対し
て位置決めされた先端光学部材と、前記導光手段で導光
した反射光と前記低干渉性光から生成した基準光とを干
渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信号を抽出す
る干渉光抽出手段と、前記基準光側又は反射光側の光伝
搬時間を変化させる光伝搬時間変化手段と、被検体側に
対して前記低干渉性光を出射する位置を走査する光出射
位置走査手段と、前記干渉信号に対する信号処理を行う
と共に、前記光伝搬時間変化手段及び前記光出射位置走
査手段により前記被検体の深さ方向を断層像を構築する
信号処理手段と、を有することを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するために本発明の第2の
光断層イメージング装置は、被検体に照射するための所
定の低干渉性光を発生する低干渉性光発生手段と、前記
低干渉性光発生手段により発生した低干渉性光を前記被
検体に出射すると共に、前記低干渉性光に基づき前記被
検体で反射した反射光を導光する導光手段と、前記導光
手段の出射端と前記被検体との間隔が、前記被検体に接
触したときに所定の間隔となるよう、前記導光手段の出
射端側に突出して備えられた先端構成部材と、前記導光
部材で導光した反射光と前記低干渉性光から生成した基
準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応する干渉信
号を抽出する干渉光抽出手段と、前記基準光側又は反射
光側の光伝搬時間を変化させる光伝搬時間変化手段と、
被検体側に対して前記低干渉性光を出射する位置を走査
する光出射位置走査手段と、前記干渉信号に対する信号
処理を行うと共に、前記光伝搬時間変化手段及び前記光
出射位置走査手段により前記被検体の深さ方向を断層像
を構築する信号処理手段と、を有することを特徴とす
る。
【0008】これにより、断層像から病変部分の範囲を
容易に知ることができる。
【0009】従って、生検を必要としない場合のある
し、たとえ生検を行う場合にも、必要となる生検箇所は
必要最小限で済み、患者の苦痛を大幅に軽減できる。ま
た、術者の負担も軽減される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1ないし図3は本発明の第1実施
形態に係り、図1は第1実施形態の光断層イメージング
装置を示し、図2は走査部の構成を示し、図3はモニタ
に患部の像と共に、断層像が表示されることを示す。
【0011】この第1実施形態の光断層イメージング装
置1は生体の子宮頚癌等の患部3を観察可能なコルポス
コープ2と、光断層イメージングを行うために低干渉性
の光を発生してコルポスコープ2側に導光し、患部3側
からの反射光を測定光として参照光と干渉させて検出す
るための光断層像観察装置4と、この光断層像観察装置
4により検出された干渉信号に対する信号処理と、コル
ポスコープ2に取り付けたTVカメラ5に対する信号処
理等を行う信号処理装置6と、信号処理装置6から出力
される映像信号を表示するモニタ7とからなり、このモ
ニタ7にはTVカメラ5で得られた患部3の(表面)観
察像と低干渉性の光による光断層像とがスーパインポー
ズして表示されるようになっている。
【0012】上記コルポスコープ2は双眼であり、図示
しない照明手段による照明光で照明された患部3の光学
像を結ぶために、鏡筒8の先端には口径の大きい共通の
対物レンズ11が取り付けられ、この対物レンズ11に
対向して変倍レンズ12a12b、ビームスプリッタ1
3a,13b、結像レンズ14a,14b、接眼レンズ
15a,15bがそれぞれの光軸上に配置されている。
【0013】上記ビームスプリッタ13aで分岐された
光は結像レンズ16を介してTVカメラ5の図示しない
CCDに像を結ぶ。このTVカメラ5の出力信号は映像
信号処理回路17に入力され、映像信号が生成され、ス
ーパインポーズ回路18により、光断層像観察装置4側
から演算装置19を経た映像信号と混合された後、モニ
タ7に出力され、モニタ7には例えば図3(b)のよう
に表示される。
【0014】他方のビームスプリッタ13bは走査部2
1を経て光断層像観察装置4側からの光が入射されると
共に、患部3側で反射された光をビームスプリッタ13
bを経て光断層像観察装置4側に導光する。この走査部
21は2軸制御部22により、低干渉性の光を2次元的
に走査する。
【0015】上記光断層像観察装置4内には低干渉性の
光を発生する光源としての超高輝度発光ダイオード(以
下、SLDと略記)31が配置されている。このSLD
31は例えば830nmの波長で、例えば可干渉距離が
数10ないし数1000μm程度であり、この光はレン
ズ32a,偏光子32b,レンズ32cを経て所定の偏
波面の直線偏光の光にされ、シングルモード光ファイバ
33aの一方の端面から入射し、他方の端面(先端面と
記す)側に伝送される。
【0016】この光ファイバ33aは途中のPANDA
カップラ34で他方のシングルモード光ファイバ33b
と光学的に結合されている。従って、このカップラ34
部分で2つに分岐されて伝送される。光ファイバ33a
の(カップラ34より)先端側は、ジルコン酸鉛のセラ
ミックス(PZTと略記)35等の圧電素子に巻回され
ている。
【0017】このPZT35は発振器36から駆動信号
が印加され、光ファイバ33aを振動させることにより
伝送される光を変調する変調器37を形成する。この駆
動信号の周波数は例えば5〜20KHzである。変調さ
れた光は光ファイバ33aの先端面から走査部21に出
射される。
【0018】図2に示すように、走査部21には光ファ
イバ33aの先端面に対向して集光レンズ38が配置さ
れ、この集光レンズ38を介してミラー39に入射す
る。このミラー39は第1のモータ41aの軸に設けた
第1のギヤボックス41bの軸に取り付けられ、2軸制
御部22で制御される第1のモータ41aの回転により
矢印Y1のようにミラー39は回転される。
【0019】また、第1のモータ41a及び第1のギヤ
ボックス41bは支持部材41cで支持され、この支持
部材41cは第1のモータ41aの軸と直交するように
配置された第2のギヤボックス41dの軸に取り付けら
れている。この第2のギヤボックス41dは第2のモー
タ41eの軸に設けてある。
【0020】2軸制御部22で制御される第2のモータ
41eが回転されると、ミラー39は矢印Y2のように
回転される。ミラー39が矢印Y1及びY2のように回
転されることにより、ビームスプリッタ13b側に2次
元的に走査された光を導光すると共に、ビームスプリッ
タ13b側からの反射光を光ファイバ33aの先端面に
導光する。
【0021】図1に示すようにビームスプリッタ13b
側に導光された光は変倍レンズ12b,対物レンズ11
を介して患部3側に出射され、患部3を2次元的に走査
し、患部3の内部組織などで反射された光の一部がビー
ムスプリッタ13bを経て光ファイバ33aの先端面に
導光される。
【0022】この光はカップラ34でほぼ半分が光ファ
イバ33bに移り、干渉光検出部44に導かれる。ま
た、この光ファイバ33bはその先端面に取り付けたミ
ラー45で反射された光(SLD31側からの光がカッ
プラ34で分岐された参照光)も伝送し、干渉光検出部
44に導く。つまり、干渉光検出部44側に導かれる光
は光ファイバ33a側に伝送され、患部3で反射された
測定光と、ミラー45で反射された参照光とが混ざった
ものとなる。
【0023】なお、光ファイバ33bにおけるミラー4
5が固定された先端部とカップラ34との間には変調器
37で巻回された光ファイバ33aによる光路長とか、
患部3側に至る光路長とをほぼ補償するための補償リン
グ46が設けてある。光ファイバ33bの後端面から出
射された光はレンズ47で平行光束にされ、検光子48
で上記偏波面の光成分が抽出された後、ハーフミラー4
9で透過光と反射光に分岐される。
【0024】反射光はミラー51で反射され、(さらに
ハーフミラー49で透過された光成分が)レンズ52で
集光されて、光検出器としてのフォトダイオード(PD
と略記)53で受光される。又、ハーフミラー49を透
過した光はX−ステージ54に取り付けたミラー55で
反射され、(さらにハーフミラー49で反射された光成
分が)レンズ52で集光されて、PD53で受光され
る。X−ステージ54は例えばステッピングモータ56
によって光ファイバ33bの端面に対向する方向Xに移
動され、光路長を変化できるようになっている。
【0025】患部3に対する光断層像を得る場合には、
ミラー45、55で反射された光がPD53に入射され
るまでの光路長と、光ファイバ33aを経て患部3側か
ら戻った光がミラー51で反射されてPD53に入射さ
れるまでの光路長とが殆ど等しくなるように設定され
る。
【0026】つまり、ミラー55の位置を変化させて参
照光側の光路長を変えることにより、この参照光側の光
路長と等しくなる測定光側の光路長は患部3の深さ方向
に変化する。そしてこれら光路長が殆ど等しい2つの光
が干渉し、PD53で検出される。
【0027】なお、ハーフミラー49とミラー51まで
の光路長及びハーフミラー49とミラー55までの光路
長は少なくとも低干渉性の光の干渉範囲より常にずれる
ように設定され、例えば測定されるべき光自身がハーフ
ミラー49で透過光と反射光に分岐さらた後にハーフミ
ラー49で混合された場合、干渉が起こらないように設
定されている。
【0028】上記PD53で光電変換された信号は、信
号処理装置6を構成する演算装置19の図示しないロッ
クインアンプ等に発振器36の駆動信号又はこれと同一
位相の信号が参照信号と共に入力され、PD53からの
信号における参照信号と同一周波数の信号成分が抽出さ
れるヘテロダイン検波されると共に、同じ位相の信号成
分が抽出され、さらに検波増幅される。その後、演算装
置19内部の図示しないコンピュータ部に入力される。
【0029】このコンピュータ部には、マウス57によ
る指示座標データと倍率検出回路58から入力される倍
率信号に基づき、図3(a)に示すようにモニタ7上に
表示されるコルポスコープ2によるスコープ画像G1に
スーパインポーズされるカーソルKの範囲の座標を演算
する。
【0030】この座標の演算結果から、走査部21のモ
ータ41a,41eの回転量を決定し、2軸制御部22
を介して回転駆動し、マウス57で指示された範囲を光
走査させる。光走査により得られた信号は図示しない画
像メモリに一時格納され、モータ56の回転によるミラ
ー55の走査により、深さ方向に対する所定の範囲の走
査画像が得られると、画像メモリの画像データを図示し
ない映像信号処理部で光断層像に対応する映像信号にし
て、スーパインポーズ回路18を経てモニタ7に出力さ
れる。
【0031】この実施形態では演算装置19側から光断
層像に対応する映像信号が出力される時にはTVカメラ
5で撮像したスコープ画像G1は縮小され、図3(b)
に示すように光断層像G2と同時に表示される。
【0032】この実施形態によれば、子宮頚部等の患部
3の表面のスコープ画像G1と断層像G2とが同時にモ
ニタ7に表示できるので、病変部位とその病変部位の深
さ方向の広がり範囲を断層像G2から把握できる。この
ため、何回も生検を行うことを必要としないで病変の深
さ方向の範囲を判定できる。従って、(何回も生検を行
うことを必要としないので)、患者の苦痛を軽減できる
し、術者も何回も生検を行わないで済むのでその負担を
軽減できる。
【0033】また、光ファイバ33aにより、走査部2
1を介してコルポスコープ2に導光しているので、鏡筒
8部分を細径化できる。また、ビームスプリッタ13b
に導光する構成にしているので、このビームスプリッタ
13bに着脱可能なユニット化された構成にすることも
できる。この構成にすると、コルポスコープ2を使用す
る場合、光断層像を得るユニット部分を必要に応じて使
用/不使用を選択して使用できる。
【0034】図4は第1実施形態の変形例におけるTV
プローブ61を示す。この変形例では図1のコルポスコ
ープ2の代わりにCCD62を内蔵したTVプローブ6
1が使用されたものである。
【0035】このTVプローブ61は筒状のプローブ本
体63に対物レンズ64、変倍レンズ65、ダイクロイ
ックミラー66、結像レンズ67、CCD62が順次配
置され、CCD62の信号は映像信号処理回路17に入
力される。また、ダイクロイックミラー66の反射光路
側に走査部21が取付られ、光ファイバ33aの光をダ
イクロイックミラー66側に導光すると共に、ダイクロ
イックミラー66側からの光を光ファイバ33a側に導
光するようになっている。
【0036】上記ダイクロイックミラー66は図5に示
すように、波長に対する反射率強度は、可視領域と近赤
外領域との境界波長付近から近赤外領域側の光をほぼ1
00%反射し、可視領域の光はほぼ100%透過する特
性のものが使用される。SLD31の波長は近赤外領域
内に設定され、ダイクロイックミラー66で常に反射さ
れ、可視領域の光で撮像するCCD62には悪影響を与
えない。
【0037】つまり、光ファイバ33aからの光はダイ
クロイックミラー66で反射され、対物レンズ64側に
導光され、対物レンズ64側からダイクロイックミラー
66に戻るSLD31の反射光はダイクロイックミラー
66で反射され、光ファイバ33a側に導光される。一
方、可視領域の光はダイクロイックミラー66を透過
し、CCD62に像を結ぶ。
【0038】その他の構成は第1実施形態と同様であ
る。この変形例では第1実施形態におけるコルポスコー
プ2における肉眼での観察光学系を有しないで、モニタ
7に表示される像を観察することになる。図6はモニタ
7に表示されるCCD62で撮像された画像Gを示す。
モニタ7上で予め決められた部位のみ(この変形例では
中心の指標S)で断層像が観察できる。
【0039】従って、術者は観察を望む部位が中心に位
置するようにTVプローブ61を移動設定する。断層像
の範囲は2軸制御部21の走査範囲内で可変設定でき
る。
【0040】尚、図7に示すように図4の対物レンズ6
4の前にリング状ゴム69を取付け、子宮頚部等の接触
が可能な部位に対してはプローブ先端を押し当てて、光
断層像を得られるようにしても良い。
【0041】図8は本発明の第2実施形態の光断層イメ
ージング装置71を示す。この第2実施形態の光断層イ
メージング装置71は体腔内の任意の部位を観察可能な
内視鏡72と、この内視鏡72に照明光を供給する光源
装置73と、内視鏡72内に設けられた低干渉性の光を
導光する導光部材が接続され、光断層イメージングを行
う光干渉装置74と、この光干渉装置74による光断層
像を表示する表示装置としてのモニタ75とから構成さ
れる。
【0042】上記光干渉装置74は低干渉性の光を用い
て光断層像を生成するための干渉光に対応する電気信号
を得る光干渉部76と、この光干渉部76の電気信号を
信号処理して光断層像に対応する映像信号を生成する信
号処理部77とからなり、この映像信号はモニタ75に
表示される。
【0043】上記内視鏡72は細長で可撓性を有する挿
入部78と、この挿入部78の後端に設けられた太幅の
操作部79とを有し、この操作部79の側部から外部に
ケーブルが延出される。
【0044】挿入部78内にはライトガイド81が挿通
され、ライトガイド81のケーブル側の端部に設けたコ
ネクタを光源装置73に着脱自在で装着できる。装着す
ることにより、光源装置73内部の例えばキセノンラン
プ82の白色照明光がコンデンサレンズ83で集光され
てライトガイド81の端部に供給され、この照明光はラ
イトガイド81により伝送され、挿入部78の先端部8
4の側部に設けた照明窓に固定された他方の端面から挿
入部78の側方に出射される。
【0045】側視用照明窓から出射された照明光によ
り、照明された管腔臓器85等の観察関心部位は照明窓
に隣接する側視の観察窓に取り付けた対物レンズ86に
よってその光学像がその焦点面に結ばれる。この焦点面
の位置にはCCD87が配置され、光学像を光電変換す
る。
【0046】このCCD87はCCD駆動回路88から
CCD駆動信号が印加されることによって、光電変換さ
れた信号が読み出され、ビデオ信号線89を介して映像
信号処理手段としてのビデオプロセッサ(以下、VPと
記す)90に入力される。
【0047】このVP90の出力信号はスーパインポー
ズ回路91を介してモニタ75に出力され、CCD87
で撮像した内視鏡画像を表示する。
【0048】なお、操作部79には図示しない湾曲操作
機構が設けてあり、湾曲操作ノブを操作することによ
り、先端部84の後端に形成された湾曲部を上下、左右
の任意の方向に湾曲できるようになっている。この内視
鏡72にはさらに低干渉性の光を伝送する光ファイバ9
2が挿通されている。
【0049】この光ファイバ92の先端は先端部84の
中心軸上で固定され、この先端面には屈折率分布型レン
ズ(以下セルフォックレンズと記す)93が取り付けら
れている。この光ファイバ92の後端側は光干渉部76
の光ファイバ33aの先端面と接続され、この光ファイ
バ33aを介してSLD31の光が導光される。
【0050】SLD31の光はレンズ32を経てシング
ルモード光ファイバ33aの一方の端面から入射し、他
方の端面側に伝送される。この光ファイバ33aは途中
のカップラ34で他方のシングルモード光ファイバ33
bと光学的に結合されている。従って、このカップラ3
4部分で2つに分岐されて伝送される。光ファイバ33
aの(カップラ34より)先端側は、PZT35等の圧
電素子に巻回されている。
【0051】このPZT35は発振器36から駆動信号
が印加され、光ファイバ33aを振動させることにより
伝送される光を変調する変調器37を形成する。変調さ
れた光は光ファイバ33aの先端面から出射され、この
先端面に接触する光ファイバ92に入射され、先端部8
4側の端面に伝送され、この端面からセルフォックレン
ズ93を経て出射される。
【0052】このセルフォックレンズ93に対向するよ
うに配置されたレンズ94で平行なビームにされ、ギヤ
95に取り付けたプリズム96の斜面で直角方向に反射
され、挿入部78の側方に出射される。このギア95は
中央部分は光を通すように開口が設けられている。この
ギヤ95はモータ97の回転軸に取り付けたギヤ97a
と噛合している。
【0053】従って、モータ97が回転すると、プリズ
ム96が回転されることになり、光ファイバ92で導光
された光は挿入部78の中心軸の周りに放射状に出射さ
れることになる。
【0054】また、このモータ97は裏面にラックを形
成したモータ固定台98に固定されている。このラック
はモータ99の回転軸に取り付けたピニオンギヤ99a
と噛合している。
【0055】そして、モータ99が回転すると、ラック
が移動し、モータ固定台98に固定されたモータ97、
その回転軸に取り付けたギヤ97a、このギヤ97aと
噛合状態を維持するギヤ95が連動して挿入部78の軸
方向、つまり長手方向に移動するようになっている。こ
れらモータ97、99は信号処理部77内の位置制御装
置101によって回転量が制御される。
【0056】上記管腔臓器85で反射された光はプリズ
ム96、レンズ94、セルフォックレンズ93を経て光
ファイバ92の先端面に入射され、この光ファイバ92
の後端面から光光ファイバ33aの先端面に入射され
る。この光はカップラ34でほぼ半分が光ファイバ33
bに移り、光ファイバ33bの先端面に対向配置したミ
ラー45で反射された参照光と共に、干渉光検出部側に
導かれる。
【0057】第1実施形態では干渉光検出部側に参照光
の光路長を変える光路長変化機構を設けていたが、この
実施形態では光ファイバ33bの先端面に光路長変化機
構を設けている。
【0058】つまり、図1の実施形態におけるミラー4
5をX−ステージ54に取り付け、モータ56で参照光
の光路長を変える方向に移動し、この光路長を変えるよ
うにしている。また、光ファイバ33bの先端面とミラ
ー45との間にレンズ45aが配置されている。モータ
56は位置制御装置101によって回転が制御されるよ
うになっている。
【0059】光ファイバ33bの後端面から出射された
光はレンズ52を経てPD53で受光される。PD53
で光電変換された信号は、プリアンプ102で増幅され
た後、信号処理部77のロックインアンプ103の信号
入力端に入力される。このロックインアンプ103の参
照信号入力端には発振器36から参照信号が入力され、
ヘテロダイン検波及び増幅等される。
【0060】このロックインアンプ103の出力はデジ
タルボルトメータ(以下DVMと略記する)104を経
てコンピュータ105に入力され、光ファイバ92で導
光された光によって得られた信号から断層像に対応した
画像データを生成するための制御を行う。
【0061】つまり、位置制御装置101に制御信号を
送り、モータ97、99の回転量を制御し、光ビームの
走査とモータ56の回転制御による光路長の変化を制御
する。光ビームの走査及び光路長の変化において、PD
53から得られる信号を一時画像メモリに格納する。
【0062】例えば1フレーム分の画像データが得られ
ると、VP106に出力し、このVP106は映像信号
に変換し、スーパインポーズ回路91を介してモニタ7
5に出力し、CCD87の画像にスーパインポーズして
光断層像が表示されるようにする。
【0063】また、モータ99を回転してプリズム96
を長手方向に移動した場合には、この移動により測定光
側の光路長が変化するので、位置制御装置101に制御
信号を送り、モータ56を回転させて、前記光路長の変
化分を補償するように制御する。この制御により、光路
長の変化による画像歪を補正する。この実施形態によれ
ば、第1実施形態の効果を有すると共に、3次元的な断
層像が得られるというメリットがある。
【0064】図9は本発明の第3実施形態の光断層イメ
ージング装置111を示す。この第3実施形態の光断層
イメージング装置111は体腔内の任意の部位を観察可
能な内視鏡112と、この内視鏡112に照明光を供給
する光源装置73と、内視鏡112内に設けられた低干
渉性の光を導光する導光部材が接続され、光断層イメー
ジングのための光の発生及び干渉光検出を行う光干渉装
置114と、この光干渉装置114による信号から光断
層像に対応した映像信号の生成等の信号処理を行う信号
処理部115と、この信号処理部115から出力される
映像信号を表示する表示装置としてのモニタ116とか
ら構成される。
【0065】この第3実施形態ではダイクロイックミラ
ー117を用いて内視鏡観察視野内の生体組織118に
対する断層像を得る構成となっている。
【0066】上記内視鏡112は第2実施形態と同様に
挿入部78内にはライトガイド81が挿通され、光源装
置73のランプ82の照明光を伝送し、先端部84に固
定された先端面から照明・観察窓に取り付けたガラス板
119を経て前方の生体組織118側を照明する。この
実施形態ではライトガイド81の先端側は2つに分岐さ
れた構成にしている。
【0067】上記ガラス板119の内側には対物レンズ
86が配置され、CCD87に像を結ぶ。このCCD8
7はCCD駆動回路88で駆動され、光電変換した信号
はビデオ信号線89を介して信号処理部115内のVP
90に入力され、このVP90から出力される映像信号
はスーパインポーズ回路91を介してモニタ116に入
力され、図10に示すようにモニタ116の例えば左側
に生体組織118の(内視鏡)画像を表示する。
【0068】上記対物レンズ86とCCD87の間に
は、対物レンズ86の光軸と45°傾斜させたダイクロ
イックミラー117が配置されている。このダイクロイ
ックミラー117は図5に示すような特性のものが用い
てあり、可視領域の光は透過し、近赤外領域の光は反射
する。このダイクロイックミラー117の反射光路上に
プリズム121が配置されるようになっている。
【0069】このプリズム121は裏面にラックが形成
された可動台122に取り付けられている。この可動台
122には、光ファイバ92の先端が光ファイバ固定部
材で取り付けられ、光ファイバ92の先端面から出射さ
れる光をこのプリズム121で反射してダイクロイック
ミラー117側に導光すると共に、ダイクロイックミラ
ー117で反射された光をこのプリズム121で反射し
て光ファイバ92の先端面に入射されるように導光す
る。
【0070】上記可動台122のラックは、例えば操作
部79に収納したステッピングモータ123の回転軸に
連結されたシャフト124の先端に取り付けたピニオン
ギヤ125と噛合し、このステッピングモータ123が
回転することにより、可動台122は対物レンズ86の
光軸と平行な方向、つまり挿入部78の長手方向に移動
される。
【0071】例えば、図9の状態から、可動台122が
後方側に移動されると、プリズム121も後方に移動さ
れるので、このプリズム121で反射された光は点線で
示すように導光される。従って、プリズム121を移動
することにより、生体組織118側には光が縦方向に走
査され、この走査方向に対応した断層像を得ることがで
きるようにしている。
【0072】上記光ファイバ92の後端は光干渉装置1
14の光ファイバ33aの先端面と接続され、SLD3
1からの低干渉性の光を光ファイバ92側に導光すると
共に、光ファイバ92側からの反射光を光ファイバ33
a側に導光する。
【0073】光干渉装置114ではPD53の出力はロ
ックインアンプ103に入力され、参照信号と同じ位相
の信号成分が抽出され、検波された後、信号処理部11
5内のコンピュータ126に入力される。
【0074】このコンピュータ126はステッピングモ
ータ123の回転及びモータ56の回転を制御する。
又、断層像に対応した映像信号を生成する処理を行い、
スーパインポーズ回路91に出力することにより、図1
0に示すようにモニタ116には内視鏡画像に隣接して
断層像が同時に表示される。
【0075】また、コンピュータ126は内視鏡画像内
に断層像の測定が行われる領域を示すカーソル128を
図10に示すように表示させる。この表示により、断層
像が得られる領域が観察画像上で知ることができるの
で、診断する場合、便利である。このカーソル128は
不要な時には消すことができるようにしている。光干渉
装置114における構成で図8に示す光干渉部76と同
じ構成要素には同じ符号を付けてその説明を省略する。
【0076】この実施形態では内視鏡112の先端面に
は可視の照明光を出射すると共に、可視の観察光を取り
込むガラス板119を設け、図11に示すように挿入部
78の先端面を胃内壁129等の体腔内組織に押し付け
た状態で観察像を得ることができるようになっている。
【0077】又、体腔内組織に押し付けた密着状態で、
ガラス板119を通して光断層像を得るための低干渉性
の光を体腔内組織側に出射すると共に、体腔内組織側で
の反射光を取り込めるようにして、可視の観察視野内の
体腔内組織の中央部分に対する断層像を得られるように
している。この密着させることにより、臓器が動いてい
る場合とか挿入部78の先端が振らつく等した場合に発
生するブレを防止でき、ブレのない鮮明な観察像及び断
層像が得られる。このため、この実施形態では観察系は
おおよそガラス板119の表面を観察するのに適したの
焦点距離に設定している。なお、内視鏡112内を挿通
される光ファイバ92と光干渉装置114の光ファイバ
33aとを一体化した構成にしても良い。
【0078】図12は本発明の第4実施形態の光断層イ
メージング装置131を示す。この第4実施形態におけ
る内視鏡132は図9の内視鏡112においてCCD8
7の光電変換面にイメージガイド133の先端面が配置
され、このイメージガイド133の後端面に対向して結
像レンズ134を配置し、イメージガイド133で伝送
された像をこの結像レンズ134によりその結像位置に
配置したCCD87に結ぶようにしている。
【0079】この実施形態では挿入部78内にイメージ
ガイド133を挿通し、観察像を操作部79側の後端面
に伝送し、レンズ134でCCD87に結像する構成と
なっている。その他は第3実施形態で説明した構成と同
じである。なお、この実施形態ではモニタ116に表示
される内視鏡画像は円形になる。この実施形態の作用・
効果は第3実施形態と殆ど同じである。なお、光路長を
変える場合、基準となる参照光(基準光)側に限らず、
測定光側の光路長を変えるようにしても良い。また、生
体等の被検体の表面の像を得る場合、可視光による像に
限定されるものでなく、赤外、紫外等の像でも良い。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、病
変組織が深さ方向に存在する範囲を容易に判断すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施形態の光断層イメージ
ング装置を示す構成図。
【図2】図2は走査部の構成を示す斜視図。
【図3】図3はモニタに患部の像と共に、断層像が表示
されることを示す説明図。
【図4】図4は第1実施形態の変形例におけるTVプロ
ーブを示す図。
【図5】図5はダイクロイックミラーの分光特性を示す
特性図。
【図6】図6はモニタ画面上に断層像が得られる範囲に
対応した指標が表示されることを示す図。
【図7】図7は図6の変形例におけるTVプローブの先
端側を示す断面図。
【図8】図8は本発明の第2実施形態の光断層イメージ
ング装置を示す構成図。
【図9】図9は本発明の第3実施形態の光断層イメージ
ング装置を示す構成図。
【図10】図10はモニタでの画像表示例を示す図。
【図11】図11は挿入部の先端面を体腔内組織に押し
付けた状態で観察可能であることを示す図。
【図12】図12は本発明の第4実施形態の光断層イメ
ージング装置を示す構成図。
【符号の説明】
1…光断層イメージング装置 2…コルポスコープ 3…患部 4…光断層像観察装置 5…TVカメラ 6…信号処理装置 7…モニタ 8…鏡筒 11…対物レンズ 12a,12b…変倍レンズ 13a,13b…ビームスプリッタ 15a,15b…接眼レンズ 17…映像信号処理回路 18…スーパインポーズ回路 19…演算装置 21…走査部 22…2軸制御部 31…SLD 32b…偏光子 33a,33b…光ファイバ 34…カップラ 35…PZT 36…発振器 37…変調器 39…ミラー 41a,41e…モータ 44…干渉光検出部 48…検光子 49…ハーフミラー 51、55…ミラー 53…PD 54…X−ステージ 56…ステッピングモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高山 修一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上 邦彰 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 岡▲崎▼ 次生 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 窪田 哲丸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安永 浩二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大澤 篤 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大橋 一司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA52 BB05 CC16 FF52 GG06 GG12 GG22 HH09 JJ01 JJ18 LL02 LL04 LL13 LL33 LL34 LL62 MM16 SS13 UU07 2G059 AA06 BB12 BB14 CC16 EE02 EE05 EE09 FF01 FF02 FF08 GG02 GG04 GG06 HH01 HH06 JJ07 JJ11 JJ13 JJ15 JJ17 JJ18 JJ19 JJ22 KK01 KK04 LL01 LL02 LL03 MM01 MM10 PP04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に照射するための所定の低干渉性
    光を発生する低干渉性光発生手段と、 前記低干渉性光発生手段により発生した低干渉性光を前
    記被検体に出射すると共に、前記低干渉性光に基づき前
    記被検体で反射した反射光を導光する導光手段と、 前記導光手段から出射される低干渉性光と前記被検体で
    反射した反射光とを透過する光透過端面を有すると共
    に、前記低干渉性光の焦点位置が前記光透過端面の表面
    を観察する位置となるよう、前記導光手段に対して位置
    決めされた先端光学部材と、 前記導光手段で導光した反射光と前記低干渉性光から生
    成した基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応す
    る干渉信号を抽出する干渉光抽出手段と、 前記基準光側又は反射光側の光伝搬時間を変化させる光
    伝搬時間変化手段と、 被検体側に対して前記低干渉性光を出射する位置を走査
    する光出射位置走査手段と、 前記干渉信号に対する信号処理を行うと共に、前記光伝
    搬時間変化手段及び前記光出射位置走査手段により前記
    被検体の深さ方向を断層像を構築する信号処理手段と、 を有することを特徴とする光断層イメージング装置。
  2. 【請求項2】 被検体に照射するための所定の低干渉性
    光を発生する低干渉性光発生手段と、 前記低干渉性光発生手段により発生した低干渉性光を前
    記被検体に出射すると共に、前記低干渉性光に基づき前
    記被検体で反射した反射光を導光する導光手段と、 前記導光手段の出射端と前記被検体との間隔が、前記被
    検体に接触したときに所定の間隔となるよう、前記導光
    手段の出射端側に突出して備えられた先端構成部材と、 前記導光部材で導光した反射光と前記低干渉性光から生
    成した基準光とを干渉させて、干渉した干渉光に対応す
    る干渉信号を抽出する干渉光抽出手段と、 前記基準光側又は反射光側の光伝搬時間を変化させる光
    伝搬時間変化手段と、 被検体側に対して前記低干渉性光を出射する位置を走査
    する光出射位置走査手段と、 前記干渉信号に対する信号処理を行うと共に、前記光伝
    搬時間変化手段及び前記光出射位置走査手段により前記
    被検体の深さ方向を断層像を構築する信号処理手段と、 を有することを特徴とする光断層イメージング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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