JP2002235905A - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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- JP2002235905A JP2002235905A JP2001033423A JP2001033423A JP2002235905A JP 2002235905 A JP2002235905 A JP 2002235905A JP 2001033423 A JP2001033423 A JP 2001033423A JP 2001033423 A JP2001033423 A JP 2001033423A JP 2002235905 A JP2002235905 A JP 2002235905A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼性の向上を図ること。
【解決手段】 希薄予混合気を噴出する希薄燃焼部20
と、希薄炎口22に近接した第一濃予混合気を噴出する
第一濃燃焼部23と、第一濃炎口25に近接した第二濃
予混合気を噴出する第二濃燃焼部26を夫々独立して備
え、燃料濃度は希薄ノズル30と第一濃ノズル32及び
第二濃ノズル34の各開口径と、希薄入口部29と第一
濃入口部31及び第二濃入口部33の開口面積で正確に
設定できるので、燃焼性が確保できる。また、希薄炎口
22の端部の微小空間に燃焼反応が活発に行われる「高
温・高反応域」が形成されるので、希薄混合気の燃焼割
合を増加させ、または希薄混合気の燃料濃度を小さくす
ることができ、更に低NOx化が図られ、燃焼量可変幅
の拡大が図れる。
と、希薄炎口22に近接した第一濃予混合気を噴出する
第一濃燃焼部23と、第一濃炎口25に近接した第二濃
予混合気を噴出する第二濃燃焼部26を夫々独立して備
え、燃料濃度は希薄ノズル30と第一濃ノズル32及び
第二濃ノズル34の各開口径と、希薄入口部29と第一
濃入口部31及び第二濃入口部33の開口面積で正確に
設定できるので、燃焼性が確保できる。また、希薄炎口
22の端部の微小空間に燃焼反応が活発に行われる「高
温・高反応域」が形成されるので、希薄混合気の燃焼割
合を増加させ、または希薄混合気の燃料濃度を小さくす
ることができ、更に低NOx化が図られ、燃焼量可変幅
の拡大が図れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として家庭用又は
業務用の燃焼装置において特に超低NOx化を図った燃
焼装置に関するものである。
業務用の燃焼装置において特に超低NOx化を図った燃
焼装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃焼装置としては、例え
ば、特許9−2690447号公報に記載されているよ
うなものがあった。図6と図7は、前記公報に記載され
た従来の燃焼装置を示すもものである。
ば、特許9−2690447号公報に記載されているよ
うなものがあった。図6と図7は、前記公報に記載され
た従来の燃焼装置を示すもものである。
【0003】図6と図7において、1はU字形状した希
薄燃焼部で、理論空燃比より燃料の希薄な希薄予混合気
を噴出する細長い希薄炎口2を設けている。3は希薄燃
焼部1を挟むように近接した濃燃焼部で、理論空燃比よ
り燃料の濃い濃予混合気を噴出する細長い濃炎口4を設
けている。5は二次空気室で、希薄燃焼部1と濃燃焼部
3のブロックを複数個設け、それらブロックの間隙であ
り、濃炎口4に近接した二次空気を噴出する二次空気出
口6を設けている。7は燃料と一次空気が流入する希薄
入口部で、燃焼ファン(図示せず)に連通た空気室8に
臨んでいる。9は燃料を噴出する希薄ノズルで、希薄入
口部7に対向している。10は燃料と一次空気が流入す
る濃入口部で、空気室8に臨んでいる。11は燃料を噴
出する濃ノズルで、濃入口部10に対向している。また
12は濃炎口4Aの下流側に設けた点火手段であり、1
3は濃炎口4Bの下流側に設けた火炎検知手段である。
薄燃焼部で、理論空燃比より燃料の希薄な希薄予混合気
を噴出する細長い希薄炎口2を設けている。3は希薄燃
焼部1を挟むように近接した濃燃焼部で、理論空燃比よ
り燃料の濃い濃予混合気を噴出する細長い濃炎口4を設
けている。5は二次空気室で、希薄燃焼部1と濃燃焼部
3のブロックを複数個設け、それらブロックの間隙であ
り、濃炎口4に近接した二次空気を噴出する二次空気出
口6を設けている。7は燃料と一次空気が流入する希薄
入口部で、燃焼ファン(図示せず)に連通た空気室8に
臨んでいる。9は燃料を噴出する希薄ノズルで、希薄入
口部7に対向している。10は燃料と一次空気が流入す
る濃入口部で、空気室8に臨んでいる。11は燃料を噴
出する濃ノズルで、濃入口部10に対向している。また
12は濃炎口4Aの下流側に設けた点火手段であり、1
3は濃炎口4Bの下流側に設けた火炎検知手段である。
【0004】次に、燃焼運転についてを説明する。燃焼
ファンにより空気室8に送風された空気は、希薄入口部
7と濃入口部10から、それぞれ希薄燃焼部1と濃燃焼
部3に一次空気として流入する。同時に、希薄ノズル1
0から噴出した燃料は、希薄入口部7から希薄燃焼部1
に流入し先の一次空気と混合し、希薄予混合気が希薄炎
口2から噴出する。他方、濃ノズル11から噴出した燃
料は濃入口部10から濃燃焼部3に流入し先の一次空気
と混合し、濃予混合気が濃炎口4から噴出する。また、
二次空気出口6からは二次空気が噴出する。
ファンにより空気室8に送風された空気は、希薄入口部
7と濃入口部10から、それぞれ希薄燃焼部1と濃燃焼
部3に一次空気として流入する。同時に、希薄ノズル1
0から噴出した燃料は、希薄入口部7から希薄燃焼部1
に流入し先の一次空気と混合し、希薄予混合気が希薄炎
口2から噴出する。他方、濃ノズル11から噴出した燃
料は濃入口部10から濃燃焼部3に流入し先の一次空気
と混合し、濃予混合気が濃炎口4から噴出する。また、
二次空気出口6からは二次空気が噴出する。
【0005】そして、濃予混合気は点火手段12により
点火し、直ちに希薄予混合気に火移りし、続いて、火炎
検知手段13が濃火炎を検知して、燃焼装置の運転が継
続される。そして濃予混合気は火炎温度が高く、すなわ
ち高NOxだが安定な濃火炎を形成する。他方、希薄予
混合気は、火炎温度が低く、すなわち低NOxではある
が不安定な希薄火炎を形成するが、近接した濃火炎から
熱エネルギ−を供給され燃焼反応を促進させることによ
り全体として低NOxでかつ安定ないわゆる濃淡燃焼を
実現している。
点火し、直ちに希薄予混合気に火移りし、続いて、火炎
検知手段13が濃火炎を検知して、燃焼装置の運転が継
続される。そして濃予混合気は火炎温度が高く、すなわ
ち高NOxだが安定な濃火炎を形成する。他方、希薄予
混合気は、火炎温度が低く、すなわち低NOxではある
が不安定な希薄火炎を形成するが、近接した濃火炎から
熱エネルギ−を供給され燃焼反応を促進させることによ
り全体として低NOxでかつ安定ないわゆる濃淡燃焼を
実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、希薄火炎を濃火炎の熱的エネルギ−で安
定化する方式であるため、濃予混合気の燃焼割合を小さ
くすると希薄火炎が不安定となり、希薄予混合気の燃焼
割合を増加させ更にNOxの低減を図るには限界が存在
するという課題があった。
来の構成では、希薄火炎を濃火炎の熱的エネルギ−で安
定化する方式であるため、濃予混合気の燃焼割合を小さ
くすると希薄火炎が不安定となり、希薄予混合気の燃焼
割合を増加させ更にNOxの低減を図るには限界が存在
するという課題があった。
【0007】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、燃焼性の向上を図った燃焼装置を提供することを目
的とする。
で、燃焼性の向上を図った燃焼装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決すめための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の燃焼装置は希薄予混合気を噴出する
希薄燃焼部と、前記希薄燃焼部に近接した第一濃予混合
気を噴出する第一濃燃焼部と、前記第一濃燃焼部に近接
した第二濃予混合気を噴出する第二濃燃焼部とを夫々独
立して備えたしたものである。
るために、本発明の燃焼装置は希薄予混合気を噴出する
希薄燃焼部と、前記希薄燃焼部に近接した第一濃予混合
気を噴出する第一濃燃焼部と、前記第一濃燃焼部に近接
した第二濃予混合気を噴出する第二濃燃焼部とを夫々独
立して備えたしたものである。
【0009】これによって、第一濃燃焼部から噴出した
第一濃予混合気は第一濃火炎を形成する。第二濃燃焼部
から噴出した第二濃予混合気は第二濃火炎を形成する。
先の第一濃火炎は第二濃火炎により熱分解を受けて、化
学的に活性な中間生成物が多量に発生する。続いて、中
間生成物が拡散によって希薄燃焼部の希薄予混合気を噴
出する基部に供給され、基部の微小空間に燃焼反応が活
発に行われる「高温・高反応域」が形成されるので、希
薄火炎が安定化され燃焼反応も完結できる。また、希薄
燃焼部と第一濃燃焼部及び第二濃燃焼部を夫々独立して
備えたことにより、燃料濃度は正確に設定できる。
第一濃予混合気は第一濃火炎を形成する。第二濃燃焼部
から噴出した第二濃予混合気は第二濃火炎を形成する。
先の第一濃火炎は第二濃火炎により熱分解を受けて、化
学的に活性な中間生成物が多量に発生する。続いて、中
間生成物が拡散によって希薄燃焼部の希薄予混合気を噴
出する基部に供給され、基部の微小空間に燃焼反応が活
発に行われる「高温・高反応域」が形成されるので、希
薄火炎が安定化され燃焼反応も完結できる。また、希薄
燃焼部と第一濃燃焼部及び第二濃燃焼部を夫々独立して
備えたことにより、燃料濃度は正確に設定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、希薄予
混合気を噴出する希薄燃焼部と、前記希薄燃焼部に近接
した第一濃予混合気を噴出する第一濃燃焼部と、前記第
一濃燃焼部に近接した第二濃予混合気を噴出する第二濃
燃焼部とを夫々独立して備えたものである。
混合気を噴出する希薄燃焼部と、前記希薄燃焼部に近接
した第一濃予混合気を噴出する第一濃燃焼部と、前記第
一濃燃焼部に近接した第二濃予混合気を噴出する第二濃
燃焼部とを夫々独立して備えたものである。
【0011】これによって、第一濃燃焼部から噴出した
第一濃予混合気は第一濃火炎を形成する。第二濃燃焼部
から噴出した第二濃予混合気は第二濃火炎を形成する。
先の第一濃火炎は第二濃火炎により熱分解を受けて、化
学的に活性な中間生成物が多量に発生する。続いて、中
間生成物が拡散によって希薄燃焼部の希薄予混合気を噴
出する基部に供給され、基部の微小空間に燃焼反応が活
発に行われる「高温・高反応域」が形成されるので、希
薄火炎が安定化され燃焼反応も完結できる。したがっ
て、希薄混合気の燃焼割合を増加させ、また希薄混合気
の燃料濃度を小さくすることができるので更に低NOx
化が図られ、燃焼量可変幅の拡大が図られ、空気の高速
変動にも追従して安定燃焼を実現できる。また、希薄燃
焼部と第一濃燃焼部及び第二濃燃焼部を夫々独立して備
えたことにより、燃料濃度は正確に設定でき、良好な燃
焼性が確保できる。
第一濃予混合気は第一濃火炎を形成する。第二濃燃焼部
から噴出した第二濃予混合気は第二濃火炎を形成する。
先の第一濃火炎は第二濃火炎により熱分解を受けて、化
学的に活性な中間生成物が多量に発生する。続いて、中
間生成物が拡散によって希薄燃焼部の希薄予混合気を噴
出する基部に供給され、基部の微小空間に燃焼反応が活
発に行われる「高温・高反応域」が形成されるので、希
薄火炎が安定化され燃焼反応も完結できる。したがっ
て、希薄混合気の燃焼割合を増加させ、また希薄混合気
の燃料濃度を小さくすることができるので更に低NOx
化が図られ、燃焼量可変幅の拡大が図られ、空気の高速
変動にも追従して安定燃焼を実現できる。また、希薄燃
焼部と第一濃燃焼部及び第二濃燃焼部を夫々独立して備
えたことにより、燃料濃度は正確に設定でき、良好な燃
焼性が確保できる。
【0012】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の燃焼装置の希薄燃焼部を第一濃入口部から分岐
した第一濃燃焼部で挟み、前記第一濃燃焼部を第二濃入
口部から分岐した第二濃燃焼部で挟むことにより、希薄
燃焼部の両側に位置する第一濃火炎に発生した中間生成
物が拡散によって希薄燃焼部の希薄予混合気を噴出する
両側の基部に供給される。この結果、両側の基部の微小
空間に燃焼反応が活発に行われる「高温・高反応域」が
形成されるので、希薄火炎が安定化され燃焼反応も完結
できる。
に記載の燃焼装置の希薄燃焼部を第一濃入口部から分岐
した第一濃燃焼部で挟み、前記第一濃燃焼部を第二濃入
口部から分岐した第二濃燃焼部で挟むことにより、希薄
燃焼部の両側に位置する第一濃火炎に発生した中間生成
物が拡散によって希薄燃焼部の希薄予混合気を噴出する
両側の基部に供給される。この結果、両側の基部の微小
空間に燃焼反応が活発に行われる「高温・高反応域」が
形成されるので、希薄火炎が安定化され燃焼反応も完結
できる。
【0013】請求項3に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の燃焼装置を希薄燃焼部と第一濃燃焼部及び第二
濃燃焼部から形成した燃焼部群と、前記燃焼部群を複数
個連結した燃焼ユニットと、前記燃焼ユニットの端に位
置する希薄燃焼部を閉塞したことにより、燃焼ユニット
の端には第一濃燃焼部、また、他の端には第二濃燃焼部
が位置することになる。この結果、希薄火炎に比べて第
一濃火炎と第二濃火炎は濃火炎自身安定なので、燃焼ユ
ニットの燃焼性は良好である。
に記載の燃焼装置を希薄燃焼部と第一濃燃焼部及び第二
濃燃焼部から形成した燃焼部群と、前記燃焼部群を複数
個連結した燃焼ユニットと、前記燃焼ユニットの端に位
置する希薄燃焼部を閉塞したことにより、燃焼ユニット
の端には第一濃燃焼部、また、他の端には第二濃燃焼部
が位置することになる。この結果、希薄火炎に比べて第
一濃火炎と第二濃火炎は濃火炎自身安定なので、燃焼ユ
ニットの燃焼性は良好である。
【0014】請求項4に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の燃焼装置を第一濃燃焼部と第二濃燃焼部を一体
構成にした濃燃焼部を設けたことにより、第一濃燃焼部
と第二濃燃焼部を分離していた構造物が省略でき、かつ
組み立てやすくなる。
に記載の燃焼装置を第一濃燃焼部と第二濃燃焼部を一体
構成にした濃燃焼部を設けたことにより、第一濃燃焼部
と第二濃燃焼部を分離していた構造物が省略でき、かつ
組み立てやすくなる。
【0015】請求項5に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の燃焼装置の第一濃入口部と第二濃入口部との連
通空間に抵抗部を設けたことにより、第一濃予混合気と
第二濃予混合気の燃料濃度を自在に設定できる。
に記載の燃焼装置の第一濃入口部と第二濃入口部との連
通空間に抵抗部を設けたことにより、第一濃予混合気と
第二濃予混合気の燃料濃度を自在に設定できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける燃焼装置の正面断面図、図2は、燃焼装置の側面
断面図を示すものである。
おける燃焼装置の正面断面図、図2は、燃焼装置の側面
断面図を示すものである。
【0018】図1と図2において、20は希薄燃焼部
で、希薄混合室21を内包し、理論空燃比より燃料の希
薄な希薄予混合気を噴出する細長い希薄炎口22を設け
ている。23は希薄燃焼部20に近接し独立した第一濃
燃焼部で、第一濃混合室24を内包し、理論空燃比より
燃料の濃い第一濃予混合気を噴出する細長い第一濃炎口
25を設けている。26は第一濃燃焼部23に近接し独
立した第二濃燃焼部で、第二濃混合室27を内包し、第
一濃予混合気よりも燃料の薄い第二濃予混合気(量論比
に近い濃度)を噴出する細長い第二濃炎口28を設けて
いる。
で、希薄混合室21を内包し、理論空燃比より燃料の希
薄な希薄予混合気を噴出する細長い希薄炎口22を設け
ている。23は希薄燃焼部20に近接し独立した第一濃
燃焼部で、第一濃混合室24を内包し、理論空燃比より
燃料の濃い第一濃予混合気を噴出する細長い第一濃炎口
25を設けている。26は第一濃燃焼部23に近接し独
立した第二濃燃焼部で、第二濃混合室27を内包し、第
一濃予混合気よりも燃料の薄い第二濃予混合気(量論比
に近い濃度)を噴出する細長い第二濃炎口28を設けて
いる。
【0019】29は燃料と希薄一次空気が流入する希薄
入口部で、燃料を噴出する希薄ノズル30に対向してい
る。31は燃料と第一濃空気が流入する第一濃入口部
で、燃料を噴出する第一濃ノズル32に対向している。
33は燃料と第二濃空気が流入する第二濃入口部で、燃
料を噴出する第二濃ノズル34に対向している。35は
燃焼ファン(図示せず)に連通た空気室で、希薄入口部
29と第一濃入口部31及び第二濃入口部33が臨んで
いた。36は希薄ノズル30と第一濃ノズル32及び第
二濃ノズル34を設けたガスブロックである。
入口部で、燃料を噴出する希薄ノズル30に対向してい
る。31は燃料と第一濃空気が流入する第一濃入口部
で、燃料を噴出する第一濃ノズル32に対向している。
33は燃料と第二濃空気が流入する第二濃入口部で、燃
料を噴出する第二濃ノズル34に対向している。35は
燃焼ファン(図示せず)に連通た空気室で、希薄入口部
29と第一濃入口部31及び第二濃入口部33が臨んで
いた。36は希薄ノズル30と第一濃ノズル32及び第
二濃ノズル34を設けたガスブロックである。
【0020】37は第一濃入口部31の下流側に開口す
る第一濃予混合気分散連通口で、第一濃入口部31に流
入した燃料と第一濃空気を2箇所の第一濃混合室24に
分散、二分させる。38は第二濃入口部33の下流側に
開口する第二濃予混合気分散連通口で、第二濃入口部3
3に流入した燃料と第二濃空気を二ヶ所の第二濃混合室
27に分散、二分させる。39は第一濃炎口25Aの下
流に設けた点火栓である。40は第一濃炎口25Bの下
流に設けたフレームロッドからなる火炎検知手段であ
る。
る第一濃予混合気分散連通口で、第一濃入口部31に流
入した燃料と第一濃空気を2箇所の第一濃混合室24に
分散、二分させる。38は第二濃入口部33の下流側に
開口する第二濃予混合気分散連通口で、第二濃入口部3
3に流入した燃料と第二濃空気を二ヶ所の第二濃混合室
27に分散、二分させる。39は第一濃炎口25Aの下
流に設けた点火栓である。40は第一濃炎口25Bの下
流に設けたフレームロッドからなる火炎検知手段であ
る。
【0021】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。
て、以下その動作、作用を説明する。
【0022】まず、燃焼ファン(図示せず)から送風さ
れた空気は、大部分の空気が希薄一次空気として空気室
34から希薄入口部29に流入する。他方、残りの空気
は、空気室34から第一濃空気として第一濃入口部31
と第二濃空気として第二濃入口部33に流入する。な
お、空気の量は希薄入口部29、第一濃入口部31及び
第二濃入口部33の各開口面積にほぼ比例する。ただ
し、第二濃入口部33は第一濃入口部31に比べて空気
室34の下流に位置するので、第二空気の量は第一空気
より多く設定されている。
れた空気は、大部分の空気が希薄一次空気として空気室
34から希薄入口部29に流入する。他方、残りの空気
は、空気室34から第一濃空気として第一濃入口部31
と第二濃空気として第二濃入口部33に流入する。な
お、空気の量は希薄入口部29、第一濃入口部31及び
第二濃入口部33の各開口面積にほぼ比例する。ただ
し、第二濃入口部33は第一濃入口部31に比べて空気
室34の下流に位置するので、第二空気の量は第一空気
より多く設定されている。
【0023】同時に、希薄ノズル30から噴出した燃料
は希薄入口部29から希薄混合室21に流入し先の希薄
一次空気と混合し、希薄予混合気が希薄炎口22から噴
出する。また、第一濃ノズル32から噴出した燃料は第
一濃入口部31から第一濃予混合気分散連通口37を介
して第一濃混合室24に流入し、続いて、第一濃炎口2
5から噴出する。かつ、第二濃ノズル34から噴出した
燃料は第二濃入口部33から第二濃予混合気分散連通口
38を介して第二濃混合室27に流入し、続いて、第二
濃炎口28から噴出する。その後、希薄炎口22には希
薄火炎が形成される。また、第一濃炎口25には第一濃
火炎が形成される。更に、第二濃炎口28には第二濃火
炎が形成され、特に燃料濃度が量論比に近いので、燃焼
速度が最も速く、火炎温度が高くなる。
は希薄入口部29から希薄混合室21に流入し先の希薄
一次空気と混合し、希薄予混合気が希薄炎口22から噴
出する。また、第一濃ノズル32から噴出した燃料は第
一濃入口部31から第一濃予混合気分散連通口37を介
して第一濃混合室24に流入し、続いて、第一濃炎口2
5から噴出する。かつ、第二濃ノズル34から噴出した
燃料は第二濃入口部33から第二濃予混合気分散連通口
38を介して第二濃混合室27に流入し、続いて、第二
濃炎口28から噴出する。その後、希薄炎口22には希
薄火炎が形成される。また、第一濃炎口25には第一濃
火炎が形成される。更に、第二濃炎口28には第二濃火
炎が形成され、特に燃料濃度が量論比に近いので、燃焼
速度が最も速く、火炎温度が高くなる。
【0024】これによって、先の第一濃火炎は第二濃火
炎により熱分解を受けて、化学的に活性な中間生成物が
多量に発生する。続いて、中間生成物が拡散によって希
薄炎口22の端部に供給され、端部の微小空間に燃焼反
応が活発に行われる「高温・高反応域」が形成されるの
で、希薄火炎が安定化され燃焼反応も完結できる。した
がって、希薄混合気の燃焼割合を増加させ、また希薄混
合気の燃料濃度を小さくすることができるので更に低N
Ox化が図られ、燃焼量可変幅の拡大が図られ、空気の
高速変動にも追従して安定燃焼を実現できる(例えば、
燃料比は希薄予混合気80%、第一濃予混合気10%、
第二濃予混合気10%程度可能である)。
炎により熱分解を受けて、化学的に活性な中間生成物が
多量に発生する。続いて、中間生成物が拡散によって希
薄炎口22の端部に供給され、端部の微小空間に燃焼反
応が活発に行われる「高温・高反応域」が形成されるの
で、希薄火炎が安定化され燃焼反応も完結できる。した
がって、希薄混合気の燃焼割合を増加させ、また希薄混
合気の燃料濃度を小さくすることができるので更に低N
Ox化が図られ、燃焼量可変幅の拡大が図られ、空気の
高速変動にも追従して安定燃焼を実現できる(例えば、
燃料比は希薄予混合気80%、第一濃予混合気10%、
第二濃予混合気10%程度可能である)。
【0025】以上の結果、濃淡燃焼による低NOxが実
現できる。
現できる。
【0026】以上のように、本実施例においては、希薄
燃焼部20と第一濃燃焼部23及び第二濃燃焼部26を
夫々独立して備えたことにより、第一濃予混合気と第二
濃予混合気の両燃料比を夫々10%と小さくしても、燃
料濃度は希薄ノズル30と第一濃ノズル32及び第二濃
ノズル34の各開口径と、希薄入口部29と第一濃入口
部31及び第二濃入口部33の開口面積で正確に設定で
き、燃焼性が向上し、確保できる。
燃焼部20と第一濃燃焼部23及び第二濃燃焼部26を
夫々独立して備えたことにより、第一濃予混合気と第二
濃予混合気の両燃料比を夫々10%と小さくしても、燃
料濃度は希薄ノズル30と第一濃ノズル32及び第二濃
ノズル34の各開口径と、希薄入口部29と第一濃入口
部31及び第二濃入口部33の開口面積で正確に設定で
き、燃焼性が向上し、確保できる。
【0027】更に、順に希薄火炎と第一濃火炎及び第二
濃火炎を設けたので、希薄炎口22の基部の微小空間に
燃焼反応が活発に行われる「高温・高反応域」が形成さ
れる。この結果、希薄混合気の燃焼割合を増加させ、ま
たは希薄混合気の燃料濃度を小さくすることができるの
で、更に低NOx化が図られ、燃焼量可変幅の拡大が図
られ、空気の高速変動にも追従して安定燃焼を実現でき
る。
濃火炎を設けたので、希薄炎口22の基部の微小空間に
燃焼反応が活発に行われる「高温・高反応域」が形成さ
れる。この結果、希薄混合気の燃焼割合を増加させ、ま
たは希薄混合気の燃料濃度を小さくすることができるの
で、更に低NOx化が図られ、燃焼量可変幅の拡大が図
られ、空気の高速変動にも追従して安定燃焼を実現でき
る。
【0028】なお、先の実施例と逆に第一濃予混合気を
第二濃予混合気よりも燃料の薄く(量論比に近い濃度)
しても、ほぼ同じ効果が得られる。
第二濃予混合気よりも燃料の薄く(量論比に近い濃度)
しても、ほぼ同じ効果が得られる。
【0029】(実施例2)図3は、本発明の実施例2に
おける燃焼装置の正面断面図を示すものである。
おける燃焼装置の正面断面図を示すものである。
【0030】図3において、実施例1の構成とことなる
ところは希薄燃焼部41を第一濃入口部42から二つに
分岐した第一濃燃焼部43で両側から挟み、続いて第一
濃燃焼部43を第二濃入口部44から二つに分岐した第
二濃燃焼部45で更に挟んでいることである。また、4
6は底板47に多数開口する二次空気連通口である。更
に、48は隣合った第二濃燃焼部45外壁の間隙に形成
した二次空気噴出口で、二次空気連通口46に連通して
いる。なお、第一濃炎口49の幅と第二濃炎口50の幅
は夫々実施例1の第一濃炎口25の幅と第二濃炎口28
の幅の約半分である。
ところは希薄燃焼部41を第一濃入口部42から二つに
分岐した第一濃燃焼部43で両側から挟み、続いて第一
濃燃焼部43を第二濃入口部44から二つに分岐した第
二濃燃焼部45で更に挟んでいることである。また、4
6は底板47に多数開口する二次空気連通口である。更
に、48は隣合った第二濃燃焼部45外壁の間隙に形成
した二次空気噴出口で、二次空気連通口46に連通して
いる。なお、第一濃炎口49の幅と第二濃炎口50の幅
は夫々実施例1の第一濃炎口25の幅と第二濃炎口28
の幅の約半分である。
【0031】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。希薄炎口22には
希薄火炎が形成される。また、希薄燃焼部41の両側に
位置する第一濃炎口25には第一濃火炎が形成される。
更に、第一濃炎口25に近接した第二濃炎口22には第
二濃火炎が形成され、特に燃料濃度が量論比に近いの
で、燃焼速度が最も速く、火炎温度が高くなる。先の第
一濃火炎は第二濃火炎により熱分解を受けて、化学的に
活性な中間生成物が多量に発生する。続いて、中間生成
物が拡散によって希薄炎口22の両端部に両側から供給
され、両端部の微小空間に燃焼反応が活発に行われる
「高温・高反応域」が形成されるので、希薄火炎が非常
に安定化され燃焼反応も完結できる。
て、以下その動作、作用を説明する。希薄炎口22には
希薄火炎が形成される。また、希薄燃焼部41の両側に
位置する第一濃炎口25には第一濃火炎が形成される。
更に、第一濃炎口25に近接した第二濃炎口22には第
二濃火炎が形成され、特に燃料濃度が量論比に近いの
で、燃焼速度が最も速く、火炎温度が高くなる。先の第
一濃火炎は第二濃火炎により熱分解を受けて、化学的に
活性な中間生成物が多量に発生する。続いて、中間生成
物が拡散によって希薄炎口22の両端部に両側から供給
され、両端部の微小空間に燃焼反応が活発に行われる
「高温・高反応域」が形成されるので、希薄火炎が非常
に安定化され燃焼反応も完結できる。
【0032】以上のように、本実施例においては、夫々
独立して希薄燃焼部41を二つに分岐した第一濃燃焼部
43で両側から挟み、続いて第一濃燃焼部43を第二濃
入口部44から二つに分岐した第二濃燃焼部45で更に
挟んでいることにより、両端部の微小空間に燃焼反応が
活発に行われる「高温・高反応域」が形成されるので、
希薄火炎が非常に安定化され燃焼反応も完結できる。
独立して希薄燃焼部41を二つに分岐した第一濃燃焼部
43で両側から挟み、続いて第一濃燃焼部43を第二濃
入口部44から二つに分岐した第二濃燃焼部45で更に
挟んでいることにより、両端部の微小空間に燃焼反応が
活発に行われる「高温・高反応域」が形成されるので、
希薄火炎が非常に安定化され燃焼反応も完結できる。
【0033】(実施例3)図1は、本発明の実施例3に
おける燃焼装置の正面断面図を示すものである。
おける燃焼装置の正面断面図を示すものである。
【0034】図1において、希薄燃焼部20と第一濃燃
焼部23及び第二濃燃焼部26から形成した燃焼部群G
と、燃焼部群Gを複数個連結した燃焼ユニットUと、燃
焼ユニットUの最も端に位置する希薄燃焼部20Aの希
薄入口29Aに対向した位置のガスブロック36に希薄
ノズル(図示されていない)を設けていない。
焼部23及び第二濃燃焼部26から形成した燃焼部群G
と、燃焼部群Gを複数個連結した燃焼ユニットUと、燃
焼ユニットUの最も端に位置する希薄燃焼部20Aの希
薄入口29Aに対向した位置のガスブロック36に希薄
ノズル(図示されていない)を設けていない。
【0035】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。燃焼ユニットUの
一端には、第一濃燃焼部23A、また、他の端には第二
濃燃焼部26Aが位置することになる。この結果、希薄
火炎の両側には必ず第一濃火炎と第二濃火炎が存在する
ので、希薄火炎は第一濃火炎と第二濃火炎から熱の供給
を受ける。当然、希薄炎口22の片側端部の微小空間に
燃焼反応が活発に行われる「高温・高反応域」が形成さ
れる。この結果、希薄火炎の燃焼性は維持できる。他
方、希薄火炎に比べて第一濃火炎と第二濃火炎は理論空
燃比より燃料の濃い濃火炎なので、第一濃火炎と第二濃
火炎自身が安定である。これらの結果、燃焼ユニットU
の燃焼性は良好である。
て、以下その動作、作用を説明する。燃焼ユニットUの
一端には、第一濃燃焼部23A、また、他の端には第二
濃燃焼部26Aが位置することになる。この結果、希薄
火炎の両側には必ず第一濃火炎と第二濃火炎が存在する
ので、希薄火炎は第一濃火炎と第二濃火炎から熱の供給
を受ける。当然、希薄炎口22の片側端部の微小空間に
燃焼反応が活発に行われる「高温・高反応域」が形成さ
れる。この結果、希薄火炎の燃焼性は維持できる。他
方、希薄火炎に比べて第一濃火炎と第二濃火炎は理論空
燃比より燃料の濃い濃火炎なので、第一濃火炎と第二濃
火炎自身が安定である。これらの結果、燃焼ユニットU
の燃焼性は良好である。
【0036】以上のように、本実施例においては、燃焼
ユニットUの最も端に位置する希薄入口部29Aに対向
した位置のガスブロック36に希薄ノズルを設けていな
いことにより、希薄火炎の両側には必ず第一濃火炎と第
二濃火炎が存在するので、燃焼ユニットUの燃焼性は良
好である。
ユニットUの最も端に位置する希薄入口部29Aに対向
した位置のガスブロック36に希薄ノズルを設けていな
いことにより、希薄火炎の両側には必ず第一濃火炎と第
二濃火炎が存在するので、燃焼ユニットUの燃焼性は良
好である。
【0037】(実施例4)図4は、本発明の実施例4に
おける燃焼装置の部分正面断面図を示すものである。
おける燃焼装置の部分正面断面図を示すものである。
【0038】図4において、実施例1の構成とことなる
ところは第一濃混合室51と第二濃混合室52を一体
に、かつ内包した濃燃焼部53を設けている。
ところは第一濃混合室51と第二濃混合室52を一体
に、かつ内包した濃燃焼部53を設けている。
【0039】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。分離壁53Aは第
一濃混合室51と第二濃混合室52を分離している。す
なわち、第一濃燃焼部23と第二濃燃焼部26を分離し
ていた夫々の外壁が省略できる。また、燃焼部群Gは希
薄燃焼部20と濃燃焼部53の二部品から形成された
分、組み立てやすくなる。
て、以下その動作、作用を説明する。分離壁53Aは第
一濃混合室51と第二濃混合室52を分離している。す
なわち、第一濃燃焼部23と第二濃燃焼部26を分離し
ていた夫々の外壁が省略できる。また、燃焼部群Gは希
薄燃焼部20と濃燃焼部53の二部品から形成された
分、組み立てやすくなる。
【0040】以上のように、本実施例においては、第一
濃混合室51と第二濃混合室52を一体内包にした濃燃
焼部53を設けていることにより、第一濃燃焼部23と
第二濃燃焼部52を分離していた夫々の外壁が省略で
き、かつ組み立てやすくなる。
濃混合室51と第二濃混合室52を一体内包にした濃燃
焼部53を設けていることにより、第一濃燃焼部23と
第二濃燃焼部52を分離していた夫々の外壁が省略で
き、かつ組み立てやすくなる。
【0041】(実施例5)図5は、本発明の実施例5に
おける燃焼装置の部分側面断面図を示すものである。
おける燃焼装置の部分側面断面図を示すものである。
【0042】図5において、実施例1の構成とことなる
ところは空気室54に、第一濃入口部55と第二濃入口
部56とに対して通路抵抗を付ける抵抗部57を設けた
点である。抵抗部57には第一空気連通口58を開口し
ている。
ところは空気室54に、第一濃入口部55と第二濃入口
部56とに対して通路抵抗を付ける抵抗部57を設けた
点である。抵抗部57には第一空気連通口58を開口し
ている。
【0043】以上のように構成された燃焼装置につい
て、以下その動作、作用を説明する。燃料の変更があっ
た場合、最適な燃焼性を維持するために、第一濃予混合
気及び第二濃予混合気の燃料濃度の変更が必要になる。
その時に、抵抗部57の第一空気連通口58の開口面積
により第一濃入口55に入る第一濃空気と第二濃空気と
の割合を設定できる。すなわち、第一濃予混合気と第二
濃予混合気の燃料濃度を抵抗部57により自在に設定で
きる。
て、以下その動作、作用を説明する。燃料の変更があっ
た場合、最適な燃焼性を維持するために、第一濃予混合
気及び第二濃予混合気の燃料濃度の変更が必要になる。
その時に、抵抗部57の第一空気連通口58の開口面積
により第一濃入口55に入る第一濃空気と第二濃空気と
の割合を設定できる。すなわち、第一濃予混合気と第二
濃予混合気の燃料濃度を抵抗部57により自在に設定で
きる。
【0044】以上のように、本実施例においては、空気
室54に、抵抗部57を設けたことにより、第一濃予混
合気と第二濃予混合気の燃料濃度を自在に設定できる。
室54に、抵抗部57を設けたことにより、第一濃予混
合気と第二濃予混合気の燃料濃度を自在に設定できる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、請求項1〜5に記載の発
明によれば、燃焼性の向上を図ることができる。
明によれば、燃焼性の向上を図ることができる。
【図1】本発明の実施例1、3における燃焼装置の正面
断面図
断面図
【図2】同燃焼装置の側面断面図
【図3】本発明の実施例2における燃焼装置の正面断面
図
図
【図4】本発明の実施例4における燃焼装置の部分正面
断面図
断面図
【図5】本発明の実施例5における燃焼装置の部分側面
断面図
断面図
【図6】従来の燃焼装置の正面断面図
【図7】同燃焼装置の側面断面図
20、41 希薄燃焼部 23、43 第一濃燃焼部 26、45 第二燃焼部 51 第一濃混合室 52 第二濃混合室 53 一体濃燃焼部 55 第一濃入口部 56 第二濃入口部 57 抵抗部 G 燃焼部群 U 燃焼部ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 毛 立群 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K017 AA01 AA03 AA06 AB02 AB10 AC02 AD01 AD03 AD11 3K065 TA01 TA12 TA14 TD05 TH01 TH04
Claims (5)
- 【請求項1】 希薄予混合気を噴出する希薄燃焼部と、
前記希薄燃焼部に近接した第一濃予混合気を噴出する第
一濃燃焼部と、前記第一濃燃焼部に近接した第二濃予混
合気を噴出する第二濃燃焼部とを夫々独立して備えた燃
焼装置。 - 【請求項2】 希薄燃焼部を第一濃入口部から分岐した
第一濃燃焼部で挟み、前記第一濃燃焼部を第二濃入口部
から分岐した第二濃燃焼部で挟む請求項1に記載の燃焼
装置。 - 【請求項3】 希薄燃焼部と第一濃燃焼部及び第二濃燃
焼部から形成した燃焼部群と、前記燃焼部群を複数個連
結した燃焼ユニットと、前記燃焼ユニットの最も端に位
置する希薄燃焼部を閉塞した請求項1に記載の燃焼装
置。 - 【請求項4】 第一濃混合室と第二濃混合室を一体構成
にした一体濃燃焼部を設けた請求項1または2記載の燃
焼装置。 - 【請求項5】 第一濃入口部と第二濃入口部との連通空
間に抵抗部を設けた請求項1または2記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001033423A JP2002235905A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001033423A JP2002235905A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002235905A true JP2002235905A (ja) | 2002-08-23 |
Family
ID=18897175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001033423A Pending JP2002235905A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002235905A (ja) |
-
2001
- 2001-02-09 JP JP2001033423A patent/JP2002235905A/ja active Pending
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