JP2002235877A - プラスチック製給排水管 - Google Patents
プラスチック製給排水管Info
- Publication number
- JP2002235877A JP2002235877A JP2001033056A JP2001033056A JP2002235877A JP 2002235877 A JP2002235877 A JP 2002235877A JP 2001033056 A JP2001033056 A JP 2001033056A JP 2001033056 A JP2001033056 A JP 2001033056A JP 2002235877 A JP2002235877 A JP 2002235877A
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- pipe
- partition
- water feed
- plastic
- cylindrical portion
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- Pending
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- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 給排水に使用されるプラスチック製給排水管
において、水流による騒音の外部遮断機能並びに断熱機
能を備えさせる。 【解決手段及】 内筒部11と、外筒部12と仕切部1
3とを一体成形に形成して、管軸方向に連通した多数の
仕切空間aを備えた二重筒体とした。
において、水流による騒音の外部遮断機能並びに断熱機
能を備えさせる。 【解決手段及】 内筒部11と、外筒部12と仕切部1
3とを一体成形に形成して、管軸方向に連通した多数の
仕切空間aを備えた二重筒体とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給排水に使用されるプ
ラスチック製給排水管に関するものである。
ラスチック製給排水管に関するものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】プラスチ
ック製給排水管は、所定の強度(厚み)を備えた一重筒
体である塩ビ管が多用されている。然しこのような一重
体管では、特に空隙である管内に排水が流れる場合に
は、排水音が発生し、外部には騒音となる。
ック製給排水管は、所定の強度(厚み)を備えた一重筒
体である塩ビ管が多用されている。然しこのような一重
体管では、特に空隙である管内に排水が流れる場合に
は、排水音が発生し、外部には騒音となる。
【0003】また給水管の場合には、外気温が低い場合
には、管表面に結露が生ずるし、露出配管の場合には、
凍結防止や保温目的を実現するのに、露出配管を断熱材
で被覆しなければならない。
には、管表面に結露が生ずるし、露出配管の場合には、
凍結防止や保温目的を実現するのに、露出配管を断熱材
で被覆しなければならない。
【0004】そこで本発明は、騒音遮断や断熱効果を備
えた新規なプラスチック製給排水管を提案したものであ
る。
えた新規なプラスチック製給排水管を提案したものであ
る。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明に係るプラスチック製給
排水管は、内外筒部と、内外筒部との間に連結する多数
の仕切部とを一体成形に形成して、管軸方向に連通した
多数の仕切空間を備えた二重筒体としたことを特徴とす
るものである。従って仕切空間が音の遮断層並びに断熱
層となる。
排水管は、内外筒部と、内外筒部との間に連結する多数
の仕切部とを一体成形に形成して、管軸方向に連通した
多数の仕切空間を備えた二重筒体としたことを特徴とす
るものである。従って仕切空間が音の遮断層並びに断熱
層となる。
【0006】また本発明は、前記二重管において、内筒
部の内周面に、螺旋状突条を一体に形成してなることを
特徴とするもので、縦配置の配水管に使用すると、排水
は渦流となって流れ落ちることになり、排水流が安定的
に且つ速やかになされる。
部の内周面に、螺旋状突条を一体に形成してなることを
特徴とするもので、縦配置の配水管に使用すると、排水
は渦流となって流れ落ちることになり、排水流が安定的
に且つ速やかになされる。
【0007】
【実施の形態】次に本発明の実施の形態について説明す
る。図1及び図2は、第一実施形態を示したものであ
る。この実施形態のプラスチック管1は、内筒部11
と、外筒部12と、仕切部13とを備えた構造で、全体
は塩ビ管で押出成形による一体成形で製出される。
る。図1及び図2は、第一実施形態を示したものであ
る。この実施形態のプラスチック管1は、内筒部11
と、外筒部12と、仕切部13とを備えた構造で、全体
は塩ビ管で押出成形による一体成形で製出される。
【0008】内筒部11の内周径と外筒部12の外周径
は、通常の塩ビ製一重管の規格と対応させると、連結部
材の既存品の活用等の点で都合が良い。
は、通常の塩ビ製一重管の規格と対応させると、連結部
材の既存品の活用等の点で都合が良い。
【0009】仕切部13は、内筒部11と外筒部12と
の間を連結するもので、その仕切位置並びに肉厚は、内
外筒部11,12の肉厚と相まって所定の強度を備える
ように選択して定める。
の間を連結するもので、その仕切位置並びに肉厚は、内
外筒部11,12の肉厚と相まって所定の強度を備える
ように選択して定める。
【0010】しかして前記プラスチック管1は、従前の
給排水管と同様に使用するもので、内外筒部11,12
と仕切部13で仕切られている多数の仕切空間aが存在
するので、内筒部11内の排水流によって発生する音
は、仕切空間aが遮断層となり外部への伝達を防止す
る。更に仕切層が断熱機能を備えるので、外被カバーを
施すことなく結露防止作用や保温作用を有することにな
る。
給排水管と同様に使用するもので、内外筒部11,12
と仕切部13で仕切られている多数の仕切空間aが存在
するので、内筒部11内の排水流によって発生する音
は、仕切空間aが遮断層となり外部への伝達を防止す
る。更に仕切層が断熱機能を備えるので、外被カバーを
施すことなく結露防止作用や保温作用を有することにな
る。
【0011】図3乃至図5は、本発明の第二実施形態を
示したものである。この実施形態のプラスチック管2
は、第一実施形態のプラスチック管と同様に内筒部21
と、外筒部22と、仕切部23とを備えた構造で、特に
内筒部21の内周面に、複数の螺旋状突条24も一体に
形成してなるものである。
示したものである。この実施形態のプラスチック管2
は、第一実施形態のプラスチック管と同様に内筒部21
と、外筒部22と、仕切部23とを備えた構造で、特に
内筒部21の内周面に、複数の螺旋状突条24も一体に
形成してなるものである。
【0012】特にこの第二実施形態のプラスチック管
は、縦配置の配水管として使用すると特異な効果を奏す
るものである。即ち下流する排水は、管の中央空間を真
っすぐに落下するより、管内壁(内筒部内周面)に伝わ
って落下する。その際に突条24によって落下水流が渦
流とされるものであるから、管中央部分が空間となり易
く、落下水流に対応しての下方からの空気移動がスムー
ズに行われるので、排水流による音の発生を抑えること
ができ、騒音低下を更に促進する。勿論第一実施形態の
プラスチック管1と同様に、仕切空間aによる騒音遮断
並びに断熱機能を備えることは云うまでもない。
は、縦配置の配水管として使用すると特異な効果を奏す
るものである。即ち下流する排水は、管の中央空間を真
っすぐに落下するより、管内壁(内筒部内周面)に伝わ
って落下する。その際に突条24によって落下水流が渦
流とされるものであるから、管中央部分が空間となり易
く、落下水流に対応しての下方からの空気移動がスムー
ズに行われるので、排水流による音の発生を抑えること
ができ、騒音低下を更に促進する。勿論第一実施形態の
プラスチック管1と同様に、仕切空間aによる騒音遮断
並びに断熱機能を備えることは云うまでもない。
【0013】尚前記実施形態は塩ビ管について説明した
が、材料については特に限定されるものではない。
が、材料については特に限定されるものではない。
【0014】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、内外筒部と、内
外筒部との間に連結する多数の仕切部とを一体成形に形
成して、管軸方向に連通した多数の仕切空間を備えた二
重筒体としたプラスチック製の給排水管であり、また特
に前記二重管において、内筒部の内周面に螺旋状突条を
一体に形成してなるもので、内部水流による騒音の外部
伝達を遮断し、且つ外被カバーを施すことなく断熱機能
を備え、更に螺旋状突条によって排水を渦流とし、速や
かな排水を実現するものである。
外筒部との間に連結する多数の仕切部とを一体成形に形
成して、管軸方向に連通した多数の仕切空間を備えた二
重筒体としたプラスチック製の給排水管であり、また特
に前記二重管において、内筒部の内周面に螺旋状突条を
一体に形成してなるもので、内部水流による騒音の外部
伝達を遮断し、且つ外被カバーを施すことなく断熱機能
を備え、更に螺旋状突条によって排水を渦流とし、速や
かな排水を実現するものである。
【図1】本発明の第一実施形態の斜視図。
【図2】同端面図。
【図3】本発明の第二実施形態の斜視図。
【図4】同端面図。
【図5】同縦断面図。
1,2 プラスチック管 11,21 内筒部 12,22 外筒部 13,23 仕切部 24 螺旋状突条
Claims (2)
- 【請求項1】 内外筒部と、内外筒部との間に連結する
多数の仕切部とを一体成形に形成して、管軸方向に連通
した多数の仕切空間を備えた二重筒体としたことを特徴
とするプラスチック製給排水管。 - 【請求項2】 内筒部の内周面に、螺旋状突条を一体に
形成してなる請求項1記載のプラスチック製給排水管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001033056A JP2002235877A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | プラスチック製給排水管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001033056A JP2002235877A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | プラスチック製給排水管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002235877A true JP2002235877A (ja) | 2002-08-23 |
Family
ID=18896865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001033056A Pending JP2002235877A (ja) | 2001-02-09 | 2001-02-09 | プラスチック製給排水管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002235877A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013099920A1 (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-04 | 株式会社ヨシダアニー | 排水管及び排水管の閉塞防止方法、並びに、排水管の設置構造 |
JP2018003973A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 古河電気工業株式会社 | 凍結防止用配水管、及びフランジ継手 |
-
2001
- 2001-02-09 JP JP2001033056A patent/JP2002235877A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013099920A1 (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-04 | 株式会社ヨシダアニー | 排水管及び排水管の閉塞防止方法、並びに、排水管の設置構造 |
JP2013151848A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-08-08 | Yoshida Anny:Kk | 排水管の設置構造及び排水管の閉塞防止方法 |
US9279523B2 (en) | 2011-12-26 | 2016-03-08 | Yoshida Anny Co. Ltd. | Drainpipe, method for preventing blockage of drainpipe and installation structure of drainpipe |
JP2018003973A (ja) * | 2016-07-04 | 2018-01-11 | 古河電気工業株式会社 | 凍結防止用配水管、及びフランジ継手 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060622 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060718 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061121 |