JP2002234793A - 半導体製造装置 - Google Patents

半導体製造装置

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JP2002234793A
JP2002234793A JP2001030684A JP2001030684A JP2002234793A JP 2002234793 A JP2002234793 A JP 2002234793A JP 2001030684 A JP2001030684 A JP 2001030684A JP 2001030684 A JP2001030684 A JP 2001030684A JP 2002234793 A JP2002234793 A JP 2002234793A
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epitaxial growth
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wafer
monitor wafer
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Yasutsugu Muraoka
泰嗣 村岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エピタキシャル成長の反応中に、エピタキシ
ャル成長炉内に置かれた成長ウエハのエピタキシャル成
長の状況を観察して、その結果を制御系にフィードバッ
クする。 【解決手段】 MOCVD装置等の構成要素をなす反応
炉(エピタキシャル成長炉)内で成長中のモニタウエハ
13を、X線発生装置2からの特性X線で第1結晶3を
介してスキャンし、基板(ウエハ)とモニタウエハ13
との回折ピークを回折X線検出装置で検出し、その結果
を、エピタキシャル成長を制御する制御系にフィードバ
ックする。特性X線の入射角の角速度は、所定の角速度
ωを維持してスキャンするが、この角速度ωを、モニタ
ウエハ13を保持している静止サセプター11の回転の
角速度ω’と比較した場合に、ω>>ω’が成立するよ
うに機械系を設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、特に、エピタキシャル成長炉等の反応容器(リア
クター) を備えた半導体製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、成膜工程では、半導体製造装置と
して、有機金属気相成長法を使用した装置、即ちMOC
VD(Metal Organically Chemical Vapor Depositio
n)装置が常用されている。
【0003】基板上の化合物をエピタキシャル成長させ
る場合は、反応容器(リアクター)として、エピタキシ
ャル成長炉を備えたMOCVD装置が使用されている。
また、エピタキシャル成長の結果(格子定数等)は、該
成長工程の完了後、若しくは、一時中断時に、X線回折
装置を使用して検査している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
MOCVD装置を使用した半導体製造装置では、X線回
折装置によるエピタキシャル成長の検査を、エピタキシ
ャル成長工程の完了後、若しくは、一時中断時に実施し
ているので、成膜工程において、万一、大量のロットに
成膜不良が生じつつある状況が生じた場合でも、これを
回避できないといった問題点があった。
【0005】また、材料や反応炉の雰囲気等の微妙な変
化にリアルタイムで対応することなく、事前にプログラ
ムされた所定の制御方法により、画一的に成長させるの
で、得られるエピタキシャル層の特性や品質には、ロッ
ト単位のムラが生じていた。
【0006】本発明は、以上のような従来の半導体製造
装置における問題点に鑑みてなされたものであり、エピ
タキシャル成長の反応中に、エピタキシャル成長炉内に
置かれた成長ウエハのエピタキシャル成長の状況を観察
して、その結果を制御系にフィードバックすることがで
きる半導体製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の課題を
解決するために、原料ガスの供給を受けて試料基板上に
エピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長炉を
備えた半導体製造装置において、前記エピタキシャル成
長炉内の受け皿に、静止または略静止しているモニタウ
エハを載置する手段と、前記モニタウエハにおけるエピ
タキシャル成長の状況を、X線回折装置でリアルタイム
に観察して観察結果を得る手段と、前記観察結果を、前
記エピタキシャル成長を制御する制御系にフィードバッ
クする手段とを備えたことを特徴とする半導体製造装置
が提供される。
【0008】即ち、本発明では、MOCVD装置等の反
応炉(エピタキシャル成長炉)内において成長中の試料
を、リアルタイムで分析できるX線回折装置を備え、該
エピタキシャル成長炉内の受け皿(公転サセプター)上
の試料として、静止、若しくは、X線回折装置からの特
性X線の入射角の角速度よりも十分に遅い角速度で回転
するモニタ用サセプターを載置し、該モニタウエハを、
エピタキシャル成長中に、X線回折装置で観察し、かつ
MOCVD装置等の制御ユニットに、上記分析結果をフ
ィードバックすることで、得られるエピタキシャル層の
組成が、全ての成長ウエハにおいて均一で、かつ所定の
目標通りとなるエピタキシャル成長の実現を可能にして
いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係
る半導体製造装置のエピタキシャル成長炉の内部を中心
とする1構成例を示す説明図である。
【0010】本実施の形態に係る半導体製造装置の主要
な構成要素をなすエピタキシャル成長炉の内部構成は、
エピタキシャル成長炉の内部に載置される公転サセプタ
ー1と、2結晶X線回折装置の特性X線源となるX線発
生装置2と、2結晶X線回折装置の特性X線の発散を抑
止する(即ち、回折ピークをシャープにする)ための第
1結晶3と、回折した特性X線を検出する回折X線検出
装置4を有する。
【0011】なお、X線発生装置2と、第1結晶3と、
回折X線検出装置4は、2結晶X線回折装置を構成する
構成要素である。公転サセプター1は、上記の円形の受
け皿を基準として自転しない静止サセプター11と、上
記の円形の受け皿を基準として自転する自公転サセプタ
ー12と、静止サセプター11上に載置されたモニタウ
エハ13と、公転サセプター1上に載置された成長ウエ
ハ14を備える。
【0012】モニタウエハ13及び成長ウエハ14は、
例えば、GaAs(ガリウム砒素)や、Al23(アル
ミナ)を材質とする基板であってもよい。第1結晶3
は、原則として成長ウエハ14と同じ材質であり、従っ
て、例えば、ガリウム砒素や、酸化アルミニウムであっ
てもよい。
【0013】なお、上記のエピタキシャル成長炉は、図
2で後述するMOCVD装置の1構成要素である。ま
た、本実施の形態では、2結晶X線回折装置を使用して
いるが、本発明では、4結晶X線回折装置を使用するこ
とも可能である。
【0014】以下、本実施の形態に係る半導体製造装置
のエピタキシャル成長炉を中心とする機能を説明する。
公転サセプター1は、回転(自転)する円形の受け皿で
あるが、上部に載置された試料(即ち、モニタウエハ1
3及び成長ウエハ14)に対しては公転運動を与える。
【0015】成長ウエハ14は、上記の円形の受け皿を
基準として自転する自公転サセプター12上に載置され
て通常のエピタキシャル成長をなす試料である。X線発
生装置2から照射された特性X線の走査ビームは、第1
結晶3を介してモニタウエハ13上面に照射され、その
反射(回折)ビームが回折X線検出装置4で分析される
ことにより、モニタウエハ13のエピタキシャル成長の
過程が検査される。
【0016】モニタウエハ13は、上記の円形の受け皿
を基準として自転しない静止サセプター11上に載置さ
れることにより、この特性X線の走査ビームを基準とす
る物理的な動きが緩慢となり、それ故に、成長ウエハ1
4よりも、2結晶X線回折装置による検査を実施し易
い。従って、モニタウエハ13は、エピタキシャル成長
の状態を観察するためだけに使用する(即ち、製品には
しない)。
【0017】なお、特性X線がエピタキシャル成長に与
える影響は、無視できる程度に小さい。また、モニタウ
エハ13は、上記自転しない静止サセプター11上に載
置されるので、成長ウエハ14と比較してエピタキシャ
ル成長の仕方が若干異なるが、その違いは、事前に掌握
しておいて、検査結果に組み入れることができる。
【0018】図2は、本発明の実施の形態に係る半導体
製造装置の全体構成を示すブロック図である。本発明の
実施の形態に係る半導体製造装置は、図1に示す公転サ
セプター1と、公転サセプター1上に載置された全ての
ウエハ(即ち、モニタウエハ13と成長ウエハ14)か
ら成るウエハ群51とを収納したエピタキシャル成長炉
5(但し、ここでは2結晶X線回折装置の図示は省略し
ている)と、砒素(アルシン)や燐(ホスチン)等の原
料の供給源となる水素化合物ガス6と、トリメチルガリ
ウム、トリメチルアルミ、トリメチルインジウム等の原
料の供給源となる有機金属7と、有機金属7のバブリン
グ(気化)等に使用する水素系のキャリアガス10と、
これらの原料を配送するためのガス配管8と、エピタキ
シャル成長炉5内の反応を促進し終えた原料ガスを再処
理し、排出ガス91として排出する排出ガス処理装置9
を備える。
【0019】なお、本発明の実施の形態に係る半導体製
造装置は、図1に内部構成を示した(2結晶X線回折装
置を備えた)エピタキシャル成長炉を反応炉として有す
る一種のMOCVD装置であるといえる。
【0020】また、本発明の実施の形態に係る半導体製
造装置の全体構成は、上記のMOCVD装置に、図1で
説明した2結晶X線回折装置を付加した構成となる。ち
なみに、MOCVD装置は、従来から、化合物半導体の
成長工程に常用されている半導体製造装置である。
【0021】図3は、本発明の実施の形態に係る半導体
製造装置のエピタキシャル成長炉内部のモニタウエハと
2結晶X線回折装置との関係を示す説明図である。本実
施の形態に係る半導体製造装置で使用される2結晶X線
回折装置は、モニタウエハ13に対して、特性X線の入
射角と反射角(ここでは、θとする)が等しく公転され
るように、ブラッグ角付近でスキャンする仕組みになっ
ている。これを実現するために、X線発生装置2と、第
1結晶3と、回折X線検出装置のいずれもが、上記スキ
ャンの進行に連れて移動する。
【0022】この時、特性X線の入射角の角速度は、所
定の角速度(ここでは、ω(rad/sec)とする)を維持
したスキャンがなされるが、この角速度ωを、モニタウ
エハ13を保持している静止サセプター11の回転の角
速度(ここでは、ω’(rad/sec)とする)と比較した
場合に、ω>>ω’が成立するように機械系を設定する
ことで、モニタウエハ13が殆ど回転しない間に回折ピ
ークを検出することを可能にしている。
【0023】図4は、本発明の実施の形態に係る半導体
製造装置のエピタキシャル成長炉の内部を中心とする他
の1構成例を示す説明図である。図4に示す構成は、図
1に示す構成と比較して、図1に示す静止サセプター1
1が、公転サセプター1の中心に載置されているのに対
して、図4に示す静止サセプター41は、公転サセプタ
ー1の中心から距離を隔てた位置(成長ウエハ44に接
近した位置)に載置されている点だけが異なる。
【0024】この場合でも、特性X線の入射角の角速度
ωと、モニタウエハ43を保持している静止サセプター
41の回転の角速度ω’とを比較した場合に、ω>>
ω’が成立するように機械系を設定することで、モニタ
ウエハ43が殆ど回転しない間での回折ピークの検出を
可能にしている。
【0025】図4に示す構成は、モニタウエハ43が成
長ウエハ44に接近しているので、両者に対するエピタ
キシャル成長の雰囲気は、ほぼ同じになり、モニタウエ
ハ43の検査結果でもって、より正確に、成長ウエハ4
4のエピタキシャル成長状況を把握することができる。
【0026】なお、本発明の実施の形態に係る半導体製
造装置の回折X線検出装置では、モニタウエハ13と、
その上で成長しているエピタキシャル膜との回折ピーク
におけるブラッグ角の角度差(以下、ΔθBと表記す
る)を検出し、該ΔθBから両者の格子定数の差を計算
で求める。
【0027】以下、上記の測定原理について、より詳細
に説明する。図5は、本発明の実施の形態に係る半導体
製造装置のエピタキシャル成長炉内部のモニタウエハと
2結晶X線回折装置との関係を示す説明図である。
【0028】図5において、長さaepoはエピタキシャ
ル膜の格子定数、長さasubは基板(ウエハ)の格子定
数、長さΔaepoは長さasubと長さaepoとの差、長さ
vは変形したエピタキシャル膜の膜厚方向の格子定
数、長さΔavは長さavと長さasu bとの差を示す。
【0029】ブラッグ角をθB、特性X線の波長をλと
すると、X線回折のブラッグ条件により、下記の(1)
式が成立する。
【0030】
【数1】 avsinθB=(λ/2)n (n=1,2,3,…) …………(1) (1)式を微分形式で示すと、下記の(2)式となる。
【0031】
【数2】 av/asub=(−cotθB)×ΔθB ………………………………(2) (2)式により、エピタキシャル膜の特性X線による回
折ピークが、基板の特性X線による回折ピークに対し
て、ブラッグ角の角度差ΔθBだけの差が有る時、エピ
タキシャル膜の格子定数が基板の格子定数に対してどれ
だけの差が有るかが知れる。
【0032】また、格子変形を弾性論的に解析した結果
によれば、エピタキシャル膜の弾性定数と、変形量との
関係は、下記の(3)式で得られる。
【0033】
【数3】 Δaepo/asub=(C11/C11+2C12)×(Δav/asub) ………………………………(3) 但し、(3)式において、Cijは、エピタキシャル膜の
弾性スティックネス定数を示す。
【0034】なお、エピタキシャル成長中は、高温の雰
囲気中に有るので、室温の時に比較して、av,asub
ijが変化していることを考慮する必要がある。図6
は、本発明の実施の形態に係る半導体製造装置のエピタ
キシャル成長の組成と格子定数との関係を示すグラフで
ある。
【0035】一般に、GaAsの格子定数は5.653
3(Å)、AlAsの格子定数は5.6611(Å)で
あるので、組成比xを表現に含む任意の組成Al(x)
Ga(1−x)Asの格子定数aは、線形近似を仮定し
て下記の(4)式で与えられる。
【0036】
【数4】 a=5.6533+0.0078x (Å) ………………………(4) 従って、格子定数aを測定することにより、(4)式か
ら組成比xを決定することができるので、逆に、図6に
おいて、組成比xを所定の目標に維持するために供給材
料(ここでは、Al(アルミニウム)と、Ga(ガリウ
ム))の比率を如何に調節すべきかが判明し、この判明
結果を制御系にフィードバックすることができる。
【0037】図7は、本発明の実施の形態に係る半導体
製造装置のエピタキシャル成長のための制御系の構成を
示すブロック図である。エピタキシャル成長炉制御ユニ
ット73は、成長プログラムを実行し、信号系S1を介
してエピタキシャル成長炉5を制御して、エピタキシャ
ル成長炉5において、設定された温度、圧力、原料ガス
の流量等の条件下でのエピタキシャル成長がなされるよ
うにする。
【0038】X線回折装置72は、信号系S2を介して
エピタキシャル成長炉5内の基板の格子定数と、エピキ
シャル成長層の格子定数との差を測定する。これによ
り、基板の回折ピークとエピキシャル成長層の回折ピー
クとのブラッグ角における角度差が得られる。
【0039】さらに、X線回折装置72は、信号系S3
を介して回折ピークの情報をX線回折装置制御ユニット
71に送り、基板の回折ピークとエピタキシャル成長層
の回折ピークとのブラッグ角における角度差から、基板
とエピタキシャル成長層の各々について格子定数を求
め、エピタキシャル成長層の目標とする組成と、実際に
成長しているエピタキシャル成長層の組成とのずれを算
出する。
【0040】X線回折装置制御ユニット71は、目標と
する組成にするための成長条件の変更指令を信号系S4
を介してエピタキシャル成長炉制御ユニット73にフィ
ードバックする。
【0041】なお、制御系による上記フィードバック制
御により、試料のエピタキシャル成長中にリアルタイム
の観測を行うことができるので、例えば、エピタキシャ
ル成長中に原料ガスの供給が乏しくなり、組成が目標か
らずれ始めた場合にも、原料ガスの供給を再び増やすよ
うな制御を行って、得られる組成が、全ての成長ウエハ
において均一で、かつ所定の目標通りとなるエピタキシ
ャル成長の実現が可能となる。
【0042】なお、本発明に係る半導体製造装置は、G
aAs基板上のアルミニウム・ガリウム・砒素から成る
化合物、GaAs基板上のアルミニウム・ガリウム・イ
ンジウム・燐から成る化合物、GaAs基板上の亜鉛・
硫黄・セレンから成る化合物、Al23基板上のガリウ
ム・窒素から成る化合物のいずれかを、任意に設定可能
な所定の組成比で成長させることができる。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明では、M
OCVD装置等の反応炉(エピタキシャル成長炉)内に
おいて成長中の試料を、リアルタイムで分析できるX線
回折装置を備え、該エピタキシャル成長炉内の公転サセ
プター上の試料として、静止、若しくは、略静止してい
るモニタ用サセプターを載置し、該モニタウエハを、エ
ピタキシャル成長中に、X線回折装置で観察し、かつM
OCVD装置等の制御ユニットに、分析結果をフィード
バックする構成としたので、得られるエピタキシャル層
の組成が、全ての成長ウエハにおいて均一で、かつ所定
の目標通りとなるような、望ましいエピタキシャル成長
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置のエ
ピタキシャル成長炉の内部を中心とする1構成例を示す
説明図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置のエ
ピタキシャル成長炉内部のモニタウエハと2結晶X線回
折装置との関係を示す説明図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置のエ
ピタキシャル成長炉の内部を中心とする他の1構成例を
示す説明図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置のエ
ピタキシャル成長炉内部のモニタウエハと2結晶X線回
折装置との関係を示す説明図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置のエ
ピタキシャル成長の組成と格子定数との関係を示すグラ
フである。
【図7】本発明の実施の形態に係る半導体製造装置のエ
ピタキシャル成長のための制御系の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
1……公転サセプター、2……X線発生装置、3……第
1結晶、4……回折X線検出装置、5……エピタキシャ
ル成長炉、6……水素化合物ガス、7……有機金属、8
……ガス配管、9……排出ガス処理装置、10……キャ
リアガス、11……静止サセプター、12……自公転サ
セプター、13……モニタウエハ、14……成長ウエハ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料ガスの供給を受けて試料基板上にエ
    ピタキシャル層を成長させるエピタキシャル成長炉を備
    えた半導体製造装置において、 前記エピタキシャル成長炉内の受け皿に、静止または略
    静止しているモニタウエハを載置する手段と、 前記モニタウエハにおけるエピタキシャル成長の状況
    を、X線回折装置でリアルタイムに観察して観察結果を
    得る手段と、 前記観察結果を、前記エピタキシャル成長を制御する制
    御系にフィードバックする手段と、 を備えたことを特徴とする半導体製造装置。
  2. 【請求項2】 前記モニタウェハを、前記エピタキシャ
    ル成長炉内の前記受け皿の中心または該中心の近傍に載
    置する手段を有することを特徴とする請求項1記載の半
    導体製造装置。
  3. 【請求項3】 前記モニタウェハを、前記エピタキシャ
    ル成長炉内の前記受け皿の中心から所定の距離を隔てた
    位置に載置する手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の半導体製造装置。
  4. 【請求項4】 前記X線回折装置のX線発生装置を線源
    とする特性X線が、前記モニタウエハ上に入射される際
    の入射角の角速度は、前記モニタウエハが、前記受け皿
    の自転に連れて円周運動する角速度よりも十分に大きく
    なるように機械系が設定されていることを特徴とする請
    求項1記載の半導体製造装置。
  5. 【請求項5】 前記X線回折装置は、2結晶X線回折装
    置または4結晶X線回折装置であることを特徴とする請
    求項1記載の半導体製造装置。
  6. 【請求項6】 前記原料ガスは、GaAs基板上のアル
    ミニウム・ガリウム・砒素から成る化合物、GaAs基
    板上のアルミニウム・ガリウム・インジウム・燐から成
    る化合物、GaAs基板上の亜鉛・硫黄・セレンから成
    る化合物、Al203基板上のガリウム・窒素から成る
    化合物のいずれかを、任意に設定可能な所定の組成比で
    成長させるものであることを特徴とする請求項1記載の
    半導体製造装置。
  7. 【請求項7】 前記X線回折装置による観察内容には、
    前記モニタウエハの格子定数及び前記モニタウエハにお
    いて成長しているエピタキシャル層の格子定数が含まれ
    ていることを特徴とする請求項1記載の半導体製造装
    置。
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