JP2002233682A - ミシン用ペン - Google Patents

ミシン用ペン

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JP2002233682A
JP2002233682A JP2001034436A JP2001034436A JP2002233682A JP 2002233682 A JP2002233682 A JP 2002233682A JP 2001034436 A JP2001034436 A JP 2001034436A JP 2001034436 A JP2001034436 A JP 2001034436A JP 2002233682 A JP2002233682 A JP 2002233682A
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pen
sewing machine
ink
tip
needle
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Hiromasa Yamamoto
裕允 山本
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Kyowa KK
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Kyowa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縫う位置と着色位置とが略一致して着色位置
の決定が容易であり、一般的なミシンに簡単に取り付け
ることができ、又、メンテナンスも簡単な、低コストで
素早い着色手段としてのミシン用ペンを提供する。 【解決手段】 ペン先13を、先端側において、突端1
2を露出させて保持するペン軸11の基端側に、針状の
突出部38を有する針棒取付部35を設ける。刺繍ミシ
ン1には、針棒3の針装着穴に突出部38を入れてセッ
トする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、針のように手軽に
取り付けて、ミシンに点(ドット)又はその集合を描か
せるようにできる、ミシン用ペン(ドットペン)に関す
る。
【0002】
【従来の技術】刺繍をするとともに、刺繍やその周りに
インクで着色を行うような加工が、刺繍の仕上げの向上
や、双方の利点を併せた装飾の形成のために行われてい
る。このような加工を刺繍ミシンにおいて一度に施すべ
く、インクを付着させるプリントヘッドを設ける技術
は、例えば特開平9−256260号に開示されてい
る。又、ここでは、刺繍ミシンの大型化を防止するた
め、針に代えて、針棒案内穴にプリントヘッドを止着す
ることとされている。
【0003】一方、特公平6−73579号には、ペン
取付部を有するとともに、ミシン針の柄部と同形状をな
すピンを植設したペン書き装置が記載されている。この
ペン書き装置は、ミシンの縫製部に着脱するもので、線
を描くべく上下振動を吸収するため、クラッチやソレノ
イドを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のプリン
トヘッドは、インクジェット方式、熱転写方式、あるい
はその他の方式のいずれにおいても、インクを機械的に
与える部分の大きさが必要となってしまい、止着可能な
針棒が限定されてしまう。又、止着できても、固く止着
しなければならず、煩わしいし、他の針との干渉を避け
る構成としなければならず、インク付与部分も針棒とず
れて位置制御が難しくなる。更に、プリントには型が必
要となる等、手間やコストがかかり、工程が増えて、刺
繍の途中において行い難いし、納期も長くなる。又更
に、特にインク付与機構は複雑で、細かいメンテナンス
を要し、煩わしいし、生地等に対して精細な表現を施す
ことが困難である。加えて、制御機構や電源の配慮も必
要であり、刺繍ミシンに、制御信号や電源を供給するケ
ーブルを設けなければならない。尚、ケーブルをなくす
ため、制御機構や電源をプリントヘッドに収めるとする
と、プリントヘッドが更に大きくなってしまうし、制御
機構や電源を刺繍ミシンやプリントヘッドとは別に設け
ると、刺繍の場合にケーブルが絡まるといったように具
合が悪い。
【0005】一方、後者のペン書き装置にあっても、ク
ラッチやソレノイドを含む分だけ大きくなってしまい、
前者と同様に、ミシンを選び、又ミシンにソレノイドの
コネクタを配備しなければならない。更に、装置の取り
付けが難しく、又装置を取り付けてしまうと縫製できな
いため、刺繍と併行した描写は行い辛い。又更に、針棒
とペン先とが離れて、ペン先の位置決めが困難となり、
又クラッチの振動吸収にも限界があるため、繊細な表現
を行い難い。加えて、ペンの取替えも、針棒を止めて行
わなければならず、複数の色を用いた描写に手間を要す
る。又、クラッチやソレノイド等のメンテナンスも煩わ
しい。
【0006】そこで、本発明の目的は、縫う位置と着色
位置とが略一致して着色位置の決定が容易であり、一般
的なミシンに簡単に取り付けることができ、又、メンテ
ナンスも簡単な、低コストで素早い着色手段としてのミ
シン用ペンを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ペン軸の先端側に、イン
クを付与可能なペン先を設けるとともに、ペン軸の基端
側に、針状の突出部を含む針棒取付部を設け、ミシンの
針棒に直接取付可能としたことを特徴とするものであ
る。
【0008】又、請求項2に記載の発明は、上記の目的
に加えて、取り付け後の調整を容易とする目的を達成す
るために、ペン軸のうち、突出部を除く部分を、下死点
における針棒の先端から台枠上面までの距離程度の大き
さとしたことを特徴とするものである。
【0009】更に、請求項3に記載の発明は、上記の目
的に加えて、効果的な着色を簡単に付与するする目的を
達成するために、ペン先の先端の形状を、ミシンにより
付与される模様に適合するものとしたことを特徴とする
ものである。
【0010】又更に、請求項4に記載の発明は、上記の
目的に加えて、インクやペン先等の交換を簡単にし、
又、取り付け後の下死点を微調整可能とする目的を達成
するために、針棒取付部又はペン先を、ネジ溝を介して
設けたことを特徴とするものである。
【0011】加えて、請求項5に記載の発明は、上記の
目的に加えて、インクの付きを良好にし、又、ペン先、
ペン軸、着色対象物等を保護する目的を達成するため
に、針棒取付部、ペン先、又はペン軸のうちの少なくと
も2つに亘って、弾性体を介装させたことを特徴とする
ものである。
【0012】又、請求項6に記載の発明は、上記の目的
に加えて、インクを長い間付与する目的を達成するため
に、ペン先に連通するインク溜めを、ペン軸内に備えた
ことを特徴とするものである。
【0013】更に、請求項7に記載の発明は、上記の目
的に加えて、インクをいつまでも良好な状態で付与可能
とする目的を達成するために、インク溜めに連通する空
気室をペン軸内に設け、押圧がかかった場合に気圧によ
りインク溜めのインクをペン先に流出させ得るようにし
たことを特徴とするものである。
【0014】加えて、請求項8に記載の発明は、上記の
目的に加えて、インクの供給度合を調整する目的を達成
するために、空気室と外部とを連通する空気口を設けた
ことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面に基づいて詳細に説明する。図1(a)はミシ
ン用ペン10を取り付けた刺繍ミシン1の説明図、図1
(b)はミシン用ペン10の説明図、図2(a)(b)
はミシン用ペン10及びその周りの中央縦断面説明図で
あって、刺繍ミシン1は、ヘッド2を多連装(図では6
頭だが、一般には10等前後、多くは30頭程)し、図
示しないコンピュータと接続された一般的な多頭式電子
刺繍機である。各ヘッド2の下面には、針棒3が多数
(例えば6乃至15個)突設されている。各針棒3に
は、上下に延びる針装着穴4が設けられるとともに、針
装着穴4に達する針固定ネジ5のネジ穴6が横から開け
られている。又、各針棒3の下方に生地Cが展張状態で
位置するように、刺繍枠7が台枠(針板)8にセットさ
れている。尚、各台枠8は、テーブル9に載置されてい
る。又、コンピュータには、針棒3の指定選択や、針棒
3による運針等を、入力データに基づいて制御する刺繍
ソフトがインストールされている。
【0016】そして、1つの針棒3には、ミシン用ペン
10が取り付けられ、その他の針棒3には針19がセッ
トされている。ミシン用ペン10は、プラスチック製の
ペン軸11に、突端12を有する円柱状で繊維質のペン
先13を設けてなる。ペン軸11のうち、後述の針棒取
付部38以外の部分は、下死点における針棒3の先端か
ら、台枠8の上面までの距離と同様な長さとされてい
る。又、突端12の先端(下面)の中央付近には、図示
しない微小な凹部が形成されており、ペン先を生地Cに
下ろした場合に、中央付近に白抜き部分のある円盤形状
の点を打つようになっている。この形状は、ここでは、
鳥の目を表現している。
【0017】ペン先13は、ペン軸11の一部としての
ホルダ14に、突端12を露出させて保持されている。
ホルダ14は、有底円筒状であり、底には、突端12の
ための穴15が開けられている。又、ホルダ14の外側
面にはネジ溝16が形成されており、ペン軸11の下ガ
イド20のネジ溝21と合わさっている。
【0018】下ガイド20は、中央に仕切り22を有す
る円筒状に形成され、仕切り22の下側内面に上記ネジ
溝21が切られ、ホルダ14とともにペン先13を収容
する。又、仕切り22の上側はインク25が貯留されて
インク溜めとされており、仕切り22にはインク穴26
が連設されていて、ペン先13にインク25を導くよう
になっている。尚、ペン先13は、インク25を、接触
の場合に生地Cへ付与可能に保持している。
【0019】更に、下ガイド20の上部外側は、ペン軸
11の上ガイド30の下側に嵌め込まれている。上ガイ
ド30は円筒状であり、側面の中央付近に、対向する2
つの空気口31を備えるとともに、上内面にネジ溝32
が設けられている。
【0020】このネジ溝32には、ペン軸11の針棒取
付部35のネジ溝36が合致する。針棒取付部35は、
円盤部37と、この上面中央の鉛直な突出部38とを含
む。円盤部37側面にネジ溝36が切られ、円盤部37
と、上ガイド30及び下ガイド20の一部とで、インク
25の上側に空気室39を形成している。空気室39
は、着色時にペン先13が押されることにより縮み、中
の空気が膨張する。又、円盤部37が下に歪み、空気室
39の空気を下に押す作用もする。この空気の膨張ある
いは移動により、インク25が下に押し出され、乾き始
めたペン先13にインク25が補充される。尚、空気穴
31から空気室39に、空気穴31の数や大きさ、配置
に見合った空気が出入りし、膨張や押し出される具合が
適度に保たれている。
【0021】又、突出部38は、針装着穴4あるいは一
般的な針19と略同等の太さ乃至長さとされている。そ
して、図2(a)に示すように、突出部38を、一般的
な刺繍用の針棒3に入れ、生地Cの厚み等を考慮して上
下を合わせた後、図2(b)のように、通常の針固定ネ
ジ5を締めることにより、針19と同様にミシン用ペン
10がセットされる。
【0022】更に、円盤部37の下面中央と、下ガイド
20の仕切り22の上面中央とからは、それぞれ突起4
0が設けられており、各突起40には、スプリング41
の端部を入れて、スプリング41を、針棒取付部35
と、これ以外のペン軸11の部分である下ガイド20と
に掛け渡している。
【0023】以上のミシン用ペン10においては、針状
の突出部38(針棒取付部35)を設けたため、汎用の
刺繍ミシン1における針棒3に、通常の針19のように
して極めて簡単にセットすることができる。そして、生
地Cに、針の落とし位置においてインク25による点を
打つことができ、針19の制御と同様にして(コンピュ
ータへの刺繍ソフトへの通常のデータ入力で)簡単に点
又はその集合を描くことができる。更には、針19で刺
繍をするのと併行して着色を施すことができ、鳥の頭の
刺繍をした後、目の部分にペン先13を下ろせば、刺繍
ミシン1によって、刺繍と着色とが相まった美麗な装飾
を、生地Cに型不要にて簡便に与えることができる。
尚、刺繍と着色との切り替えは、通常の刺繍ソフトにお
ける針棒3の選択にて、刺繍のどの段階においても行
え、又ワンステップで行える。更に、刺繍ミシン1にケ
ーブル等の特殊な装備は必要ないし、ミシン用ペン10
は電源を必要とせず、ペン先13のみでインク25を付
与可能なので、極めて低コストで着色を行える。
【0024】又、ペン軸11あるいはミシン用ペン10
は、突出部38を除いた部分を、針19の先端程度の大
きさとしているので、針棒3の大幅な調整なくしてイン
ク25を生地Cに与えることができる。更に、ペン先1
3の先端の形状を中抜きの黒丸とし、刺繍ミシン1によ
り縫われる鳥の模様に対応する、目を表現するものとし
て適合させたため、ペン先13を生地Cに落とすだけ
で、インク25を全体模様の要素として効率良く付与す
ることができる。
【0025】加えて、ペン先13を保持するホルダ14
におけるネジ溝16は、下ガイド20のネジ溝21と噛
み合っており、針棒取付部35のネジ溝36も、上ガイ
ド30のネジ溝32と合致しているため、ねじ込みによ
り針棒3下面からペン先13の突端12までの距離を整
え、突端12の下死点の微調整をすることができるし、
ペン先13やインク25の交換が簡単に行える。又、ペ
ン軸11の下ホルダ20と針棒取付部38とに設けた突
起40に、弾性体としてのスプリング41を渡したの
で、ペン先13を生地Cに下ろした場合のショックを和
らげ、インク25の付きを適度とし、生地Cや刺繍、更
にはミシン用ペン10自体や刺繍ミシン1を傷めない。
【0026】更に、インク穴26によってペン先13に
連通するインク溜め(下ガイド20の仕切り22上側)
を設けたため、比較的多量のインク25を用いることが
できるし、インク溜めの上側に接触する空気室39を設
け、ペン軸11が生地Cに着いた場合に発生する縮みに
より、インク25を押し出すように配慮したので、イン
ク25が、着色時に合わせるようにして、若干乾いたペ
ン先13に供給され、最後までインク25の付き具合を
良好に保ち、空気口31によりインク25の押し具合を
調整可能である。
【0027】尚、ミシン用ペンの実施形態は以上に限定
されることはなく、以下に一部示すように様々な変更例
を有する。
【0028】ペン先の形状は、中抜き円に限られず、角
形、花形や、様々な大きさの点等とすることができる。
更に、インクは、成分、色、粘度、性質等は限定されな
い。又、ミシン用ペンは、針装着穴がある限りいくつで
も取り付けられる。このように、ミシン用ペンを複数取
り付けた場合には、形状、種類等の異なる着色を、針棒
制御で簡単に併行することができる。そして、着色の形
状、大きさ、色、密度又はこれらの組み合わせを変化さ
せることにより、図3に代表的な5種を示すように、繊
細で美麗な描写を行うことができる。尚、図3に示す描
写は、実際には多色にて行っている。又、針あるいは縫
製と併用せずに、着色のみを行うべくペンのみをセット
し、ミシンを着色機(描写機)のように使用することも
可能である。
【0029】更に、針状の突出部を、刺繍ミシンの針の
大きさに合わせず、縫い合わせ用ミシンの針の大きさに
合わせる等して、ミシン用ペンを、様々なミシンに取り
付けるように調整できる。又、単頭式のミシンや、針棒
あるいは針装着穴が1つあるいはより多数のミシンに装
着することができる。又更に、針状の突出部は、針固定
ネジに届き、汎用の針棒3に固定できれば、長さを短く
することができるし、同様に長くしたり、太くあるいは
細くしたりすることができる。尚、刺繍は鳥に限定され
ないし、ペン先形状における鳥の目も同様であり、刺繍
や縫合とペン先形状の繋がりも、例えば観念的あるいは
外観的に関連があれば、鳥とその目に限られない。又、
ペンによる着色は、点を連ねて、線状に行うこともでき
る。
【0030】加えて、スプリングは、板バネやゴム等他
の弾性体に置き換えたり、これらを併用したものとした
りできる。空気室に充填されるものは、空気に限られ
ず、窒素等の気体や、インクと混和しない液体、固体で
も良い。ペン軸の各部分は一体化したり更に別部材とし
たりでき、ペン先の構造も、ボール状の媒体を使用した
り、スリットが入ったものとしたり等することができ
る。又、インクの持ちを重視し、インク溜めに代えてあ
るいはインク溜めとは別に、ペン先にインクを供給する
タンクを、ペン外側あるいはミシンに設けることができ
る。尚、このタンクに代えてインク供給装置を配し、イ
ンクの連続補充を行うことも可能である。
【0031】そして、インクは、液体であればどのよう
なものでも良く、例えば接着剤であっても良い。接着剤
とした場合にも、インクの場合と同様に、接着剤を刺繍
や縫合等と併行して、形状を合わせ正確にかつ手軽に付
与できる等の効果を奏し、刺繍等の上に布等を貼った
り、刺繍等を補強したりする場合の作業が易しくなる。
又、ペン先やペン軸を始めとする各種部材の形状、寸
法、あるいは材質も、様々なものを採用することができ
るし、縫製の対象も、皮としたり、所定形状に裁断した
ものとしたりする等、生地に限られることはない。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、針状の突出
部を設けたミシン用ペンとしたので、いかなるミシンに
も改造をすることなく取り付けて、縫製に併行した着色
を極めて簡単に低コストで素早く行うことができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、突出部を
除いた部分を、針棒下死点と着色対象との間程度の大き
さとしたので、セッティングに手間取らない。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、ペン先の
形状の適合により、シンプルな動作で縫製にあった着色
を行える。
【0035】請求項4に記載の発明によれば、ネジ部を
設けたため、ペン先のストロークを微調整できるし、各
種メンテナンスも容易となる。
【0036】請求項5に記載の発明によれば、弾性体を
内蔵したので、着色時のショックが吸収され、ペン自
体、ミシン、着色対象(縫製)等が保護され、仕上がり
も良好となる。
【0037】請求項6に記載の発明によれば、インク溜
めを設けたため、インクの供給能力を向上することがで
きる。
【0038】請求項7に記載の発明によれば、空気室を
設けたので、インクを押し出して付きを良好に保つこと
ができる。
【0039】請求項8に記載の発明によれば、空気口を
設けたため、インクの押し出し具合を調整することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明に係るミシン用ペンをセット
した刺繍ミシンを示す斜視説明図であり、(b)は、ミ
シン用ペンを示す斜視説明図である。
【図2】ミシン用ペンと針棒の一部とを、(a)ミシン
用ペンの針棒への取り付け時、(b)取り付け後、にお
いて示す断面説明図である。
【図3】本発明に係るミシン用ペンをセットした刺繍ミ
シンによって施される描写を示す説明図である。
【符号の説明】
1・・刺繍ミシン、3・・針棒、4・・針装着穴、5・
・針固定ネジ、10・・ミシン用ペン、11・・ペン
軸、13・・ペン先、16,21,32,36・・ネジ
溝、25・・インク、26・・インク穴、31・・空気
口、35・・針棒取付部、38・・突出部、C・・生
地。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C070 AA10 AB10 AC02 AC13 EE01 EE02 2C350 GA04 GA15 HA15 NA23 NC28 NC30 3B150 AA15 AA21 CB04 CE01 CE02 CE23 DB02 LA05 LA29 LA55 LA66 LA67 LB02 NA05 NA28 NA51 NB02 NB09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペン軸の先端側に、インクを付与可能な
    ペン先を設けるとともに、ペン軸の基端側に、針状の突
    出部を含む針棒取付部を設け、ミシンの針棒に直接取付
    可能としたミシン用ペン。
  2. 【請求項2】 ペン軸のうち、突出部を除く部分を、下
    死点における針棒の先端から台枠上面までの距離程度の
    大きさとした請求項1に記載のミシン用ペン。
  3. 【請求項3】 ペン先の先端の形状を、ミシンにより付
    与される模様に適合するものとした請求項1又は請求項
    2に記載のミシン用ペン。
  4. 【請求項4】 針棒取付部又はペン先を、ネジ溝を介し
    て設けた請求項1乃至請求項3に記載のミシン用ペン。
  5. 【請求項5】 針棒取付部、ペン先、又はペン軸のうち
    の少なくとも2つに亘って、弾性体を介装させた、請求
    項1乃至請求項4に記載のミシン用ペン。
  6. 【請求項6】 ペン先に連通するインク溜めを、ペン軸
    内に備えた、請求項1乃至請求項5に記載のミシン用ペ
    ン。
  7. 【請求項7】 インク溜めに連通する空気室をペン軸内
    に設け、押圧がかかった場合に気圧によりインク溜めの
    インクをペン先に流出させ得るようにした請求項6に記
    載のミシン用ペン。
  8. 【請求項8】 空気室と外部とを連通する空気口を設け
    た、請求項7に記載のミシン用ペン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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