JP2002233559A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2002233559A
JP2002233559A JP2001033363A JP2001033363A JP2002233559A JP 2002233559 A JP2002233559 A JP 2002233559A JP 2001033363 A JP2001033363 A JP 2001033363A JP 2001033363 A JP2001033363 A JP 2001033363A JP 2002233559 A JP2002233559 A JP 2002233559A
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Japan
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massage
measuring means
program based
control means
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JP2001033363A
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English (en)
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Masao Kume
正夫 久米
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被施療者から得られる生理情報の信頼性を高
め、マッサージプログラムにフィードバックできるマッ
サージ機を提供する。 【解決手段】 施療指13,13の動作を制御する制御手段2
0と、該制御手段に電気的に接続され被施療者が操作命
令を選択する操作ボタン32と、制御手段に接続され被施
療者の生理情報を測定する手段40を具え、制御手段は、
生理情報測定手段によって測定された生理情報に基づく
マッサージプログラムによって施療指を制御するマッサ
ージ機において、制御手段は、操作ボタンの操作により
生理情報に基づくマッサージプログラムが選択された際
に、生理情報測定手段から所定の条件を満たす生理情報
が検出されたときに、生理情報に基づくマッサージプロ
グラムを実行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被施療者の脈拍、
皮膚温度等の生理情報の変化に応じて効果的なマッサー
ジを施すことのできるマッサージ機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】被施療者が椅子に腰掛けてマッサージを
受けることのできる椅子型マッサージ機(10)において
は、図1に示すように、マッサージを施す施療指(13)(1
3)を椅子の背凭れ(11)内部に昇降可能に配備し、被施療
者の首から背中、腰に亘る部分を叩き、揉み、ローリン
グ又はこれらの組合せによってマッサージする。
【0003】一般的な椅子型マッサージ機では、予め設
定されたマッサージプログラムの中から、被施療者が手
動で叩き、揉みなどのマッサージ動作を選択したり、複
数のマッサージ動作を組み合わせたマッサージプログラ
ムを選択することにより、被施療者へのマッサージが行
なわれている。
【0004】マッサージ効果を高めるには、凝り具合や
リラックス度合いに応じたマッサージを施すことが望ま
しい。例えば、凝りが強い場合には強めのマッサージを
施し、凝りが弱い場合には弱めのマッサージが所望され
る。凝りの強い部分に弱めのマッサージが施され、凝り
の弱い部分に強めのマッサージが施されると、被施療者
は物足りなく感じたり、痛い又は不快と感じるからであ
る。
【0005】そこで、マッサージの効き具合に応じて変
化する被施療者の生理情報、例えば、脈拍、体温、皮膚
電気抵抗を測定し、この測定結果に応じてマッサージす
るマッサージ機も提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、被施療者か
ら得られる生理情報の信頼性を高め、マッサージプログ
ラムにフィードバックできるマッサージ機を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のマッサージ機(10)は、被施療者の身体に沿
ってマッサージを施す施療指(13)(13)と、該施療指(13)
(13)の動作を制御する制御手段(20)と、該制御手段(20)
に電気的に接続され被施療者が操作命令を選択する操作
ボタン(32c)(32d)と、制御手段(20)に接続され被施療者
の生理情報を測定する手段(40)を具え、制御手段(20)
は、生理情報測定手段(40)によって測定された生理情報
に基づくマッサージプログラムで施療指(13)(13)を制御
するマッサージ機において、制御手段(20)は、操作ボタ
ン(32c)(32d)の操作により生理情報に基づくマッサージ
プログラムが選択された際に、生理情報測定手段(40)か
ら所定の条件を満たす生理情報が検出されたときに、生
理情報に基づくマッサージプログラムを実行するように
した。
【0008】
【作用及び効果】被施療者が操作ボタン(32)を操作し
て、生理情報に基づくマッサージプログラムを選択する
と、制御手段(20)は、生理情報測定手段(40)から測定さ
れた電気抵抗値、脈拍数、皮膚温度等の生理情報に基づ
いたマッサージプログラムを実行する。生理情報の測定
の際に、生理情報測定手段(40)から信頼性の高い生理情
報が得られた場合には、その生理情報に基づいてマッサ
ージプログラムを実行すればよいが、被施療者が生理情
報測定手段(40)に触れていなかったり、触れ方が十分で
なければ、正しい生理情報を得ることはできない。この
ように不正確な生理情報に基づいてマッサージプログラ
ムを実行すると、生理情報を正しく活用した効果的なマ
ッサージができない。
【0009】そこで、生理情報測定手段(40)から得られ
た生理情報が所定の条件を満たすかどうかを判別し、生
理情報が所定の条件を満たす場合にのみ、生理情報に基
づくマッサージプログラムを実行するようにしたもので
ある。これによって、不正確な生理情報に基づくマッサ
ージプログラムを排除でき、生理情報を正しく活用し、
凝り具合やリラックスの度合いに応じた効果的なマッサ
ージを行なうことができる。具体的には、生理情報測定
手段(40)によって測定される生理情報が、発汗量を調べ
るための皮膚の電気抵抗である場合には測定された電気
抵抗が所定値以下、また、生理情報が脈拍であれば測定
された脈拍数が所定値以上、さらに、生理情報が皮膚温
度であれば測定された皮膚温度が所定値以上、である場
合に、生理情報が所定の条件を満たすということができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、椅子型マッサージ機(10)
の斜視図、図3は、生理情報測定手段(40)を具えたマッ
サージ機(10)のリモコン(30)の斜視図である。
【0011】マッサージ機(10)は、図1に示すように、
椅子の背凭れ(11)にマッサージユニット(12)を昇降可能
に配置して構成される。マッサージユニット(12)は、背
凭れ(11)から前方に突出した一対の施療指(13)(13)を具
え、該施療指(13)(13)を上下、左右、前後に三次元的に
動作させることによって、被施療者にマッサージが施さ
れる。マッサージ機(10)の制御は、マッサージ機(10)の
適所に配備された制御回路(21)によって行なわれる。例
えば、施療指(13)(13)の三次元駆動を2基のモータで実
施し、マッサージユニット(12)の昇降を1基のモータで
実施する場合、図2に示すように、各モータ(14)(15)(1
6)は制御回路(21)に電気的に接続され、該制御回路(21)
によって制御される。制御回路(21)は、後述するリモコ
ン(30)のリモコン回路(22)と共にマッサージ機全体の制
御手段(20)を構成し、マッサージ機(10)の動作状況等を
リモコン回路(22)に送信する。
【0012】リモコン(30)は、図3に示すように、マッ
サージ機(10)と配線(34)によって電気的に接続され、マ
ッサージ機(10)の各種操作を行なったり、動作状態や後
述の生理情報を表示する。リモコン(30)は、図3及び図
4に示すように、被施療者が両手(60)(61)で把持する筐
体(31)の表面に、マッサージ機(10)の各種操作を指令す
る操作ボタン(32)(32)と、マッサージ機(10)の動作状況
等の各種情報を表示するディスプレイ(33)と、被施療者
の生理情報測定手段(40)を具える。
【0013】筐体(31)の内部には、図2に示すように、
操作ボタン(32)、ディスプレイ(33)、生理情報測定手段
(40)を制御し、得られた情報を処理するリモコン回路(2
2)が配備され、リモコン回路(22)は、マッサージ機(10)
側に配備された制御回路(21)に電気的に接続される。リ
モコン回路(22)は、操作ボタン(32)の操作情報と共に、
生理情報測定手段(40)にて測定された生理情報を上記制
御回路(21)に送信する。
【0014】生理情報測定手段(40)は、図2に示すよう
に、被施療者の脈拍を計測する脈拍を計測する手段(41)
と、皮膚温度を測定する手段(42)、皮膚電気抵抗を測定
する手段(43)から構成することができる。なお、本発明
において、「生理情報」とは、被施療者がマッサージを
受けたときに凝りやリラックス状態に応じて変化する生
理的な量を意味し、上述の脈拍等以外に、脳波、呼吸
数、血圧等を例示することができ、これらを測定する手
段を用いてもよい。
【0015】脈拍測定手段(41)はフォトセンサ、皮膚温
度測定手段(42)はサーミスタ、皮膚電気抵抗測定手段(4
3)は一対の電極(44)(45)から構成することができる。図
4に示すように、生理情報測定手段(40)は、被施療者が
リモコン筐体(31)の両側を両手(60)(61)で掴んだとき
に、筐体(31)の左上面の左手(60)の人差し指(62)が当た
る第2指レスト部(37)に、脈拍測定手段(41)、皮膚温度
測定手段(42)及び電極(44)を具える測定用モジュール(5
0)を配備し、筐体(31)の前面左側の左手親指(63)が当た
る第1指レスト部(36)に他方の電極(45)を配備してい
る。
【0016】図5は、第2指レスト部(37)に取り付けら
れる測定用モジュール(50)の平面図、図6は図5の線V
I−VIに沿う矢視断面図である。第2指レスト(37)が位
置する筐体(31)の左上面には、開口(31a)が開設されて
おり、該開口(31a)に測定用モジュール(50)が嵌まって
いる。開口(31a)の外周には、筐体(31)の一部が膨らん
だ縁部(37a)が形成され、測定用モジュール(50)の各測
定手段(41)(42)(44)が直接床面等に接触して破損しない
ように保護している。測定用モジュール(50)には、生理
情報測定手段(40)が配備される。具体的には、脈拍測定
手段(41)としてフォトセンサと、皮膚温度測定手段(42)
としてサーミスタ、及び電気抵抗測定手段(43)として電
極(44)を具える。電極(44)は、図6に示すように、樹脂
成形品(44b)の表面に導電性金属メッキを施して構成さ
れ、筐体(31)の開口(31a)から外部に臨出するよう取り
付けられている。電極(44)には、中央部分に長孔(44a)
が開設されており、長孔(44a)の周囲は、人差し指(62)
の先端がフィットするように長孔(44a)側に向けて凹ん
でいる。電極(44)は後述するモジュール基板(51)に電気
的に接続されている。脈拍測定手段(41)及び皮膚温度測
定手段(42)は、図6に示すように、モジュール基板(51)
の上に配備された支持部材(52)にリード(41a)(42a)を貫
通して支持されている。リード(41a)(42a)の先端は、モ
ジュール基板(51)に電気的に接続されている。脈拍測定
手段(41)は、電極(44)の長孔(44a)を覆う透明カバー(5
3)の内側に接近して配備される。また、皮膚温度測定手
段(42)は、測温部外周をエポキシ樹脂で被覆したものを
用いることができ、エポキシ樹脂被覆部分の先端を除く
部分が柔軟なシール材(54)で周囲を包囲され、先端が透
明カバー(53)に開設された孔(53a)から直接外に臨出し
ている。モジュール基板(51)及び支持部材(52)は、これ
らを貫通するネジ(55)(55)によって電極(44)の樹脂部(4
4b)に内側からネジ止めされている。モジュール基板(5
1)からは、図6に示すように、脈拍測定手段(41)、皮膚
温度測定手段(42)及び電極(44)からの情報を送信する引
出導線(51a)が電気的に接続されており、図2に示すよ
うに、脈拍測定手段(41)、皮膚温度測定手段(42)及び電
極(44)はモジュール基板(51)を介してリモコン回路(22)
と電気的に接続されている。
【0017】第1指レスト部(36)は、左手親指(63)が当
たる筐体(31)の前面左側に形成される。第1指レスト部
(36)には、電気抵抗測定手段(43)の電極(45)が取り付け
られており、樹脂成形品に導電性の金属メッキを施して
構成される。この電極(45)も同様にリモコン回路(22)に
電気的に接続される。
【0018】図7は、リモコン(30)の操作ボタン(32)の
詳細な配置を示す図である。リモコン(30)には、図7に
示すように、左側に被施療者が揉み、叩き等の一定のマ
ッサージを選択する手動マッサージ用の操作ボタン(32
a)、その右側に予めプログラムされた自動マッサージ選
択用の操作ボタン(32b)、その右側には、被施療者の凝
りの度合いを表示するディスプレイ(33)、右端には、生
理情報に基づくマッサージプログラム(以下「センサ自
動モード」という)を行なうためのやすらぎ、疲労回復
の各ボタン(32c)(32d)が配置されている。ここで、やす
らぎの操作ボタン(32c)は、生理情報測定手段(40)によ
って得られた生理情報に基づいて、被施療者のリラック
ス度を増大させるマッサージプログラムの選択ボタンで
あって、疲労回復の操作ボタン(32d)は、得られた生理
情報に基づいて、被施療者の覚醒度を増大させるマッサ
ージプログラムの選択ボタンである。各マッサージプロ
グラムとも、得られた生理情報に応じて、施療指(31)(3
1)の施療強さ、揉みや叩きの種類、速さ、施療時間を変
えて構成される。
【0019】以下、本発明のマッサージ機(10)のマッサ
ージプログラムの切替制御を示すフローについて、図8
乃至図10のフローチャート図に沿って説明する。ま
ず、被施療者は、椅子に腰掛けて、マッサージ機(10)の
電源をオンにし、リモコン(30)を操作して、図8に示す
ように、所望のマッサージモード(ステップ1及びステ
ップ9)を選択する。手動モード、自動モードの操作ボ
タン(32a)(32b)が選択された場合には、各モードに合わ
せたマッサージ動作が行なわれる(ステップ9〜ステッ
プ14)。なお、手動モード又は自動モードの選択時
に、センサ自動モードが実行中であった場合には(ステ
ップ10)、センサ自動モードを停止し(ステップ11及
び12)、選択された手動モード又は自動モードを実行
する(ステップ13)。センサ自動モードのボタン(32c)
(32d)が選択された場合には、選択されたモード(やすら
ぎ又は疲労回復)を記憶する(ステップ3)。このとき、
手動モード又は自動モードが実行中であれば、そのモー
ドを停止する(ステップ4〜6)。被施療者は、センサ自
動モードを選択した後、生理情報測定手段(40)による生
理情報の計測が可能かどうかが判断され(ステップ7)、
可能であればセンサ自動モード(ステップ8)に移動す
る。なお、このとき、手動、自動モードが選択される
と、上記と同様に手動又は自動モードが実行される(ス
テップ15〜ステップ17)。
【0020】上記センサ自動モード(ステップ8)の詳細
なフローチャートを図9に示す。ステップ20に示すよ
うに、センサ自動モードが選択されると、生理情報を測
定するための試験マッサージ(以下「M動作」という)が
開始される。このM動作は、揉みマッサージを行ないな
がら、マッサージユニット(12)を上下させる動作を例示
でき、このM動作中に生理情報測定手段(40)による生理
情報の計測が行なわれる(ステップ21)。被施療者が、
両手(60)(61)でリモコン(30)を掴むと、自然と左手(60)
の人差し指(62)が第2レスト部(37)のモジュール(50)に
当たり、左手(60)の親指(63)は筐体前面の第1指レスト
部(36)に形成された電極(45)に当たる。この状態で人差
し指(62)の先端は、電極(44)及び電極(44)の中央凹み部
分に形成された脈拍測定手段(41)と皮膚温度測定手段(4
2)に無理なく密着し、左手(60)の親指(63)は筐体前面の
第1指レスト部(36)に形成された電極(45)に密着し、生
理情報測定手段(40)から生理情報が得られる(ステップ
26)。生理情報の測定を開始すると、脈拍測定手段(4
1)は被施療者の脈拍を測定し、皮膚温度測定手段(42)
は、人差し指(62)の皮膚温度を測定して、測定結果をリ
モコン回路(22)に送信する。また、電極(44)(45)間に
は、電圧を印加し、微弱電流を検知することで、人差し
指(60)と親指(61)との間の電気抵抗が計測され、測定結
果をリモコン回路(22)に送信する。
【0021】図10は、図9のステップ26の計測デー
タ記録のフローである。生理量の計測が可能であるかの
判断(ステップ40)は、例えば電気抵抗測定手段(43)に
よって測定された皮膚電気抵抗の値が所定値以下である
か否かによって判断することができる。このとき、計測
が可能と判断されると、計測オンのフラグを立て(ステ
ップ41)、計測データを記録し(ステップ42)、無効
時間(後述する)をリセットする(ステップ43)。一旦計
測可能と判断されると、計測オンフラグは立てられた状
態で維持される。一方、計測不能と判断された場合で、
計測オンフラグが立てられていない場合には(ステップ
44)、ステップ40に戻り、再度計測可能か否かの判
断を待つ(ステップ40)。計測オンフラグが立てられて
いる場合には、最後に生理情報が計測された時からの無
効時間をカウントする(ステップ45)。無効時間が一定
時間以上カウントされるまでは、計測可能か否かの判断
を行ない、一定時間が経過するとタイムオーバーとなる
(ステップ46)。タイムオーバーとなると、無効時間が
リセットされ(ステップ47)、計測不能と判断し、計測
を止めて(ステップ48)、センサ自動モードを停止する
(ステップ49)。
【0022】図9のフローチャート図に戻ると、計測デ
ータが測定された場合には、M動作が終了するまで(ス
テップ22)、計測が続けられ、データの記録を続ける
(ステップ26)。最初のM動作が終了すると、得られた
計測データが制御手段(20)内で処理され、各部位の凝り
具合やリラックス度合いが判断され(ステップ24)、そ
の結果をディスプレイ(33)に表示する。次に、マッサー
ジパターンを変えた試験マッサージ(M動作)を行なう
(ステップ25)。このM動作は、最初が揉みマッサージ
であったならば、例えば叩きマッサージにマッサージパ
ターンを変えて実施される。次のマッサージ動作につい
ても上記と同様に計測データが測定される。被施療者が
計測を中止したことにより、次のM動作が開始されなか
った場合には、停止時間をカウントし(ステップ27)、
一定時間経過してタイムオーバーとなれば(ステップ2
8)、計測を止めて(ステップ29)、センサ自動モード
を停止する(ステップ30)。タイムオーバーする前に計
測が開始されれば、ステップ25に戻る。
【0023】上記フローにより、試験マッサージ(M動
作)で生理情報が得られた場合には、この生理情報に基
づいて、被施療者の所望するやすらぎ、又は疲労回復の
マッサージプログラムが作成され、被施療者にマッサー
ジが施される。一方、試験マッサージ(M動作)中に、被
施療者が生理情報測定手段(40)に触れていなかったり、
触れ方が不十分である場合、または、途中で生理情報測
定手段(40)から手を離してしまった場合等には、信頼性
の高い生理情報を得ることができないから、上記フロー
のステップ30、49によりその測定が停止されるか
ら、不正確な生理情報に基づくマッサージプログラムが
実行されることはない。
【0024】制御手段(20)は、生理情報が得られた場合
に、モータ(14)(15)(16)を制御し、被施療者の選択した
モード(やすらぎ又は疲労回復)に応じて決定されるマッ
サージプログラムを実施する。これにより、被施療者に
効果的なマッサージが施される。
【0025】上記実施例では、試験マッサージ(M動作)
は、センサ自動モードのマッサージプログラムを実行す
る前に行なって、生理情報を予めM動作で得た後、M動
作で得られた生理情報に基づいたマッサージプログラム
を行なっているが、さらに施療効果の高いマッサージを
行なうには、マッサージプログラムを実行しながらリア
ルタイムに生理情報を測定し、その結果をフィードバッ
クして、マッサージプログラムを修正することが望まし
い。この場合も、同様に生理情報測定手段(40)から得ら
れた情報の信頼性を高めるために、得られた生理情報が
所定の条件を満たすか否かを判断しつつ実施すればよ
い。
【0026】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子型マッサージ機の斜視図である。
【図2】本発明のマッサージ機とリモコンの電気系の構
成を示すブロック図である。
【図3】リモコンの斜視図である。
【図4】被施療者がリモコンを両手で掴んだ状態を示す
斜視図である。
【図5】測定用モジュールの平面図である。
【図6】図5の線VI−VIに沿う矢視断面図である。
【図7】リモコンの詳細な正面図である。
【図8】リモコンボタン操作に伴うマッサージプログラ
ムの切替制御を示すフローチャート図である。
【図9】センサ自動モードのマッサージ動作に同期した
動作のフローチャート図である。
【図10】計測データ記録手順のフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
(10) マッサージ機 (13) 施療指 (20) 制御手段 (40) 生理情報測定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 5/00 A61B 5/00 N 101 101E 5/0245 5/05 C 5/0408 A61H 15/00 350Z 5/05 23/02 357 A61H 15/00 350 A61B 5/02 322 23/02 357 5/04 300B Fターム(参考) 4C017 AA02 AA10 AA16 AB03 AC26 FF15 FF17 4C027 AA00 AA07 BB05 CC06 EE01 GG15 GG18 KK01 KK03 4C074 AA04 BB05 CC17 DD01 GG03 HH02 HH08 4C100 AD17 AD23 AE11 BA06 BA09 BB04 CA06 DA05 DA06 EA12

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被施療者の身体に沿ってマッサージを施
    す施療指(13)(13)と、該施療指(13)(13)の動作を制御す
    る制御手段(20)と、該制御手段(20)に電気的に接続され
    被施療者が操作命令を選択する操作ボタン(32c)(32d)
    と、制御手段(20)に接続され被施療者の生理情報を測定
    する手段(40)を具え、制御手段(20)は、生理情報測定手
    段(40)によって測定された生理情報に基づくマッサージ
    プログラムで施療指(13)(13)を制御するマッサージ機に
    おいて、 制御手段(20)は、操作ボタン(32c)(32d)の操作により生
    理情報に基づくマッサージプログラムが選択された際
    に、生理情報測定手段(40)から所定の条件を満たす生理
    情報が検出されたときに、生理情報に基づくマッサージ
    プログラムを実行するマッサージ機。
  2. 【請求項2】 生理情報測定手段(40)は、被施療者の発
    汗量を調べるために皮膚電気抵抗を測定する手段(43)で
    あって、該電気抵抗測定手段(43)により測定された電気
    抵抗値が所定値以下であれば、生理情報に基づくマッサ
    ージプログラムが実行される請求項1に記載のマッサー
    ジ機。
  3. 【請求項3】 生理情報測定手段(40)は、脈拍測定手段
    (41)であって、該脈拍計測手段(41)により測定された脈
    拍数が所定値以上であれば、生理情報に基づくマッサー
    ジプログラムが実行される請求項1に記載のマッサージ
    機。
  4. 【請求項4】 生理情報測定手段(40)は、皮膚温度測定
    手段(42)であって、該皮膚温度測定手段(42)により測定
    された温度が所定値以上であれば、生理情報に基づくマ
    ッサージプログラムが実行される請求項1に記載のマッ
    サージ機。
  5. 【請求項5】 制御手段(20)は、生理情報に基づくマッ
    サージプログラムを実行中に、生理情報測定手段(40)か
    らの生理情報が、一定時間以上、所定の条件を満たさな
    い場合には、生理情報に基づくマッサージプログラムを
    停止する請求項1乃至請求項4の何れかに記載のマッサ
    ージ機。
JP2001033363A 2001-02-09 2001-02-09 マッサージ機 Pending JP2002233559A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7494475B2 (en) 2004-02-26 2009-02-24 Sanyo Electric Company, Ltd. Massage unit and chair having pivotal lever to grip and knead
JP2009050412A (ja) * 2007-08-25 2009-03-12 Tanita Corp 生体データ測定器
JP2015202162A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 日本発條株式会社 脈波計測機能を有するリモコン及び脈波計測機能を有する用具

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