JP2002232475A - トラフィックモニター、IPアダプタ、及びVoIP電話装置 - Google Patents
トラフィックモニター、IPアダプタ、及びVoIP電話装置Info
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- JP2002232475A JP2002232475A JP2001027910A JP2001027910A JP2002232475A JP 2002232475 A JP2002232475 A JP 2002232475A JP 2001027910 A JP2001027910 A JP 2001027910A JP 2001027910 A JP2001027910 A JP 2001027910A JP 2002232475 A JP2002232475 A JP 2002232475A
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インターネット経由での音声通話パケットや
画像転送を行う場合、帯域保証がされていない経路をデ
ータが通過する際に、データの消失、音声遅延が生じ通
話品質の劣化が発生する。使用者はこれをデータの通過
経路の問題ではなく端末の故障であると誤認することが
ある。 【解決手段】 上記問題解決のため、本発明は、データ
の遅延、ジッタ、データロスの少なくとも一つを測定す
る測定手段と、この測定手段による測定結果から通信パ
ケットのエラー率を監視する集計処理部413と、この
集計処理部413からの出力を元にユーザに対して報知
するLCDモニター408を備える。
画像転送を行う場合、帯域保証がされていない経路をデ
ータが通過する際に、データの消失、音声遅延が生じ通
話品質の劣化が発生する。使用者はこれをデータの通過
経路の問題ではなく端末の故障であると誤認することが
ある。 【解決手段】 上記問題解決のため、本発明は、データ
の遅延、ジッタ、データロスの少なくとも一つを測定す
る測定手段と、この測定手段による測定結果から通信パ
ケットのエラー率を監視する集計処理部413と、この
集計処理部413からの出力を元にユーザに対して報知
するLCDモニター408を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット網
を到来するパケットの状態を表示するトラフィックモニ
ター、電話機とインターネット網の間に接続されて使用
されるIPアダプタ、及び、インターネット網を用いた
VoIP電話装置に関するものである。
を到来するパケットの状態を表示するトラフィックモニ
ター、電話機とインターネット網の間に接続されて使用
されるIPアダプタ、及び、インターネット網を用いた
VoIP電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット経由での音声通話
パケットや画像転送おいて、帯域保証がされていない経
路をデータが通過する際、音声、データ、画像などの混
在トラフィックにおける渋滞により、データの消失、音
声遅延との問題が生じる。
パケットや画像転送おいて、帯域保証がされていない経
路をデータが通過する際、音声、データ、画像などの混
在トラフィックにおける渋滞により、データの消失、音
声遅延との問題が生じる。
【0003】帯域確保がなされないデータは100%保
証されないため、ユーザに届くデータは著しく悪化する
可能性をもち、ユーザはインターネット上のトラフィッ
クに関する情報を知らないまま、機器を操作すると機器
自体が故障または品質的に悪いと、間違った判断するこ
ともある。
証されないため、ユーザに届くデータは著しく悪化する
可能性をもち、ユーザはインターネット上のトラフィッ
クに関する情報を知らないまま、機器を操作すると機器
自体が故障または品質的に悪いと、間違った判断するこ
ともある。
【0004】データ転送経路の交通量の影響でデータの
送受信の品質が悪化することを、知りえないユーザは不
快感を覚え、商品の返品も発生したりする。
送受信の品質が悪化することを、知りえないユーザは不
快感を覚え、商品の返品も発生したりする。
【0005】以下、図面を参照しながら従来のIPアダ
プタについて説明を行う。
プタについて説明を行う。
【0006】図4は従来のIPアダプタの構成を示すブ
ロック図を示している。
ロック図を示している。
【0007】図において、1は品質制御処理を行なう制
御ブロック、2は帯域制御処理を行なうための制御ブロ
ック、3は優先制御処理を行う制御ブロック、4は公衆
インターネット網(WAN)を表している。
御ブロック、2は帯域制御処理を行なうための制御ブロ
ック、3は優先制御処理を行う制御ブロック、4は公衆
インターネット網(WAN)を表している。
【0008】このように構成された従来のVoIPアダ
プタは、それらを用いて制御の一部の機能が保証されな
いインターネット網を使用し、パケットデータを送信し
受信している。特に音声通話品質に対しては、実際に音
声が聞こえるので接続中の通話品質は使用者の聴感にの
みにより判断されるものとなっている。
プタは、それらを用いて制御の一部の機能が保証されな
いインターネット網を使用し、パケットデータを送信し
受信している。特に音声通話品質に対しては、実際に音
声が聞こえるので接続中の通話品質は使用者の聴感にの
みにより判断されるものとなっている。
【0009】一般にインターネット上に離散データパケ
ットを送り出すプロトコルは、主なものとして、ISO
の7階層の表現で言うトランスポート層のTCP/IP
(transmisiion contorl pro
tocol/Internet Protocol)コ
ネクション型のプロトコルで送受信データの粉失、重
複、順序制御など行なうものや、UDP(use da
tagram protocol)コネクションレス型
のプロトコルであり、送受信データの粉失、重複、順序
制御などの保証しないもの等がある。
ットを送り出すプロトコルは、主なものとして、ISO
の7階層の表現で言うトランスポート層のTCP/IP
(transmisiion contorl pro
tocol/Internet Protocol)コ
ネクション型のプロトコルで送受信データの粉失、重
複、順序制御など行なうものや、UDP(use da
tagram protocol)コネクションレス型
のプロトコルであり、送受信データの粉失、重複、順序
制御などの保証しないもの等がある。
【0010】さらにストリーム型データの伝送を目的と
したプロトコルとしてRTP(real−time t
ransport protocol)がある。これは
TCPと同じトランスポート層のプロトコルだが、再送
制御はしないものがある。RTPフレームのヘッダーに
は、マルチメディア・データの符号化方式の識別に使う
ペイロード・タイプ識別子や、タイムスタンプ信号を埋
め込める。そのため、画像や音声などをリアルタイムで
やり取りする場合に用いられることが多い。
したプロトコルとしてRTP(real−time t
ransport protocol)がある。これは
TCPと同じトランスポート層のプロトコルだが、再送
制御はしないものがある。RTPフレームのヘッダーに
は、マルチメディア・データの符号化方式の識別に使う
ペイロード・タイプ識別子や、タイムスタンプ信号を埋
め込める。そのため、画像や音声などをリアルタイムで
やり取りする場合に用いられることが多い。
【0011】同じようなプロトコルに上述のUDPがあ
るが、RTPにはデータ到達時間の揺らぎ補正機能があ
る点が大きく違う。
るが、RTPにはデータ到達時間の揺らぎ補正機能があ
る点が大きく違う。
【0012】また、RTPはRTCP(real−ti
me control protocol)とセットで
利用されることが多い。RTCPは、回線上の帯域幅の
変化や伝送遅延などを上位アプリケーションに通知する
機能を持つ。
me control protocol)とセットで
利用されることが多い。RTCPは、回線上の帯域幅の
変化や伝送遅延などを上位アプリケーションに通知する
機能を持つ。
【0013】通常の帯域保証がなされていないインター
ネット上のパケットデータは、シグナリング、ルーティ
ングによる接続性による決められたルートを通らないた
め、データスループットのパフォーマンスの変化が生じ
る。
ネット上のパケットデータは、シグナリング、ルーティ
ングによる接続性による決められたルートを通らないた
め、データスループットのパフォーマンスの変化が生じ
る。
【0014】また、特定ユーザにおける帯域確保を行っ
ているインターネット上でも、マルチキャスト機能や、
ロードバランシングの不均衡によりデータスループット
のパフォーマンスに変化が生じる。
ているインターネット上でも、マルチキャスト機能や、
ロードバランシングの不均衡によりデータスループット
のパフォーマンスに変化が生じる。
【0015】つまり、データ品質保証すべき事柄である
ところの遅延、ジッタ(データの転送時間の不均一によ
るデータの揺らぎ)、データロス率の保証が完全にはで
きない。その結果、インターネット接続型、リアルタイ
ム性を必要とする送受信に品質劣化が生じることがあ
り、画像データでは画像が一部コマ落ちしたり、ノイズ
が載ったりし、音声データでは音声が遅延し、エコー感
が過大に感じられたり、音声自体が遅延したり、音崩れ
や音がつぶれたりする結果となる。
ところの遅延、ジッタ(データの転送時間の不均一によ
るデータの揺らぎ)、データロス率の保証が完全にはで
きない。その結果、インターネット接続型、リアルタイ
ム性を必要とする送受信に品質劣化が生じることがあ
り、画像データでは画像が一部コマ落ちしたり、ノイズ
が載ったりし、音声データでは音声が遅延し、エコー感
が過大に感じられたり、音声自体が遅延したり、音崩れ
や音がつぶれたりする結果となる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ストリ
ーム型のデータ通信パケットを帯域制御や優先制御、デ
ータ品質制御を施したインターネット上のやり取りをし
た場合でも、インターネット上の通過パスが厳密に決め
られない限り、音声通話等のデータは、各部のインター
ネット上の負荷や混み具合により通話品質の劣化が生じ
る。
ーム型のデータ通信パケットを帯域制御や優先制御、デ
ータ品質制御を施したインターネット上のやり取りをし
た場合でも、インターネット上の通過パスが厳密に決め
られない限り、音声通話等のデータは、各部のインター
ネット上の負荷や混み具合により通話品質の劣化が生じ
る。
【0017】その際、ユーザは機器自体の故障や不具合
でないにも拘らず、データが透過するインターネット上
の機器に左右され音声品質が決まるため、直接データと
して復調された時点で音の崩れや音声途切れという通話
品質の低下をもって、機器の不具合という誤認識を招い
ていた。その結果、ユーザは、機器の不具合だと思って
ユーザクレームを発する。そのため、クレームを受けた
側としては、その不具合内容は、機器自体の問題ではな
く、データが通過するインターネット経路の問題である
ことをユーザに認知してもらい、経路自体の混雑状況お
よび経路自体の伝送品質が悪いことが直接の原因である
ことを理解してもらわなければならないという課題があ
った。
でないにも拘らず、データが透過するインターネット上
の機器に左右され音声品質が決まるため、直接データと
して復調された時点で音の崩れや音声途切れという通話
品質の低下をもって、機器の不具合という誤認識を招い
ていた。その結果、ユーザは、機器の不具合だと思って
ユーザクレームを発する。そのため、クレームを受けた
側としては、その不具合内容は、機器自体の問題ではな
く、データが通過するインターネット経路の問題である
ことをユーザに認知してもらい、経路自体の混雑状況お
よび経路自体の伝送品質が悪いことが直接の原因である
ことを理解してもらわなければならないという課題があ
った。
【0018】本発明は、上記従来の課題に鑑み、会話中
の諸条件におけるインターネット経路の伝送品質および
混み具合を目視でユーザに表示できる装置を提供するこ
とを目的とする。
の諸条件におけるインターネット経路の伝送品質および
混み具合を目視でユーザに表示できる装置を提供するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するために、本発明のトラフィックモニター、I
Pアダプタ、VoIP電話装置は、インターネット網か
ら受信されるパケットに対し、その遅延、ジッタ、デー
タロス率の少なくとも一つを測定する測定手段、前記測
定手段からの測定結果をもとに通信パケットのエラー率
を監視する手段、この監視手段からの出力に応じた出力
を行なうモニター手段、を備えている。
を解決するために、本発明のトラフィックモニター、I
Pアダプタ、VoIP電話装置は、インターネット網か
ら受信されるパケットに対し、その遅延、ジッタ、デー
タロス率の少なくとも一つを測定する測定手段、前記測
定手段からの測定結果をもとに通信パケットのエラー率
を監視する手段、この監視手段からの出力に応じた出力
を行なうモニター手段、を備えている。
【0020】そして、ユーザに対して通話品質情報を定
期的に更新、表示させる。この結果、ユーザは通話中の
パケットインターネット網通過における通話品質劣化を
目視、認知することができる。従って、音質劣化が機器
自体の不具合ではなく通信網の影響によることが分か
り、音質劣化に関する機器自体へのユーザクレームを軽
減させることが可能となる。
期的に更新、表示させる。この結果、ユーザは通話中の
パケットインターネット網通過における通話品質劣化を
目視、認知することができる。従って、音質劣化が機器
自体の不具合ではなく通信網の影響によることが分か
り、音質劣化に関する機器自体へのユーザクレームを軽
減させることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、インターネット接続するための物理層プロトコル
(PHY:Phisycal Layer Proto
col)とその制御を行なうCPUを含み、インターネ
ット網から受信されるパケットに対し、その遅延、ジッ
タ、データロス率の少なくとも一つを測定する測定手
段、この測定手段からの測定結果をもとに通信パケット
のエラー率を監視する手段、この監視手段からの出力に
応じた出力を行なうモニター手段を備えたことを特徴と
するトラフィックモニターであり、ユーザはモニター手
段をみることで、パケットの状態を認識することができ
る。
は、インターネット接続するための物理層プロトコル
(PHY:Phisycal Layer Proto
col)とその制御を行なうCPUを含み、インターネ
ット網から受信されるパケットに対し、その遅延、ジッ
タ、データロス率の少なくとも一つを測定する測定手
段、この測定手段からの測定結果をもとに通信パケット
のエラー率を監視する手段、この監視手段からの出力に
応じた出力を行なうモニター手段を備えたことを特徴と
するトラフィックモニターであり、ユーザはモニター手
段をみることで、パケットの状態を認識することができ
る。
【0022】本発明の請求項2に記載の発明は、インタ
ーネット接続するための物理層プロトコル(PHY:P
hisycal Layer Protocol)とそ
の制御を行なうCPUを含み、インターネット網から受
信されるパケットに対し、その遅延、ジッタ、データロ
ス率の少なくとも一つを測定する測定手段、測定手段か
らの測定結果をもとに通信パケットのエラー率を監視す
る監視手段、この監視手段からの出力に応じた出力を行
なうモニター手段、外部電話機との接続のためのインタ
ーフェースを備えたことを特徴とするIPアダプタであ
り、VoIP電話を使用しているときのパケットの状況
を確認することが出来る。
ーネット接続するための物理層プロトコル(PHY:P
hisycal Layer Protocol)とそ
の制御を行なうCPUを含み、インターネット網から受
信されるパケットに対し、その遅延、ジッタ、データロ
ス率の少なくとも一つを測定する測定手段、測定手段か
らの測定結果をもとに通信パケットのエラー率を監視す
る監視手段、この監視手段からの出力に応じた出力を行
なうモニター手段、外部電話機との接続のためのインタ
ーフェースを備えたことを特徴とするIPアダプタであ
り、VoIP電話を使用しているときのパケットの状況
を確認することが出来る。
【0023】本発明の請求項3に記載の発明は、モニタ
ー手段には、通話相手との通話が確立した後、監視手段
からの出力に応じて、文字及びグラフィックバーにてそ
の状態が多段階表示されることを特徴とするIPアダプ
タであり、ユーザにとってパケットの状況が一目で確認
できる。
ー手段には、通話相手との通話が確立した後、監視手段
からの出力に応じて、文字及びグラフィックバーにてそ
の状態が多段階表示されることを特徴とするIPアダプ
タであり、ユーザにとってパケットの状況が一目で確認
できる。
【0024】本発明の請求項4に記載の発明は、モニタ
ー手段として、LEDを使用し、このLEDによって複
数の状態表示を行なうことを特徴とするIPアダプタで
あり、LEDを使用することにより、安価に構成するこ
とができる。
ー手段として、LEDを使用し、このLEDによって複
数の状態表示を行なうことを特徴とするIPアダプタで
あり、LEDを使用することにより、安価に構成するこ
とができる。
【0025】本発明の請求項5に記載の発明は、インタ
ーネット接続するための物理層プロトコル(PHY:P
hisycal Layer Protocol)とそ
の制御を行なうCPUを含み、インターネット網から受
信されるパケットに対し、その遅延、ジッタ、データロ
ス率の少なくとも一つを測定する測定手段、この測定手
段からの測定結果をもとに通信パケットのエラー率を監
視する監視手段、この監視手段からの出力に応じた出力
を行なうモニター手段、送受話器を備えたことを特徴と
するVoIP電話装置であり、ユーザはモニター手段を
みることで、パケットの状態を認識することができる。
ーネット接続するための物理層プロトコル(PHY:P
hisycal Layer Protocol)とそ
の制御を行なうCPUを含み、インターネット網から受
信されるパケットに対し、その遅延、ジッタ、データロ
ス率の少なくとも一つを測定する測定手段、この測定手
段からの測定結果をもとに通信パケットのエラー率を監
視する監視手段、この監視手段からの出力に応じた出力
を行なうモニター手段、送受話器を備えたことを特徴と
するVoIP電話装置であり、ユーザはモニター手段を
みることで、パケットの状態を認識することができる。
【0026】また、前述した全ての発明を通して、ユー
ザはインターネット上の回線網のトラフィック状況が把
握でき、帯域保証されない公衆インターネット回線網の
状況を見ながら、不安定な接続環境下で公衆網の状況を
把握し安価な通話を楽しめるという作用を有する。
ザはインターネット上の回線網のトラフィック状況が把
握でき、帯域保証されない公衆インターネット回線網の
状況を見ながら、不安定な接続環境下で公衆網の状況を
把握し安価な通話を楽しめるという作用を有する。
【0027】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0028】(実施の形態1)本実施の形態では、本発
明のトラフィックモニターを搭載したIPアダプタを例
にとって説明する。
明のトラフィックモニターを搭載したIPアダプタを例
にとって説明する。
【0029】図1は、本発明の一実施の形態に於けるト
ラフィックモニターのLCDの表示状態を示した図であ
り、(a)は最良の状態即ちベストな状態、(b)はベ
ストではないが十分通話が行なえる良好状態、(c)は
通話は可能ではあるが、通話品質はそれ程よくはないま
あまあの状態を示し、(d)は通話に支障をきたしてい
るBAD状態を示しており、(c)と(d)の表示の違
いは、グラフィックバー表示が異なるのと、「BAD」
の文字が(c)では点灯しているのに対し、(d)では
ブリンクしている点である。このようにすることで、ユ
ーザがIP電話の通話中にパケットの状況を目視出来る
ようになっている。また、LCDへの表示は、「BES
T」、「WELL」、「BAD」、「BADのブリン
ク」のように文字表示だけでなく、上述したようなグラ
フィックバーによる定量的な表示もあわせて行なってい
る。
ラフィックモニターのLCDの表示状態を示した図であ
り、(a)は最良の状態即ちベストな状態、(b)はベ
ストではないが十分通話が行なえる良好状態、(c)は
通話は可能ではあるが、通話品質はそれ程よくはないま
あまあの状態を示し、(d)は通話に支障をきたしてい
るBAD状態を示しており、(c)と(d)の表示の違
いは、グラフィックバー表示が異なるのと、「BAD」
の文字が(c)では点灯しているのに対し、(d)では
ブリンクしている点である。このようにすることで、ユ
ーザがIP電話の通話中にパケットの状況を目視出来る
ようになっている。また、LCDへの表示は、「BES
T」、「WELL」、「BAD」、「BADのブリン
ク」のように文字表示だけでなく、上述したようなグラ
フィックバーによる定量的な表示もあわせて行なってい
る。
【0030】図2は、本発明の一実施の形態におけるI
Pアダプタの動作を示すフローチャートであり、より詳
細には、本発明の実施時、IPアダプタを介しての通話
中の受信パケットデータから得られる帯域情報をソフト
制御処理し、トラフィックモニター表示を更新すること
を記したフローチャートである。
Pアダプタの動作を示すフローチャートであり、より詳
細には、本発明の実施時、IPアダプタを介しての通話
中の受信パケットデータから得られる帯域情報をソフト
制御処理し、トラフィックモニター表示を更新すること
を記したフローチャートである。
【0031】図3は、本発明の一実施の形態におけるI
Pアダプタを使用したVoIP電話装置をインターネッ
トに接続した状態の全体構成を示す図であり、より詳細
には、パケット監視機能を有した、ストリーム系デジタ
ルパケット処理制御をもつインターネットVoIP装置
を示している。
Pアダプタを使用したVoIP電話装置をインターネッ
トに接続した状態の全体構成を示す図であり、より詳細
には、パケット監視機能を有した、ストリーム系デジタ
ルパケット処理制御をもつインターネットVoIP装置
を示している。
【0032】図3に於いて、401、406はIPアダ
プターであり、一般公衆電話回線を用いてダイヤルアッ
プし、ISP(インターネットサービスプロバイダー)
403,405を経由し、インターネット網(WAN)
404にデジタル音声パケットを送信し、及びインター
ネット網(WAN)404からの受信を相互に行うこと
により、全二重の音声通話を行う。
プターであり、一般公衆電話回線を用いてダイヤルアッ
プし、ISP(インターネットサービスプロバイダー)
403,405を経由し、インターネット網(WAN)
404にデジタル音声パケットを送信し、及びインター
ネット網(WAN)404からの受信を相互に行うこと
により、全二重の音声通話を行う。
【0033】IPアダプター401と406の夫々の内
部には、デジタルパケット入出力処理部409があり、
これは音声でデジタルパケットを変復調させるRIS
C、CPUやDSPの演算制御処理部があり、送信時に
は連音声アナログデータをデジタル圧縮音声パケットデ
ータに変換し、インターネット上へ送り出すMacヘッ
ダーやIPヘッダー、及びUDPパケット識別ヘッダ、
順序ヘッダデータ等々を付加し、公衆インターネット網
(WAN)404へ送り出す。
部には、デジタルパケット入出力処理部409があり、
これは音声でデジタルパケットを変復調させるRIS
C、CPUやDSPの演算制御処理部があり、送信時に
は連音声アナログデータをデジタル圧縮音声パケットデ
ータに変換し、インターネット上へ送り出すMacヘッ
ダーやIPヘッダー、及びUDPパケット識別ヘッダ、
順序ヘッダデータ等々を付加し、公衆インターネット網
(WAN)404へ送り出す。
【0034】一方、IPアダプター401,406が受
信する場合は、ISP403、405を経由し、相手か
ら送られた離散デジタル音声パケットデータをIPアダ
プター401、406のデジタルパケットを処理するデ
ジタルパケット入出力処理部409へ送り込まれる。
信する場合は、ISP403、405を経由し、相手か
ら送られた離散デジタル音声パケットデータをIPアダ
プター401、406のデジタルパケットを処理するデ
ジタルパケット入出力処理部409へ送り込まれる。
【0035】デジタルパケット入出力処理部409の演
算処理部では、離散受信デジタルパケットの各データ層
のヘッダー及び、順序データ等のオプションデータを解
析し、単位時間あたりで管理する離散受信データバッフ
ァへ音声データを送る。その過程で遅延データ集計部4
10にて遅延データの集計が行なわれ、揺らぎデータ集
計部411にて揺らぎデータの集計が行なわれ、パケッ
トロス集計部412にて受信時のパケットロスの集計が
行なわれる。
算処理部では、離散受信デジタルパケットの各データ層
のヘッダー及び、順序データ等のオプションデータを解
析し、単位時間あたりで管理する離散受信データバッフ
ァへ音声データを送る。その過程で遅延データ集計部4
10にて遅延データの集計が行なわれ、揺らぎデータ集
計部411にて揺らぎデータの集計が行なわれ、パケッ
トロス集計部412にて受信時のパケットロスの集計が
行なわれる。
【0036】一連の連続のアナログデータが離散デジタ
ルパケットに変換されたデータを受け取る処理過程に
て、受信・遅延データ集計部410での遅延度数として
は、離散化したデジタル音声パケットデータの各パケッ
トの到達時間が、デジタルパケット入出力処理部409
におけるデジタルパケットのアナログ復調処理で行われ
るデジタル圧縮データを連続アナログ音声信号へ復元さ
せる伸長処理の時、元もとのG.729におけるデジタ
ル圧縮によりパケットヘッダーを付加できる物理的伝送
時間を稼ぎ出した処理時間以上に連続する次のパケット
データの受信到着が遅れた場合、実質のアナログ音声へ
の逆変換は不可能になることがある。そのような場合は
一部補間修正処理により音声としての連続音を形成する
ようになっていたり、受信データバッファーを大きくし
てパケット到達時間の超過を防いでいる。それでも10
0%完全逆変換できないほどに次のデジタルパケット到
達時間が発生した場合、結果的には、その連続音声のブ
ロックを欠落させてしまう。その一連の連続デジタル圧
縮データを単位時間あたりに連続アナログ音声に復元す
る過程に発生する欠損パケットの発生頻度を一連の音声
パケットのうち1%発生した場合、2%発生した場合、
3%発生した場合、4%発生した場合、5%以上発生し
た場合等々に段階をつけ、単位時間あたりに集計してい
く。
ルパケットに変換されたデータを受け取る処理過程に
て、受信・遅延データ集計部410での遅延度数として
は、離散化したデジタル音声パケットデータの各パケッ
トの到達時間が、デジタルパケット入出力処理部409
におけるデジタルパケットのアナログ復調処理で行われ
るデジタル圧縮データを連続アナログ音声信号へ復元さ
せる伸長処理の時、元もとのG.729におけるデジタ
ル圧縮によりパケットヘッダーを付加できる物理的伝送
時間を稼ぎ出した処理時間以上に連続する次のパケット
データの受信到着が遅れた場合、実質のアナログ音声へ
の逆変換は不可能になることがある。そのような場合は
一部補間修正処理により音声としての連続音を形成する
ようになっていたり、受信データバッファーを大きくし
てパケット到達時間の超過を防いでいる。それでも10
0%完全逆変換できないほどに次のデジタルパケット到
達時間が発生した場合、結果的には、その連続音声のブ
ロックを欠落させてしまう。その一連の連続デジタル圧
縮データを単位時間あたりに連続アナログ音声に復元す
る過程に発生する欠損パケットの発生頻度を一連の音声
パケットのうち1%発生した場合、2%発生した場合、
3%発生した場合、4%発生した場合、5%以上発生し
た場合等々に段階をつけ、単位時間あたりに集計してい
く。
【0037】揺らぎデータ集計部411での揺らぎ度数
としては、連続パケットが時間スケール上で各パケット
間の時間間隔が均等な時間でデータ受信できているかを
数値化しており、単位時間あたりの連続パケットデータ
の各受信間隔が10%以上変動がある場合、20%以上
変動がある場合と等々と変動率を元に単位時間当たりの
集計を行う。
としては、連続パケットが時間スケール上で各パケット
間の時間間隔が均等な時間でデータ受信できているかを
数値化しており、単位時間あたりの連続パケットデータ
の各受信間隔が10%以上変動がある場合、20%以上
変動がある場合と等々と変動率を元に単位時間当たりの
集計を行う。
【0038】パケットロス集計部412でのパケットロ
スの度数としては、単位時間あたりの一連データの全パ
ケット数の一部が受信到達できずに受信バッファに入ら
なかったときに生じてパケットが失われた欠落度合いを
集計している。1%パケット欠落、2%パケット欠落、
3%パケット欠落、4%パケット欠落、5%パケット欠
落、それ以上欠落のように各欠落度合いに応じて集計数
値を単位時間あたりに初期化し加算してゆく。
スの度数としては、単位時間あたりの一連データの全パ
ケット数の一部が受信到達できずに受信バッファに入ら
なかったときに生じてパケットが失われた欠落度合いを
集計している。1%パケット欠落、2%パケット欠落、
3%パケット欠落、4%パケット欠落、5%パケット欠
落、それ以上欠落のように各欠落度合いに応じて集計数
値を単位時間あたりに初期化し加算してゆく。
【0039】また、離散パケット順序が前後して前に来
るべきパケットデータが後ろに来た場合も考えられ、1
事象の受信パケットバッファ内の処理時間に来たものは
順序を正規化して並べ変えを行うが、その許容範囲を超
えれば、それはパケットロスの度数として取り扱われ
る。
るべきパケットデータが後ろに来た場合も考えられ、1
事象の受信パケットバッファ内の処理時間に来たものは
順序を正規化して並べ変えを行うが、その許容範囲を超
えれば、それはパケットロスの度数として取り扱われ
る。
【0040】そして、遅延データ集計部410、揺らぎ
データ集計部411、パケットロス集計部412による
夫々の集計結果は、集計処理部413に入力されて、総
合判定される。
データ集計部411、パケットロス集計部412による
夫々の集計結果は、集計処理部413に入力されて、総
合判定される。
【0041】このように、一連の受信デジタルパケット
の到達時間と順序が公衆インターネット網404を通過
する際に生じるストレス、それはインターネット網のブ
リッジにおける処理時間の超過や、データが、ある中継
サーバーに対して余りに集中して一連の連続性をもつ音
声デジタルパケットが定期時間内に送り出せなくなるこ
とを意味しており、このストレス度合いを実際に到着す
る連続デジタルパケットの受信、順序を監視、モニター
することにより、集計処理部413で単位時間当たりの
そのインターネット通過帯域の特性を4段階、即ちBe
st、Well、BAD、BAD(Blink)に閾値
処理し、LCDドライバー414を経由し、LCDモニ
ター408上にその状態をモニターしてゆく。その処理
と並行してアナログ信号はA/D、D/A処理部415
を通してIPアダプタ401、406に外付けされた電
話機402、407に入出力され、インターネット網を
介したインターネット通話が可能となる。
の到達時間と順序が公衆インターネット網404を通過
する際に生じるストレス、それはインターネット網のブ
リッジにおける処理時間の超過や、データが、ある中継
サーバーに対して余りに集中して一連の連続性をもつ音
声デジタルパケットが定期時間内に送り出せなくなるこ
とを意味しており、このストレス度合いを実際に到着す
る連続デジタルパケットの受信、順序を監視、モニター
することにより、集計処理部413で単位時間当たりの
そのインターネット通過帯域の特性を4段階、即ちBe
st、Well、BAD、BAD(Blink)に閾値
処理し、LCDドライバー414を経由し、LCDモニ
ター408上にその状態をモニターしてゆく。その処理
と並行してアナログ信号はA/D、D/A処理部415
を通してIPアダプタ401、406に外付けされた電
話機402、407に入出力され、インターネット網を
介したインターネット通話が可能となる。
【0042】以上のように構成されたインターネット通
信装置について、図2を用いて、トラフィックモニター
機能の動作を説明する。
信装置について、図2を用いて、トラフィックモニター
機能の動作を説明する。
【0043】ステップ1で、受信パケット評価ならびに
VoIP電話によるインターネット通話がスタートする
と、ステップ2にてパケットロス集計部412によるパ
ケットロスデータの集計処理(受信したデジタルパケッ
トの欠如)が行なわれ、ステップ3にて揺らぎデータ集
計部411による揺らぎデータの集計処理(各デジタル
パケットの受信時間の間隔)が行なわれ、その後ステッ
プ4にて遅延データ集計部410による遅延データの集
計処理(一連の受信パケットデータが伸長時用いる一定
量のバッファーを満たすのに要した時間)を、ステップ
5で定めた単位時間即ち60秒のあいだ集計し、各々に
対して先に示した閾値を設定することによりポイント集
計しその集計値にて公衆インターネット上のデジタルパ
ケットデータの通過品質を計測する。そして60秒間の
集計データの夫々は、ステップ6にて、各データの集計
と総合評価算出が行なわれ、ステップ7にてLCDモニ
ター408に対して、表示の更新が行なわれる。
VoIP電話によるインターネット通話がスタートする
と、ステップ2にてパケットロス集計部412によるパ
ケットロスデータの集計処理(受信したデジタルパケッ
トの欠如)が行なわれ、ステップ3にて揺らぎデータ集
計部411による揺らぎデータの集計処理(各デジタル
パケットの受信時間の間隔)が行なわれ、その後ステッ
プ4にて遅延データ集計部410による遅延データの集
計処理(一連の受信パケットデータが伸長時用いる一定
量のバッファーを満たすのに要した時間)を、ステップ
5で定めた単位時間即ち60秒のあいだ集計し、各々に
対して先に示した閾値を設定することによりポイント集
計しその集計値にて公衆インターネット上のデジタルパ
ケットデータの通過品質を計測する。そして60秒間の
集計データの夫々は、ステップ6にて、各データの集計
と総合評価算出が行なわれ、ステップ7にてLCDモニ
ター408に対して、表示の更新が行なわれる。
【0044】その結果、デジタルパケットに取りこぼし
無く単位時間内に音声デジタルパケットがスムーズに受
信できた場合、すなわちデジタル音声パケットをストリ
ーム性の一連のアナログ音声に復調する際に支障をきた
した集計ポイントが少ない順番にIPアダプタ401の
LCDモニター408に対し、図1(a)に示したBe
st表示をさせ、つぎに集計値が大きい閾値段階では、
ほぼ効率よくデジタル音声パケットを受信した場合、図
1(b)のWell表示をさせ、さらにその次に大きな
の集計閾値段階でほぼ効率よくデジタル音声パケットを
受信した場合図1(c)のBad表示をさせ、デジタル
音声パケットが非常に低効率でしか受信できなく、アナ
ログ音声復調に支障をきたした場合に図1(d)のBa
d&Blink表示(LCD画面)をステップ7のトラ
フィックモニター更新処理で行う。
無く単位時間内に音声デジタルパケットがスムーズに受
信できた場合、すなわちデジタル音声パケットをストリ
ーム性の一連のアナログ音声に復調する際に支障をきた
した集計ポイントが少ない順番にIPアダプタ401の
LCDモニター408に対し、図1(a)に示したBe
st表示をさせ、つぎに集計値が大きい閾値段階では、
ほぼ効率よくデジタル音声パケットを受信した場合、図
1(b)のWell表示をさせ、さらにその次に大きな
の集計閾値段階でほぼ効率よくデジタル音声パケットを
受信した場合図1(c)のBad表示をさせ、デジタル
音声パケットが非常に低効率でしか受信できなく、アナ
ログ音声復調に支障をきたした場合に図1(d)のBa
d&Blink表示(LCD画面)をステップ7のトラ
フィックモニター更新処理で行う。
【0045】文字とグラフィックバーによるLCDの表
示更新したあと、ステップ8で60s(秒)タイマーク
リア処理を行い、インターネット通話中は、ステップ2
へ戻り、デジタル音声パケットの受信を監視し、個々の
評価尺度でデータを単位時間の間、集計する形態をと
る。
示更新したあと、ステップ8で60s(秒)タイマーク
リア処理を行い、インターネット通話中は、ステップ2
へ戻り、デジタル音声パケットの受信を監視し、個々の
評価尺度でデータを単位時間の間、集計する形態をと
る。
【0046】このアナログ音声復元の悪化度を示す集計
値が悪くなれば、悪くなるほど、LCDモニター上に示
すインターネットのトラフィックモニターに指し示すこ
とが可能となる。
値が悪くなれば、悪くなるほど、LCDモニター上に示
すインターネットのトラフィックモニターに指し示すこ
とが可能となる。
【0047】実際の閾値設定に於いては、受信バッファ
ーの時間的な長さの設定や、復調音の途切れ具合や、欠
落データを補間した音を実際に聴感上で確認し、各集計
データの集計の際に重付けのパラメータをつけたり、閾
値の段階を調整する。聴感上に比例したLCDモニター
表示を実現させる。
ーの時間的な長さの設定や、復調音の途切れ具合や、欠
落データを補間した音を実際に聴感上で確認し、各集計
データの集計の際に重付けのパラメータをつけたり、閾
値の段階を調整する。聴感上に比例したLCDモニター
表示を実現させる。
【0048】以上のように本実施の形態によれば、受信
デジタルパケット音声データよりインターネット網のト
ラフックモニターを構築できインターネット網の状況を
把握しながらインターネット通話ができるという効果が
生じる。
デジタルパケット音声データよりインターネット網のト
ラフックモニターを構築できインターネット網の状況を
把握しながらインターネット通話ができるという効果が
生じる。
【0049】なお、本実施の形態では、IPアダプタ
と、これに接続される電話機402,407を別体のも
のとして構成したが、一体物として構成、即ち送受話器
などの電話部品をも含んだVoIP電話として構成して
も良いことは言うまでもない。
と、これに接続される電話機402,407を別体のも
のとして構成したが、一体物として構成、即ち送受話器
などの電話部品をも含んだVoIP電話として構成して
も良いことは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明は、インターネッ
ト網のパケット伝達評価をし、インターネットのトラフ
ィックモニター表示により、公衆インターネット網の混
雑具合を把握しインターネット通話をユーザは不快感を
覚えることなく使用でき、さらに機器商品の返品発生す
るを防止するシステムを提供することすることが可能と
なる。
ト網のパケット伝達評価をし、インターネットのトラフ
ィックモニター表示により、公衆インターネット網の混
雑具合を把握しインターネット通話をユーザは不快感を
覚えることなく使用でき、さらに機器商品の返品発生す
るを防止するシステムを提供することすることが可能と
なる。
【図1】本発明の一実施の形態に於けるトラフィックモ
ニターのLCDの表示状態を示した図
ニターのLCDの表示状態を示した図
【図2】本発明の一実施の形態におけるIPアダプタの
動作を示すフローチャート
動作を示すフローチャート
【図3】本発明の一実施の形態におけるIPアダプタを
使用したVoIP電話装置をインターネットに接続した
状態の全体構成を示す図
使用したVoIP電話装置をインターネットに接続した
状態の全体構成を示す図
【図4】従来のIPアダプタの構成を示すブロック図
401 IPアダプタ 402 電話機 403 ISP(インターネットサービスプロバイダ
ー) 404 インターネット網(WAN) 405 ISP(インターネットサービスプロバイダ
ー) 406 IPアダプタ 407 電話機 408 LCDモニター 409 デジタルパケット入出力処理部 410 遅延データ集計部 411 揺らぎデータ集計部 412 パケットロス集計部 413 集計処理部 414 LCDドライバー 415 A/D、D/A処理部 416 LCDモニター
ー) 404 インターネット網(WAN) 405 ISP(インターネットサービスプロバイダ
ー) 406 IPアダプタ 407 電話機 408 LCDモニター 409 デジタルパケット入出力処理部 410 遅延データ集計部 411 揺らぎデータ集計部 412 パケットロス集計部 413 集計処理部 414 LCDドライバー 415 A/D、D/A処理部 416 LCDモニター
Claims (5)
- 【請求項1】インターネット接続するための物理層プロ
トコル(PHY:Phisycal Layer Pr
otocol)とその制御を行なうCPUを含み、イン
ターネット網から受信されるパケットに対し、その遅
延、ジッタ、データロス率の少なくとも一つを測定する
測定手段、前記測定手段からの測定結果をもとに通信パ
ケットのエラー率を監視する手段、この監視手段からの
出力に応じた出力を行なうモニター手段、を備えたこと
を特徴とするトラフィックモニター。 - 【請求項2】インターネット接続するための物理層プロ
トコル(PHY:Phisycal Layer Pr
otocol)とその制御を行なうCPUを含み、イン
ターネット網から受信されるパケットに対し、その遅
延、ジッタ、データロス率の少なくとも一つを測定する
測定手段、前記測定手段からの測定結果をもとに通信パ
ケットのエラー率を監視する監視手段、この監視手段か
らの出力に応じた出力を行なうモニター手段、外部電話
機との接続のためのインターフェースを備えたことを特
徴とするIPアダプタ。 - 【請求項3】モニター手段には、通話相手との通話が確
立した後、監視手段からの出力に応じて、文字及びグラ
フィックバーにてその状態が多段階表示されることを特
徴とする請求項2に記載のIPアダプタ。 - 【請求項4】モニター手段として、LEDを使用し、こ
のLEDによって複数の状態表示を行なうことを特徴と
する請求項2に記載のIPアダプタ。 - 【請求項5】インターネット接続するための物理層プロ
トコル(PHY:Phisycal Layer Pr
otocol)とその制御を行なうCPUを含み、イン
ターネット網から受信されるパケットに対し、その遅
延、ジッタ、データロス率の少なくとも一つを測定する
測定手段、前記測定手段からの測定結果をもとに通信パ
ケットのエラー率を監視する監視手段、この監視手段か
らの出力に応じた出力を行なうモニター手段、送受話器
を備えたことを特徴とするVoIP(Voice ov
er Internet Protocol)電話装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001027910A JP2002232475A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | トラフィックモニター、IPアダプタ、及びVoIP電話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001027910A JP2002232475A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | トラフィックモニター、IPアダプタ、及びVoIP電話装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002232475A true JP2002232475A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18892501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001027910A Pending JP2002232475A (ja) | 2001-02-05 | 2001-02-05 | トラフィックモニター、IPアダプタ、及びVoIP電話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002232475A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100679321B1 (ko) | 2004-09-01 | 2007-02-06 | 하나로텔레콤 주식회사 | 인터넷 전화 서비스 품질 통계 제공 방법 및 그 시스템 |
JP2008048265A (ja) * | 2006-08-18 | 2008-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | リアルタイム通話装置 |
JP2008079030A (ja) * | 2006-09-21 | 2008-04-03 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音声情報出力装置及び音声情報通信システム |
JP2008135858A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Hitachi Communication Technologies Ltd | Ip電話機 |
JP2008228130A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ネットワーク接続状態表示装置 |
JP2014192710A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音声通信品質測定システム、音声通信品質測定方法、音声通信品質測定装置、音声通信品質測定プログラム、音声通信品質要求装置及び音声通信品質要求プログラム |
JP2016072681A (ja) * | 2014-09-26 | 2016-05-09 | 株式会社日立ビルシステム | エレベーターの通信状態診断装置及び通信状態診断方法 |
JP2020109932A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-07-16 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 機能的に安全な接続識別の方法 |
-
2001
- 2001-02-05 JP JP2001027910A patent/JP2002232475A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100679321B1 (ko) | 2004-09-01 | 2007-02-06 | 하나로텔레콤 주식회사 | 인터넷 전화 서비스 품질 통계 제공 방법 및 그 시스템 |
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JP4629633B2 (ja) * | 2006-08-18 | 2011-02-09 | 三菱電機株式会社 | リアルタイム通話装置 |
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JP4656075B2 (ja) * | 2007-03-15 | 2011-03-23 | パナソニック株式会社 | ネットワーク接続状態表示装置 |
JP2014192710A (ja) * | 2013-03-27 | 2014-10-06 | Oki Electric Ind Co Ltd | 音声通信品質測定システム、音声通信品質測定方法、音声通信品質測定装置、音声通信品質測定プログラム、音声通信品質要求装置及び音声通信品質要求プログラム |
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JP2020109932A (ja) * | 2018-11-20 | 2020-07-16 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft | 機能的に安全な接続識別の方法 |
US11063680B2 (en) | 2018-11-20 | 2021-07-13 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for functionally secure connection identification |
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