JP2002232108A - 電子部品保護用キャップおよびその製造方法ならびに電子装置およびその製造方法 - Google Patents

電子部品保護用キャップおよびその製造方法ならびに電子装置およびその製造方法

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JP2002232108A
JP2002232108A JP2001025065A JP2001025065A JP2002232108A JP 2002232108 A JP2002232108 A JP 2002232108A JP 2001025065 A JP2001025065 A JP 2001025065A JP 2001025065 A JP2001025065 A JP 2001025065A JP 2002232108 A JP2002232108 A JP 2002232108A
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cap
resin film
electronic component
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Bunji Moriya
文治 森谷
Shinichiro Hayashi
信一郎 林
Morikazu Tajima
盛一 田島
Fumikatsu Kurosawa
文勝 黒沢
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャップが大きな体積を必要とせず、且つ簡
単な工程と低コストでキャップの成型から実装基板に対
する装着までを行うことができるようにする。 【解決手段】 電子装置の製造方法は、電子部品13を
実装基板11に実装する工程と、キャップ15を実装基
板11に装着する工程とを備えている。キャップ15を
実装基板11に装着する工程は、治具38を用いて、樹
脂フィルム15Fを、実装基板11上の電子部品13を
囲うための壁部と、この壁部によって囲まれた空間内に
電子部品13を収納する際に電子部品13を通過させる
ための開口部とを有する形状となるように変形させ、電
子部品13を囲うように実装基板11上に配置する。次
に、樹脂フィルム15Fを硬化させてキャップ15を完
成させると共にこのキャップ15を実装基板11に接着
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装基板に実装さ
れた電子部品を保護するための電子部品保護用キャップ
およびその製造方法、ならびに実装基板とこの実装基板
に実装された電子部品とこの電子部品を保護するための
キャップとを備えた電子装置およびその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、実装基板上に半導体部品やコンデ
ンサ等の電子部品が表面実装されてなるモジュール型の
電子装置では、電子部品の表面に水分、塵埃等の異物が
付着しないように、あるいは電子部品が物理的な損傷を
受けないように、セラミックや金属等によって形成され
たキャップによって電子部品を覆って電子部品を保護す
ることが行われていた。
【0003】ここで、図9および図10を参照して、上
述のようにキャップによって電子部品を保護するように
したモジュール型の電子装置の製造方法について説明す
る。なお、以下では、複数の電子装置を同時に製造する
場合について説明する。この製造方法では、図9に示し
たように、実装基板121の上面121aに一つまたは
複数の電子部品123を実装する。なお、図9における
実装基板121は、複数の電子装置に対応する部分を含
んだものである。そして、この実装基板121上の各電
子装置に対応する部分には、それぞれ各電子装置に対応
した電子部品123が配置される。
【0004】一方で、予め、各電子装置に対応したキャ
ップ125を用意しておく。キャップ125は、セラミ
ックや金属等によって形成されている。そして、各電子
装置に対応したキャップ125を、各電子装置に対応し
た電子部品123を覆うように実装基板121上に配置
し、実装基板121に接合する。キャップ125と実装
基板121との接合は、樹脂系の接着剤や半田等を用い
て行う。次に、図10に示したように、符号141で示
した切断位置で、実装基板121を切断して、個々の電
子装置120を完成させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の電
子装置の製造方法では、キャップ125を成型する工程
と、キャップ125を実装基板121に対して装着する
工程とが、互いに完全に独立している。そのため、従来
の製造方法では、キャップ125の成型から実装基板1
21に対する装着までの各工程を、例えばインライン式
に連続的に行うことができず、電子装置の製造工程が繁
雑になるという問題点があった。
【0006】また、セラミックや金属等によって形成さ
れる従来のキャップ125は、肉厚であるため、電子装
置120において比較的大きな体積を占め、電子装置1
20の小型化の妨げになるという問題点があった。
【0007】また、セラミックや金属等によって形成さ
れる従来のキャップ125は、その材料と成型のために
比較的大きな製造コストを必要とする。また、キャップ
125を実装基板121に装着する際にも、キャップ1
25の搬送や、接着剤や半田等を用いて行う実装基板1
21への接着のために比較的大きなコストを必要とす
る。
【0008】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その第1の目的は、実装基板に実装された電子部
品を保護するための電子部品保護用キャップであって、
大きな体積を必要とせず、且つ簡単な工程と低コストで
成型から実装基板に対する装着までを行うことを可能に
した電子部品保護用キャップおよびその製造方法を提供
することにある。
【0009】本発明の第2の目的は、実装基板とこの実
装基板に実装された電子部品とこの電子部品を保護する
ためのキャップとを備えた電子装置であって、大きな体
積を必要とせず、且つ簡単な工程と低コストでキャップ
の成型から実装基板に対する装着までを行うことを可能
にした電子装置およびその製造方法を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品保護用
キャップは、実装基板に実装された電子部品を保護する
ためのキャップであって、実装基板上の電子部品を囲う
ための壁部と、この壁部によって囲まれた空間内に電子
部品を収納する際に電子部品を通過させるための開口部
とを有する形状に成型された樹脂フィルムによって構成
されているものである。このように、本発明の電子部品
保護用キャップは、樹脂フィルムを成型することによっ
て形成される。
【0011】本発明の電子部品保護用キャップの製造方
法は、実装基板に実装された電子部品を保護するための
電子部品保護用キャップを製造する方法であって、樹脂
フィルムを、実装基板上の電子部品を囲うための壁部
と、この壁部によって囲まれた空間内に電子部品を収納
する際に電子部品を通過させるための開口部とを有する
形状となるように成型して電子部品保護用キャップを形
成するものである。
【0012】本発明の電子部品保護用キャップの製造方
法は、電子部品保護用キャップの形状に対応した形状の
内壁部とこの内壁部によって囲まれた空間内の気体を吸
引するための吸引手段とを有する治具を用いて樹脂フィ
ルムを吸引することによって、電子部品保護用キャップ
の形状となるように樹脂フィルムを変形させる工程と、
樹脂フィルムの変形後の形状が維持されるように樹脂フ
ィルムを硬化させて電子部品保護用キャップを完成させ
る工程とを含んでいてもよい。
【0013】本発明の電子装置は、実装基板と、この実
装基板に実装された電子部品と、この電子部品を保護す
るためのキャップとを備え、キャップは、実装基板上の
電子部品を囲うための壁部と、この壁部によって囲まれ
た空間内に電子部品を収納する際に電子部品を通過させ
るための開口部とを有する形状に成型された樹脂フィル
ムによって構成されているものである。本発明の電子装
置では、キャップは、樹脂フィルムを成型することによ
って形成される。本発明の電子装置において、キャップ
は電子部品を封止してもよい。
【0014】本発明の電子装置の製造方法は、実装基板
と、この実装基板に実装された電子部品と、この電子部
品を保護するためのキャップとを備えた電子装置を製造
する方法であって、電子部品を実装基板に実装する工程
と、キャップを実装基板に装着する工程とを備え、キャ
ップを実装基板に装着する工程は、樹脂フィルムを、実
装基板上の電子部品を囲うための壁部と、この壁部によ
って囲まれた空間内に電子部品を収納する際に電子部品
を通過させるための開口部とを有する形状となるように
成型してキャップを形成すると共に、このキャップを、
電子部品を囲うように実装基板上に配置し実装基板に接
着するものである。
【0015】本発明の電子装置の製造方法では、キャッ
プは、樹脂フィルムを成型することによって形成され、
実装基板に接着される。
【0016】本発明の電子装置の製造方法において、キ
ャップを実装基板に装着する工程は、キャップの形状に
対応した形状の内壁部とこの内壁部によって囲まれた空
間内の気体を吸引するための吸引手段とを有する治具を
用いて樹脂フィルムを吸引することによって、キャップ
の形状となるように樹脂フィルムを変形させると共にこ
の樹脂フィルムを保持する工程と、治具によって保持さ
れた樹脂フィルムを、電子部品を囲うように実装基板上
に配置する工程と、樹脂フィルムの変形後の形状が維持
されるように樹脂フィルムを硬化させてキャップを完成
させると共にこのキャップを実装基板に接着する工程と
を含んでいてもよい。
【0017】キャップを完成させ実装基板に接着する工
程では、樹脂フィルムを加熱して、樹脂フィルムが流動
性を有するようにした後に樹脂フィルムを硬化させるこ
とによって、キャップを完成させると共にこのキャップ
を実装基板に接着するようにしてもよい。
【0018】また、キャップを完成させ実装基板に接着
する工程は、治具によって樹脂フィルムを実装基板側に
加圧しながら、キャップを完成させると共にこのキャッ
プを実装基板に接着するようにしてもよい。
【0019】また、本発明の電子装置の製造方法におい
て、キャップは電子部品を封止してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照し
て、本発明の一実施の形態に係る電子装置の構成および
電子部品保護用キャップの構成について説明する。本実
施の形態に係る電子装置10は、実装基板11と、この
実装基板11に実装された一つまたは複数の電子部品1
3と、この電子部品13を保護するための本実施の形態
に係る電子部品保護用キャップ15とを備えている。電
子装置10は、一定の機能を有するモジュールを構成し
ていてもよい。
【0021】実装基板11は、ガラス、樹脂またはセラ
ミック等で形成されている。電子部品13は、半導体部
品やコンデンサ等である。電子部品13は、実装基板1
1の上面11aに対して、例えば表面実装されている。
実装基板11の上面11aには、露出する導体パターン
が形成されている。実装基板11の上面11aに対向す
る電子部品13の面には接続電極が形成されている。こ
の接続電極は実装基板11の導体パターンに電気的に接
続されている。
【0022】キャップ15は、実装基板11上の電子部
品13を囲うための壁部15aと、この壁部15aによ
って囲まれた空間内に電子部品13を収納する際に電子
部品13を通過させるための開口部15bとを有する形
状に成型された樹脂フィルムによって構成されている。
以下、キャップ15を構成する樹脂フィルムを符号15
Fで表す。また、キャップ15は電子部品13を封止し
ている。
【0023】キャップ15は、電子部品13を保護す
る。具体的には、キャップ15は、電子部品13の表面
に水分、塵埃等の異物が付着しないように環境に対して
電子部品13を保護したり、電子部品13が物理的な損
傷を受けないよう電子部品13を物理的に保護したりす
る。
【0024】なお、電子装置10をモジュールとして他
の基板に実装する際の電子装置10のハンドリングを容
易にするために、キャップ15の上面は実装基板11の
面に平行な平面になっている。
【0025】キャップ15を構成する樹脂フィルム15
Fは、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性の樹脂によっ
て形成されている。この樹脂フィルム15Fの厚みは、
例えば50〜150μmである。
【0026】次に、本実施の形態に係る電子装置10の
製造方法およびキャップ15の製造方法の概略について
説明する。本実施の形態に係る電子装置10の製造方法
は、電子部品13を実装基板11に実装する工程と、キ
ャップ15を実装基板11に装着する工程とを備えてい
る。キャップ15を実装基板11に装着する工程は、樹
脂フィルム15Fを、実装基板11上の電子部品13を
囲うための壁部15aと、この壁部15aによって囲ま
れた空間内に電子部品13を収納する際に電子部品13
を通過させるための開口部15bとを有する形状となる
ように成型してキャップ15を形成すると共に、このキ
ャップ15を、電子部品13を囲うように実装基板11
上に配置し実装基板11に接着する。
【0027】次に、図2を参照して、キャップ15を構
成する樹脂フィルム15Fの特性の一例を概念的に説明
する。図2において、白丸および実線は、樹脂フィルム
15Fの温度と任意の方向についての長さとの対応関係
を示している。また、図2において、黒丸および破線
は、樹脂フィルム15Fの特性との比較のために、BT
(Bismaleimide triazine)樹脂のように温度変化に対
して形状が安定している樹脂における温度と任意の方向
についての長さとの対応関係を示している。温度変化に
対して形状が安定している樹脂では、符号110で示し
たように、温度変化に対してほぼ直線的に長さが変化す
る。
【0028】樹脂フィルム15Fは、その温度が常温
(室温)RTのときにはフィルム形状を維持している。
符号101で示したように、樹脂フィルム15Fの温度
を常温RTからガラス転移温度TGまで上げて行くと、
樹脂フィルム15Fは徐々に軟化すると共に、温度変化
に対してほぼ直線的に長さが変化するように膨張する。
符号102で示したように、樹脂フィルム15Fの温度
をガラス転移温度TGから硬化開始温度HTまで上げて
行くと、樹脂フィルム15Fは流動性を有するようにな
ると共に、急激に膨張する。符号103で示したよう
に、樹脂フィルム15Fの温度を硬化開始温度HT以上
とすると、樹脂フィルム15Fは硬化し始める。樹脂フ
ィルム15Fの硬化が終了すると、符号104で示した
ように、樹脂フィルム15Fは収縮する。このとき、樹
脂フィルム15Fには収縮する方向の力(以下、収縮力
と言う。)が生じる。樹脂フィルム15Fの硬化が終了
した後は、符号105で示したように、樹脂フィルム1
5Fは、温度を上げても再度、軟化したり、流動性を有
したりすることなく、温度変化に対して形状が安定す
る。硬化開始温度HTは、樹脂フィルム15Fの特性に
よって異なるが、例えば150〜200℃程度であり、
エポキシ樹脂を用いて形成された樹脂フィルム15Fの
場合には150℃前後である。また、樹脂フィルム15
Fの硬化開始から硬化終了までに要する時間も、樹脂フ
ィルム15Fの特性によって異なる。
【0029】なお、図2に示した樹脂フィルム15Fの
特性は、あくまで概念的なものである。従って、例え
ば、単位時間あたりの温度変化量が変われば樹脂フィル
ム15Fの特性も変化する。
【0030】本実施の形態では、硬化開始温度HTより
も低い温度の下で、キャップ15の形状となるように樹
脂フィルム15Fを変形させる。このとき、樹脂フィル
ム15Fの温度を常温RTよりも高くして、樹脂フィル
ム15Fを軟化させた状態で、樹脂フィルム15Fを変
形させてもよい。その後、樹脂フィルム15Fの温度を
上げて、樹脂フィルム15Fが流動性を有するようにし
た後、樹脂フィルム15Fを硬化させることによって、
キャップ15を完成させると共にこのキャップ15を実
装基板11に接着する。
【0031】なお、ガラス転移温度以下の温度において
樹脂フィルム15Fを軟化させた状態で、樹脂フィルム
15Fを変形させ、その後、ガラス転移温度以下の温度
において比較的長い時間をかけて樹脂フィルム15Fを
硬化させてもよい。
【0032】また、樹脂フィルム15Fが紫外線によっ
て軟化する樹脂によって形成されている場合には、樹脂
フィルム15Fの温度を上げて樹脂フィルム15Fを軟
化させる代わりに、樹脂フィルム15Fに紫外線を照射
して樹脂フィルム15Fを軟化させてもよい。あるい
は、樹脂フィルム15Fの温度を上げると共に樹脂フィ
ルム15Fに紫外線を照射して樹脂フィルム15Fを軟
化させてもよい。
【0033】また、樹脂フィルム15Fが紫外線によっ
て硬化する樹脂によって形成されている場合には、樹脂
フィルム15Fの温度を上げて樹脂フィルム15Fを硬
化させる代わりに、樹脂フィルム15Fに紫外線を照射
して樹脂フィルム15Fを硬化させてもよい。あるい
は、樹脂フィルム15Fの温度を上げると共に樹脂フィ
ルム15Fに紫外線を照射して樹脂フィルム15Fを硬
化させてもよい。
【0034】次に、図3ないし図8を参照して、本実施
の形態に係る電子装置10の製造方法およびキャップ1
5の製造方法について詳しく説明する。本実施の形態で
は、電子装置10を1個ずつ製造してもよいし、複数の
電子装置10を同時に製造してもよい。以下では、複数
の電子装置10を同時に製造する場合について説明す
る。
【0035】本実施の形態に係る電子装置10の製造方
法では、まず、図3に示したように、実装基板11に電
子部品13を実装する。なお、図3における実装基板1
1は、複数の電子装置10に対応する部分を含んだもの
である。そして、この実装基板11上には、複数の電子
装置10に対応する複数の電子部品13が配置される。
【0036】次に、図4および図5に示したように、治
具38を用いて、キャップ15の形状、すなわち、図1
に示したように実装基板11上の電子部品13を囲うた
めの壁部15aと、この壁部15aによって囲まれた空
間内に電子部品13を収納する際に電子部品13を通過
させるための開口部15bとを有する形状となるように
樹脂フィルム15Fを変形させる。治具38は、治具本
体38Aと、この治具本体38Aに接続された吸引管3
8Bとを備えている。治具本体38Aは、キャップ15
の形状に対応した形状の内壁部38Aaと下に向いた開
口部とを有している。また、治具本体38Aの上面部に
は孔38Abが形成されている。吸引管38Bの一端部
は、治具本体38Aの孔38Abに連通するように治具
本体38Aに接続されている。吸引管38Bの他端部は
真空ポンプ39に接続されている。吸引管38Bは、本
発明における吸引手段に対応する。なお、複数の電子装
置10を同時に製造する場合に用いられる治具38は、
各電子装置10に対応した複数の部分の集合体になって
いる。
【0037】治具38を用いて樹脂フィルム15Fの形
状を変化させる際には、まず、図4に示したように、治
具本体38Aを、開口部を下にして樹脂フィルム15F
の上に被せて、真空ポンプ39および吸引管38Bによ
って、治具本体38Aの内壁部38Aaによって囲まれ
た空間内の気体を吸引して、この空間内の圧力が1気圧
未満になるようにする。これにより、気体と共に樹脂フ
ィルム15Fが吸引されて、図5に示したように、樹脂
フィルム15Fは、キャップ15の形状となるように変
形されると共に治具38によって保持される。ここでい
う気体は、処理を行う際の雰囲気によって異なるが、空
気、窒素ガス、不活性ガス等である。
【0038】なお、上記の処理を、樹脂フィルム15F
を図示しないヒーター等によって加熱して樹脂フィルム
15Fを軟化させた状態で行ってもよい。ただし、その
ときの樹脂フィルム15Fの温度は、樹脂フィルム15
Fが硬化する温度よりも低くなるようにする。また、樹
脂フィルム15Fが紫外線によって軟化する樹脂によっ
て形成されている場合には、樹脂フィルム15Fの温度
を上げて樹脂フィルム15Fを軟化させる代わりに、樹
脂フィルム15Fに紫外線を照射して樹脂フィルム15
Fを軟化させてもよい。あるいは、樹脂フィルム15F
の温度を上げると共に樹脂フィルム15Fに紫外線を照
射して樹脂フィルム15Fを軟化させてもよい。
【0039】上述のように、治具38を用いて樹脂フィ
ルム15Fの形状を変化させることにより、樹脂フィル
ム15Fの形状を容易に決定することができる。また、
樹脂フィルム15Fを軟化させた状態で、樹脂フィルム
15Fの形状を変化させることにより、樹脂フィルム1
5Fの形状をより容易に決定することができる。なお、
樹脂フィルム15Fが常温でも十分な柔軟性を有する場
合には、樹脂フィルム15Fを軟化させずに、治具38
のみで樹脂フィルム15Fの形状を変化させてもよい。
【0040】次に、図6に示したように、治具38によ
って保持された樹脂フィルム15Fを、電子部品13を
囲うように実装基板11上に配置する。これにより、実
装基板11上の電子部品13は、樹脂フィルム15Fの
開口部を通過して、壁部によって囲まれた空間内に収納
される。
【0041】次に、治具38によって樹脂フィルム15
Fを実装基板11側に加圧しながら、樹脂フィルム15
Fを加熱して、樹脂フィルム15Fの変形後の形状が維
持されるように樹脂フィルム15Fを硬化させてキャッ
プ15を完成させると共にこのキャップ15を実装基板
11に接着する。より詳しく説明すると、この工程で
は、樹脂フィルム15Fの温度が樹脂フィルム15Fが
硬化する温度以上となるように樹脂フィルム15Fを加
熱して、樹脂フィルム15Fが流動性を有するようにし
た後に樹脂フィルム15Fを硬化させることによって、
キャップ15を完成させると共にこのキャップ15を実
装基板11に接着する。これにより、キャップ15は電
子部品13の周辺の部分における実装基板11の上面1
1aに密着し、キャップ15によって、電子部品13が
保護されると共に封止される。
【0042】本実施の形態では、樹脂フィルム15Fを
加熱する手段として、実装基板11が載置されるヒータ
ー37を用いている。しかし、加熱する手段としては他
の手段を用いてもよい。樹脂フィルム15Fを硬化させ
てキャップ15を完成させると共にこのキャップ15を
実装基板11に接着する際には、ヒーター37によっ
て、実装基板11および樹脂フィルム15Fを加熱し
て、樹脂フィルム15Fの温度を樹脂フィルム15Fが
硬化する温度以上とする。
【0043】なお、樹脂フィルム15Fを実装基板11
上に配置する前に、予め、実装基板11の温度を、樹脂
フィルム15Fが実装基板11に接触したときに樹脂フ
ィルム15Fが実装基板11に暫定的に接着される程度
の温度まで上げておいてもよい。
【0044】治具38によって樹脂フィルム15Fを加
圧する方法としては、治具38の自重によって樹脂フィ
ルム15Fを加圧する方法でもよいし、治具38を図示
しない重りあるいは加圧装置によって下方に加圧するこ
とによって樹脂フィルム15Fを加圧する方法でもよ
い。
【0045】なお、樹脂フィルム15Fが紫外線によっ
て硬化する樹脂によって形成されている場合には、樹脂
フィルム15Fの温度を上げて樹脂フィルム15Fを硬
化させる代わりに、樹脂フィルム15Fに紫外線を照射
して樹脂フィルム15Fを硬化させてもよい。あるい
は、樹脂フィルム15Fの温度を上げると共に樹脂フィ
ルム15Fに紫外線を照射して樹脂フィルム15Fを硬
化させてもよい。
【0046】次に、図7に示したように、符号41で示
した切断位置で、実装基板11およびキャップ15を切
断して、個々の電子装置10を完成させる。図8は、図
7に示した切断工程の前におけるキャップ15を示す平
面図である。電子装置10を1個ずつ製造する場合にお
ける製造方法は、上述の実装基板11およびキャップ1
5を切断する工程が不要になること以外は、複数の電子
装置10を同時に製造する場合と同様である。
【0047】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、キャップ15を、樹脂フィルム15Fを成型するこ
とによって形成し、実装基板11に接着するようにした
ので、キャップ15は大きな体積を必要とせず、且つ簡
単な工程と低コストでキャップ15の成型から実装基板
11に対する装着までを行うことができる。
【0048】また、本実施の形態では、治具38を用い
て樹脂フィルム15Fを吸引することによって、キャッ
プ15の形状となるように樹脂フィルム15Fを変形さ
せると共にこの樹脂フィルム15Fを保持し、治具38
によって保持された樹脂フィルム15Fを、電子部品1
3を囲うように実装基板11上に配置し、樹脂フィルム
15Fを硬化させてキャップ15を完成させると共にこ
のキャップ15を実装基板11に接着するようにしてい
る。従って、本実施の形態によれば、治具38によって
樹脂フィルム15Fを変形させた後、治具38によって
樹脂フィルム15Fを保持したままで、樹脂フィルム1
5Fを実装基板11上に配置することができる。また、
本実施の形態によれば、樹脂フィルム15Fを硬化させ
てキャップ15を完成させることとキャップ15を実装
基板11に接着することを同時に行うことができる。ま
た、本実施の形態では、キャップ15を実装基板11に
接着する際に接着剤は必要としない。これらのことか
ら、本実施の形態によれば、予め成型されたキャップを
用いることなく、キャップ15の成型から実装基板11
に対する装着までを、例えばインライン式に連続的に、
且つ簡単に低コストで行うことができる。
【0049】また、本実施の形態によれば、治具38に
よって樹脂フィルム15Fを実装基板11側に加圧しな
がら、キャップ15を完成させると共にこのキャップ1
5を実装基板11に接着するようにしたので、キャップ
15を実装基板11に強固に接着することができ、これ
により、キャップ15と実装基板11との接合状態を安
定に保つことができる。
【0050】また、本実施の形態によれば、樹脂フィル
ム15Fによって形成されたキャップ15によって電子
部品13が封止されるので、簡単な構成および簡単な工
程で電子部品13を封止することができる。これによ
り、環境等に対する電子装置10の耐性を確保すること
ができる。
【0051】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々の変更が可能である。例えば、キャップ15
は、必ずしも電子部品13を封止する必要はなく、電子
部品13を保護するだけでもよい。この場合には、キャ
ップ15は、開口部15bの周囲の部分全体ではなく一
部が実装基板11に接着されてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の電
子部品保護用キャップもしくは請求項2または3記載の
電子部品保護用キャップの製造方法によれば、キャップ
は樹脂フィルムを成型することによって形成されるの
で、大きな体積を必要とせず、且つ簡単な工程と低コス
トでキャップの成型から実装基板に対する装着までを行
うことが可能になるという効果を奏する。
【0053】また、請求項3記載の電子部品保護用キャ
ップの製造方法によれば、治具を用いて樹脂フィルムを
変形させ、樹脂フィルムの変形後の形状が維持されるよ
うに樹脂フィルムを硬化させてキャップを完成させるよ
うにしたので、キャップの形状を容易に決定することが
できるという効果を奏する。
【0054】また、請求項4または5記載の電子装置に
よれば、キャップは樹脂フィルムを成型することによっ
て形成されるので、大きな体積を必要とせず、且つ簡単
な工程と低コストでキャップの成型から実装基板に対す
る装着までを行うことが可能になるという効果を奏す
る。
【0055】また、請求項6ないし10のいずれかに記
載の電子装置の製造方法によれば、キャップは樹脂フィ
ルムを成型することによって形成され、実装基板に接着
されるので、大きな体積を必要とせず、且つ簡単な工程
と低コストでキャップの成型から実装基板に対する装着
までを行うことが可能になるという効果を奏する。
【0056】また、請求項7ないし9のいずれかに記載
の電子装置の製造方法では、キャップを実装基板に装着
する工程は、キャップの形状に対応した形状の内壁部と
この内壁部によって囲まれた空間内の気体を吸引するた
めの吸引手段とを有する治具を用いて樹脂フィルムを吸
引することによって、キャップの形状となるように樹脂
フィルムを変形させると共にこの樹脂フィルムを保持す
る工程と、治具によって保持された樹脂フィルムを、電
子部品を囲うように実装基板上に配置する工程と、樹脂
フィルムの変形後の形状が維持されるように樹脂フィル
ムを硬化させてキャップを完成させると共にこのキャッ
プを実装基板に接着する工程とを含んでいる。本発明に
よれば、治具によって樹脂フィルムを変形させた後、治
具によって樹脂フィルムを保持したままで、樹脂フィル
ムを実装基板上に配置することができる。更に、本発明
によれば、樹脂フィルムを硬化させてキャップを完成さ
せることとキャップを実装基板に接着することを同時に
行うことができる。従って、本発明によれば、キャップ
の成型から実装基板に対する装着までを、連続的に且つ
簡単に行うことができるという効果を奏する。
【0057】また、請求項9記載の電子装置の製造方法
によれば、治具によって樹脂フィルムを実装基板側に加
圧しながら、キャップを完成させると共にこのキャップ
を実装基板に接着するようにしたので、キャップを実装
基板に強固に接着することができ、これにより、キャッ
プと実装基板との接合状態を安定に保つことができると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子装置の断面図
である。
【図2】本発明の一実施の形態におけるキャップを構成
する樹脂フィルムの特性の一例を概念的に示す説明図で
ある。
【図3】本発明の一実施の形態に係る電子装置の製造方
法における一工程を示す説明図である。
【図4】図3に続く工程を示す説明図である。
【図5】図4に続く工程を示す説明図である。
【図6】図5に続く工程を示す説明図である。
【図7】図6に続く工程を示す説明図である。
【図8】図7に示した切断工程の前におけるキャップを
示す平面図である。
【図9】従来の電子装置の製造方法における一工程を示
す説明図である。
【図10】図9に続く工程を示す説明図である。
【符号の説明】
10…電子装置、11…実装基板、13…電子部品、1
5…キャップ、15F…樹脂フィルム、37…ヒータ
ー、38…治具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 25/18 (72)発明者 田島 盛一 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 黒沢 文勝 東京都中央区日本橋1丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 Fターム(参考) 5E336 AA04 DD26 EE07 EE15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実装基板に実装された電子部品を保護す
    るための電子部品保護用キャップであって、 前記実装基板上の電子部品を囲うための壁部と、前記壁
    部によって囲まれた空間内に電子部品を収納する際に電
    子部品を通過させるための開口部とを有する形状に成型
    された樹脂フィルムによって構成されていることを特徴
    とする電子部品保護用キャップ。
  2. 【請求項2】 実装基板に実装された電子部品を保護す
    るための電子部品保護用キャップの製造方法であって、 樹脂フィルムを、前記実装基板上の電子部品を囲うため
    の壁部と、前記壁部によって囲まれた空間内に電子部品
    を収納する際に電子部品を通過させるための開口部とを
    有する形状となるように成型して電子部品保護用キャッ
    プを形成することを特徴とする電子部品保護用キャップ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記電子部品保護用キャップの形状に対
    応した形状の内壁部と前記内壁部によって囲まれた空間
    内の気体を吸引するための吸引手段とを有する治具を用
    いて樹脂フィルムを吸引することによって、前記電子部
    品保護用キャップの形状となるように樹脂フィルムを変
    形させる工程と、 前記樹脂フィルムの変形後の形状が維持されるように前
    記樹脂フィルムを硬化させて電子部品保護用キャップを
    完成させる工程とを含むことを特徴とする請求項2記載
    の電子部品保護用キャップの製造方法。
  4. 【請求項4】 実装基板と、この実装基板に実装された
    電子部品と、この電子部品を保護するためのキャップと
    を備えた電子装置であって、 前記キャップは、前記実装基板上の電子部品を囲うため
    の壁部と、前記壁部によって囲まれた空間内に電子部品
    を収納する際に電子部品を通過させるための開口部とを
    有する形状に成型された樹脂フィルムによって構成され
    ていることを特徴とする電子装置。
  5. 【請求項5】 前記キャップは、前記電子部品を封止す
    ることを特徴とする請求項4記載の電子装置。
  6. 【請求項6】 実装基板と、この実装基板に実装された
    電子部品と、この電子部品を保護するためのキャップと
    を備えた電子装置の製造方法であって、 前記電子部品を前記実装基板に実装する工程と、 前記キャップを前記実装基板に装着する工程とを備え、 前記キャップを実装基板に装着する工程は、樹脂フィル
    ムを、前記実装基板上の電子部品を囲うための壁部と、
    前記壁部によって囲まれた空間内に電子部品を収納する
    際に電子部品を通過させるための開口部とを有する形状
    となるように成型して前記キャップを形成すると共に、
    前記キャップを、電子部品を囲うように実装基板上に配
    置し実装基板に接着することを特徴とする電子装置の製
    造方法。
  7. 【請求項7】 前記キャップを実装基板に装着する工程
    は、 前記キャップの形状に対応した形状の内壁部と前記内壁
    部によって囲まれた空間内の気体を吸引するための吸引
    手段とを有する治具を用いて樹脂フィルムを吸引するこ
    とによって、前記キャップの形状となるように樹脂フィ
    ルムを変形させると共にこの樹脂フィルムを保持する工
    程と、 前記治具によって保持された前記樹脂フィルムを、電子
    部品を囲うように実装基板上に配置する工程と、 前記樹脂フィルムの変形後の形状が維持されるように前
    記樹脂フィルムを硬化させてキャップを完成させると共
    にこのキャップを実装基板に接着する工程とを含むこと
    を特徴とする請求項6記載の電子装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記キャップを完成させ実装基板に接着
    する工程では、前記樹脂フィルムを加熱して、前記樹脂
    フィルムが流動性を有するようにした後に樹脂フィルム
    を硬化させることによって、キャップを完成させると共
    にこのキャップを実装基板に接着することを特徴とする
    請求項7記載の電子装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記キャップを完成させ実装基板に接着
    する工程は、前記治具によって樹脂フィルムを実装基板
    側に加圧しながら、キャップを完成させると共にこのキ
    ャップを実装基板に接着することを特徴とする請求項7
    または8記載の電子装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記キャップは、前記電子部品を封止
    することを特徴とする請求項6ないし9のいずれかに記
    載の電子装置の製造方法。
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