JP2002231416A - 放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電電極群 - Google Patents
放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電電極群Info
- Publication number
- JP2002231416A JP2002231416A JP2001019017A JP2001019017A JP2002231416A JP 2002231416 A JP2002231416 A JP 2002231416A JP 2001019017 A JP2001019017 A JP 2001019017A JP 2001019017 A JP2001019017 A JP 2001019017A JP 2002231416 A JP2002231416 A JP 2002231416A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge electrode
- corona discharge
- streamer corona
- main body
- electrode element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 11
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 4
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 3
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 34
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 5
- KVGZZAHHUNAVKZ-UHFFFAOYSA-N 1,4-Dioxin Chemical compound O1C=COC=C1 KVGZZAHHUNAVKZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N Carbon dioxide Chemical compound O=C=O CURLTUGMZLYLDI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 4
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 3
- VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N Hydrochloric acid Chemical compound Cl VEXZGXHMUGYJMC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 3
- 238000001784 detoxification Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N hydrogen chloride Substances Cl.Cl IXCSERBJSXMMFS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910000041 hydrogen chloride Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000006722 reduction reaction Methods 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 3
- 239000012190 activator Substances 0.000 description 2
- 239000001569 carbon dioxide Substances 0.000 description 2
- 229910002092 carbon dioxide Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 230000036470 plasma concentration Effects 0.000 description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L sodium sulfite Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]S([O-])=O GEHJYWRUCIMESM-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910001868 water Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 1
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 1
- 239000003054 catalyst Substances 0.000 description 1
- 239000013522 chelant Substances 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 239000000039 congener Substances 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 150000002013 dioxins Chemical class 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000010849 ion bombardment Methods 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 231100001231 less toxic Toxicity 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002243 precursor Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000010278 pulse charging Methods 0.000 description 1
- 235000011121 sodium hydroxide Nutrition 0.000 description 1
- 235000010265 sodium sulphite Nutrition 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C3/00—Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
- B03C3/34—Constructional details or accessories or operation thereof
- B03C3/40—Electrode constructions
- B03C3/41—Ionising-electrodes
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C2201/00—Details of magnetic or electrostatic separation
- B03C2201/10—Ionising electrode with two or more serrated ends or sides
Landscapes
- Electrostatic Separation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 限られた空間に突起部を多く配置でき、かつ
製造、組立てが極めて簡単な放電電極素子、ストリーマ
ーコロナ放電電極及び放電電極群の提供を可能にする。 【解決手段】 電導性と変形性とを有する帯状の平板を
螺旋状に形成した本体部2の外周縁2aに、複数の突起
列部2bを切り欠いて放電電極素子1を成形する。そし
て放電電極素子1を螺旋軸方向に所定のピッチ間隔に引
き伸ばしてストリーマーコロナ放電電極を成形する。放
電電極を複数個、所定の間隔で配列して放電電極群を構
成する。
製造、組立てが極めて簡単な放電電極素子、ストリーマ
ーコロナ放電電極及び放電電極群の提供を可能にする。 【解決手段】 電導性と変形性とを有する帯状の平板を
螺旋状に形成した本体部2の外周縁2aに、複数の突起
列部2bを切り欠いて放電電極素子1を成形する。そし
て放電電極素子1を螺旋軸方向に所定のピッチ間隔に引
き伸ばしてストリーマーコロナ放電電極を成形する。放
電電極を複数個、所定の間隔で配列して放電電極群を構
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コロナ放電により
発生するプラズマの還元反応等を利用して、気体に含ま
れる有害な分子の捕捉集塵と置換や分解とを行うガスの
無害化装置に使用する、放電電極素子、ストリーマーコ
ロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製
造方法、並びに放電電極群に関する。
発生するプラズマの還元反応等を利用して、気体に含ま
れる有害な分子の捕捉集塵と置換や分解とを行うガスの
無害化装置に使用する、放電電極素子、ストリーマーコ
ロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製
造方法、並びに放電電極群に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、環境保全や公害防止等の観点
より、ごみ等の廃棄物の処理によって生ずるダイオキシ
ン等の有害物質の排出が厳しく制限されている。このた
め従来から、活性剤や触媒等の消耗品の補給や、使用済
み活性剤等の2次廃棄物処理の必要がない排気ガスの無
害化装置として、コロナ放電によって発生させたプラズ
マの還元反応等を利用して、排気ガスを無害化処理する
手段が提案されている。以下この従来の手段について、
図5〜8を参照しつつ説明する。
より、ごみ等の廃棄物の処理によって生ずるダイオキシ
ン等の有害物質の排出が厳しく制限されている。このた
め従来から、活性剤や触媒等の消耗品の補給や、使用済
み活性剤等の2次廃棄物処理の必要がない排気ガスの無
害化装置として、コロナ放電によって発生させたプラズ
マの還元反応等を利用して、排気ガスを無害化処理する
手段が提案されている。以下この従来の手段について、
図5〜8を参照しつつ説明する。
【0003】図5に示す設備は、パルス荷電型排ガス処
理装置11といわれている排気ガスの無害化処理手段を
備えている。この設備において、ごみ等の廃棄物は焼却
炉12で焼却され、発生したダイオキシン等を含む高温
排気ガスは、発電ボイラー13で熱交換して蒸気を発生
させ、この蒸気を利用した蒸気タービンによって駆動さ
れる発電機14により発電する。そして、発電ボイラー
13から流出した排気ガスは、ガスクーラー15で冷却
され、パルス荷電型排ガス処理装置11に流入する。パ
ルス荷電型排ガス処理装置11の前段部分において、排
気ガスに混入する粒子は、荷電してクーロン力により接
地電極に、そしてグレーデイント力により放電電極に捕
捉集塵され、次いで後段部分において、ダイオキシン等
の有害ガスがプラズマ還元反応により先駆物質に分解さ
れ、あるいは毒性の低い同属体に分子置換される。
理装置11といわれている排気ガスの無害化処理手段を
備えている。この設備において、ごみ等の廃棄物は焼却
炉12で焼却され、発生したダイオキシン等を含む高温
排気ガスは、発電ボイラー13で熱交換して蒸気を発生
させ、この蒸気を利用した蒸気タービンによって駆動さ
れる発電機14により発電する。そして、発電ボイラー
13から流出した排気ガスは、ガスクーラー15で冷却
され、パルス荷電型排ガス処理装置11に流入する。パ
ルス荷電型排ガス処理装置11の前段部分において、排
気ガスに混入する粒子は、荷電してクーロン力により接
地電極に、そしてグレーデイント力により放電電極に捕
捉集塵され、次いで後段部分において、ダイオキシン等
の有害ガスがプラズマ還元反応により先駆物質に分解さ
れ、あるいは毒性の低い同属体に分子置換される。
【0004】この置換、分解されたガス中に含まれる有
害成分は、湿式洗浄塔16において、亜硫酸ソーダ、苛
性ソーダあるいは液体キレート等の薬剤に吸収され、無
害となった排気ガスは再加熱器17で過熱されて、大気
に排出される。なお、パルス荷電型排ガス処理装置11
でコロナ放電するための電力は、ごみの燃焼ガスによっ
て駆動される発電機14から供給される。
害成分は、湿式洗浄塔16において、亜硫酸ソーダ、苛
性ソーダあるいは液体キレート等の薬剤に吸収され、無
害となった排気ガスは再加熱器17で過熱されて、大気
に排出される。なお、パルス荷電型排ガス処理装置11
でコロナ放電するための電力は、ごみの燃焼ガスによっ
て駆動される発電機14から供給される。
【0005】次に図6と図7とに、ダイオキシン等の有
害ガスを分解、置換するパルス荷電型排ガス処理装置1
1の後段部分の構造と作用とをそれぞれ示す。この後段
部分には、平板状の放電電極111と接地電極112と
が、交互に所定の間隙を隔てガスの流れ方向に平行して
積層してある。放電電極111と接地電極112との間
には、パルス状の直流高電圧113が印加されている。
パルス状の直流高電圧113は、特許公開公報平成8年
275999号に開示してあるように、数十キロボルト
で1秒あたり数百回の周期を有している。そして、この
ようなパルス状の直流高電圧113が印加されると、放
電電極111から接地電極112にむけてコロナ放電が
発生し、このコロナ放電により両電極の間隙空間にある
気体は、マイナスとプラスのイオンが混在するプラズマ
状態となる。
害ガスを分解、置換するパルス荷電型排ガス処理装置1
1の後段部分の構造と作用とをそれぞれ示す。この後段
部分には、平板状の放電電極111と接地電極112と
が、交互に所定の間隙を隔てガスの流れ方向に平行して
積層してある。放電電極111と接地電極112との間
には、パルス状の直流高電圧113が印加されている。
パルス状の直流高電圧113は、特許公開公報平成8年
275999号に開示してあるように、数十キロボルト
で1秒あたり数百回の周期を有している。そして、この
ようなパルス状の直流高電圧113が印加されると、放
電電極111から接地電極112にむけてコロナ放電が
発生し、このコロナ放電により両電極の間隙空間にある
気体は、マイナスとプラスのイオンが混在するプラズマ
状態となる。
【0006】このようにプラズマ状態となった間隙空間
を、パルス荷電型排ガス処理装置11の前段部分におい
て粒子を集塵除去された排気ガスが通過すると、この排
気ガスのダイオキシン等の有害ガスはプラズマイオンの
衝突により還元され、水、二酸化炭素、塩化水素等の低
分子ガスに分解、置換される。そして、このように分
解、置換された水、二酸化炭素、塩化水素等の低分子ガ
スは、下流の湿式洗浄器16において塩化水素等の有害
成分が除去され、無害ガスとなって大気に放出される。
を、パルス荷電型排ガス処理装置11の前段部分におい
て粒子を集塵除去された排気ガスが通過すると、この排
気ガスのダイオキシン等の有害ガスはプラズマイオンの
衝突により還元され、水、二酸化炭素、塩化水素等の低
分子ガスに分解、置換される。そして、このように分
解、置換された水、二酸化炭素、塩化水素等の低分子ガ
スは、下流の湿式洗浄器16において塩化水素等の有害
成分が除去され、無害ガスとなって大気に放出される。
【0007】さて次に、本発明の対象となる放電電極1
11について説明する。ダイオキシン等の有害分子の分
解、置換を促進するためには、放電電極と接地電極間と
の間隙空間のプラズマ濃度を高めることが不可欠であ
り、このためには両電極間の電位差を高くして両電極間
の放電を促進する必要がある。しかし、電位差を高くし
ていくと、両電極間にアーク放電が発生し、過大な短絡
電流が消費されて均一な電力の印加継続が不可能になる
と共に、アーク発生部分の電極が焼損してしまう。そこ
で従来より、両電極間に印加する電圧をパルス状の電圧
にすると共に、放電電極111に先端が鋭い突起部を多
数備え、この突起部の先端から安定したコロナ放電を発
生持続させる手段が用いられている。
11について説明する。ダイオキシン等の有害分子の分
解、置換を促進するためには、放電電極と接地電極間と
の間隙空間のプラズマ濃度を高めることが不可欠であ
り、このためには両電極間の電位差を高くして両電極間
の放電を促進する必要がある。しかし、電位差を高くし
ていくと、両電極間にアーク放電が発生し、過大な短絡
電流が消費されて均一な電力の印加継続が不可能になる
と共に、アーク発生部分の電極が焼損してしまう。そこ
で従来より、両電極間に印加する電圧をパルス状の電圧
にすると共に、放電電極111に先端が鋭い突起部を多
数備え、この突起部の先端から安定したコロナ放電を発
生持続させる手段が用いられている。
【0008】図8A〜Cにこのような突起部を備えた、
従来の放電電極111の代表例を示す。すなわち、これ
らの一方向に長い放電電極を多数、互いに平行に所定の
間隔を隔てて、垂下あるいは矩形形状の外枠に取り付け
て図6に示す平板状の放電電極が形成される。さて図8
Aに示す放電電極は、円筒形状の本体部111aの外周
面上に、この本体部の断面軸を対象として、鋭い先端を
有する針状突起部111bを、この本体部の長手方向に
溶接により2列配置したものである。また、図8Bに示
す放電電極は、矩形断面形状の本体部111cの1側面
上に、鋭い先端を有する針状突起部111dを、この本
体部の長手方向に溶接により一列配置したものである。
そして、図8Cに示す放電電極は、円筒形状の本体部1
11eの外周面上に、先端が尖った十字架形状の平板1
11fを溶接により多数配置したものである。
従来の放電電極111の代表例を示す。すなわち、これ
らの一方向に長い放電電極を多数、互いに平行に所定の
間隔を隔てて、垂下あるいは矩形形状の外枠に取り付け
て図6に示す平板状の放電電極が形成される。さて図8
Aに示す放電電極は、円筒形状の本体部111aの外周
面上に、この本体部の断面軸を対象として、鋭い先端を
有する針状突起部111bを、この本体部の長手方向に
溶接により2列配置したものである。また、図8Bに示
す放電電極は、矩形断面形状の本体部111cの1側面
上に、鋭い先端を有する針状突起部111dを、この本
体部の長手方向に溶接により一列配置したものである。
そして、図8Cに示す放電電極は、円筒形状の本体部1
11eの外周面上に、先端が尖った十字架形状の平板1
11fを溶接により多数配置したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の放電電極には次の問題があった。すなわち、コロ
ナ放電によるプラズマ濃度を高めるためには、極めて多
くの突起部を放電電極111に配置する必要がある。し
かし、突起部の数が増えるほど、突起部の製作と溶接等
の結合の手間と費用とが増大する。また突起部と本体部
との溶接個所は、形状的に応力集中し易く溶接欠陥も生
じやすい。このため突起部の数が増えるほど、使用中に
当該溶接部から突起部が破損する可能性が増加し、電流
が短絡して均一な電力印加継続が不可能になったり、あ
るいは電極を焼損する機会が増加する。したがって、従
来の放電電極では、多数の突起部を設けることは極めて
困難であった。さらに従来の放電電極では、電極の長さ
や突起部の集積度等の仕様が異なると、その仕様毎に異
なった放電電極の作成が必要となり、製作工期も製作コ
ストも増加する。
従来の放電電極には次の問題があった。すなわち、コロ
ナ放電によるプラズマ濃度を高めるためには、極めて多
くの突起部を放電電極111に配置する必要がある。し
かし、突起部の数が増えるほど、突起部の製作と溶接等
の結合の手間と費用とが増大する。また突起部と本体部
との溶接個所は、形状的に応力集中し易く溶接欠陥も生
じやすい。このため突起部の数が増えるほど、使用中に
当該溶接部から突起部が破損する可能性が増加し、電流
が短絡して均一な電力印加継続が不可能になったり、あ
るいは電極を焼損する機会が増加する。したがって、従
来の放電電極では、多数の突起部を設けることは極めて
困難であった。さらに従来の放電電極では、電極の長さ
や突起部の集積度等の仕様が異なると、その仕様毎に異
なった放電電極の作成が必要となり、製作工期も製作コ
ストも増加する。
【0010】そこで本発明の目的は、限られた空間に突
起部を多く配置でき、かつ製造、組立てが極めて簡単
な、放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこ
のストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電
電極群を提供することにある。
起部を多く配置でき、かつ製造、組立てが極めて簡単
な、放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこ
のストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電
電極群を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の放電電
極素子は、ストリーマーコロナ放電電極を形成するため
の放電電極素子であり、この放電電極素子は、電導性と
変形性とを有する帯状の板材をこの板材の表裏面が相対
するように螺旋状に形成した本体部を有している。そし
てこの本体部の外周縁には螺旋軸方向に複数の突起列部
が形成してあることを特徴とする。
極素子は、ストリーマーコロナ放電電極を形成するため
の放電電極素子であり、この放電電極素子は、電導性と
変形性とを有する帯状の板材をこの板材の表裏面が相対
するように螺旋状に形成した本体部を有している。そし
てこの本体部の外周縁には螺旋軸方向に複数の突起列部
が形成してあることを特徴とする。
【0012】ここで螺旋状に形成した本体部の外周形状
は、必ずしも円に限らず楕円や多角形も含まれる。また
複数の突起列部とは、必ずしも本体部の螺旋軸に垂直な
断面の外周形状を星型形状に形成したものに限らず、本
体部の外周に螺旋軸方向に沿って複数の突起列部、すな
わち先端が鋭く突出した凸部の列が形成されていればよ
い。
は、必ずしも円に限らず楕円や多角形も含まれる。また
複数の突起列部とは、必ずしも本体部の螺旋軸に垂直な
断面の外周形状を星型形状に形成したものに限らず、本
体部の外周に螺旋軸方向に沿って複数の突起列部、すな
わち先端が鋭く突出した凸部の列が形成されていればよ
い。
【0013】請求項2に記載のストリーマーコロナ放電
電極は、請求項1に記載の放電電極素子を螺旋軸方向に
所定のピッチ間隔に引き伸ばして構成してあることを特
徴とする。
電極は、請求項1に記載の放電電極素子を螺旋軸方向に
所定のピッチ間隔に引き伸ばして構成してあることを特
徴とする。
【0014】請求項3に記載のストリーマーコロナ放電
電極の製造方法は、電導性と変形性とを有する帯状の板
材を、この板材の表裏面が相対するように螺旋状に形成
することからなる本体部の製造工程と、この本体部の外
周縁に螺旋軸方向に複数の突起列部を形成する工程と、
この本体部を螺旋軸方向に所定のピッチ間隔に引き伸ば
す工程とからなることを特徴とする。
電極の製造方法は、電導性と変形性とを有する帯状の板
材を、この板材の表裏面が相対するように螺旋状に形成
することからなる本体部の製造工程と、この本体部の外
周縁に螺旋軸方向に複数の突起列部を形成する工程と、
この本体部を螺旋軸方向に所定のピッチ間隔に引き伸ば
す工程とからなることを特徴とする。
【0015】このようにこれらの発明を構成することに
より、次の作用効果が得られる。すなわち、螺旋状に重
ね合わせた本体部の外周を、螺旋軸に沿って切り欠くだ
けで、例えば星型形状のような多数の突起列部を、容易
に成形することができ、この放電電極素子を引き伸ばす
だけで、螺旋1巻当たりの突起数に螺旋の巻数を掛け合
わせた数の先端が鋭い突起部を有するストリーマーコロ
ナ放電電極を、きわめて容易に作成することができる。
また、このように成形した突起部は本体部と一体であ
り、かつ突起部の根元巾を大きく取れるので、細い針部
材を溶接結合した場合のような使用中の破損を防止でき
る。さらに、螺旋の引き伸ばしのピッチが自由に設定で
きるので、必要とされる放電電極の長さや電界強度に合
せて、極めて容易にストリーマーコロナ放電電極を作成
することができる。
より、次の作用効果が得られる。すなわち、螺旋状に重
ね合わせた本体部の外周を、螺旋軸に沿って切り欠くだ
けで、例えば星型形状のような多数の突起列部を、容易
に成形することができ、この放電電極素子を引き伸ばす
だけで、螺旋1巻当たりの突起数に螺旋の巻数を掛け合
わせた数の先端が鋭い突起部を有するストリーマーコロ
ナ放電電極を、きわめて容易に作成することができる。
また、このように成形した突起部は本体部と一体であ
り、かつ突起部の根元巾を大きく取れるので、細い針部
材を溶接結合した場合のような使用中の破損を防止でき
る。さらに、螺旋の引き伸ばしのピッチが自由に設定で
きるので、必要とされる放電電極の長さや電界強度に合
せて、極めて容易にストリーマーコロナ放電電極を作成
することができる。
【0016】請求項4に記載のストリーマーコロナ放電
電極は、請求項1に記載の放電電極素子が本体部の中央
に螺旋軸に沿った中空穴を有しているものであり、この
放電電極素子を長手方向に所定のピッチ間隔に引き伸ば
して構成してある。そしてこの中空穴を囲む本体部の内
縁に内接するよう中心部材が挿入してあり、この本体部
の内縁とこの中心部材の外周とを所定の個所で接合して
構成してあることを特徴とする。
電極は、請求項1に記載の放電電極素子が本体部の中央
に螺旋軸に沿った中空穴を有しているものであり、この
放電電極素子を長手方向に所定のピッチ間隔に引き伸ば
して構成してある。そしてこの中空穴を囲む本体部の内
縁に内接するよう中心部材が挿入してあり、この本体部
の内縁とこの中心部材の外周とを所定の個所で接合して
構成してあることを特徴とする。
【0017】このように発明を構成することにより、本
体部と中心部材を限られた個所で接合するだけで、横方
向に剛性の高いストリーマーコロナ放電電極を容易に作
成することができる。そして横方向の剛性を高くするこ
とにより、後述する放電電極群の形成の際に、相互の間
隔をつめることができる。なお本体部の中空穴及び中心
部材の断面は、必ずしも円形状に限られず、楕円や多角
形も含まれる。
体部と中心部材を限られた個所で接合するだけで、横方
向に剛性の高いストリーマーコロナ放電電極を容易に作
成することができる。そして横方向の剛性を高くするこ
とにより、後述する放電電極群の形成の際に、相互の間
隔をつめることができる。なお本体部の中空穴及び中心
部材の断面は、必ずしも円形状に限られず、楕円や多角
形も含まれる。
【0018】請求項5に記載の放電電極群は、請求項2
又は4のいずれかに記載のストリーマーコロナ放電電極
が複数本、所定の間隔で相互に平行に配列して構成して
あることを特徴とする。
又は4のいずれかに記載のストリーマーコロナ放電電極
が複数本、所定の間隔で相互に平行に配列して構成して
あることを特徴とする。
【0019】発明をこのように構成することにより、通
過するガスに含まれる有害成分を十分に分解、置換でき
るプラズマ空間を形成するのに必要な、ストリーマーコ
ロナ放電電極群を容易に製作することができる。なお、
このストリーマーコロナ放電電極群は、複数のストリー
マーコロナ放電電極を平板状に配列した場合に限らず、
筒状に作成した接地電極間に、この接地電極と同心させ
て筒状に配列した場合も含む。
過するガスに含まれる有害成分を十分に分解、置換でき
るプラズマ空間を形成するのに必要な、ストリーマーコ
ロナ放電電極群を容易に製作することができる。なお、
このストリーマーコロナ放電電極群は、複数のストリー
マーコロナ放電電極を平板状に配列した場合に限らず、
筒状に作成した接地電極間に、この接地電極と同心させ
て筒状に配列した場合も含む。
【0020】
【発明の実施の形態】図1A〜Bに示す放電電極素子1
は、銅合金あるいはステンレス等の金属材からなる帯状
の平板を、細長い円筒冶具60に螺旋状に巻き付けて平
板の表裏面が相対するように成形した本体部2を有して
いる。本体部2の外周縁2aには星型に突起列部2bが
形成してある。突起列部2bは、3角形の研磨断面を有
するグラインダー等により、円筒形状の外周縁2aを星
型に切り欠いて形成する。
は、銅合金あるいはステンレス等の金属材からなる帯状
の平板を、細長い円筒冶具60に螺旋状に巻き付けて平
板の表裏面が相対するように成形した本体部2を有して
いる。本体部2の外周縁2aには星型に突起列部2bが
形成してある。突起列部2bは、3角形の研磨断面を有
するグラインダー等により、円筒形状の外周縁2aを星
型に切り欠いて形成する。
【0021】図2に示すストリーマーコロナ放電電極2
1は、細長い円筒冶具61を挿入して、上記の放電電極
素子1を所定のピッチ間隔で、螺旋軸方向に引き伸ばし
て所定の長さに構成した後に、この円筒冶具を取り去っ
たものである。このストリーマーコロナ放電電極21に
は、螺旋状の本体部22の外周上に、極めて多くの先端
が鋭い突起部22bが形成される。なおこのストリーマ
ーコロナ放電電極21は、細長い円筒冶具61に相当す
る中心部材を有していないが、このストリーマーコロナ
放電電極は、螺旋軸方向の上端を支持して端垂下、ある
いは螺旋軸方向の一端と他端を外枠に固定して使用する
ものであるため、本体部22の剛性を確保しておけば中
心部材が無くても実用に耐える。
1は、細長い円筒冶具61を挿入して、上記の放電電極
素子1を所定のピッチ間隔で、螺旋軸方向に引き伸ばし
て所定の長さに構成した後に、この円筒冶具を取り去っ
たものである。このストリーマーコロナ放電電極21に
は、螺旋状の本体部22の外周上に、極めて多くの先端
が鋭い突起部22bが形成される。なおこのストリーマ
ーコロナ放電電極21は、細長い円筒冶具61に相当す
る中心部材を有していないが、このストリーマーコロナ
放電電極は、螺旋軸方向の上端を支持して端垂下、ある
いは螺旋軸方向の一端と他端を外枠に固定して使用する
ものであるため、本体部22の剛性を確保しておけば中
心部材が無くても実用に耐える。
【0022】図3に示すストリーマーコロナ放電電極3
1は、放電電極素子1を所定のピッチ間隔で、螺旋軸方
向に引き伸ばして所定の長さに構成し、円形断面を有す
る中心部材4が本体部32の内縁に内接するように挿入
してある。この中心部材4は銅合金あるいはステンレス
等の金属材からなる。そして本体部32の内縁と中心部
材4の外周とは、螺旋の複数ピッチ毎において点溶接接
合してある。なお、このストリーマーコロナ放電電極3
1には、螺旋状の本体部32の外周上に、極めて多数の
先端が鋭い突起部32bが形成される。
1は、放電電極素子1を所定のピッチ間隔で、螺旋軸方
向に引き伸ばして所定の長さに構成し、円形断面を有す
る中心部材4が本体部32の内縁に内接するように挿入
してある。この中心部材4は銅合金あるいはステンレス
等の金属材からなる。そして本体部32の内縁と中心部
材4の外周とは、螺旋の複数ピッチ毎において点溶接接
合してある。なお、このストリーマーコロナ放電電極3
1には、螺旋状の本体部32の外周上に、極めて多数の
先端が鋭い突起部32bが形成される。
【0023】図4に示す放電電極群5は、上記のストリ
ーマーコロナ放電電極31が多数、所定の間隔で相互に
平行に配列して構成してある。そしてストリーマーコロ
ナ放電電極群5の螺旋軸方向の両端部5aと5bとは、
銅合金あるいはステンレス等の金属材からなる枠体70
に結合してある。なお、枠体70の上端には、この枠体
を懸架するための吊り下げ部70a,70bが形成して
ある。
ーマーコロナ放電電極31が多数、所定の間隔で相互に
平行に配列して構成してある。そしてストリーマーコロ
ナ放電電極群5の螺旋軸方向の両端部5aと5bとは、
銅合金あるいはステンレス等の金属材からなる枠体70
に結合してある。なお、枠体70の上端には、この枠体
を懸架するための吊り下げ部70a,70bが形成して
ある。
【0024】このように放電電極素子1を構成すれば、
多数の突起列部2bを極めて容易に形成することができ
る。そして、放電電極素子1を螺旋軸方向に所定のピッ
チ間隔に引き伸ばすだけで、任意の長さを有し、かつ多
数の突起部22b,32bを有するストリーマーコロナ
放電電極21,31や放電電極群5を、容易に成形する
ことができる。
多数の突起列部2bを極めて容易に形成することができ
る。そして、放電電極素子1を螺旋軸方向に所定のピッ
チ間隔に引き伸ばすだけで、任意の長さを有し、かつ多
数の突起部22b,32bを有するストリーマーコロナ
放電電極21,31や放電電極群5を、容易に成形する
ことができる。
【0025】なお、放電素子1は図1に示すように表裏
面が接する場合に限らず、適当なピッチ間隔を有するよ
うに形成してもよい。また放電電極素子1は、金属材料
で成形する場合に限らず、変形性のあるカ−ボンファイ
バ素材を使用することもできる。この場合は、中心部材
4との接合は、この中心部材の外周面に複数ピッチ毎に
螺旋溝を形成し、この溝に本体部2の内縁をはめ込む方
法等により行なうことができる。
面が接する場合に限らず、適当なピッチ間隔を有するよ
うに形成してもよい。また放電電極素子1は、金属材料
で成形する場合に限らず、変形性のあるカ−ボンファイ
バ素材を使用することもできる。この場合は、中心部材
4との接合は、この中心部材の外周面に複数ピッチ毎に
螺旋溝を形成し、この溝に本体部2の内縁をはめ込む方
法等により行なうことができる。
【0026】
【発明の効果】限られた空間に突起部を多く配置でき、
かつ製造、組立てが極めて簡単な、放電電極素子、スト
リーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放
電電極の製造方法、並びに放電電極群の提供が可能にな
る。
かつ製造、組立てが極めて簡単な、放電電極素子、スト
リーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放
電電極の製造方法、並びに放電電極群の提供が可能にな
る。
【図1】放電電極素子の形状を示す正面図と上面図であ
る。
る。
【図2】中心部材を有しない場合のストリーマコロナ放
電電極の正面図である。
電電極の正面図である。
【図3】中心部材を有する場合のストリーマコロナ放電
電極の正面図である。
電極の正面図である。
【図4】放電電極群の正面図である。
【図5】パルス荷電型排ガス処理装置を有する排気ガス
の無害化処理設備の全体構成図である。
の無害化処理設備の全体構成図である。
【図6】パルス荷電型排ガス処理装置の後段部分の構造
図の説明図である。
図の説明図である。
【図7】パルス荷電型排ガス処理装置の後段部分の作用
の説明図である。
の説明図である。
【図8】従来例によるストリーマコロナ放電電極の正面
図である。
図である。
1 放電電極素子 2,22,32 本体部 2a 外周縁 2b 突起列部 22b,32b 突起部 4 中心部材 5 放電電極群 11 パルス荷電型排ガス
処理装置(ガスの無害化処理手段) 111 ストリーマーコロナ
放電電極 112 接地電極
処理装置(ガスの無害化処理手段) 111 ストリーマーコロナ
放電電極 112 接地電極
Claims (5)
- 【請求項1】ストリーマーコロナ放電電極を形成するた
めの放電電極素子であって、 電導性と変形性とを有する帯状の板材をこの板材の表裏
面が相対するように螺旋状に形成した本体部を有し、 上記本体部の外周縁には螺旋軸方向に複数の突起列部が
形成してあることを特徴とする放電電極素子。 - 【請求項2】請求項1に記載の放電電極素子を前記螺旋
軸方向に所定のピッチ間隔に引き伸ばして構成してある
ことを特徴とするストリーマーコロナ放電電極。 - 【請求項3】ストリーマーコロナ放電電極の製造方法で
あって、 電導性と変形性とを有する帯状の板材をこの板材の表裏
面が相対するように螺旋状に形成することからなる本体
部の製造工程と、 上記本体部の外周縁に螺旋軸方向に複数の突起列部を形
成する工程と、 上記本体部を前記螺旋軸方向に所定のピッチ間隔に引き
伸ばす工程とからなることを特徴とするストリーマーコ
ロナ放電電極の製造方法 - 【請求項4】請求項1に記載の放電電極素子が本体部の
中央に螺旋軸に沿った中空穴を有しているものであっ
て、 上記放電電極素子を上記螺旋軸方向に所定のピッチ間隔
に引き伸ばして構成してあり、 上記中空穴を囲む上記本体部の内縁に内接するよう中心
部材が挿入してあり、 上記本体部の内縁と上記中心部材の外周とを所定の個所
で接合して構成してあることを特徴とするストリーマー
コロナ放電電極。 - 【請求項5】請求項2又は4のいずれかに記載のストリ
ーマーコロナ放電電極が複数本、所定の間隔で相互に平
行に配列して構成してあることを特徴とする放電電極
群。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001019017A JP2002231416A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電電極群 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001019017A JP2002231416A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電電極群 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002231416A true JP2002231416A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18884964
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001019017A Pending JP2002231416A (ja) | 2001-01-26 | 2001-01-26 | 放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電電極群 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002231416A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005052832A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Fleetguard Inc | 静電集塵器のためのコロナ放電電極組立体 |
JP2010241999A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Unitika Ltd | フィルムの製造方法 |
JP2011104558A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Oita Univ | 負極性スプレッドコロナ放電プラズマ化学処理装置 |
WO2013065906A1 (en) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | Royal Industrial Tech Corp. | Induction electrostatic precipitator using multi-cross pin ionizer |
KR101281543B1 (ko) | 2013-03-05 | 2013-07-03 | 김상민 | 플라즈마 공기 정화 장치 |
KR101334927B1 (ko) * | 2013-05-03 | 2013-11-29 | 한국기계연구원 | 고온 전기집진장치 |
CN113877384A (zh) * | 2021-09-27 | 2022-01-04 | 华中科技大学 | 一种大功率等离子体气体净化装置 |
WO2022215623A1 (ja) * | 2021-04-08 | 2022-10-13 | シャープ株式会社 | 放電装置及び空気調和装置 |
-
2001
- 2001-01-26 JP JP2001019017A patent/JP2002231416A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005052832A (ja) * | 2003-08-05 | 2005-03-03 | Fleetguard Inc | 静電集塵器のためのコロナ放電電極組立体 |
JP4626748B2 (ja) * | 2003-08-05 | 2011-02-09 | フリートガード インコーポレイテッド | 静電集塵器のためのコロナ放電電極組立体 |
JP2010241999A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Unitika Ltd | フィルムの製造方法 |
JP2011104558A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Oita Univ | 負極性スプレッドコロナ放電プラズマ化学処理装置 |
WO2013065906A1 (en) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | Royal Industrial Tech Corp. | Induction electrostatic precipitator using multi-cross pin ionizer |
KR101281543B1 (ko) | 2013-03-05 | 2013-07-03 | 김상민 | 플라즈마 공기 정화 장치 |
KR101334927B1 (ko) * | 2013-05-03 | 2013-11-29 | 한국기계연구원 | 고온 전기집진장치 |
WO2022215623A1 (ja) * | 2021-04-08 | 2022-10-13 | シャープ株式会社 | 放電装置及び空気調和装置 |
CN113877384A (zh) * | 2021-09-27 | 2022-01-04 | 华中科技大学 | 一种大功率等离子体气体净化装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5236672A (en) | Corona destruction of volatile organic compounds and toxics | |
US5785932A (en) | Catalytic reactor for oxidizing mercury vapor | |
US5733360A (en) | Corona discharge reactor and method of chemically activating constituents thereby | |
JP2002231416A (ja) | 放電電極素子、ストリーマーコロナ放電電極及びこのストリーマーコロナ放電電極の製造方法、並びに放電電極群 | |
US6905577B1 (en) | Method for oxidation of volatile organic compounds contained in gaseous effluents and device thereof | |
JP2000173745A (ja) | イオン発生装置 | |
KR100876141B1 (ko) | 전기집진기용 방전판 | |
US20180185785A1 (en) | Air purification device and process | |
JP2003038932A (ja) | プラズマ反応器及び空気浄化装置 | |
JP2002151295A (ja) | 放電発生装置 | |
US7559976B2 (en) | Multi-stage collector for multi-pollutant control | |
JP2007196100A (ja) | プラズマ式ガス処理装置 | |
JP2008006371A (ja) | 集塵装置 | |
KR102532437B1 (ko) | Dbd 플라즈마 공기청정기 | |
Brandenburg et al. | Plasma-based depollution of exhausts: principles, state of the art and future prospects | |
KR100472751B1 (ko) | 유전체장벽구조를 갖는 혼합일체형 유해가스정화장치 | |
JP2004351310A (ja) | 空気浄化装置 | |
KR100477502B1 (ko) | 방전효율을 극대화한 플라즈마정화장치 | |
WO2016034153A2 (zh) | 采用电浆的废气处理装置 | |
JP3322654B2 (ja) | 排ガス浄化装置 | |
JP2020011162A (ja) | 脱硝装置および脱硝方法、排気ガス処理設備および排気ガス処理方法 | |
JPH0924236A (ja) | プラズマ法排ガス浄化装置 | |
RU2448778C1 (ru) | Электрофильтр с самоцентрирующимися коронирующими элементами | |
JP2005246353A (ja) | 気体改質装置 | |
KR100305945B1 (ko) | 개별전원장치를구비한다단식코로나반응기 |