JP2002230789A - 光ディスクおよび光ディスクドライブ装置 - Google Patents

光ディスクおよび光ディスクドライブ装置

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JP2002230789A
JP2002230789A JP2001390109A JP2001390109A JP2002230789A JP 2002230789 A JP2002230789 A JP 2002230789A JP 2001390109 A JP2001390109 A JP 2001390109A JP 2001390109 A JP2001390109 A JP 2001390109A JP 2002230789 A JP2002230789 A JP 2002230789A
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JP2001390109A
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Sukeaki Matsumaru
祐晃 松丸
Kozo Taira
浩三 平
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アドレス情報に対する半径位置のばらつきがな
く、またフォーマッティング開始位置が外乱等で影響を
受けることがなく、ディスクの所定領域を確実にフォー
マッティング可能な記録再生可能な光ディスクを提供す
る。 【解決手段】情報記録領域を有する光ディスクであり、
トラッキングのためのサーボ情報としてのグルーブ又は
ランドと、前記情報記録領域をフォーマットするための
フォーマット処理情報としてのピットとが設けられた基
板205と、この基板205における、前記サーボ情報
及び前記フォーマット処理情報が設けられた面に形成さ
れた記録膜206とを具備する。前記情報記録領域の前
記記録膜上にID情報が記録されてフォーマットが行わ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクや
相変化光ディスクの如き光ディスクに係り、特に、フォ
ーマッティングを容易にした光ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、例えばコロナ社から出版
されている“ビデオディスクとDAD入門:岩村總一編
者”の第151頁〜第196頁に述べられている。光デ
ィスクの製造工程について簡単に説明する。まずガラス
板にフォトレジストを塗布した原盤を作る。この原盤上
に、露光装置によりレーザ光を照射してフォトレジスト
を感光させる。次に、フォトレジストを現像処理するこ
とにより感光した部分を取り除き、ピットあるいはグル
ーブを原盤に形成する。この原盤からスタンパを作製
し、このスタンパを用いて射出成型などによってディス
ク基板を成型する。そして、このディスク基板上に記録
膜を成膜することによって、記録再生可能な光ディスク
を完成させる。なお、再生専用の光ディスクの場合は、
原盤上に既に情報ピットが形成され、スタンパを用いて
成型されるディスク基板上に反射膜を形成することによ
り光ディスクが完成する。
【0003】このような光ディスクのうち、特に記録再
生可能な光ディスクとしては現在、光磁気ディスクと相
変化光ディスクが実用化されている。光磁気ディスク
は、強磁性の垂直磁化膜からなる記録膜を基板上に形成
して構成される。情報の記録は、記録膜上に光ビームを
集光させると共に磁界を印加して、記録膜に記録情報に
対応した磁区を生じさせることで行う。記録された情報
の再生は、記録膜の磁区の向きに依存するカー回転角の
変化を利用して行う。
【0004】一方、相変化光ディスクでは、記録膜上に
光ビームを集光させ、それにより発生する熱によって記
録膜に結晶質と非晶質の部分を選択的に形成することで
記録を行う。記録された情報の再生は、結晶質と非晶質
両部分からの反射光量に差が生じることを利用して行
う。
【0005】また、光磁気ディスクおよび相変化光ディ
スクのいずれにおいても、記録/再生時にはディスク上
のランド又はグルーブをトラッキング制御用のガイドと
して、光ビームをトラックに追従させる方法がとられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような記録再生可
能な光ディスクのうち、製造直後の状態ではアドレス情
報などのID情報が記録されていないソフトフォーマッ
トタイプのものについては、情報記録を可能とするた
め、光ディスクの使用前にID情報を記録する、光ディ
スクのフォーマッティングを行う必要がある。この場
合、従来の光磁気ディスクや相変化光ディスクなどの光
ディスクでは、ディスク表面にグルーブが形成されてい
るのみであり、フォーマッティングの始点となる位置は
特に規定されていない。
【0007】従って、実際に光ディスクドライブ装置に
より光ディスクをフォーマッティングする場合、ドライ
ブ装置の機械的位置によりフォーマッティングの開始位
置が決定されていた。このため、アドレス情報に対する
半径位置のばらつきが生じたり、フォーマッティング開
始位置が外乱等でずれることによってディスクの所定領
域をフォーマッティングできず、フォーマッティングが
途中で終わってしまうという事態が発生することがあ
る。
【0008】本発明の目的は、ディスクの所定領域を確
実にフォーマッティングすることが可能な記録再生可能
な光ディスクおよび光ディスクドライブ装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、次の光ディ
スクにより達成される。即ち、情報記録領域を有する光
ディスクにおいて、トラッキングのためのサーボ情報
と、前記情報記録領域をフォーマットするためのフォー
マット処理情報とが設けられた基板と、この基板におけ
る、前記サーボ情報及び前記フォーマット処理情報が設
けられた面に形成された記録膜とを具備し、前記情報記
録領域の前記記録膜上にID情報を記録してフォーマッ
トを行うことを特徴とする。
【0010】本発明の光ディスクによれば、基板に予め
フォーマット処理情報が設けられているので、フォーマ
ッティングに際しフォーマット処理情報を再生すること
により、的確なフォーマッティングを行うことが可能と
なる。
【0011】また、本発明の光ディスクでは、基板上
に、フォーマッティングの開始位置を決めるための情報
を初めとするフォーマット処理情報を設けることによ
り、フォーマッティング開始点の如きフォーマット処理
が決まる。従って、アドレス情報に対する半径位置のば
らつきや、フォーマッティング開始位置が外乱等でずれ
ることによりディスクの所定領域をフォーマッティング
できず、途中でフォーマッティングが終わるような失敗
が回避される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1に、本発明の一実施形態に係る
光ディスクの概要を示す。図1に示すように、本実施形
態の光ディスク1は、記録再生可能な媒体である、典型
例として、光磁気ディスク又は相変化光ディスクであ
る。この光ディスク1は、透明の絶縁性基板からなるデ
ィスク基板上に、記録膜を形成している。光磁気デイス
クの場合、記録膜としては、強磁性の垂直磁化膜が用い
られる。また、相変化ディスクの場合、記録膜として
は、光ビームの照射による熱で結晶質と非晶質との間の
相転移を起こす記録膜が用いられる。
【0013】本実施形態の光ディスク1は、後述する光
ディスクドライブ装置に固定するためのスピンドル孔2
を有する。また、光ディスク1の基板の少なくとも片面
には、最内周もしくは最外周の少なくとも一方に位置し
て、コントロールトラック3、4がそれぞれ形成されて
いる。両コントロールトラック3、4の間に位置する情
報記録領域5にはトラッキングのためのグルーブが形成
されている。情報記録領域5では、光ディスク1の基板
上には、グルーブのみが形成されているため、光ディス
ク1を実際に使用して情報を記録をするには、フォーマ
ットに従ったアドレス情報などのID情報を、記録膜上
に記録しなくてはならない。この操作をフォーマッティ
ングという。そして、光ディスク1の基板上のコントロ
ールトラック3、4の少なくとも一方には、フォーマッ
ティングを行う際にフォーマッティングの開始位置を決
める等の処理を行うための、フォーマット処理情報とし
てプリピットが形成されている。このプリピットにより
示される情報は、例えば、光ディスク1の識別情報、光
ディスク1上の記録膜の記録特性の情報および光ディス
ク1へのアドレス情報の記録開始および記録終了位置の
情報である。
【0014】具体的に、フォーマット処理情報としてプ
リピットにより示される、光ディスク1の識別情報、光
ディスク1上の記録膜の記録特性の情報および光ディス
ク1へのアドレス情報の記録開始および記録終了位置の
情報を説明する。即ち、光ディスク1の識別情報は、光
ディスク1の種類、そのバージョン、ディスク径、読み
出し速度、線密度、トラックピッチ、線速度である。記
録膜の記録特性の情報は、ランド/グルーブ各々での記
録パワー、消去パワー、再生パワーおよび各記録パルス
のパルス幅である。アドレス情報の記録開始および記録
終了位置の情報は、アドレス開始番号、アドレス終了番
号である。
【0015】また図2に示すように、情報記録領域5に
おけるディスク径方向に、多数のグルーブ及びランドが
形成され、これらグルーブ及びランドはサーボ制御(ト
ラッキング制御)に用いられるトラック9として機能す
る。また情報記録領域5におけるディスク周方向に、複
数のセクタ10が規定されている。
【0016】図2を用いて、光ディスク1上のフォーマ
ットについて説明すると、情報記録領域5には複数のト
ラック(グルーブ又はランド)9が形成され、各トラッ
ク9は複数のセクタ10の集合からなる。各セクタ10
は、アドレス部11、フラグ部12、データ部13およ
びバッファ部14からなる。
【0017】これらのアドレス部11、フラグ部12、
データ部13およびバッファ部14は、以下のように構
成されている。アドレス部11は、以下に述べるデータ
部13のヘッダ情報(情報の記録位置情報)に当たる。
ヘッダ情報は、アドレス番号を示すセクタ番号とトラッ
ク番号およびランド/グルーブ識別情報などである。セ
クタ番号は、セクタ10の光ディスク1上での物理的な
番地を表す。トラック番号は、例えば光ディスク1上の
物理的なトラックの番号を表す。なお、トラック番号
は、このような光ディスク1上の物理的なトラックの番
号を表す場合のみでなく、1トラック分のセクタ数で1
トラックとなる論理的なトラックの番号を表す場合があ
る。ランド/グルーブ識別情報は、対応するトラック9
がランドトラックであるかグルーブトラックであるかを
示す情報である。フラグ部12は、対応するセクタ10
が情報の記録済セクタであるか、欠陥セクタであるか、
あるいは既に情報が削除されたセクタであるか等を示
す。データ部13は、ユーザが記録したい情報を記録す
る領域である。バッファ部14は、データ部13に情報
を記録するとき、光ディスク1に回転変動があっても次
のセクタのアドレス部11の先端を書き潰さないように
するために設けられる領域である。なお、実際のフォー
マッティングでは、アドレス部11のみを光ディスクド
ライブ装置を用いて記録領域5内に記録される。
【0018】本実施形態の光ディスク1の製造方法の一
例を、図3を参照して説明する。本発明の製造方法は、
原盤製作時(原盤記録時)に、グルーブ(又はランド)
のみならずプリピットも原盤に形成することが骨子であ
る。この原盤を用いて従来と同様に光ディスクは製作さ
れる。
【0019】まず、図3の(a)に示すように、ガラス
板200を用意する。次に、図3の(b)に示すよう
に、ガラス板200にフォトレジスト201を塗布して
露光前原盤202を得る。
【0020】次に、図3の(c)に示すように、図示し
ない露光装置により、露光前原盤202に対し、記録信
号に従ってレーザ光を照射してフォトレジスト201を
感光させる。パターン感光したフォトレジスト201を
現像処理することにより、フォトレジスト201の感光
部分を除去する。これにより、プリピットパターンとグ
ルーブパターンとが形成された原盤203が製作され
る。
【0021】次に、図3の(d)に示すように、この原
盤203からスタンパ204を作製する。次に、図3の
(e)に示すように、このスタンパ204を用いて射出
成型などによってディスク基板205を成型する。
【0022】次に、図3の(f)に示すように、このデ
ィスク基板205のグルーブ及びプリピットが形成され
た面に記録膜206を成膜することによって、記録再生
可能な光ディスク207が完成する。
【0023】次に、図4〜図8を用いて光ディスク1上
でのプリピットの形態について説明する。図4〜図8
は、光ディスク1上のグルーブ21とプリピット22の
種々の配置について示している。
【0024】図4では、グルーブ21に隣接してグルー
ブの形成位置に対応した位置に、PWM方式に従って、
長さの異なるプリピット22を記録している。図5で
は、グルーブ21に隣接してグルーブの形成位置に対応
した位置に、PPM方式に従って、間隔(プリピット間
のランドの長さ)の異なるプリピット22を形成してい
る。
【0025】図6〜図8は、基板205に異なる記録再
生方式によるプリピット22a、22bが形成されてい
る。図6では、グルーブ21に隣接してグルーブの形成
位置とランドの形成位置に対応した位置に、PWM方式
及びPPM方式に従って、それぞれ長さと間隔の異なる
プリピット22a、22bを形成している。図7では、
グルーブ21に隣接してグルーブの形成位置とランドの
形成位置に対応した位置夫々に、プリピット22c、2
2dを形成している。ここで、プリピット22cにより
8/16変調方式に従うフォーマット処理情報が、プリ
ピット22dにより1/7変調方式に従うフォーマット
処理情報が夫々PWM方式で記録されていて、図8で
は、グルーブ21に隣接した一つ目のグルーブの形成位
置に対応した位置にプリピット22eを形成し、この一
つ目のグルーブに隣接した二つ目のグルーブの形成位置
に対応した位置にプリピット22fを形成している。プ
リピット22eにより8/16変調方式に従うフォーマ
ット処理情報が、プリピット22fにより1/7変調方
式に従うフォーマット処理情報が夫々PWM方式で記録
されている。
【0026】このように異なる複数種類の記録方式や変
調方式に対応したプリピットを形成することにより、そ
れそれの方式に基づき、複数の機種に対応可能な光ディ
スクとすることができる。
【0027】次に、図9および図10を用いて、プリピ
ット22の記録方法を説明する。図9は、記録信号31
の“L”(低レベル)の部分で光ディスク上にレーザビ
ームを照射してピット32を形成する記録方法である。
図10は、記録信号31の“H”(高レベル)の部分で
光ディスク上にレーザビームを照射してピット32を形
成する記録方法である。
【0028】図9と図10の記録方法の違いを説明す
る。例えば“01000100100”という原情報に
対し、記録信号を“LHLLLHLLHLL”(H:高
レベル、L:低レベル)のように変換する。この記録信
号を図10の記録方法で記録した場合、ピット間のラン
ドの長さは種々変化するが、プリピットの大きさは同じ
になる。同じ記録信号を図9の記録方法で記録した場
合、プリピットの長さは種々変化するが、ピット間のラ
ンドの大きさは同じになる。
【0029】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、基板および該基板上に形成された記録膜により構成
され、基板上にID情報はなくトラッキングのためのグ
ルーブのみを形成し、記録膜上に後からID情報を記録
してフォーマッティングを行う記録再生可能な光ディス
クにおいて、基板上にフォーマッティングの開始位置を
決める等のを規定するフォーマット処理情報としてプリ
ピットを形成したことにより、フォーマッティングを開
始する始点が決まるため、アドレス情報に対する半径位
置のばらつきや、フォーマッティング開始位置が外乱等
でずれることによりディスクの所定領域をフォーマッテ
ィングできず、途中でフォーマッティングが終わってし
まうという事態を避けることができる。
【0030】また、このフォーマッティング開始位置を
決めるためのプリピットとして、光ディスクの識別情
報、記録膜の記録特性の情報、アドレス情報の記録開始
位置および記録終了位置の情報を記録しておけば、プリ
ピットを再生する際にこれらの情報を把握することがで
きるため、光ディスクの使用時にこれらの情報を改めて
入力する必要がなく、ユーザやシステム側の負担が軽減
され、しかも使用する光ディスクに適合した条件で的確
に記録再生を行うことが可能となる。
【0031】さらに、フォーマッティング開始位置を決
めるためのプリピットを光ディスク上の情報記録領域外
に記録すれば、プリピットのために本来の情報記録領域
を削ることがなく、記憶容量を犠牲にすることがないと
いう利点がある。
【0032】次に、実際にディスク光ドライブ装置で光
ディスクのフォーマッティングを行う場合の動作につい
て説明する。図11は、光ディスクドライブ装置300
の概略構成を示すブロック図であり、パーソナルコンピ
ュータ350に接続した状態を示している。光ディスク
ドライブ装置300には、光ディスク301と、これを
回転駆動するモータ302と、光ヘッド303と、制御
回路304と、変復調回路305と、CPU306およ
びインタフェース307が設けられ、インタフェース3
07にパーソナルコンピュータ350が接続されてい
る。光ディスク301は、図1に示した光ディスク1と
同様である。この光ディスク301は、プリピットによ
り示されるフォーマット処理情報を内周側のコントロー
ルトラック3及び外周側のコントロールトラック4に形
成している。
【0033】フォーマッティングに際しては、光ディス
ク301を光ディスクドライブ装置300にセットした
後、パーソナルコンピュータ350から光ディスクドラ
イブ装置300にフォーマッティング命令を送る。
【0034】光ディスクドライブ装置300では、この
フォーマッティング命令をインタフェース307を介し
てCPU306で受け取ると、まず光ヘッド303から
出射される光ビームが光ディスク301の記録面上に集
束するように、CPU306からの指令に基づいて制御
回路304が光ヘッド303に対してフォーカシング制
御を行う。
【0035】次に、CPU306からの指令に基づい
て、制御回路304は例えば内周側のコントロールトラ
ック3まで光ヘッド303を移動させる。光ヘッド30
3がコントロールトラック3の位置に到達すると、CP
U306からの指令により制御回路304は光ヘッド3
03の移動を停止させ、光ヘッド303から出射される
光ビームがトラックに追従するようにトラッキング制御
を行う。
【0036】次に、光ヘッド303により光ディスク3
01上のプリピットからの反射光を検出し、プリピット
により示されるフォーマット処理情報、すなわち光ディ
スク301の識別情報、記録膜の記録特性、アドレス情
報の記録開始位置および記録終了位置などの情報を変復
調回路305を介して再生し、その内容をCPU306
が確認する。確認後、光ヘッド303はコントロールト
ラック3の終わりの部分まで移動し、先に読み込んだ情
報を基にアドレス部11を記録していく。そして、最後
まで終了すると、パーソナルコンピュータ350に終了
命令を返す。
【0037】なお、ここでは、プリピットにより示され
るフォーマット処理情報は、コントロールトラック3、
4に形成されているので、内周側のコントロールトラッ
ク3に限らず外周側のコントロールトラック4を再生し
てもよい。また、プリピットにより示されるフォーマッ
ト処理情報は、内周側および外周側のいずれか一方のコ
ントロールトラック3、4に形成しても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスクの基板に予めフォーマット処理情報が設けられ
ているので、フォーマッティングに際しフォーマット処
理情報を再生することにより、的確なフォーマッティン
グを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ディスクの概略構
成を示す平面図。
【図2】同実施形態に係る光ディスクにおけるトラッ
ク、セクタの構成を示す平面図。
【図3】本実施形態における相変化光ディスクの製造方
法を示す図。
【図4】同実施形態において光ディスク上に記録したプ
リピットとグルーブの配置の第1例を示す図。
【図5】同実施形態において光ディスク上に記録したプ
リピットとグルーブの配置の第2例を示す図。
【図6】同実施形態において光ディスク上に記録したプ
リピットとグルーブの配置の第3例を示す図。
【図7】同実施形態において光ディスク上に記録したプ
リピットとグルーブの配置の第4例を示す図。
【図8】同実施形態において光ディスク上に記録したプ
リピットとグルーブの配置の第5例を示す図。
【図9】プリピットの記録方法の一例を説明するための
記録信号に対するピットの関係を示す図。
【図10】プリピットの記録方法の他の例を説明するた
めの記録信号に対するピットの関係を示す図。
【図11】パーソナルコンピュータに接続した光ディス
クドライブ装置の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1…光ディスク 2…スピンドル孔 3、4…コントロールトラック 5…情報記録領域 9…トラック 10…セクタ 11…アドレス部 12…フラグ部 13…データ部 14…バッファ部 21…グルーブ 22…プリピット 31…記録信号 32…ピット 205…ディスク基板 206…記録膜 300…光ディスクドライブ装置 301…光ディスク 302…モータ 303…光ヘッド 304…制御回路 305…変復調回路 306…CPU 307…インタフェース 350…パーソナルコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラッキング制御用のサーボ情報および情
    報記録領域をフォーマッティングするためのフォーマッ
    ト処理情報を有する基板と、前記サーボ情報およびフォ
    ーマット処理情報を有する基板の表面に形成されるもの
    であって前記情報記録領域を含む記録膜とを持ち、前記
    情報記録領域が前記フォーマット処理情報に基づいてフ
    ォーマットされるように構成された光ディスクにおい
    て、 前記フォーマット処理情報が、前記基板上の前記情報記
    録領域の外側に設けられるように構成され、 前記フォーマット処理情報が、記録パワーに関する情報
    を含むように構成されたことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】記録膜を用いた情報記録領域を持ち、トラ
    ッキング制御用のサーボ情報を持ち、前記情報記録領域
    をフォーマッティングするためのフォーマット処理情報
    を前記情報記録領域の外側に持つように構成された基板
    を持つ光ディスクを用いて記録または再生を行うもので
    あって、 前記フォーマット処理情報が、記録パワーに関する情報
    を含む場合において、 前記光ディスクを回転駆動するモータと;前記光ディス
    クから前記フォーマット処理情報を受け取るとともに前
    記情報記録領域をフォーマットする光ヘッドと;前記光
    ヘッドからの前記フォーマット処理情報を再生する回路
    と;再生されたフォーマット処理情報を前記回路から受
    け取るCPUと;前記CPUから受け取った前記フォー
    マット処理情報に従って、前記光ヘッドのフォーカシン
    グおよびトラッキングを制御する制御回路とを具備した
    ことを特徴とする光ディスクドライブ装置。
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