JP2002230175A - 外食栄養バランス評価プログラムおよびそれを記録した記録媒体 - Google Patents

外食栄養バランス評価プログラムおよびそれを記録した記録媒体

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JP2002230175A
JP2002230175A JP2001022590A JP2001022590A JP2002230175A JP 2002230175 A JP2002230175 A JP 2002230175A JP 2001022590 A JP2001022590 A JP 2001022590A JP 2001022590 A JP2001022590 A JP 2001022590A JP 2002230175 A JP2002230175 A JP 2002230175A
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home computer
food
computer
screen
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Yoko Ito
陽子 伊藤
Yojiro Koike
洋二郎 小池
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Toyota Central R&D Labs Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ入力の煩わしさをできる限り軽減するこ
とにより、家族の各構成員が摂取した外食について栄養
バランスを家庭において家庭用コンピュータにより容易
に評価することを可能にする。 【解決手段】家族の構成員のうち携帯電話機68を使用
する携帯電話機使用者が外食を摂取することに関連して
その携帯電話機から、インターネット60を介して、そ
の外食に関するデータを家庭用コンピュータ10に送信
し、その家庭用コンピュータにおいて、複数種類の栄養
素の各々に関して、携帯電話機使用者により実際に摂取
される外食の栄養価を推定し、その推定結果に基づき、
その外食の栄養バランスを評価してその家庭用コンピュ
ータの画面上に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家族の各構成員が
摂取する食事の栄養バランスを評価する技術に関し、特
に、家族の各構成員が摂取した外食について栄養バラン
スを評価する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】家族の各構成員が摂取する食事の栄養バ
ランスを評価する技術の一従来例が特開平10−742
26号公報に記載されている。この従来技術によれば、
家族の各構成員がその日に摂取した食料の名称と量をキ
ーボードを介して家庭のパソコンに入力すると、その日
に摂取したエネルギ、ビタミン、鉄分、脂質等がレーダ
ーチャートとしてパソコンのディスプレイに表示され、
一目で栄養価摂取量の多寡を判断し得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】家族の各構成員が家庭
内で食事を摂取する場合には、近くにパソコンがあるの
が普通であるため、いちいちメモを取ることが不要であ
るなどの理由から、摂取した食料の名称と量をパソコン
に入力することは比較的面倒ではない。
【0004】しかし、家族の各構成員が家庭外で食事を
摂取する場合もある。このような外食は、週末や休日な
どにおいて食事を家族と共に楽しむことを目的として行
われることもあるが、昼間において家庭外で生活する労
働者や学生などにあっては、週日において定常的に行わ
れる。
【0005】そのため、そのような労働者や学生にとっ
ては、すべての食事において外食の占める割合を無視し
て食事の栄養バランスを評価することは適当ではない。
【0006】しかしながら、上記従来技術を採用する場
合には、外食を摂取する場所が家庭から離れているのが
普通であるため、外食で摂取した食料の名称と量を家庭
のパソコンに入力するためには、外食の際にメモを取っ
ておいて、帰宅後にそのメモを見ながらパソコンに入力
することが必要となる。そのため、この従来技術では、
家庭内で摂取する食事のみならず外食についても栄養バ
ランスを評価するためには、外食摂取者に大きな負担を
かけることを避け得ない。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】このよ
うな事情を背景として、本発明は、データ入力の煩わし
さをできる限り軽減することにより、家族の各構成員が
摂取した外食について栄養バランスを家庭において家庭
用コンピュータにより容易に評価することを可能にする
ことを課題としてなされたものであり、本発明によって
下記の各態様が得られる。各態様は、請求項と同様に、
項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の
番号を引用する形式で記載する。これは、本明細書に記
載の技術的特徴のいくつかおよびそれらの組合せのいく
つかの理解を容易にするためであり、本明細書に記載の
技術的特徴やそれらの組合せが以下の態様に限定される
と解釈されるべきではない。
【0008】(1) 家庭に設置された家庭用コンピュ
ータと、その家庭外からデータを前記家庭用コンピュー
タに送信可能な通信機器とを用いることにより、前記家
庭に生活する家族の各構成員が摂取する外食の栄養素に
関する栄養バランスを評価する方法であって、前記家族
の構成員のいずれかが前記外食を摂取することに関連し
て前記通信機器から送信された、その外食に関するデー
タを前記家庭用コンピュータが受信する受信工程と、そ
の受信したデータに基づき、前記家庭用コンピュータ
が、複数種類の栄養素の各々に関して、前記いずれかの
構成員により実際に摂取される外食の栄養価を推定する
推定工程と、その推定結果に基づき、前記家庭用コンピ
ュータが、前記実際に摂取される外食の栄養バランスを
評価してその家庭用コンピュータの画面上に表示する評
価工程とを含むものを実施するためにその家庭用コンピ
ュータにより実行される外食栄養バランス評価プログラ
ム[請求項1]。このプログラムが家庭用コンピュータ
により実行されれば、家族の各構成員は、外食する場合
に、通信機器により、その外食に関するデータを家庭用
コンピュータに送信できる。したがって、このプログラ
ムによれば、外食に関するデータを簡単に家庭用コンピ
ュータに送信可能となり、その結果、その外食の栄養バ
ランスを家庭において簡単に評価することが可能とな
る。本項において「データ」は、例えば、通信機器のボ
タン操作に応答するものとしたり、通信機器の送話部に
入力された音声に応答するものとしたり、通信機器の撮
像部により撮像された画像を表すものとすることができ
る。本項に係るプログラムは、それの機能を果たすため
にコンピュータにより実行される指令の組合せのみなら
ず、各指令により処理されるファイルやデータをも含む
ように解釈することが可能である。本項において「通信
機器」は、例えば、家族の各構成員により所有されるも
のとしたり、外食を提供する施設に設置されたものとし
たり、家族の各構成員により使用されるものとしたり、
外食を提供する施設の従業員により操作されるものとす
ることが可能である。また、本項において「家庭用コン
ピュータ」については、通信機器からのデータを常時受
信可能な状態で待機するように動作させることは不可欠
ではなく、例えば、通信機器からのデータが通信ネット
ワーク上の接続業者であるプロバイダを経由して家庭用
コンピュータに送信される場合には、そのプロバイダが
通信機器からのデータを一時的に蓄積するため、家庭用
コンピュータは必要なときにプロバイダにアクセスする
ことにより、通信機器からのデータを受信することがで
きる。 (2) 前記通信機器が、前記家族の各構成員により個
別に携帯されて使用され、データをワイヤレスで直接に
または通信ネットワークを介して間接に前記家庭用コン
ピュータに送信可能な携帯通信機器を含む(1)項に記
載の外食栄養バランス評価プログラム[請求項2]。こ
のプログラムを利用する場合には、家族の各構成員は、
外食をする場合に、自ら携帯する通信機器を使用するこ
とにより、その外食に関するデータを家庭用コンピュー
タに送信できるため、外食に関するデータを簡単に家庭
用コンピュータに送信可能となる。本項において「通信
機器」は、例えば、携帯電話機、PHS等の移動電話機
としたり、携帯情報端末とすることができる。 (3) 前記データが、前記外食を調理するために使用
された食材でも、その外食に含まれる栄養素でもなく、
その外食の一般的な名称を表すものであり、前記推定工
程が、予め想定された複数種類の外食の一般的な名称
と、各外食の一般的な栄養価との関係であって前記家庭
用コンピュータのメモリに予め記憶させられたものを利
用することにより、前記データに基づき、前記実際に摂
取される外食の栄養価を推定する工程を含む(1)また
は(2)項に記載の外食栄養バランス評価プログラム
[請求項3]。このプログラムが家庭用コンピュータに
より実行されれば、家族の各構成員は、外食をする場合
に、その外食を調理するために使用された食材について
いちいち、通信機器を介して家庭用コンピュータに送信
することも、その外食に含まれる栄養素についていちい
ち、通信機器を介して家庭用コンピュータに送信するこ
とも、不可欠ではなくなる。したがって、このプログラ
ムによれば、家族の各構成員は、外食をする場合に、そ
の外食に関するデータを簡単な操作で家庭用コンピュー
タに送信可能となる。 (4) 前記方法が、さらに、前記外食について評価さ
れた栄養バランスに基づき、前記家庭用コンピュータ
が、前記いずれかの構成員がそれの家庭の食事において
補うことが適当である栄養素を含む食材を前記画面上に
表示する工程を含む(1)ないし(3)項のいずれかに
記載の外食栄養バランス評価プログラム[請求項4]。
このプログラムによれば、家族の各構成員が摂取した外
食の栄養バランスに偏りがある場合に、本人または他の
家族(例えば、主婦)がいちいち文献や資料を調べたり
することなく、その偏りを解消するために摂取すること
が適当な食材が提示される。 (5) 前記方法が、さらに、前記家庭用コンピュータ
が、前記表示された食材を使用して調理される少なくと
も1種類の食事を前記画面上に表示する工程を含む
(4)項に記載の外食栄養バランス評価プログラム[請
求項5]。このプログラムによれば、家族の各構成員が
摂取した外食の栄養バランスに偏りがある場合に、本人
または他の家族(例えば、主婦)がいちいち文献や資料
を調べたりすることなく、その偏りを解消するために摂
取することが適当な食材を使用して調理される食事が提
示される。 (6) 前記方法が、さらに、前記家庭用コンピュータ
が、前記表示された少なくとも1種類の食事のうちその
家庭用コンピュータのユーザにより選択されたものの調
理方法を前記画面上に表示する工程を含む(5)項に記
載の外食栄養バランス評価プログラム[請求項6]。 (7) (1)ないし(6)項のいずれかに記載の外食
栄養バランス評価プログラムをコンピュータ読取り可能
に記録した記録媒体[請求項7]。この記録媒体に記録
されたプログラムがコンピュータにより実行されれば、
前記(1)ないし(6)項のいずれかに係るプログラム
と同様な作用効果を実現し得る。本項における「記録媒
体」は種々の形式を採用可能であり、例えば、フロッピ
ー(登録商標)ディスク等の磁気記録媒体、CD、CD
−ROM等の光記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、R
OM等のアンリムーバブル・ストレージ等の少なくとも
1つを採用可能である。 (8) (1)ないし(6)項のいずれかに記載の外食
栄養バランス評価プログラムがインストールされたコン
ピュータを備えた住宅。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のさらに具体的な一
実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1には、家庭用コンピュータ10が住宅
のキッチンの一角に配置されている様子が示されてい
る。この家庭用コンピュータ10には、本実施形態であ
る外食栄養バランス評価プログラムを1つのモジュール
として含む家事支援プログラムがインストールされてい
る。
【0011】その家庭用コンピュータ10は、図2に示
すように、よく知られているように、プロセシング・ユ
ニット(以下、「PU」と略称する)20とメモリ22
とがバス24により互いに接続されて構成されたコンピ
ュータ部30を含むように構成される。メモリ22は、
ROM,RAM,磁気ディスク,光ディスク等の記録媒
体を含むように構成される。このメモリ22には、前記
家事支援プログラムが予め記憶されるとともに、データ
ベース34が構築されている。家事支援プログラムは、
前記外食栄養バランス評価プログラムを1つのモジュー
ルとして含むとともに、さらに、他の複数のモジュール
をも含んでいる。
【0012】家庭用コンピュータ10は、さらに、図2
に示すように、共に操作型入力装置として機能するマウ
ス40およびキーボード42と、音入力装置として機能
するマイク44とを備えている。家庭用コンピュータ1
0は、さらに、画像出力装置として機能するディスプレ
イ50と、声出力装置として機能するスピーカ52とを
備えている。ディスプレイ50は、文字または図形であ
る画像を画面上に表示する。
【0013】この家庭用コンピュータ10は、図3に示
すように、同じ住宅会社によって提供されるかまたは管
理される他の住宅に設置された家庭用コンピュータ10
と同様に、通信ネットワークとしてのインターネット6
0を介して複数のコンピュータ64と接続されている。
それら複数のコンピュータ64は、その住宅会社と、各
家庭に商品やサービスを提供する複数の店舗、施設、機
関とにそれぞれ設置されている。
【0014】それら複数の店舗には、例えば、近隣スー
パーマーケット、小売商店、自然食品店、仮想店舗、自
動車を販売・修理するディーラ、クリーニング店、米
屋、ドラッグストア、コンサルタント事務所等がある。
また、複数の施設には、図示しないが、体育館、プー
ル、テニスコート、キャンプ場等がある。また、複数の
機関には、図示しないが、病院、消防署等がある。
【0015】家庭用コンピュータ10は、インターネッ
ト60および必要な接続業者であるプロバイダを介し
て、上記住宅に居住する家族の各構成員により使用され
る携帯電話機68とも接続されている。携帯電話機68
は、インターネット接続機能付きとされている。
【0016】ここで、前記家事支援プログラムが家庭用
コンピュータ10により実行されることにより家族の各
構成員が得られるサービスの内容を説明する。
【0017】この家事支援プログラムが家庭用コンピュ
ータ10により実行されると、ディスプレイ50の画面
上にトップページが図4に示すように表示される。本実
施形態においては、この家事支援プログラムの実行によ
り提供されるサービスが、特に家庭の主婦の負担軽減に
役立つことに着目して、「奥様支援システム”健康家
族”」というタイトルを付されている。このサービス
は、家庭においてハウスキーパー的な役割を果たす。
【0018】このサービスの内容は、下記のテーマを実
現することを念頭において設計されている。
【0019】(1)家族の日常生活における安全安心の
実現 (2)家族の肉体的および精神的な健康の維持・増進 (3)家族の時間的および経済的な効率の向上 (4)家族の省力化 (5)家族の心の癒し
【0020】それら複数の目的を達成するため、このサ
ービスは、複数の機能を家族に提供可能となっている。
それら複数の機能は家族の好みに応じて選択されて提供
される。
【0021】そのため、上記トップページにおいては、
図4に示すように、複数のボタンが表示されている。そ
れら複数のボタンはそれぞれ、上記複数の機能に関連付
けられている。家庭用コンピュータ10のユーザがマウ
ス40をそれら複数のボタンのいずれかにおいてクリッ
クすれば、そのいずれかのボタンが選択され、対応する
機能が実現される。以下、それら機能の内容を順に説明
する。
【0022】1.家族に関して登録する。
【0023】家族のある構成員であるユーザがディスプ
レイ50の画面(以下、単に「画面」という。)上にお
いて「家族登録」を選択すると、メモリ22に記憶され
ている家族登録モジュールがPU20により読み出され
て実行される。その結果、画面上に記入欄が表示され、
その記入欄の各項目に必要な事項がユーザによりキーボ
ード42等を用いて入力され、その結果、家庭用コンピ
ュータ10のメモリ22に登録される。例えば、家族の
各構成員につき、身長、体重、生年月日、性別、職業、
アレルギー体質の有無、持病の有無、家族の遺伝的因子
(例えば、親の病歴)、各構成員に対して医者により健
康上診断されたドクターストップの内容、各構成員の食
物に関する嗜好等が登録される。
【0024】このようにして登録された家族健康情報
は、必要に応じて画面上に表示され、各構成員により閲
覧される。
【0025】2.家族の健康管理を行う。
【0026】近年、自分の健康状態を自分で管理したい
と希望する者が増えている。しかし、現状では、健康状
態を計測することや、記録することが面倒であるなどの
理由により、健康管理を自ら行う者はごくわずかであ
る。
【0027】一方、家庭においては、高齢であることや
病気であることを理由に、他の構成員の健康状態を管理
することが必要である場合もある。
【0028】これらの事情を背景にして、本実施形態に
おいては、ユーザが画面上で「健康状態記録」というボ
タンを選択すると、メモリ22に記憶されている健康状
態記録モジュールがPU20により読み出されて実行さ
れる。その結果、自分または他の構成員を指定すること
により、その指定された構成員の健康状態がセンサによ
り検出され、その検出された健康状態が構成員に関連付
けてメモリ22に記憶させられる。その健康状態は時刻
に関連付けて記憶させられる。上記センサにより検出さ
れる人体の情報には例えば、血圧や体温がある。
【0029】また、ユーザが「健康管理」というボタン
を画面上で選択すると、メモリ22に記憶されている健
康管理モジュールがPU20により読み出されて実行さ
れる。その結果、構成員を指定することにより、自他を
問わず、その指定された構成員の健康状態がメモリ22
から読み出されて画面上に表示される。各構成員の健康
状態を、自分であるか他人であるかを問わず、モニタす
ることができる。これにより、家族の構成員が相互に健
康状態を管理し易くなる。
【0030】また、ユーザが「健康アドバイス」という
ボタンを画面上で選択すると、メモリ22に記憶されて
いる健康アドバイスモジュールがPU20により読み出
されて実行される。その結果、構成員を指定することに
より、その指定された構成員の健康状態がメモリ22か
ら読み出されるとともに、その読み出された健康状態に
適合した食事の内容や運動の内容が画面上に表示され
る。例えば、糖尿病を患っている構成員については、糖
尿病を改善するのに適当な食事の内容や調理方法が画面
上に表示される。
【0031】このような機能を実現するため、本実施形
態においては、データベース34において、予め想定さ
れた複数種類の健康状態と、各健康状態に適合した食事
の内容と、各健康状態に適合した運動の内容とが、互い
に関連付けて予め記憶させられている。
【0032】上述のように、調理方法の解説について
は、画面上で視覚的に行われる。しかし、これだけで
は、ユーザは、いちいち画面を見ながら調理しなければ
ならず、面倒である。
【0033】そこで、本実施形態においては、調理方法
の解説が画面上で視覚的に行われることに加えて、音声
により聴覚的に行われるようにもなっている。音声ガイ
ダンス方式により、調理方法を解説する音声がスピーカ
52から出力されてユーザに聴こえるようになっている
のであり、よって、ユーザは、画面を見ないで調理方法
を理解することが可能となっている。
【0034】さらに、本実施形態においては、調理方法
の解説がインタラクティブに行われるようにもなってい
る。ユーザがその調理方法を理解するスピードに合わせ
てその調理方法の解説が進むようになっているのであ
る。具体的には、調理方法におけるある工程についての
説明が終了し、それに応じて、ユーザが特定のメッセー
ジ(例えば、「はい」)を発生すると、それがマイク4
4により検出される。その特定のメッセージはその後、
家庭用コンピュータ10により認識され、調理方法の解
説が次の工程についての解説に移行する。
【0035】3.旬の食材や献立例を紹介してもらう。
【0036】ユーザが「旬の食材」というボタンを選択
すると、メモリ22に記憶されている食材紹介モジュー
ルがPU20により読み出されて実行される。その結
果、そのときの暦を表すデータに基づき、旬の食材や献
立例が画面上で紹介される。季節感が鈍化している今日
にあっても、家庭において摂取する食事から季節感を味
わい得るようになっているのである。
【0037】このような機能を実現するため、本実施形
態においては、データベース34において、各季節と、
各季節に適合した食材の内容と、各季節に適合した献立
の内容とが、互いに関連付けて予め記憶させられてい
る。
【0038】4.身体の不調の改善が期待できる食材や
食品を紹介してもらう。
【0039】ユーザが画面上で「体調改善」というボタ
ンを選択すると、メモリ22に記憶されている体調改善
モジュールがPU20により読み出されて実行される。
その結果、家族の各構成員の身体の調子を表すデータで
あって各構成員により予め入力されたものに基づき、そ
の身体の調子に適合した食材や食品が画面上で紹介され
る。
【0040】このような機能を実現するため、本実施形
態においては、データベース34において、予め想定さ
れた複数種類の身体の調子と、各種類の身体の調子を改
善するために人間が摂取することが望ましい食材や食品
とが、互いに関連付けて予め記憶させられている。
【0041】5.外食の栄養バランスをチェックする。
【0042】ユーザが画面上で「外食栄養バランスチェ
ック」というボタンを選択すると、メモリ22に記憶さ
れている外食栄養バランス評価プログラム(モジュー
ル)がPU20により読み出されて実行される。
【0043】図5には、この外食栄養バランス評価プロ
グラムの内容がフローチャートで概念的に表されてい
る。
【0044】このプログラムにおいては、まず、ステッ
プS1(以下、単に「S1」で表す。他のステップにつ
いても同じとする。)において、家族の各構成員(例え
ば、昼間外で生活する労働者や学生)により操作されて
携帯電話機68から送信されたデータであって前記プロ
バイダに保存されているものが家庭用コンピュータ10
により受信され、メモリ22に記憶される。その記憶さ
れたデータは、家族の構成員のうちその携帯電話機68
を使用する携帯電話機使用者が実際に摂取する外食を表
している。また、その記憶されたデータは、その外食を
調理するために使用された食材でも、その外食に含まれ
る栄養素でもなく、その外食の一般的な名称を表してい
る。
【0045】次に、S2において、その記憶されたデー
タに基づき、人間が健康を維持するために摂取すべき複
数種類の栄養素の各々に関して、携帯電話機使用者でも
ある外食摂取者により実際に摂取される外食の栄養価が
推定される。
【0046】具体的には、予め想定された複数種類の外
食の一般的な名称と、各外食の一般的な栄養価との関係
がメモリ22に予め記憶させられており、この関係を利
用することにより、実際に摂取される外食に対応する栄
養価が検索され、それにより、その外食の栄養価が推定
される。
【0047】本実施形態においては、上記複数種類の栄
養素に、図6に示すように、タンパク質と、脂質と、炭
水化物と、カルシウムと、ナトリウムと、鉄分と、亜鉛
と、ビタミンAないしEとが選ばれている。
【0048】続いて、S3において、その推定結果に基
づき、外食摂取者により実際に摂取される外食の栄養バ
ランスが評価され、その結果が画面上に表示される。本
実施形態においては、外食の栄養バランスが、図6に示
すように、レーダーチャートとして表示される。同図に
おいては、栄養バランスがとれている食事であることが
円で示されている。
【0049】その後、S4において、今回の外食につい
て評価された栄養バランスに基づき、携帯電話機使用者
がそれの家庭の食事において補うことが適当である栄養
素を多く含む食材が検索され、それが画面上に表示され
る。
【0050】具体的には、前記複数種類の栄養素と、各
栄養素を多く含む複数種類の食材との関係がメモリ22
に予め記憶させられており、この関係を利用することに
より、携帯電話機使用者がそれの家庭の食事において補
うことが適当である栄養素を含む食材が検索される。
【0051】続いて、S5において、その表示された食
材を使用して調理される少なくとも1種類の食事が携帯
電話機使用者に適切な食事として検索され、画面上に表
示される。
【0052】具体的には、前記複数種類の食材と、各食
材を使用して調理される少なくとも1種類の食事との関
係がメモリ22に予め記憶させられており、この関係を
利用することにより、携帯電話機使用者がそれの家庭の
食事において補うことが適当である栄養素を含む食材を
使用して調理される食事が検索される。
【0053】その後、S6において、ユーザにより、そ
の表示された少なくとも1種類の食事のいずれかが画面
上で選択される。
【0054】続いて、S7において、その選択された食
事の調理方法が検索され、画面上に表示される。
【0055】具体的には、予め想定された複数種類の食
事と、各食事を調理するための調理方法との関係がメモ
リ22に予め記憶させられており、この関係を利用する
ことにより、ユーザにより選択された食事の調理方法が
検索される。
【0056】以上で、この外食栄養バランス評価プログ
ラムの一回の実行が終了する。
【0057】6.夕食等の食事のメニューを決める際に
困った時に料理レシピを提案してもらう。
【0058】ユーザが「料理レシピの提案」というボタ
ンを画面上で選択すると、メモリ22に記憶されている
料理レシピ提案モジュールがPU20により読み出され
て実行される。その結果、唯一または複数の料理レシピ
がランダムに検索され、画面上で提案される。
【0059】料理レシピは、各構成員に関連付けて家庭
用コンピュータ10のメモリ22に登録されている前述
の家族健康情報(アレルギー体質の有無、持病の有無、
家族の遺伝的因子(例えば、親の病歴)、各構成員に対
して医者により健康上診断されたドクターストップの内
容、各構成員の食物に関する嗜好等)を考慮することに
より、適当なものが前記データベース34において検索
される。料理レシピの提案は家族の遺伝的因子を考慮し
て行われるため、家族は病気の予防を図ることができ
る。
【0060】料理レシピは、各構成員ごとに、各構成員
の体質等に適合したものとして個別に提案されるように
したり、家族全員について、その全員の体質等に適合し
たものとして統一的に提案されるようにすることができ
る。
【0061】本実施形態においては、新たに提案される
料理レシピは、最近提案されたものとは違う内容となる
ように設計されている。同じ料理レシピが短期間の間に
重複して提案されることがないようになっているのであ
る。さらに、本実施形態においては、料理レシピの提案
が夕食に関して行われる場合に、携帯電話機使用者が同
じ日の昼食として摂取した外食とは異なるものが提案さ
れるようにもなっている。昼食として摂取された外食の
内容は、前記外食栄養バランスチェックにおけると同様
にして、携帯電話機使用者が携帯電話機68を介して家
庭用コンピュータ10に向けて送信したデータを参照す
ることにより、取得される。
【0062】このような機能を実現するため、本実施形
態においては、データベース34において、複数種類の
料理レシピが連続番号に関連付けて予め記憶させられて
いる。
【0063】料理レシピの提案については、調理可能な
時間の長さに制約がある場合があることを考慮し、調理
時間ごとに料理レシピを提案することが可能である。調
理に許される時間が短いにもかかわらず、調理に長い時
間が必要な料理レシピを提供することは、無意味である
からである。
【0064】7.不足している食料品、日用品(灯油等
の燃料を含む)等を前述の各店舗でどのような値段で販
売しているのかを確認し、直ちに注文し、宅配を依頼す
る。
【0065】ユーザが画面上で「値段確認」というボタ
ンを選択すると、購入予定の商品の種類を指定すること
により、その指定された種類の商品を販売している複数
の店舗における販売価格が、重さ、賞味期限、生産地、
成分、品質等の情報と共に、前述の各店舗のコンピュー
タ64からインターネット60を介して家庭用コンピュ
ータ10に送信され、画面上に表示される。これによ
り、ユーザは、同じ商品を扱っている複数の店舗の中か
ら、最も安価に販売する店舗を探したり、前記自然食品
店等、こだわり商品を販売している店舗を探すことが可
能となる。
【0066】続いて、ユーザが画面上で「注文」という
ボタンを選択すると、購入を希望する商品を購入する店
舗と、代金の支払い方法(例えば、現金で支払うか、ク
レジットカードを利用して支払うか)とを指定すること
により、その商品に関する注文が、その指定された店舗
のコンピュータ64にインターネット60を介して送信
される。その指定された店舗は、その受注に応じ、指定
された商品を運送手段により、注文した家庭に配送す
る。
【0067】その指定された店舗が前記近隣スーパーマ
ーケット等、地域密着型の店舗である場合には、例え
ば、午前中に注文を出せば、その日の夕刻までには商品
が宅配されるようにすることが可能である。
【0068】以上説明した機能は、オンライン宅配ショ
ッピングと称することができる。このオンライン宅配シ
ョッピングによれば、ユーザは、自宅に居ながらにして
商品を調達することが可能になるため、共働きであるな
どの理由により時間的に余裕のない人や、高齢、産前産
後、病中病後であるなどの理由で身体の自由が制限され
る人でも、希望する商品を容易に調達できる。さらに、
ユーザは、重かったり、かさばったりするなどの理由に
より持ち運び難い商品(例えば、灯油、米、トイレット
ペーパ、紙オムツ、ペットボトル等)でも、容易に調達
できる。
【0069】8.電子家計簿に自動的に記帳する。
【0070】上記オンライン宅配ショッピングにより商
品の発注を画面上で行った後、ユーザが画面上で「家計
簿への記帳」というボタンを選択すると、商品購入に伴
う支払いが家計簿に自動的に記帳される。
【0071】この機能を実現するため、本実施形態にお
いては、家庭用コンピュータ10上で家計簿が電子化さ
れている。
【0072】9.家計コンサルタントによる家計診断を
受ける。
【0073】ユーザが画面上で「家計コンサルタント」
というボタンを選択すると、家計簿の内容が、インター
ネット60を介して、提携先の家計コンサルタントが経
営する前記コンサルタント事務所のコンピュータ64に
送信される。その家計コンサルタントは、例えば、ファ
イナンシャルプランナであり、受信した家計簿の内容か
ら、その家庭における家計を診断し、その結果を、イン
ターネット60を介して、今回依頼を出した家庭の家庭
用コンピュータ10に送信する。これにより、ユーザ
は、例えば、住宅ローンの返済スケジュールに関するア
ドバイスや、保険契約に関するアドバイス等を受けるこ
とが可能となる。
【0074】10.クリーニングの注文を行う。
【0075】ユーザが画面上で「クリーニング」という
ボタンを選択すると、インターネット60を介して、提
携先の前記クリーニング店のコンピュータ64に注文が
送信される。その注文に応答し、そのクリーニング店の
店員が今回の家庭を訪れ、その店員が、クリーニングを
希望する衣類等の物品をクリーニング店に運ぶ。その物
品に対するクリーニングが完了すれば、その店員がその
物品をその家庭に届ける。
【0076】したがって、この機能を利用すれば、自宅
に居ながらにして、クリーニングを注文することが可能
となる。
【0077】11.自動車の点検・修理を依頼する。
【0078】ユーザが画面上で「愛車の点検・修理」と
いうボタンを選択すると、その家庭が保有する自動車を
使用しないことが予想される時間帯を指定することによ
り、自動車の点検・修理の依頼がインターネット60を
介して、提携先の前記ディーラのコンピュータ64に送
信される。その依頼を受信したディーラは、その指定さ
れた時間帯にその自動車の点検・修理を行う。
【0079】したがって、この機能を利用すれば、自動
車の点検・修理を依頼する煩からも、自動車を使用した
いときにその点検・修理のためにその自動車を使用でき
ないという不便からも容易に解放され得る。
【0080】12.家中の鍵の施錠状態、電気のスイッ
チのオン/オフ状態を一度にチェックし、必要であれば
画面上で制御する。
【0081】ユーザが画面上で「施錠チェック」という
ボタンを選択すると、住宅内におけるすべての鍵の施錠
状態がセンサにより検出されて画面上に表示される。し
たがって、すべての部屋を見回っていちいち各鍵をチェ
ックすることが省略され、住宅内におけるすべての鍵の
施錠状態を一度にチェックすることができる。
【0082】また、ユーザが「スイッチチェック」とい
うボタンを選択すると、住宅内におけるすべてのスイッ
チのオン/オフ状態がセンサにより検出されて画面上に
表示される。したがって、住宅内におけるすべてのスイ
ッチのオン/オフ状態を一度にチェックすることができ
る。
【0083】また、ユーザが「鍵制御」というボタンを
選択すると、各鍵ごとに、施錠したり開錠することを遠
隔操作し得る。
【0084】また、ユーザが「スイッチ制御」というボ
タンを選択すると、各スイッチごとに、オンにしたりオ
フにすることを遠隔操作し得る。
【0085】13.住宅の使用説明に関する質問、不具
合等の相談を依頼する。
【0086】ユーザが画面上で「住宅に関する質問・相
談」というボタンを選択すると、その旨がインターネッ
ト60を介して住宅会社のコンピュータ64に送信され
る。その住宅会社は、ユーザが住宅の使用説明に関して
質問している場合には、その質問に回答して送信し、ま
た、ユーザが住宅に関する不具合等の苦情を述べる場合
には、その解決策を送信する。
【0087】14.住宅会社からユーザへの連絡を受け
る。
【0088】ユーザが画面上で「住宅会社からの連絡」
というボタンを選択すると、ユーザに必要であるかまた
は有用な情報や、住宅会社に必要であるかまたは有用な
情報を取得するための情報が住宅会社から送信され、画
面上に表示される。ユーザに必要であるかまたは有用な
情報には、住宅の使用方法に関する注意事項が含まれ
る。住宅会社に必要であるかまたは有用な情報を取得す
るための情報には、住宅会社のユーザに対するアンケー
ト依頼や、新たな購入者を紹介するキャンペーンの紹介
がある。
【0089】15.簡易な問診をオンラインで受ける。
【0090】ユーザが画面上で「ホームドクタ」という
ボタンを選択すると、提携先の医師(歯科医師を含む)
が経営するか勤務する前記病院のコンピュータ64に接
続され、問診を受けることができる。これにより、自宅
に居ながらにして、簡易な医療診断を受けることがで
き、わざわざ病院に出向くことが不可欠でなくなり、症
状が軽い初期の段階で適切な診断を受けることができ
る。
【0091】16.家庭内での緊急時に応急措置のアド
バイスを受ける。
【0092】ユーザが画面上で「救急」というボタンを
選択すると、必要な機関(例えば、病院、消防署)に通
報される。さらに、ユーザが緊急状態の内容を家庭用コ
ンピュータ10に入力することにより、その緊急状態に
適合した応急措置がメモリ22から読み出されて画面上
に表示され、それにより、応急措置を早期にかつ的確に
とることが可能となる。
【0093】17.利用可能なレジャー施設に関する情
報を入手する。
【0094】ユーザが画面上で「レジャー施設」という
ボタンを選択すると、レジャー施設(例えば、体育館、
プール、テニスコート、キャンプ場等)であって利用可
能なものに関する情報(例えば、場所、利用時間、費用
等)がインターネット60を介して送信され、画面上に
表示される。ユーザがレジャー施設のいずれかを指定し
て「利用を予約する」というボタン(図示しない)を画
面上で選択すると、インターネット60を利用すること
により、その指定されたレジャー施設に関して予約が行
われる。
【0095】18.BGMを聴く。
【0096】ユーザが画面上で「BGM」というボタン
を選択すると、ユーザの心を癒す音楽がBGMとしてス
ピーカ52から流れる。したがって、ユーザは、家庭用
コンピュータ10を前に、心を癒す音楽の中で、気分を
リラックスさせながら、作業を行うことが可能となる。
【0097】19.間取りを確認する。
【0098】ユーザが画面上で「間取り」というボタン
を選択すると、その住宅の間取りであってメモリ22に
予め記憶されているものがそのメモリ22から読み出さ
れ、画面上に表示される。これにより、ユーザは、自分
の住まいの間取りを、図面という書類を住宅内でわざわ
ざ探し出すことなく、容易に確認することが可能とな
る。
【0099】したがって、ユーザは、住まいの模様替え
を計画したり、家具を新たに購入する計画をする場合
に、それらの計画を的確かつ迅速に行うことが可能とな
る。
【0100】20.家相および風水説の説明を受ける。
【0101】ユーザが画面上で「家相・風水」というボ
タンを選択すると、家相および風水説の説明であってメ
モリ22に予め記憶されているものがそのメモリ22か
ら読み出され、画面上に表示される。これにより、ユー
ザは、自分の住まいの間取りを決めたり、家具の配置を
決めたりする際に、家相および風水説を考慮することを
容易に行うことが可能となる。
【0102】21.ガーデニングを企画・実行する。
【0103】ユーザが画面上で「ガーデニング」という
ボタンを選択すると、自宅の庭に植えられている植物が
季節の変化につれて成長する様子(例えば、開花する様
子)をシミュレーションするためのモジュールがメモリ
22から読み出されてPU20により実行される。その
結果、ユーザは、自宅の庭に植えられている植物が開花
する時期や、開花する植物が存在しない季節がいつであ
るかを知ることが可能となる。
【0104】ユーザが、自宅の庭に植物を新たに植えた
いと希望し、その旨の意思を家庭用コンピュータ10に
入力すると、複数種類の植物が、植え付ける時期および
開花する時期ならびに施肥することが適当である肥料の
種類と共に、メモリ22から読み出されて画面上に表示
される。ユーザが、購入を希望する植物(種、球根、苗
を含む)を肥料を伴うかまたは伴わないで指定すれば、
その希望する植物が、提携先の近隣スーパーマーケット
またはガーデニング専門店(図示しない)から宅配され
る。したがって、ユーザは、必要な植物を的確に把握す
るとともに、必要な植物や、比較的重い肥料を店舗から
わざわざ自宅に持ち運ぶことなく、入手することが可能
となる。
【0105】以上、複数の機能の各内容を説明したが、
気になる健康上の症状が家族に現れた場合を例にとり、
それら複数の機能が組み合わせて実現される応用例と、
その応用例により得られる効果とを具体的に説明する。
【0106】まず、ユーザが、図7におけるS31にお
いて、「健康管理」を選択し、これにより、その家族の
健康状態をモニタする。次に、S32において、「ホー
ムドクタ」を選択し、専門家から医学的なアドバイスを
得る。その後、S33において、「健康アドバイス」を
選択し、それにより、その家族に適切な食事に関するア
ドバイスを得る。続いて、S34において、その食事を
調理するのに購入することが必要な食材の指定とともに
「値段確認」を選択する。その後、S35において、そ
の食材を購入すべき店舗の指定とともに「注文」を選択
する。やがて、その店舗の店員が、注文した食材を配達
する。
【0107】これに対して、従来においては、まず、そ
の家族の症状を効果的に改善するために摂取することが
適当である食物の種類を書籍等で調べる。次に、その食
物を使用した食事を料理本等で調べる。続いて、その食
事を調理するために購入することが必要な食材をリスト
アップする。その後、外出して店舗で買い物を行う。続
いて、その店舗において、手間と時間とを使い、食材を
選択して代金を支払い、その後、購入した食材を手で運
んで帰宅する。続いて、家庭において漸く料理に着手す
る。
【0108】このように、従来においては、家族の健康
に配慮して食事を調理するために、多くの手間と時間と
が必要であったが、本実施形態によれば、上述の複数の
作業を家庭用コンピュータ10を操作するだけで実現し
得ることになり、その結果、家事における時間的な効率
が向上し、さらに、家族の心の癒しも実現され、さらに
また、家族の省力化も実現される。
【0109】以上の説明から明らかなように、本実施形
態においては、図5におけるS1が請求項1における
「受信工程」の一例を構成し、S2が同請求項における
「推定工程」の一例を構成し、S3が同請求項における
「評価工程」の一例を構成しているのである。
【0110】さらに、本実施形態においては、携帯電話
機68が請求項2における「携帯通信機器」の一例を構
成しているのである。
【0111】さらに、本実施形態においては、図5にお
けるS2が請求項3における「推定工程」の一例を構成
しているのである。
【0112】さらに、本実施形態においては、図5にお
けるS4が請求項4における「工程」の一例を構成して
いるのである。
【0113】さらに、本実施形態においては、図5にお
けるS5が請求項5における「工程」の一例を構成して
いるのである。
【0114】さらに、本実施形態においては、図5にお
けるS6およびS7が互いに共同して請求項6における
「工程」の一例を構成しているのである。
【0115】さらに、本実施形態においては、メモリ2
2が請求項7に係る「記録媒体」の一例を構成している
のである。
【0116】以上、本発明の一実施形態を図面に基づい
て詳細に説明したが、これは例示であり、前記[課題を
解決するための手段および発明の効果]の欄に記載の態
様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、
改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である外食栄養バランス評
価プログラムを実行する家庭用コンピュータ10が住宅
に配置される様子を示す斜視図である。
【図2】図1における家庭用コンピュータ10のハード
ウエア構成を示すブロック図である。
【図3】図2の家庭用コンピュータ10が複数の店舗等
のコンピュータ64および携帯電話機68とインターネ
ット60を介して接続された通信環境を説明するための
ブロック図である。
【図4】図2における家事支援プログラムが上記家庭用
コンピュータ10により実行される場合にそれの画面上
に表示されるトップページを示す正面図である。
【図5】図2における家事支援プログラムに1つのモジ
ュールとして属する外食栄養バランス評価プログラムの
内容を概念的に表すフローチャートである。
【図6】図5におけるS3の実行によって画面上に表示
される栄養バランスの一例を示す正面図である。
【図7】上記家事支援プログラムにおける複数の機能を
組み合わせて実現する一例における手続きの流れを説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 家庭用コンピュータ 22 メモリ 50 ディスプレイ 60 インターネット 68 携帯電話機

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家庭に設置された家庭用コンピュータ
    と、その家庭外からデータを前記家庭用コンピュータに
    送信可能な通信機器とを用いることにより、前記家庭に
    生活する家族の各構成員が摂取する外食の栄養素に関す
    る栄養バランスを評価する方法であって、 前記家族の構成員のいずれかが前記外食を摂取すること
    に関連して前記通信機器から送信された、その外食に関
    するデータを前記家庭用コンピュータが受信する受信工
    程と、 その受信したデータに基づき、前記家庭用コンピュータ
    が、複数種類の栄養素の各々に関して、前記いずれかの
    構成員により実際に摂取される外食の栄養価を推定する
    推定工程と、 その推定結果に基づき、前記家庭用コンピュータが、前
    記実際に摂取される外食の栄養バランスを評価してその
    家庭用コンピュータの画面上に表示する評価工程とを含
    むものを実施するためにその家庭用コンピュータにより
    実行される外食栄養バランス評価プログラム。
  2. 【請求項2】 前記通信機器が、前記家族の各構成員に
    より個別に携帯されて使用され、データをワイヤレスで
    直接にまたは通信ネットワークを介して間接に前記家庭
    用コンピュータに送信可能な携帯通信機器を含む請求項
    1に記載の外食栄養バランス評価プログラム。
  3. 【請求項3】 前記データが、前記外食を調理するため
    に使用された食材でも、その外食に含まれる栄養素でも
    なく、その外食の一般的な名称を表すものであり、 前記推定工程が、予め想定された複数種類の外食の一般
    的な名称と、各外食の一般的な栄養価との関係であって
    前記家庭用コンピュータのメモリに予め記憶させられた
    ものを利用することにより、前記データに基づき、前記
    実際に摂取される外食の栄養価を推定する工程を含む請
    求項1または2に記載の外食栄養バランス評価プログラ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記方法が、さらに、前記外食について
    評価された栄養バランスに基づき、前記家庭用コンピュ
    ータが、前記いずれかの構成員がそれの家庭の食事にお
    いて補うことが適当である栄養素を含む食材を前記画面
    上に表示する工程を含む請求項1ないし3のいずれかに
    記載の外食栄養バランス評価プログラム。
  5. 【請求項5】 前記方法が、さらに、前記家庭用コンピ
    ュータが、前記表示された食材を使用して調理される少
    なくとも1種類の食事を前記画面上に表示する工程を含
    む請求項4に記載の外食栄養バランス評価プログラム。
  6. 【請求項6】 前記方法が、さらに、前記家庭用コンピ
    ュータが、前記表示された少なくとも1種類の食事のう
    ちその家庭用コンピュータのユーザにより選択されたも
    のの調理方法を前記画面上に表示する工程を含む請求項
    5に記載の外食栄養バランス評価プログラム。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の外
    食栄養バランス評価プログラムをコンピュータ読取り可
    能に記録した記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004084107A1 (ja) * 2003-01-30 2004-09-30 Yoji Kishimoto データ取得および表示方法
WO2004091248A1 (en) * 2003-04-10 2004-10-21 Mickless Pty Ltd Method and system for mobile calorie count
JP2009140313A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Hiroaki Miyazaki 食事内容を指示する方法
JP2013050990A (ja) * 2012-11-14 2013-03-14 Hiroaki Miyazaki 食事内容を指示する方法および装置

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