JP2002230018A - 情報画像変換システム - Google Patents

情報画像変換システム

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JP2002230018A
JP2002230018A JP2001067757A JP2001067757A JP2002230018A JP 2002230018 A JP2002230018 A JP 2002230018A JP 2001067757 A JP2001067757 A JP 2001067757A JP 2001067757 A JP2001067757 A JP 2001067757A JP 2002230018 A JP2002230018 A JP 2002230018A
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JP2001067757A
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Takeshi Fujita
岳史 藤田
Hitoshi Endo
仁史 遠藤
Yasubumi Fujikawa
泰文 藤川
Nariaki Hatta
斉明 八田
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Sony Global Solutions Inc
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Vision Arts Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話、双方向テレビ、テレビゲーム等と
いった端末のユーザに対しても、ひとつの画像が表彰す
る事項に関連する多様な情報を容易に取得させることを
可能とするシステムを提供すること。 【解決手段】 情報の記憶手段、通信手段、及び処理手
段を備え、当該記憶手段は、画像ファイルのデータスト
リーム中に情報のポインタを記録した情報画像ファイル
と情報のポインタに対応するメニュー項目とを格納す
る。そして、上述の処理手段は、端末から、情報画像の
送信要求を受け取る処理と、この送信要求に応じ情報画
像ファイルを記憶手段から読み出す処理と、当該読み出
した情報画像ファイルからポインタを取得する処理と、
ポインタに対応するメニュー項目を記憶手段より読み出
す処理と、当該メニュー項目に基づくポインタ選択メニ
ューを生成する処理と、上述の画像と当該ポインタ選択
メニューとを関連付けて、端末に送信する処理とを実行
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを介して情報の提供を行うことに係り、
特に、画像データを用いた情報の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットで用いられているTCP
/IPプロトコルは、機種やOSに依存しないため、携
帯電話、双方向テレビ、テレビゲーム等、パーソナルコ
ンピュータ以外の端末によっても、インターネット上を
流通する情報を容易に抽出できる環境が整ってきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、インターネット
上を流通する情報を抽出するための端末の多様化が進展
するに従い、ユーザが視覚的に内容をイメージしやすい
画像と当該画像に関連する情報の取得先のポインタをひ
とつの画像ファイルに一体的に埋め込んで、携帯電話、
双方向テレビ、テレビゲーム等の端末へ配布することに
より、当該画像に表彰される事項に関連する多様な情報
を、当該画像ファイルを介して容易に取得するシステム
の実現が望まれるようになった。
【0004】
【発明の目的】このような状況下において、本発明は、
ネットワーク上における情報の場所を指標する情報のポ
インタを、ひとつの画像ファイルに一体的に埋め込むこ
とにより生成される情報画像を用いて、情報の提供を行
うことにより、携帯電話、双方向テレビ、テレビゲーム
等といった端末のユーザに対しても、当該情報画像が表
彰する事項に関連する多様な情報を容易に取得させるこ
とを可能とするシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】先ず、上記目的を達成す
るための基礎技術(IP3テクノロジー)を解説する。
【0006】[生成サーバにおける画像ファイルへの情
報の埋め込み]
【0007】IP3とは、インフォメーション・ピクチ
ャー3の略であり、既存の画像ファイル(*.JPG/
*.GIFなど)に、当該ファイルと関連する情報(関
連情報)を埋め込んで配布することを基礎とする。画像
ファイルの画像と関連する情報は、特に画像関連情報と
いう。また、関連情報を埋め込んだ画像ファイル乃至は
当該画像ファイルによって表示される画像を情報画像と
いう。関連情報としては、例えば、ネットワークも含
む広くコンピュータシステム上において,情報の場所を
指標するURL等のポインタ情報、固有の識別情報、
プログラムの実体、画像ファイル等の情報ファイ
ル、情報画像について表示されるメニューの項目(イ
ンデックス)、上記ポインタから取得した情報を実行
するか否か等の取扱いの指定、情報画像がアクセスさ
れた際に当該情報画像を管理するコンピュータが実行す
べきアクション(例えばファイルの更新・削除・失効設
定・送信など)の指定、その他が考えられる。ここで、
情報画像に埋め込まれる関連情報は、一つに限られず、
同時に複数の同種又は異種の関連情報を埋め込むことが
できる。画像ファイルのデータストリームにおいて関連
情報が埋め込まれる位置及び埋め込む手法は特に制限さ
れないが、通常の視覚において画像に影響を与えない位
置及び手法が望ましい。なお、埋め込むという表現を用
いたが、関連情報は、画像ファイルのデータストリーム
の冒頭又は末尾に含まれていてもよいし、データストリ
ーム中に拡散されていてもよい。
【0008】[ユーザへの情報画像の提供]
【0009】生成サーバにおいて生成される情報画像
は、オンラインで又は所定の記録媒体に記録した状態に
よりオフラインで流通させることができる。オンライン
での流通は例えばwebページを通じて、電子メー
ルを搬送媒体として、機器間のピアトゥーピア通信、
双方向テレビによる情報提供、その他によって行われ
る。オフラインでの流通は例えば雑誌に付録されたC
DROM等の記録媒体、記憶部を実装したカード類、
その他を通じて行われる。
【0010】[第1管理領域から第2管理領域への移動
ないしコピー]
【0011】ユーザは、コンピュータの管理領域におい
て、第1の管理領域に管理されている(表示されてい
る)情報画像を第2の管理領域に移動ないしコピーする
ことによって、その情報画像を有効化することができ
る。ここで、第2の管理領域とは、情報画像を取り扱う
特定プロセス(クライアントアプリケーション)の支配
下に置かれる管理領域である。一方、第1の管理領域
は、上記コンピュータに情報画像を取り込んだプロセス
の支配下に置かれる管理領域であり、上述した情報画像
の流通経路に応じて、webブラウザ、電子メールソフ
トウェア、その他の情報取得プロセス、CDROMその
他の記録領域などが該当する。また、ネットワークを介
した遠隔のコンピュータが第1管理領域を持ち,当該コ
ンピュータから第2管理領域を管理する特定プロセスに
直接情報画像が取得される場合もある。この場合は、第
1管理領域を管理するコンピュータと第2管理領域を管
理するコンピュータとの関係はクライアント/サーバの
関係でもよいし、ピアトゥーピアの関係でもよいし、ネ
ットワーク上の共有フォルダを介して情報画像の移動な
いしコピーが行われる関係でもよい。ここで、管理領域
とは、記録媒体上の記憶領域と観念してもよいし、視覚
化されたインタフェースにおいて仕切られた各領域(ウ
ィンドウ等)と観念してもよい。
【0012】情報画像の第1管理領域から第2管理領域
への移動ないしコピーは、ユーザがキーボード、マウス
やタッチパッド等のハードウェアに応じた各種の入力手
段を用い、例えば次の能動的動作を行うことにより、実
現される。表示されている情報画像に対し、第1管理
領域から第2管理領域へのドラッグアンドドロップ操
作、表示されている情報画像に対し、第1管理領域か
ら第2管理領域へのコピーアンドペースト操作、第1
管理領域に表示されている情報画像に対するダブルクリ
ック操作、第1管理領域に管理されている情報画像に
対し,アクセスしたときに表示されるメニュー項目の選
択操作、その他特定の操作である。
【0013】又は、第1管理領域から第2管理領域への
移動ないしコピーは、CPU等の処理手段の動作によ
り、例えば次のように受動的に行われる。処理手段が
特定のプロセスを処理することにより,CDROM等の
メディアのリーダへの挿入を検知し,第1管理領域であ
る当該メディアに記録されている情報画像のうち予め設
定された情報に基づいて情報画像の選別を実行し,選択
した情報画像を第1管理領域である当該メディアから自
動的に読み出し,第2管理領域に移動ないしコピーする
動作、ネットワークを介した遠隔にある第1管理領域
とコネクションを確立した際に,当該コネクションの確
立を第1管理領域側のコンピュータ又は第2管理領域側
のコンピュータが検知し,当該検知した側のコンピュー
タが予め選別された情報画像を送信又は要求し,この結
果第2管理領域側のコンピュータが取得した情報画像を
第2管理領域に移動ないしコピーする動作、その他特定
の動作である。
【0014】[ユーザコンピュータにおける情報画像へ
のアクセス]
【0015】ユーザは第2の管理領域に管理された情報
画像にアクセスすることにより、コンピュータに様々な
振る舞い(アクション)を起こさせることができる。ア
クセスの方法は制限されないが、例えばキーボードやポ
インティングデバイス等の入力手段から次の操作を行う
ことによりアクセスする。クリック操作、クリック
操作により表示されるメニューから項目を選択する操
作、その他特定の操作である。第2の管理領域に管理さ
れた情報画像がアクセスされると、コンピュータは、ア
クセスされた情報画像の関連情報に基づいて所定の動作
(アクション)を実行する。例えば、関連情報に情報取
得のアクションが指定されていれば、同じく関連情報に
含まれる特定の情報のポインタ(URL等)にアクセス
し当該特定の情報を取得する。また、関連情報にテロッ
プ表示が指定されていれば、同じく関連情報に含まれる
テキスト情報をテロップ表示する。また、関連情報にプ
ログラムの実行が指示されていれば、同じく関連情報に
含まれるプログラム又はコンピュータに予め実装されて
いるプログラムを実行する。
【0016】ここで、関連情報の設定に基づくアクショ
ンの一つとして、所定の関連情報を通信手段を介して外
部装置に出力する処理が考えられるが、この際、情報画
像に含まれていた関連情報のみを外部装置に出力する方
法だけでなく、当該関連情報を含んだ情報画像(情報画
像ファイル)として外部装置に出力する方法も考えられ
る。
【0017】[トラッキング処理]
【0018】情報画像は、情報画像の生成装置(生成サ
ーバ、ジェネレーションサーバ)において生成される。
生成装置は、情報画像を生成する際、その情報画像に対
し、ユーザからのアクセスに応じた固有の識別情報を上
記関連情報として埋め込むことが可能である。又は、生
成装置は、情報画像が上述した第1管理領域から第2管
理領域へ移動ないしコピーされた時点で、その操作の報
告をユーザコンピュータから受け、当該アクセスに応じ
た固有の識別情報を上記関連情報としてユーザコンピュ
ータに提供し、情報画像に埋めこませることが可能であ
る。ユーザのアクセスに応じた固有の識別情報は、例え
ば、ユーザ端末に付与されたIPアドレス、固有の
ユーザ端末ID、固有のユーザID、固有のクライ
アントアプリケーションID、アクセス日時、その他
の識別情報である。そして、生成装置は、当該アクセス
に応じた固有の識別情報と、該識別情報を含む情報画像
の識別情報とを関連付けて、データベースに管理する。
このようにすると、情報画像と、その所有ユーザとの対
応関係をCookie等と比べて確実に管理することが
でき、ユーザの嗜好や情報画像の流通経路等を追うこと
が可能である。
【0019】[更新処理]
【0020】ユーザは、第2管理領域に管理されている
情報画像を更新することができる。情報画像の生成装置
は、ユーザが上記第2管理領域にて管理している情報画
像について、ユーザコンピュータから情報画像の更新要
求を受け付ける。ユーザコンピュータは、情報画像の更
新要求に伴って、当該情報画像に埋め込まれた固有の識
別情報を生成装置に送信する。この固有の識別情報を受
信した生成装置は、当該識別情報に予め関連付けて管理
してあった新規の情報画像をユーザコンピュータに送信
し、情報画像を更新させる。この際、更新後の新規な情
報画像には、アクセスに応じた固有の識別情報が新たに
付加され、当該固有の識別情報と、今回更新された情報
画像との対応関係がデータベースに管理される。これに
より、引続き上述したトラッキング動作が可能となって
いる。また、実質的に更新される情報要素は、幾つかの
ケースが考えられ、視覚的な画像部分のみの場合、
関連情報のみの場合、それらの両方の場合、が考えら
れる。
【0021】このような更新動作は、上述したように画
像又は関連情報の受信側のコンピュータから送信側に更
新要求を出すことによっても行えるが、これに拘わら
ず、サーバ側からブロードキャスト送信される画像,関
連情報又は情報画像をクライアント側で取得し,予め設
定された情報に従って受信情報をフィルタリングし,必
要な情報のみを更新するようにしてもよい。
【0022】[IP3テクノロジーの基本効果]
【0023】IP3テクノロジーの基本的な効果として
は、次が挙げられる。ハードウェアやアプリケーショ
ンの種類を問わず、情報の流通が可能になる。既存の画
像ファイル等のようにハードウェアやアプリケーション
の種類に依存しない形式のファイルに関連情報を埋め込
んで流通させるからである。関連情報の搬送媒体とし
て画像ファイルを選択する場合は、視覚性に優れた情報
管理手法を実現できる。既存の情報ファイルのアイコン
はファイル拡張子に応じて選択されるため同じファイル
拡張子を持つ情報は同一のアイコンで示される。よっ
て、ファイル名又はファイルの内容を確認しなければフ
ァイルを判別できない。一方、関連情報を埋め込んだ情
報画像は、その画像に基づいて当該画像ファイルに内包
された関連情報を比較的容易に把握するこができる。
関連情報と画像とが一体不可分の関係にあり、例えばW
ebページのバナーのように画像とリンク情報とが分離
した構成ではない。このため、画像情報と関連情報とが
常に一体として流通し、画像情報と関連情報とが分離し
て用いられることが無い。このため、上述したトラッキ
ング動作を確実に行うことができるし、また、画像の不
正利用の防止にも効果がある。関連情報は複数を埋め
込むことができるので、情報画像への1回のアクセス動
作により、複数のポインタにアクセスして複数の情報を
取得し、実行すること等が可能である。
【0024】[ハードウェアの具体的利用]
【0025】本願において、「記憶」「記録」「格納」
「書き込み」等は、例えばメモリ、ハードディスク等の
記憶手段に対し行われる。コンピュータ内で扱われるあ
らゆる情報は記憶手段に格納される。「読み出し」「リ
ード」「ロード」等も、上記記憶手段より行われる。各
種情報の処理は、例えばCPU等の処理手段によって行
われる。「入力」「設定」等は、例えばキーボードやマ
ウス等の入力手段より行われる。「通信」「送信」「受
信」「返信」「転送」等は、例えばモデム等の通信手段
を介して行われる。「表示」は、例えばCRTディスプ
レイ等の表示手段によって行われる。
【0026】以上説明したIP3の様々な基礎技術は、
後述する本願の課題解決手段及び発明の実施の形態にも
適用できるものであり、本願が請求する特許の範囲は、
後述する具体的な実施の形態に限定されるものではな
い。
【0027】これらを踏まえ、以下、本願における課題
解決手段を説明する。
【0028】上記目的を達成するため、請求項1記載の
発明は、情報の記憶手段、外部装置との通信手段、及び
これら各手段の動作を制御する情報の処理手段を備え、
当該記憶手段は、画像ファイルのデータストリーム中に
情報のポインタを記録した情報画像ファイルと、情報の
ポインタに対応するメニュー項目とを格納する。
【0029】そして、上述の処理手段は、端末から、上
述の通信手段を介して情報画像の送信要求を受け取る処
理と、この送信要求に応じ、当該情報画像ファイルを前
記記憶手段から読み出す処理と、当該読み出した情報画
像ファイルから、上述した情報のポインタを取得する処
理とを実行する。
【0030】更に当該処理手段は、当該取得したポイン
タに対応するメニュー項目を記憶手段より読み出す処理
と、当該読み出したメニュー項目に基づくポインタ選択
メニューを生成する処理と、画像とポインタ選択メニュ
ーとを関連付けて、上述の通信手段を介して上述の端末
に送信する処理とを実行する。
【0031】
【0032】この情報画像を用いて情報の提供を行うこ
とのメリットとしては、第1に画像ファイルの提供者側
で端末装置の種々の制御を定義することができるという
点がある。情報画像ファイルを用いれば、画橡ファイル
に情報のポインタを埋め込み、画像ファイル中のポイン
タに対応するプログラムに応じて動作を制御することに
より、画像ファイルを用いて各種の端末装置の制御を行
うことができるからである。
【0033】第二に画像ファイルの画像イメージを、取
得される情報を象徴する画像としておけば、当該画像イ
メージを参照することによって、取得される情報の内容
を容易に理解することができるというメリットがある。
【0034】このように極めて有用性の高い情報画像を
用いた情報提供であっても、当該情報画像に埋め込まれ
た情報のポインタを読み出すためのアプリケーションプ
ログラムを実装することができな端末に配布された場合
にあっては、そのメリットを享受することができない。
本発明は、後述する請求項2記載の発明と一体的に動作
することにより、上記アプリケーションプログラムを実
装することができない端末、例えば携帯電話等に当該情
報画像が配布された場合にあっても、当該情報画像を用
いることによる上記メリットを享受するために必要なサ
ーバの構成を採るものである。
【0035】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の構成を備え、上述の処理手段が、端末から、上述の
ポインタ選択メニューにおけるメニュー項目の選択を上
述の通信手段を介して受け取る処理と、当該選択された
メニュー項目に対応するポインタを上述の記憶手段の内
容に基づいて特定する処理とを実行する。
【0036】更に、上述の処理手段は、当該特定したポ
インタを用いて、外部の装置にアクセスする処理と、当
該外部の装置から情報を取得して上述の記憶手段に格納
する処理と、当該取得した情報を上述の記憶手段より読
み出し、通信手段5を介して上述の端末に送信する処理
を実行する。
【0037】この外部の装置は、当該情報画像に関連す
る情報を取得するためのWebページを管理するサーバ
を想定している。当該サーバのアドレスを示す情報のポ
インタは、当該情報画像に埋め込まれているものであ
る。
【0038】これにより、前述の目的を達成するもので
ある。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
乃至図5に基づいて説明する。
【0040】図1はシステムの全体構成図である。この
図1に示すシステムでは、インターネット等のネットワ
ークを介して接続されたサーバ装置1と、簡易端末20
と、汎用端末装置30とから構成される。汎用端末装置
30は、例えば、パーソナルコンピュータである。
【0041】簡易端末20は、少なくとも、コンパクト
HTML言語で組まれたWeb画面を閲覧可能なWeb
ブラウザを実装した携帯電話が該当する。また、当該電
話20は、当該Web画面を表示するディスプレイ等を
備える。次に上記構成内容を具体的に説明する。まず、
サーバ装置1について説明する。
【0042】サーバ装置1は、サーバ側入力手段12、
サーバ側記憶手段11、サーバ側通信手段15、及びこ
れら各手段の動作を制御するサーバ側処理手段13を備
える。
【0043】ここで、処理手段13は、OSによる管理
下、装置全体の動作を制御するCPU等を含んでいる。
ただし、処理手段13は単一のCPUから構成される場
合に限らず、分散処理を行う複数のコンピュータを含ん
でいてもよい。記憶手段11は、例えばハードディスク
等である。ただし、記憶手段11は物理的に単一である
か複数であるかを問わない。サーバ側通信手段15は、
例えばルータである。入力手段12は、例えばキーボー
ド、マウス等である。サーバ側表示手段14は、例えば
コンピュータディスプレイ等である。これを具体的に説
明する。
【0044】サーバ側記憶手段11は、画像ファイルの
データストリーム中に、少なくとも情報のポインタを記
録した情報画像ファイルと、当該情報のポインタに対応
するメニュー項目とを格納する。
【0045】処理手段13は、簡易端末20から、サー
バ側通信手段15を介して情報画像の送信要求を受け取
る機能と、この送信要求に応じ、当該情報画像ファイル
を記憶手段11から読み出す機能と、当該読み出した情
報画像ファイルから情報のポインタを取得する機能と、
当該取得したポインタに対応するメニュー項目を記憶手
段11より読み出す機能と、当該読み出したメニュー項
目に基づくポインタ選択メニューを生成する機能と、当
該画像とポインタ選択メニューとを関連付けて、通信手
段15を介して当該簡易端末20に送信する機能とを備
える。
【0046】更に処理手段13は、当該簡易端末20か
ら、上述のポインタ選択メニューにおけるメニュー項目
の選択を通信手段15を介して受け取る機能と、当該選
択されたメニュー項目に対応するポインタを記憶手段1
1の内容に基づいて特定する機能と、当該特定したポイ
ンタを用いて、外部の装置にアクセスする機能と、当該
外部の装置から情報を取得して記憶手段11に格納する
機能と、当該取得した情報を記憶手段11より読み出
し、通信手段15を介して簡易端末20に送信する機能
とを有する。
【0047】ここで、外部の装置とは、当該情報画像に
関連する情報を取得するためのWebページを管理する
サーバである。当該サーバのアドレスを示す情報のポイ
ンタは、当該情報画像に埋め込まれているものである。
【0048】ここで、画像ファイルに対する情報のポイ
ンタの付加構造について説明する。
【0049】情報のポインタの付加は、情報画像ファイ
ル(画像ファイル)として認識できるように行えば足り
るため、例えば画像ファイルフォーマット上で定義され
ている空き領域に付加してもよいし、画像ファイル中に
拡散して付加するいわゆる電子すかし技術を用いて画像
ファイル中に埋め込んでもよいし、情報画像フォーマッ
ト上において情報画像ファイル本体の前方又は後方に付
加してもよい。また、処理負荷を抑えるために識別情報
をそのまま付加してもよいし、セキュリティの向上等の
ために適宜符号化、暗号化等の処理を行った上で付加し
てもよい。
【0050】このように情報のポインタが付加された情
報画像ファイルは、ファイル送出機能、通信制御機能上
は通常の画像データと同様に扱われる。
【0051】次に、情報画像ファイルの構造について説
明する。
【0052】図2は、上記実施形態において扱われる情
報画像ファイルのデータ構造の一例である。
【0053】図2に示す画像ファイルは、データストリ
ームの開始を示す開始部51と、画像の表示データを記
述する画像データ部52と、画像の表示に影響を与えな
い情報を記述する注釈部53と、データストリームの終
了を示す終了部54とを含んでいる。例えば、JPEG
ファイルやGIFファイルがこのようなデータ構造を採
用している。上述した画像データに付加する識別情報や
URL等のポインタ情報は、画像の表示に影響を与えな
い情報として注釈部53に記述することができる。ま
た、他の画像フォーマットであっても、画像の表示に影
響を与えない情報の領域を持つフォーマットであれば当
該領域に記述することができる。また、画像ファイルの
データストリーム中において、当該画像の表示にあたっ
ては無視される領域に、上述した情報のポインタとを記
録するコンピュータ読み取り可能な媒体とすることがで
きる。また、前述のように画像データに対しデジタルウ
ォータマーク(透かし)技術により付加することもでき
る。
【0054】次に、汎用端末装置30と簡易端末20に
ついて説明する。
【0055】汎用端末装置30は、例えば、パーソナル
コンピュータであり、CPU、及びメモリ、ハードディ
スク等の記憶領域、更に通信インターフェース、ディス
プレイ等から構成される。
【0056】汎用端末装置30では、例えばWebブラ
ウザと協動して動作するアプリケーションプログラムの
実行により、上述の情報のポインタが付加された情報画
像ファイルを扱うための画像データ処理機能を備えてい
る。
【0057】この画像データ処理機能は、Webブラウ
ザから上述の情報のポインタが付加された情報画像ファ
イルが供給されると、当該情報のポインタに応じた処理
を行う機能である。
【0058】一方、簡易端末20は、上述のように、少
なくとも、コンパクトHTML言語で組まれたWeb画
面を閲覧可能なWebブラウザを実装した携帯電話が該
当する。但し、上記汎用端末装置30と異なり、当該簡
易端末20は画像データ処理機能を実行するためのアプ
リケーションプログラムを実装することはできない。従
って、サーバ装置1の処理手段13は、情報画像ファイ
ルの送信を要求するためにアクセスしてきた端末が形態
端末20であったときは、メニュー情報送信処理と取得
情報送信処理とを実行する。当該両処理の際の動作につ
いては、後にフローチャートを用いつつ詳述する。
【0059】当該メニュー情報送信処理と取得情報送信
処理は、簡易端末20が、画像データ処理機能を実行す
るためのアプリケーションプログラムを実装することが
できないことによるデメリットを補うものである。従っ
て、当該アプリケーションプログラムを実装している汎
用端末装置30における情報画像ファイルの操作を、簡
易端末20に対比するものとしてまず説明しておく。
【0060】汎用端末装置30のディスプレイにおける
表示画面例を図3に示す。この画像データ処理機能に
は、OSによって、Webブラウザ303のウィンドウ
401(第1の管理領域)と同様に、ウィンドウ402
(第2の管理領域)が割り当てられている。
【0061】Webブラウザから画像データ処理機能に
よる情報画像ファイルの供給は、OSによる管理下、い
わゆるドラッグアンドドロップ操作によって行うことが
できる。
【0062】そして、情報画像ファイルが供給される
と、画像データ処理機能によりポインタ403の位置
に、供給された電子情報画像に応じた画像405を表示
させる。
【0063】情報画像ファイルの保存は、上述のドラッ
グアンドドロップ動作によって情報画像データが供給さ
れた際に、画像データ処理機能により、OSを介して当
該汎用端末装置30の記憶領域に保存する。また、情報
画像ファイルの削除は、当該汎用端末装置30のマウス
の操作によって選択された電子情報画像を、当該汎用端
末装置30の記憶領域から削除することによって行う。
【0064】画像データ処理機能への情報画像ファイル
の供給は、ブラウザのウィンドウ401から画像データ
処理のウィンドウ402へのドラッグ・アンド・ドロッ
プ操作により行うことができることは既に説明した。こ
こでは、他の供給方法について説明する。
【0065】(1)メニューからのドラッグ・アンド・
ドロップ
【0066】図5は、メニューからドラッグ・アンド・
ドロップする操作の説明図である。既に説明したように
当該汎用端末装置30のマウス39の右ボタンクリック
によりメニュー55(第1の管理領域)を表示させ、情
報画像追加用のメニュー項目をマウス39から選択す
る。これによると、新規の情報画像ファイルを供給する
ために、一々ブラウザを立ち上げなくてもよいというメ
リットがある。
【0067】無論、情報画像追加用のメニュー項目を単
にマウス39でクリックすることにより、新規情報画像
ファイルのダウンロードと画像データ処理機能への供給
を行えるようにしてもよい。
【0068】また、新規の情報画像ファイルを他の既に
供給済みの情報画像ファイルの内部に格納しておいても
よい。この場合、当該汎用端末装置30のCPUは、情
報画像追加用のメニュー項目(第1の管理領域)がドラ
ッグ・アンド・ドロップ等されると、ネットワーク上の
サーバにアクセスするのではなく、現在対象となってい
る情報画像ファイルの画像関連情報を参照し、その中に
予め登録されている別の情報画像ファイルを読み出し、
画像データ処理機能(第2の管理領域)に供給する。
【0069】この場合、新規の情報画像ファイルを供給
するために、一々ネットワーク上のサーバーに接続する
必要がない、という効果がある。
【0070】(2)メールソフトからのドラッグ・アン
ド・ドロップ
【0071】メールソフトに添付された情報画像ファイ
ルを画像データ処理機能のウィンドウ402にドラッグ
・アンド・ドロップすることにより、画像データ処理機
能への情報画像ファイルの供給を行うようにしてもよ
い。メール本文の閲覧ウインドウや添付ファイルの確認
ウインドウが第1の管理領域となる。この場合、情報画
像ファイルを電子メールに乗せて流通させ、受取人に利
用させることができるので、効果的な情報の拡布が可能
である。
【0072】(3)任意のフォルダからのドラッグ・ア
ンド・ドロップ
【0073】ブラウザやメールソフトなどから一旦所定
のフォルダにコピーした情報画像ファイルを当該フォル
ダ(第1の管理領域)から画像データ処理のウィンドウ
402(第2の管理領域)にドラッグ・アンド・ドロッ
プすることにより供給するようにしてもよい。当該汎用
端末装置30のCPUは、任意のフォルダから画像デー
タ処理のウィンドウ402へのドラッグ・アンド・ドロ
ップ操作を検知し、上述したブラウザからのドラッグ・
アンド・ドロップ処理の場合と同様に画像データ処理機
能に情報画像ファイルを供給する。
【0074】(4)ドラッグ・アンド・ドロップ以外の
供給方法
【0075】汎用端末装置30のCPUの画像データ処
理機能への情報画像ファイルの供給は、上記のドラッグ
・アンド・ドロップの操作を他の操作に置き換えても実
現可能である。例えば、画像データ処理機能の外部で管
理されている情報画像ファイルがクリックされたことを
汎用端末装置30のCPUが検知して、当該情報画像フ
ァイルを画像データ処理機能に供給するようにしてもよ
い。また、画像データ処理機能の外部で管理されている
情報画像ファイルがクリップボードにコピーされ、その
後、クリップボードから画像データ処理のウィンドウ4
02に貼り付けられたときに、この操作を当該汎用端末
装置30のCPUが検知し、当該情報画像ファイルを画
像データ処理機能に供給するようにしてもよい。
【0076】(5)CDROM等の記録媒体からの供給
【0077】また、情報画像ファイルはCDROM等の
コンピュータ読み取り可能な記録媒体から供給されても
よい。この場合、CDROMのフォルダ(第1の管理領
域)に表示された情報画像ファイルを、既述のドラッグ
・アンド・ドロップ操作、クリック操作、コピー・アン
ド・ペースト操作等によって画像データ処理機能(第2
の管理領域)に供給するようにしてもよいし、CDRO
Mの立ち上げ時に自動的にインストーラーを起動させ、
このインストーラーがCDROM等に記録された情報画
像ファイルを画像データ処理機能に供給するようにして
もよい。また、インストーラーが情報画像ファイルファ
イルを供給する場合、このインストーラーが、画像デー
タ処理機能に既に供給済みの情報画像ファイルを検査
し、未供給の情報画像ファイルのみを選択して当該画像
データ処理機能に供給するようにしてもよい。
【0078】これによると、情報画像ファイルを雑誌の
付録として流通させること等が可能となり、不特定多数
のユーザーに配布して利用させることが可能となる。
【0079】次に、第1の管理領域と第2の管理領域の
構成について説明する。
【0080】第1の管理領域と第2の管理領域は、図3
に示したように、それぞれ独立したウィンドウ(プロセ
ス、プログラム)によって提供されてもよいが、一体と
したウィンドウによる構成としてもよい。
【0081】一方、画像データ処理機能を実行するため
のアプリケーションプログラムを実装できず、情報画像
ファイルの操作を直接的に実行できない装置である簡易
端末20から、情報画像ファイルの送信要求があった際
の、メニュー情報送信処理及び取得情報送信処理は、サ
ーバ装置1において、以下のように実行される。
【0082】メニュー情報送信処理とは、サーバ装置1
の処理手段13が、簡易端末20から通信手段15を介
して情報画像の送信要求を受け取り、この送信要求に応
じ当該情報画像ファイルを記憶手段11から読み出し、
当該読み出した情報画像ファイルから当該情報のポイン
タを取得すると共に、当該取得したポインタに対応する
メニュー項目を記憶手段11より読み出し、当該読み出
したメニュー項目に基づくポインタ選択メニューを生成
し、更に当該画像とポインタ選択メニューとを関連付け
て、通信手段15を介して当該簡易端末20に送信する
処理である。
【0083】以下、当該メニュー情報送信処理の際の具
体的動作を、図4に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。尚、実線で示すステップは処理手段13の実行
する処理であり、点線で示すステップは簡易端末20の
実行する処理である。
【0084】先ず、簡易端末20は、サーバ装置1に対
し、ISP50、インターネット4を介して情報画像の
送信要求を行う(S01)。
【0085】一方、サーバ装置1の処理手段13は、当
該送信要求を行った端末のアドレスを識別することによ
り、当該送信要求を行ったのが汎用端末装置30である
か、簡易端末20であるか判定する(S02)。
【0086】当該判定の結果、当該送信要求を行ったの
が汎用端末装置30であると判断したとき、処理手段1
3は、記憶手段11から所定の情報画像を読み出し、そ
のまま汎用端末装置30へ送信する(S03)。
【0087】一方、当該送信要求を行ったのが、簡易端
末20であると判断したとき、処理手段13は、この
際、当該アクセスしてきた簡易端末20に固有の識別コ
ードを生成すると共に、所定の情報画像ファイルを記憶
手段11から、読み出す(S04)。ここでは、簡易端
末20が、特定の商品に関する情報画像の送信要求を行
ったと仮定する。
【0088】次に、処理手段13は、当該読み出した情
報画像ファイルに保存されている、情報のポインタをす
べて読み出す(S05)。当該読み出した情報画像が、
ある商品の画像である場合において、当該情報画像に記
録されているポインタとしては、この商品を生産する企
業の運営するWebサイトのアドレスや、当該商品の購
入を受け付けるショッピングWebサイトのアドレス等
が想定できる。
【0089】処理手段13は、当該読み出したポインタ
を、簡易端末向けのURLに変換する(S06)。例え
ば、上記商品を生産する企業の運営するWebサイトの
アドレスが、http://www.member.c
gi?id=hogehogeであるときに当該サーバ
装置1を指標するアドレスであるhttp://gat
ewey.ip3.com.…cgi?id=1834
j222&menu=1という様に変換する。ここで、
変換されたポインタの末尾には、上記アクセスの際に生
成した固有の識別コード(cgi?id=1834j2
22&menu=1)が付与される。更に、記憶手段1
1のあるエリアには、簡易端末向け臨時対応データベー
スを設けており、処理手段13は、当該情報画像ファイ
ルから読み出したポインタと、変換後のポインタとを対
応付けてこのエリアに暫定的に格納する。
【0090】処理手段13は、当該読み出した各ポイン
タに対応するメニュー項目を記憶手段11より読み出す
(S07)。このメニュー項目は、当該情報のポインタ
を用いてアクセスすることができるアクセス先の名称
や、そのアクセス先へアクセスすることにより達成でき
る目的を示す情報が該当する。ここでは「商品について
の詳細はこちら」、「この商品の購入申込みはこちら」
といった文字情報が用意されていたと仮定する。
【0091】メニュー項目読み出し後、処理手段13
は、上記簡易端末向け臨時対応データベースから読み出
した各簡易端末向けのポインタと、このポインタに対応
するメニュー項目とが関連付られた、ポインタ選択メニ
ューの表示情報を生成する(S08)。
【0092】処理手段13は、当該ポインタ選択メニュ
ーの表示情報を通信手段12を介して当該簡易端末20
に送信する(S09)。
【0093】以上で、メニュー情報送信処理が終了す
る。
【0094】簡易端末20は、当該受信した情報画像と
メニューの表示情報とを、ディスプレイに表示する(S
10)。
【0095】図5は、簡易端末20に表示された当該ポ
インタ選択メニュー画面の一例を示す図である。当該ポ
インタ選択メニューの上部には、当該商品の外観の画像
を表示する。この画像の構成は、当該汎用端末装置30
のディスプレイに表示される情報画像と同一である。一
方、当該画像の下には、当該情報画像の関連情報を選択
させるためのメニューを表示する。具体的には、「商品
についての詳細はこちら」、「この商品の購入申込みは
こちら」といった文字情報によるメニュー項目を表示す
る。
【0096】ユーザは当該商品に関する更に詳細な情報
を取得したいときは、「商品についての詳細はこちら」
のメニュー項目を選択する一方、この商品の購入を申込
みたいときは、「この商品の購入申込みはこちら」のメ
ニュー項目を選択する(S11)。ここでは、「この商
品の購入申込みはこちら」のメニュー項目が選択された
と仮定する。いずれかのメニュー項目が選択されること
により、当該メニュー情報送信処理に続く処理である、
取得情報送信処理が開始される。
【0097】取得情報送信処理とは、処理手段13が、
簡易端末20から、上述のポインタ選択メニューにおけ
るメニュー項目の選択を通信手段15を介して受け取
り、当該選択されたメニュー項目に対応するポインタを
記憶手段11の内容に基づいて特定し、更に当該特定し
たポインタを用いて、外部の装置にアクセスすると共
に、当該外部の装置から情報を取得して記憶手段11に
格納し、当該取得した情報を記憶手段11より読み出
し、通信手段15を介して当該簡易端末20に送信する
処理である。
【0098】以下具体的動作について説明する。
【0099】上述のように、ポインタ選択メニューの各
メニューに関連付けられたポインタは、当該サーバ装置
1のアドレスを指標するものに変換されているので、簡
易端末20でいずれかのメニュー項目が選択されれたと
き、簡易端末20は、再びサーバ装置1にアクセスする
(S12)。
【0100】サーバ装置1の処理手段13は、上記簡易
端末向け臨時対応データベースへ問合せを行うことによ
り、変換前のポインタと当該簡易端末20に選択された
メニュー項目に関連付けられたポインタとの照合を行
い、当該簡易端末20で選択されたメニュー項目に対応
するポインタ(変換前のもの)を読み出す(S13)。
【0101】そして、処理手段13は、当該情報のポイ
ンタを用いて、ユーザに選択されたメニュー項目に対応
する情報を提供するWWWサーバに、通信手段15を介
してアクセスする(S14)。
【0102】処理手段13は、当該WWWサーバから情
報を取得し、記憶手段11に暫定的に格納する(S1
5)。
【0103】処理手段13は、当該取得した情報を、記
憶手段11から読み出し、通信手段15を介して当該簡
易端末20に送信する(S16)。
【0104】上記送信後、処理手段13は、当該WWW
サーバから取得した情報、及び上記簡易端末向け臨時対
応データベースへ格納されたポインタを記憶手段11か
ら消去する(S17)。
【0105】簡易端末20は、処理手段13から受け取
った情報をディスプレイに表示する(S18)。
【0106】以上で取得情報送信処理がすべて終了す
る。
【0107】本実施形態は、上記の構成に限られない。
例えば、簡易端末20は、携帯電話に限らず、上記画像
データ処理機能を実行するためのアプリケーションプロ
グラムを実装することができない端末であれば、双方向
テレビ、テレビゲーム、PDAであってもよい。
【0108】その他、インターネット4上のサーバ装置
1として必要な公知の構成およびその機能は、本実施形
態でもそのまま備えたものとなっている。
【0109】本実施形態によれば、画像データ処理機能
を実行するためのアプリケーションプログラムを実装す
ることができない端末であっても、上記アプリケーショ
ンプログラムを実装した汎用端末装置30による利用を
目的として生成された情報画像ファイルを用いて、当該
情報画像に埋め込まれたポインタによりアクセス可能な
Webサイトから当該情報画像に関連する情報を取得す
ることができる。
【0110】また、当該情報画像から読み出したポイン
タを当該サーバ装置1のアドレスを指標するポインタに
変換して送信するので、当該情報画像に埋め込まれたポ
インタを簡易端末20に閲覧されることがない。従っ
て、例えば、会員制Webサイト利用時の認証キー等が
情報画像ファイルに埋め込まれていたとしても、当該認
証キー等を簡易端末20のブラウザに読み取られること
なく、当該会員制Webサイトを選択した携帯端末20
へ情報を転送することができる。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、携帯電話、機能の限定
されたPDA、双方向テレビ、テレビゲームといった端
末を用いて情報を取得するに際し、ひとつの画像に関連
する情報の取得場所のアドレスを指標する各ポインタ
を、一体として埋め込んだ情報画像ファイルを有効に活
用することにより、画像毎に関連付けて纏められた多様
な情報を、極めて簡易な操作で容易に取得することがで
きるという従来にない優れた情報画像変換システムを提
供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すシステムの全体構成
図である。
【図2】関連情報の格納構造を示す画像ファイルの構成
図である。
【図3】汎用端末装置に表示される情報画像の一例であ
る。
【図4】本実施形態のサーバ装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】メニューの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 サーバ装置 4 インターネット 11 サーバ側記憶手段 12 サーバ側入力手段 13 サーバ側処理手段 14 サーバ側表示手段 15 サーバ側通信手段 20 簡易端末 30 汎用端末装置 50 インターネットサービスプロバイダ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 610 H04N 7/173 610Z (72)発明者 遠藤 仁史 東京都品川区東五反田一丁目六番三号 東 京建物五反田ビル ヴィジョンアーツ株式 会社内 (72)発明者 藤川 泰文 東京都品川区東五反田一丁目六番三号 東 京建物五反田ビル ヴィジョンアーツ株式 会社内 (72)発明者 八田 斉明 東京都品川区東五反田一丁目六番三号 東 京建物五反田ビル ヴィジョンアーツ株式 会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND06 NK02 NK44 PQ02 PQ32 PQ42 5C064 BA01 BA07 BB07 BB10 BC07 BC16 BC18 BC20 BC23 BC27 BD02 BD08 BD09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記憶手段、外部装置との通信手
    段、及びこれら各手段の動作を制御する情報の処理手段
    を備え、 前記記憶手段は、画像ファイルのデータストリーム中に
    情報のポインタを記録した情報画像ファイルと、前記情
    報のポインタに対応するメニュー項目とを格納する情報
    画像変換システムであって、 前記処理手段は、 a)端末から、前記通信手段を介して情報画像の送信要
    求を受け取ること、 b)この送信要求に応じ、当該情報画像ファイルを前記
    記憶手段から読み出すこと、 c)当該読み出した情報画像ファイルから前記情報のポ
    インタを取得すること、 d)当該取得したポインタに対応するメニュー項目を前
    記記憶手段より読み出すこと、 e)前記読み出したメニュー項目に基づくポインタ選択
    メニューを生成すること、 f)前記画像とポインタ選択メニューとを関連付けて、
    前記通信手段を介して前記端末に送信すること、 を特徴とする情報画像変換システム。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、 a)前記端末から、前記ポインタ選択メニューにおける
    メニュー項目の選択を前記通信手段を介して受け取るこ
    と、 b)前記選択されたメニュー項目に対応するポインタを
    前記記憶手段の内容に基づいて特定すること、 c)当該特定したポインタを用いて、外部の装置にアク
    セスすること、 d)当該外部の装置から情報を取得して前記記憶手段に
    格納すること、 e)当該取得した情報を前記記憶手段より読み出し、前
    記通信手段を介して前記端末に送信すること、 を特徴とする請求項1記載の情報画像変換システム。
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