JP2002229827A - データ処理方法及びデータ処理システム - Google Patents

データ処理方法及びデータ処理システム

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JP2002229827A
JP2002229827A JP2001025757A JP2001025757A JP2002229827A JP 2002229827 A JP2002229827 A JP 2002229827A JP 2001025757 A JP2001025757 A JP 2001025757A JP 2001025757 A JP2001025757 A JP 2001025757A JP 2002229827 A JP2002229827 A JP 2002229827A
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Shiro Omori
士郎 大森
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 データがデータ処理されたか否かを容易に管
理することができるようにすることを目的とする。 【解決手段】 データに対し、データ処理を行うデータ
処理ステップと、このデータ処理が施されたという処理
記録情報を、このデータと一体管理部分に書き込む書き
込みステップとを有するものである。データ処理記録情
報は、処理の種類、処理に用いた各パラメータ値、処理
の時刻、処理を施した主体を識別する情報等を含む。デ
ータ処理は、画像データの画質補正を含む。データはネ
ットワーク上のサーバに保管され、クライアントからア
ップロードされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク例え
ばインターネットのプロバイダのウェブ(Web)サー
バ上等に置くデータ例えば画像データにデータ処理例え
ば画質補正処理を行うようにしたデータ処理方法及びデ
ータ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの普及に伴い、ユ
ーザが所有する画像データ等をネットワークを介してプ
ロバイダのウェブ(Web)サーバのウェブ(Web)
ページ上に保存したり、それをウェブ(Web)ページ
として公開することが増えている。
【0003】例えばこの画像データは、従来より撮影時
に用いたハードウェアや、あるいはそれを取り込んだパ
ーソナルコンピュータ上にて、画質の補正することがで
きる。これはそのハードウェアに搭載された機能であっ
たり、パーソナルコンピュータ上にインストールしたソ
フトウェアによって処理を行うことで実現されている。
【0004】然しながら、ユーザは撮影に常に画質補正
機能を搭載したハードウェアを使用するとは限らず、ま
た画質補正処理するソフトウェアがインストールされた
パーソナルコンピュータをいつも使用するとは限らな
い。例えば複数のデジタルスチルカメラを持っている場
合、所望の機能が搭載されていないカメラで撮影せざる
を得ない場合には、当然ながら機能の高いデジタルスチ
ルカメラに搭載されている画質補正機能の恩恵を受ける
ことができないし、屋外で携帯端末に付属されたカメラ
で撮影した画像データをそのままインターネット上のウ
ェブサーバにアップロードしたい場合には、パーソナル
コンピュータに画質補正処理のソフトウェアがインスト
ールされていても、これを使用することはできない。
【0005】また一般に、この画質補正機能がハードウ
ェアに搭載されている場合でも、ソフトウェアで実現さ
れている場合でも、使う使わないにかかわらず高価な金
額を購入時に支払う不都合がある。更にこの画質補正機
能を使用することを忘れたり、十分にその機能を使いこ
なせないユーザが使った場合、この機能を十分に活かす
ことができない不都合があった。
【0006】更には、補正の性能が向上した新しいバー
ジョンが出た場合には、これがハードウェア上の機能で
あるときには、このハードウェアを買い換えなければな
らないし、またソフトウェアの機能であるときには、バ
ージョンアップを行なわなければならない不都合があ
る。
【0007】即ち、この画質補正機能の恩恵を十分に受
けるためには、相当な知識を持つことが必要であり、一
般のユーザに向いたものではないと言える。
【0008】これを解決するために、サーバ上に画質補
正のプログラムを置き、これをユーザはクライアントの
パーソナルコンピュータ等からウェブ(Web)上の操
作を行うことにより、このサーバ上に保管してある画像
データを補正するようにしたものが先に提案されている
(例えば特願2000−308189号)。
【0009】ところで、サーバ上で画像データを画質補
正するシステムのうち、特に通常のファイルシステムに
よって、画像データをファイルとして管理している場
合、そのデータファイルが画像データの画質補正をすで
に受けたものであるのか、まだ受けていないのかを完全
に判別することは難しい。同じ画像データの画質補正処
理を複数回繰り返すことは全く意味がなかったり、悪影
響を与える場合には、これが問題となる。そこで、すで
にこの画像データの画質補正処理が行われたか否かを判
別する手段が必要となる。
【0010】これを解決する方法として、従来はデータ
管理用のファイルを別途用意する方法が提案されてい
る。この方法は、データファイルの場所と名前及び画像
データの画質補正処理がされたか否かを記憶し、この画
像データの画質補正処理がなされるたびにこのファイル
を書き換えるというものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このデータ管
理用のファイルを別途用意する方法では、ユーザがサー
バ上のデータファイルのデータ処理後に名前を変更した
り、場所を移動させたりすることへの対応が難しかっ
た。すなわち、データ管理用ファイルと、実際のデータ
ファイルとの整合性が取れなくなってしまう場合が生じ
る不都合があった。
【0012】本発明は斯る点に鑑み、ユーザがサーバ上
のデータファイルの名前を変更したり場所を移動させた
りすることへの対応が容易となることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明データ処理方法
は、データに対し、データ処理を行うデータ処理ステッ
プと、このデータ処理が施されたという処理記録情報
を、このデータと一体管理部分に書き込む書き込みステ
ップとを有するものである。
【0014】本発明によれば、データ処理が施されたと
いう処理記録情報を、このデータと一体管理部分に書き
込むので、このデータがデータ処理されたか否かを容易
に管理することができる。
【0015】本発明データ処理システムは、データを保
管するネットワーク上のサーバと、保管されたデータを
閲覧するネットワーク上の閲覧用の機器を含むデータ処
理システムにおいて、このデータを単独又は複数一括し
てデータ処理するデータ処理手段と、このデータ処理が
施されたという処理記録情報をこのデータと一体管理さ
れる部分に書き込む書き込み手段とを有するものであ
る。
【0016】本発明によれば、データ処理が施されたと
いう、処理記録情報をこのデータと一体管理される部分
に書き込むので、このデータがデータ処理されたか否か
を容易に管理することができる。
【0017】また本発明データ管理システムは、データ
のアップロードを受けるネットワーク上のサーバと、こ
のデータをアップロードするネットワーク上のクライア
ントのコンピュータとを含むデータ処理システムにおい
て、このデータをアップロードするアップロード手段
と、このデータをデータ処理するデータ処理手段と、こ
のデータ処理が施されたという処理記録情報をこのデー
タと一体管理される部分に書き込む書き込み手段とを有
するものである。
【0018】本発明によれば、データ処理が施されたと
いう処理記録情報をこのデータと一体管理される部分に
書き込むので、このデータがデータ処理されたか否かを
容易に管理することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明デー
タ処理方法及びデータ処理システムの実施の形態の例に
つき説明しよう。
【0020】図3は本例による画像データのデータ処理
システムを全体として示し、1はネットワーク上のプロ
バイダのサーバで、2a,2b,2c‥‥は夫々このサ
ーバ1にサービスを要求し、このサーバ1よりサービス
が提供される、このサーバ1と通信回線3により接続さ
れたクライアント(ユーザ)のコンピュータである。
【0021】このサーバ1側から見たクライアントのコ
ンピュータ2a,2b,2c‥‥の数は、サーバ1側の
メモリ、中央制御装置(CPU)の演算能力から設定さ
れる任意の数である。
【0022】このクライアント(ユーザ)の保有するコ
ンピュータ2a,2b,2c‥‥はパーソナルコンピュ
ータ等であり、このパーソナルコンピュータ2a,2
b,2c‥‥には、少なくとも図1、図2に示す如くブ
ラウザプログラムが用意されている。このブラウザプロ
グラムは現在広く利用されている、例えばネットスケー
プ・ナビゲータ(Netscape Navigato
r)、マイクロソフトインターネット・エクスプローラ
(Microsoft Internet Explo
rer)等のウェブ(Web)ページ閲覧プログラムで
ある。
【0023】ここで、クライアント(ユーザ)のパーソ
ナルコンピュータ2a,2b,2c‥‥が、このブラウ
ザプログラムを利用した例では、プロバイダのサーバ1
のURL(Uniform Resource Loc
ator)を開き、当該URLに格納されたウェブ(W
eb)ページの記述に応じた画面をこのユーザのパーソ
ナルコンピュータ2a,2b,2c‥‥に接続もしくは
一体化されたディスプレイに表示する如くする。
【0024】またこのクライアント(ユーザ)のパーソ
ナルコンピュータ2a,2b,2c‥‥は任意に転送プ
ログラムを起動して、画像データをプロバイダのサーバ
1にアップロードできる如くなされている。
【0025】このサーバ1はワークステーション等で少
なくとも図1、図2に示す如く、画像処理プログラム、
WWW(World Wide Web)サーバ、We
bページ群、管理プログラム群、ユーザデータ、オリジ
ナル画像データ、処理済画像データ、ログデータが記憶
されている。
【0026】この画像処理プログラムは、画像データの
一枚の画像を画質補正するプログラムである。
【0027】このWWWサーバは、現在広く利用されて
いる例えばアパッチ(Apache)、ネットスケープ
サーバ(Netscape Server)、マイクロ
ソフト・インターネット・インフォメーション・サーバ
(Microsoft Internet Infor
mation Server)等である。
【0028】このWebページ群はhtml(hype
r text markup language)で記
述されたファイル、またそこに挿入される図形や画像の
ファイル等の様々なファイルの集まりである。
【0029】この管理プログラム群は、後述の図4に示
す流れに従って画像データの画質補正の実施を制御する
ためのプログラム群である。
【0030】このユーザデータは、少なくとも、このサ
ーバ1上にアカウントを持っているユーザを把持するデ
ータと、各ユーザの所有するデータと、この各画像ファ
イルがすでに画質補正済かどうかを把持するデータとか
ら成る。
【0031】このオリジナル画像データは、ユーザから
すでにアップロードされている、画質補正前の画像デー
タである。
【0032】この処理済画像データは、画質補正後の画
像データであり、ログデータはこの画像データの画質補
正の実施記録である。
【0033】クライアント(ユーザ)のパーソナルコン
ピュータ2a,2b,2c‥‥側からアップロードされ
るデータは画像データの他に画像データに関する補助デ
ータも含んでいる。この補助データは、画像データに関
する情報、画像データを作成した例えば電子スチルカメ
ラに割当てられた固有情報であり、プロバイダのサーバ
1側の画像処理プログラムは、この固有情報が、アップ
ロードされた画像データに添付されている場合に、この
固有情報に基づいている場合に、この固有情報に基づい
て、最適な画像処理を行う如くする。
【0034】この固有情報は、例えばクライアントのパ
ーソナルコンピュータ2a,2b,2c‥‥上で稼働す
るブラウザソフトウェアが、プロバイダのサーバ1上に
記憶された固有データを読み出し、クライアント(ユー
ザ)のディスプレイの管面上のメニュー表示し、クライ
アント(ユーザ)が使用している電子スチルカメラの名
称を選択することにより、この電子スチルカメラに対応
する固有情報が選択出来る如くなす。
【0035】また、転送プログラムはこの場合、パーソ
ナルコンピュータ2a,2b,2c‥‥内に記憶されて
いる転送プログラムと使用される固有情報データ転送用
のプログラムとにより、このブラウザソフトウェアと同
様にクライアント(ユーザ)のパーソナルコンピュータ
2a,2b,2c‥‥のディスプレイの管面上で、クラ
イアント(ユーザ)が使用している電子スチルカメラの
名称を選択し、固有情報を選択することが可能となって
おり、この転送プログラムにより、画像データと共にこ
の固有情報を合わせて転送できる。
【0036】この固有情報を利用する場合に対して、サ
ーバ1側上で、稼動する画像処理プログラムが、画像デ
ータに対応する画像処理最適化ルーチンを有する場合に
は、この固有情報は転送する必要はない。
【0037】上述のようにアップロードされた画像デー
タは、固有情報又は画像処理最適ルーチンにより、画像
処理プログラムが最適化され、処理済データとして、サ
ーバ1上に記憶保持される。
【0038】また通信回路3としては、ユーザのパーソ
ナルコンピュータ2a,2b,2c‥‥とプロバイダの
サーバ1とを接続する公衆回線、専用回線、インターネ
ット等である。
【0039】本例においては、画質補正処理時に、デー
タファイルのヘッダ内に画質補正処理を行った旨の処理
記録情報を挿入する。従って処理済画像ファイルのヘッ
ダには処理記録情報が書かれている。
【0040】本例におけるヘッダは、具体的には図5に
示す如き構造とする。この図5のヘッダ構造は、通常の
画像ファイルのヘッダのコメントエリアに、図6に示す
如き処理記録情報を挿入したものである。多くの画像フ
ァイルフォーマットには、コメント用のエリアがある。
このエリアにはどんな情報を入れても、画像の表示等に
影響がない。従ってこの部分に図5に示すように、処理
記録情報を挿入しても何等影響はなく、従来との互換性
を保つことができる。
【0041】また、この処理記録情報としては、図6に
示す如く、画質補正処理の種類、例えば色補正、コント
ラスト補正等の情報及び各補正に用いたパラメータ値
と、処理の日時と、処理を行った主体例えはサーバ名と
から成る。
【0042】次にこのサーバ1の管理プログラム群によ
る画像データの画質補正につき図4のフローチャートを
用いて説明する。
【0043】まず、例えばWebページのうちの一つと
して、プロバイダのサーバ1のホームページ等に図7に
示す如く「フォト画質補正」と表示されたボタン10等
を設け、通信回線3例えばインターネットを介したユー
ザがブラウザ上でこのボタン10をクリックすることに
よって、この画質補正の処理を開始する。
【0044】プロバイダのサーバ1のWWWサーバが通
信回線3を介したユーザのパーソナルコンピュータ2
a,2b,2c‥‥から画質補正の開始ページ表示の指
示を受けると、WWWサーバはWebページのうちの一
つであるログインページをユーザのブラウザに表示させ
る(ステップS1)。即ち、図7に示す如き「フォト画
質補正」ボタン10を、ログインページにリンクしてお
き、この「フォト画質補正」ボタン10がクリックされ
たら、ログインページにジャンプする如くする。
【0045】このログインページは、図8に示す如くユ
ーザID11とパスワード12の2つテキスト入力フィ
ールドと送信ボタン13、リセットボタン14を備えた
ページである。これらはフォーム機能で実現される。ユ
ーザはこのログインページにユーザIDとパスワードと
を入力し(ステップS2)、その後送信ボタン13を押
す(クリックする)。すると、ブラウザはこのデータを
WWWサーバに送信する。
【0046】WWWサーバは、このデータを受け取り、
CGI(Common Gateway Interf
ace)プログラムである第1の管理プログラムを起動
する。この第1の管理プログラムはユーザ認証を行い
(ステップS3)、この認証に成功すると、ユーザデー
タを参照し、ユーザのホームディレクトリ以下の構造を
把持する。そしてユーザのブラウザに、ユーザのホーム
ディレクトリ以下のツリー構造を表示させる(ステップ
S4)。
【0047】このとき、図9に示す如く、各ディレクト
リ名15と共にチェックボックス16、送信ボタン1
7、リセットボタン18も表示する。このチェックボッ
クス16、送信ボタン17、リセットボタン18もフォ
ーム機能によって実現される。ただし、この第1の管理
プログラムが表示させるツリー構造は、必ずしもディレ
クトリのツリー構造でなくても良い。例えば、論理的な
構造であるサイトマップでも良い。
【0048】ユーザは、このツリー構造の中から、今回
画質補正を行いたいディレクトリを選択し、対応するチ
ェックボックス16をクリックすることによりチェック
マークを記入(ステップS5)した後、送信ボタン17
をクリックすることによって送信する。
【0049】WWWサーバは、このデータを受け取り、
CGIプログラムである第2の管理プログラムを起動す
る。この第2の管理プログラムは、各画像ファイルにつ
いて、ヘッダ内の処理記録情報を参照する。そして、そ
の処理記録情報から、すでに当該画質補正がされている
ことがわかればその画像ファイルは今回の処理対象とせ
ず、処理記録情報から、まだ当該画質補正がなされてい
なければ、今回の処理対象とする。このようにして、選
択されたディレクトリ内に存在する画像ファイルの中か
らすでに当該画質補正されたもの以外のものをピックア
ップする(ステップS6)。
【0050】具体的には第2の管理プログラムは、各画
像ファイルのヘッダを見る。図5に示すビットマップ
(BITMAP)ファイルであれば、ファイルの先頭か
ら10バイトをスキップし、次の4バイトがファイルヘ
ッダのサイズであるのでこれを読み込み、INFOヘッ
ダのサイズを読み込み、同時にこのバイト数−4バイト
スキップすることによって、INFOヘッダもスキップ
する。
【0051】そして、次のバイトから先、かつ先に知っ
たヘッダサイズまでの部分を読み込む、そして、この中
から文字列のマッチングを行う。マッチングにより予め
決められた画質補正処理の種類を示す処理記録情報(例
えば図6に示すような、PQE−Contrastとい
う文字列)であると判断されたら、その処理記録情報文
字列の終了点(例えば図6に示すセミコロン「;」)ま
での間から、処理の種類、パラメータ、処理日時、処理
主体の情報を読み込み、把握する。
【0052】この処理は更に続けられ、他の処理も行わ
れており、その処理記録情報も、記録されていれば、同
様に読み込まれ、把握される。そして、これが各ファイ
ルについて行われる。
【0053】このようにして、今回行おうとしている画
質補正がすでに施されているか否かを、各ファイル毎に
知ることができるので、上述したような、すでに当該画
質補正されたもの以外のピックアップができる。
【0054】そして、この第2の管理プログラムは、こ
れらピックアップされた全てのファイルに対して画像処
理プログラムを起動することによって画質補正処理及び
ヘッダへの書き込み処理を行い(ステップS7)、処理
結果を一時的な名前をつけたファイルに保存し、そして
ユーザのブラウザに、図10、図11に示す如く処理前
と処理後との画像を並べて表示させる(ステップS
8)。
【0055】ここで、ヘッダ書き込み処理とは、図5に
示す如き、ヘッダのコメントエリアに、上述した図6に
示す如き処理記録情報を書き込むことである。具体的に
は、ヘッダのサイズ、INFOヘッダのサイズを読み取
り、INFOヘッダのすぐ後の部分に当該処理の種類と
パラメータ値、処理日時、処理主体の情報をテキストで
書き込む。そしてヘッダサイズを書き込んだテキストの
バイト数分だけ増加させ、書き換える。
【0056】この場合、図10、図11に示す如くこの
処理前及び後の画像と共にラジオボタン19a,19
b、送信ボタン20、リセットボタン21を表示させ、
このラジオボタン19a,19bをクリックさせること
で、ユーザに処理前と処理後とのどちらかを二者択一で
選択させる(ステップS9)。このラジオボタン19
a,19b、送信ボタン20、リセットボタン21も、
フォーム機能によって実現される。
【0057】この選択とはユーザ所有のウェブ(We
b)ページに今後表示するときに、処理前のデータをそ
のまま表示するか、処理後のデータを表示するかを選択
するものである。ユーザは、全ての画像のペアについて
選択を行い、送信ボタン20をクリックすることで送信
する。
【0058】WWWサーバは、このユーザの選択情報デ
ータを受け取り、CGIプログラムである第3の管理プ
ログラムを起動する。この第3の管理プログラムは、ユ
ーザの選択情報データを参照し、処理後画像が選択され
たものについては、処理後の画像データ、即ち一時的な
ファイル名で保存されている画像データで、処理前の画
像ファイルをオーバーライトする(ステップS10)。
そして、この第3の管理プログラムは第2の管理プログ
ラムが生成した一時的な名前のつけられたファイルを消
去する。
【0059】本例においては、さらに、この第3の管理
プログラムは、上述オーバーライトを行った回数をカウ
ントし、ユーザデータ内に記録し、この回数に応じた課
金を行う如くする。
【0060】ただし、この第3の管理プログラムは、上
述動作に限らず、別の動作を行っても良い。例えば、処
理前のオリジナル画像ファイルを破棄したくない場合に
は、オリジナル画像ファイルを別のディレクトリ、例え
ば現ディレクトリの下にオリジナル保管用ディレクトリ
を作成し、そこに保管し、その後で処理後のデータを処
理前の画像ファイルと同じ名前で当初のディレクトリに
保存するなどしても良い。
【0061】あるいは、処理後のデータを、処理前のオ
リジナルファイルと別の名前で記憶し、ユーザが所有す
るhtmlファイルの中に記述されている処理前の画像
データを参照している部分を、処理後の画像データを参
照するように書き換える等としても良い。
【0062】また各管理プログラムは各ステップの処理
を実行するたびに、ログファイルに実行結果を書き込
む。
【0063】以上で処理が終了し、上述ログインセッシ
ョンが終了する。このとき第3の管理プログラムは上述
処理後データによるオーバーライトが一度でも行われて
いれば、セッションの回数をユーザデータ内に記録し、
この回数に応じた課金を行う。さらに、ユーザの利便性
のため、この第3の管理プログラムは、このときユーザ
のホームページにジャンプさせるなどしても良い。
【0064】本例によれば、画像データが画質補正され
たという処理記録情報をこの画像データと一体管理する
部分であるヘッダに書き込むので、この画像データがデ
ータ処理例えば画質補正されたか否かを容易に管理でき
る。即ち同じデータ処理例えば画像データの画質補正処
理を二度以上繰り返したくない場合でも、その画像デー
タのファイル名を変更したり、保存場所を変更したりす
ることも、何等問題なく行うことができる。
【0065】尚、上述例では、データはファイルシステ
ム内で管理されるファイルとし、処理記録情報をヘッダ
内のコメント部にテキスト形式で書き込むことにした
が、本発明はこれに限ることなく、種々の構成が採り得
る。まず、テキスト形式でなくとも良い。特にパラメー
タ値等はバイナリとしても全く同様の単純な管理で行え
る上、更にファイルサイズを節約することもできる。
【0066】更に、例えば、独自のファイルシステムを
作成し、ファイルと共に管理される最終更新日時やファ
イルオーナー名等のファイルのプロパティ情報と同等の
扱いとしても良い。また、データはデータベースシステ
ム内で管理されるデータとし、データ本体及び処理記録
情報を一つの構造体として管理するなどしても良い。
【0067】また、上述例では、一括処理の現実方法の
一例としてCGIプログラムを挙げたが、実現方法はこ
れに限らない。更に上述例で述べたような、すでにサー
バ上に保管してあるデータに対する一括処理だけにとど
まらず、ユーザ(クライアント)のコンピュータからサ
ーバへアップロードを行った後にサーバ上で補正処理が
行われるというシステムに本発明を適用しても良い。
【0068】この場合、アップロードされたデータのう
ち、処理を行ったものにのみ処理記録情報が書き込ま
れ、その後上述例のような一括処理を行った場合にも、
同処理を二度以上繰り返し行われるということを避ける
ことができる。
【0069】また上述例では、データ処理対象を画像デ
ータとしたが、本発明は画像データに限らず、例えば音
声データであっても良い。データ処理対象が音声データ
であれば、上述例において画像処理プログラムを音声処
理プログラムに変更し、管理プログラムが対象とするデ
ータを画像ファイルでなく、音声ファイルとするだけ
で、全く同様に行うことができる。
【0070】また、htmlファイルを対象とした、ス
ペルチェックやスタイルチェック等の文章校正等も、画
像処理プログラムをスペルチェック、スタイルチェック
プログラムに変更し、管理プログラムが対象とするデー
タを画像ファイルでなく、htmlファイルとするだけ
で同様にできる。さらにhtmlファイルにおけるレイ
アウトの自動補正等にも同様に応用できる。
【0071】また、上述では、説明を簡単にするため
に、第2の管理プログラムの制御下で画質補正の処理を
行ったが、この画質補正プログラムの演算量が多く処理
時間がかかる場合、当面ユーザに選択させるに必要なサ
ムネイル画像に対してのみ処理を行い、実際にユーザが
画像処理を選択したもののみ、後で画質補正処理を行っ
ても良く、図12、図13、図14及び図15を用いて
説明する。
【0072】図12、図13は、図1及び図2に対応し
た構成図と機能図で、同様に、アップロードされた画像
データは、サムネイル作成プログラム及び画像処理プロ
グラムにより、サムネイル画像データと画像処理された
サムネイル画像データとして、サーバ上に記憶保持す
る。
【0073】図14、図15に示されるように、ユーザ
がログインし、認証を受けた後、アップロードした画像
が記録保持されているディレクトリが表示され、ユーザ
の画像処理すべきディレクトリ指示に基づいて、対応す
るディレクトリに示される記憶領域から未処理画像を抽
出する。
【0074】図14では、未処理画像5枚ずつ選択して
処理画像と対応する未処理画像とからなるサムネイル画
像を表示し、ユーザに対して、いずれの画像を選択する
か判断を求めた後に、次の未処理画像5枚の選択画面を
表示する。すべての画像が選択された後、選択されたサ
ムネイル画像に対応するオリジナル画像のみ、画像処理
を行い、画像処理された画像データを未処理画像データ
と置換する。
【0075】図15は、上述図14に示される複数画像
ごとの処理と異なり、5枚の画像データごとに、選択を
行い、選択後、画像処理を行い、記憶保持された未処理
画像データと置換する。図14、及び図15では、サム
ネイルされる各画像が、オリジナル画像を圧縮又は画素
間引した画像であるため、画像処理に要する演算装置
(CPU)の処理負荷が軽くなり、全体のソフトウェア
の処理速度が早くなるという利点がある。
【0076】また上述例では説明を簡単にするために、
第1の管理プログラムでは、ディレクトリ構造のみを表
示するとしたが、ここに更に各ディレクトリに存在する
画像ファイルの一覧及び各画像ファイルごとにチェック
ボックスを表示し、そこで処理を行いたい画像ファイル
をユーザに選択させても良い。
【0077】また上述データ処理プログラムは、処理方
法を複数持っていても良い。この場合、図10、図11
に示す二者択一ではなく、処理前データ、第1の処理方
法による処理後データ、第2の処理方法による処理後デ
ータ等よりの選択としても良い。
【0078】また、本発明は上述例に限ることなく、本
発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が採
り得ることは勿論である。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、データ例えば画像デー
タがデータ処理例えば画質補正処理されたという処理記
録情報をこのデータ例えば画像データと一体管理する部
分例えばヘッダに書き込むので、このデータ例えば画像
データがデータ処理例えば画質補正処理されたか否かを
容易に管理できる。即ち本発明によれば同じデータ処理
例えば画像データの画質補正処理を二度以上繰り返した
くない場合でも、そのデータ例えば画像データのファイ
ル名を変更したり、保存場所を変更したりすることも、
何等問題なく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明データ処理システムの実施の形態の例の
説明に供する構成図である。
【図2】本発明データ処理システムの実施の形態の例の
説明に供する機能ブロック図である。
【図3】本発明の説明に供する線図である。
【図4】本発明の説明に供するフローチャートである。
【図5】本発明の説明に供する線図である。
【図6】本発明の説明に供する線図である。
【図7】本発明の説明に供する線図である。
【図8】本発明の説明に供する線図である。
【図9】本発明の説明に供する線図である。
【図10】本発明の説明に供する線図である。
【図11】本発明の説明に供する線図である。
【図12】本発明の実施の形態の他の例の説明に供する
構成図である。
【図13】本発明の実施の形態の他の例の説明に供する
機能ブロック図である。
【図14】本発明の説明に供するフローチャートであ
る。
【図15】本発明の説明に供するフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1……サーバ、2a,2b,2c……コンピュータ、3
……通信回線、10……「フォト画質補正」ボタン、1
1……ユーザID、12……パスワード、13,17,
20……送信ボタン、14,18,21……リセットボ
タン、16……チェックボックス、19a,19b……
ラジオボタン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月27日(2001.2.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】このユーザデータは、少なくとも、このサ
ーバ1上にアカウントを持っているユーザを把握するデ
ータと、各ユーザの所有するデータを把握するデータと
から成る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】図15は、上述図14に示される複数画像
ごとの処理と異なり、5枚の画像データごとに、選択を
行い、選択後、画像処理を行い、記憶保持された未処理
画像データと置換する。図14、及び図15では、サム
ネイルされる各画像が、オリジナル画像を画素間引した
画像であるため、画像処理に要する演算装置(CPU)
の処理負荷が軽くなり、ユーザの待ち時間が短くなる。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データに対し、データ処理を行うデータ
    処理ステップと、 前記データ処理が施されたという処理記録情報を、前記
    データと一体管理部分に書き込む書き込みステップとを
    有することを特徴とするデータ処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ処理方法におい
    て、 前記処理記録情報は、当該処理の種類を含むことを特徴
    とするデータ処理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のデータ処理方法におい
    て、 前記処理記録情報は、当該処理に用いた各パラメータ値
    を含むことを特徴とするデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のデータ処理方法におい
    て、 前記処理記録情報は、当該処理の時刻を含むことを特徴
    とするデータ処理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のデータ処理方法におい
    て、 前記処理記録情報は、当該処理を施した主体を識別する
    情報を含むことを特徴とするデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のデータ処理方法におい
    て、 前記データ処理は、画像データの画質補正であることを
    特徴とするデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のデータ処理方法におい
    て、 前記データはファイルであり、前記データと一体管理さ
    れる部分は前記ファイル内の一部であることを特徴とす
    るデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 データを保管するネットワーク上のサー
    バと、保管されたデータを閲覧するネットワーク上の閲
    覧用の機器を含むデータ処理システムにおいて、 前記データを単独又は複数一括してデータ処理するデー
    タ処理手段と、 前記データ処理が施されたという処理記録情報を前記デ
    ータと一体管理される部分に書き込む書き込み手段とを
    有することを特徴とするデータ処理システム。
  9. 【請求項9】 データのアップロードを受けるネットワ
    ーク上のサーバと、前記データをアップロードするネッ
    トワーク上のクライアントのコンピュータとを含むデー
    タ処理システムにおいて、 前記データをアップロードするアップロード手段と、 前記データをデータ処理するデータ処理手段と、 前記データ処理が施されたという処理記録情報を前記デ
    ータと一体管理される部分に書き込む書き込み手段とを
    有することを特徴とするデータ処理システム。
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PCT/JP2001/008763 WO2002032112A1 (fr) 2000-10-06 2001-10-04 Procede de correction de qualite d"image, dispositif de traitement de donnees d"image, procede d"enregistrement/de reproduction de donnees, systeme de traitement de donnees par lots, procede de traitement de donnees, et systeme de traitement de donnees
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EP07009663A EP1814305B1 (en) 2000-10-06 2001-10-04 Data storing/reproducing method
EP20070009665 EP1814300A1 (en) 2000-10-06 2001-10-04 Data processing method and system
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