JP2002228992A - 照明装置及び眼鏡システム - Google Patents

照明装置及び眼鏡システム

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JP2002228992A
JP2002228992A JP2001030270A JP2001030270A JP2002228992A JP 2002228992 A JP2002228992 A JP 2002228992A JP 2001030270 A JP2001030270 A JP 2001030270A JP 2001030270 A JP2001030270 A JP 2001030270A JP 2002228992 A JP2002228992 A JP 2002228992A
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light
spectacles
light emitting
emitting unit
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Yoshimichi Hirashiro
好道 平城
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KOUDOU KK
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KOUDOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 老眼や白内障や緑内障やその他の視力の低下
した人であっても、場所に制約を受けることなく本等を
照明して読書等を容易にする。しかも、他人に不快感を
与えるおそれをなくす。 【解決手段】 照明用のLED21を搭載した基板23
は、LED21が前方を照明し得るように、眼鏡1の上
部に着脱自在とされる。基板23の端部に設けられた保
持部26内の水銀スイッチ28は、眼鏡1の仰俯角が基
準角度に対して仰角側の角度であるか否かによってオン
オフする。水銀スイッチ28によって、眼鏡1の仰俯角
が基準角度に対して仰角側の角度である場合には、LE
D21を自動的に消光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡を掛けた人の
読書等を容易にする照明装置及び眼鏡システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】老眼や白内障や緑内障やその他の視力の
低下した人は、少なくとも読書等の際に眼鏡を掛ける
が、一般の視力の良い人に比べて照明がより明るい所で
ないと読書等を行うことが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、眼鏡に発光部
を装着し、該発光部を発光させて眼鏡の前方を照明する
ことが考えられる。この場合、視力の低下した人であっ
ても、目を本等に落とせば、前記発光部によって本等が
照明されるので、本等が明るくなり、読書等が容易とな
る。しかも、眼鏡に発光部を装着するので、机等に設置
された照明灯とは異なり、読書等の場所に制約を受ける
ことがなくなり、例えば、電車内での読書等も容易とな
る。
【0004】しかしながら、読書等の後のみならず読書
の最中であっても、目を本等から離して正面等を見るこ
とが度々ある。このように正面等を見ると、前記発光部
から発した光も正面方向に向かうことになる。したがっ
て、例えば、電車内で読書等をしているときに目を上げ
ると、前記発光部からの光が、正面に居る他人の目を直
接照射し、当該他人は眩惑されて不快な思いをすること
になる。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、老眼や白内障や緑内障やその他の視力の低下
した人であっても、場所に制約を受けることなく本等が
照明されて読書等が容易となり、しかも、他人に不快感
を与えるおそれのない、照明装置及び眼鏡システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様による照明装置は、眼鏡の前方
を照明し得るように前記眼鏡に装着可能かつ前記眼鏡か
ら取り外し可能に構成された発光部と、前記眼鏡の仰俯
角が基準角度に対して仰角側の角度であるか否かを検出
する検出手段と、使用者の操作に応じて前記発光部を発
光及び消光させる作動手段とを備え、前記仰俯角が前記
基準角度に対して仰角側の角度である場合には、前記作
動手段の動作に関わらず、前記発光部を自動的に消光さ
せるものである。
【0007】この第1の態様によれば、発光部を眼鏡に
装着し、作動手段により発光部を発光させれば、目を本
等に落とすと、前記発光部によって本等が照明されるの
で、本等が明るくなり、読書等が容易となる。しかも、
眼鏡に発光部を装着するので、机等に設置された照明灯
とは異なり、読書等の場所に制約を受けることがなくな
り、例えば、電車内での読書等も容易となる。さらに、
眼鏡の仰俯角が基準角度に対して仰角側の角度である場
合には、作動手段の動作に関わらず、発光部が自動的に
消光されるので、前記基準角度を適当な角度に設定して
おくことにより、目を本等から離して正面等を見ると、
発光部が自動的に消光することになる。したがって、発
光部から発した光が他人の目に直接入るようなことがな
くなり、他人に不快感を与えるおそれがない。さらにま
た、前記第1の態様では、光源部が眼鏡に装着可能かつ
眼鏡から取り外し可能に構成されているので、既存の眼
鏡をそのまま使用することができる。
【0008】本発明の第2の態様による照明装置は、前
記第1の態様において、前記基準角度が調節可能となる
ように構成されたものである。
【0009】人が正面を向いていても、眼鏡の仰俯角は
鼻当てと鼻との関係やつると耳との関係等によって異な
る場合があるので、前記第2の態様のように、前記基準
角度を調節可能にしておくことが好ましい。
【0010】本発明の第3の態様による照明装置は、前
記第1又は第2の態様において、前記発光部の発光量を
調節する光量調節手段を備えたものである。
【0011】人によって適切な照明光量が異なるので、
前記発光部の発光量を調節することが好ましい。また、
所望の本等の明るさを得るためには、周囲の光量に応じ
て前記発光部の発光量を調節することが好ましい。した
がって、前記第3の態様のように、発光部の発光量が調
節可能であることが、好ましい。
【0012】本発明の第4の態様による眼鏡システム
は、前方を照明し得るように発光部が装着された眼鏡
と、該眼鏡の仰俯角が基準角度に対して仰角側の角度で
あるか否かを検出する検出手段と、使用者の操作に応じ
て前記発光部を発光及び消光させる作動手段とを備え、
前記仰俯角が前記基準角度に対して仰角側の角度である
場合には、前記作動手段の動作に関わらず、前記発光部
を自動的に消光させるものである。
【0013】この第4の態様によれば、前記第1の態様
の同様の利点が得られる。ただし、前記第4の態様で
は、発光部は、眼鏡に取り外し可能に装着されていても
よいし、取り外し不能に装着されていてもよい。
【0014】本発明の第5の態様による眼鏡システム
は、前記第4の態様において、前記基準角度が調節可能
となるように構成されたものである。この第5の態様に
よれば、前記第2の態様と同様の利点が得られる。
【0015】本発明の第6の態様による眼鏡システム
は、前記第4又は5の態様において、前記発光部の発光
量を調節する光量調節手段を備えたものである。この第
6の態様によれば、前記第3の態様と同様の利点が得ら
れる。
【0016】本発明の第7の態様による眼鏡システム
は、前記第4乃至第6のいずれかの態様において、前記
発光部を覆う開閉自在のカバーを備えたものである。
【0017】この第7の態様によれば、読書等以外の場
合に発光部をカバーで覆うことができるので、発光部を
眼鏡に装着したままであっても、体裁が良くなる。
【0018】本発明の第8の態様による眼鏡システム
は、前記第7の態様において、前記作動手段は、前記カ
バーの開閉に応じてオンオフするスイッチを有し、前記
作動手段は、該スイッチのオンオフに応じて、前記カバ
ーが開いている場合に前記発光部を発光させるととも
に、前記カバーが閉じている場合に前記発光部を消光さ
せるものである。
【0019】この第8の態様によれば、カバーの開閉に
よって自動的に発光部の発光及び消光を行うことができ
るので、操作性が向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明による照明装置及び
眼鏡システムについて、図面を参照して説明する。
【0021】[第1の実施の形態]
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態による
照明装置を示す概略構成図である。図2(a)は図1中
のA−A’矢視図、図2(b)は図2(b)中のB−
B’矢視図である。図3は図2(c)中のC−C’線に
沿った概略断面図である。図4は所定の調節状態を示す
図1中のD−D’矢視図である。図5は他の調節状態を
示す図1中のD−D’矢視図である。図6は、本実施の
形態による照明装置の回路構成を示す電気回路図であ
る。
【0023】本実施の形態による照明装置は、図1に示
すように、眼鏡1に装着可能かつ眼鏡1から取り外し可
能に構成された照明装置本体2と、電源部3とから構成
されている。
【0024】眼鏡1については、図1においては、右目
用のレンズ枠11R及びレンズ12R並びに左目用のレ
ンズ枠11L及びレンズ12Lのみを想像線で示し、図
2(b)においては、これらとブリッジ部13のみを想
像線で示し、鼻当てやつる等は省略している。
【0025】照明装置本体2は、図1乃至図6に示すよ
うに、発光部としての複数のディスクリート型の白色L
ED21及びチップ型の電流制限抵抗22(図6参照、
図1では図示省略)を前面に搭載したプリント回路基板
23と、該基板23の背面に固定された取付基板24
と、基板23,24の正面視で右端部に固定されたジャ
ック保持部25と、基板23,24の正面視で左端部に
設けられた水銀スイッチ保持部26と、を備えている。
【0026】本実施の形態では、発光部として、前述し
たように白色LED21が用いられているが、R,G,
BのLEDを複合したいわゆる全色タイプのLEDを用
いてもよいし、冷陰極管や熱陰極管や蛍光灯など、任意
の光源を用いてもよい。発光部は、必ずしも光源に限定
されるものではなく、例えば、光源からの光を導いて出
射させる光ファイバ等を採用してもよい。発光部が発す
る照明光は白色に限定されるものではなく、所定の色の
光であってもよいし、例えば、発光部として全色タイプ
のLEDを用いて、状況や用途や使用者の目の感度特性
等に応じて発光色を適宜変更できるようにしておいても
よい。また、個々のLEDの全てが同一方向を向いてい
る必要もなく適宜角度を変えてもよい。
【0027】取付基板24は、図2(b)に示すよう
に、中央付近を除く上側領域において背面側に突出した
肉厚部24aと、その他の領域の肉薄部24bとを有し
ている。肉薄部24bの中央部には、図2及び図3に示
すように、眼鏡1のブリッジ部13を挟持するクリップ
27の一方の挟持片27aが固着されている。図3にお
いて、27cは、クリップ27の他方の挟持片27bを
閉じ側に付勢するばねである。クリップ27で眼鏡1の
ブリッジ部13を挟持したとき、取付基板24の肉厚部
24aの下面による段差24cが眼鏡1のレンズ枠11
R,11Lの上部に係止するようになっており、これに
より、照明装置本体2は眼鏡1の上側部分に取付可能か
つ眼鏡1から取り外し可能となっている。本実施の形態
では、これによって、発光部としての白色LED21が
眼鏡1の前方を照明し得るように眼鏡1に取付可能かつ
眼鏡1から取り外し可能となっている。なお、図面には
示していないが、照明装置本体2は、眼鏡1に対して取
付角度を調整し得る角度調整機構を有していてもよい。
【0028】水銀スイッチ保持部26には、眼鏡1の仰
俯角が基準角度に対して仰角側の角度であるか否かを検
出する検出手段としての、水銀スイッチ28が保持され
ている。水銀スイッチ28は、図面には示していない
が、容器内に2つの電極と当該容器の傾きに応じて2つ
の電極間を短絡したり解放したりする水銀とを収容した
構成を有しており、市販品を用いることができる。水銀
スイッチ28は、眼鏡1の仰俯角に応じてオンオフする
ように、その向きが設定されている。
【0029】水銀スイッチ保持部26は、図2、図4及
び図5に示すように、1本のねじ29のみによって取付
基板24の端部に固定されており、図4及び図5に示す
ように、ねじ29を中心にして眼鏡1の仰俯角の方向の
任意の回転位置まで回動させてその位置を保持し得るよ
うになっている。この回転位置の調節によって、水銀ス
イッチがオンオフする境界となる眼鏡1の仰俯角の角度
を調節することができる。すなわち、本実施の形態で
は、この水銀スイッチ保持部26の回転位置調節機構
が、眼鏡1の仰俯角の基準角度を調節する調節手段を構
成している。もっとも、眼鏡1の仰俯角が基準角度に対
して仰角側の角度であるか否かを検出する検出手段とし
て、例えば、各傾き角度に応じた傾き検出信号を出力す
る傾きセンサと、その検出信号を基準レベルとを比較す
る比較器とで、構成した場合には、前記基準角度を調節
する調節手段として、前記基準レベルを調節する回路を
用いてもよい。
【0030】ジャック保持部25には、電源部3から給
電を受けるためのジャック30が設けられている。本実
施の形態では、電源部3にはバッテリ31が収容された
バッテリパックとして構成されており、バッテリ31か
らの電力が、電源コード32及びその先端に設けられて
ジャック30に着脱自在のプラグ33を介して、ジャッ
ク30に給電し得るようになっている。電源部3は、使
用時には、例えば、使用者のポケットに入れておけばよ
い。なお、電源部3として、バッテリパックに代えて、
例えば、AC電源アダプタを用いてもよい。また、小型
の電池を照明装置本体2に設ければ、電源部3は不要で
ある。
【0031】なお、本実施の形態では、特別な電源スイ
ッチ等は設けられておらず、ジャック30に対するプラ
グ33の着脱操作によって、電源スイッチのオンオフ操
作を代用するようになっている。もっとも、照明装置本
体2又は電源部3に電源スイッチを設けてもよい。
【0032】本実施の形態による照明装置の回路的な構
成は図6に示す通りであり、水銀スイッチ28がオンで
あれば、プラグ33をジャック30に接続すると、各抵
抗22を介して各LED21に電流が流れて各LED2
1が発光するようになっている。勿論、水銀スイッチ2
8がオンであっても、プラグ33をジャック30から外
すと各LED21が消光する。一方、水銀スイッチ28
がオフであれば、プラグ33をジャック30に接続して
いても、各LED21が消光する。本実施の形態では、
水銀スイッチ28は、眼鏡1の仰俯角が基準角度に対し
て仰角側の角度側である場合にはオフし、そうでなけれ
ばオンするようになっている。
【0033】以上の説明からわかるように、本実施の形
態では、電源部3、プラグ33、ジャック30及び抵抗
22が、使用者の操作(本実施の形態では、プラグ33
のジャック30に対する着脱操作)に応じて、発光部と
してのLED21を発光及び消光させる作動手段を構成
している。そして、水銀スイッチ28がオフの場合(眼
鏡1の仰俯角が基準角度に対して仰角側である場合)に
は、当該作動手段の動作に関わらず、LED21が自動
的に消光する。
【0034】本実施の形態による装置は、照明装置本体
2を眼鏡1に装着し、プラグ33をジャック33に接続
してLED21を発光させれば、目を本等に落とすと、
前記LED21によって本等が照明されるので、本等が
明るくなり、読書等が容易となる。しかも、眼鏡1にL
ED21を装着するので、机等に設置された照明灯とは
異なり、読書等の場所に制約を受けることがなくなり、
例えば、電車内での読書等も容易となる。さらに、眼鏡
1の仰俯角が基準角度に対して仰角側の角度である場合
には、LED21が自動的に消光されるので、前記基準
角度を適当な角度に設定しておくことにより、目を本等
から離して正面等を見ると、LED21が自動的に消光
することになる。したがって、LED21から発した光
が他人の目に直接入るようなことがなくなり、他人に不
快感を与えるおそれがない。さらにまた、本実施の形態
では、照明装置本体2が眼鏡に装着可能かつ眼鏡から取
り外し可能に構成されているので、既存の眼鏡1をその
まま使用することができる。
【0035】人が正面を向いていても、眼鏡1の仰俯角
は鼻当てと鼻との関係やつると耳との関係等によって異
なる場合があるが、本実施の形態では、前述したように
前記基準角度を調節することができるので、好ましい。
もっとも、本発明では、基準角度の調節手段は必ずしも
なくてもよい。
【0036】[第2の実施の形態]
【0037】図7は、本発明の第2の実施の形態による
照明装置の回路構成を示す電気回路図である。図7にお
いて、図6中の要素と同一又は対応する要素には同一符
号を付し、その重複する説明は省略する。
【0038】本実施の形態による照明装置が前記第1の
実施の形態と異なる所は、図7に示すように、発光量を
調節する光量調節手段として、使用者が操作する光量調
整つまみ41と、このつまみ41に連動して各LED2
1に流れる電流を段階的又は連続的に調節する公知の調
光回路42とが、追加されている点のみである。本実施
の形態では、図面には示していないが、つまみ41及び
調光回路42はプリント回路基板23に搭載されてい
る。もっとも、つまみ41や調光回路42を電源部3側
に配置することも可能である。なお、図面には示してい
ないが、前記調光回路42に代えて、各LED21に流
れる電流を変えることなく、電流を流して発光させるL
ED21の数を変える回路を用いることもできる。
【0039】本実施の形態によれば、前記第1の態様と
同様の利点に加えて、使用者に合わせてあるいは周囲の
光量に応じて、最適な照明光量に設定できるという利点
を得られる。
【0040】[第3の実施の形態]
【0041】図8は、本発明の第3の実施の形態による
眼鏡システムを構成する眼鏡51を示す概略斜視図であ
る。図8において、図1乃至図6中の要素と同一又は対
応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省
略する。
【0042】本実施の形態による眼鏡システムは、図8
に示す眼鏡51と、図1中の電源部3とから構成されて
いる。
【0043】眼鏡51は、図1乃至図6中の眼鏡1と照
明装置本体2とを一体化した構成を有している。すなわ
ち、眼鏡51では、LED21及び抵抗22(図8では
図示省略)を搭載したプリント回路基板23が、右目用
のレンズ52R及び左目用のレンズ52Lの上部を支持
する支持部並びにブリッジ部として用いられている。こ
れに伴い、眼鏡51では、眼鏡1のレンズ枠11R,1
1Lに相当するものは用いられておらず、また、クリッ
プ27及び取付基板24は取り除かれている。さらに、
眼鏡51では、ジャック保持部25が取り除かれ、ジャ
ック30は左耳用のつる53Lの後端部に設けられてい
る。図面には示していないが、ジャック30に接続され
た接続リード線は、つる53L内を通るように配線され
ている。本実施の形態では、LED21として、チップ
型の白色LEDが用いられている。図8において、53
Rは右耳用のつる、54は鼻当てである。
【0044】本実施の形態による眼鏡システムによって
も、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる。た
だし、本実施の形態では、既存の眼鏡をそのまま利用す
ることはできない。
【0045】なお、前記第1の実施の形態を変形して第
2の実施の形態を得たのと同様の変形を、本実施の形態
に適用してもよい。
【0046】また、本実施の形態において、電源部3を
用いる代わりに、小型のバッテリを眼鏡51の適当な箇
所に設けてもよい。この場合には、電源スイッチをつる
等に設けることが好ましい。
【0047】[第4の実施の形態]
【0048】図9は、本発明の第4の実施の形態による
眼鏡システムを構成する眼鏡61を示す概略斜視図であ
る。図10は、図9に示す眼鏡61の、カバー62を閉
じた状態を示す概略側面図である。図11は、図9に示
す眼鏡61の、カバー62を開いた状態を示す概略側面
図である。図12は、本実施の形態による眼鏡システム
の回路構成を示す電気回路図である。これらの図面にお
いて、図1乃至図6及び図8中の要素と同一又は対応す
る要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略す
る。
【0049】本実施の形態による眼鏡システムが前記第
3の実施の形態と異なる所は、図9乃至図12に示すよ
うに、発光部としてのLED21を覆う開閉自在の化粧
用のカバー62と、マイクロスイッチ63とが、追加さ
れている点のみである。
【0050】本実施の形態では、カバー62は、基板2
3の前面の全体をちょうど覆うように構成され、取付部
62を介して軸64回りに回動することによって、開閉
できるようになっている。なお、カバー62は、図示し
ないばね等によって、図9及び図10に示す閉じた状態
又は図11に示す開いた状態に保持されるようになって
いる。マイクロスイッチ63は、基板23上に搭載さ
れ、カバー62が開いたときに自動的にオンするととも
に、カバー63が閉じたときに自動的にオフするように
なっている。このマイクロスイッチ63は、電源スイッ
チと同様に作用するように、図12に示すように回路に
挿入されている。
【0051】本実施の形態によれば、前記第3の実施の
形態と同様の利点が得られる他、読書等以外の場合にL
ED21をカバー62で覆うことができるので、体裁が
良くなるという利点も得られる。また、本実施の形態に
よれば、スイッチ63によって、カバー62の開閉によ
って自動的に発光及び消光を行うことができるので、操
作性が向上するという利点も得られる。特に、小型の電
池を眼鏡61に搭載した場合には、ジャック30及びプ
ラグ33が取り除かれるので、使用者が操作する電源ス
イッチを設ける場合に比べて、その利点は顕著となる。
【0052】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
老眼や白内障や緑内障やその他の視力の低下した人であ
っても、場所に制約を受けることなく本等が照明されて
読書等が容易となり、しかも、他人に不快感を与えるお
それのない、照明装置及び眼鏡システムを提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による照明装置を示
す概略構成図である。
【図2】図1に示す照明装置を示す図であり、図2
(a)は図1中のA−A’矢視図、図2(b)は図2
(b)中のB−B’矢視図である。
【図3】図2(c)中のC−C’線に沿った概略断面図
である。
【図4】所定の調節状態を示す図1中のD−D’矢視図
である。
【図5】他の調節状態を示す図1中のD−D’矢視図で
ある。
【図6】本発明の第1の実施の形態による照明装置の回
路構成を示す電気回路図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態による照明装置の回
路構成を示す電気回路図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態による眼鏡システム
を構成する眼鏡を示す概略斜視図である。
【図9】第4の実施の形態による眼鏡システムを構成す
る眼鏡を示す概略斜視図である。
【図10】図9に示す眼鏡のカバーを閉じた状態を示す
概略側面図である。
【図11】図9に示す眼鏡のカバーを開いた状態を示す
概略側面図である。
【図12】本発明の第4の実施の形態による眼鏡システ
ムの回路構成を示す電気回路図である。
【符号の説明】
1,51,61 眼鏡 2 照明装置本体 3 電源部 21 LED 22 抵抗 23 プリント回路基板 24 取付基板 25 ジャック保持部 26 水銀スイッチ保持部 27 クリップ 28 水銀スイッチ 30 ジャック 31 バッテリ 33 プラグ 62 カバー 63 マイクロスイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 眼鏡の前方を照明し得るように前記眼鏡
    に装着可能かつ前記眼鏡から取り外し可能に構成された
    発光部と、前記眼鏡の仰俯角が基準角度に対して仰角側
    の角度であるか否かを検出する検出手段と、使用者の操
    作に応じて前記発光部を発光及び消光させる作動手段と
    を備え、前記仰俯角が前記基準角度に対して仰角側の角
    度である場合には、前記作動手段の動作に関わらず、前
    記発光部を自動的に消光させることを特徴とする照明装
    置。
  2. 【請求項2】 前記基準角度が調節可能となるように構
    成されたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記発光部の発光量を調節する光量調節
    手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の照
    明装置。
  4. 【請求項4】 前方を照明し得るように発光部が装着さ
    れた眼鏡と、該眼鏡の仰俯角が基準角度に対して仰角側
    の角度であるか否かを検出する検出手段と、使用者の操
    作に応じて前記発光部を発光及び消光させる作動手段と
    を備え、前記仰俯角が前記基準角度に対して仰角側の角
    度である場合には、前記作動手段の動作に関わらず、前
    記発光部を自動的に消光させることを特徴とする眼鏡シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記基準角度が調節可能となるように構
    成されたことを特徴とする請求項4記載の眼鏡システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記発光部の発光量を調節する光量調節
    手段を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の眼
    鏡システム。
  7. 【請求項7】 前記発光部を覆う開閉自在のカバーを備
    えたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載
    の眼鏡システム。
  8. 【請求項8】 前記作動手段は、前記カバーの開閉に応
    じてオンオフするスイッチを有し、前記作動手段は、該
    スイッチのオンオフに応じて、前記カバーが開いている
    場合に前記発光部を発光させるとともに、前記カバーが
    閉じている場合に前記発光部を消光させることを特徴と
    する請求項7記載の眼鏡システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101524149B1 (ko) * 2014-04-08 2015-05-29 삼성중공업 주식회사 작업용 안경

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