JP2002228095A - コールドエバポレータ - Google Patents
コールドエバポレータInfo
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Abstract
くするとともに、貯蔵量の増減を容易に行うことのでき
るコールドエバポレータを提供する。 【解決手段】 パネル型外装容器(1)内を貯槽収容室
(2)と機器類収容室(3)とに区画して形成し、超低温液
化ガスを貯蔵する複数の内側容器(4)を貯槽収容室(2)
に並列させて配置する。この複数の各内側容器(4)を全
体を一系統とする状態あるいは複数組となる状態に接続
して並列接続とする。貯槽収容室(2)内に断熱材(9)を
充填し、液化ガス供給路(5)(6)、液化ガス取出路
(8)、気化ガス取出路(7)の各端部を機器類収容室(3)
に位置させる。
Description
液化ガスの消費施設等で、単一種類の低温液化ガスや複
数種類の低温液化ガスを貯蔵するためのコールドエバポ
レータに関する。
素、アルゴン等の低温液化ガスを貯蔵し、必要に応じて
この低温液化ガスを取り出して気化し、使用先に供給す
る低温液化ガス貯槽をいい、一般的には、内槽と外槽か
らなる二重タンクであり、内外槽間に断熱材を充填し、
内槽内に低温液化ガスが貯蔵されるようになっている。
レータは、基本的に縦長の円筒体で形成した外槽内に、
単一種類の低温液化ガスを貯蔵する場合には1基の内槽
を、また複数種類の液化ガスを貯蔵する場合には複数個
の内槽を上下に配置した構造になっていた。外槽が円筒
体、すなわち、平面視円形であることから、コールドエ
バポレータの設置個所において、敷地に略三角形状のデ
ッドスペースが生じていた。
は、貯蔵量に不足が生じたとしても、容易に貯蔵量増加
に対応することができずその増加量に見合った新たなコ
ールドエバポレータを追加建設しなければならないが、
この建設工事が大規模になるという問題があった。
たもので、外槽の周りでのデッドスペースの発生を少な
くするとともに、貯蔵量の増減を容易に行うことのでき
るコールドエバポレータを提供することを目的とする。
めに請求項1に記載した本発明は、パネル型外装容器内
を貯槽収容室と機器類収容室とに区画して形成し、超低
温液化ガスを貯蔵する複数の内側容器を貯槽収容室に並
列させて配置するとともに、各内側容器同士を液化ガス
供給路、気化ガス取出路でそれぞれ並列に接続し、貯槽
収容室内に断熱材を充填し、液化ガス供給路、液化ガス
取出路、気化ガス取出路の各端部を機器類収容室に位置
させたことを特徴としている。
型外装容器内を貯槽収容室と機器類収容室とに区画して
形成し、超低温液化ガスを貯蔵する複数組の内側容器を
貯槽収容室にそれぞれ並列させて配置するとともに、各
組をなす内側容器同士を液化ガス供給路、気化ガス取出
路でそれぞれ並列に接続し、貯槽収容室内に断熱材を充
填し、それぞれの液化ガス供給路、液化ガス取出路、気
化ガス取出路の各端部を機器類収容室に位置させたこと
を特徴としている。
器内に複数の内側容器を並列させて配置し、各内側容器
同士あるいは複数組に形成した内側容器同士をそれぞれ
液化ガス供給路、液化ガス取出路、気化ガス取出路で並
列接続していることから、コールドエバポレータとして
パネル型のユニットに形成することができる。この結
果、コールドエバポレータの設置個所周りのデッドスペ
ースを小さくできるようになる。また、パネル型に形成
したユニットを追加するという簡単な工事だけで液化ガ
ス貯蔵量を容易に増加させることができるようになる。
バポレータを示し、図1は全体の概念を示す一部破断斜
視図、図2はそのフロー図である。このコールドエバポ
レータは、矩形の箱型に形成した外装容器(1)内を貯槽
収容室(2)と機器類収容室(3)とが左右に位置する状態
に区画して形成し、この貯槽収容室(2)内に複数(図で
は4本)の筒型内側容器(4)が縦長に位置させた状態で
一列に並べて配置してある。
化ガス供給路(5)で連通接続してあり、上端部において
液化ガス供給路(6)、気化ガス取出路(7)でそれぞれ連
通接続することにより、それぞれ並列接続してある。そ
して、最も機器類収容室(3)側に位置する内側容器(4a)
には液化ガス取出路(8)が内側容器(4a)の内部に突入し
ている。また、これら上下の液化ガス供給路(5)(6)、
気化ガス取出路(7)、液化ガス取出路(8)の他端部は機
器類収容室(3)内に突入して位置している。
と各内側容器(4)との間にはパーライト等の断熱材(9)
を充填し、この断熱材(9)を充填した空間を真空状態に
維持することにより、外装容器(1)外の熱の影響が内側
容器(4)に表れないようにしてある。
する場合には、図示を省略した空温式蒸発器を、このコ
ールドエバポレータに連通接続する。
箱型に形成した外装容器(1)の貯槽収容室(2)内に立て
向きに並列させて配置した4本の筒型内側容器(4)を、
2本ずつを一組として、液化ガス供給路(5)(6)、気化
ガス取出路(7)でそれぞれ連通させることにより、並列
接続したものである。このようにすることにより、複数
種の液化ガスを1つのコールドエバポレータに収容する
ことができることになる。
列配置した状態で並列接続すると、連結されている内側
容器(4)に貯蔵されている液化ガスの充填量は一体に推
移することになり、切換使用の場合とは異なり、安定し
たガス量を供給できることになる。
は、矩形の箱型に形成した外装容器(1)の貯槽収容室
(2)内に、10本の筒型内側容器(4)を2列となるよう
に並列配置したものであり、全体を1系統として各内側
容器(4)を液化ガス供給路(5)(6)、気化ガス取出路
(7)で連通させて並列接続したり、複数本の内側容器
(4)を一組として、各組ごとに液化ガス供給路(5)
(6)、気化ガス取出路(7)で連通させて並列接続したり
するようにしている。
の箱型に形成した外装容器(1)の貯槽収容室(2)内に、
複数(図では4本)の筒型内側容器(4)を上下に並ぶ状態
で横向きに並列配置し、各内側容器(4)を連通路(10)で
それぞれ連通させて並列接続し、最上位の内側容器(4)
からガス供給路(6)及び気化ガス取出路(7)を、また、
最下位の内側容器(4)からガス供給路(5)を連出したも
のである。
矩形の箱型に形成した外装容器(1)の貯槽収容室(2)内
に、複数(図では4本)の筒型内側容器(4)を上下に並ぶ
状態で横向きに並列配置し、複数の内側容器(4)を複数
組に形成し、各組をなす内側容器(4)同士を連通路(10)
でそれぞれ連通して並列接続し、それぞれの組における
上側の内側容器(4)からガス供給路(6)及び気化ガス取
出路(7)を、また、下側の内側容器(4)からガス供給路
(5)を連出したものである。
は三角柱状の箱体に形成した外装容器(1)の内部に筒型
の内側容器(4)を複数本(図では4本)縦向きに並列配置
し、各内側容器(4)を液化ガス供給路(5)(6)、気化ガ
ス取出路(7)でそれぞれ連通させて並列接続したもので
ある。なお、この場合でも、複数本づつを一組として複
数組の内側容器(4)を外装容器(1)内に収容するように
してもよい。
体で形成した外装容器内に、複数の筒型の内側容器を並
列に配置し、かつ、この内側容器を全体を一系統となる
ように、あるいは複数組の系統となるようにそれぞれ並
列接続してコールドエバポレータをパネル型に構成して
いることから、建屋の壁面等に沿う状態にコールドエバ
ポレータを設置することができることになる。この結
果、コールドエバポレータの周囲にいわゆるデッドスペ
ースが生じることがなくなり、敷地を有効に利用するこ
とができるようになる。
ポレータは1つのユニットであることから、このユニッ
トを増設することにより、簡便な工事で貯蔵量を容易に
増加させることができることになる。
概念を示す一部破断斜視図である。
断斜視図である。
容室、4…内側容器、5・6…液化ガス供給路、7…気
化ガス取出路、8…液化ガス取出路、9…断熱材。
Claims (10)
- 【請求項1】 パネル型外装容器(1)内を貯槽収容室
(2)と機器類収容室(3)とに区画して形成し、超低温液
化ガスを貯蔵する複数の内側容器(4)を貯槽収容室(2)
に並列させて配置するとともに、各内側容器(4)同士を
液化ガス供給路(5)(6)、気化ガス取出路(7)でそれぞ
れ並列に接続し、貯槽収容室(2)内に断熱材(9)を充填
し、液化ガス供給路(5)(6)、液化ガス取出路(8)、気
化ガス取出路(7)の各端部を機器類収容室(3)に位置さ
せたコールドエバポレータ。 - 【請求項2】 貯槽収容室(2)に内側容器(4)を縦長状
に配置した請求項1に記載のコールドエバポレータ。 - 【請求項3】 貯槽収容室(2)に内側容器(4)を横長状
に配置した請求項1に記載のコールドエバポレータ。 - 【請求項4】 パネル型外装容器(1)が直方体である請
求項1〜3のいずれか1項に記載のコールドエバポレー
タ。 - 【請求項5】 パネル型外装容器(1)が縦長の三角柱状
である請求項1又は請求項2に記載のコールドエバポレ
ータ。 - 【請求項6】 パネル型外装容器(1)内を貯槽収容室
(2)と機器類収容室(3)とに区画して形成し、超低温液
化ガスを貯蔵する複数組の内側容器(4)を貯槽収容室
(2)にそれぞれ並列させて配置するとともに、各組をな
す内側容器(4)同士を液化ガス供給路(5)(6)、気化ガ
ス取出路(7)でそれぞれ並列に接続し、貯槽収容室(2)
内に断熱材(9)を充填し、それぞれの液化ガス供給路
(5)(6)、液化ガス取出路(8)、気化ガス取出路(7)の
各端部を機器類収容室(3)に位置させたコールドエバポ
レータ。 - 【請求項7】 貯槽収容室(2)に内側容器(4)を縦長状
に配置した請求項6に記載のコールドエバポレータ。 - 【請求項8】 貯槽収容室(2)に内側容器(4)を横長状
に配置した請求項6に記載のコールドエバポレータ。 - 【請求項9】 パネル型外装容器(1)が直方体である請
求項6〜8のいずれか1項に記載のコールドエバポレー
タ。 - 【請求項10】 パネル型外装容器(1)が縦長の三角柱
状である請求項6又は請求項7に記載のコールドエバポ
レータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001021641A JP2002228095A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | コールドエバポレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001021641A JP2002228095A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | コールドエバポレータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002228095A true JP2002228095A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18887164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001021641A Pending JP2002228095A (ja) | 2001-01-30 | 2001-01-30 | コールドエバポレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002228095A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006022854A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Air Water Inc | 大形極低温液化ガス貯槽 |
CN100422627C (zh) * | 2003-11-18 | 2008-10-01 | 大阳日酸株式会社 | 低温蒸发器 |
WO2023199429A1 (ja) * | 2022-04-13 | 2023-10-19 | 川崎重工業株式会社 | 液化ガス貯蔵タンクユニット |
-
2001
- 2001-01-30 JP JP2001021641A patent/JP2002228095A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100422627C (zh) * | 2003-11-18 | 2008-10-01 | 大阳日酸株式会社 | 低温蒸发器 |
JP2006022854A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Air Water Inc | 大形極低温液化ガス貯槽 |
JP4738766B2 (ja) * | 2004-07-06 | 2011-08-03 | エア・ウォーター株式会社 | 大形極低温液化ガス貯槽 |
WO2023199429A1 (ja) * | 2022-04-13 | 2023-10-19 | 川崎重工業株式会社 | 液化ガス貯蔵タンクユニット |
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